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アメリカのホリデーシーズンは10月のハロウィーンに始まり、11月のサンクスギビング、12月のクリスマス、そして1月のニューイヤーズデイで幕を閉じる。ところが、今年はなぜか私の”ホリデーシーズン”にはチャイニーズ・ニュー・イヤーが加えられ、いつもより長いホリデーシーズンとなった。しかも、こちらの大晦日とお正月は、わりとあっさりしたものだが去年は12月28日から1週間、家族総勢10人が来ていたのでまさに年末年始はビッグ・ホリデー。楽しく遊んでおいしく食べたこのツケは、当然体重増加という形となって現れる。そろそろ手を打たないとマズイ・・・と思っている矢先、今日は新しい和食レストラン”八景”で、友人にランチをご馳走になり、夜は夜でマリアに”旧正月祝い”と寿司バーに誘われる。明日はお友達のお母様のバースデイパーティーに招待されたし冷蔵庫の中は、いただきもののお菓子でいっぱいだ。嬉しい悲鳴・・・これはやはり、出雲大社のお参り X 中国のお札のダブルの効力だろうか。とにかく今年も、食べ物に恵まれた星の下にあるようだ。感謝。 謝謝(シェシェ)。明日の朝は、もうこわくて体重計に乗れないかもしれないが・・・★きのう映画の前に食事したチャイナタウンの、旧正月の獅子舞です。 にぎやかな鐘と太鼓の音に合わせ、レストランの中で踊り狂う獅子。 人々はニコニコとお金を獅子の口にくわえさせます。 関係者の人たちは、みんなちゃんと戌年のTシャツを着ているんですよね。 (でもこのTシャツ、来年以降はどうするんだろう・・?)★八景というレストランで、久しぶりにこだわりの和食をいただきました。 インテリア、器、お料理、全てアメリカナイズされていない和の世界。 そして夜のカリフォルニア・ロックンロール寿司は、 その名の通り、思い切りアメリカナイズされた和の世界です。 2つのレストランのその差を楽しませていただきました♪
January 30, 2006
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いつも私が観たい映画にイヤな顔一つせず付き合ってくれる友人に「今日はあなたの観たい映画に付き合うわ」と言ったら連れて行かれたのは、”マタドール(闘牛士)”という映画だった。映画館に入ると、目につくのは男性ばかり。私たちの前にも、ドヤドヤと入って来た6人くらいの男性グループが座る。「殺し屋の話だけど、コメディー仕立てだからそんな残酷じゃないし、いいストーリーだってなんかに書いてあったよ」としか聞いていなかったが、なんとなくイヤな予感。大体私は闘牛なんて大嫌い。いくらスペインの伝統だ、文化だと言われても、牛を殺して、それをなぜみんなで喜んで見るのかわからない。ストーリーは確かに悪くなかったが、ジェームズ・ボンドだったピアス・ブロスナンという俳優もそれほど好きじゃないしやっぱりこれは男性向けに作られた映画だと思う。一般的に女性がちょっと顔をしかめるような類いのジョークやシーンが多くて・・・殺し屋でも、”Mr. & Mrs. Smith”は特に男性向けとは思わなかったしもっとエンターテイメント的で楽しめたけれど。それにしても、映画によって客層がガラッと違うという当たり前のことを、今日はつくづく感じた。ポップコーンを散らかしながら、足を前の席のシートにかけスラングのジョークにギャハハハと大声で笑ったりみんなに聞こえる声でジョークを返しながら観ている男性グループ。私が好むディズニー系ファンタジーや、明るいアクションとかドラマ、エンターテイメント系は、もちろん家族連れやごく普通のカップルがメイン・オーディエンスだ。実は私は恋愛映画にもあまり興味がないし(人物が自分の思い通りに動かないとイライラする・・・笑)わざわざ映画館で観たいと思う映画は限られている。次に観たいのは”Brokeback Mountain”と言ったら、「あれだけはやだ、ゲイのカウボーイのラブストーリーなんて!」とめずらしく却下されてしまった。そういうのを偏見といわないだろうか。ゴールデン・グローブにノミネートされているくらいなのだから何かもっと深いものが、きっと映画の中にあるんだと思うのだけれど・・今週も忙しいが、大好きなクイーン・ラティファの”Last Holiday”だけは絶対に観たい。TO DO LISTの中の、大きな仕事を1つ片付けた後のご褒美ということにする予定でいる。★雨続きだったハワイも、やっと朝から太陽が輝くお天気になりました。 やっぱり”晴れ”が嬉しいですね♪★普段映画を観る時、特に男性向け、女性向けということを意識している わけではないのですが、たまに観ていてそう感じることがあります。 でも私、典型的な”女性向け”映画も、あまり好きじゃないんですよね (笑)
January 29, 2006
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中国の旧暦で祝うチャイニーズ・ニューイヤーは、あさって、1月29日の日曜日だ。中国人の生徒の話によると、親や学校の先生が「今度のお正月は何月何日の何曜日だ」と教えてくれるらしい。そういえば、2月の始め頃だった年もあったと思う。1月1日に決まっている日本のお正月と違い、その年によって日が変わるというのもなんだかおもしろい。それにしても、先週末のあのチャイナタウンの人ごみはまだ”前夜祭”のようなものだったわけだ。今日、明日、あさってと、チャイナタウンではいよいよ本格的なお祭り騒ぎが続くらしい。さっきから、にぎやかな太鼓の音が途切れることなく聞こえ時々爆竹の音がそれに混じる。お祭りの太鼓の音を聞いていると、日本のでも中国のでもなんとなく浮かれ気分になるのが不思議だ。爆竹には、たしか大きな音で悪霊を祓うという意味があると昔どこかで読んだ記憶がある。普段見ていると、非常に現実的な中国人が意外にもそうやって縁起をかつぎ、風水を信じているのも興味深い。お祭りの露店でも、お守り系のものがたくさん売られていた。それにしても今年の私・・・日本の暦のお正月に、出雲大社でお参りをしお守りを買い、中国の旧正月には、近所に引越してきたからと便乗してチャイナタウンでお札を買った。欲張りすぎではないだろうか・・・いや、きっとすばらしい年になるに違いない!(↑希望的観測)★ということで、戌年を祝い、お友達から転送されてきた キュートなわんこたちの写真を、みなさんとシェアしたいと思います♪ Happy Dog's Year!!
