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平成31年1月31日(木) 午前3時半起床。曇りのち雨。未明の外気温7℃。写真は朝食の一部です。味噌汁にメカブが入っていました。ネバネバ感がよかったです。卵かけご飯は好物です。 今日で1月が終わります。来年度の事業と予算のあらましに目途がつきました。一服です。終日デスクワーク。午後遅くに予定した会議も滞りなく、でした。写真は昼に食べたチャンポンです。部下たちが南国のラーメンを取るというので便乗。価格は1ラーと少し、650円でした。箸を付けた後なのでちょっと見苦しい画像になりました。 会社の引けて、近くにある1,000円カットに向かいました。月末なので午後5時閉店とありました。天井の張替能わず。雨模様なので、走るのを諦めました。図書館に廻りました。本の借り換え。写真はロビーに飾られた雛人形です。そうか、もうその季節だな。わが家のものも急ごう。雛人形は早くに出して、3月3日が終わると直ぐに撤収が基本です。それを怠ると、娘の婚期が遅れるとのジンクス有り。杣夫は宗教に靡きませんが、迷信を信じます。 見入っていたら、感じのよい妙齢の女性職員がこれを手渡してくれました。図書館の無料お茶会が案内です。粋なことをします。 以下は図書館に貼ってあったポスター写真2枚です。1枚目は私のまちにある歴史資料館の企画「豊後の名刀&大横綱双葉山」展です。どうして刀と横綱なのか判りません。ただ、国技館に飾る優勝額写真は横綱が太刀を持ってのポーズです。その関係かな。 もう一枚は芥川龍之介賞受賞、郷土が誇り、小野正嗣氏のサイン入りポスターです。佐伯市蒲江の出身です。文学少年少女がこれを見たら、きっと憧れを抱きます。ちなみに小野氏はNHK、Eテレの日曜美術館にキャスターとして出演中。フランス留学で磨いたであろう感性がいい感じです。余談です。相方はアナウンサーの高橋美鈴氏。調べたら室蘭出身とのこと。「冬のソナタ」のヒロイン、チェ・ジウ、或いは樋口可南子さんに似ている綺麗な方です。 おっと、話が逸れました。帰宅して風呂を浴びました。経の当てはカツオのたたき。生協が配達の冷凍品です。コープの商品は当たり外れがありません。この通りの赤みです。 地酒「鶴城」を燗にしてみました。時には小さな杯もよいです。 おっ、筍だ。これも親方にもらったもの。今日は酢味噌を付けてみました。ホクホクがいい感じでした。 デザートはポチのおばちゃんに貰った甘夏。うん、とてもジューシーだ。 さて、月の終わりは閑談に如くは無しです。先日、月曜日にアマゾンビデオで映画「ショーシャンクの空に」を見ました。3度目でしたが感動しました。私の中では5本の指に入る作品です。無実の罪で終身刑の主人公が、刑務所内で誇りを失わず・・・のストーリーです。見入ってしまい、時を忘れました。銀幕の中、一番のシーンは主人公ティム・ロビンス扮するアンディが刑務所図書室でフィガロの結婚のレコードを見つけます。それをもって放送室に閉じ籠もって聴き始め、「手紙の二重奏」の「そよ風に寄せる」を所内のスピーカー全部に流す場面です。何度見てもうっとり。すさむ刑務所の空気が、一瞬ですが、いっぺんに変わります。お薦めの映画です。今日の類語「誇り」 自負、矜持、自尊心、プライド、気位 気位は「きぐらい」と読みます。矜持という言葉には格好のよい響きがありますが、気位にはお高くとまるニュアンスがあってちょっと・・・。今日の一句一月の晦雨に襟を立て寒湿り妻の高菜が水を得る 今日のランなし今日の酒冷酒1合 燗1合 ウイちゃんホット割り1杯今日の写真は図書館で借りた6冊の中の1冊。別冊太陽が木村伊兵衛の特集です。監修は田沼武能。何年も前の話になりますが、私のまちで水源の里シンポジウムが開催されました。私、それに関係しました。写真コンクールもあって、表彰式を行いました。その際、田村氏が来佐しました。名刺を頂戴しました。フグの懐石を召し上がった際、彼のミラーレスで同席メンバーの集合写真を撮りました。後日、彼のサイン入り、その写真が皆に送られてきました。私は何故かその1枚に映っていない。残念です。
2019年01月31日
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平成31年1月30日(水) 午前4時半起床。晴れ。霜降。 出勤時、今日が検診の父を車に乗せました。N医療センター経由。道中、あれこれ訊いてきました。誰彼の消息が多かったです。困ったのは、この春にある県会議員選挙の見通し。その分野には疎いし、関心も無い。「とうちゃん、もうそんなことはどうでもいいだろう」そう返しました。 仕事は某案件でボードミーティング。其の後は子会社の経営について情報交換。昼前、お客様があり、話し込みました。Hさんです。今月いっぱいで某ホテルを退職します。一献の約束をしました。暫し共通の趣味、音楽談議。彼はクラシックの分野に通じています。海外生活が長く、有名どころの生演奏を数多く聴いているそうです。今日も蘊蓄を披露してくれました。ミュンシュはゲヴァントハウスのコンマスだったとか、朝比奈隆が札響を振ったブルックナーの録音があるとか、渡辺暁雄が東京芸大の教授だったとか・・・。楽しい話でした。写真は彼が貸してくれた朝比奈隆、大阪フィルのベートーベン交響曲全集。ライブ盤です。彼は全部の会場に足を運び、生でこれを聴いたとのこと。素晴らしい。 午後は退職を控えた者に対する手続きの説明会。2時間ほどで終わりました。弊社の退職届様式を見て、ああ、自分は会社を離れるんだ、実感が湧きました。写真は昼に食べた弁当。皮しか写っていませんが、焼き鮭が美味しかったです。 夕刻、野暮用あり、30分ほど早くに退社。それを済ませて帰宅。着替えて走りました。社屋の勝手口を出た時は青空でしたが、走り始めて忽ち雲に覆われました。明日は雨の予報です。暗い中、いつもよりちょっとだけ距離を伸ばしました。途中、イチゴハウスの並ぶところでKさんに遇いました。懐かしい顔でした。遇うのは30年ぶりくらい。私が入社、水産の営業をしていた頃、異業種交流で出会いました。畜産を生業としていました。このところ肉牛の相場がいいようなので、稼業如何、訊いてみました。その仕事から離れたとのこと。某氏の世話になり、ニラとアスパラをやろうかと考えているとのこと。私より幾つか年上のはずです。新しいことに挑戦の意欲、素晴らしいです。翻って自分の今後は何と矮小なことか。考えてみるとなんだか小人閑居だな、もっと生産性のあること、人の役に立つことを出来ないものか。でも、結局、好き勝手のあれこれに流されるはずです。遊ぶしか能のない杣夫です。 あれこれを考えながらランを小一時間。帰宅してシャワーを浴びようとしていたらピンポーン。ポチの飼い主、JのKやん宅の奥さんでした。どっさり、甘夏をくれました。嬉しいな。ポチの散歩が礼なのでしょうか、それとも裏庭にある櫟を始末の依頼でしょうか。よく判りませんが頂戴しました。もしかして、ポチの散歩を終えた後、無断でこの実をちぎり、散歩の駄賃と嘯いていましたが、その泥棒を見られたのかも知れません。告白したら、笑われました。 次の写真は夕食。今日は野菜が多かったです。 こちらは小松菜。調味料を全く使っていないとのことでした。とても甘かったです。 食後、昼に録画したフランス映画を見始めましたがこっくりこっくり。10分でバタンキュー。 ネタ切れにつき、熊平製作所の「抜萃のつづり」のことを。題字は清水寺元貫首、大西良慶和上だそうです。 ゆうメールで届きました。前にも書いたことがありますが、毎年1回、新聞雑誌から拾ったエッセイ・随筆・意見を纏めたものです。人生にあって一服の甘露です。今号は36人の方の文章を掲載していました。どれも考えさせられる内容です。これ、無料です。希望すれば送ってくれます。社のホームページに申し込み方法が書いてあります。お薦めです。熊平製作所は金庫を作る会社です。創業者の熊平源蔵氏が社会貢献にと昭和6年、刊行を始めたと表紙の裏に書いてありました。今日の類語「どっさり」 分量の多いことです。類語も多い。 多量、大漁、莫大、膨大、巨万、一杯、豊か、富む、豊富、潤沢、豊満、豊饒、豊沃、肥沃、宝庫、満載、盛り沢山、無尽蔵、山程、ごまんと、たっぷり、しこたま、たんまり、がっぽり、がっぽがっぽ。わんさと、ふんだんに 後半のひらがなを読んで、なんだか亮さんの「食べて飲んで」を連想。今日の一句朝比奈のタクトの先に春のあり今日のラン10km今日の酒冷酒1合 白波ロック1合 今日の写真は仲宗根政善「ひめゆりの塔をめぐる人々の手記」角川文庫です。この本には本田勝一の書いた「戦場の村」とおなじものがあります。戦争とはイラク戦争のよう、離れた土地のリビングで見る爆撃のバーチャル映像ではありません。ひとり一人の人間が血みどろになって苦しみ死んでいくものです。手足が千切れ、内臓が飛び出し、目や口鼻がただれ、傷に蛆がわきながらです。それも老若男女を問わず。平和の時代には美しい娘さんであったろう肉体が、命を失い、腐っていくのです。もし、その一人が私の娘だったらと思うとやりきれません。読んで胸をえぐられます。空恐ろしいことです。天真爛漫、10代後半、看護経験のない師範学校や高女の生徒が何故従軍看護をすることになったのか、命をおとさなければならなかったのか。理由は簡単です。戦争をしたからです。
2019年01月30日
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平成31年1月29日(火) 午前6時起床。曇り。霜のない朝でしたが寒かった。ニュースで昨夜、サッカーの勝ったことを知りました。前半は眠気を我慢して感染しましたが、日付変更線を超えることが出来ませんでした。 さて、森安ジャパンで盛り上がっていますが、杣夫はプロ野球。明々後日がキャンプインです。カープの4連覇はあるのか、ファンとして気になるところです。一方、連覇が続くと興味も半減します。こういうことでは真のカープファンとは言えないな。さて、今シーズンの関心は、なんといっても金満球団です。果て無き札びら攻勢補強が奏功するのか、それとも笑い種になるのか。週刊誌等によると、大方の予想は後者のようです。 終日デスクワーク。午前にお客様がありました。検討した不動産利用をお断りしました。いい物件でしたが、仕方ありません。時代は投資から処分へ向かっています。弊社も同業他者同様、資産価値の低い物件を腹一杯抱えています。早急に始末を、というのが方針です。弊社の辞書にはバランスシートとか複式簿記といった言葉はありません。その物差しを当てたら含み損により倒産です。急がねばなりません。私はあと2ヶ月で退職です。もうその仕事に係わることもありません。若い社員は一層厳しい状況におかれるのだろうな。頑張って欲しいです。写真はそれとは関係ありません。昼に食べた弁当です。仕出し屋のものでした。 次の写真は、変わり映えしませんが、佐伯大橋から煙草山を見るの図。早く帰宅しないと走る時間が・・・。日没との競争でした。 ランの後、汗を流しました。そこからが至福の時間はリラック酒。今日はこれにしてみました。禁玉さんの奥さんが大好きという岐阜・多治見の三千盛、純大吟の濁り酒でした。 抜栓したらシュワシュワでした。 瓶をゆるり振った後はこんな感じ。その通り、濁って蛇の目が見えません。飲んだ印象は、つるり、癖の無い上品さでした。 当てはこれ。冷凍してあった締め鯖です。解凍して少し水っぽい。この手のものは大量にこさえるのではなく、1尾、多くても2尾だな、そう独りごちました。魚が安いからといって、欲ばってはいけません。頃合い、加減の判らぬ杣夫ですから仕方ありませんが。 おっ、筍だ。先日、親方に頂いたものです。蒸し焼きにしてわさび醤油で。ホクホク。なんだかグリーンアスパラのよう。これは美味かった。親方、有り難うございました。 メインは麻婆豆腐。どっかり来ました。 猪口を置いて音楽タイム。このところ、EMIのカラヤンシリーズを攻めています。2巡目です。会社への往復に毎日1~2枚ずつ。家のオーディオでも、です。聴くほどに改めてカラヤンが仕立ての見事さに引き込まれます。今夜はチャイコのピアノコンチェルト1番。ピアノがアレクシス・ワイセンベルグ、オケはパリ管。余談です。数年前、北九州でパリ管を聴きました。マーラーの5番でした。別にどうということはないのですが、半世紀前の演奏を聴き、そのオケの生演奏を今になって、というのが遥かです。この感覚、解ってもらえるかなぁ。 次の写真はトラです。足下にゴロリ。寒い夜はストーブの側から離れません。 おーよしよし、お前が一番だ。今日の類語「競争」 競う、競る、張り合う、先を争う、競合 「競う」は「きそう」、「競る」は「せる」と読みます。競争と競走を間違わないよう用いることが肝要です。今日の一句(今日は佐伯の山側名所シリーズです。19首)彦岳の名前流れる甲子園霊峰に急の階段初詣(尺間山)山腹に乳石転ぶ洞かな(狩生鍾乳洞)高政の居城に駆ける陣太鼓番匠の水面に映えし煙草山番匠の川面に踊る鮎若し元越は四海絶佳が其処にある鮎返し浄蓮滝に勝りけりカマツカのそろり佇む水車小屋(小半)佩盾の分水嶺に化石割る縦走路六角小屋に怪の棲む(祖母傾)船石が胡坐を組んで道阻む(夏木山)渓谷に滝壺回す石のあり仰ぐ滝観音様の槍が降る銀鉱や苔の生したり間府の口日之影に羊腸の道暮れて行く(杉ケ越峠)嫁入りの行列映る湖水なり(北川ダム、田代橋)雲海に祖母傾を浮かべ見る(樫峰)落人の越えし峠は梓かな今日のラン4km今日の酒冷酒2合 白波お湯割り5勺今日の写真は手に取った本です。本山賢司「図解さかな料理指南」新潮文庫。著者はイラストレーターです。中の図は表紙にある如く全て手書きです。勿論、添えた文章も締まりがよいです。ブックオフにて100円が有り難い。
2019年01月29日
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平成31年1月27日(日) 午前4時起床。晴れ。数日来の新聞を纏め読み。大相撲は白鵬休場で面白くありません。玉鷲の優勝で決まりだな。珈琲を淹れて読書。といっても今日は写真集。新美敬子「世界の旅猫105」講談社文庫。ペラペラ捲って、猫は中東から地中海にかけての風景が似合うな、と思いました。 冷蔵庫にこれがありました。昨日、父の幼馴染みにして同級生のS子さんが苺大福をこさえてくれたとのこと。幾つかを妻が貰い受け、私もお零れに預かりました。珈琲によく合いました。 パクリ。うん、美味しい。木立は苺の特産地です。それを用いての手作り、格別です。余談ですが、S子さんも父と同じ90歳。未だ車の運転をする方です。若い。 甘いものを食べて元気が出ました。一っ走りしてくるか。今日は午前11時に父の名代として法事へ出席します。ランをそれまでに終わっておきたい。着替えて出発。今日は頑張りました。何時ものコースをそれ、大中尾方面に。中谷商店の前にあるポストで葉書を投函。戻って小中尾ダムの堰堤まで。たっぷり汗をかきました。カメランはなし。写真は林道で拾った薬莢です。散弾銃の弾。一つは使用間もないかと。もう一つは錆びて随分前のもの。獲物は何だったのだろう。 薬莢の尻にこういう刻印がありました。全く意味がわかりません。 シャワーを浴び、喪服を着ました。父が従兄弟の35日忌でした。同じ地区にある家を訪ねました。先日、父の従弟が亡くなって35日忌が今日でした。黒服に黒ネクタイをして彼の自宅を訪ねました。兄弟や従兄弟を中心に20人余りが集まりました。既に従姉妹を亡くした親戚は私と同様、ピンチヒッターがお参り。久しぶりに顔合わせ、仏間であれこれの世間話に花が咲きました。定刻、黒地に白の文字、養賢僧堂と書いた頭陀袋を下げた雲水がやって来ました。経は般若心経と法華経普門品でした。20分余りで終わったかな。正座の苦手な杣夫です。御免なさいをして胡坐をかきました。家族と近い親戚は和尚を伴って納骨に向かいました。私の住む土地は田舎です。而して「墓地、埋葬等に関する法律」を知りません。家の敷地内や近くにあって足場のよい所有山林の裾野辺りに墓をこさえる人が多いです。頃合いの場所に好き勝手が常套の無法地帯というと語弊がありまが・・・。ということで家のすぐ近くがその場所でした。 この手の法要にはお膳がつきものです。法事に限らず、集まって料理に与ることを「お客」といいます。今日の「お客」は市街地の仕出し屋が会場でした。各人めいめい、経の後、車に乗って町に出ました。故人の奥さんが「何もありませんが、夫を偲びながらの一時を過ごしてください」と挨拶。もちろん乾杯はなく、そろり箸を付けました。写真はそのお膳です。 集まった人たちのうち、半分は懐かしい面々でした。もう半分は顔を知りません。あの方は誰、この人とはどういう縁、挨拶がてら言葉を交わしました。メモをもっていたのが幸いでした。初対面と思しき杖を持った女性に「あらあなた、Tさんの次男?私はあなたを負ぶったことがあってよ」といわれました。故人のお姉さんでした。私の父母が忙しい折、頼まれて兄や私の子守をしてくれたとのこと。全く記憶にないです。しかし彼女は続けて「懐かしいわ、こんなに大きくなって。でもあなたの頭、白くなったわね」手を握られ、かけてくれる言葉はしみじみでした。小柄の彼女は私の体がことのほか大きく見えたのでしょう。 約1時間の会食中、ほとんどの人が「お父さんお母さんは元気ですか?よろしく伝えてください」と異口同音。私は「父は90、母は83です。親父は耳が遠くなり、体力も年齢相応ですが、顎だけは弱りません。小中高校生に戦争体験を話すのが生きがいです。話を聴いた生徒たちから手紙を貰うとたいそう喜びます。お袋のほうは腰が曲がりました。10年余り前に軽い脳梗塞を患いましたが、その影響はありません。少し物忘れをするようになりました。親戚に電話をするのが毎日の日課で、疎まれています(笑い)」幾人もの方に同じことを返しました。 アルコールには手を付けず終い。帰宅は午後2時を回りました。役目はまだ終わっていません。父母に今日のことを報告が残っていました。出席メンバーとそれぞれの近況を話して聞かせました。もちろん言付かった言葉も。私の話を聞きながら、二人とも遠くを見るような表情になりました。色々と思うところがあるのでしょう。 