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かつての日本文化、お歯黒。南方の島国には、ビンロウジュの実をかむ習慣がありました。かむと清涼感がある、この実。しかし、歯が黒くなる副作用もありました。ビンロウジュをかむ人は、高貴な身分。黒い歯は、高貴な身分の象徴。それが日本に伝わり、お歯黒になりました。鉄分の膜が、歯を覆うお歯黒。そのため、虫歯予防の効果もあります。既婚女性の習慣ですが、未婚者も使ったお歯黒。地域によっては、男性も使いました。特に、妖怪「一反木綿」が出る地域。一反木綿は、人の顔を覆ってきます。一反木綿は、通常の歯ではできません。お歯黒の歯でのみ、一反木綿をかみ切ることができます。そのため、男女を問わず、お歯黒を使いました。今日では、お歯黒を使うことはありません。空を舞う、一反木綿。彼も、きっと、安心していることでしょう。・・・・・・・・・
2011.04.29
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古代エジプト。女性たちは、爪を赤茶く染めました。その色は、植物ヘンナで染めた色。古代エジプト。爪を染めたのは、既婚の女性。ヘンナ、それはマニキュアの起源。マニキュアの装いは、時を越えて、受け継がれ。そして、現代。今も、女性の手を、彩ります。マニキュアの色よりも、あの塗る作業に魅かれます。爪をすべて、塗り残さないように。爪から、はみ出してしまわないように。美しく、すべて厚みが、そろうように。10本の指、すべてに保つ、集中力。一瞬の失敗に、おののいて。指が震える、その緊張感。ああ、こまった。どうすれば。右手の指は、どうすれば塗れるのか!わたしは、不器用な右利きなのに!!・・・・・・・・・
2011.04.27
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【ミミクリーペット それから】笑い袋に似ているとのご指摘。音声で楽しむ点、似ていますね。せわしない動きも、ポイントですね。おもちゃも進化し、高価にもなりました。ママレンジが欲しかったとのコメント。欲しいものが容易に手に入るというのは、不幸でもあるかもしれません。おはようと声をかけると、あくびをしながら声を出すわんちゃん。その努力、素敵です。【日記1】 「シンクロ ― ミミクリーペット ―」・・・・・・・・・【救世観音 それから】救世観音は、蓮華座に立っています。平安時代と書きましたが、正確には飛鳥時代ですね。タイトル修正しました。梅原氏というのは、ご指摘のとおり、梅原猛さんです。日記も「隠された十字架」に従った内容。梅原猛さんが仙台市出身との情報。ありがとうございました。救世観音像は、カラー写真では不気味に見えます。私も単眼鏡で見ていましたが、実際は不気味というより、人間的な仏像です。まさに風評被害。ちなみに仏像をよく見たい場合は、単眼鏡などを持参すると便利です。しかし私の単眼鏡は最短焦点距離が長すぎて、近距離のピントは合わせにくいもの。また高倍率ですが、そのために視野が暗くなります。暗い場所にあり、比較的近くにある仏像。その鑑賞には、「短い焦点距離」と「明るいレンズ」のものをご選択ください。最低でも、下記リンクのKenko製の焦点距離2m以下、明るいガラスレンズは必要かと思います。現在、買い替え検討中。【日記2】 「飛鳥時代のせんとくん ― 救世観音 ―」・・・・・・・・・
2011.04.26
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法隆寺 夢殿、救世観音像に会ってきました。年2回公開される秘仏、救世観音像。かつては、絶対秘仏で非公開でした。見れば災害が起きるとされ、数百年間、僧侶さえも見ていなかったこの秘仏。その禁と解いたのは、フェノロサでした。明治17年、白い布で何重にも巻かれたこの像を、フェノロサは解放しました。その時、僧侶たちは、祟りを恐れて逃げ出しました。謎の救世観音像は、長屋王の変から歴史が始まります。729年、長屋王は、藤原氏の策略で、無実の罪で自殺に追い込まれます。しかし天下を取った藤原4兄弟は、737年に天然痘で全員命を落とします。さらに呪いを恐れた宮子も、精神を病みます。その災いを鎮めるため、739年に夢殿が建てられました。長屋王の変は、人々に同じく蘇我氏系の聖徳太子を思い出させました。聖徳太子の子、山背大兄王も、蘇我入鹿の襲撃で、悲劇の死を遂げたからです。