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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート31
May 31, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート30
May 30, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート29
May 29, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート28
May 28, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート27
May 27, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート26
May 26, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート25
May 25, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート24
May 24, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート23
May 23, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート22
May 22, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート21
May 21, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート20
May 20, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート19
May 19, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート18
May 18, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート17
May 17, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート16
May 16, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート15
May 15, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート14
May 14, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート13
May 13, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート12
May 12, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート11
May 11, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート10 俺はどう彼に聞けばいいのか迷っていた。「・・・・・・うん。どうしよう。」「斉藤、煩い。次の講義、休講らしいけどどうする?」悩んでいると次の講義の休講の張り紙が掲示された。「そうなの?どうするかな。藤野はこの後どうするんだ?」「特に俺は何もないし研究室に行くか、その次の講義までゆっくり休むかどっちかだな。」これはまたとないチャンスなので、彼に少し時間を貰いたい出来ればあまり人目が付かない所と要求すれば怪しまれたので、GWの相談と称すると彼の所属する研究室に行くことになった。 研究室は誰もいないので、ざっくりと内容を話せば「どうせ、宮城あたりからの情報だろう?しかし、どこからその情報が漏れたんだ?あいつが言う訳ないと思うが・・・・・・」藤野は、危機感を憶えた。