さてと、今日は天気がいいからもう一度走ろうか。着替えました。「あなた、久しぶりに歩かないこと?」 言を入れました。コースは葦高。久しぶりに父の山を見てみようか。小中尾集落を抜け、NのMやんがDYIでこさえた掘立小屋に。ここ「ホオジロの里」は、中に古いオーディオを置いて、仕事のない折は昼夜関係なくガンガン鳴らしています。今日もそうでした。フォークソングをレコードで。なかなかの音でした。 ここは人里から離れた山奥です。林道は所謂「突っ込み」、行き止まりの道です。人通りは全くありません。夜になると精霊の気が濃くなります。一人、過ごすにはちょっと・・・。写真は彼の小屋脇に咲いた紅梅です。空の青に映えて絶妙の色合いでした。これを愛でるのは私と妻だけです。 次の写真は杉の大木です。父の山で一番大きい部類。胴回りの直径は150~160cmほどでしょうか。見るほどにほれぼれはしますが、実際、材としての用途は限られます。下世話に過ぎますが、切り倒しても大した値にはなりません。 ここまで大きくはありませんが、ここにはいい感じの檜と杉が立っています。全部切ったら、しばらく放蕩が出来そうです。でもそうしたらきっと罰が当たるだろうな。でも娘、息子は山に関心がないし。この辺りも考えものです。やっぱり切ってしまおうか。 散歩は2時間近く。陽が沈み、寒くなりました。風呂に飛び込み、温まった後は冷酒をグビリ。録画しておいたアニメ映画「耳をすませば」を見ました。ジブリものはどれもはずれなし。甘酸っぱいストーリーがよろしい。今日の類語「近況」 現況、現状、現勢、現段階、局面 近況に近い類語として、声息、報、便り、沙汰、知らせ、情報、新報、音信、ニュース、報道、音沙汰などがあります。年賀状に僅か1行が嬉しいです。今日の一句戒名の文字を数える従兄弟たち線香や和尚が点けて有り難し法事終え百舌の鳴くなり高い空繰り言を位牌に向ける細い肩青坊主読経の声の冴えており今日のラン12㎞今日の酒冷酒2合 白波お湯割り5勺今日の写真はタラノメまであと1ヶ月の穂先です。父の山、あるところにはびっしりあります。秘密です。もう一枚、こちらはM農園の葡萄畑。巨峰の美味しいのが生ります。格別の甘さです。楽しみだな。平成31年1月28日(月) 午前3時に目が覚めたのですが、起きだすのが億劫でした。午前4時半起床。すかさずトラが朝のネコカリを強請り(ねだり)、纏わりついてきます。毎朝です。 新聞に目を通し、読み止しの本を手に取りました。午前6時過ぎ、早朝散歩をしようか。いや、今朝の霜はきつい。やめて筋トレにしました。そのせいか、朝ご飯が美味しかったです。 終日デスクワーク。午後遅くに研修会がありました。講師は報道機関の方でした。内容とは別ですが、キヤノンの始めたコマーシャルに佐伯の「空の公園」が出ているとのことでした。早く見たいな。写真はそれに全く関係ありません。昼に食べた弁当です。おかずの左は納豆とじ。昼に、です。強烈でした。 まっすぐ帰宅。着替えて一っ走り。汗をかきました。一風呂浴びたらビールが底を突いていました。仕方ないので発泡酒。食事の後は、カラヤンをフィルハーモニア管、ピアノがワルター・ギーゼキングでベートーベンのコンチェルト4番と5番。録音がよく、ギーゼキングのタッチが宝石のよう。ところで私、誰それの演奏が素晴らしいという講釈は垂れますが、実際のところ、その部類の感性は薄いです。作曲家の曲に惚れはするものの、演奏そのものにはそれほど入れ込みません。が、今日の一枚は格別でした。今日の類語「報道」 ニュース、マスコミ、ジャーナリズム、ミニコミ、口コミ 私が思っているだけかも知れませんが、新聞記者は憧れの的です。高収入でした。それが今、インターネットのせいで新聞社は冬の時代と言われています。大丈夫なんでしょうか。今日の一句(今日は佐伯の海岸線名所シリーズです。22首)宇戸崎が二灘分けて魚影濃し黒砂の波紋浪当津に女寄せ絶海に味噌の香りの深島や母の言う屋形の島に老女あり背平山蒲江の海を睥睨し高平の頂き高しグライダー仙崎に旧友の影酒を汲む高山に鐘の音悲し潮騒よ元猿にビキニの跳ぬは夢の後艦隊を見送りし日の空地蔵沖黒の栄螺や美味し父が言い定置網丹賀に寄せよ青魚渡り鳥下梶寄に眠り居り砲台の一発撃たずが勲章さ風に乗りピーヒョロ鳶の眼下舞う段の窓セイ採る小舟岩を掻く喜びも水の子の灯に悲しみも東遷に井戸を掘りたる港あり夫婦岩美味い酒売る店の有り蒲戸崎三石越えぬ浪の無し保戸島に寄す潮速し蒲戸崎猫岩が振り向くような速吸よ今日のラン6km ペースを上げて一杯になりました。今日の酒発泡酒(のどごし)1缶 龍力純米2合 今日の写真はレースのパンフです。佐伯番匠健康マラソン大会。4月28日(日)に佐伯市営陸上競技場をスタート・ゴールのハーフマラソンが行われます。10㎞、5㎞、1.5㎞、ウォークの部もあります。番匠川の支流堅田川沿い、水田やレンゲ畑の広がる緑の中がコースです。参加料は一般が3,500円、ウォークは1,500円。抽選会による商品多数、弁当配布、地元グルメの販売あり。加えて30回の記念大会です。特別ゲストに佐伯豊南高校卒業の宗兄弟がやってきます。余談です。兄弟が高校3年の折、佐伯豊南高校は都大路を走りました。兄弟とも大活躍。チームは7位入賞を果たしました。余談の余談です。その折のメンバーの一人が番匠健康マラソン大会の世話人です。この大会、私も40代、50代のころ、幾度か走りました。土砂降りの中だったこともあります。もうレースから離れて4年になります。も一度きちんと練習を積んで出場してみようかな。あと3か月あるし。
2019年01月28日
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平成31年1月26日(土) 午前4時に目が覚めました。ホテルのベッドに横となったままスマホのニュースをサーフィン。いい話は一つも無い。面白くありません。階下に降り、温泉に浸かりながら、別府湾に陽の昇るのを見ようか。しかし、雲が低く垂れ込め、能わず。部屋に戻ったら何と雪でした。 朝食はバイキング。温泉宿には卵かけご飯と相場が決まっています。しかし、生卵がありませんでした。仕方が無いのでスクランブルエッグを代用しました。うーん、違うな。鰺の干物、タラコ、大根おろしに釜揚げチリメンなどがおかず。食べ放題に腹がパンパン。さてと、チェックアウトしようか。宿泊の部屋は11階でした。エレベーターは3機ありますが、降りてくるのは全部満員。同階で待つ他のお客さんは諦め「階段で下ろう」。ちょっと待って、いい方法がある、そう言って上階向けのボタンを押しました。案の定、空箱でした。乗り込んで最上階へ。そこで大人数が乗り込んできました。折り返し、1階のフロントに到着。途中、各階でエレベーターを待つ宿泊客をやり過ごしました。ニンマリ。我ながら妙案、機転の利くと密か、悦に入りました。 さて、昨夜、同僚に「別府には日本酒の充実したお店がある」と聞いていました。駅の近くだそうでした。小谷商店。そこに突っ込みました。 なるほど。冷蔵庫に美味そうなのが唸っていました。同じスタイルのそれが別の壁面にも。噂通りでした。 こちらは焼酎の部。素晴らしい品揃えです。目移りしていけません。飲んだことのない生を中心、4合瓶と1升瓶併せて5本を買いました。 おっ、不老泉だ。酒屋の隣に名湯がありました。ひとっ風呂浴びていくか。 湯船はこんな感じでした。判りにくいですが、同じ広さのものが湯気の向こうにありました(微かにそれと判ります)。手前は熱くて入ること能わず。向こうに身体を沈めました。外の寒気と違い、中は天国。余談です。湯のまち別府です。いたるところに市営や地区所有の共同浴場があります。料金は無料かせいぜい1/3ラー。ここも1/6ラーでした。余談の余談です。前にも書きましたが、このまちには競輪場があります。その敷地内にもこの手の温泉が。名前も「競輪温泉」というそうです。こういうところに住んでみたい。 高速道路、別府・大分間は通行止めでした。大分インターまで別大国道を戻り、そこからハイウェイに。次の写真は宮河内インターを佐伯方面に過ぎた辺り。積もっていました。 帰宅は昼前になりました。おっ、ブツが届いているぞ。兵庫・姫路の本田商店が造る龍力の1升瓶。しかも2本。クエッ、クエッ(この表現、判る人には判る喜びがアクションです)。素晴らしい。うらこさんからでした。コメントを寄せてくれる方です。後で知ったことですが、妻と同い年。高校1年の時、同じクラスだったとのこと。正月にあった彼女たちの学年同窓会で妻に声をかけてくれたとのこと。それをして、拙宅住所を知り、立派な酒を送ってくれました。有り難うございました。 酒専用の冷蔵庫が一杯になりました。嬉しい悲鳴です。溢れた酒、今日、別府で求めた1本を父へ届けました。口汚い杣夫です。手渡しのその場で開栓、一口味見をしました。「どうかのぅ」父に舌打ちされました。「いや、毒味、毒味だよ」。佐賀・鹿島市の矢野酒造が造る生酒「蔵心」。上品。 午後は読書。これも昨日、ブックオフで買った内の1冊。本田勝一のものは何冊も読みましたが、これは強烈でした。「地獄の黙示録」、「ランボー」、「プラトーン」、「フルメタルジャケット」・・・どの戦争映画も描かなかった戦場がこの本にはありました。当然、こちらが真実です。 おっ、もうこんな時刻か。日が傾きました。大坂の試合前に一っ走りしておこう。葦高まで往復。林道が寒かったです。天神さんの階段もやっつけました。汗を流して、早速龍力を抜栓。純米の新酒です。濃厚・芳醇。チェイサーを横に置いていないと、足を取られかねません。アル度18%。 今夜の当てはおでんでした。うん、よい組み合わせだ。 テニスは全豪の決勝に相応しい試合でした。そのスポーツには疎いので、いい加減なコメントになります。大坂選手、これといった特徴の無いプレーヤーですが、馬に喩えると自在。オールラウンドと言いましょうか。正攻法、奇策を跳ね返す力量があると、それが一番よい。それにしても相手のクビトバ選手といい、テニスの女性はよく叫びます。声を出して自らを昂ぶらせるのだろうか。今日の類語「毒味」 味わう、賞味、玩味(翫味)、舌鼓を打つ、味見 玩味は「がんみ」と読みます。とは食べ物をよくかんで味わうこと。私は丸飲みのことが多いです。玩味を心がけないといけません。そういえば息子も食事は丸飲みのことが多かった。今度、注意しよう。今日の一句別府よし湯気の向こうに純米酒今日のラン10km今日の酒冷酒2合 燗酒5勺 ワイン150ml今日の写真はリュウキンカ?です。必中、花が開いて夜は閉じます。この時期にこの緑。これも春です。春と言えば梅。父の家の庭先です。今日のランで藪梅を見ましたがそちらは満開。桃の類も咲き始めていました。おまけは別府・北浜のバスステーション。ここは外国人バックパッカーで何時も賑わっています。今日は雪なので少し少ないのかな。それとも中のスタバでバスを待っているのかな。
2019年01月26日
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平成31年1月25日(金) 午前4時起床。快晴。北国は大荒れとの予報ですが、こちら南国・大分はぽかぽか陽気。やがて節分、翌日2月4日は立春。春は直ぐそこ、いや既に春? 今日はこの春に退職を控えた社員に対するあれこれの説明会がありました。県内同業他社や親会社の皆さんも一緒でした。会社を休んで別府向け。高速道路を走りました。ツーシーター四駆ミッションに加え、エンジンがミッドシップ。風切り音もあって、音楽は大音量。聴いたのはカラヤン、ウィーンフィルでヴィヴァルディの四季、フィルハーモニア管でチャイコの4番と白鳥のオムニバス。両方とも名演。写真はそれとは関係ありません。米良インター手前からの由布・鶴見両岳です。山が青い。好きな風景です。 大分インターで高速に別れを告げました。別大国道を走りました。来週、この道を別府大分毎日マラソンが走ります。MGC予選に位置づけられた重要レースです。MGCとはマラソングランドチャンピョンシップのこと。つまり東京オリンピック代表選考レース。優勝または一定の成績で3位以内に入った選手がMGCへの出場権を手にします。それをしてオリンピックへの道は遠いなあ。次の写真はその道路、片側3車線。この広さは海を埋め立てて、です。向こうに見えるのが国際観光温泉文化都市別府です。見ての通り、湯のまちは傾斜のついた斜面に広がっています。 海岸沿いのホテルが説明会の会場。毎度のことですが、ホテルや空港の駐車場にツーシーターは私の一台のみ。こういう状況を粋がる杣夫です。天邪鬼です。よだんでした。大きな会議室に缶詰、再就職の話、年金の話、金融資産の話・・・。退職後はサンデー毎日、年金は決まりきったものを頂くだけ、支給年齢まで退職金で食いつなぎます。金融資産に回す分ははありません。どれにも無縁の杣夫です。主催者には失礼ですが,ちっとも惹かれない。而して悪い癖がでました。抜け出して、バーに突っ込み、引っかけました。嘘です。ここまでの道中にブックオフがあり、立ち寄って本を見繕いました。それを引っ張りだし、説明者の話は上の空。2冊やっつけました。写真がそれです。うち、右の「世界名画の旅」がよかったです。1985年から2年近く、朝日新聞日曜版に連載の記事を再編集したものです。5冊のシリーズとなっていて、今日は100円の棚に1と5があったので買いました。2,3,4,6,7もありましたが、300円~400円の値がついていました。私、渋ちんです。ブックオフでは200円までと決めています。戻ります。この本には18作品。どれも独自取材と秀逸の文章。前書きが疋田桂一郎ですからさもあらん。彼は知る人ぞ知る朝日の名物記者にして天声人語子。蘊蓄が増えました。 閑話休題。説明会が終わり、部屋にチェックイン。今夜はここに泊まり、懇親会に出席します。日の暮れなずむ別府湾がいい感じになってきました。中央左、△の形は猿で有名の高崎山です。まだの方は必見です。見応えというか、面白さは極めつけ。生態は幾度通っても倦きません。 ん?窓の下にチャペルだ。ああ、そうだった、ここは祝言の会場でもあるんだ。海をバックのショット、絵になるんだろうな。 次の写真は乾杯の図。退職する方の多いこと多いこと。手前のピンクが通り、若い方も混じっていました。 料理はこの通り。ホテルのオーソドックスというかお決まり。 食い気よりも飲み気です。冷酒を貰いました。おっ、りらっく酒。巧いことを言いやがる。ラベルに温泉マークも。流石湯のまち別府です。 おっ、酒燗器があるぞ。やってみよう。頃合いの熱燗でした。 こんなものをつまみながらも酒の飲める杣夫です。 河岸を変えることにしました。ホテルはまちはずれにあります。タクシーで繰り出すのは面倒だな。建物の中にある居酒屋に突っ込みました。 飲んだ焼酎は大分・臼杵産の芋焼酎。甘さがいい感じでした。 部屋に戻りました。喉が渇きました。飲み直さなければ。日中にコンビニで仕入れたカップ系の焼酎や日本酒、ワインを抜栓。乾き物を摘まみながらクイクイ。 同僚にして退職が一緒のFがこれを持参していました。流石です。ワンカップの杣夫とは格が違う。恐れ入りました。あー、飲んだ飲んだ。バタンキュー。今日の類語「オーソドックス」 伝統的、正統的、オーセンティック オーセンティックとは本物志向のこと。全て代用品で済ませる杣夫ですが、山の道具だけは、です。今日の一句横綱の続いて負ける斜陽かな今日のランなし今日の酒ビール一口 冷酒燗酒都合4合 焼酎1合 ワイン一口今日の写真は、フランスの美術館人気絵はがきベスト20(1985年)です。読んだ本の中にありました。1位はモナ・リザ、2位がミロのビーナス、サモトラケのニケ、ムーラン・ド・ラ・ギャレット、町の踊り、ブランコ、ナポレオンの聖別式・・・と続きます。9位にルーブルの完成模型というのもありました。
2019年01月25日
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平成31年1月24日(木) 午前5時半起床。外気温2℃。今日も霜降。日中は気温が上がりました。北日本は大雪、北海道は吹雪いているとのニュース。翻って梅林庵の梅は3分咲き。梅林の下にカラスノエンドウが伸び始め、菜の花はすでに闌けかかっています。それをしてではありませんが薪ストーブ、1年のうち5ヶ月、火を入れるのですが、残り2ヶ月余りとなりました。薪といえば今日の昼休み、親方からTELあり、櫟が軽トラ2車分あるという連絡を貰いました。すでに倒してあり、玉切りも済んでいるとのこと。楽勝だな。写真は昼に食べた弁当。今日はカツとじでした。 前後します。早朝、お客様がありました。大学をこの春卒業する起業家です。すでに社長。初々しくも紳士然りのスマートさ。眩しかったです。副社長も来佐。彼の顔は見知っていて、普段は作業服です。今日はパリッとしたスーツ、ロングヘアに眼鏡の若者、IT企業関連の社長に見紛うような出で立ちでした。田舎にあっては珍しい。素敵、ファッション雑誌に出てきそう。二人の写真、ないのが残念です。 午後は某業務に携わって頂く方々の採用面接。夢や希望、或いは個人的事情で応募の皆さん、その思い・熱意が眩しくもあり、切なくもありでした。夕刻、某案件で協議。ちょっと居残り。それが響いて帰宅の時は真っ暗。走ること能わず。夕食はチキンのトマト煮。ワインを抜栓しました。それを食べながら思いました。拙宅、朝昼晩と妻が料理。時々弁当パスでカロメイ野菜ジュースとなりますが、基本、手をかけたものを食べています。有り難いことです。足を向けて寝ること能わず。感謝感謝。 食事を終えてこっくりこっくり。舟を漕ぎました。サッカーが始まって目が冴えました。ベトナムに押されっぱなし。面白くないので本を手に取りました。読み進める新潮現代文学の中に入っていなければ、先ず手にすることのない瀬戸内晴美「遠い声」。大逆事件の管野スガが主人公。実話小説です。彼女、29歳で死刑。1911(明治44)年でした。全く関係ありませんが、私の祖母は明治33年生まれでした。私が28の時、亡くなりました。83歳でした。あれこれ昔のことを話してくれました。その中の一つを以下に。 戦前、天皇の言葉は「朕思うに」で始まりました。教育勅語が例です。それをもじって祖母さん曰く「朕思わず屁を放った。汝臣民臭かった」。大逆事件のことは別として、庶民のユーモア、ささやかな抵抗なのでしょうか。二条河原落書のことが頭を過りました。 書くことがないので大相撲関連を一つ。腹の立つことがありました。今場所の嘉風には目をつむります。それはそれとして今日の横綱、どうしようもありません。玉鷲にあれだけ張り手を繰り出すとは。目くらましをしてまわしを取ろうという魂胆は下の下です。かちあげといい、品格の無さが透けて見えます。いえ、決してそれが悪いというのではありません。勝ち負けの世界ですから。私の好き嫌いが物差しです。勝負は白鵬の負け。それ見たことか。明日も貴景勝にやられたらいい。今日の類語「品格」 品位、品性、人品、気品、風格、品行、素行、身持ち、行状 それぞれその人のもつ好ましい、或いは好ましくないことを表現の類語です。身持ちとは特に男女関係における素行のことです。私小説のテーマは須く、ではあります。今日の一句綱の品猫を騙そう落ちにけり今日のランなし今日の酒ウイスキーダブル ワイングラス3今日の写真は加湿器です。拙宅の室内は乾燥が過ぎます。薪ストーブのせいです。薬缶や鍋を上に置いての対策ですがマニアワン。而して妻が実家からこれをもってきました。蒸気の出ないタイプです。次の写真は昨日の帰り、夕日が綺麗だったのでパチリ。この日が沈んで走り始めます。夜の闇が迫るのと競争でした。おまけ。佐伯市弥生に番匠おさかな館という施設があります。淡水の水族館です。天下の清流番匠川の水質保全と水生生物の保護、それらの啓蒙がための施設です。企画展「アジアのどぜう」が始まりました。朝日新聞の大分版がその記事を掲載しました。必見です。