January 27, 2006
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仕事の前にワード・センターの中のBORDERSという大きな本屋さんに立ち寄った。Island Heritage社から出版されている子供の本は”Hawaiiana"というコーナーにある。カメハメハ大王やリリオカラニ王妃の歴史に基づいたストーリー、ハワイの幽霊や妖精の話、海の生物を主人公にしたもの、フラやレイなどハワイの文化が出てくるもの・・・見れば見るほど、翻訳してみたい本でいっぱいだ。窓の外は大雨。カフェコーナーで、仕事に持っていくラッテを買いながら、「こんな日はあたたかいものを飲みながら、おうちの中で1日中本を読んでいたいなあ・・・」などと思ってしまう。ワードから仕事場までは、本当に叩きつけるような土砂降りで遠くの山が真っ白にかすんで見えないくらいだった。バス停やビルの軒下には、人が固まって雨宿りをしている。中には開き直って、全身ずぶ濡れになりやけになったような顔で歩いている人もいる。大体ハワイでは、傘など持ち歩く人はごくわずかなのだ。それでも、生徒達はみんないつもより厚着をして誰も休まずレッスンに来てくれた。まあ、吹雪ってわけじゃないし、大雨くらいで休むわけもないのだが。でも雨に濡れた後、エアコンがガンガン効いた建物の中に入る・・という状況を免れないハワイの子供たち。これでまた、風邪ひきさんが増えることだろう。3日続いた雨。観光客のためにも、もういいかげんに明日は晴れてほしいものだ。★これは中国人のマッカレンのおばあちゃんにいただいた ”GAU(ガウ)”という中華菓子で、お餅のようなジェロのような・・・ お正月に食べる、縁起がいいお菓子だそうで、ありがたいです♪
January 26, 2006
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シェラトンワイキキは、ホテルとしては私にとってそれほど魅力的ではなく、あまり行く機会がない。けれど今日シェラトンの中の”吉屋”で食べた、久しぶりのお寿司はおいしかった。あさりのお吸い物、お刺身サラダ、玉子焼き、そしてお寿司にデザート・・・ 幸せ。そして、お友達と別れ、2時からのお仕事へ。あまりにもおなかがいっぱいで、今日の夕食は野菜だけにしよう・・・などと、ありえないことを考えてもいたが、6時半を過ぎるとさすがにおなかがすいてきたことに気づく。そこへタイミングよく夕食のお誘い。今日は家でやることがたまっているから、断ろうと思いつつ気がつくと”YES”と答えていた。しっかり食べた”ひき肉、ホウレン草、マッシュルームのピザ”。映画に行きたそうな友人を振り切り、けれど奢ってくれたので気もひけて週末に私が映画を奢る約束をして、帰宅。食べる時は”腹が減っては戦はできぬ”と思っているのだが満腹すぎても戦に勝つのは難しい・・・などと、くだらないことを考えていないで、早く1つずつ片付けていかなくては。★吉屋の一角、わびさび(?)の世界。 後ろのグリーンが、竹じゃなくてシダですが・・(笑) 盛り塩も、こんな赤い器に盛るとなんか素敵ですね♪★最近また、韓国マーケットで買ってきた柚子茶ばかり飲んでます。 ビタミンCが豊富で疲労回復効果もあるし、何よりおいしいのです。
January 25, 2006
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今日は雨の中、ワイパフへ。私の次の目標である、絵本の翻訳の件であるカンパニーの社長とのミーティングがあった。このカンパニーは、本の出版だけでなく、いろいろなハワイアン・グッズに携わっている。以前からこのブランドネームはあちこちで目にしていたが香港にもオフィスがあるほど大きなカンパニーというのは知らなかった。2階建てのビルは、とてもクリーンでインテリアも素敵。特に、白で統一された社長の部屋は広々として壁の絵や、置かれている彫刻など、隅々まで観察する。社長は全然いばった感じがしない、気さくな人でとてもわかりやすくいろいろ説明してくれたし、こちらの話もよく聞いてくれた。販売しているグッズのショールームを自ら案内してくれ、私がハイビスカスの形の天井のファンに目を留めると、それは自分でデザインして取り付けたものだという。「この仕事をしてなかったら、建築関係のことをやってたと思う。デザインが好きだから」という彼は、何年も昔、小さかった会社を買い取り、ここまで発展させたという。美しいフラの本と、アロハシャツの本、そしてこのカンパニーのバインダーまでいただき、私はますますここの絵本を翻訳出版したいという気持ちが強まった。すべてクオリティーにこだわる社長のポリシーの一環として、例えば絵本は”教育的要素が含まれていながら楽しいもの”。私が本屋さんで見つけてとても魅かれた”KALAPANA"という絵本は死を扱っているのだが、子供だけでなく大人にも勧めたい本だ。あとは、日本での出版社を探すことなのだが、それはきっとそう簡単にはいかないことだろう。それでも一歩前に進んだ気がして嬉しい。日米間のビジネスミーティングに参加というのもピアノ講師としてはまずありえない、貴重な経験だ。今回このミーティングの段取りをつけてくださり、今日もプロのやり方で話を進めてくださった日本のビジネス界のやはり経営者の方に、本当に感謝。ホノルルまで戻るフリーウェイのドライブは土砂降りの雨・・・けれど私はとても晴れやかな気分だった。★Hawaiian Heritageというこのカンパニーのグッズは、 例えば絵葉書でも、裏にまでハワイアンなプリントが施されています。 絵本のキャラクターの海ガメの子供のぬいぐるみなどもあり、 分厚いグッズカタログを見て、ますますファンになりました♪
January 24, 2006
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久しぶりに週間誌を買ってみた。”韓流ルポ”・・・ 日本では、相変わらず韓国のスターは人気があるらしい。「ふーん、ヨン様は納豆が好きなのか・・・」と、どうでもいい記事を読んでいたら、突然10年以上昔ハワイ大学のESLでクラスメートだった韓国人のことを思い出した。その名もヨン。彼は私がハワイに来て、最初に出会った韓国人男性だったと思う。ヨンのことで今でも覚えているのは、クラスのプロジェクトがあって彼と私が放課後いっしょにKinko'sにコピーをしに行った時のこと。彼が私の分のコピー代も払おうとしたので、「いいわよ、どうしてあなたが払うの?」と自分の分を出そうとしたら「いいから!」と激しい口調で怒ったように言ったのだった。その時私は、「韓国人の男の人って、やっぱりいばってる感じ・・・」と思ったことを覚えている。そして、その後セブンイレブンに寄り、飲み物まで買ってくれたのだがただのクラスメートにやたらお金を出してもらうのは、なんだか居心地が悪かった。ハワイに来た頃ばかりの頃、私はまだワイキキのコンドミニアムに住みハワイ大学まではバスで通っていた。その4番バスで、毎朝のようにヨンといっしょになったのだが彼は私が乗り込むと、かなり遠い後ろの方から「ジャスミン! ジャスミン! ここ席があるから!」と大声で呼ぶのだ。当時の私はそれがすごく恥ずかしくて、バスの時間帯を変えてしまった。そうこうしているうちに、ESLも終わり、彼とはもう会わなくなったのだが。今思うと、彼はとても純粋な人だったと思う。一度彼に「ジャスミン、僕のこと嫌いなの?」と訊かれ「違うけど、バスの中で大声で呼んだりするの恥ずかしいわ」と言った時に「どうして?」とまっすぐに私の顔を見た彼のまなざしがよみがえる。彼にしたら、ただ善意で席を取っていてくれたのだから、なぜそれが疎まれるのか本当にわからなかったのだろう。今なら私も「ありがとう~、助かるわ~!」と平気で座るだろうがあの頃はまだ私も彼も20代だった(!)遠い昔・・・その後私はアメリカ人と学生結婚し、離婚したが、私の”ヨン様”(笑)は今頃どうしているのだろう。★週間誌のおかげで、思いがけずはるか昔のことを思い出しました・・・ 韓国人男性って、もちろん人にもよりますが、表面には出さなくとも やっぱり熱くてピュアな感じがします。 ★が、韓国マーケットなんかに行くと、男性よりも パワフルな厚化粧のオバサンたちに見とれてしまう今日この頃の私です(笑)