そのため、夢殿は、聖徳太子,山背大兄王の住まいがあった斑鳩宮の跡に作られました。いつしか、天然痘の災いは、聖徳太子一族の呪いに変わっていました。救世観音は、聖徳太子をモデルに作られたと言われます。また179cmの大きな像は、その子で大柄の山背大兄王とも言われます。なぜ救世観音像は、秘仏となったか。梅原氏の説は、聖徳太子の呪いを恐れたこと。夢殿を造った行信僧都は、晩年に呪術で左遷された説もある僧侶。梅原氏は、救世観音像は、光背を頭に釘で打ち付けていると述べています。それが、呪いを封じるためであるとも。救世観音像の顔も、様々な文学者が「気味が悪い」と酷評です。その呪いを封じる意味から、救世観音像は秘仏化されたとしています。しかし光背は、打ち付けられているのではなく、金具に掛けられています。また写真では気味悪く見える表情も、実際はそうでもありません。しもぶくれで、厚い唇。その顔は、たしかに絵画の聖徳太子や、山背大兄王によく似ています。あまりに写実的で、人間らしすぎるとは思いますが。人間らしくて、ちょっとキモい救世観音。わたしは、よく似た人を知っています。救世観音様。あなたは、「飛鳥時代のせんとくん」。・・・・・・・・・・・・・・・・救世観音像公開: 2011年4月11日~5月18日(秋は10月22日~11月23日)※ 昨年からLED照明で照らされ、少し明るくなりました。 しかし観にくいので、私は単眼鏡持参です。※ 夢殿のみの拝観なら200円と安価。法隆寺共通券は1,000円です。※ 写真撮影不可。上記は、著作権フリーの写真を転載しました。 しかしこの写真はイメージが違います。 他のカラーの写真を、ネットでご覧ください。※ 下記の本は、聖徳太子以外を救世観音像のモデルと述べています。※ 就学旅行生は多いものの、意外に空いています。 今年はゆっくりと、救世観音像とお会いするチャンスかもしれません。
2011.04.24
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最近、オウム返しのおもちゃが出ています。例えば、タカラの「ミミクリーペット」。ハムスターに話しかければ、マネして言葉を返します。言葉や行動のシンクロ。インタラクショナル・シンクロニー(相互の同調行動)。相手とのシンクロば、相手に好感を持たれる効果があります。YOUTUBEなどで見ていると、話した人が笑っています。モノマネの、適度な失敗も効果的にみえます。猫の多頭飼いでも、よく猫同士がシンクロします。これも同じ効果でしょうか。被災地に笑顔を届けれないかと、眺めていました。・・・・・・・・・ ※ 下記のリンクはいずれも音声が出ます。ご注意ください。【Youtube】 「ミミクリーペット」【タカラトミーアーツ】 「ミミクリーペット紹介」・・・・・・・・・
2011.04.23
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【春雨 それから】春雨は、かさが役に立たない雨。食べ物の、はるさめを連想された方も。食べ物のはるさめの名前は、雨の春雨に由来しています。放射能汚染で、雨に濡れないようにと・・・。苦労されているコメントもありました。放射能汚染。史上最悪の海洋汚染の約5倍の放射性物質が、海に流れ出しました。非常に短期間での莫大な放射能汚染。深刻です。【日記1】 「春は こころに似て ― 春雨 ―」・・・・・・・・・【モアイ それから】モアイの名。今の復興に、ふさわしい名前。その名の通り、復興につながりますように。【日記2】 「明日に向かって ― モアイ ―」・・・・・・・・・【千羽鶴 それから】折り目に限らず、目には霊力があると言われます。魔よけに、「目」が多いカゴやザルを使うのも、その例です。欧米でも通用する、折り紙の名。今、海外からも、被災地に千羽鶴が送られているそうです。被災地に千羽鶴を送っても、ゴミになるとの報道もあります。たしかに、金銭や物資面での支援にはなりません。しかし、「こころ」の支援も大切でしょう。今、一番必要なのは、未来に向かう「こころ」ですから。【日記3】 「はこぶ 想い ― 千羽鶴 ―」・・・・・・・・・結石、治りました。ご心配を、おかけしました。・・・・・・・・・元キャンディーズの田中好子さんが亡くなられたとのこと。とても残念に思います。ご冥福をお祈りします。
2011.04.22