2019年01月24日
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平成31年1月23日(水) 午前5時半起床。晴。霜降。冷えました。未明の外気温1℃。全国の天気、釧路が-16℃を報じました。亮さんのまち、カチンコチンに凍っているんだろうな。 終日デスクワーク。この時期、弊社は来年度の予算について内部調整たけなわです。株主総会へ提出する原案の姿が見えてきました。方針は緊縮です。部下たちの顰めっ面が目立ちました。放置したら法令に抵触しかねない案件が幾つかあり、頭が痛かったです。昼はカロメイと野菜ジュースで済ませました。 定時過ぎに退社。まっすぐ帰宅。薪を始末し,ランシューズを履きました。このところ、カメランを止めにしています。ジョギングをランニングに切換え、途中はラジコも聴きません。いい練習ができています。今日もそうでした。正味30~40分ですが、汗をかきます。この調子でいけばレースに出ることのできる体に戻ることができる、其の一念だけが暗くなりかけの道を走る億劫を横に押しやってくれます。帰宅して汗を流しました。さてと、〆鯖の経過観察をしてみよう。うん、いい頃合いだ。まだ5枚残っています。それらは酢を切って冷凍しました。 抜栓した酒は福岡・久留米の銘酒。いい感じでした。新酒の香りプンプン。 あなた、〆鯖で膾をこさえるから切ってちょうだい。たった今よ」そうしました。次の写真がそれです。これ、大根の甘みもあってよい当てになりました。山盛りをペロリ。 おっ、鰤の煮付けが出てきました。これも日曜日、例の鰤です。箸先で肉を壊しながら摘まむの図、酒飲みの楽しみです。 ちびりやっている時、妻はトントントン。椎茸と蒟蒻を刻んでいました。何が出来るのかな。 それを鍋に放り込んで炒め始めました。安物のアルミの鍋が拙宅の経済状況を物語ります。 でもいいんです。出来上がったけんちん汁は粕酒の風味がよろしい。美味かったです。 一緒に食べた後、なお妻は台所に。収穫の野菜を始末していました。 おっ、人参だ。そういえば先ほどの汁にも入っていました。 こちらは春菊。洗ってはビニール袋に詰めていきました。誰かにあげるのでしょうか。 菠薐草を茹でるの図。 茹で上がりは冷凍するのでしょうか。いい色合いでした。 野菜を洗う音、流水の音を聞きながらだと、音楽鑑賞は無理です。アルテックの音を大きくしましたが、どうもいけません。そのはずです。妻に水仕事をさせ、自分が酒を飲んでは髪結いの亭主。罰が当たります。ごめんなさい。バタンキュー。今日の類語「安物(値)」 安価、廉価、特価、捨て値、馬鹿値、低廉、格安、激安、割安、買い得、徳用、二束三文、値頃、安上がり 以前、ブログに安上がりの妻と書いて、拗ねられました。「所詮私は安上がりよ」 しかし、私も安上がりの男です。それが証拠、飲むウイちゃんは1.5ラーです。今日の一句粕汁を腹一杯の小正月今日のラン6km今日の酒発泡酒1缶 冷酒2合 ウィスキー1ショット今日の写真は筍です。早くも、ではあります。親方が届けてくれました。初物です。有り難うございました。どう調理して食べようかな。 もう一枚は文藝春秋編「日本の論点2,007」です。息子の部屋にあったものを引っ張り出しました。毎年を揃えていました。その年を捲りました。評論家、政治家、作家、大学教授、ジャーナリストがそえぞれ意見を書いています。10年経ってその内容を振り返ると、なんとも勝手なことを言いたい放題です。全くもっていい加減。しかし、当時はその内容を真に受けていたのですから、仕方ありません。予言、予測がその通りになったのは数えるほど。でも悪口を言ってはいけません。それだけ、お偉いさんも見通すことの出来ない混迷の時代なんでしょう。
2019年01月23日
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平成31年1月22日(火) 午前5時半起床。晴時々曇り。後れを取りました。 勝手口から外へ出ました。そこに一昨日、こだんせ市で貰った鰤の半身を吊っていました。台所に持ち込み、刺身にしよう。 断面は乾涸らびてこんな感じです。寒風にさらされ、カチカチでした。 1/4を切り取りました。父母と義母へ妻が届けます。特に義母は熟成の効いて少し柔くなった方が好みです。チャチャッと始末。ちなみに残りは明日の朝に始末します。 刺身にした図。その通り、熟成が進んでいい色合いです。食べ頃。ポカ休を取ってこれを当てに朝からひっかけたい。 トラの朝ご飯もこれでした。おめさに鰤刺し、満腹のトラです。 呼びかけてもフニャラでした。 午前はデスクワーク。昼前、お客様がありました。嬉しい話を頂戴、恐縮しました。写真は昼に食べた弁当です。隣のおばちゃんがこさえた奈良漬けが美味しい。 午後は会議。行司役を仰せつかりました。100点満点で合格点を60点とするなら58点。ちょっと自己嫌悪。夕刻、真っ直ぐ帰宅。直ぐに着替えてランシューズを履きました。何時もの農道コースを一っ走り。終えて南の空、オリオン座を横切るよう、強い光がゆるり北の方向へ。人工衛星でした。空を見上げていると、結構目につきます。流れ星とは違い、スローリー。点滅がないのでジェット機のそれと区別できます。流星には願掛けと相場が決まっています。しかし、これには願をかけても詮のない。 一風呂浴びてプシュッ。その後、刺身の残りを当てに冷酒。今日のメインは肉料理。ステーキでしたが、訳あって写真はありません。赤を抜栓。チョロッと飲んだだけでした。またもや食事を終えて酒飲み番組(ワカ子酒、次どうする)を見ながらこっくり。吉田類に比べ、私には今一。バタンキュー。今日は本を手に取りませんでした。新聞も見出しを追っただけ。こんな日もあってよい。今日の類語「流星」 流れ星、彗星、箒星 流星は宇宙空間の微粒子が地球の引力に捕まり、大気との摩擦で発光しながら落下するもの。「奔星(ほんせい)」ともいうそうです。彗星は太陽系内の小天体、太陽に近づくとガスなどの尾を引きます。ハレー彗星が有名です。流星と彗星、調べるまで明確に区別できませんでした。今日の一句飼い猫の満足顔や霜の朝今日のラン6km今日の酒発泡酒1缶 冷酒2合今日の写真は先日購入のラジエター不凍液です。トラクターに使います。1年ほど前に修理しましたが、まだ少し漏れているようです。イセキトラクターに勤めているSくんに相談してみよう。
2019年01月22日
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平成31年1月21日(月) 午前5時過ぎ起床。晴れ。昨晩は早くに床へついたのですが、後れを取りました。ゆるり未明のはずが新聞を読むだけに終わりました。写真は朝に食べたイトヨリの吸い物です。色合いは今一ですが、えもいえぬ出汁ににんまり。ブルーマンデーなんのそのという気分になりました。 副菜はこれ。ゴマサバのすなずりです。昨日、締め鯖をこさえた際、切り除いた部分を濃い塩水に浸し置くこと数時間、その後、干物を干す網籠の中に並べ、一晩、寒風にさらしました。甘めの塩加減がいい感じでした。 仕事は終日デスクワーク。合間にミーティングを幾つか。あっという間に一日が経ちました。写真は昼に食べた弁当です。カロメイと野菜ジュースは興ざめ。こちらの方がずっとよいです。 今日は会社にお客様がありました。弊社業務に関し,アドバイスを下さいました。余談も含め、興味深い話でした。その中の一つを。「シクロレースというのがある。オフロードの自転車レースだ。障害を設置した数キロのコースを時間を決めて暴れ乗りするのだそうです。急坂やぬかるみ、階段などを,時として自転車から降りて担ぐようなことも。ロードレースのオフシーズンにテクニックを鍛え、スタミナをつけるためのトレーニングだ」 面白そうです。話を聞きながら、やってみたい気持ちが首をもたげました。「退職したら」という言葉が頭を過ぎりました。おっといけない、このところ、その言葉「退職したら」が口をついて出る毎日です。こんなことではいけません。それに、自転車はロードレースが先です。昨秋、ツール・ド・佐伯にエントリーしましたが、しごとの都合で欠場。練習を積んで今年のそれには必ず出場したい。 夕刻、家に戻ってラン。午後6時前、ランシューズを履いてまだ明るい。日の長くなったのを実感しました。3kmくらいのところで高校生とおぼしき男性に抜かれました。なにくそ、ついて行こうと1km頑張りましたが、所詮相手になりません。ぼろぼろになってジョグに戻りました。走り終わって、足が弱ったな、それでもいい練習になったな、やっぱり一杯になるのはいいな。あれこれを実感。クールダウンの折り、松浦越のピークに卵の黄身色をした満月が昇りました。気温は10℃ありませんが無風、速くも春の陽気を思わせるような色合い、こんな夜の入り口はドビュッシー、牧神の午後への前奏曲を連想します。 風呂上がりは冷酒から。当ては締め鯖。おっ、皮がいい色合いだ。 締め具合も頃合いになっていました。 1合飲んだらこれが出てきました。イトヨリのムニエルです。 せっかくだからとカヴァを抜栓。楽しみました。忽ちいい心地。食事が終わって船をこいでしまいました。バタンキュー。今日の類語「陽気」 気象、気候、時候 気象、気候は晴雨・気温・湿度・気圧と雨・風・雷などの現象。時候はそれの季節毎。陽気は生活面で時候を捉えた時に使うようです。今日の一句冷や水か何のそのかは我の知る今日のラン5km今日の酒冷酒1合 泡1/2本。今日の写真は3月末に実施のさいき春まつり会場をパレードする菊姫募集ポスターです。締め切りは2月15日。まだ間に合います。そこのあなた、応募してみては如何。えっ、もう歳だからって?大丈夫です。かつて50台の女性もいましたよ。えっ?その人が菊姫に?ですか。いえ、結果は意に反しました。
2019年01月21日
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平成31年1月20日(日) 午前4時起床。終日曇り。 午前7時半、朝の弱い妻を起こし、朝食を食べずに家を出ました。おっと、そのまえに、です。今日は木立小学校の生徒が空き瓶回収の日です。忘れてはなりません。 米水津・間越(よのうづ・はざこ)向けになりました。峠を越えて浦代集落へ。海岸に突き当たって左折。海沿いを走って再びトンネル。鶴見半島を横断しました。今度は佐伯湾沿いの道を右折。半島の先端方向に向かいました。猿戸という漁村で再び半島を南側へ横断。ひょっとん峠を越えました。写真はそのピークから見た豊後水道から日向灘です。水平線はが心なしか丸みを帯びているように感じました。 今日の目的は間越の「こだんせ市」。月1回開催、定置網で採れた魚を格安販売の朝市です。活魚は素人競りにかけられます。おっ、泳いでいるぞ。 8時30分、セリが始まりました。この天然物、8kgの活魚、鰤です。槍の最高値は11ラーでした。 おっ、神経締めだ。鼻孔の少し上から針金を脊椎骨の中に挿入。神経を破壊します。死後硬直と解硬のスピードが遅くなります。 この技、覚えたいです。 鮮魚の販売は午前9時から。朝獲れ、鮮度抜群の魚が並んでいます。でも今日は荷が少なめ。目当てのものを買おうとお客は我先に。爪を研いだ善男善女がめいめい欲しいスチロールの箱を指さしました。相場はマサバの太ったのが4~5尾入って1,000円から1,500円。鰺は中が8尾で同価格並。メジナ(左下)は3尾が同左。アオリイカの大は3杯入って3,000円。カマスはありませんでした。雑魚は200円から500円。それが買い得です。 こちらは鰤。勿論天然物。3kgほどの大きさですが、全て1本2ラー(1,200円)。 私が買ったのはこれ。ゴマサバの大を4本。鮮度パンパン。これで締め鯖をこさえます。合計1,000円 目についたので、これもついでに。500円。 いい魚をゲットしました。しかし、本当の目的は別。妻が特別のプレゼントを受け取ることが出来るということになっていました。以下にその経緯を。 昨年10月、妻を伴ってここを訪ねました。その折り、一人の男性が彼女に声をかけてきました。曰く「あなたは私が死別した妻に似ている。余りに瓜二つなので、つい声をかけてしまいました。これを差し上げましょう。10のスタンプが一杯になっています。次回、これをこだんせ市に提示すれば、プレゼントがありますよ。いえ、私は市外からやってくる冷やかしの男です。魚を貰っても独り身の私です。持て余しますから。それではご機嫌よう。お元気で」 そのスタンプカードがこれです。妻の受け取ったそれはすでに関係者へ渡しました。こちらは私が今日受け取って1回目のスタンプを押して貰ったものです。書いてあるとおり、一杯になると粗品を貰えるのです。 ということで妻の受け取ったそれがこれ。何と4キロ物の天然鰤でした。 次の写真は帰りの道中です。米水津・小浦の峠道にポンカンの無人販売がありました。車を降りると、ナントと袋が1/3ラー。安い。3袋買いました。硬貨は右上の箱に投入。 添えてあった能書きです。帰宅して味見をしました。書いてあるとおりでした。 午前11時前にブランチ。朝市で購入、漁師の奥さん手作りの鰺寿司や鯖寿司を頬張りました。写真のないのが残念です。一息ついたところで魚に取り付きました。ゴマサバは三枚に下ろし手順通り。砂糖をまぶし冷蔵庫へ1時間、ついで砂糖を洗い塩を塗してさらに1時間。それを終えて塩を流し、酢に浸しました。写真は三枚に下ろすの図。どうですか、この透き通った身。 砂糖を洗い流しての図です。皮のこの色合い。痺れます。 パンに並べて酢を打ちました。砂糖・塩・酢。先に書いたよう、作業工程に1時間のインターバルがあります。その間に他の2尾を始末。イトヨリも三枚に下ろしました。ラップに巻いて冷蔵庫へ。明日以降、妻がムニエルにしてくれます。 さても、その色合いです。赤と黄色のコントラストがいい感じなんです。写真は顔です。アイシャドウも口紅もイエローです。 背びれもこの通り。 尾びれにいたってはリボンを引いている。この魚、標準和名はイトヨリダイです。 さてと、走るか。長靴をランシューズに履き替えました(魚の処理は勝手口の外にある流しを使います。足下に水がかかります。それを避けるために長靴なんです。ちなみに寿司屋の板さんも長靴の方が多い)。一っ走りの後はポチの散歩。途中にウ○コをします。その折り、赤いペニスを剥き出し。あられもない格好です。勿論写真はありません。いい汗をかきました。本を持って長風呂のあと、プシュッ。くわわゎぁ~、もちぇん。 今日のブログに使う写真を整理していたら、妻がこれを出してくれました。金平牛蒡。これ、いい感じです。できたては風味がよろしい。 おっ、鰤刺です。脂はそれほどでもありませんが鮮度抜群。父母や隣のおばちゃんに裾分をしました。 ちょっと締め鯖を味見してみようか。半身を引っ張り出してチャチャッ。酢を見せただけがいい感じでした。毎日半身を食べても1週間分あります。酒がすすみます。バタンキュー。今日の類語「瓜二つ」 似る、似通う、似寄り、類する、類似、近似、酷似、相似、生き写し、そっくり、見紛う、合わせ鏡 世の中には生き写しの人が3人はいるらしいです。nkucchanとジャン・レノがそうです(諄くてすみません)。今日の一句朝市に鯖を買いたる左党かな今日のラン8km今日の酒サッポロ黒ラベルレギュラー1缶 白波1合 のどごし生1缶今日の写真は拙宅庭の石蕗です。秋深しの黄色が年を越えたらこの態に。どうのこうのということではありませんが、季節の移り変わり、冬の終わりです。
2019年01月20日