「俺は桃ちゃんが絡んでいるのは確かだと思うんだけど、他が思い当たらない。何らかの形で藤野か千雪ちゃんの会話を聞いて確信したのかと思うんだけど・・・・・・」研究室のドアが開いたので、俺達二人は固まった。「あれ、二人とも何やってるんだい?」「鈴白君?!」「いや、ちょっと藤野の彼女の件で」「ああ、例の娘か。上手くいってるんだね。そう言えば、この間、藤野君の熱狂的な追っかけの娘、浅川さんって言ったけ?俺、彼女とデートだったんだけど、高校生くらいの男の子と一緒に居て、その子が顔を赤くして照れていたんだ。不思議な組み合わせだったんだよね。」と何気なく言うので、二人で顔を見合わせ言う。「それってなんか小生意気そうで聖蘭学園の制服を着た奴じゃなかったか?」「ああ、確かそうだよ。なに、ライバルなの?」鈴白君も興味がわいたようだ。「まぁ、ライバルというか一方的にストキングしている奴がいて、お目付け役が彼女の同級生に居るんだが、制止が効いていないようだからな。」「ふ~ん。なら、諦めさせるか、徹底した牽制をするべきかな?」「たとえば?」「まぁ、俺は彼女に薬指に指輪を嵌めて貰ってる。あと、ペアリングだしな。」胸に光るリングを見せてくれた。「指輪ね・・・・・・」「相手が高校生だよね?細いシルバーのリングで、チェーンに通しておけば普段は見えないし。まぁ、少し値が張る物の方が良いよ。」高校の時から彼はいつだって、自分達より大人で頼りになる。「持っているだけじゃダメなのか?」「うん。まぁ、婚約指輪とかじゃないからすごく高いのじゃないとダメなわけじゃないけど、やっぱり持っているとことに越したことはない。牽制になるし、少し高めであれば金銭面的に大人としての余裕じゃないけど見せつけられるだろう。想いを形にすると言うか、彼女をいかに大事に想っているかということ。まぁ、それよりも独占欲の強さを見せるならブレスレットだけどね。まぁ、アクセサリーを贈ること自体に意味も十分あると思うけどな。」斉藤と俺は納得してしまった。「デザインは普段から身に着けるならシンプルな物、休日とかに付けるなら、彼女が好きそうなデザインの物が良いだろう。因みに誕生石とか石付きのもお奨めだよ!誕生石は護り石とも呼ばれて、災厄などから身を護ってくれると言う意味も込められているんだ。あとは、シンプルならリボンとか蝶々、花とかの形があしらわれたものなんかも人気の様だよ。」そうなのかと納得し、検討する。「まぁ、そうだなあまり高価過ぎては引いてしまうなら、5千から1万前後の物を購入するくらいがいいんじゃないだろうか?」具体的な数字の提示に参考にしようと思う。「まぁ、取り敢えず。二人のイチャつく現場に遭遇すれば諦めもつくかもしれない。もし、邪魔が入ったとしても毅然とした振る舞いをし、彼女を安心させてあげる事だね。包容力が試されるね。」この短時間で、若干レベルではあるが恋愛のスキルが上がったような気がした。「鈴白君ありがとう、勉強になったよ。ぜひ、参考にさせてもらうよ。あいつと俺にとっては思いれもある場所だからそう簡単に邪魔させない。」その様子に満足げだ。取りあえず、指輪の購入を検討することにしたのだった。 snowの日記若干脱線したかも。あと1週間で、父の誕生日です。そろそろ、プレゼント用意しないとな。
May 10, 2016
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『 ライバル見参 (星に願いを(番外編)』パート9 ー理穂視点(上条の幼馴染であり、千雪の中1の頃の友達) いつもは不機嫌な幼馴染が今日は上機嫌で、帰宅したので、どうしたのかと思っていると母に頼まれ、隣の内までおかずの御裾分けをしに行くと偶々電話しているのが聞こえ、懐かしい友人の名が飛び出したかと思うとどうやら雲行きが怪しかった。心配になって、卒業する時に憧れたっだ男に連絡先を教えて貰っていたので、その件について、連絡してみるとすぐに連絡が付き、どうやら悪い予感は的中したのだった。 ー 宮城視点 「・・・・・・どうしようかな?直接聞くのもなんだし、でも放って置いたら彼女達に迷惑がかかるだろうしな~。」一人悶々していると自分より二人に近くて、さり気なくその話題を触れることが出来る人物を思い出したので、その人に連絡を入れてみることにした。