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一枚の紙から生まれる、折り紙。折り紙は、海外でも”ORIGAMI”で知られます。長い歴史がある、紙から生まれる芸術。折り紙の、折り目。古来から、「目」には、神秘の力があるという。だから、人は折り紙に、ねがいを込めて。目を重ね、折る紙は、それは、やがて一羽の鶴に。その折り鶴が、頭を上げて、見つめる空を、広げた羽で、いつか自由に舞うように。きっと、いつか、想いはかなう。なにもできはしないけど、ただ、そうあることを、今は、静かに願います。
2011.04.20
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宮城県南三陸町のモアイ・レプリカ像が見つかった、ニュースがありました。南三陸町、松原公園のモアイのレプリカ像は、1991年に作られました。41人の命が奪われた、1960年のチリ地震津波を忘れないために。高さ3.5m、重さ20トンのモアイ像。それは、チリで作られ、46日かけて運ばれました。モアイにこめられたのは、防災への願い。今年、「南三陸モアイ化計画」が進んでいました。それは、モアイを使った、町興し。洋菓子、携帯電話ストラップなどのモアイグッズが、5月商品化予定で試作済みでした。しかし、現実は過酷。再び、街を津波が襲いました。モアイも頭をもぎ取られ、胴のみが残されました。人々の懸命の捜索。50m先のがれきの下で、ようやく、頭が見つかりました。鼻が欠けた、傷ついた姿で。もう一度、今から、このモアイで復興を目指します。人々の願いを、再び乗せて。次こそは、願いはきっと、かなうはず。「モ」は未来、「アイ」は生存。「モアイ」は、明日に向かって生きる、象徴だから。・・・・・・・・・
2011.04.18
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春、今日は雨。京都にしか春雨は降らない。そう、金田一春彦氏は語りました。春雨は、下からわき立つ雨。やわらかく、つつみこむ雨。春雨じゃ、ぬれて行こう。春雨に、かさは意味をなしません。春雨は空気とともにある、雨だから。春雨に、春風に、春の花に。春は季節と人が、ひとつになるとき。春風は暖かく、春雨にやや冷えて。こころのうつろいに似た、春の季節は、 少し気まぐれに、わたしをつつんで。・・・・・・・・・
2011.04.16
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「それから」が山積みですので、簡単に。【シキミ それから】シキミになじみがない方が、多く見えました。地方で呼び名が違うのかと思います。毒のこと、魔よけのこと、様々なご意見が。六角も、あまり人気がありませんでした。【日記1】 「かなしく さびしく ― シキミ ―」・・・・・・・・・【リグナムバイタ それから】重い木、あまりなじみがないかと思います。ちょっと昔に使われていた木です。この原稿も手違いで、ボツになりました。本来、ボツの原稿と差し替わって。ですので、本には本来はボツの原稿2件が載っています。【日記2】 「物は使いよう ― リグナムバイタ ―」・・・・・・・・・【飛花落葉 それから】残念ながら、散る桜も見てしまいました。しかし今年は、すぐに葉が。花が散り、続く葉に、再生を見た気がします。むしろ散る桜に、今年は励まされました。【日記3】 「願いは 散ることなく ― 飛花落葉 ―」・・・・・・・・・【ののさま それから】ののさまを、「のんのさま」と呼ぶという声もありました。由来は、「のりさま」、「のんさま」、「のんのんさま」にあります。呼び名は、これらからの派生があるのでしょう。ののさまには、思い出がある方も。ののさま、やはり安らぎます。【日記4】 「なみだは いやだから ― ののさま ―」・・・・・・・・・「chappy2828さん」の日記で、肉球の話題がありました。そこで、肉球の「肉球占い」をご紹介します。【anan】 「肉球占い」次へ次へと頁をめくると、様々な肉球占いがあります。「指球」で、生命球、運命球、頭脳球などがあるのは、面白いですね。「掌球」でも、富士山型、ロケット型などがあります。ぜひ、ご自宅の愛猫の肉球占いを。
2011.04.14