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平成31年1月18日(土) 午前5時起床。晴れ。午前は快晴、午後は少し雲が出ました。未明は冷え、外気温1℃。霜が降りました。 午前、カラオケ大会に招かれました。写真は津軽海峡冬景色を熱唱の杣夫です。 嘘です。某団体の集まりに招かれ、私の担当する弊社業務の話をしました。カラオケの点数で言うと60点。話し終えて会場からいくつか質問があったので、それを加点して70点かな。60分の持ち時間があっという間でした。 それを終え、図書館に廻りました。本の借り換えをしました。妻に頼まれた南木佳士も。余談です。夫婦してこの作家を好きです。医師の傍ら、というと語弊がありますが、勤務医をしながらの執筆活動です。それ故か、寡作です。ホスピス、緩和ケア病棟に勤務したことがあり、人の生死をテーマの作品が多い。自身の鬱を自省的に見つめてペンを進めるエッセイは、読む人に安息を与えるような気がします。余談です。先日、芥川賞の発表がありましたが、彼も「ダイヤモンドダスト」でその賞を受賞しています。「阿弥陀堂だより」は映画になりました。小西真奈美、樋口可南子も素敵でしたが、北林谷榮がよかった。 閑話休題、ファミマへ。通勤途中にあるコンビニです。Amazonに注文のラジエター冷却水を受け取りました。トラクターに使います。5リットルが2ラー弱。 次いでいつものスーパーへ寄りました。鰺刺を食べたくなって購入。これが1/3ラー弱の値段。キンキンバチバチの鮮度です。 チャチャッとこさえ、ラップをしました。透明感のある身が朝獲れ定置を証明しています。 昼はごまだしうどん。妻は携帯電話会社を変更したいという義母に付き合うため出かけました。私は彼女の用意した食品のあれこれを父母へ届けました。ついでに出羽桜を1本。喜びました。写真は父の家の玄関に無造作の滑車です。これ、井戸の上に吊って釣瓶に使います。今時、珍しいな。 午後はトラの頭を撫でながら読書。読み止しをやっつけました。途中、ウトウトなり、ゴロリ昼寝。 目の覚めて、散歩に行こうか。ベートーベンのオムニバスを聴きながらぶらり1時間の散歩をしました。以下の写真はその途中を切り取ったものです。1枚目は白梅。蕾が緑色をしていました。この色合い、好きなんです。 おっ、蝋梅が咲いているぞ。鈍い黄色です。この花は晩冬の季語です。明日は大寒ですが、梅の開花といい、春の兆しです。シェリーの詩「西風に寄せる歌」If winter comes, can spring be far behind?ではあります。 蝋梅の足下にはこれ。タンポポの一種でしょうか。 おっ、犬だ。近所のUさん宅に飼われているミニチュアダックスフント。名前を訊いたら「クー」ちゃん。 おっ、今度は柴犬だ。この犬は初めてだな。名前を訊きました。「レンコン」ちゃん。笑いました。妙齢の女性に連れられて楽しそう。7歳とのこと。 やっ、また犬だ。名前は「ファイブ」。昨春、坊主頭だった彼に引かれていました。訊くと、今は福岡の大学に通っているとのこと。今日は髪が伸んで大人びていました。私が「ファイブの散歩、おじいさんやお父さんと一緒をよく見かけるよ」というと、白い歯を見せてくれました。 何と、またまた犬です。KのNさんが飼う「サボー」。おーよしよし。 うわっ、今日は犬の日か。HのT坊がコリーを連れていました。名前は「マル」。行儀がよろしい。 うっ、小さな辻で立ち話中の夫婦に行き遇わせました。NのT夫妻です。「ハナ」を連れていました。右側の犬です。左は初見。名を「マル」。最前のコリーと一緒でした。 全部で7匹。何がついでかわかりませんが、それならばついでということでポチの散歩に付き合いました。写真は一周して戻った折の図です。おい、欠伸をするな。 今日は駄賃に二つ貰っていくよ。黙って失敬するけど、泥棒じゃぁないこと、人に見つかったらお前が証言してくれよな。「旦那、犬に目移りしての鞍替えはだめだぞ」byトラ。 結局、1時間の予定が2時間の散歩になってしまいました。風呂の後、冷酒を嘗めながら鰺刺。至福の時間が流れました。映画「グレート・ビューティ」を見ました。ローマの上流社会、退廃的な空気の中に生きる高等遊民、惹かれるものがあります。トニ・セルヴィッロがいい感じでした。今日の類語「退廃的」 不義、不徳、不道徳、不行跡、不健全、背徳、デカダン 退廃も度を超すと芸術になるから不思議です。今日の一句蝋梅に扉の開く春はそこ今日のランなし今日の酒冷酒3合 ワインボトル1/3今日の写真はオオバンです。門ノ鼻橋の水面を泳いでいました。嘴から額にかけての白をして、イメージですが、怪獣エレキングに似ています。
2019年01月19日
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平成31年1月18日(金) 午前5時起床。晴れ。未明の時間をぼんやり過ごしました。 手に取った新聞が1.17のあれこれを報じていました。もう24年が経ったのか。記事を読んで思い返すと、なにがしかのことが自分の来し方に関係しているような気がします。直接の関連はなくとも、記憶に刻まれて、自分の中で輻輳しての阪神淡路ではあります。それを辿ってみます。その日の朝、私の兄は東京から大分への機内で三宮に黒煙を見たそうです。かく言う私は国道10号を大分向けに走っていました。道中、刻々と大きくなるニュースに耳を疑いました。神戸出身の大学同級生Yを気遣いTELしたら電話に出た母親の声が若かったことを覚えています。無事の彼を知り、胸を撫で下ろしました。夜になって、まちが丸焼けになりつつある、瓦礫に敷かれ身動きの出来ない命が焼かれている、との報道。チェーンソーを持って駆けつけたかったです。数日後、私の住む木立地区出身、そのまちで看護師をしていた若い女性が亡くなったことを知りました。水不足につき支援を、という要請は弊社にもありました。給水車を仕立て、社員がそれに乗って向かいました。JAから蜜柑の提供があり、それを満載したトラックも出発しました。以来、時は流れましたが、幾度となく内山田洋とクールファイブ「そして、神戸」の「神戸、泣いてどうなるのか」という歌詞を聴く度、震災のことを思い出しました。泣いてどうなるのか、頑張れ、というように聞こえてなりませんでした。千家一也が作詞のその歌は、震災の1ヶ月前に発売でした。あたかもそれを占うが如くの無情ではあります。余談です。その神戸に妻の友人Sが嫁しました。ご主人は日本最大の機械メーカー勤務でした。しばらくして茨城県に転勤、原子力発電所の仕事をしていたようです。再び神戸に戻り、子ども二人に恵まれました。しかし好事魔多し。ご主人は脳腫瘍で帰らぬ人に.その時、2番目のお子さんはまだ母親の腹に、だったと記憶しています。時は流れ、彼ら夫婦のお子さんのうち、長女は淡路島の看護学校を卒業、看護師になりました。長男は名門N高校に通う秀才です。余談の余談です。亡くなったご主人の関係した原子力発電所に私の息子が勤務しました。その会社に内定したのは東日本大震災に先立つ半年前。入社式を控えた3月11日、揺れと津波が来ました。以来、息子の青春はダッチロール。翻弄されました。その間、妻の友人Sに励まされました。幾度かの出向や転職を経、今は別の電力会社に勤務、地に足がつきました。あっ、そうそう、ポカ休という言葉、Sのご主人が言い出しっぺです。 おっと、走馬灯に我を忘れてしまいました。出勤。終日デスクワーク。お客様が幾人かありました。その一人、Hさんが仕事ついでということでCDを貸してくれました。ネマーニャの四季でした。有り難い。写真は昼に食べたカロメイです。日中を控え、夜の酒に供えようというのではありません。最近、ちょっと太り気味につき、が理由です。 夕刻、真っ直ぐ帰宅。帰り着いた時はすでに夕闇迫る、でした。冷酒を軽く引っかけた後、夕食。妻はコーラスに出かけました。私はワインを抜栓、そのCDを聴きました。Hさんがデフォルメされた演奏だよと教えてくれましたが、その通りの弓遣いでした。部屋の明かりを消し、至福の時を過ごしました。写真は炉内の火です。よく乾いた樫の炎はこういう色になります。今日の類語「ダッチロール」 横揺れ、スライド、蛇行、七曲がり、くねくね、うねうね、曲折 人生における曲折、若いうちはそれもよしです。今日の一句あの日からそして神戸を口ずさみ今日のランなし今日の酒冷酒5勺 赤ワイン1/2ボトル ウイちゃん1ショット 日向木挽きブルー3勺今日の写真は切手です。届いた封書に貼ってあって目に留まりました。いい感じのデザインです。もう一枚は新聞の三八広告。左の書籍齋藤孝「ネット断ち」青春出版社920円。キャッチコピーは「毎日のつながらない1時間が知性を育む、深い教養は顔に出る」です。毎晩酒を飲んでとろんとした目の私です。とぼけた顔なんだろうな。右の本「深読み百人一首」というのも気になります。
2019年01月18日
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平成31年1月18日(金) 午前5時起床。晴れ。未明の時間をぼんやり過ごしました。 手に取った新聞が1.17のあれこれを報じていました。もう24年が経ったのか。記事を読んで思い返すと、なにがしかのことが自分の来し方に関係しているような気がします。直接の関連はなくとも、記憶に刻まれて、自分の中で輻輳しての阪神淡路ではあります。それを辿ってみます。その日の朝、私の兄は東京から大分への機内で三宮に黒煙を見たそうです。かく言う私は国道10号を大分向けに走っていました。道中、刻々と大きくなるニュースに耳を疑いました。神戸出身の大学同級生Yを気遣いTELしたら電話に出た母親の声が若かったことを覚えています。無事の彼を知り、胸を撫で下ろしました。夜になって、まちが丸焼けになりつつある、瓦礫に敷かれ身動きの出来ない命が焼かれている、との報道。チェーンソーを持って駆けつけたかったです。数日後、私の住む木立地区出身、そのまちで看護師をしていた若い女性が亡くなったことを知りました。水不足につき支援を、という要請は弊社にもありました。給水車を仕立て、社員がそれに乗って向かいました。JAから蜜柑の提供があり、それを満載したトラックも出発しました。以来、時は流れましたが、幾度となく内山田洋とクールファイブ「そして、神戸」の「神戸、泣いてどうなるのか」という歌詞を聴く度、震災のことを思い出しました。泣いてどうなるのか、頑張れ、というように聞こえてなりませんでした。千家一也が作詞のその歌は、震災の1ヶ月前に発売でした。あたかもそれを占うが如くの無情ではあります。余談です。その神戸に妻の友人Sが嫁しました。ご主人は日本最大の機械メーカー勤務でした。しばらくして茨城県に転勤、原子力発電所の仕事をしていたようです。再び神戸に戻り、子ども二人に恵まれました。しかし好事魔多し。ご主人は脳腫瘍で帰らぬ人に.その時、2番目のお子さんはまだ母親の腹に、だったと記憶しています。時は流れ、彼ら夫婦のお子さんのうち、長女は淡路島の看護学校を卒業、看護師になりました。長男は名門N高校に通う秀才です。余談の余談です。亡くなったご主人の関係した原子力発電所に私の息子が勤務しました。その会社に内定したのは東日本大震災に先立つ半年前。入社式を控えた3月11日、揺れと津波が来ました。以来、息子の青春はダッチロール。翻弄されました。その間、妻の友人Sに励まされました。幾度かの出向や転職を経、今は別の電力会社に勤務、地に足がつきました。あっ、そうそう、ポカ休という言葉、Sのご主人が言い出しっぺです。 おっと、走馬灯に我を忘れてしまいました。出勤。終日デスクワーク。お客様が幾人かありました。その一人、Hさんが仕事ついでということでCDを貸してくれました。ネマーニャの四季でした。有り難い。写真は昼に食べたカロメイです。日中を控え、夜の酒に供えようというのではありません。最近、ちょっと太り気味につき、が理由です。 夕刻、真っ直ぐ帰宅。帰り着いた時はすでに夕闇迫る、でした。冷酒を軽く引っかけた後、夕食。妻はコーラスに出かけました。私はワインを抜栓、そのCDを聴きました。Hさんがデフォルメされた演奏だよと教えてくれましたが、その通りの弓遣いでした。部屋の明かりを消し、至福の時を過ごしました。写真は炉内の火です。よく乾いた樫の炎はこういう色になります。今日の類語「ダッチロール」 横揺れ、スライド、蛇行、七曲がり、くねくね、うねうね、曲折 人生における曲折、若いうちはそれもよしです。今日の一句あの日からそして神戸を口ずさみ今日のランなし今日の酒冷酒5勺 赤ワイン1/2ボトル ウイちゃん1ショット 日向木挽きブルー3勺今日の写真は切手です。届いた封書に貼ってあって目に留まりました。いい感じのデザインです。もう一枚は新聞の三八広告。左の書籍齋藤孝「ネット断ち」青春出版社920円。キャッチコピーは「毎日のつながらない1時間が知性を育む、深い教養は顔に出る」です。毎晩酒を飲んでとろんとした目の私です。とぼけた顔なんだろうな。右の本「深読み百人一首」というのも気になります。
2019年01月18日
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平成31年1月17日(木) 午前5時起床。曇り時々晴れ。午前は肌寒かったです。 のっぴきならぬというか、野暮用というか、外せない用事有り、ポカ休を取りました。内容は書くこと能わず。午後、家に戻りぼんやり。平日の昼下がりを自宅で過ごすことは滅多にありません。勃然、後数ヶ月したらこれが普通だな。そう思い返し、ならばと本を手に取りました。メモ帳に記した調べ物リストを解決する時間に当てました。私、不明の用語や人の名前を新聞や本、雑誌で見つけたらとりあえずメモするよう心がけています。其の時々に収まりをつけておけばいいものを、活字を追うことを優先し、結果、語彙が溜まることとなります。後になって調べてそれを知るより、その場で、の方が,たとえば英単語をあることと関連づけると覚え易いが如くで、記憶に残るのですが、仕方ありません。「アティキュレーション」「オーラルヒストリー」「島義勇」「無関普門」「シビックプライド」「コリアタウン大阪」「コモンウェルズ」「シンギュラリティ」・・・。調べ上げて,よし、これで知ったかぶりができるぞ。写真はそれをメモる日記代わりのメモ帳です。モレスキンを真似たかどうか判りませんが、このタイプ、アマゾンにも多いです。しかも格安。 アマゾンついでということでprimeの映画を1本。「インターステラー」です。SFは久しぶりでした。見応えがありました。10点満点で9点。お薦めです。 夕刻、散歩を40分。マジックアワーも心なしか春めいています。この感じが続く季節は私、あまり好きではありません。いえ、一番嫌な、と言ってもよい位です。別れのシーズンだからでしょうか。写真は其の空気を切り取った一枚。門ノ鼻橋近くから北西の方向を撮しました。 帰宅して風呂。夕食後、映画をもう1本。「ヴォヴァリー夫人とパン屋」。こちらはフランス物。フローベールの小説に似せた題名に惹かれてでした。主人公はその通りの名前でした。最後にユーモアというか、オチがあって悲痛を感じさせません。これも楽しめる作品です。ブルターニュの色合いがいい感じでした。 書くことがないので、今日は週刊誌の記事から。dマガジンで各誌をざっとチェックします。毎週チョコチョコッとです。飛ばし読みは、気になる連載記事だけに目が行くようです。週刊朝日に連載「司馬遼太郎と明治~坂の上の雲の時代③」。今週はその36回目でした。執筆は村井重俊氏。「街道をゆく」が週刊朝日に連載の頃、担当記者だった方です。今日のそれに面白い記述がありました。概略を書くと以下の通りとなります。 「坂の上の雲ミュージアム」(松山市)が出版している季刊の小冊子「小日本」第34号(2018年夏号)に「秋山真之と書生社会」という文章をがある。著者の中野目氏は「我が国近代化の担い手となった『明治の青年』たちを育んだのは、彼らが書生社会の一員としての時期を過ごしたという共通体験ではなかったかと考える。『明治の青年とナショナリズム』の著者である彼曰く「明治の書生さんは、だいたい1855年以降に生まれた青年たちですね。明治維新の時、12,13歳で、秋山好古より少し上です。それより前の人たちは幕末の志士になってしまう」とのこと。55年生まれというと杉浦重剛、頭山満、犬飼毅、末松謙澄。56年に原敬、翌年には陸蝎南が生まれ、三宅雪嶺が60年、内村鑑三が61年、徳富蘇峰と志賀重昂が63年生まれ・・・。 以上がそれ。読んで、ふーん、志士になるか書生となるかは1855年生まれが境なんだ。その年ではっきり分かれるはずもなかろうけれど、志士か書生かという切口には大きな時代の転換点を感じます。考えてみると同じよう、昭和2年から3年にかけての生まれもおおかたそのような運命を持ち合わせていると言えましょう。太平洋戦争です。その頃までに生まれた人は、職業軍人の道を志し,そうでない者も徴兵されて死んでいきました。時代の転換点に巡り合わせる幸不幸、それを考えると、まずもって私は幸せの時代に生きてきたと断言できる。それだけでも十分幸せです。今日の類語「SF」 空想科学小説、近未来小説 サイエンスフィクションの略です。近未来を予測するのは面白くも難しい。自分の幼少、自動車電話というのがありましたが、僅か数十年、携帯電話、スマホのようなものが現れるとは誰も想わなかった。今日の一句ポカ休に後ろめたさの無き午後さ今日のラン無し今日の酒ノン今日の写真はけんちん汁です。朝、味噌汁の代わりでした。ご飯不要のボリュームです。この手のものをこさえるようになるとは、妻も糟糠ではあります。
2019年01月17日
