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2017年に本田圭佑選手が所属したパチューカを中心に取材すること1年、その魅力とサッカー観戦にはまりました。取材を通じて素敵な人柄を知ると尚一層、思いは深まります。話は超前後するのですが、そんな選手の引退試合で再びパチューカに伺いました。コロンビア人のオスカルムリージョ選手はコロンビアで活躍後、2016年にメキシコのパチューカと契約、実に7年の日々をチームで過ごし、パチューカ優勝に何度も関わる大事な立役者をディフェンダーとして努めてきました。6年以上の日々を同じチームで過ごす選手は珍しいとのことですが、何より皆を一瞬にして和ませることのできる、その暖かい人柄と雰囲気にチームメイトだけでなく、観客からも同じく大きな信頼と好感を得た方。だからこそスペインチームとの国際親善試合に引退セレモニーが開催されたのでしょう。日本がロシアのワールドカップで最初にあたるチームがコロンビアだったことから、オスカルさんに取材をさせて頂き、コロンビアのチームの事など伺いました。御礼に瀬戸市から持ってきた瀬戸物の「ウサギだるま」をプレゼント。転んでも起き上がる七転び八起きなダルマの説明と怪我のないように願いを込めている事をお伝えしました。まだ持っていてくれるだろうか・・引退のキッカケとなった大きな怪我をされた時、思い出していました。時が流れ親しいプレス対応の担当者も変わっていたのですが、一緒に取材を行ったパチューカ在住の記者マウリシオさんが対応して下さり、取材許可をとることができました。久しぶりのパチューカ滞在。パンデミック以来、長距離バスに乗る事もなく、バスに乗り車窓に広がる広大な景色を見る感激。バスの中で見る映画も特別で、ディズニー映画Cruella上映。母親をデザイナーに殺された敵を討つため、自らデザイナーのアシスタントになりつつ、変身してデザイナーを困らせるライバルとなりますが実はデザイナー自身の娘だという事が発覚。登場人物が極悪すぎて呆然・・残念ながらパチューカまでは1時間弱なので最後まで見る事はできず、とっても気になっている今日この頃。パチューカのターミナルからバスで市内中心の時計台へ。当時大変お世話になったデルフィーノさんと即、再会することができました。当時は観光バスの運転手をされていましたが、現在は時計台の案内係を担当されていました。パチューカに届いた最初の「羽ばたき」1号はデルフィーノさんへ。まさか時計台に飾られる日が訪れるなんて・・シミジミ感動。懐かしい市内を散策しつつ、気になったのは時計台も含めて膨大な落書きで、市内は埋め尽くされていて残念。エレガントで古風な佇まいが素敵なパチューカだったのですが、メキシコシティおなじく政治的な団体が好き放題に行っているようです。最も大きな衝撃は平和の鳩モヌメントがボロボロになっていて・・ 壊されたのか、材質的に老朽化したのか疑問ですが、修理の日を夢。試合開始1時間前にスタジアムに到着して手続きを済ませ、今回は撮影許可と共に内部でも取材許可証を頂いて、実際に試合の行われている周辺に滞在することができました。とはいえ常に通常は記者席に滞在していたので、ボールは普通に飛んできますし、逆に選手との距離が近すぎて戸惑いつつ、引退セレモニーに近づくためには必要な位置なので、他のカメラマンの方の動向を参考にしつつ待機。アップのため選手入場後は、オスカルさんをヒタスラ追いかけつつ「今日でサッカー選手としての人生が終わる」オスカルさんの想いを想像しつつ涙。一つ一つの行為をこころから楽しんでいらっしゃるような、、そして早速セレモニーの瞬間が訪れ、パチューカの名マネージャー Jesus Martines氏を中心に幹部が揃い、記念撮影と共にオスカルさんを称える式典。良い瞬間を納めることができたものの、あっという間の出来事で取材には至らず、試合の終わった後を目指し雨が降ってきたので、カメラを守るため記者席に待機させて頂きました。幸い雨は短時間であがり、この日は50ペソで入場できる特別価格での試合でもあり、満席のスタジアム。取材で伺った当時に何度も見る事の出来た雨上がりの景色再び・・試合の結果は引き分けでしたが、親善試合ならではの和やかな雰囲気で、終了してからオスカルさんはチームメイトに胴上げされ、全員での記念撮影の後、スタジアムを奥様、そして御家族と歩いて一週されました。ヒタスラ走って「ここぞ」という瞬間を抑えつつ、まず奥様にお話を伺い、以前の記事を見せるとトテモ感激して下さって、奥様がオスカルさんに声かけして下さり、スタジアムを一周後に御挨拶の機会。そして再びパチューカ「羽ばたき2号」お届け達成。意味も含めてお伝えすることができ、オスカルさんから「一緒に写真を撮影しよう」幸せすぎる取材の一時に感謝。とまた御会い出来る日を夢みつつ、今後のオスカルさんの日々も追いかけたく思っております。佐野まりFacebook Mari Sano AleteoInstagram amistadmusical
2023.07.23