取りあえず、事情を話し協力してもらえればいいなと思った。「本当に諦めが悪いんだから・・・・・・」本来なら応援すべきところだがろうが、相思相愛の二人が想い合って、やっと繋いだ想いを穢す様なことはしたくなかった。何より、少女の優しさや笑顔に救われていた。同年代の少女達は俺に理想の王子様像を押し付ける様な所もあるし、何より俺個人を見てくれない。だけど、彼女は委員長としての俺に頼りつつも、困ったことがあるとそっと手を差し伸べてくれた人だった。まるで陽だまりの様な彼女だから、そのままで居て欲しいと願うのだった。暫くするとメールの返信が帰ってきた。「・・・ありがとうございます。俺ももしものことに備えなくちゃな」そう呟きながら、作戦を練るのだった。 ー 斉藤視点 俺には、まさにがり勉、メガネのイケメンの友人がいる。その友人はこの春、ずっと好きだった女の子に再会し、交際をスタートし、すごく清いお付き合いをしているらしいと聞く。それでも二人が楽しそうなので、良かったと思っているのだが、度々、邪魔に入る俺的に可愛い後輩の女の子が彼らの仲を引き裂こうとしているのを見るので、心配だ。ちょっとやそっとのことで壊れるような関係性でないことは解っているが、しかし、その後輩の女の子はかなり強力である。おまけに彼女に絶賛片想い中の男の存在もすごく気になるのだが、まだ何もないから大丈夫だと俺達は高をくくっていたのだが、事態は急変していた。 それは、俺はいつものように風呂から上がり、自分の部屋で黒語と思っていたら珍しい人から連絡がきた。それはこれから起こる試練を想わせるような話だったので、さり気なくイケメンメガネの友人にいつもの如く聞いてみようと思うのだった。悪い予感が的中しなければと願いながら。其のメールの相手に時間を貰うのだった。 snowの日記3人の視点でした。やっとGW終わったから平和だけど。今月は自店より応援先の店舗にいる事が多い?可笑しいよな?本当、毎日面倒くさい。
May 9, 2016
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『 ライバル見参(星に願いを 番外編)』パート8 ライバルの邪魔をしようとするものの上手くいかない。どうしようかと思っていた時だった。とんでもなくラッキーなことが起きた。「しかし、どうしたら九条とあの野郎を離せるだろうか?」目の前からネギを背負った鴨のような少年が歩いて来るので「ねえ君。確か、藤野先輩と知り合いだよね?」アイドル張りの営業スマイルで声を掛ければ最初こそ、不審な者を見る目だったが、相手が可愛らしい女性と分ると顔を赤く染め、頷く。「私、藤野先輩の後輩なの。藤野先輩と仲良くなりたいの?だから、知っていることがあったら教えて欲しいな。」と誘惑すれば、彼も一瞬戸惑ったがすぐに肯き、場所を変えることにした。 とある喫茶店にて「私、◯☓大学の浅川桃っていうの宜しくね。君の名前は?」可愛らしく自己紹介「上条陸です。ええっと、浅川さん「ふふふ、桃で良いよ。私も陸君って呼ばせてもらうね。」ちょっと微笑めば、すぐ顔が赤くなって順序で可愛いと思う。「じゃあ、桃さんって呼ばせてもらいます。あの桃さんはあいつ・・・・・・、藤野の野郎とどういう関係なんですか?」彼の言葉に、きっと先輩が嫌いなんだと確信を持たせてもらったので、それを逆手に取ることにした。「うん~。今はただの後輩かな?あの人、カッコいいんだけどなかなかガードが固くてね。君は、先輩の事苦手みたいだね。」「苦手じゃないです!嫌いなんです!あっ、すみません。俺、その中学の時に好きだった娘がそいつと仲良くって、なんていうか傍から見ても兄妹な感じで、いつの間にかそれ以上に仲が良くなっていき、俺の友達も相思相愛だって言うんで・・・・・・」嫌いと言うので驚いたが、恋のライバルという事らしい。「分かるわ。その気持ち、私もつい最近までフリーだった先輩が彼女を作ってしまって、悔しくて1年かけて彼と仲良くなろうとしたんだけど上手くいかなくて。また、その女がムカつくのよ!その女は九条千雪っていうんだけね。」その名すら憎らしかったが、少年は目をまん丸くして驚いていた。「九条って、桃さんのライバルって九条なんですか?」「そうなのよ。春休みに気が付いたら交際始めちゃって、家の学校にもたまに来るから付け入る隙もないのよ!」「分かります。俺もこの間、あの野郎に近付くなと言われてしまって。しかも今度、あの二人、九条の祖父母の家に行くみたいで俺も行こうかなと思っているんです。」と爆弾発言が飛び出した。「何それ、詳しく聞かせて!」こうして利害一致した私達は手を組み、二人の邪魔をすることにした。互いに連絡先を交換し、協力することになった。 snowの日記少ししか進まなかった。GW終わった。応援先の仕事ハードだった。