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平成31年1月16日(水) 午前5時起床。晴れ。先日、正月明けの三連休がせいで生活が乱れました。時間の管理を元に戻すのは簡単ですが、心が緩んでズルズル。朝読書を面倒と感じます。手に取った本を伏せてランシューズを履きました。暗い中、散歩を1時間。魚を積んだと思われる大型トラックが行き交いました。どこに向かうんだろうか。追っかけかな、東京向けなのかな。もしそうだったら西日本縦断です。助手席に乗せて貰い、道中の景色を楽しみながらのヒッチハイクがいいな。そんなことを勝手に考えて、夜の国道、消えていくテールランプの点滅に旅情を掻き立てられました。イヤホンからはラジオニュース。稀勢の里の引退近しとイギリスのEU離脱案否決が流れました。北アイルランドはどうなるんだろう。 仕事は朝一にボード会議。ほぼ2週間に1回のペースで開かれます。1回に2時間ほどを要します。社長の話で始まります。本を読め、人と交われ、外に打って出よが口癖です。守りに入っては化学反応が生じない、知恵を出せ、知恵の無いものは汗をかけ、そうすることで化学反応が起きるとのことらしい。読書や人との出会いは触媒なのでしょう。午後は部下の課長さん達を集めボード会議の報告。夕刻、お客様がありました。某社のHさんが退職するとのこと。挨拶がてらでした。寂しいな。写真は全く関係ありません。昼に食べた弁当です。 退社時刻になって、かつて部下だったdatelineからメールあり。樽が乾いた、軽く一献如何?との内容でした。付き合い一番身体は二番ではありませんが、一緒することに。突っ込んだ先はつね三。datelineには多くの行きつけがありますが、ここも彼の河岸です。私は盛り場への出撃、年の改まって今日が初日。何はともあれ「明けましておめでとうございます」の乾杯。余談です。datelineもここは今日が初日だそうでしたが、夜の街、よその店には挨拶を済ませたとのこと。しかも幾度も。 その彼「今日は最初から寿司を行ってみよう」私「うん、それがいい。チシャ(石鯛のこと)も脂が乗ってそうだし、あの鯖が背中を見て見ろ」ショーケースの中に垂涎が並んでいました。 大将、それを取りだし、早速捌きにかかりました。目の前で丸のままを寿司ネタにこさえてくれる。至福です。それが出てきました。 鯖からいってみよう。魚肉の透明感が堪りません。パクリ、粘りつくような食感です。 次はチシャだな。こちらは腰があって、脂ののりも絶品。今が旬だと感じます。 大将が燗酒をサービスしてくれました。それに目のないdateline、舌舐めずりが図です。この後、お流れを頂戴しました。クーッ、五臓六腑に沁みわたりました。 今日は白波のお湯割り、相方はロック。5合瓶が空になりました。私は弱くなりました。隣で再び生中を飲み始めるdatelineが眩しい。以下の写真は握りの後に頼んだ当ての数々です。1枚目は出汁巻き。ここの定番です。 定番と言えばこれも外せません。サクサク・ホクホクの鰺フライ。勿論、丸のままから開いてくれます。地元の定置網、朝獲れですから美味くなかろうはずがない。 ここで刺身を頼むのも芸がない。〆鯖をいってみようか。 琉球をお願いしました。釣鯖のそれは絶品。 datelineは何を血迷ったか湯豆腐を。「私に任せなさい」の図です。 「白菜を入れるのに方位方角があるんです。間を取ることも大切なんです」だそうです。湯豆腐にも色々としきたりがあるとは彼の弁。それが証拠、銅の鍋を用いて本格的。 大将がこれをサービスしてくれました。アコヤガイの貝柱です。滅多と食べることの出来ない珍味。鍋に滑り込ませました。 フハフハッ。厚いものを啜りながらの熱燗がよろしい。 酔ってしまいました。午後8時前に出来上がりました。次の写真は私です。スッポンの甲羅かぶり、悦に入りました。これを頭上だと縁起がいいんです。今年の酒場徘徊は満足の事始めとなりました。dateline、誘ってくれて有り難う。私は妻に迎えをたのみました。datelineは夜の深みに消えて行きました。今日の類語「間」 合間、ポーズ、間合い、間隔、インターバル、絶え間 ポーズはpause。休止のことです。姿勢ではありません。「間」をとること、考えてみると、人生に必要です。今日の一句寿司摘まみ今日が言祝ぎ酒初め今日のラン無し今日の酒キリン中瓶半分 白波2合半 燗酒1合今日の写真は写真は今朝の新聞広告です。キャッチコピーは「人生に文学を」。今日が芥川賞、直木賞の発表をしてのことでした。
2019年01月16日
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平成31年1月14日(月) 午前4時起床。晴れ。3連休最終日、親方の山が一段落しています。さて、今日は何をしようか。午前8時過ぎ、遅い朝食になりました。「あなた、豌豆の支柱をお願いね」 あぁ、それが其の儘になっていました。よし、今日は終日野良仕事だ。襤褸に着替えました。豌豆を覆っていた網を外し、それを支えた骨を抜きました。写真は支柱を工作途中。 竣工図です。突き立てた笹の小枝は昨年使ったものを再利用。支柱はビニールハウスの骨です。玄翁で打ち込むと、強い支えになります。これ、苺栽培を止めた農家に貰いました。 さて次は?「あなた、キャベツが大きくならないの。肥料をやってちょうだい」 そうしました。市内の業者が自然に由来の有機物を処理、無料配布の肥料が残っていました。葉物野菜に効くというのでついでに高菜にも。写真は其の図です。手箕に堆肥を掻き込み、溝に少しずつ流し込んでいきます。これ、結構面倒です。時間を要しました。「あなた、里芋を掘ってちょうだい」 熊手を入れました。結構大きくなっていました。ところで里芋堀りは面倒なんです。掘った後、芋に付いた土を落とさなければなりません。引いた大根のようにはいきません。四角の篩で篩い、其の後、水洗いです。一連の写真はありません。掘る前の一枚です。葉が霜に枯れて、よく見ないとどこに植わっているのか判りません。「あなた、掘った後に灰を撒くからトラクターをお願いね」 猫の額です。一回しで終わりました。鍬や熊手、箕などを洗って午後3時。昼ご飯を食べずに立ちっぱなしでした。でも不平を言えません。妻も野菜の収穫・水洗いをしましたから。ただ、腹の立つのは作業中に手を止め、訳のわからぬ花の球根植えに時間を取られたり、そら堆肥をもってこいだの、そこはトラクターの爪で掻いてはいけないなど、あれこれ注文が多いのでした。しかも「ああ忙しい、野菜に取り付くと1日潰れるわ」と宣いました。花なんぞに手を取られる必要なし。植えても腹は膨れません。ほどほどに、と言いたいです。でも口が裂けても、です。ということで「そうだろうそうだろう、大変だね。おっ、野菜収穫に使うステンレス包丁が切れ上がってる、研いであげよう」愚痴を言うより、おだてて持ち上げるほうが互い無駄なエネルギーを使わず、嫌な思いもしません。ということで次の写真は砥石。ステンレスを研ぐと砥クソはこの色になります。 さてと、日が傾きました。ランシューズに履き替え、近場を一回り。写真はその際にであった犬2匹です。1枚目は「空(そら)」。8歳だそうです。 こちらは「コロ」くん。なんでもストレスでやせたとか。それにしても木立は犬を飼う家が多い。 まだ陽のある内にシャワーを浴びました。缶ビールを片手に相撲観戦。テレビ相手に一人ぶつぶつ言いながらが楽しい時間。しかし腹ぺこにプシュッは応えます。うとうとなりました。しまった、嘉風の取り組みを見逃した。確認したら残念ながら負け。初日は三日目に持ち越しでした。 今日はワイン抜栓。生ハムとバゲット。パンは手炙りで適当に焼きながら。バタンキュー。今日の類語「無料」 只、ロハ、フリー、無償、サービス、おまけ サービス、有り難い言葉です。つね三の常連は時折サービスにありつきます。裏メニューのそれが最高です。今日の一句施肥をする葉物野菜や梅の咲く豌豆に支柱を立てて感謝され今日のラン3km今日の酒サッポロ黒ラベルレギュラー1缶 赤ワインボトル半分 白波お湯割り賞味1合今日の写真もトラ二題。1枚目は早朝、薪ストーブの前にゴロリ夢の中。もう一枚は手持ち無沙汰、面白くないの図。平成31年1月15日(火) 午前6時前起床。小雨後曇り。夕刻に晴れ。 朝は新聞を読んだだけでした。稀勢の里連敗の記事が目を引きました。四股名を呼ぶ歓声の末尾が伸びたら引退が近いと力士は自覚する、とありました。「稀勢の里っ!」はまだ大丈夫、「稀勢の里~」となるといよいよ、だそうです。今日の国技館、注目しましたが騒がしくてよく判りませんでした。私にとっては苦悩する横綱よりも嘉風三連敗の方が気になります。写真は朝ご飯の緑です。今日は好物の干物が出てきませんでした。 戻ります。終日デスクワーク。午後、会議を一つ。環境に関係する議題でした。詳しいことはかけませんが、ちょっと気になる海の汚染に関し、意見をしました。でもどうやらスルーされそう。 会社が引け、真っ直ぐ帰宅。日の暮れるのが長くなりました。でも帰宅時刻には懐中電灯の要る暗さ。走るのを断念。早々と風呂にしました。この時刻、禁玉さんはまだ働いているはず。朝風呂にしか入ることの出来ないことをして、なんだか申し訳ないような気持ちになりました。写真は夕食のメインデッシュ、冬瓜と冷や奴。今日は粗食でした。 書くことがないので余談を。今日読んだ本は、杉浦日向子「江戸塾」PHP研究所1,550円。作者は江戸風俗研究家です。宮部みゆき、北方謙三、山崎洋子、田中優子、石川英輔、高橋義夫のそれぞれとの対談が内容です。あっと驚くような江戸風俗をてんこ盛り。面白い。例えばあさりの味噌汁かけご飯(それを「あさり飯」というのだそうですが)は女の子が食べてはいけない、理由はそれを食べると嫁入りの日に雨がるのだそうな、また寿司を頼むと2カン出てくるけれど、そうなったのは江戸末期で、それまでは1カンだったとか、江戸の女はよく酒を飲んだ、亭主を送り出した後、魚屋を呼んでちょっとサクに切っとくれ、そう言いながら茶碗酒であったり、こちらは男の世界でしょうが大酒飲み大会があって記録では8升5合、ロシアからウォッカも入ってきて華やかだったとか、江戸時代のいい亭主が条件は朝ご飯の支度をすることとか・・・。今日の類語「粗食」 粗餐、粗飯、口汚し 「口汚し」とは客に料理を勧める時にへりくだって言う言葉です。でも謙遜が過ぎるといつも馳走を食べているように思われますから、過ぎたることのないよう。今日の一句横綱が俵を跨ぐ後ろ向き今日のランなし今日の酒冷酒5勺 白波5勺今日の写真はキクイモです。隣のおばちゃんに貰ったそうで、食べ方もその通り、スライスしたものを梅酢に浸けただけ。なんとも主張のない味でした。
2019年01月15日
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平成31年1月13日(日) 午前7時起床。昨晩は帰宅が遅くなり、それからの酒。午前様になりました。 雨のち晴れ。起きた時、晴れの予報なのに降っていました。昨夜の月夜が嘘のような天気でした。午前はぼんやりブログを書いたり本を読んだり。写真はブランチに食べた餅です。昨夜、トンドで餅投げがありました。それを妻が拾ったもの。紅白混じりでした。これをぜんざいに。3つずつ。 午後は都道府県対抗女子駅伝を観戦。長崎1区の廣中選手、圧巻でした。ゴール手前1kmの二の足いや三の足が素晴らしかったです。こんな凄い競り合いを見たのは久しぶりでした。彼女は記録よりも勝負強さが光る。今日の走りは語り継がれると思いました。 それじゃー着替えて走ろうか。私もランシューズを履きました。小中尾の堰堤まで往復。次の写真はその道中を切り取ったものです。走り出す前、庭先でストレッチ。その際に梅林を見上げました。もちょっとで開花だな。 次の梅は林道に咲き始めるの図。種類が違うのでしょうか。日照時間の短い谷間ですが、随分早い。 折り返し、里に戻りました。K製材付近にホトケノザが満開でした。 毟って空にかざすの図。道端に群れ咲くも、普段目に留まらずですが、こうしてみると、可憐の色形をしています。 ランから戻り、シャワーを浴びてプシュッ。テレビを点けました。大相撲初場所が始まりました。嘉風は碧山に為す術無し、押し出されました。残念。注目の稀勢の里は相変わらずの取り口、受けに回って御嶽海に押し出されました。明日、逸ノ城との一番に進退が懸かると思います。負けたら引退でしょう。写真は今日の当て、蓮根をすりつぶしてこさえてくれた揚げ物です。赤を抜栓。流しました。今日は走って飲んだだけの一日でした。バタンキュー。今日の類語「競り合う」 対戦、決戦、連戦、接戦、クロスゲーム、シーソーゲーム、デッドヒート、激戦、激闘、熱戦、混戦、乱戦、決戦、歴戦、苦戦、苦闘、悪戦苦闘、攻め倦む 類語辞典を紐解くと、「戦い」に関連した言葉の多いこと多いこと。それをして、人類の歴史は戦いの歴史であることが覗えようというものです。攻防・勝負に関する言葉のうちからおどろおどろしいものや無体なものの幾つかを拾ってみました。 血で血を洗う、泥仕合、不意打ち、焼き討ち、殲滅、落城・・・。今日の一句初場所や綱のまわしが泣いている今日のラン10km今日の酒サッポロ黒ラベルレギュラー1缶 ワインボトル半分 白波5勺お湯割り今日の写真もトラです。NHKFMがセゴビアの特集をやっていました。写真はそれをひっくり返って聞き流すの図。
2019年01月13日
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平成31年1月12日(土) 午前4時起床。雨。午後に上がりましたが青空は覗きませんでした。朝ご飯のあと、仲良し人妻グループの集まりが近所であるという妻は出かけました。そぼ降る休日です。ランチ(猫飯)を挟んで映画を1本(ハドソン川の奇跡)、本を1冊半(浅田次郎「黒書院の六兵衛(上・下)。午後3時、雨が止んで、ぶらり散歩。スマホでAmazonMusicのクラシックオムニバスを聴きながら歩きました。以下の写真はその道中です。1枚目は千弾の木。近所に立っていたのを所有者が知り合いの大工に頼み込んで倒して貰ったとのこと。駄賃が何と30ラー。勿体ない。私に声を掛けてくれたらさつま白波1パックで始末してあげたのに。それにしても倒した後のこの幹はどうするのだろう。放りっぱなしなのかな。製材したらいい材料になるんだけどな。 歩を沖田に。その真ん中から見た築良田(つくらだ)の方角。この谷筋奥はマタギJさんの狩り場。鹿を撃ちます。私、お零れの紅葉肉にありつきます。ロースの鹿刺しは絶品です。 小一時間、湿った空気を深呼吸。いいオーバーホールになりました。ついでだから昨日FのRさんに聞いた櫟を見ておこう。JのKやん宅裏庭を遠目に眺めました。ハハーン、あれだな。根元の方は結構な大きさです。後日の始末が楽しみです。 ん?近くに繋がれているチビと目が合いました。散歩に連れて行って欲しい、そんな顔をしていました。今日は余裕があります。綱を持ちました。おーよしよし、久しぶりだな。 木立小学校の周りをぐるり一周。小便を其処此処にマーキング。彼の思うがままに任せました。次の写真は電線に留まった雀です。カメラを構えた途端、半分が逃げてしまい、残りの半分です。寒空のせいで毛を膨らませていました。 さあ、お終いだよ。チビを鎖に戻して振り向いたところに蜜柑が鈴なり。 私、柑橘には詳しくありません。種類を見分けること能わず。甘そうだったので一つ失敬。頂いていくよ。お前の散歩に付き合った駄賃だ。 家に戻りました。ネクタイを締め、背広に着替えました。今朝、弊社の秘書からTELあり。大入島の行事に社長の代理で出席せよとの指令がありました。大入島トンド火祭りに来賓の挨拶と神事。 余談です。太古、神武天皇東遷の折、豊後水道・佐伯湾に浮かぶ大入島の日向泊地区に御船を繋いだとの伝説があります。その言い伝えから生じた火祭りです。東遷の話は地元・佐伯鶴城高校の校歌に謳われています。4番まである校歌の3番がそれです。 ~♪~大入島にその昔神武の帝東征の御船繋がせ給えりし巨巌そびえて今もなお神の御稜威(みいつ)のいちじるくみもひの古井清水湧く~ 御稜威は「みいつ」と読みます。威光のことです。日向泊に人形碰(碆)という奇岩があるのですが、その形を見て神武天皇の威光が今も残り、往時を偲ぶことの出来るという意味でしょうか。また校歌には古井とありますが、実際にその井戸もあります。波打ち際からわずか数メートルのところです。真水なのが不思議です。水に困る漁村を潤そう、神武天皇が矢を突き立てたところ、湧いたそうです。 戻ります。実行委員会の広告に海部汁、ごまだしうどん(各1/3ラー)とありました。花より団子の妻です。それを見て同行することに。販売魚市場から臨時の船が出ました。写真は休校になって久しい大入島中学横のグランドに誂えられた櫓です。竹を組んで藁を巻き付けていました。島民と本土からの見物客が持ち込んだ御札やお守り、注連飾りなども一緒、周囲に積み上げられていました。高さは18m余りとアナウンスがありました。おっ、月も出ていい感じでした。 始まりは大入島太鼓からです。少年少女が見事な撥捌きを見せてくれました。 関係者に白装束が配られました。写真はそれを羽織った私です。うそです。そう言いたいところですが違います。同行のK課長です。どうですか、いい男でしょう。テニスの錦織選手に似ています。いや、それ以上の男前です。私を載せるよりずっとよい。彼もテニスマンです。加えて仕事は弊社のエース。勿論会社の女性に人気があります。しかし残念ながら妻帯者。それとは別、私は知っています。黙っていると写真の通りロマンスグレーの紳士です。しかし、話しだすと田舎者。加えて大酒飲み。 おっ、朝から準備の世話人の皆さんがテントの中で一息ついていました。酒盛りが始まっています。「おっ、Tさん(私のこと)、久し~のぅ。元気にしちょるかえ?ま~一杯やれの」「いえいえ、これから挨拶がありますから。後で頂きます」「えっ、おまい、おもしりーこつぅー言うのぅよい。島ぃ来て儂ん酒が飲めんたゅ~。いいんじゃがいいんじゃが。一杯引っかけちょったほうが口がまわらー」「えっ、えぇ、はい、それじゃー頂きます」 小さめのコップに並々。一気に流しました。クェーッ、うまい。沁みわたりました。 無事、挨拶を終えたら神事の案内。島にあっては大きな行事。神主さんも5人でした。 中の大神主さんが祝詞を奏上。 私も玉串を奉奠、柏手を打ちました。 神事の後は湯立て神楽です。刀を持った神楽面の飛び歩く綱切りが始まりました。迫力がありました。 それが終わって、ん?ドカン、ドカン。花火でした。発数は少なかったですが、冬のそれはいいものです。 さあ点火です。木の棒、先に巻いた布に灯油が掛けられました。 こういう感じで櫓に向かいました。 着火。燃え上がる炎の柱は圧巻。見た人だけが感じることの出来る迫力です。燃え残りの生松が枝を持ち帰ると、一年、無病息災家内安全なのだそうです。島外からのお客様がこぞって拾いました。 一連のプログラムが終わり、会場横の海人夏館(あまなつかん)に「おなおり」。オードブルを前にビールで乾杯。会場でもでしたが、ここにも懐かしい顔顔顔。皆、私が水産の営業をしていた頃の知り合いです。大入島は漁業が中心。ということでスーパーカブに乗っての漁村廻りが私の仕事でした。エビや鯛、鮑の放流、漁模様を聞いて漁獲物の販売改革、それぞれの浜にある集落のコミセン建設、後継者の縁談・・・。漁師の家に上がり込み酒を馳走になったり、魚を貰ったり。いろいろな経験をし、いい思いをしました。そんなこんなが胸を過りました。 午後9時半の船で本土へ。先に戻った妻の車で帰宅。写真はその途中、茶屋ケ鼻橋の図。霧が出ました。 家に帰り着き、飲み直しました。冷酒を嘗めながら、今日は懐かしい人たちに遇ったし、社長代理としてチャッカマンをさせてもらった。めったとない経験をしたな。酒がすすみました。今日の類語「失敬」(行為としての) 摘まみ食い、手を付ける、ちょろまかす、くすねる、猫糞、横取り、使い込み、上前を撥ねる、ピン撥ね、横領、着服、詐取、騙し取る 罪の軽い順に並べてみました。内容にもよりますが、私の感覚では猫糞まで許されるかと(笑い)。今日の一句小正月火柱立ちて島の夜今日のランなし今日の酒アサヒスーパドライ大瓶2本 冷酒2合今日の写真はトラです。いい目をしています。やっぱりお前が一番だ。
