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ブエノスアイレスを再び訪れ、2001年より本格的に住み始めた地区「コングレソ」芸術関係者にとっては恰好の場所で、周囲には多くの文化関係の施設が軒を連ねています。何か見たいと思えば全て見られる..といっても過言ではありません。そんなコングレソに新たに文化施設がオープンしました。 大きくそびえる国会議事堂の横に、風車の設置された素晴らしい建築の建物があります。ブエノスアイレス栄光の時代には貴婦人が訪れる高級カフェとして賑わったモリ-ナ..1997年に閉店して以来、素晴らしい建築が残念な形で空家として暗く放置されていました。夕日や朝日を背景に眺め、あまりの素晴らしさに見とれ、憧れつづけてきました。昨日コスタネ-ラから自転車で戻ってきてフト見ると人垣が出来ていて木の板で閉鎖されていた入り口が輝いていました。まるで夢を見ているような気分、2丁先の自宅に自転車を押し込み、早速モリ-ナに一目散。想像した通り、中も凄い.. 大理石でガッチリ作られた階段、支柱、光り輝くプレートや扉、豪華絢爛な内装に多くのアートが散りばめられていました。ブエノスアイレス市主催の復興事業で、アートの祭典が行われていました。2階のサロンでは音楽会が行われていてエレクトリックでエスニックな前衛音楽家が演奏していました。新鮮な風を吹き込み、若者で賑わう新しいモリーナ..古き良き時代の上に歴史は重なっていきます。
2004.11.29
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深夜3時から早朝8時までの国営放送の番組に相棒アマゾンインコのマリオと共に招待されていたのですがマリオと共に寝込んでしまい出演を見送り、番組終了直前にお詫びと共に挨拶に伺いました。CLAREANDO(訳・昴)深夜に多くの音楽家を迎えライブハウスのように盛り上がっています。この番組は、近々なんらかの形で御紹介したいと思っています。本当に特別な心意気のある番組なので..。 本当は今日から仕事休みと創作も兼ねてアルゼンチン北部、ブエノスアイレスから14時間のコルドバの山に向かう予定だったのですが、月曜日以降に様々な予定が入ってきたので変更、その足で久しぶりにコスタネ-ラに早朝散歩に繰り出しました。コスタネ-ラはアルゼンチンの大地に流れこむ、マルデ海のような大きなラプラタ川の沿岸地区。そこにはreselva ecologicaという人口の自然保護地区があります。埋め立てで作られたものですが、多くの植物、野鳥などが豊富、この日は大きな大きなトカゲに遭遇しました。素晴らしい散歩道が広がっていて、大都会ブエノスアイレスの人々の憩いの場所。日曜日だけあって多くの人で賑わっていましたが、人の流れを離れ川べりに腰をおろし、水の打ち寄せる音を聞きながら、広がる空を眺めていました。再び活動において大きな変化を迎えています。テレビ局のレポートが今までになく大きな波紋を呼んでしまい、その波や周囲の反応に騒がしさを感じています。人々は口を揃えて「プロモーション」.. 芸術はモット自然なもの。無理やりではなく、ゆっくりと進み、守りたいものがあります。距離をとるべきもの、進むべき道を考えていました。
2004.11.28
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Danza Charango y Amistad Musical 踊るチャランゴと音楽の輪、として2001年よりセットで行われている自主公演も今回で6度目。いよいよ、煮詰まってきたのかもしれません..今回は全国放送のテレビ局 canal 7 が取材に訪れてくださいました。今までも何度か他局にお話を頂いた事はあったのですが実現には至らず、公演リハーサル中にスタッフが大勢、訪れ正直おどろきました。編集作業を経て明日、24日・水曜日に20時にオンエア。予告にまで取り上げて頂きました。今後、どんな反響があるのかはわかりませんが、大きな機会になりそうです。
2004.11.27
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非常に蒸し暑い毎日が始まっているブエノスアイレスです。<終>
2004.11.26
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今日は朝から晩まで放送に携わっていました。マズ我番組「はちどりの庭」で先週行われた公演の特集を組み、懇切丁寧に日本へ向けて放送しました。そして12月からの放送に向けて局と会議を済ませ、他局へ駆けつけ取材を受けました。La Tribu放送局は非常にお馴染みとなりつつあります。Rueda de Amigos 3度目の取材、少し突っ込んだ話もしました。最後、音楽家にむけての目線に触れました。アルゼンチンでは音楽家と名乗ると途端に下に見られ、何故か相手は大きく出てきます.. 先日の公演先との話でも、音楽家はJodidoだから..という意見を聞いてガッカリ。Jodidoは、教育の欠けた困り者..と訳せるでしょうか。そんな悪いイメージのMusico音楽家という職業。残念ながらコチラではMusicoと名乗るのは勇気がいります。最後は20時より放送のcanal 7文化番組 Cultura Cero にて、先日の公演模様が取材と共に放送されました。メンバー一同も丁寧に紹介されていて感激しています。
2004.11.24
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昨年から始まった記者としての活動が、日に日に盛り上がっていってしまうばかり。肝心な創作活動の時間が持てなくて困っています。そんな時に再び人の紹介の流れでロハ文化センターの記者登録が行われてしまいました。ブエノスアイレスのロハ文化センターは非常にストイックな催し、講演を行っているアカデミックな場所で、機会を見つけては駆けつけています。特にコンテンポラリーダンスの公演は見ごたえがあって、ダンス分野のスタッフも非常にシッカリしています。親しいスタッフが公演を見に来て下さったので御礼に伺って、宣伝広報部に連れていかれてしまいました。また仕事が重くなりそうですが、出来る範囲で頑張ります。 2004年11月21日(日) 「撮影」
2004.11.22
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再び撮影を頼まれBorges劇場で行われているバレエのLiliana Belfiore先生の「眠りの森の美女」へ駆けつけました。初日を見て以来、非常に大きな変化をとげています。先生自身が生徒と踊っていました。生徒の公演に先生が参加..非常にLiliana先生らしい。しかも生き生きと1番楽しそうに踊っている。思い切り舞台を盛り上げ、レベルを大きく引き上げる物凄い存在感は相変わらずです。生徒はソンナ先生と踊る事で大きく成長することができるのでしょう。大幅にレベルアップしていました。世界的なバレエの巨匠が生徒と共に踊る、こういったバレエ教室の形は世界で稀に見るものではないか..と思います。本当に唯一の存在です。撮影の方はマズマズ、フラッシュなしでの撮影ですが、デジタルカメラの機能を駆使して、何とか記録することはできました。リズムを辿ることがバレエ公演の撮影の基本
2004.11.21
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夜ふと目を覚まし飛んできたマリオが肩でスヤスヤと眠っています。ここぞ、というときに安らぎをくれるマリオ。暖かい身体をソッと摺り寄せ、つぶらな瞳で「どうしたぽん」.. 言葉のいらない、静かで平和な一時。写真家のシルビーナとその友人のモニカに誘われ、サンテルモで面白いものを見てきました。アルゼンチンのミステリアスな物語を盛り込んだ芝居仕立ての歌語り..強烈な印象、場面が焼きついています。舞台は意表をつく形でした。大きなサボテンの机の周囲を、ロウソクで囲い、灯を点していく。決め細やかな音響と照明が印象的でした。Espacio Ecletico 場所も穏やかでスタッフも素晴らしかった。無駄な労力と時間を省いて、流れに沿って歩いていきたい..その場所でユックリとビールを飲みながら、そんな事を考えていました。穏やかな夢..マリオと共に。
2004.11.20
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