May 8, 2016
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『 ライバル見参(星に願いを(番外編)』 パート7 ー 上条視点 この間、好きな女の子のいる高校に行って一緒に帰り、接点を増やそうとし、友人の宮城に止められ、何故か、好きな娘の忌々しい彼氏に出会い牽制と説教をされ、なかなか近付くことが出来ない。あわよくば、彼女と一緒に過ごしたいと思うもののなかなか上手くは行かない。 そんな時だった。俺にもとうとうチャンスが巡って来たのではないかと思ったのはそれはGWを目前にしたある日のことだった。学校の帰り道、制服姿の彼女を見掛けて、慌てて彼女の後姿を追えば、誰かと待ち合わせしているようだ。どうせあのメガネの忌々しい彼氏に違いないと思うと邪魔してやろうと思ったのだが、予想と反する綺麗な髪の長い女性が彼女の前に現れたのだった。「ちーちゃん。待った?」「いえ、大丈夫です。愛理さん。すみません、忙しいのに。」「大丈夫よ。それじゃ行きましょうか?」二人は、どこに行くのか気になってこっそり後を付けることにした。最初に入ったのは、ランジェリーショップ。流石に入るわけにいかなくて、近くで2人が出てくるのを待った。「ハア~。俺、不審者みたいじゃないか?」 それから30分ほどして、やっと二人が出てくると今度は少し歩いて洋服屋さんに入っていったので、服の陰に隠れながら、彼女達を観察する。「愛理さん。こういうのどうですかね?」「あら、可愛いんじゃない?でも、この色よりこっちの方がちーちゃんに合いそうな気がするけど?」彼女の持つトップスは、ミントグリーンの爽やかな色合いのシャツだった。似合いそうだが、もう一人の女性、愛理さんと呼ばれた女性が薦めてきたのは白と淡い桜色の2種類だった。「あっ、そっちも良いですね。」迷っていた。取りあえず、試着してみると言う事で試着室に入り、着替え見せる。どれも可愛らしくて、神様にこの瞬間感謝した。そして、結局、白にしたようだ。それから、スカート、ワンピースなどを何点か見ていたが、シャツだけ買って、他は買わずに、次の店に行くようなので、そっと後を付ける。そんな不審な姿に店員は本気で通報しようか考えてしまっていた。先程とまた、違った店に入り、見るがすぐ出てくると繰り返し、最終的に、ワンピースや靴などを買い、悪サリーなどを買って、両手に荷物一杯だった。二人はとても楽しそうだった。 最後に立ち寄った喫茶店。近くの席で聞き耳を立てると「良いもの買えたね。」「はい。優斗先輩と一緒に居られるのが嬉しくて、新調しちゃいました。」「そりゃあ、そうよね。それに高校生だから前と好みも変わるしね。」その会話に思わず舌打ち。面白くない。「GW、お爺さん達の家に行くのよね?」「はい。それで、お祭りの手伝いをするんです。」“爺さん家?手伝い?なんかとんでもない情報が舞い込んできたぞ!”「そう、でもゆっくり彼と二人きりになれないんじゃない?」「そうですね。でも、昔二人で村を回ったことがあるので、ゆっくり散歩でもできればいいかなと思って。」純粋だと思った。「そうね。普通の男ならそれじゃ物足りないでしょうけどね・・・・・・」「愛理さん。何か言いました?」後半の言葉は聞こえていなかったようだ。「ううん、別になんでもないわ。ちーちゃんの彼、すごく大事にしているのね。可愛い服、褒めて貰えるといいね。」「はい♪」嬉しそうに答える彼女に“ああ、可愛い。可愛過ぎる!神様、ありがとう!”そう思ったのだった。それから、喫茶店を出て、電車に乗り、同じ車両で二人の近くにいたのだが結局、話し掛けずにいた。それでもいい日だと思ったのだった。 snowの日記遂にライバル動き出しました。