2019年01月12日
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平成31年1月10日(木) 午前4時起床。曇り。読書の後は早朝散歩。今日は風がありませんでした。このところ、夜の白み始める時刻は午前6時15分ごろ。曇天ともなると、7時ごろになっても夜の明けないが挨拶言葉です。冬至を過ぎて久しいです。日没時刻は少しずつ遅くなっていますが、日の出時刻は来週半ばあたりが最も遅い時刻。いずれにしても明るい時刻に家へ戻り、ランの時間を少しでも多く取りたいこの頃です。 終日デスクワーク。この時期になると、もう正月気分も完全に抜けます。「明けましておめでとう」という人はほとんどいません。チコちゃんに叱られますがぼんやりの一日でした。そんな中、フェイスブックによる情報発信についての話を聴く機会がありました。説明をしてくれた方の余談にホームページとブログ、SNSのそれぞれの違いもありました。簡単に言うと情報のリアルタイムと陳腐化、検索エンジンとの相性、情報の拡散度などに差があり、営業部門はそれぞれを効果的に使い分ける必要があるという話でした。流石リクルート仕込みです。その方、その会社でその方面の仕事をしていたとのこと。その世界に弱い杣夫ですが、目から鱗、理解できました。写真はその話とは全く関係ありません。昼に食べた弁当です。先ほど陳腐化という言葉を使いましたが、手作りの弁当はいつになっても陳腐化しません。リアルタイムだからです。はて???自分は何を言っているんだろうか? 夕刻、真っ直ぐ帰宅。サッと着替えてランシューズを履きました。走り始めて直ぐ、FのRさんに遇いました。呼び止められました。「Hちゃん(私のこと)、おまいぁ櫟ぁいらんか?JんKやん方んやつぅ俺が切ったんじゃーが。木が堅とーておまい、じき刃が切れあがってしもーたわい。ほいての、県南スチールぃ持っていってからに研いでもろーたんよ。たった500円じゃーきー安しーったら安ぃわい。」つい話が長くなりました。走るのをやめ、倒した櫟を見に行きました。大きなのが1本ひっくり返っていました。軽トラの取り付きもいいし、1車分はありそうです。焚いたら10日分ほどでしょうか。もう置く場所に困るほどストックしていますが、折角の話です。ここで断ったら、次の声かけをしてもらえません。二つ返事を返しました。写真のないのが残念です。 シャワーを浴びて今日の当ては何だろう。これが出てきました。キムチ鍋です。 唐辛子系の料理は焼酎で流すに限ります。韓流の料理は眞露が定番、それが証拠です。韓国のそれは甲類ですが、私は乙類のほうで。横のハイボールは妻のために私がこさえました。焼酎を飲めない女です。 韓国ということで余談です。韓国と日本がギクシャクしています。杣夫の私にはよく判りません。ロックオンや徴用工の問題、何が真実なのか、不明です。誰の言うことが正しいのか。こういうとき、報道の真価が問われますが、新聞を読んでも深掘りの記事は見当たらない。こんなことで隣り合う国と国とが喧嘩してはいけません。そもそも日本人のルーツは大陸から朝鮮半島を通ってやって来たのですから、元を辿れば同じ遺伝子を共有です。兄弟の諍(いさか)い、骨肉の争いは見苦しいと相場は決まっています。余談の余談です。私のまちはこの春にオルレのイベントを開きます。前にも書きましたが、オルレとは、韓国・済州島に始まったトレッキングです。オルレはその島言葉、「通りから家に通じる狭い路地」という意味です。海岸線や山などの自然、民家の路地などを身近に感じることが魅力なのだそうです。3月12日、佐伯市の沖合に浮かぶ離島・大入島に設定したコースでイベントをやります。韓国繋がりのイベントです。影響がないとよいです。今日の類語「ぎくしゃく」 しっくりいかない、罅が入る、間隙を生ずる、隙間風が吹く、秋風が吹く、不仲、仲違い、仲間割れ、啀み合う、睨み合う、対立、対峙、反目、確執、不和、悶着、摩擦、軋轢、風波、波風、揉め事、争議、争乱、騒乱、内輪揉め、内紛、内訌、同士討ち、ごたごた、いざこざ、紛糾、拗れる、蟠り、こんがらがる「罅」は「ひび」と読みます。「内訌」は内部で起こる争いのこと。それにしても類語の多いこと。それを全て解決する言葉があります。「水に流す」です。元の鞘に収まらないものか。今日の一句海峡を隔て恋いうる人の居り今日のランなし今日の酒焼酎2合今日の写真はネタ切れにつき、大入島オルレです。佐伯市観光協会のHPをパクりました。歩いてみようという善男善女、いらっしゃいませんか。10kmの起伏、豊後水道が絶佳の眺め、グルメもあって心地好い春のハイキングです。詳しくは募集の始まる数週間後、協会HPをご覧下さい。平成31年1月11日(金) 午前4時起床。曇り時々晴れ。活字に没頭、歩くのを失念しました。 今日は出張。大分市向け。取引先の社長が交代したり、お世話になる別の会社へ遅ればせの新年挨拶を兼ねて、でした。総合文化センター音のいずみホールの近くに車を止めました。写真は春のコンサートを宣伝する垂れ幕です。おっ、ウェールズSQだ。大分にやってくるとは。しかも週明けです。時間調整、ちょっと厳しいかな。 同行の部下、Y君がちょっと寄っていきましょう、隣まち・豊後大野市のアンテナショップに案内してくれました。小さな自治体が県都に出店。産品の宣伝と農家民泊客の呼び込みをしていました。 次の写真はあれこれの特産品です。酒を除き、販売もしています。 そのまちには酒蔵が4つあります。3月17日に蔵開きのイベントを催すそうです。無料試飲をやるとのこと。行ってみたいな。 桃素麺なるものを売っていました。桃色の麺というのは判りますが、風味も、なんでしょうか。それをして余談ですが、モモさんは元気にしているかな。 大分駅の方に回りました。ここ数年で様変わり。パルコの跡地も整備方針が決まりつつあります。賑わうところを見たら、大分県が過疎であることを暫しですが忘れます。 もう一カ所、大在の手前にある某支社を訪ねました。詳しいことは書くこと能わずですが、クルーズ船に関係するやりとりをしました。昼が近くなりました。みんな、丸亀製麺に突っ込もう、そう提案しました。このところ、ブロ友さん達がこぞっての図を見て、催したのでした。出張メンバーは私を含め4人。上司の提案に背く勇気ある部下はいません。運転手がハンドルをその方向に切ってくれました。 各自の食べたうろんです。 餡かけのようなとろりでした。口直しということで、葱と天かすにおつゆを注ぎました。古賀が美味しいんです。 午後は社に戻り、来週末に予定の講演資料を検討。幾つかを部下にお願いしました。助かります。午後5時過ぎ、会社を出ました。真っ直ぐ帰宅。家の近づいて、やっ!誰だ!うちの田んぼに水が満々。誰かが用水のコックをひねったのでしょう、ドボドボ流れ込んでいる。長靴を履き、モンキーペンチを持って急ぎました。締めました。締まりが悪く難儀しました。参ったな。悪戯も過ぎると困ります。 結局今日も走ること能わず。風呂で一日の疲れを流した後は花金の楽しみ。妻がコーラスに出かけるというので、途中、つね三に送って貰おうか。ですが、そこをグッと我慢。燗を付けて、精進料理まがいを楽しみました。 膳を済ませたあとはブラームスチクルスの続きを。先日、Hさんが貸してくれました。朝比奈隆、大阪フィルのライブです。ウイちゃんを嘗めながら4番と2番を聴きました。 部屋をランプの明かりだけにしました。ゆるりの時間が流れました。今日の類語「口直し」 軽食、間食、お八つ、お三時、おめざ、飲茶、点心、スナック、ハイティー 「おめざ」には思い出があります。もう亡くなって15年が経つ義父の言葉です。某休日、囲碁の相手をと朝に訪ねました。ステテコ姿の彼と碁盤を囲む前、グラスを二つ持ち出してきて、ウイスキーをドボドボ。「Hさん(わたしのこと)、これがいいんですよ。おめさです。うっしっし」今日の一句ビューローの好みが弾む冬の宵今日のランなし今日の酒燗酒2合 ウイちゃんダブル1ショット今日の写真はスパークの管球アンプです。カバーをしているのでKT88の明かりが見えません。馬力のある音を出します。大砲です。
2019年01月12日
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平成31年1月9日(水) 午前5時起床。未明は星空でしたが、明るくなっての後は曇りがち。夜の白む前、大風が吹きました。早朝散歩は北西の季節風がせいでざんばら髪になりました。乾いた空気に頬がカサカサ。イヤーマフラーが役に立ちました。家に戻ったら「あなた、今朝はぜんざいよ。お餅を焼いてちょうだい」十能で熾火を掬い、手炙りに入れました。 焦がさないよう、かといって焦げ目なしも興ざめ。ころ合いが大切です。 「鏡開きは11日よ、一足早くてよ」そう言いながら、昨晩に小豆を煮て今日の朝でした。 昨年に積み残した会議は今日迄。午前に終了しました。私の出番はなし。写真は昼に食べた弁当です。昨夜の青梗菜はニンジンと薄揚げを一緒の煮物になっていました。おかずとご飯を交互、口に入れます。相互の量、多い少ないのバランス調整に梅干しが役立ちます。 夕刻、まっすぐ帰宅。朝の風は幾分弱まりました。着替えて真っ暗になるまでラン。汗ばみました。それをシャワーで流し、夜のお勤めは冷酒で口を切りました。当てはつね三特製のイノホル。 おっ、冬瓜の煮物が出てきました。これ、先月、丸のままを親方に貰いました。鶏のひき肉が混じっている。体に優しい。 「これを始末して頂戴」 お節の甘露煮でした。まだあったのか。でも当てにちょうどよい。 今日は煮物が多いな。これが出てきました。これはこれでよいです。甘辛でないのが胃に心地よいです。 おおそうだ、忘れていた。数年前、部下だったキリノスケが話していたことを思い出しました。彼の爺さんが彼に一押しだと進めたのがこれ。ぜんざいに黒霧を注いで、が格別とのことでした。黒霧が無いので白波に替えてそうしました。ぜんざい9に対し焼酎1の割合がよいとのことでしたが、私は欲なので8対2、少し濃いめにしました。啜りました。ずるずるずる。うん、これはいい。おすすめです。 今日の類語「バランス」 安定、均衡、平衡、均整、兼合い、均整、釣り合い、収まり 落ち着いた夫婦関係を表すような言葉です。 今日の一句小寒を跨ぐ大風熾火熾き 今日のラン4㎞ 今日の酒冷酒5勺 白波1合5勺 今日の写真は弊社1階ロビーに展示中の絵です。私のまちと姉妹都市関係にあるオーストラリア・グラッドストンの子供たちが描いたものです。どれも8歳~9歳。素晴らしい才能です。以下にそのうちの数枚を。この催し、来週末18日金曜日までです。
2019年01月09日
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平成31年1月8日(火) 午前5時起床。曇り。未明の外気温5℃。霜降なし。早朝ウォークを1時間。先月まで散歩の同行は「おはよう北海道」でした。このところはNHK「マイあさラジオ」です。今日もそうでした。ニュースが米コンサルタント会社の発表した「世界の10大リスク」を報じました。欧州にポピュリズム政治が広がっている、国家間の同盟関係が揺らいで世界は悪い方向に向かっているとのこと。難しいことは判りませんが、その要因を「悪い種」と表現し、それが成長するかもしれない、警鐘を鳴らす内容でした。「悪い種」か。端的な表現です。それをして昨日の類語「オーメン(悪い予兆)」です。 その悪い種をして、昨日の新聞に掲載された新聞広告のことが頭をよぎりました。またしても宝島社か、という感じの切り口でした。 文中にポーランド侵攻とかトンキン湾事件の記述がありました。第二次世界大戦の、あるいはベトナム戦争のきっかけとなったでっち上げです。近いところではイラクの大量破壊兵器もそうだな。パウエル長官が日本にやって来て、イラクにそれの在る証拠を政府に見せたらしいですが、何という茶番。どうしようもありません。 宝島社、そんな嘘をして数々の戦争を始めたことを断じる意図があるのでしょう。社の自負心というか矜持を感じます。そうです、「嘘」はいけません。私も嘘つきですが、人を騙すそれはアウトです。私のうそは方便であったりジャークやユーモアだから許されると勝手に思っています(笑い)。大嘘はつきません。えへへ。 朝から終日会議。部屋に出たり入ったり。出番はありませんでした。写真は妻のこさえてくれた弁当です。炊き込みご飯が美味しかったです。このところ、仕事納めまでと仕事始めの1週間余り、昼はカロメイと野菜ジュースでした。やっぱり手作りがいいな。 会社が引けてまっすぐ帰宅。ストーブの薪を今に運び込むのが日課です。着替えてそれを済ませた後、ランニング。直ぐに真っ暗となり、距離を稼げませんでした。汗も薄っすらかいただけ。でも走らないよりはいい、そう独り言ちて風呂へ。今夜はうどんでした。 啜る前に冷酒をひっかけました。録画したNHKテレビのドラマを見た後、読み止しの本を手に取りました。書くことが無いのでそのことを。「大英帝国の歴史(上)(下)」ニーアル・ファーガソン 山本文史訳 中央公論社。写真がそれです。 序章からいきなりでした。ヨーロッパの北西海岸沖に浮かぶ雨の多い島国が、どうして世界を支配することが出来たのであろうと書き始め、その侵略統治が悪いものとみなされるのは奴隷制度に関与したことと断じます。引用します。「1999年8月、ガーナの団体アフリカ大陸への国際賠償と賠償真実委員会は、ガーナの首都アクラで会合を開き、奴隷貿易と植民地制度に従事し、そこから利益を得た西ヨーロッパとアメリカのすべての国家と組織に対して賠償を求めた。適切な賠償額として示された金額は777兆ドルという巨額なものだった。この金額は奴隷貿易によって命を失ったアフリカ人の数、そして、植民地とされていた間にアフリカ大陸から持ち出された金、ダイヤモンド、その他の鉱物資源の総額に基づいた額であるとされた。1850年以前に奴隷として大西洋を越えた1000万人余りのアフリカ人の内の300万人以上は、イギリスの船舶によって輸送されたのであり、このことを計算に入れると、イギリスが負うべきだとされる賠償額は、およそ150兆ポンドとなる」 日本円にして2京円です。ゼロを羅列すると20,000,000,000,000,000円。もちろん、それを賠償できるはずもありませんが、このことを引き合いに出すことから始まります。帝国の政治・軍事・経済のそれぞれの視点から切り込みます。世界史に疎い杣夫です。こういう本は有り難いです。ましてや中国の歴史に興味ありですから、読み進めるに従い、どういう形で清朝末期に関連していくのか楽しみ。ワクワクします。 前後します。大航海時代に始まるストーリーを読み進めて、思い出しました。横浜ベイスターズが優勝した年の秋、私はイタリア、フランス、イギリスを研修旅行しました。テムズ川沿いのタワーオブロンドンを見学した折、世界最大級のダイヤモンド「カリナン」を見ました。その時、一目見て偏屈の私は、これこそアフリカ搾取の象徴と思ったものです。写真はその折の写真です。 退役軍人とショットの図。 余談です。その年、ベイスターズの優勝は石井琢、駒田、鈴木尚、ローズ、谷繁、波留等のマシンガン打線がさく裂、投げては野村弘樹、番長三浦、斉藤隆の先発軍団、抑えは大魔神佐々木。記憶に残る世代です。 余談の余談、タワーオブロンドンは倫敦塔です。漱石の小説名として有名です。彼が留学の際に訪ねた印象を認めた作品です。私は大きい宝石と飼われていた大きなカラスの印象しかありませんが、文豪のそれには、倫敦塔が監獄であったことから過去に処刑されたおどろおどろしい話のことを書いてあります。その通り、彼の見たであろう「レディ・ジェーン・グレイの処刑」は痛ましい。見る人の涙を誘います。今日の類語「ロンドン」 アルジェ、バクー、北京、ブカレスト、ブエノスアイレス、デリー、ダッカ、イスタンブール、ロサンゼルス、ムンバイ、パリ、ポドゴリツァ、ローマ、ソフィア、東京都、ザグレブ 以上がウィキで調べたロンドンの友好都市です。アフリカはアルジェのみ。奴隷貿易の恨みつらみがせいなのでしょうか。今日の一句英国の離脱は明日かウィスキー今日のラン3km今日の酒冷酒5勺 さつま白波お湯割り1合今日の写真は青梗菜です。日中、妻が摘んだようです。煮物になるとのこと。冬野菜のそれは夏野菜、胡瓜や茄子と違い葉物が多いです。
2019年01月08日