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さくらは、まだと、いう人のために。さくらがなくても、空には月。月の光ほど、やさしい光はありません。願うなら、救いを求めるなら、「ののさま」に。月ではなく、ルナでもなく。月に、ののさまに、手を合わせます。仏法の、法は「のり」。法様(のりさま)は、ののさまとよばれます。静かに、ののさまに、願います。つらく、かなしいこともあるから、ののさま、やさしく、わたしを照らしてください。明日は、泣かずに、すむように。ののさまが、なみだで、にじまないように。・・・・・・・・・【過去の日記1】 「ルナティック - 月に恋 -」。【過去の日記2】 「月の女神セレネの想い ― 永遠の若さと永遠の眠り ―」。【過去の日記3】 「名月を ひとりじめ ― 中秋の名月 ―」。【過去の日記4】 「命と 再生と - 月とうさぎ -」。
2011.04.12
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満開の桜に、春は彩られています。今年は幸いです。休日を、満開で迎えました。飛花落葉。散る桜、落ちる葉。そこには、命のあやうさがあります。飛ぶ花に。大伴家持は、詠みました。世の中は 数なきものか 春花の 散りのまがひに 死ぬべき思へば(桜が散るさまに、死を思えば、世は儚いものです)落ちる葉に。秋、柿本人麻呂は、妻を失いました。秋山の 黄葉を茂み 迷いぬる 妹を求めむ 山道知らずも(秋の紅葉のすばらしさに、妻が迷ってしまった さがしてはいるが、道がわからない)満開の桜から、散る桜に。人を誘う、散る花は、今年は見ずにいてほしい。休日を、満開で迎えました。だから、今年は、幸いです。散る花を、見ないで、許されそうです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2011.04.11
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世界一比重の大きな木材、リグナムバイタ。密度が高く硬いその木は、水に入れると沈みます。硬すぎて加工も困難で、金属加工用の機械を使わなくてはなりません。一見、使い道がなさそうな木材ですが、船舶用に使われてきました。 水に浮かばない木を船に使う。その用途は、もちろん船体ではありません。用途はスクリューの軸受。リグナムバイタは摩擦すると発熱で樹脂が染み出て、その樹脂が潤滑剤となります。さらに硬くて耐摩耗性が高いリグナムバイタは、軸受に最適でした。まさに物は使いよう。 リグナムバイタには、別の使い道もありました。古い時代のその用途は、樹脂を使った梅毒の治療薬。リグナムバイタをユウソウボク(癒瘡木)と呼ぶのはその名残。瘡は梅毒の別称でもありますから。リグナムバイタがラテン語で「生命の木」の意味であることを考えると、なにか皮肉で興味が尽きない木材です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今日は、あの本のボツ原稿2作目です。
2011.04.08
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春はシキミも、花を咲かせます。仏前に供えられる、シキミ。わたしは、シキミを見るたびに、哀しく、寂しく思えてなりません。シキミの実は、死に至るほど猛毒。日本の植物では、唯一「劇物」指定されています。多くの草木が、実をつけ、願うこと。それは、その実と種が、鳥に食べられること。鳥に食べられ、その実は遠くに運ばれます。シキミの実は、食べられません。そのため、自ら実をはじき、その力だけでもがきます。運ばれない種を、遠くに飛ばすため。毒の実を持つ、シキミ。「悪しき実」と呼ばれ、それが名前「(あ)しきみ」になりました。果実とともに、種を食べられるように、人と人の関係も、時には受け入れ難きを、受け入れなくてはなりません。受け入れるほどに、人のつながりは広がります。しかし、それでも、シキミは、今日も生きています。その毒を持つ選択も、ひとつの手段と自然は教えます。つながりをこばみ、そして、身を守る。悪名で呼ばれ、忌み嫌われながら。わたしは、シキミを見るたびに、哀しく、寂しく思えてなりません。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・※下中央の八角(トウシキミ,香辛料)とシキミの実(有毒)、間違いませんように。
2011.04.06