January 22, 2006
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チャイニーズ・ニューイヤー・フェスティバルの会場に出ていたさまざまな露店の中で、私が最も魅かれたのはなぜかお札だった。1枚50セントの、四文字の漢字が書かれた派手派手しいお札は全部で40種類近くもある。日本人の私は、もちろん大体の意味は推測できるが英語の訳のリストと照らし合わせ、字面がキレイなものを選んだ。そして満足して歩いていると、小さな机の前に座っている一人のおじさんが目に入った。彼は、真紅のお札に、その場でその人の名前、好きな言葉を金色の文字で書いてくれるのだった。置かれていた見本の、筆で書かれた達筆な文字と真紅と金の美しいコントラストを眺めていた私に、彼はおだやかな声で「$2」と言い、書く言葉のリストを見せた。さっき買ったお札と同じような言葉が並んでいる中で、私がきれいだなと思ったのは、花と月が入っているもの。”花のように美しく、月のように澄みきった人生になりますように”というような意味が英語で書かれている。おじさんは私の心を見透かしたかのように、数ある中からそれを指差し”あなたにはこれがいいよ”と言った。私が自分の名前を漢字で書いてみせると、「日本人だね?」と言い、その名前をまず上部に書き、その下にその四つの漢字を、とても上手に書いてくれた。私はすっかり嬉しくなり、両親の分も頼んだ。両親には、”願い事がなんでも叶いますように”という意味の”如意吉祥”というもの。「2枚で$4」と思い、私は10ドル札を出した。すると、おじさんはおつりを$4しかくれないのである。「あれ? 1枚$2でしょ?」と私。おじさんは黙ってニコニコしている。バカな私は、もう一度「これ1枚いくら?」と訊いた。するとおじさんは、すまして「$3」と言うのだ。ついさっき、たしかに$2と言ったのに。これほど正々堂々とごまかされた時の対処法を誰か教えてほしい。これが、例えば他のものであり、感じの悪い店員だったりしたら「えっ、さっき$2って言ったじゃない、2つで$4でしょ!」と私だって言えたかもしれない。けれど、自分と両親の名前をお札に書いてくれ、最初から最後までもの静かでニコニコしているおじさんに、なぜか私はそれ以上何も言えなくなってしまったのだった。そこへ、他のお店で”風水ランプ”を買っていたマリア登場。「これ、$2ね? ここに私の$2置くわよ、OK?」そして彼女は、自分の名前と、自分の好きな人の名前をこうやって書け、ああやって書けとさんざん騒いだあげく、無事$2でお札をGETした。それを見て、私はいくらなんでもやっぱり納得がいかず「どうして彼女は$2で、私は$3なの?」と訊いた。するとおじさんは、何も言わず、ニコニコしながらマリアが置いた1ドル札2枚のうちの1枚を、私に差し出したのだった。私は「まだ$1足りないわよ!」と言う気にもなれず、「ありがとう」とその$1を受け取って、そこを後にした。私の頭の中では今起こったことに対するいろいろな考えが渦巻いていた。私はたとえあのお札が1枚$5だったとしても、絶対に買ったのだからこれはお金の問題ではないのだ。ただ、私を見て、”こいつは簡単に騙せるだろう”または”こいつはお釣りが足りないと騒いだりしないだろう”となめられたということが悔しい。さらに、とてもやさしそうなおじさんだったのにそんな風に平気で私に嘘をついたということも悲しい。上機嫌のマリアにこの顛末を話すと、「あはは、私の賢いやり方見たでしょ、先に置くのよ~!ま、いいじゃない、そのくらい。中国のお正月のお祝いなんだから!」よく言うわ、自分だったら絶対あのおじさんに食ってかかったろうに。「ジャスミンも、私が買ったのと同じ風水ランプ買うべきよ。$40の価値あるのよ、それが100倍になって却ってくるんだから!」と言われたって、そんな根拠のないものを誰が信じるというのだ。「今度は風水ランプなの? あの巨大黄金電動まねき猫は、結局家を売ってくれなかったものね」という意地悪な声は、もちろん私の心の中だけの声である。とにかく、今後私はお祭りに行く時は、1ドル札をたくさん用意し決しておつりをもらおうとするべきではないことを学んだ。そして、ニコニコして穏やかそうな人だからといって、誰でも信用してはいけないということも。★ほんとに私はまだまだ甘くて未熟者だなあと思います。 $1、$2のことじゃなくて、もっと大きな額だったら大変ですよね。 もっと頻繁にチャイナタウンに通って、自分を鍛えてみようかなあ(笑)★写真は、来年の甥っ子用に買ったお年玉袋です。 これにお金が入ってたら、なんかすごく縁起がいいような気がしません? 誰かにお金を渡すことがあったら、この袋に入れてびっくりさせたいな♪★ちなみに、マリアは$40の風水ランプを値切ろうとしたのですが そこのオバサンはガンとして交渉に応じなかったそうです。 彼女が絶対買うことを見越していたんでしょうね。 マリアより一枚上手のオバサン・・恐るべし(笑)
January 21, 2006
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中国人が旧暦のお正月を祝う、チャイニーズ・ニューイヤー。私は今日このお祭りに、昼と夜2回も繰り出してしまった。まずはうちから歩いてすぐのチャイニーズ・カルチャープラザへ仕事の前にふらっと下見に行ってみる。屋台の食べ物はあまり食べる気がしないが、日本の縁日を思い起こさせる露店がおもしろくて、「これはまた夜に戻って来なくちゃ!」と心に誓ったのである。チャイニーズ・ニューイヤー・・・それはもう、マリアと行くしかない。彼女を誘うと、案の定二つ返事で「行く!」とのことだった。そして7時、仕事を終え、私を待っている彼女のスタジオへ。そこで異様な光景が目に入った。マリアが例の巨大電動まねき猫を、バンバン叩いているではないか。「マリア、何してるの!?」と思わず硬直する私。「この猫が、調子悪いのよ、電池換えたのに!」見ると、以前は元気よくぐんぐん動いて福を呼んでいたまねき猫の手が、ことっ・・・ことっ・・・こ・・と・・・っと、今にも止まりそうだ。「でもマリア、まねき猫を叩いたりしていいの?」「だって、もっとしっかり動いてもらわないと・・・ 動け! 動け!」しまいにはまねき猫の手を持って、ぐるぐる回すマリア。私はまねき猫が本当に気の毒になってしまった。マリアのために毎日手を回して、疲れただろうね・・・もう休みたいんだろうね・・・「フン、少しはマシになったわね。さ、行きましょ、ジャスミン!」私がまねき猫だったら、正直いってこの人に福を招いてあげたいとは思わないだろう・・・と思いつつ、私はマリアとお祭り会場に向かったのだった。まずは、リバーサイドのあまりにも安いレストランで、ワンタン・ヌードルのディナー(おいしかった!)そして、にぎやかな鐘の音をバックにしたライオン・ダンス(獅子舞い)を見物し、$1を獅子にくわえさせる。お店をひやかしていると、「ジャスミン先生!」というキーキー声が。見ると、中国人の生徒のマッカレンとおじいちゃん、おばあちゃん、そしておとうさんがニコニコ笑って立っていた。あのすごい人ごみの中で、よく会えたものだと喜び、記念にいっしょに写真を撮る。そしてその後、あるお店で、私はまんまと中国人のオジサンにカモにされたのだった・・・(続く)★お祭りって、やっぱりなんだかウキウキしてしまいますね♪ 戌年のTシャツ4枚で$20とか、翡翠のアクセサリー、陶器などの他 やはり縁起物が多く売られていて、すごくおもしろかったです。★マリア、めずらしくけっこうお金を使ってました。 やっぱり彼女はチャイニーズなんだ・・・! とあらためて再認識した夜でした(笑)
January 20, 2006