May 7, 2016
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『ライバル見参(星に願いを(番外編)』パート6 GW近付き、ウキウキルンルンと楽しそうなあの娘。何かあったんだろうかと思っていると「宮城君~♪あのさ、GW中にクラスの皆で遊ばない!」クラスメートの一人の女の子がそう言う。「クラスで?」「そう、近くでキャンプとかやろうって話が出てるの?」中学生くらいならやりそうだが高校に入ってまで、何でと言う疑問に?「先生が言っていてね。私達も面白そうって話になってね!」発案者は担任の先生。熱血系の担任だ。決して悪くない人だが断ろうかどうしようかと思っていると「九条さんもどう?」とクラス委員の女の子があの娘に聞けば「ごめんなさい。今回はダメなの?祖父母の家に泊りがけで行く予定なの。ごめんね。」「そうなんだ。残念ね。」近くで聞き耳を立ていた男共はガックリしていた。“君達、無駄だよ!彼女には頭が良くてイケメンな大学生の同居中の彼がいるんだから!”と心の中で突っ込みながらも俺も俺も断った。理由は、用事があると親族の集まりなどがあるので、断れば女子もガックリと残念そう。まぁ、一番の理由は友人である上条の暴走を食い止めるためだが、そんなことの為に断ったともいえないのだ。「ごめんね。そういう事だから」この親睦会の集まりは、8割になったそうだ。 snowの日記もうすぐ平日に戻る平和だな。
May 6, 2016
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『 ライバル見参(星に願いを(番外編) 』 パート5 本を送ってから数日、一ちゃんから手紙が帰って来て、村で祭りがあるのでGWに来ないかと誘いの手紙が来たので、電話してみるとその祭りの手伝いが欲しいと言う事だった。夕飯時にその話をすると「で、行くのか?」「はい。行こうかなと思ってまして。お婆ちゃん達の事の様子も気になるので」「御婆さん達、喜ぶわね!」藤野家の母は言う。「そうか。じゃあ、俺も行くかな。ちゃんと挨拶もしたいし、あとお前の幼馴染とも話したいし。」「でも、研究があるのでは?」予想外の優斗先輩の発言に驚いた。「ああ、あっちの方でフィールドワークをやるから、問題ない。俺もその祭りの手伝いに行こう。 」彼の真意は解らない。だけど、そう言って貰えて嬉しくて、祖母達と一ちゃんにすぐに連絡を入れたのだった。「過保護ね~」姉の真璃亜が言えば「煩い。そんなんじゃねよ。少しでも一緒に居てやりたいだけだ。」家族(母、兄、姉。父はまだ仕事で外出中)は思った。“優斗。それを過保護というんだよ!もしくは愛の力と言うべきなのか?成長したな”照れる彼を余所に優しい眼差しでも見守るのだった。 瞬く間に季節は春から初夏へと変わろうとしていた。 snowの日記ちょっと短めな話です。今回のライバル見参の話のやっと序章に入りました。こどもの日。またの名を端午の節句。男の子の成長を祈る日です。今年も仕事だった。
May 5, 2016
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『 ライバル見参(星に願いを番外編 )』 パート4 本屋に行き、お目当ての参考書を見つけ、何個見比べていると「俺、これ持ってるし、貸してやるよ。それ以外も欲しいんだったらこれが良いんじゃないか?後、この問題集とかも良いと思うが」隣から彼をのぞかせる優斗先輩がそうアドバイスしてくれたので、問題集を買おうとすると斉藤さんは「千雪ちゃん。真面目だね。俺、その手のもの見るだけで頭痛くなりそう。」「お前はそうだよな。こんなんでも俺と同じ大学に入ったのが不思議だがな。」嫌みを言う優斗先輩。「それは藤野様様がいてくれたおかげでございます。頭が上がりません。」斉藤さんは彼に受験勉強を死ぬほど面倒見て貰ったようで、補欠合格でありながらも入学できたとのことだ。「今のうちに基礎を固めておけば将来困る事もありませんし、私もお父さんみたいに天体学の関係の仕事に着きたいと思ってますし、ただ、まだそこから具体的な目標はありませんが」と答えると「そうなんだ。