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メキシコに戻って2週間、親しいアナウンサーのリリアーナさんから届いた写真にはマテ茶の横に制作途中の「羽ばたき」が・・寒波が訪れ多くの方が風邪をひいているブエノスアイレスですが、昼間のお日様の下で煮詰めて下さっている様子に感動。その羽ばたきはエクアドルで最初に制作完了された、国立映画館のコーディネーター・ラウラさんのものとよく似ています。国境を超えた「姉妹な羽ばたき」御紹介。ラウラさんは現在、病気と闘い入院中。リリアーナさんは愛猫インティが蒸発。二人共すこし厳しい日々ですが、この羽ばたき繋がりで元気の虹がかかりますように。映画「ほほえみのうた Zamba del loro Mario」でナレーションを担当して下さった国営放送の名アナウンサー Liliana Daunes さんに預かって頂いたギターは、彼女の友人がピリさんが保管して下さっていました。ピリさんの家に伺い彼女のお母さまにも「羽ばたき」お届け。今回の渡航で御迷惑な保管の処理も兼ねつつ・・他、本やカセット、CD、ファイルなど数多くの御迷惑な8年間。アルゼンチンの暖かい皆様に感謝とお詫びな「お届け謝罪ツアー」ふと短い期間に沸き起こったブエノスアイレス郊外 Villa Elisa への旅。自然とのコンタクトを求め引っ越されたリリアーナさんの新居は文化センターな佇まい。きっとここから新しい発信をされることでしょう。22年寄り添った愛猫ティンタさん追悼、オカリナを演奏しつつ新猫インティさんと交流。そのインティさん蒸発の速報は非常にショックです。久しぶりにラプラタ行きの列車に乗って見ることが出来た景色や人々の様子。「バスで50分と、列車で50分なら自然に囲まれる場所を選択したい」 より充実した日々を求める事の大切さをシミジミ・・愛猫ティンタさんが一刻も早く帰宅しますように。そんなアルゼンチン渡航最中に御連絡を頂いたお馴染み「旅サポート」依頼。弥次喜多道中記のような愉快で素敵な二人組、たまたま亡くなった心友と同じ名前だったことから何時になく心を込め「メイッパイ」盛り沢山な御案内を努めたのですが、御案内終了後に依頼した日本人宿で二人がガッカリする思わぬ流れになってしまい・・全て水の泡。サンフェルナンド館はパンデミック後、長期滞在者の利用が中心となっていて以前のような受付が出来ない状況でした。様々なことが日々変化している今日この頃。そんな変化に気づかずな失敗、確認を怠ったミスに恐縮。多くの事が変化していることはアルゼンチン渡航でも明確。時の流れに逆らうことなく、おそらく自分自身も変化していることは間違いないので、この変化を受け入れ、あらためて始めることをグアダルーペ寺院の大景色に御約束。佐野まりFacebook Mari Sano AleteoInstagram amistadmusical
2023.07.20
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少し遅ればせになってしまいましたが、パンデミック後の8年ぶりブエノスアイレス渡航についての御報告。丁度、昨日ブエノスアイレス友人より「舞台を見てきた」という報告があり、感動をアラタメテ分かち合ったところなのですが、ブエノスアイレスに到着した初日に先ず駆けつけた名女優ナチャゲバラさんの新作 Nacha Pijamaは (Teatro Astro で上演中)たった一人パジャマで演じるコロナ禍で迎える80歳の誕生日に纏わる物語。コロナが始まった頃からナチャさんは、インスタグラムを通じて交流応援作戦を展開。Botica de Angel ベルガラ・レウマンさんに「ナチャの舞台を見て学ぶように」と誘われ、彼女の舞台を初めて見た衝撃的な体験とは違った、優しさに溢れたスピリチュアルで深い健康管理の話をオンエアーで共有。フォロワーの1人となり追いかけていたのですが、正にリアルタイムで話されていた内容が見事に舞台にありました。メキシコから持ってきた「羽ばたき1号」をナチャさんにお届けする事ができました。まるで50代のような83歳の彼女のパワフルで美しい佇まいを心に刻みつつ始まったブエノスアイレスの母・カンポスさんのお見舞い滞在。短い滞在でしたが、非常に濃厚で充実した発見の機会となりました。(Nacha Pijama, fotografia/ Silvina Di Caudo)ちなみに今日はワールドカップ以来、停滞していたメキシコナショナルチームがコパデオロ(北米カップ)で優勝。土壇場で変わったメキシコ人監督 Jimmy Lozano の見事な采配。監督アシスタントは日本人の方で(Ryota Nishimura)メキシコ国歌を歌う姿も話題となっています。ワールドカップで別国籍の監督である事はトモカク、一緒に国歌斉唱をできる方は皆無。国歌を歌う程、一致団結した覚悟ある責任ある姿を見せてもいいのではないかと何時も思っていました。決勝の決め手はアルゼンチン出身、メキシコ育ちの Santiago Gimenez 現在ヨーロッパで活躍する彼は非常にスピリチュアルな青年で、いつも彼のインタビューの言葉に心打たれています。そんな彼の試合終了目前ゴールは感動的でした。日々ユニバーサルなナショナルチームの今日この頃、皆が揃って国歌斉唱できる事は要の一つ。佐野まりFacebook Mari Sano AleteoInstagram amistadmusical
2023.07.17
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