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”ハリー・ポッター”に続き、今日もイギリスが舞台の映画”ナルニア”を観に行った。大きなクロゼットの奥が、違う世界に通じている・・・発想としては、私が小さい時から憧れているドラえもんの”どこでもドア”だ。ただ、どこでも好きな行けるわけではなくてそのクロゼットはナルニア王国につながっている。この本は、私がハワイに来て最初に付き合った人に勧められ初めて英語で最後まで読んだ物語だ。彼は小さい時からこの話が好きで、何度も読んだといい借りたペーパーバックはもうボロボロだった。そのストーリーのおもしろさに加え、魅力的なイラストも気に入り知らない単語も気にせず、一気に読んだ記憶がある。映画の詳細は、これから観る人のために省くが、4人の子供たちや魔女、半獣などの配役がぴったりで飽きることなく美しいファンタジーの世界に浸ることができた。いっしょに行った友人は、次は”Underworld"とかいうバンパイヤの映画が観たいという。なぜアメリカ人は、バンパイヤがそんなに好きなのだろう。正直気が進まないが、たまには彼の観たい映画にも付き合うべきか・・どちらにしても、少し前ナンバーワンとなっていた”Hostel”というホラー映画よりはマシだろう。なんでも、”Hostel”はあまりの残虐シーンに気を失い、救急車で運ばれた人がいるという話があるほどだ。そんな映画がナンバーワンになるというのも、考えさせられるがその前に”ナルニア”が一位になっていたのは救われる気分。ダークすぎないファンタジーは、子供だけでなく大人が観ても楽しめ、ハッピーな気分になれる。本は何冊も続くのだが、この映画も続編が作られることを今から心待ちにしている。★またもやブリティッシュ・アクセントの英語でしたけど ”ハリー・ポッター”の時よりなぜか聞きやすかったです。 慣れてきたのかな。★映画館で大好きなプレッツェルを食べました。 ねじった形のモチモチしたパンで、塩、チーズ、シュガーから選べます。 アメリカ人の友人は、やっぱりポップコーン。 お菓子コーナーにアラレがあるのは、ハワイならではですね♪
January 19, 2006
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ハワイに住んで15年になるというのに、今さらながら、チップという制度に首をかしげることがある。家族が来ていた年末年始、いくつかのレストランで”11人”と告げると「8人以上のグループの場合、自動的に17%のチップが加算されます」と言われた。18%のところもあったと思う。いちばん最初にそう言われた時、私は反射的に「WHY?」と尋ねた。なぜと言われたのは初めてなのか、その若い女性はちょっと困った顔をし「あのー、そういうルールになっているので・・・」と言った。とこか納得がいかないまま、私たちはいつも言われるままに払ったのだが。超高級レストランなどではない、どこもカジュアルなお店だったしテーブルをくっつけることが、それほど大変だとも思われない。どちらにしても、ウェイターは1人1人の注文をメモするのだし、人数的に2つのグループが1つにくっついたというだけの話ではないか。頭数が多い分、必然的に合計金額も大きくなるのだから15%のチップだって、けっこうな額になるのに。この話を韓国人の友人にしたら、彼女が韓国からのお客さん7人をお食事に連れて行った時、やはり20%のチップを請求されたそうだ。レストランの名前を聞いたら、高級レストランの部類に入るお店だ。「すごい額になったわよ。 私、あそこはもう行かないわ」と、彼女が怒るのもわかる。一人5000円でも、20%のチップを足せば6000円になってしまう。その分ものすごくサービスがよかったのかといえば、”別に普通のレベル”だったそうだ。そういえばあるレストランでは、請求書を運んできたウェイトレスが「チップは含まれていません。15%は$00になりますから!」とほとんど悲痛な顔で言ってきて、まあ計算してくれたのはありがたいがなんともいえない気分になったこともあった。チップって本当にやっかいだ。時々チップをGETするやいなや、二度とコーヒーのレフィルを持ってこないウェイトレスに「さっきのチップ返して・・」と言いたくなることもあるし(笑)請求書に書かれた額だけ払えばいいという日本のシステムの方が、私は絶対に好きだ。★アメリカ人と食事をして、「えっ、そんなにあげるの?」と思ったり、 「えっ、サービスは悪かったけどゼロでほんとにいいの?」と思ったり。 いまだによくわからなくて疲れます。それに私計算も苦手だし(笑)★写真はホノルル動物園に咲いていたブーゲンビリヤです。 空や海のブルーに映える花ですよね♪
January 18, 2006
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今日は3度目の皮膚科のアポイントメントがあった。シミの治療でこのクリニックを訪れたのは、去年の10月。その時にもらったシミ取りクリームは、私の肌には強すぎて赤くなり、皮がむけ、なんだか肌にうっすら色がついたよう。私はあきらめて、そのクリームの使用を中止し、次のアポイントまですっかりヤケになっていた(笑)2回目、先生は”もっと弱いクリーム”を処方してくれ、さらに1回目に懇願してもやってくれなかった、機械を使ったシミ取り治療の”実験”をしてくれた。私の肌があまり強くないので、まず小さなシミで試してみて、それでOKだったら、大きなシミを取ろうということになったのである。ちなみに、それはレーザーではなくて、電気針のようなもの。レーザー治療は保険が効かないが、これは効く。なんでも、”皮膚ガンになる可能性のあるものの除去”ということになるらしい。そして、これが痛い!想像してみてほしい。麻酔ナシで、直接細い何本もの針で、肌を引っ掻かれる痛みを。そして、自慢ではないが、私は痛みに弱い・・・しかし、2回目のアポイントメントからさらに2ヶ月経った今日、私はその痛みを忘れていた。しかも、その”弱いクリーム”を朝晩せっせと塗ったおかげか看護婦さんに「あら~、薄くなったじゃない!」と言われて「えっ、そうですか!?」とすっかり気をよくした私。「先生、こないだの実験の小さいシミはちゃんとなくなったから、今日は大きいシミお願いします!」「OK」この先生はまだ若いのだが、非常にあっさりとしていて必要事項のみ、ジョークなどは間違っても言わないタイプ。はりきっていた私が、治療が始まるなり「痛い! イタタタタ・・・ こんなに痛かったっけ? 痛ーい!!」と心の中で叫んでいる間、まったくの無言。私の婦人科の先生は、チェックアップの間気を紛らわせようとして「最近ピアノのレッスンどう~?」などと話しかけてくれるのだが。私は、痛みに強いという友達のことを思い出した。痛みに強いどころか、痛みが好きだと言った人もいる。「そう、私も痛みが好きだわ、けっこうこの痛みが快感・・・」と自分に思いこませようとしたが、やはり私には無理だった。時間にしたら、多分1、2分だろうに、まったく情けない。本当は反対側の2番目に気になるシミもお願いしようと思ってたのについに言い出せなかったことは、今少し後悔している。「こういうダークポイントはこれで取れるけど、うっすら色ムラになってるところは、ピールという手もあるのよ」ということで、今日は噂のピーリングまでしてもらった。これは、なんだか1回ですごく手ごたえを感じた。先生の話によると、ピールは保険が効かないので1回$25だが、エステやスパだとその何倍もかかるそうだ。「今日はトライアルってことでチャージしないけど、気に入ったら1ヶ月に1回くらい来たらいいわ。すごく熱心に、2週間に1回来る人もいるわよ」エステもスパも行かない、ネイルもしない、美容院は3、4ヶ月に1回というナチュラル志向の私。いや、ナチュラル志向というのは今思いついた言葉で、実際はただめんどくさがりやなだけだが・・だが、もう若い時とは違うのだから、そのくらいの努力、投資はしかたないだろう。至近距離で人の肌をジロジロ眺める私の生徒の厳しいチェックに打ち勝つためにも・・・そしてあとは、お友達に教えてもらったように食べ物から肌をキレイにすること、これを目標にしたい。 ★今日治療してもらったとこに小さいバンドエイドが貼られているのですが それを鏡で見て、長谷川町子の”意地悪ばあさん”を思い出しました。 あれって膏薬なのかな? コメカミかどこかに貼ってますよね。 シミ治療ではないと思いますが・・(笑)