昔から星好きだよね。亡くなったお父さんの影響だっけ?」 「そうです。あと、お義父さんの影響ですかね?悪いとは思っているんですけど、最近はメールや電話のやり取りだけなんです・・・・・・」と答えた。「たまには帰らなくていいのか?」「お義父さんは、寂しがってますけど私は・・・・・・」あの当時の事を気にして、実家に帰れずにいた。結果として家庭崩壊みたいなきっかけを作ってしまったことを未だに悔んでいる。「気にするな。お前のせいじゃないだろう。千鶴にもお前のこと頼まれてるし。落ち込むな。」頭をポンポンしてくれたのは優斗先輩だった。それから、レジにお目当ての問題集を買い、更に一ちゃんに頼まれていた本を探し、買うことを決めた。レジに行く途中にGW特集の雑誌に目が入った。「そう言えば、千雪ちゃんはGW中は藤野とデート?」斉藤さんは当然のように聞く「どうでしょ?私も宿題多そうですし、優斗先輩も忙しそうだし。」当の本人も肯いている所属する研究室の実験とかで忙しいのだ。「そうなのか。てっきり初めてのGWだから、遊園地とか水族館、映画館とか行くのかなと思ってたんだけど?後々お土産話でもと思っていたんだけどな。」「すみません。ご期待に副えなくて・・・・・・勉学最優先で、今の同居生活も許してもらっているので、成績を落とすわけにはいかなくて・・・・・・」何とも優等生との回答だが。本当は二人でどこかに出かけてみたいなとは思っていた。「それより、本買わないのか?」手にしたままの本を見た優斗先輩に促され、レジへと買いに行く。「別にどこにも行きたくない訳じゃ無いが二人きりっていうのが慣れなくてな。あの笑顔を見れなくなっても嫌だしな。」「藤野って、本当に過保護だよね。そりゃ、解るけどやっぱり適度な息抜きと愛情表現は必要だろう?」恋愛に不器用な友人を想う斉藤さん。女にモテないが、男にはその性格の良さで慕われているのだ。時々、斉藤さんが友人で良かったと思う優斗先輩だった。そして、後日手紙と共に、一ちゃんに本を贈るのだった。 おまけ「先輩もあの女もどこに行ったのよ!」浅川桃は、本屋で3人を探すも見つからずに嘆くのだった。 気付かぬ内にすれ違い、3人はファーストフード店へと足を運んでいるとも知らずに探し続けるのだった。 snowの日記今日の話は、本屋での会話だ。明日は子供の日。また、GW後半だ。
May 4, 2016
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『 ライバル見参 ( 星に願いを(番外編)』 パート3 今日こそは、何としても先輩と一緒にとある場所に行こう。そう意気込むのは、俺達の一個下の後輩の浅川桃。 ー 桃視点「あっ、藤野先輩見つけった♡」お目当ての人がいて、彼に目掛けて走り出すと、真新しい制服に身を包んだ初々しさが抜けない女子と談笑しているではないか。その相手を見れば憎きライバルがいたのだった。「優斗先輩。先輩が言っていた本屋さんってこの先なんですよね?」「ああ、わざわざ来なくても買ってきてやったのに!」「いえ、自分で見たかったし。それに他にも欲しい本があって本屋に寄りたかったんで!」はにかむ少女。その隣で絶賛片想い中の先輩が彼女を優しい眼差しで見つめる。邪魔してやろうとするのだが「あれ、千雪ちゃん?どうしたの、大学まで来るなんて珍しい!」「あっ、斉藤さん。ご無沙汰しております。優斗先輩と本屋に行くんです。欲しい参考書を見に行こうと思って!アッと、一ちゃんに頼まれてる本がないか探してみようと思って。」「本当、仲が良いよな。夏に向こう行くんだろう?」頷く。楽しそうに会話し、他の男の名らしきものが出てきても嫉妬している様子もない。どうにか、割り込めないかと模索する。 そうこうしている内に、3人の姿は忽然と消えた。「ええ、居ない。どこに行ったの?そうだ。本屋、本屋よ!本屋まで追いかけなくちゃ!」一人で騒いでいる彼女に、可愛いと思うと男共と先輩の事好きなんだなと言う温かい目で見守られていた。 因みに、千雪に対しては 番外編 「あの女子高生、可愛いかったな。誰だろうあの娘?」「藤野先輩の彼女かな?それとも、妹さんかな?可愛かったよね。」「藤野先輩、あいいう娘がタイプなのかな?でも、可愛らしい娘だったね。」