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平成31年1月7日(月) 午前5時起床。晴れ。午前5時半から1時間弱、未明の散歩。道が凍てついていました。霜降。まだ東の空に白む兆候のないその時刻、金星が煌々。その下に蠍座が顔を出していました。夏の星座です。アンタレスが赤かったです。 さて会社、仕事始めは先週金曜日でした。実質的には今日からがスタート。午前は昨年積み残しの会議。午後はデスクワーク。終業時刻前、勃然、新年交歓会のことを思い出しました。去る4日、その会でHのSちゃんに遇いました。「製材が終わったから取りに来て」と言われたのでした。不覚でした。昨年2月だったかに楠をお願いしていたのでした。市内某所に切った根元の数メートルを2寸の3寸に割いて欲しいと注文。それを失念、年を越したのでした。退社時刻を待って早速H製材へ。夕暮れの迫る敷地内になお自動鉋の音が響いていました。夫婦で向こうこっち、板に鉋を掛けていました。私に気づくと、手を止め、フォークリフトに乗って楠の角材を軽トラの上に。その際、奥さんが輪子を敷いてくれました。夫婦の息が合っています。割れ鍋に綴じ蓋の私たちと違いいます。しかも美男美女。中小の製材業は経営環境が厳しいと聞いています。頑張ってほしいです。写真はその荷台です。 その足で家に。戻った時はすでに真っ暗でした。暗がりを押して馬に角材を移しました。実を言うとこれは父へのプレゼントなんです。加工して磨き、塗料を塗って額縁にします。自分の油彩に使います。このところ、もう描く元気が失せてきたといいます。明日、この材を見て、また元気が出るといいな。 荷役を終えて少しだけ走りました。汗は滲んだだけ。次の写真はイチゴハウスです。ゴーゴー、ボイラーの音がしました。中の苺が蒸散作用でしょうか、内側に水滴がついて、ポタポタ垂れていました。中はムンムンの別天地でしょう。 家に戻って風呂を浴びました。「あなた、今日はこれを食べて」 年末年始に食べたブリのアラに塩を打っていました。鎌などを少しずつ片づけて今日が最後。東洋美人の底たまりで流しました。これはこれでよいです。 おっ、帆立が出てきました。こちらは妻が生協で購入したもの。野付産のものより小さいけれど、味は変わりません。美味しい。おっ、こら、手を出すな。下品だぞ。 いい気分になりました。テレビに録画しておいたニューイヤーオペラコンサートが流れました。アイーダとサムソン・デリラがよかったです。藤村実穂子さんの暖かくふくよかな声、痺れました。バタンキュー。今日の類語「兆候」 先触れ、兆し、萌し、幸先、予兆、サイン、前兆、暗示、気配、オーメン オーメンは映画の題名ですが、元は英語。兆しとか前兆の意、特によくないことが起きる予兆に使われます。それをしての映画でしょう。今日の一句製材の板に垂れたり汗一滴今日のランなし今日の酒冷酒1合 焼酎5勺 赤グラス1今日の写真は久留米・杜の蔵の銘酒「一の矢」の純米吟醸、生酒です。出来たばかりの新酒。これ、先月、私が包丁研ぎの自慢をしていて、それじゃーということで部下のK課長が何本かを持ってきました。手前味噌にすぎますが、刃を見せるだけで切れるよう仕上げてあげました。その中の一本、含まれていた出刃は紛い物、料理に使う代物ではありません。あまりに無体なので手持ちの一本を持たせました。これで正月用の鰤は楽勝だな。あっ、そうだ、ついでに菜切りも1本あげました。年が変わり、そんなことをすっかり忘れていました。その彼にこれをいただいたんです。うっしっし、刃物を研ぐと酒が届く。いい商売です。冷蔵庫にとっておき、良き日に抜栓します。
2019年01月07日
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平成31年1月7日(月) 午前5時起床。晴れ。午前5時半から1時間弱、未明の散歩。道が凍てついていました。霜降。まだ東の空に白む兆候のないその時刻、金星が煌々。その下に蠍座が顔を出していました。夏の星座です。アンタレスが赤かったです。 さて会社、仕事始めは先週金曜日でした。実質的には今日からがスタート。午前は昨年積み残しの会議。午後はデスクワーク。終業時刻前、勃然、新年交歓会のことを思い出しました。去る4日、その会でHのSちゃんに遇いました。「製材が終わったから取りに来て」と言われたのでした。不覚でした。昨年2月だったかに楠をお願いしていたのでした。市内某所に切った根元の数メートルを2寸の3寸に割いて欲しいと注文。それを失念、年を越したのでした。退社時刻を待って早速H製材へ。夕暮れの迫る敷地内になお自動鉋の音が響いていました。夫婦で向こうこっち、板に鉋を掛けていました。私に気づくと、手を止め、フォークリフトに乗って楠の角材を軽トラの上に。その際、奥さんが輪子を敷いてくれました。夫婦の息が合っています。割れ鍋に綴じ蓋の私たちと違いいます。しかも美男美女。中小の製材業は経営環境が厳しいと聞いています。頑張ってほしいです。写真はその荷台です。 その足で家に。戻った時はすでに真っ暗でした。暗がりを押して馬に角材を移しました。実を言うとこれは父へのプレゼントなんです。加工して磨き、塗料を塗って額縁にします。自分の油彩に使います。このところ、もう描く元気が失せてきたといいます。明日、この材を見て、また元気が出るといいな。 荷役を終えて少しだけ走りました。汗は滲んだだけ。次の写真はイチゴハウスです。ゴーゴー、ボイラーの音がしました。中の苺が蒸散作用でしょうか、内側に水滴がついて、ポタポタ垂れていました。中はムンムンの別天地でしょう。 家に戻って風呂を浴びました。「あなた、今日はこれを食べて」 年末年始に食べたブリのアラに塩を打っていました。鎌などを少しずつ片づけて今日が最後。東洋美人の底たまりで流しました。これはこれでよいです。 おっ、帆立が出てきました。こちらは妻が生協で購入したもの。野付産のものより小さいけれど、味は変わりません。美味しい。おっ、こら、手を出すな。下品だぞ。 いい気分になりました。テレビに録画しておいたニューイヤーオペラコンサートが流れました。アイーダとサムソン・デリラがよかったです。藤村実穂子さんの暖かくふくよかな声、痺れました。バタンキュー。今日の類語「兆候」 先触れ、兆し、萌し、幸先、予兆、サイン、前兆、暗示、気配、オーメン オーメンは映画の題名ですが、元は英語。兆しとか前兆の意、特によくないことが起きる予兆に使われます。それをしての映画でしょう。今日の一句製材の板に垂れたり汗一滴今日のランなし今日の酒冷酒1合 焼酎5勺 赤グラス1今日の写真は久留米・杜の蔵の銘酒「一の矢」の純米吟醸、生酒です。出来たばかりの新酒。これ、先月、私が包丁研ぎの自慢をしていて、それじゃーということで部下のK課長が何本かを持ってきました。手前味噌にすぎますが、刃を見せるだけで切れるよう仕上げてあげました。その中の一本、含まれていた出刃は紛い物、料理に使う代物ではありません。あまりに無体なので手持ちの一本を持たせました。これで正月用の鰤は楽勝だな。あっ、そうだ、ついでに菜切りも1本あげました。年が変わり、そんなことをすっかり忘れていました。その彼にこれをいただいたんです。うっしっし、刃物を研ぐと酒が届く。いい商売です。冷蔵庫にとっておき、良き日に抜栓します。
2019年01月07日
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平成31年1月6日(日) 午前5時起床。曇りのち晴れ。未明の外気温8℃。暖かい朝でした。年末年始、誰に気遣いするでもなかったのでしょうが、気疲れの出たのでしょう、妻の起きてきた時刻はすでに陽の昇った後でした。ブランチをしてごろりソファーへ横になりました。本を手にうつらうつら。ゆるりの休日。 昼前、ピンポーン。お客様がありました。KのGさんでした。彼は私より近くほど年上。建築業を営む一人親方の大工です。近所に年始挨拶回りがあったので、顔を見に寄ってくれたとのこと。先を急ぐように見えませんでした。「どうぞどうぞ」 家に上がってもらいました。レモンティーを出したところ、喜んでくれました。近況と奥さんが患ったものの回復を話してくれた後、仕事のあれこれを問わず語りでした。曰く「20代で独立、以来仕事は切れず続き、おかげさまで今がある、お客様を大切がモットー、誠実に勝る商売はない、関係業者との酒が付き合いをせずが利口、最近は人手不足、職人が少なくなった、墨を付けることの出来ない大工が増えた、自分にとって仕事の増えるのは有り難いが、業界の先を思うと心配だ。趣味の踊り(彼は日本舞踊を習っているとのこと)は今月末にお祝いがあり、そこで舞う予定あり、楽しみだ、これは仲間とこさえた米焼酎だ、飲んで頂戴・・・」 五合瓶を差し出す手はまさに大工職人がそれ。実直を態で表すとはこのことと思いました。有難うございます。余談です。10年余り前、彼は佐伯市にロケのあった映画「釣りバカ日誌19」にエキストラとして出演しています。竹内力扮する漁師の座敷、宴会の場に漁師仲間役として顔を連ねました。 彼とは互いの子が中学の卓球部に所属、保護者同士ということで知り合いました。交誼を得たのは、当時、或ることがきっかけでした。彼がPTAの役員として来宅、頼みを引き受けて以来でした。当時、娘の通う中学の生徒が自裁しました。娘の学年と違う出来事であり、無頓着の私はそのことを遠い世界のことように思っていました。Kさんの依頼は、PTAの集会でその事件を取り上げるから司会進行をしてほしいというものでした。依頼の日、幾人も保護者と一緒にやってきたKさん曰く「原因の究明は罷り間違えば吊し上げになる、それを避け、今後、二度とこういうことのないような雰囲気、空気に持っていってほしい」とのことでした。おめでたい私はよく考えもせず、えい!出たとこ勝負だ、何とかなる、気安く返しました。案の定、集会の夜は槍を突き立てるような意見が主流を占めかかりました。そこに子どもさんを亡くされた親御さんが冷静、助けられました。私はただ進行するだけ。役に立ちませんでした。その日以来、賀状を交わす仲になりました。いやはや新年早々、昔話になりました。写真は今日のツーショット、Gさんと私です。 彼を見送って本の続きを読了。年末に借りた7冊はこれで終わりました。座ってばかりではいけません。猫のような伸びをして、さてと、走るか。ランシューズを履きました。5㎞奥の砂防ダムまで一走り。写真はその堰堤です。 蒼い水を湛えていました。オシドリの群れが泳いでいました。遠目なのでそれと判り難い。パチリ撮ってみました。双眼鏡を持ってくればよかった。余談です。オシドリはオシドリ夫婦、仲の良いことを指します。しかし、実態は大違い。毎年相手を変えるとのこと。一夫多妻ではないようですが、年が変わると契りをリセット。人間界ではこうはいきません。写真はトリミングの図。 水面から山に目を移しました。夕日を浴びてなのか、それとも早くも春なのか。杉が黄色くなり始めたような。そろそろ花粉の舞い始めるいやな季節です。赤い烏瓜が下がっていました。冬枯れの藪中にあって強い存在感を放っていました。帰宅してシャワー。急いで着替えました。図書館向け。本を借り換えました。その後、妻の実家に回りました。今夜は義母を伴い、久しぶりにcoco壱へ。お節に飽いた妻の言をいれてのことです。私はDXヒレ勝つカレー。妻はポーク牡蠣フライカレー半熟卵タルタル。義母が豚ヒレ勝つホウレンソウ。辛さは全員普通。刺激に弱い家族です。写真は私の食べたそれ。 食べる前に私だけ缶ビールを頼みました。プシュッ。走って乾いた体に沁みわたりました。 妻の運転で帰宅。NHKの大河ドラマを見ました。今年の主役は金栗四三。加納治五郎なんぞも登場、面白そうな予感がします。でも飽きっぽい杣夫です。きっと年の途中で見るのを止めるはずです。今日の類語「無頓着」 意に介さない、お構い無し、超越、超然、暢気、なげやり、成り行き任せ、ノンシャラン 全部私を形容です。今日の一句烏瓜枯れ藪に垂る寒の底若水の滔と落ちたる冬の谷宝来の細道辿る我のあり奥山に鴛鴦憩う松の内皴の手に戻りし賀状伏せて居り小豆煮る鏡開きや霜の朝休刊日活字恋しや雑煮喰う赤ら顔今日も戻らぬ松の内今日のラン10㎞今日の酒キリン一番搾りレギュラー1缶今日の写真はボールペンです。coco壱のテーブルにありました。 私はボールペンフェチです。ただし、高級品は分不相応、書き味という実利を優先です。お店なんぞで社用のそれを見つけると、必ず芯を改め、書き味を確かめます。一世を風靡のジェットストリーム、それを追いかけるアクロボール、ピクーニャ、スラリ。これらのインクが入っていると、嬉しくなります。ということでばらしてみました。前述の何れでもありませんでした。ただのインクでした。余談です。出張の折はホテルの部屋に備え付けのそれを、チェックイン時もすらすら感があったらフロントのそれも、です。カウンターの方が不思議な顔をされますがかまいません。余談の余談。滅多と海外旅行をしませんが、その際は空港売店、時間があれば土地の店で売られている見たことのないものを買います。次の写真はばらしてがっかりの図。
2019年01月06日
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平成31年1月5日(土) 午前6時起床。昨晩は夜更かししました。午前0時を回って床につきました。頭も身体も重い。やっぱり早寝早起きに限ります。 午前7時を前後、娘と妻が起きてきました。朝食は雑炊でした。1月2日、妻が同窓会で不在の折、娘がこさえた鴨鍋の残り汁を用いて、でした。食べ過ぎました。満腹。 9時半の空港行きバスに乗るという娘は、じいちゃんばあちゃんに別れの挨拶。それが長引き、発車時刻に間に合うかどうかをやきもきの妻でした。彼女の運転でバスターミナルへ向かいました。私はトラを抱いて窓越し、家の中から見送りました。遠くなっていく二人を乗せた車、庭先でそれを見えなくなるまで見送る父、やがてしょんぼりの図はやりきれません。その姿、いつもにまして小さく見えました。肩を落としているのが判りました。しばらくして妻が戻ってきました。「あなた、奈良からTさんが帰省しているの。明日発つのよ。ランチに誘われたから出かけてくるわ」 うん、それがいい。塞いだ気分が紛れます。彼女を見送って珈琲を入れました。年末年始の音楽、聴くには聴きましたが、深入りしませんでした。今日が事始め。手に取ったのはセルとクリーブランド管の東京ライヴ。曲目はモーヤンK550とシベリウスの2番。昨日、弊社へ年始に見えたH氏が貸してくれたのでした。とっておきのCDと言いながら鞄の中から出してくれました。その通り、気魄の迫るタクトでした。余談です。H氏は年末にあった大阪フィルの第九を聴きに行ったとのこと。羨ましいな。 昼、まだ腹がよかったのですが、猫飯を掻き込みました。親方へTEL、今日は如何、水を向けました。午前、山に入っていたそうでした。午後、来て貰うと助かる旨の話でした。二つ返事を返しました。襤褸に着替え、チェーンソーを研ぎました。愛機ハスクバーナよ、今年も頼むぞ。 こちらはメンテの七つ道具。おっと、丸鑢が映っていない。 午後1時過ぎ、切り出しに着きました。親方曰く「おめでとござんした」彼らしい挨拶です。早速チェーンソーのタンクに燃料と潤滑油をそれぞれ満タン。取り付きました。今日は結構な大木が多かったです。 都合3回、燃料タンクを空にしました。25本ほど倒したでしょうか。2時間近く、まわし続けました。疲れて一休みの図です。 午後3時前、そこを後にしました。親方はその時刻から猶、製木作業をするとのこと。曇天のこともあって、一人、この深閑に在ると、山の精に飲み込まれてしまいそうな気配。それが山仕事です。 次の写真は帰る途中の泥濘(ぬかるみ)です。写真で見ると凹凸は少しのようですが、実際はかなり高く低く、軽トラの腹を擦りました。 家に戻ったら妻が屋外に震えていました。家の鍵を持たなかったとのこと。すぐさま勝手口を開けました。さてと、走るか。「あなた、散歩しないこと?」言を入れ、ランを止めました。小中尾方面をぶらり1時間、歩きました。西に傾いた太陽が顔を出し、その光が神武代(かんむしろ、永野地区が背負う稜線のこと)に切り取られるの図。いい感じです。 歩を進めながらの話題は当然娘息子のこと。聞き役に徹しました。F工業に差し掛かりました。猫が2尾、走り出てきました。おっ、お前、初見参だな。瞳の色がなんとも地中海です。 集落をぐるり回って天神さんへも。妻曰く「天神さん?」「天神さんは菅原道真だよ。北野天満宮、太宰府天満宮の話だよ」「そのくらい知っているわよ。だから、なぜ木立に天神さんがあるの?」うっ、痛いところを突かれました。「そりゃーおまえ、魔が差しただけのことさ」 午後5時過ぎ、風呂に入りました。年末も正月三が日も日本酒がメインでした。今日は最初から焼酎のお湯割りにしました。食事が終わり、下町ロケットの特番を見ました。勧善懲悪、正義は勝つのストーリーは見終えて小気味よいです。午後10時前就寝。写真はドラマの合間、コマーシャルの時間に顎をブラシのトラです。この表情にメロメロなんです。今日の類語「地中海」 バレアス海、アルボラン海、ティレニア海、イオニア海、アドリア海、エーゲ海、リグニア海 類語もネタ切れです。こういう切り口にしてみました。今日の一句大杉を倒し賀正の事始め今日のランなし今日の酒白波お湯割り正味2合 グラスワイン1今日の写真は賀状の中の1枚を。千葉・白井市に住むNさん夫妻からのもの。おみくじが付いていました。捲ったらこの通り。奥さんの趣味でしょうか。いい感じでした。
2019年01月05日