January 17, 2006
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ホリデーシーズンも終わり、発表会とオーディションの合い間ですっかり気が緩んでいるピアノの生徒たち。「なぜ練習していないの?」という私の問いに対する今週のジミーの答えはこうだった。「だって、アリが邪魔するんだもん」「アリ・・? あなた、そんなことがいいわけになると本気で思ってるの!?」「違うの、ジャスミン先生、覚えてる?ボクのおにいちゃんがキーボードの上にジュースこぼしたでしょ」そういえば、それが彼の先週のいいわけだったのだ。「そんなもん、拭けば済むことでしょ。大体おにいちゃんは月火水木金土日って、毎日ジュースこぼしたの!?」「ううん、1日だけだけど、ふいてもベタベタして気持ち悪くて・・・」延々と続く彼のいいわけを遮って、その日はピアノを弾かせたのだが、今度はキーボードの中にまでこぼれたしまったジュースを求めて鍵盤の隙間からアリが出たり入ったりしているらしい。「ボクが練習しようとしたら、こっちの方から出てきて、それ殺して、ちょっと弾いたら今度はこっちの方からも出てきて、それ殺して、ぜんぜん集中できなくて、もうイライラして練習やめたの」まったく想像するだけでもイライラする話だ。「なんとかしなさい。 アリ用のコンバット置いてみたら?」「ああ、えさの中に毒が入ってて、アリがその毒を巣に持ってってアリが全滅するやつだね!」目を輝かせるジミー。ピアノの練習はそっちのけで、コンバットに出入りするアリを嬉しそうに観察する姿が目に浮かぶ。「とにかく来週は、何があっても練習していらっしゃいね!」と一応約束はさせたが・・「コンバットが売り切れだった」?「コンバットが全然効かなかった」?「アリがかわいそうになって練習できなかった」?来週のいいわけはなんだろう。★ホノルル動物園で、小象の像とあそんでいる女の子。 お洋服も真っ赤なリボンもかわいくて、絵本の中みたいでした♪★それにしても、子供ってほんとにおもしろいですね。 モノを大切にすることを教えようとして、6歳のマッカレンに 「キーボードの新しいヘッドフォン、大事に使ってね。 今度誰かが壊したら、私はもう新しいのは買わないわ」と言ったら 「そうなったら、もう誰も使えなくなるキーボード、ボクにちょうだい」 と言われ、頭の回転の早さに思わず感心してしまいました・・・(笑)
January 16, 2006
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何ヶ月か前、タウンの一軒家に引越してきた生徒の家にさっそく泥棒が入ったという。月曜日の昼間、家に誰もいない時だったそうだ。「セキュリティー・アラームは?」と訊くと、その子のおかあさんはため息をついた。「つけた方がいいかもね、なんて話はしてたんだけど、まさか自分の家に泥棒が入るなんて思えなくて・・・」その気持ちはわかる。交通事故でも、自然災害でも、みんな実際にそれが起こるまでまさか自分が巻き込まれるとは思わないで暮らしているのだと思う。幸い、被害はたいしたことはなかったのだが、盗られたものやその手口など現場検証の結果、近くの高校の生徒という疑いがあるそうだ。たしかにプロの泥棒なら、そこにあったチェックブック(小切手帳)に手をつけずに去ることはまずありえないだろう。盗られたものはカメラや時計、オーディオ関係が主だったらしい。「でも、泥棒は子供部屋には入らなかったから、ボクのカメラは無事だったんだよ!」と、6歳の私の生徒は嬉しそうに語った。「ただね、主人のユニフォームを2枚盗られたのよね・・・」それを聞いてドキッとする。生徒のおとうさんは、現役の警察官なのだ。まだ拳銃を盗まれないだけよかったけれど・・・「でも大丈夫だよ、だって犯人が高校生なら、ダディのユニフォームは大き過ぎて着られないもん!」と生徒。うーん、そういう問題じゃないのよね・・・おかあさんが言う。「着るために奪ったんじゃなくて、売るためかもしれないでしょ」そして、それを悪用される可能性もあるということは、私達はこわがりの彼には言わなかった。「とにかく誰もいない時でよかった」「誰も怪我しなくてよかった」そんな風に言うしかなくて、私は暗い気持ちで2人を見送った。数日前にも、COMP USAというコンピューターのお店の白昼の強盗事件を読んだばかりだ。2005年のハワイ州の犯罪率が下がったというニュースもありそれを聞いた時は喜んだが、犯罪はゼロではなく、常にあるのだ。生徒の家は、さっそくセキュリティー・アラームを取り付けるそうだが何かあってからではなく、”転ばぬ先の杖”を心がけたい。★まだ事の重大さを理解するには幼すぎる6歳の生徒が こわい目に遭わなくて本当によかったと思いました。 さらに彼がキーキー声の大声(笑)で教えてくれたことには、 「ボクのおじいちゃんの家にも泥棒が入って、トイレを使って、 それでうOこを流さないで帰ってったんだよ!!」 まったく許せないですよね・・!
January 15, 2006
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私は正直言って、あまり野菜が好きではない。デザートは必然だが、サラダはなくても全然かまわない。もちろん野菜が身体にいいことは重々わかっているので大抵の場合、義務感から食べているのだ。ただ、外食の多い私にとって、野菜を摂るのはなかなか難しい。野菜を食べなきゃとブロッコリーが入ったクリームソースのパスタやにんじんや玉ねぎが入ったビーフシチューをオーダーする。すると結局は、随分高カロリーになってしまったりする・・けれど、そんな私に、ついに救い主が現れた。それは、WELL BENTO!マクロバイオティックのお弁当屋さんだ。ハワイ大学に近い、Versityの一画。フリーペーパーで見た2階のお店へ上がっていくと、その中はキッチンと、レジの置いてあるカウンターだけだった。ここは、まだ若い白人夫妻が2人でやっていて、添加物、防腐剤は一切使わず、ほとんどオーガニックの材料を使っている。私はZEN(禅)マクロバイオティック弁当$6.95をオーダーし、5分でできるというので、下のバリ島グッズのお店をチェック。10分後に戻ると、ZENがカウンターの上で私を待っていた。玄米にタヒニ・ソースというのがかかっていて、それが何なのかは知らないが、とても美味。ゆでただけのにんじん、キャベツ、大根、かぼちゃ、玉ねぎ、ごぼうもなぜか甘くておいしい。さらに、私はマヨネーズが好きではないのだが、ここのマカロニサラダ、そしてコールスローはあっさりしていていて、残さず食べられた。この$6.95という値段は、決して高くないと私は思う。オーガニック野菜はスーパーで買っても高いし、毎日続けてお料理をしない限り、結局は腐らせてしまいがち。近くには、Down to Earthというヘルシーストアーもあるが、そこのデリには、こんな風に少しずつのお惣菜を詰めたお弁当形式のものは売られていない。さらに嬉しいのは、ここにはベジタリアンのお弁当だけではなくチキンやサーモン、ハンバーガーまであることだ。例えばグリルド・チキンには、ルイジアナ・スタイル、ウェスタンBBQ、タマリ・テリヤキソースの3種類がある。私がここの常連になることは、もう間違いない・・そして、ヘルシー志向のお友達にもどんどん広めなければ。このスクエアはちょっと見つけにくいこともあり、今までいくつものお店がCLOSEしてしまった場所だからだ。”あー、身体にいいお食事をした!”という満足感に浸りながら食後のコーヒーを淹れる。今日はデザートのチョコレート&クッキーを食べる時の罪悪感も、いつもより少ないようだ。★デザートを食べる時の罪悪感は一瞬で、 幸福感の方がもちろん大きいんですけど♪★今日モールで、先日母にあげたのと同じエンジェルにまた出会いました。 お人形系はめったに買わないのですが、珍しくすごく気に入ったのです。 この子がセールになり私を呼んだので(笑)連れてきちゃいました♪
January 15, 2006