可愛いと称賛されている。因みに藤野優斗は最近までフリーであった為、浅川桃同様に狙っている物も少なくなかったが、彼女のあざとさとかで諦めた者も少なくなかったようだが、面と向かって張り合う様な者もいなく、言わばイケメンアイドルとかみたいな存在だったようだ。それに「あの娘より私の方が可愛いわ!」「あんたみたいなブスに振り向くわけないでしょ!」高飛車な女性陣もいた。それこそ、ミスコンなんかに出るようなクラスの美女達。そんな千雪の評価は「まぁ、あの娘より可愛いじゃない。でも、まだまだよ!」「ああ、藤野君が笑ってる。羨ましい。」などと認めつつも憧憬の眼差しだった。最初こそ、ぽっと出の娘に取られるなんてと思った人も少なくなかったが礼儀正しく、おまけに彼の姉、藤野真璃亜が可愛がる妹のような存在と言う事で一目置かれていた。真璃亜は、美人で麗しいのお姉さまと称されていたようで大変モテていて、在学中ミスコンを総なめにし、勉学もとても優秀な成績を収めたことから、生徒のみならず、先生達にも絶大の人気を未だに誇る生徒だったようだ。千雪自身、初対面の人にも親切で、丁寧な対応。礼節をきちんと踏まえて対応出来ていることなどから評価が高いのだった。何より、幼いながらも可愛らしいと下の女の子の雰囲気が皆、妹の様に可愛がりたくなると言う事で攻撃的にはならなかったようだ。 彼女と認めていると言うよりも小動物の様な癒しをくれる存在として仄々しているのだった。 続く snowの日記もうすぐ後半。でも、今年は暇な方かな?今回は桃に視点を当てました。当て馬です。
May 3, 2016
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『 ライバル見参 ( 星に願いを(番外編)』 パート2 恋人の九条千雪が戻って来て、高校入学後。彼女に内緒だが時々、彼女の昔のクラスメートで、現クラスメイトの男より時々メールが送られてくる。最初は不審に思って無視していたのだが、彼女の近況をちょくちょくと送って来るので、どういうつもりで、誰に聞いたのか問い質そうとメールを返信すれば。『ご無沙汰しております。斉藤先輩にお聞きしました。因みに俺は、九条さんの味方なので、九条さんの恋を応援しているだけです!』と返された。取りあえず”斉藤。今度会ったら、一遍〆めあげねぇとな”と思ったのだった。 ことあるごとにメールが送られてきて、この間の上条の件を問い質すと直接会うことになった。 「お久しぶりです。先輩。」ニコニコとしていた。普通なら可愛い後輩と思うのだが、この男には何故だかそう思えない。「おい、何で上条の野郎。あいつにちょっかい掛けてるんだよ!」「まぁまぁ、そう怒らずに!上条は、彼女にずっと片想いをしているから振られてもへこたれないんです。」此奴は悪い虫というより、何を考えているか分からない。おまけに、何でも解ってますみたいな態度が気に食わない。「あいつには、俺という恋人がいるだろう!」「分かっているとは思いますが、それでも諦められないんです。まぁ、俺も詳しく聞いた話ではないんでよく知らないんですが、俺達、幼稚園からの付き合いであいつがその頃に好きになったのが、彼女だったそうですよ。俺は、上条の幼馴染の女の子に教えて貰ったんですけどね。」どうやら、付き合いは俺とそんなに変わらなそうだ。「あいつは、その頃遊んでいた彼女に一目惚れし、結構、公園に通っていたんですが、彼女にはいつもお姉さんや幼馴染のお兄さん達が一緒で声を掛けられなかったようです。でも、ある時、彼女に声を掛けようとしたのですが泣いていたそうです。その後の話は俺も知らないんですが・・・・・・」面識がないのに、彼女だと確信したのはいつだったのだろう?「俺も何度か彼女を見掛けたことがあって、いつもおさげの髪型で可愛らしく笑う子だったんですよね。」俺も小学生の頃、彼女の姉の千鶴や九条、斉藤とあと数名とよく遊んでいた。そう言えば思い出せば、千鶴も父親を亡くし、泣いていた。その頃、彼女もよく遊んだ公園で夕暮れ時に一人で泣いていることを思い出した。「そう言えば、あの頃から泣き虫だったな・・・・・・。」ひとり呟いた。「先輩と九条さんは付き合い長いんですか?」答える義理はないのだが、隠す義理もないので「あいつは憶えていないだろうが俺は、上条の初恋の頃には確か一緒に遊んでいたような気がする。まぁ、あいつの初恋だろうとあいつには渡さない!」「やっぱり格好いいですね。それを聞いて安心しました。」結局何をしたかったのか、解らずじまいのまま。彼女の日常話を延々と聞かされるのだった。 snowの日記初期設定に追加しました。千雪ちゃん愛されています。