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平成31年1月4日(金) 午前4時前起床。晴れのち曇り。寒し。外気温1℃。 午前5時半前、着替えてウォーキング。家を出て歩き始めた途端、あっ!流れ星だ。北の空をシャーッ。綺麗な尾を引きました。そうでした。思い出しました。数日前、娘がしぶんぎ座流星群のことを話しました。年明けの未明が見頃だとも。今がちょうどその日その時刻。それから注意し、上を向いてすたすた。沖田を縦貫の農道、霜が降って凍てついていましたが、空を見上げながら小一時間、数えて10個の天体ショーを楽しみました。やっぱり早起きは三文の徳です。写真は散歩の途次に撮った亀ノ甲橋の欄干です。凍てついていました。 今日、息子が出立。大分空港を夕方の便で上京します。昼過ぎ、妻が彼をバスターミナルへ送りました。その前、私の出勤が先でした。三人が玄関で見送ってくれました。妻曰く「あたたたち、仕事のお父さんを見送るのはこれが最後よ、3月いっぱいで退職だからね」そうか、私のネクタイ姿、子どもたちは今日が見納めか。息子に元気でな、うんと頷く顔を振りきって出勤。次の写真は前後します。朝ご飯のおかずです。鰤の漬けと卵焼きに菠薐草。美味しいような、味がしないような、変な気持ちでした。 朝のうち、職場で年始の挨拶、続いて幹部が大会議室に集まり、社長の訓示がありました。「中国の漢詩を引用」と前置きし「知者は惑わず、仁者は憂えず云々」孔子かな、そう思いましたが、前置きの通り、そうではないよう。あとに勇者と続かず、痴人とか愚者という言葉が続きました。社長、締めくくりに「社員は知者、仁者たれ」と。 終日、資料を読んで過ごしました。時折、取引先の方が年始の挨拶にみえました。 夕方、ホテルKへ。地元経済団体主催の新春年始交歓会に出席するためでした。名刺入れに束を追加、突っ込みました。国会・県議会・市議会の先生方を始め、官公庁・学校、各種団体・企業、商工会・商工会議所の議員、250名余りが集まりました。開会から万歳まで1時間半、短期決戦でした。私の交際範囲は狭いので、それで十分。と思いきや、1年の無沙汰を詫び、或いは久闊を叙す方々と話し込んで、料理の折を食べる暇がありませんでした。私の退職を知ってその後の身の振り方如何、或いは父の近況如何、逆に私がお世話になった方の会社を継いだご子息に父上は元気になさっているか・・・。と、その時でした。見知らぬ方に声を掛けられました。「Tさん(私のこと)ですよね。懐かしいです。私はKです。妻がTさんの奥さんとT小学校で一緒しました。そのKです」 えっ!Kさん!懐かしいなぁ。彼も奥さんも教師でした。私たちより一回り若い夫婦。美男美女とは彼らのことをいうようなカップルでした。一度、拙宅に来たことがあり、私たち夫婦も大分にある彼らの家を訪ねました。今も時折、妻が教師時代のことを思い出し、奥さんが素晴らしい教師であったことを話すことがあります。で、今、どうしているの?訊ねました。彼曰く「はい、妻は教師を辞めて久しいです。大分に障がい者の利用できる施設を立ち上げるため奔走しています。近々実現します。彼女、いつもT先生(妻のこと)を気にしているんですよ。かく言う私も教師を辞めました。今は此処で働いています」名刺を出してくれました。佐伯市に子会社のある企業、大分の本社に勤務ということで、この交歓会へ参加したようでした。名刺に彼の奥さんが携帯電話番号を書いてくれました。 乾杯から1時間、あっという間でした。写真は新春を祝う万歳の図2枚。 音頭は市議会議長さんでした。年の初めに聞く愉快の話がよかったです。 弊社の同僚も幾人か参加していました。皆、顔を赤くしていい気色でした。2次会に行こう、誘い合っていました。私は車の運転があったのでノンアルコール。滅多と会わずの方々に折角いい話を頂きました。酔って忘れてはもともこもない。我慢しました。写真は手を付けず持ち帰った折です。すでに妻と娘は夕餉を終えた後でした。これを当てに燗をつけました。 ちびりやりながら3人、テレビで「風の谷のナウシカ」を見ました。1984年のアニメ映画です。放射能が地球を蔓延、近未来を予測したような内容でした。今日、上京した息子はその業界で働いています。妻と2人、原子力発電のニュースが報じられるといつも目を合わせます。今日も互いでした。複雑な気持ちになりました。日付変更線を越えてバタンキュー。今日の類語「交歓」 交誼、交情、旧交、親交、交遊、交流、交際、触れ合い、付き合い、懇親、接触、コンタクト、誼 最後の「誼」は「よしみ」と読みます。親しい交際による縁故です。同郷の誼。ブログの誼。今日の一句ネクタイは今日が最後と妻の言い今日のランなし今日の酒燗2合 冷酒5勺 白波5勺今日の写真は深夜、面白くないの図です。あられもない格好ですが、薄目です。その気持ち、解ろうというものです。
2019年01月04日
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平成31年1月3日(木) 午前5時起床。晴れ。 三が日も三日目となると改まった気分が薄れます。朝一から付けっぱなしの箱根駅伝、ゴールが近づくにつれ、日の傾いた感覚を覚えます。ああ、正月も終わりだな。息子は明日、娘は明後日上京します。年末、帰省が近づく程に思いが高まりました。それが僅か数日、気持ちが萎んでやるせない。写真は昼に食べた煮物です。年末年始、暴飲暴食の腹に優しいので助かりますが、なんとはなし、今日の気分を移しているような色合いです。「あなた、手持ち無沙汰のようよ」妻にそう言われました。 次の写真はスルメです。これ、息子の好物です。冷凍庫の隅にあったものを焼いてやりました。お餅は娘が湯に潜らせ黄な粉を付けて。それが昼ご飯でした。 次の写真は包丁研ぎの説明に使った紙切れです。砥石の使い方を娘に教えてやりました。眠そうな目でした。 それを実演。面倒臭そうでしたが、最後まで付き合ってくれました。写真は持ち帰った彼女の庖丁です。最後に秘伝を伝授。何のことはない、研ぎ終えた後、カミソリの刃を皮ベルトでたてるよう、新聞紙で擦るのです。これ、H刃物店の大将に習いました。そうすると、切れ味がカッターナイフと変わりません。 東海大学が初優勝したのを見届け、テレビを消しました。娘は同僚への土産を買いに妻と出かけました。息子は昼寝。午後3時過ぎ、ぼんやりしていてもつまりません。走るとするか。ランシューズを履きました。1時間、汗をかきました。以下はその途次が切り取りです。1枚目は小中尾の小径脇にあった万両。千両はいたるところにありますが、これはなかなか目にしません。 次の写真は元越山に続く稜線です。上半分は生産森林組合の、下半分の一部が父の山です。そこはもう手を入れる必要なし。全伐を待つばかりです。でも切ったら親爺に叱られるだろうな。 帰り道、椿の花が落ちていました。勃然、何が終わったのか解りませんが、心の萎むような思いがしました。年末年始が終わったからでしょうか。 家に戻って風呂に。頭を拭いて燗を付けました。ちびりやりながらぼんやり。以下の写真は今夜の夕餉です。サラダ。トマトを除き拙宅菜園で採れたもの。 塩胡椒で味付けの牛ステーキと、娘が塩糀を塗しておいた鹿肉です。焼くと硬い後者ですが、糀の効能でしょう、柔らかい。 札幌に住むA先生に頂いた野付の帆立と北海シマエビ。燗酒がすすみました。せんせい、どうしているかな。 口直しに抜栓の赤です。このチリワイン、ラ・プンタはコスパあり。1ラーと少しの価格ですが、普段飲みには勿体ない程のレベルです。以前、kusuhito氏から1本、紹介がてら貰い、味を覚えました。時々ケース買いします。最後の夜も酔っ払いました。バタンキュー。今日の類語「面倒臭い」 煩わしい、五月蠅い、難しい、厄介、しんどい 「五月蠅い」は「うるさい」と読みます。五月の蠅とは多分金蠅でしょう。一回り大きくてブンブン音を出して舞う馬力のいい奴と想像。う○こに留まるあれです。想像するだけで五月蠅い感じを覚えます。今日の一句赤椿ぽとんと落ちて日の暮れる今日のラン10km今日の酒燗酒2合 白波お湯割り1杯 赤3グラス今日の写真もトラです。おい、互い、寂しいな。
2019年01月03日
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平成31年1月2日(水) 午前5時起床。晴れ。北風強し。この年末年始は寒い日が続きます。今日もそうでした。 子どもたちが帰省し、あれこれの話もあってここ数日、夜更かしでした。流石に午前3時起きはありません。未明から世の白むまでの時間、新聞に目を通しました。昨日は1面特集や社説を中心にでしたが、今日は文化欄に注目。出色は読売の元日特別版「伝統の美、次世代に」という特集でした。雪舟の「秋冬山水図」、教科書に載るあれですが、それを1面に大きく掲載、読売新聞社が「日本の美を守り伝える『紡ぐプロジェクト』-皇室の至宝・国宝プロジェクト」を始めるという宣伝です。 「保存・修理・公開を一体的に進め」るのだそうです。特別展の開催が予定されているとのこと。2面以降には狩野永徳や酒井抱一、尾形光琳、時代の下がって東山魁夷や大分県の生んだ高山辰雄のそれぞれがカラー写真で。各面ともいい感じの紙面でした。余談です。1面、雪舟の隅にプロジェクトを特別協賛或いは協賛の会社名がありました。協賛とは人、もの、金を出して支援のことでしょう。特別がつくのは、お金や協力がその通り特別ということ。太っ腹です。企業のこの手のメセナ、いい感じです。斜に構え、宣伝・売名・節税という人もいますが、そこは大人になって、いいことはいい、割り切りるのがよろしい。 朝から余談に過ぎました。箱根駅伝を小さな音で観戦しながら、ゆるりの新聞も正月ならでは、です。これに熱燗の1本も付けば言うこと無しなんですが。次の写真は朝ご飯のおかず、鰤刺です。寒風にさらされ、熟成が進んでいました。 午前10時、ちょっと所用あり。注文の品がユニクロに届いたということで、店頭受け取りに出向きました。車を走らせ、初売りでごった返していました。レジからぐるり店内を半周の行列を尻目、さっさと受け取り、とって返しました。賑わう場所の苦手な杣夫です。若い時分、築地の初荷には幾度も立ち合いましたが、私用で初売りに出かけたことは数えるほど。折角の休暇を態々、というのがこの歳になっての思いです。 昼下がり、父の家にお客様がありました。Mさんでした。呼ばれて同席しました。以前弊社に勤務、退職し、今はロビー活動をしています。耳の遠い父です。話が噛み合いません。.Mさんの話が聞こえず独壇場。日頃思うことを話止めず。参りました。私用あることを口にし、話を切りました。 午後4時、妻をホテルKへ送りました。今日は高校時代の同学年が集まり、還暦同窓会があるとのこと。私はとって返し、着替えて走りました。ラン6km。いい汗をかきました。写真は居間の外、靴脱ぎ石の上に置いた薪です。樫がキンキンに乾いている。火持ちのいい燃料です。 晩ご飯は娘がこさえてくれました。鴨鍋が美味しかったです。今日も九平次。冷酒が進みました。ちなみに昼ご飯も娘が担当。お出かけ準備の妻は助かったようです。 ちょっと飲み足りません。松竹梅を燗にしてみようか。 当ては緋扇貝。これも娘が煮てくれました。格別でなかろうはずがありません。ゆるり、いい気色になったその時、TELあり。妻からの迎え要請でした。飲酒運転は法度。息子が運転を買って出てくれました。助かりました。バタンキュー。今日の類語「余談」 お喋り、雑談、駄弁、無駄話、無駄口、油を売る、世間話、四方山話、井戸端会議、与太、閑談、閑話 「与太」というのがいい感じです。出鱈目で役に立たない言葉のこと。与太話です。今日の一句九平次を今日も今日とて三が日今日のラン6km今日の酒冷酒2合 燗1合 白波お湯割り2杯 アイラ1ショット今日の写真もトラです。オッターバに聴き入るの図。耳の向きにそれが判ります。
2019年01月02日
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平成31年1月1日(火) 午前5時起床。晴れ。北風強し。 まだ家族の眠る時刻、薪ストーブの火を大きくし、それを眺めてぼんやり。血圧を測りました。160-90。思わぬ高い値でした。正月早々、酒を控えないといけない、そう思った朝でした。着替えて車に乗りました。市街地のコンビニまで6kmほどあります。購読していない新聞各紙を買いに、が目的でした。1軒目にブロック紙(西日本新聞)を置いていませんでした。2軒目にありました。都合4店舗回りましたが、産経は入手できず。写真は購読のものを合わせての図。合計6紙です。2紙が人口減少・人材流出で日本の先行きを憂う内容、2紙は経済の見通しを楽観、ブロック・地方紙は夢を。6紙6様でした。 とって返す途次、津志河内橋の袂で日の出に行き遇わせました。コルの右側、ピークが九州百名山の一つ、元越山(標高582m)です。稜線の木立側は仲野河内生産森林組合所有の杉林です。杣夫はその組合の組合長です。先輩諸氏がよかれと考え、公団と契約しました。その森林が不如意、配当出来ず、組合員の不満が溜まっています。なんとかしなければ。 おっと、正月早々、嫌なことを考えてしまいました。もう一枚の写真は木立川です。朝の冷えに水蒸気が上がっています。点々、水鳥が憩うていました。 家に戻って朝ご飯。元旦は雑煮と決まっています。娘がストーブの熾火を十能で掬い、手焙りに移しました。写真は膨らむ餅です。これも正月の一枚です。大きめの猪口に御神酒を1杯。 遅い朝餉を終えました。妻は息子を迎えにバスターミナルへ。私と娘は初詣に。余談ですが、新年の参拝は自宅に一番近い神社がよろしいと聞いたことがあります。印鑑を販売する宮崎・日向のIさんが弁ですから、その通りなのでしょう。歩いて熊野神社へ。 此処は深閑。初詣の人が数人いただけでした。神社総代、NのJちゃんが社の中で御神酒サービスをしていました。手持ち無沙汰のよう。お札を1枚求め、土器(かわらけ)に1杯、馳走になりました。彼曰く「よい、H君(私のこと)、お前んかかぁわけーのぅ(奥さんは若いのう)」苦笑。娘ですと返しました。 この神社、竹藪の中にあります。私は、神主の母親と親しいのです。彼女の家は近くにあります。一人住まい。鉈や庖丁を研いであげたことがあります。その折り、筍掘り放題の手形をもらいました。シーズンになると「筍はあるか?神社のそれを掘れ」毎年声を掛けてくれます。4月以降、時間はたっぷりあるぞ。たくさん掘って茹で、皆に配ろう。 参拝を済ませ、さて、折角だからちょっと木立の中を歩いてみようか。娘にそう言うと、以前ブログに載った子猫を見たいとのこと。いつものランコースを一緒しました。途中、廃屋になったT宅の庭で甘夏を毟りました。二人してニンマリ。次いでF工業へ。鉄工所の中に声を掛けたら2匹が走り出てきました。写真は娘の足に纏わり付くの図。 無防備の姿態です。娘はすっかり虜に。 名残を惜しんでそこを後に。イチゴハウスの横を通りました。中は別天地。ムンムンの空気と判ります。それが証拠、写真では判りづらいのですが、ビニールの内側に水滴が垂れています。 おっ、蜜蜂の箱だ。近づいたらブンブン舞っていました。通常、受粉を目的にハウスの中へ置いてあるのだけれど。どうして外に出しているのかな。 天神さんに登ってみることに。次の写真は金網の柵です。 鹿の侵入を防止するためとありました。そこを抜け、階段を50m登って参拝。西の平を見下ろす開けた所に野苺がありました。何がいいのか判りませんが、この色をして正月早々縁起がいいぞ。 次の写真はその西の平集落。中央、少し左の瘤が頂きに生目神社があります。目の神様です。 1時間あまり歩きました。さてと、帰ろうか。次の写真は帰途に見つけた枇杷の花です。実になるのは梅雨時期。 娘が牛を見たいというのでN牧場へ回りました。ホルスタインも正月でした。NのTやん宅近くを通りました。金柑の大きいのが生っていました。失敬しました。これがなんとも甘い。 家に戻ったら息子が帰っていました。妻が遅ればせの年越し蕎麦をこさえて食べさせました。鰤の刺身も。私を除く3人は天然より養殖の方が美味しいと言いました。フン、素人め。違いのわかるのはお前だけだ。 こら、欠伸するな。 ニューイヤー駅伝を見終えて、腹ごなしにも一度散歩。走ろうかとも思いましたが、昼にも冷酒をグラス1杯飲んだので控えました。散歩だけにしました。家に戻り、本を持って長風呂。頭を拭いてプシュッ。くわわわゎ~もちぇん。さてと、昨晩は北雪だったな、今日は九平次にしよう。これ、魔が差したということでnkucchanが送ってよこした代物です。甘露中の甘露。そういう魔なら頻繁に差して欲しいな。いや~、それにしても二日続きの甘露、盆と正月がいっぺんに来たよう。nkucchan、有り難うございました。 晩ご飯は一家揃って囲みました。お節の残りを中心に、七輪で緋扇貝や椎茸のチーズバターを焼いたり、つねさんの大将に頂いたイノホル煮込みであったり。写真は緋扇貝。 こちらは椎茸のチーズバター。これが美味しかった。 酒がすすみました。家族の会話は娘息子の会社のことであったり、健康のことであったり。縁談のことを話題にするのはちょっぴり法度。老いた父母の話になり、私たち夫婦の老後のことになると、しんみり感も。ああ、いい夜だ。酔ってバタンキュー。今日の類語「無防備」 剥き出し、露骨、露わ(あらわ) 失礼だけどなんだかnkucchanの好きそうな言葉だな。今日の一句元旦の細道愉快鳶の舞い今日のランなし今日の酒サッポロ黒ラベルレギュラー1缶 冷酒3合 黒白波お湯割り1杯今日の写真はトラです。正月の終わると、子ども二人は上京。寂しくなります。一緒にバッハを聴いてくれよな。
2019年01月01日
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(仙崖和尚のカレンダー、元タンカー船長が毎年送って下さいます。有り難うございます)謹賀新年 皆さま、お変わりありませんか。▼(還暦)昨年に私、妻は今年、それぞれ還暦です。二人して健康、父母義母も恙無くです。六十歳は定年でもあります。この三月末をもって、勤務先を退職します。身の振り方に当てはありません。幸い、少しの菜園と山林があります。暫くは晴耕雨読の真似事をと考えています。それでは昨年の拙宅様子をお知らせし、新年の挨拶に代えます。ご笑読いただくと嬉しいです▼(異動)四月、退職まで一年を残し、実務から離れました。仕事が縁で佐伯に所縁の矢野龍渓や国木田独歩が後裔に面識を持ちました。「経国美談」や「武蔵野・牛肉と馬鈴薯」が急に身近となりました▼(菜園)益々盛ん。食卓に上る夏・冬の野菜は全部自家製でした。それを友人に配る妻の鼻は高々。彼女は漬物を近所に習いました。上手に漬かり、ご飯がすすみました▼(音楽)オーディオに灯を入れる時間が減りました。妻はコーラスを楽しみ、国民文化祭のステージに立ちました。秋は福岡に夫婦してカルメンを鑑賞。いい思い出となりました▼(運動)練習不足。レースを一回も走らず、太りました。退職後、仕切り直しするつもりです。妻はエクササイズに通い、少しスリムになりました▼(酒)晩酌を欠かさず。魚屋で鯵を求め、毎日のように刺身をこさえました。私の包丁は切れます。ワイン抜栓の際は妻も相伴。その折の肴は東京に暮らす娘息子の話。未だ子離れできません▼(山仕事)春秋冬、チェーンソーを持ちました。親方の杉山を倒し、駄賃に薪ストーブの燃料、上質の樫を貰いました。毎年、軽トラ二十台分を焚きます。ストックは四年分あります▼(子供たち)春、息子が友人三人を連れて帰省。連泊していきました。酒席を一緒し、いい仲間に恵まれたことに安心。秋は劇団四季のチケットが妻に届きました。娘からでした。私も息子と居酒屋巡りを口実、一緒に上京しました。二人とも都会生活を謳歌。独身が続きそうです▼(トラ)拙宅の癒し、飼い猫トラは十二歳。老境となりました。飼い主同様、鯵刺が好物。晩酌の相手をしてくれました。▼元号が変わります。新しい年、皆様によいことがありますよう。 平成三十一年元旦
2019年01月01日
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