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友人マリアの5ベッドの家は、去年ついに売れなかった。あきらめの早い彼女は、すでに新しい3人のテナントを入れつまり大家さんという立場におさまっている。お金を盗まれた、アル中で騒いで警察沙汰になった、いつのまにかボーイフレンドもいっしょに住んでいた、マリアの留守中に大勢人を呼び、勝手にパーティーをしていた・・・今までのテナントとの数々のトラブルを思い起こすと、彼女の家が売れず、大家さんを続けるしかないのは本当に気の毒だ。そしてもう1つの個人的理由から、私もぜひともマリアに家を売りタウンに引越してきてほしかったのである。それは、けっこう頻繁に行われる彼女の家でのパーティーの誘い。ここから車で30分近くかかるカネオへの彼女の家には不義理な私は過去1度しか行ったことがない。フリーウェイで片道20分かかるワイケレには、気が向けばいつでもお買い物に行ってしまうのだが。でも、マリアのパーティーはいつでも土日の夜であり、私にとっては仕事がいちばんハードな日だ。さらに、慣れないカネオヘの住宅街や真っ暗なパリ・フリーウェイを運転するのが正直めんどくさい。「友達を連れてくればいいじゃない、彼に運転させなさい!」と言うが、パーティー好きじゃない人を無理に引っ張り出すのは悪いし私もとにかく土日はのんびりしたいのだ。マリアは今月と来月と2回に渡り、自分の家での風水セミナーを企画しそれに関するEメールがすでに3回も、しつこく送られてきた。きのういっしょにディナーへ行ったのだが、案の定訊かれる。「ジャスミン、セミナーとその後のパーティー、来れるでしょ?」「うーん、土曜日の夜よね?私今土曜日は朝から夕方までノンストップで、終わるとくたくたなのよ」マリアは気分がすぐ顔に出るので、ムッとしているのがわかる。「カネオヘはそんなに遠くないわよ」「遠いわよ~」「でもね、友情と距離は関係ないわ」今度は私がムッとする番だ。「友情? じゃあ、パーティーに行きたくないって言ってるのに無理強いするのが友情だっていうの?」↑これは私の心の中の声。実際は「マリア、その新しいブレスレット、きれいね。 琥珀?」と話を変えた。新年早々喧嘩をする気もない。案の定、彼女は一瞬にしてニコニコ顔に。「これはね、お金をもたらすのよ。ジャスミンもほしかったら、私といっしょにチャイナタウンに来なさい、安く手に入れてあげるから」相変わらずわかりやすい人だ。この間までつけていたチベットの石のブレスレットはどうしたのだろう。家が売れなかったから捨てたのか?とにかく、今年もマリアはパワー全開だ。家が売れずとも、いつまでもくよくよせず、誰にも頼らず、気持ちを切り替えて突き進んでいく。彼女のようになりたい・・・とは思わないが、その強さ、前向きさは友人として尊敬したい。★ハレクラニからの景色です。 雲がきれいな日でした♪★風水セミナーは2006年の開運についてだというので、 「私、出雲大社にお参りして、お守りも買ったから・・・」と見せたら 「私もよ!」と車の中にぶら下がってるお守りを見せてくれました・・・ じゃあ、マリアのセミナーに行く理由はどこにあるの??(笑)
January 13, 2006
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”ジャパニーズ・ビーチプレス”というフリーペーパーに、カイポ・カネアクアというカフナのインタビューが出ていた。カフナとは、スピリチュアルな力を持ったハワイアンの聖職者である。彼は王族の直系であり、祖先はカメハメハ1世の時代から王のスピリチュアル&フィジカル・アドバイザーだったらしい。だが、だからといって家族の誰もがカフナになれるわけではなく、彼は7人兄弟の中から、霊的な力を持つ祖母に選ばれたという。その後16人のクプナ(ハワイの伝統に精通し、尊敬されている人)から訓練を受けたというのもすごい。彼は現在心と体の治療に携わっているが、レインボーマンとも呼ばれる。その理由は、患者さんを訪問する時に虹が出て、帰る頃には消えていることが多いからだという。彼がいうには、虹は祝福を意味し、天からの恵みでありそして色はとても大切で、カラー・セラピーも行っているそうだ。服に限らず、その日その瞬間になぜその色を選んだかということに意味があるというのは、とても興味深い。そして、もうひとつ私が大切なことだと思ったのは、彼が祖母から学んだ”マラマ”(大切にする、世話をする)ということ。本来ハワイアンは、人間だけでなく自然をも本当に大切にしていて例えば魚を獲っても、身を食べて他は捨てるなどいうことはせず、骨、皮、目と何一つ無駄にしなかったそうだ。私は今まで、カフナというものにうっすらと興味はあったのだがこのインタビュー記事を読み、彼の穏やかそうな笑顔の写真を見て、実際に会ってみたいと思った。33歳までハワイ語で育ち、英語に苦労したという彼は、いったいどんな声で、どんな言葉で話すのだろう。自然の持つ力の媒体となって人々をヘルプしている彼が直接話すのをぜひ聞いてみたい。ただ、今月の彼のワークショップはすべて土曜日の日中、私は仕事の真っ最中だ。今はまだ時期ではないのかもしれない。いつかそのうち、きっと私にとってベストな時に、そのチャンスがめぐってくるのだろうと思う。その時を気長に待つことにしよう。★飛行機に乗って雲を見下ろしたり、船に乗って海の上に出たりすると いつも自然の大きさ、人間の小ささを感じます。 写真の”アトランティック・クルーズ”のナバテックは 揺れないように設計されているそうで、本当にスムーズでした。★自然と共に生きた古代ハワイアンの文化、もっと勉強したくなりました。 久しぶりに、ビショップミュージアムでも行ってみようかな。
January 12, 2006
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仕事の後”ハリー・ポッター”を観て、悲しい気分になってしまったので気を取り直して、今日は私のお気に入りのビーチを紹介したい。12月30日に、家族10人をワイマナロ・ビーチへ連れて行った。実はこの日、ハナウマ湾へ行く予定だったのだがなんと車がいっぱいで入れなかったのである。ハナウマ湾へ下りる道の前にガードが2人立っていて、「人を降ろすだけでもダメ、とにかくここから先は一切入れません」ハイ、さっさと行って!という態度。シュノーケリングの用意までしてきた弟や甥っ子たちはがっかり。それで、そこからさらに15分ほど走って、このワイマナロへやって来た。エメラルド・グリーンの海、真っ白な砂、松の林も風情があってよい。ワイキキやハナウマほど人が溢れかえってもいず、みんなさっそく海に入ってはしゃいでいた。思ったより波が強く、魚はほとんど見つからなかったそうだがここは私の家族にとっても、お気に入りのビーチとなった。ちなみに、ハナウマ湾ではどんなに混んでいても、ツアーの車だけは入れるらしい。後日、みんなは一人たったの$7で、ホテル送迎はもちろん、シュノーケリングと足ヒレまで貸してくれるツアーで、無事ハナウマへ。ここでは期待通り、しっかり魚を見ることができたそうだ。帰国してすでに1週間が経ったが、みんな雪の北海道できっとハワイの海を懐かしく思い出しているだろう。 ★ワイマナロ・ビーチで魚を探す弟。 ほとんど魚と化している・・!?(笑)★”ハリー・ポッター 炎のゴブレット”、魔法は楽しめたけど けっこう暗くてこわくて悲しくて・・・ 私はやっぱりハッピーエンドの映画が好きです。
January 11, 2006