May 2, 2016
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「 ライバル見参 (星に願いを 番外編 )」パート1 家庭事情に振り回され、不安定だった少女と2年逢わずにいた。彼女が中学と同時に我が家に居候をすることになったことをこの春知らされ、嬉しいやら、驚きのあまり、固まったことが記憶も新しい俺。その再会を機に互いに抑えていた気持を打ち明け、恋人になった。だが、清く正しい真剣交際中なのだが、邪魔という邪魔が毎度入り、ストレスがMAXになっていた。環境の変わった彼女ばかりの彼女に友人が出来るのは別に良いのだが、悪い虫がうじゃうじゃと居るのが気に食わない。 その一例だが、つい最近のことだ。それは俺が所属する研究する研究室に立ち寄るから帰宅が遅くなるか一緒に帰れなかった日のことだ。 「よぉ、九条、久し振り!帰りか?一緒に帰らないか?」「上条。いい加減にしなよ。あんまりしつこいとストーカーとみなされるよ!ごめんね、九条さん。」学校の校門から出ると中1の時に同じクラスに居た上条がいて、困り果ててる彼女に助け船を上条の幼馴染の幼馴染の宮城が出したと聞いた。「確か、王子様キャラで、ニコニコした奴だよな。」「そうなんです。宮城君と同じクラスで学級委員でもあるんで何かと面倒見てくれるんです。だから、若干、女子の目が怖いんです。」なんとなく解る中学時代の彼女の義兄の九条に対する女子の必死のアピールが思い出される。「それで、次の日に宮城君達との関係を問われて、宮城君が私の代わりにさり気なく説明してくれたんです!!だから、若干、和らいだけど、周りの女の子達、狩人みたいな目をしていてちょっと怖い。」ちょっと想像してしまった。狩人な女子達。それがツボで笑いだせば、彼女は不思議な顔をする。「・・・・・・か、か、狩人ってな・・・・・・」「でも、あれはお婆ちゃん地の近くにいる猟師さんと変わらない目をしていたんですもの!」実際に見たことがあるが、強面の猟師達。それに例えられると言う事は相当肉食系女子の集まりだったのだと解る。「しかし、その狩人な女子に目を付けられるとは大変だったな。」まだ、俺は笑っていると、彼女は頬を膨らませ、プリプリと怒る。「もう、本当に怖いんですよ!でも、宮城君が特定の女子とお付き合いしていないから、余計に風当たりが強いと言うか・・・・・・。」「ふ~ん。誰も愛う奴に彼女が出来た途端、葬式の様に暗くなるか、略奪しようと企てる奴が現れるかのどっちだがな。」「詳しいんですね。でも、そうなった時、彼女さんって、大変そうですね。」そんな恋をしたくないと思っている彼女だが、お前もその中にもう入っていると言えなかった。「千雪ちゃん。ご飯だって!優斗も御飯よ!」姉が俺の部屋まで呼びに来た。「はい。じゃあ、行くか。」「はい。」「ところで、二人で何の話。こいつのクラスメイトの男がモテて、女子が狩人・・・ッWWW・・・・・・」一人でまた、ツボに入ってしまった。「何やっているの優斗?」「あの私が、宮城君の狙いの女子が狩人みたいな目をしていると言ったら、笑いだして・・・・・・」そう説明すると、姉は納得した。「ああ、そういうこと。どうせ、女子を狩人姿を思い浮かべてツボに嵌ったんでしょ。さぁ、さぁ私達は先に食事に行きましょ!」俺を置いて、二人は下のリビングへと降りて行った。俺は、笑いが収まるまでその場にいたのだった。 snowの日記星に願いをGW編です。と言っても、まだ4月の話です。実際に狩人の姿を想像し、ツボに嵌り笑い転げる人がいるのか分かりませんが、恐らくいると言うことを前提に書きました。GWだけど、休めない。どこにも遊びに行けない。ガックリ
May 1, 2016
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