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2006.11.13
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 本当はあまり書くべきではない事かもしれません。
 が、自分がアカネを忘れたくないのと
 書く事に集中する事で気持ちがあの世に行くのを繋ぎ留められる事、
 風穴を開けておく事で自分が癒えやすい事を
 知っているので書くのです。 
 どうか読むのもレスも無理なさらないで下さい。)





木曜にアカネが亡くなって、土曜に斎場に連れて行った。
「ここでお別れです」と言われた時が一番つらかった。


とむらいの儀式を自分でするのも初めてだった。
カンナが失踪した時は
Kaeruは彼女が亡くなっていると確信はしていたけど
物証はなかったので、気持ちを送るだけだったのだ。
祖母の葬式を経験したてだったので
我ながらよく気が回って芸が細かかった。
今もオットとお線香だけはあげていて、
1週間だけは続けるつもり。

当初ショック状態で感情、感覚が麻痺したが、
一方で頭は回った。
わたしより後でアカネの死を知ったオットを

またウチに来てくれと言うオットに
「アカネを引っ張ってはいけないよ、
アカネをまず大元の猫の生まれる場所に戻してあげて
アカネの好きに選ばせてあげて」と賢しく言った。

昨日くらいから感情感覚が戻って来たので

昨日はオットが出張で
休日出勤したので多分なおさらで、
きっと昨日がきつさのヤマなのだろうと思う。
食事を摂る気になれなかったので
ドッグカフェに行ってゴウに食わせてもらった。
アカネがいなくなっても
とんじゃくなく自分の要求を押すあどけないゴウと、
淋しいのかKaeruを思いやるのか?(以前から
Kaeruの閉じこもり気分や落ち込みによく反応する)
Kaeruによく寄り添うアキラに
ずいぶん支えてもらっている。

Kaeruはアカネが事故に合う状況をゴウと、
おそらくアキラも一緒に皆で見ました。
だから車を運転した人を恨まなくても済む。
そしてアカネが頭頚部を打って本当に即死で、
ほとんど血も出ていなかったけど
駆け寄った時には本当にぴくりとも動かず
アカネが苦しみはしなかった事も知っている。

考えたくもない命題だが、
もしも唐突にアカネを連れ去って行くとしたら
どんなやり方がいい?と聞かれたら
運転者には気の毒だが、
かなりこの状況はいい線行っているのかも知れない。

運転者の人もひき逃げしても無理ない所を
駆け付けて何度も謝ってくれ、獣医にも来てくれた。
即死とは思ったが、脳損傷後の高体温だと思うが
アカネがいつまでも暖かいのでつい獣医に行ってみたのだ。
が、冷静なようで錯乱していたらしく休診日だった。
ピンポンして反応ないので帰ろうとしたところで
(その頃にはもうアカネが冷たくなりかかっているのも
わかったのだ)先生が私服で出て来てくれ、
一目でわかるだろうに診療所を開けてくれて
聴診器を当ててくれた。
そして「お役に立てませんで」と頭を下げてくださった。
もともとこの獣医さんでアカネと知り合ったのだ。
他の患畜さんがいない時に先生にお別れを伝えられて良かった。

ドライアイスを分けてもらいに行った
ケーキ屋のお兄さんも本当に優しく親切だった。
小奇麗なケーキ屋に言うべき事情ではないと黙っていたが、
OKをくれた後でそっと事情を聞かれ、
あるだけのドライアイスを包んでくれた。

他にも金曜にやむなく出勤したら、
先方の都合で1件キャンセルが入って
1件のみの仕事で帰宅できた。
運転は既に道を間違えたりして、危なっかしいと思っていたが
記録をPC入力しようとして
記憶がまったく機能してないのを知って、
ケースが少なくなって本当に助かったと思った。
日曜のオットの出張が1泊になるかもと言われていたのを
日帰りできたのもラッキーだった。

そしてHPを訪れた方々で、書き込み封鎖にも関わらず
気を配りながらも
何らかの形でメッセージを伝えてくれた方はたくさんある。
皆さんに気を使わせる事を遠慮したのと、
内容によっては自分もつらくなるかも?と
思ってした書き込み封鎖であったが、
今回は何故か自分の考え、感性とは違うコメントでも
気にかけてもらった事がすべて嬉しく、
「ありがとう、ありがとう」と泣きながら読んでいた。
思えばこの子をもらってこようかどうしようか
迷っている段階 から、ほとんどの常連さんが参加していて、
ある意味共に子育てしていてくれたのだ。

ものすごく周囲中の人や運?に配慮してもらった中で
その1点だけの不運は起きた。
時ならぬ時に愛するものを失う人達の中では
相当に恵まれた自分だと思いながらも
やはり咲き初めた花のような美しいあどけない子を
唐突に手折られてしまった苦しさは何度も寄せて来て、
「どうして持って行ってしまうの」と問い、叫ぶ。

実は11月はKaeruの誕生月なのだが、
一昨年カナリアぶんとカンナ猫を失ったのも11月だった。
11月はKaeruにとっては苦しい激変の時のようだ。
霜枯れる一年草はあとに種を残す。
宿根草は地上部は枯れても
地際に既に来年の新芽を準備している。
今いるものが失われるその時、何か次につながるものを
本当に準備し終えていてくれているのだろうか。






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最終更新日  2006.11.17 22:04:41
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