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オフの火曜日。今日は少しのんびりすることに決めていたので久しぶりのハレクラニ、”ハウス・ウィズアウト・キー”でティータイム。ダウンタウン・ビジネス街のイタリアンレストランでしっかりランチした後だったのにも関わらず、誘惑に負けてマカダミアナッツ・チョコレート・タルトを頼む。甘すぎず、大きすぎず、ハワイにしてはかなり上品なデザートだ。そして、目の前に広がるきらきら光る海がゆったりした気分にさせてくれる。ダウンタウンでは、吹き飛ばされそうな強風が吹き荒れていたのになぜかここでは、風も心地よいそよ風だ。サンデー・ブランチの時のように、ハープやフルートの生演奏でもあったら最高なんだけど。でも、カクテルタイムのハワイアンの演奏が始まるまで、音楽のない静かな昼下がりのひとときというのもそれはそれでいいのかもしれない。ランチで行ったのは、”シェ・パスタ”というイタリアン。昼間でも私好みの暗さで、なかなかシックでおしゃれなインテリアだ。12時半頃には、広い店内がお客さんでいっぱいになった。ちょっとしたビジネス・ランチに使っている人が多いように思う。私が頼んだのは、中にひき肉状のイタリアン・ソーセージとピューレ状の野菜が入った、クレープのようなカネロニ。上からもまたトマトとひき肉のソース、チーズがかかっていてなかなかおいしかった。お友達のラザーニャも、隣りのテーブルのラビオリも、ウェイトレスがどこかに運んでったサラダも、みんな魅力的。きっと近いうちに、また来ることになるだろう。週に一度、こんな風にピアノから完全に離れた1日があると、次の日ピアノに触るのを嬉しく感じる。オフの今日、ハレクラニの風に吹かれてまた1週間分の充電をさせてもらったように思う。★日曜日、久しぶりに1時間ちょっとピアノを練習しました。 今年のリサイタルで弾きたいと思ってる曲があるので、頑張らなくちゃ。★陽射しは暑いのですが、めずらしく風がひんやりと冷たくて やはり気温が低いのを感じます。 朝起きてきて、しばらくはブランケットにくるまっている最近の私です。
January 10, 2006
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癒しのホノルル動物園に続く、癒しのワイキキ水族館で私は世にもめずらしい生物に出会った。タツノオトシゴの一種で、たしかSEADRAGONと書かれていたと思う。彼(彼女?)の体は、海草にしか見えない。けれど、その”なんちゃってワカメ”とでもいうべき半透明の体をヒラヒラさせながらゆったりと泳ぐ姿は、とても優雅だ。なぜかすごく知能が高いような、何かを考えているような風貌に思え私はしばらくこの生物が水の中を漂うのを、ぼーっと眺めていた。そして、今回の2番目のお気に入りが、このクラゲたちである。これは、もうこの写真の何倍もキレイな色で、何倍もかわいい。彼らはゆったりと動くのではなく、キュッキュッという感じで動く。(故にブレている・・)動画でお見せできないのが、本当に残念だ。(今思いついたのだけれど、イカの泳ぎ方に似てるかも・・)まるで童話に出てくる赤と白のキノコの、ブルー版という感じの水玉模様。あまりのかわいさに、私は本気で飼えないものだろうかと考えたほどだ。何年か前に、その鮮やかな蛍光色と、半漁人のような顔、そして魚に足が生えて岩につかまっているような、グロテスクな容貌で私の目を釘付けにしたフロッグ・フィッシュは、もういなかった。死んじゃったのかな・・それにしても海の中には、なんていろいろな生物がいるのだろう。珊瑚やイソギンチャクも、みんな生きて動いている。ダイビングをしない私が、海の神秘を少しでも目で見て感じるにはここ、ワイキキ水族館へ来るしかないのだ。新しくできた縦に長い円形のクラゲの水槽の前には、ベンチが置いてあり、そこに座って呆けたように、水中を漂う大小のクラゲを眺めている人が・・他人事ながら、”あの人、無事にこっちに帰ってこられるだろうか”と心配になったりして・・水族館が動物園よりいい点は、まず涼しく、日に焼けないこと。歩きすぎて足が痛くなることも、道に迷うこともないこと。匂いがしないこと。さらに、各生物の解説が水槽ごとに日本語で録音されている、細長い携帯電話のようなものも貸し出してくれる。暗い水族館の中から外に出ると、木々の向こうにカピオラニ・ビーチ、そして反対側にはダイヤモンド・ヘッド。この水族館のロケーションも最高だ。そしてその後、私達は神秘の海の中の世界から、チャイナタウンの飲茶という、まるで正反対の世界へワープしたのだった。★チャイナタウンの飲茶は、相変わらずの喧騒。 ほとんど怒鳴りあっているかのような人々の中で、 人間もみんな一生懸命生きているんだ・・と、違う意味で感動しました(笑)
January 9, 2006
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中国に2ヶ月間語学留学に行っていたアメリカ人の友人がおみやげにと変わった形のお茶碗をくれた。彼が言うには、これは手描きでとても貴重なものなのだそうだ。なんでも後継者がなく、この職人の代で途絶えてしまうため持っていればどんどん価値が上がるだろうということであった。それを聞いた時、なぜか「なんでも鑑定団」というテレビ番組がフッと私の頭に浮かんだ。しかし、そのお茶碗の価値云々よりも、友人がやっかいな壊れ物を機内持ち込みで大事に抱えて持ち帰ってくれたことが嬉しい。そして今日、10日間の中国旅行から帰って来た生徒にまた中国からのおみやげをいただいた。これは、LIJIANG(麗江)というところの、少数民族が作っているものでやはり手描きだということだ。中国というより、まるでフランスのおみやげのようだと思ったが、やはり色使いがヨーロッパと違うように思う。この11歳の生徒は中国人だが、お金持ちなのでこの年にして、ヨーロッパだの日本だの、あちこち旅行している。実は私は、今まであまり中国に行きたいと思ったことがないのだが、彼女とおとうさんの話を聞き、写真や本を見せてもらっているうち今日生まれて初めて、中国に行ってみたいと思ったのだった。まるでスイス・アルプスのような、広大な高山の景色。ここは標高4000メートルあり、ケーブルカーで上っていくのだが、あまりの寒さに私の生徒は泣いたそうだ。そして、先日観た映画”GEISHA"をホウフツとさせる古い街並み。日本の倉敷にも似た、川べりに並ぶ木や石造りの家、瓦屋根・・・数々の寺院や、NHKのシルクロードを思い出させるカラフルな衣装を着た少数民族のお祭り。そして、民族工芸品の数々は、信じられないほど安くおとうさんによると、観光客はみんな「狂ったように買い物する」そうだ。食べ物は、やはり僻地の方のスパイシーな味付けは口に合わず、大きな都市に戻ると、これまたみんな「狂ったように食べる」らしい。「衛生面はどうでした?」と私が訊くと、おとうさんはこう言った。「都市を離れると、トイレは全部スクワットだよ」スクワット・・・??ああ、和式トイレのことか。「汚くて目を背けるようなものは、やっぱりいろいろあるけどね・・」と、ちょっと言葉を濁すおとうさんは、一体何を見たのだろう。やはり実際問題として、中国に行くというのはかなり勇気がいりそうだ。「あと、買い物は全部交渉。最初12000円と言ったものが、最後1500円くらいになったよ」「それでも、おとうさんが買った後、隣りの店で誰かが同じものを1200円で買ってたのよ!」娘の言葉に、悔しそうな顔をするおとうさん。私もまずは中国行きを考える前にハワイのチャイナタウンで、値段交渉の練習をしなければ・・・★麗江って、有名なのでしょうか? 私は知らなかったのですが、日本人観光客もたくさんいたそうです。★写真集みたいな本を借りたのですが、中国語、英語、日本語なのです。 ”朝焼けに真っ赤に染めた玉竜雪山” ”樹木に隠された九十九竜澤は不意に目に突入し・・” 日本語訳の間違った文法がおもしろくて楽しい♪(笑)
January 8, 2006
