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最近の年金問題などを見ていると、この国もずいぶんいいかげんになって、社会のあり方も変わったと実感します。 いま、国民の価値観が変わり、これまでの政府依存や会社依存によって得られた「豊かさ」から、自らのことは自らチャレンジする「よりよく生きる」に変わった、といいます。 ”兼業・兼居のすすめ”(2006年3月 東洋経済新報社刊 玉田 樹著)を読みました。 著者は野村総研の理事だった人で、1945年生まれ。 多くの国民が「よりよく生きる」ことができるように、社会の仕組みの構造改革を、みんなで推し進めるときがきたとのことです。 そのパワーは、団塊の世代のリタイアの開始に始まります。 団塊世代は、長い間、わが国の産業が国際的な競争力をもつことに多大な貢献をしてきました。 また、新しい消費社会の隆盛を牽引し新しい家庭像を切り拓くなど、戦後日本を形づくるうえで大きな役割を果たしてきました。 いま社会が変わり、自ら能動的に「よりよく生きる」とでもいうべき価値観に転換したことは、政府や企業丸抱えの「公助」への依存から、お互いに助け合う「共助」、自分自ら対処する「自助」へと人々の軸足が移りはじめたことを意味します。 現在問われるべきは、この価値観の転換にあわせていかに多面的な社会システム改革ができるか、という局面にあるようです。 この本の中で勧めているのは、3割兼業と都会と地方の兼居です。 いいかもしれません・・・。 豊かさ時代を支えてきた「終身雇用・年功序列」という崩壊しつつある雇用形態に代わって、「兼業」の雇用モデルを提示しています。 これまでの豊かさ=マイホーム=核家族に代わって、よりよく生きる=兼居=ファミリーという住まい方を提案しています。 このような観点から、社会システムの設計原理を変え、社会システムの構造改革が必要だといい、何をどうすべきかかなり具体的に言及しています。 はたしてどうなのでしょうか。
2007.05.30
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人生は、めぐりめぐるらせん階段のようなものだ、といいます。 よいことも、悪いことも、ともに巡り合いながら人生となっていきます。 ”人生、思い通りにいかないから面白い”(1994年3月 大和出版刊 松原 哲明著)を読みました。 時には流れに身を任せることを勧めています。 人生の極意は変化を愉しむこととのことです。 はしごのように一直線ではあり得なません。 そして、人生、ことごとく思い通りにはいきません。 うまくいったというのは、一時的なもので、また元に戻ってしまうものだそうです・・・ そうかもしれません? ただし、うまくいかないからといって、何もせず、じっとうずくまっていたら、人生、どんどん沈下していく、といいます。 そうですね。 下を向いているからです。 そうやって下降し、沈んでいくと、今度は上昇することが苦しくなります。 人間何もしなかったら、何も起こりません。 何かやっていなければいけません。 思い切って、勇気を出して何でもいいからやってみることだ、といいます。 あるいは、以前、好きで興味があったことをしてみればよいそうです。 気分が楽になると、人生も河の流れのように流れだします。 ところが、人生がうまく河の流れのようによどみなく流れだし、ああ、よかったと安心しているうちにまた壁にぶつかることになっているそうです。 ・・・うまくできているものですね。 なんと、スランプがきたら、しめたと思うことにしている、といいます。 ここでひとつ勇気を出せば、またひとつ自分の殻が破れ、人生が転換していくからです。 モノは考え方ひとつですね。 考え方を変えれば、生き方が変わります。 この本です; 人生、思い通りにいかないから面白い
2007.05.23
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まだこんなにあります。 300以上でしょうか?
2007.05.15
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タマネギが大きく成長しました。 収穫するのがとても楽しみです。
2007.05.15
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ドラッカーさんのファンは多いですね。 なんと言ってもその展望の正確さに驚かされます。 でも、若い頃、大恐慌の前に、株はまだ上がると言ってセールスしていた話が自分の本に出ていました。 そういう短期的な視点でなく、長期的なトレンドを見て推察する目は抜群です。 ”図で読み解く!ドラッカー理論”(2004年8月 かんき出版刊 久恒 啓一著)を読みました。 こういう本もあっていいですね。 ドラッカーさんの著作を、図解術でわかりやすく図解しています。 江戸時代には、鳥撤回絵師という職業がありました。 風景をまるで鳥になって上空から見下ろすように描く絵描きです。 この手法を参考に、ドラッカーの巨大な知の森を体系的に理解しようとしています。 ドラッカーは飛躍が多い思想家の一面があり、理論は必ずしもわかりやすいものではない上に、文章は論理的にたたみ込むスタイルではありません。 そこで、ドラッカーの所論を忠実に理解することはやめて、自分たちがドラッカーの頭脳を借りて、独自の考え方を構築すればよいという考え方で、ドラッカー理論の図解化に取り組んだものです。 膨大な著作をすべて鳥撤するのは困難があるので、2000年にダイヤモンド社から刊行された三部作『プロフェツシナルの条件』『チェンジ・リーダーの条件』『イノベーターの条件』を中心に、必要があれば原典にあたりながら行きつ戻りつするという方法をとっています。 三部作以降の最新の理論については、2002年に刊行された『ネクスト・ソサエテイ』を対象にしています。 数十枚のドラッカー経営学の真髄を表現した図解と、それをもとにした数十枚の解説文というパッケージから構成されています。 現代風、日本風にアレンジしたドラッカーのマネジメント論のエッセンスです。
2007.05.09
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ツツジかと思ったら・・・ ヒペリカムカリシナムとか。
2007.05.02
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