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桜が綺麗に咲いています。ようやく、春になりました。【油掛け地蔵 それから】油掛け地蔵は、京都,奈良市内のお地蔵様が有名です。私がお会いしたのは、奈良市内のお地蔵様ではありません。たんぼのなかに、ひっそり立つお地蔵様です。長い年月、お地蔵様も無念なことがあったでしょう。そう思うと、気の毒でなりません。皆さんも、それぞれの地域のお地蔵様に、お会いしてはいかがでしょうか。【日記1】 「あまりに遠く よわすぎて ― 油掛地蔵 ―」。・・・・・・・・・【廣瀬大社 それから】廣瀬大社の砂かけ祭りは、雨を願い、豊作を願う祭りです。しかし今では、あらゆる厄払いになるとされています。この地は、複数の川が集まる水の土地。水害が絶えなかったということです。神社や油掛け地蔵に込められた、人々の願い。見えないものが、見える気がする、ここはそういう場所。桜が綺麗な、神社もあります。春、寺社へお参りされてはいかがでしょうか。【日記2】 「希望よ とどけ ― 廣瀬大社 ―」。・・・・・・・・・昨日、病院を変えて再検査。日曜は、休日急患でしたので。レントゲンでも、石を確認。慣れた石ですが、またしばらくお付き合いすることになりそうです。
2011.04.05
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桜がきれいに、咲き始めています。しかし、昨日は残念。久しぶりに、結石の症状が出ました。昨日の日記をアップ直後に、激しい腹痛。不審に思いながらも、車で外出。運転中に、腰も痛くなり、結石と気づいて病院へ。私は何度も、腎臓結石、尿管結石になっていますが、「結石初心者」の方のため、「結石」の見分け方をご紹介します。「結石の痛みの特徴」1.腹痛は、胃や腸などの場所を特定できない、腹部全体の痛み2.腹痛に続き、腰痛を伴う 腰痛は腎臓付近など、場所を特定できる場合もある3.激しい吐き気を伴う4.腹痛、腰痛は時間とともに単調に増す 痛くなったり、収まったりの変動はない5.猛烈な痛みの後に、急激に全く痛みが解消する腹痛、腰痛は、石を押し出そうとする尿管の動きと、腎臓の腫れによるもの。とても物理的なものですから、体を動かしていると石が動いて、痛みが取れることがあります。痛みで座ったり、寝ていたりはできません。ごろごろ体を転がすなどの動きで、石が動いて痛みが取れることもあります。その時は、お試しを。今は小康状態ですが、病院へ行きます。○「それから」の掲載予定でしたが、後日にしました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2011.04.04
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油掛地蔵を後にして、近くの廣瀬大社に向かいます。龍田の風神、廣瀬の水神。廣瀬大社は、水神を祀る神社。物部氏ゆかりの、廣瀬大社。2月には、砂かけまつりがありました。砂かけまつりは、水のまつり。砂の音を、雨音にたとえた、水のまつり。砂をかけあう、このまつり。砂がかかれば、厄除けになります。訪れたのは、3月、震災後。境内は、まつりの砂で、清められていました。境内を、歩きます。まつりの後の、砂をふみしめて。踏みしめるたび、水難をはらいながら。幸を招く、その砂を、一握り。はっと、手をふり、そらたかく、砂は舞う。希望よ、北へとどけ。【過去の日記】 「油掛地蔵」。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2011.04.03
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油掛地蔵様に、会いに行きました。奈良のこの地は、川が集まる地。何度も、くりかえされた、水害の地。お地蔵様に、願をかけて。お地蔵様に、油をかけて。油が水を、はじくように。油が水難を、除けるように。油が水害を、除けるように。あなたに会うため、今日は来ました。あなたは、水害を除ける、お地蔵様。あなたのちからが、もっとあれば、遠いあの地も、救えたのに。北のあの地も、救えたのに。なのに、あなたのちからは、よわすぎた。わたしのねがいも、よわすぎた。だれがあなたを、せめるだろう。だれがあなたを、なじるだろう。あなたのほおの、そのしずくが、なみだのしずくと、わかっているから。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2011.04.01
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