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ホノルル動物園は、ワイキキの端っこにある。便利な場所だしパーキングも広いのだが、子供がいない私にとって「明日の休日は動物園でも行こうか!」ということもなく、今回家族が来て、3年ぶりに訪れた。そして気づいた・・・動物園はなかなか癒される場所だということに。まずは、私がいちばん好きなキリン。写真を見ると、遠吠えをしているようにも見えるが、多分首のストレッチをしていたものと思われる。キリンは目が大きくて睫毛が長く、とても穏やかな顔つきでなぜか信頼できる感じがする。まあ、深く付き合ったことはないのでわからないが。これは、なかよしのワオキツネザル。この2匹は見ている人を、平和でほのぼのとした気分にさせてくれた。ちなみに、全く動かないで木にぐったりともたれているのが1匹いて、死にかけているのかと心配になってよく見たら、ぬいぐるみだった。紛らわしいジョークはやめてほしい・・・このサルたちは、明らかに観客を意識していたと思う。拍手に答え、木にぶら下がったり、飛び回ったり、いろいろ技を披露してくれてありがとう。全くサービス精神旺盛なサルたちだ。チップをもらうわけでもないのに(笑)シマウマも、私が大好きな動物の1つ。もともとは馬が好きで、いろいろなところで馬に乗ったのだがなぜかどこでも馬鹿にされ、一度などは落とされそうになり、キライになった。だが、おとなしそうで謙虚な感じのするシマウマならきっと私を馬鹿にしないような気がする。あくまでも、希望的観測だが・・最後に、ダチョウ。この写真を見た時、私は一瞬自分が何を撮ったのかわからなかった。カメラを向けただけで、さっさと逃げ出して「もう少し優雅さを身につけてほしい」と思わせた孔雀に比べダチョウはおっとりとし、どこかひょうきんでマイペースという気がする。いや、マイペースといえば、動物はみんなマイペースだ。観客を喜ばせることに生きがいを見出しているような(?)サルもいれば、観客など見向きもしないで寝ているライオンもいる。なんだか、のんびりとした気分になれる。さらに、休日に行くと家族連れが多く、キーキー声で叫ぶ子供のおかげで英会話の勉強もできる。「Mom, look! There are 3 monkeys on the tree!」「Dad, what's that!?」「That's a goat. He is sleeping.」これは、私が中学の時の英語の教科書の会話そのものだ。しかももちろん発音は、当時の英語の先生よりいい。園内はかなり広く、普段歩かない私のような人は足が棒のようになるが、緑が多くゆったりとしたホノルル動物園は、なかなかのお勧めスポットだ。★入り口のショップも、けっこう充実しています。 私が3年前ここで買った、波の音が入ったバッハのCDがもうなくて残念。★日には焼けます。 アメリカ人観光客も、日焼け止めを塗りながら歩いてました。★甥っ子たちが次にハワイに来る時、「もう動物園は行かなくていい」 って言ったら、ちょっとさびしいな・・なんて今から考えています・・
January 7, 2006
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年末年始に家族が来ていた時は、車2台で動いていたのでほとんどの食事はワイキキから離れたレストランだった。けれど、唯一大晦日の晩だけは、ワイキキのキングズ・ビレッジにある”田中オブ東京”を予約した。ニュー・イヤーズ・イブには、下手にワイキキを離れると帰って来る時に渋滞に巻き込まれる恐れがあるのがこの日にワイキキのレストランを選んだ理由の1つ。そしてここにはセレブレーションのパッケージがあることを知り、今年70歳の誕生日を迎える私の父、そして弟のお嫁さんのおとうさんの古希のお祝いをいっしょにしてしまう企画を立てたのだった。そのパッケージというのは$12ちょっとで、大きな全員の写真とキャンドルが立った、きれいでおいしいケーキがついてくるというもの。片言の日本語のジョークを飛ばしながらの、シェフのパフォーマンス、柔らかくてどんな日本人の口にも合うであろう、鉄板焼きステーキに総勢11人の私たちは充分満足であった。マネージャーらしき白人の正装(?)したおじさんが、食事の合間に割り箸の紙で、女性客にはバラの花、甥っ子には動物を作ってくれたりして、サービスも満点。けれど一番盛り上がったのは、やはりそのおじさんが「オメデトウゴザイマス!」と何度も叫びながら火のついたキャンドルつきのケーキを持ってきた時だ。おそろいのレイをかけ(これは私が買ってきたもの)、お店の人からも祝福の言葉をいただき、極めつけに、義妹が選んだ私たちからのギフトを孫が渡すと古希を迎えるおとうさんたち2人は、ハンカチを目に当てて泣き・・・その横に座っていたおかあさんたち2人も涙。4人でハンカチを目に当てている光景を見て私と義妹2人も涙・・・さすがに弟と甥っ子は泣いていなかったが。そして、日本を離れて15年、ハンカチを持つ習慣がなくなった私は「あ、日本人ってやっぱりみんなハンカチ持ち歩いてるんだ・・・」紙ナプキンで涙を拭きながら、妙なところに感心したのだった。今回のハワイでの休暇は、うちの家族と弟のお嫁さんの家族が多分10年ぶりくらいに全員揃った。義妹の妹(?)はカリフォルニアに住んでいるし、私はハワイ。義妹のおとうさんが去年入院したこともあり、一時はこの全員集合も危ぶまれただけに、本当に嬉しかった。その日はいったん自由解散し、私は両親とモアナでコーヒーを飲み、弟はたまたま隣りのホテルに泊まっていた、大学時代のお友達と会い、他の人はそれぞれ、買い物をしたり、ブラブラしていたらしい。そしてシニア組4人はホテルに戻り、残りの若者組(?)はまた10時に集まって、ワイキキビーチへ花火を見に行った。除夜の鐘が鳴る、静かな日本の大晦日のイメージも好きだけれど、ハワイのあっけらかんとしたニューイヤーズイブのお祭り騒ぎも楽しい。そして何より、いつも遠く離れている家族といっしょに過ごせたことがこの冬の最大の思い出・・・★”田中オブ東京”で、入ってすぐに”ワリビキケン、オモチデスカ?” とウェイトレスさんが訊いてくれたことも、書いておかなくちゃ。 アロハストリートなどに、10%OFFのクーポンがついています。 10%って、人数が多くなるとけっこう大きいですよ!★写真は、夕方のカカアコ・ウォーターフロント・パークです。 今日のハワイはすごく寒いんですけど、この日はとても暑く 雪の北海道から来た家族は、”夏”を思い切り楽しんでいました。
January 5, 2006
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今朝、1週間のハワイでの休暇を終えた私の家族をバンを貸してくれていた友人と共に、ホノルル空港へ送っていった。9人が雪の北海道へ、そして1人がカリフォルニアへ。そして、残された私は、まるで自分が旅行から帰ってきた時のように疲れがどっと出て、ほとんど時差ボケ状態。空港で別れた友人がお昼に電話してきて「ジャスミン、さっき今日は水曜だって言ってたけど、今日火曜だよね?」と言うまで、午後から仕事に行くと思いこんでいたのだった。それにしても、うちの家族はなんてタフなのだろう。ある日などは、ホノルル動物園へ行った後ビーチで泳ぎ、モールでショッピング、ディナー、そして私のコンドでテニス。甥っ子たちが12歳と14歳になり、小さい時とは遊び方も体力も違う。私って、普段何して24時間過ごしてたっけ・・・?と思ってしまったほど120%よく遊んだ1週間。幸い毎日お天気がよかったこともあり、ハワイの良さを、私もあらためて満喫することができた。そういえば、不思議なことに、元旦だけは雨が降り私は3年連続、雨の中を初詣に行った。ただ、今年の雨は、去年、おととしのどしゃぶりの雨と違って晴れているのにサーッと雨が降っているような、天気雨。さすがにどしゃぶりだと出足が鈍るらしいが今年はすごい人出で驚いた。恵みのしるしとされている雨の中、家族全員の初詣で始まった2006年。今年もきっとよい年になることだろう。さっき、スーパーマーケットに買出しに行ったら、顔見知りの店員に「ちょっと日に焼けたね」と言われた。シミは確実に増えたことだろうけど、インドア派の私もたまにはハワイの太陽と海と風を、思い切り楽しむ時間があってもいい。これから、めずらしく砂が落ちている私の部屋に掃除機をかけ、明日からの日常生活に備えることにしよう。★というわけで、久しぶりの日記更新です。 パソコンから離れていた間も、メールやメッセージをくださった方、 のぞきに来てくださった方、ありがとうございました。 今年もどうぞよろしくお願い致します。★写真は、サンセットディナークルーズで船の上から撮った夕日です。 残念ながら、期待していたクジラは見えませんでしたが、 きのうカカアコ・ビーチパークで、水際にカメが2匹遊んでいて うちの家族は大騒ぎしてました(笑)
January 3, 2006
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