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昨日、うちの家のお正月リースのことを書いたけれど、20年ぐらい前までは、生協でしめ縄を買っていた。松の内を過ぎて、しめ縄の処分はゴミに出していいのかちょっと悩んだ。それでお正月リースをするようになってからホッとしたけれど、生協では、いつも近所の人たちが皆しめ縄を買っていた。近所の人たちとグループで生協を頼んでいたけれど、膝が悪くなって4年ほど前からうちだけ個別宅配に替えた。昨日と今日、ちょっと出かけて感じたけれど、しめ縄を飾っている家がとても少ない。うちの近所ではお隣一軒だけ。昔はしめ縄や門松を飾っているお店も多かったけれど、それも少ない。しめ縄は、年神様を迎える目印で、使いまわしはダメという人もいるけれど、神仏に対する考え方がどんどん変化していってる。コロナ禍で、お葬式も法事もお宮参りもできなくて、神仏のことは、別にしなくてもいいんだ、気にしなくてもいいんだと、考える人も多くなったように思う。でも、うちはお鏡も飾って、縁起のいいお節もちょっと作っているけれど、こういう風習も、どんどん無くなっていくのかもしれないな。昨日の午後から、明石家さんまと木村拓哉の「さんタク」というテレビがあった。元旦だけ、長年続いている番組だけれど、今年は奄美大島で別荘を探すと言う企画。その中で、奄美大島についてすぐに乗った車にお正月だからとしめ縄が付いていた。「なんでや」と言ってたけれど、それは収録が去年のうちだからだろうし、特に嫌でもない様子。関東では、車のしめ縄はまだ普通にしているのかな?昨日と今日出かけて、しめ縄の付いた車には一台も会わなかった。私が車にしめ縄を最後に付けたのは、1991年のお正月まで。その前の年に職場を替わって、お正月明けに出勤したらしめ縄を付けているのが私を含めて2台だけだった。それまでの職場では付けている人が多かったけれど、ちょっと目立って恥ずかしく、翌年からつけるのを止めた。その頃からどんどん減っていったように思う。車にしめ縄を付けるのは安全祈願なんだろうけれど、ここまでつけている車が全く無くなったのも不思議。車に付けにくいと言うこともあるんだろうけど、関西だけかな?紅白は、お晦日に観たのは途中まで、昨日の午後続きを見た。いろいろ他のこともしながらなので、ながら見だけれど、ちょっと感想など。最近、テレビの歌番組を見ないので、出てくるのは知らないグループばかり。最近、LINEを開くとVOOMの動画が出てくることがよくあるけれど、その中でいろんな人が歌って踊っている曲が、セカイノオワリの「habit」ということを初めて知った。今年も藤井風が出ていた。藤井風のことをブログに書いたのが2020年の8月。日本でというより、予想通り、世界でファンが増えているそうだ。一番、印象に残ったのが安全地帯の玉置浩二の「メモリー」。安全地帯のドラムの人が、去年の暮れ亡くなったニュースを見たけれど、心の底から捧げるような歌声に痺れた。桑田佳祐は、佐野元春、世良公則、Char、野口五郎と一緒に、同級生バンドで、「時代遅れのRock’n’Roll Band」いろいろ矛盾した世の中だけど、一人ひとりを大切にして、子どもたちのための未来を作っていこうと言うようなメッセージだったように思う。また聴きたいなあ。白組が勝ったけれど、印象に残ったのも白組ばかりだ。でも、紅組でとっても印象に残ったのが司会の橋本環奈。最近の女性司会者の中では断トツに上手かった。全く間違えないし、緊張を感じないしパーフェクト。大泉洋のおふざけのコメントにもちゃんとくぎを刺すし、アドリブ力がすごい。その上、歌もダンスも上手い。橋本環奈は、九州のイベントで踊っている写真が「奇跡の一枚」として有名になったけれど、小学生の時、「奇跡」の映画に出ていた。樹木希林が出ていた映画で、私も見ていたので、印象に残った。でも、それ以降は、よく出ているのは、若い子向きのドラマや映画のようで、見たことが無かった。NHKの番組に出ているようでもないし、紅白の司会に決まったのは何故かなと思っていた。でも、これだけ司会が上手いのなら大正解。小栗旬は芸能界に友人が多く、松本潤などとも仲がいいけれど、以前、橋本環奈もすごく仲がいいような話をしていた。大河の小栗旬や審査員をしていた松潤などの強いプッシュがあったのかな?
2023.01.02
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数か月前、Amazonでファイアースティックを買って、テレビでNetflixやAmazonのプライムビデオを見られるようにした。Netflixを見るようになったのは、以前書いた「アンという名の少女」を見たいからだったけれど、調べてみると面白い番組がいろいろあった。「ARASHI's Diary -Voyage-」は、年末で休止した嵐のドキュメンタリー。デビューから20年、休止を決めるまでの葛藤や、12月31日の生配信ライブまでの準備やメンバーの気持ちなどを追っている。改めて、仲が良くて信頼しあっている5人なんだなあと感じ、コンサートの様子を久々に見られたのが嬉しかった。北海道で有名な番組だった大泉洋の「水曜どうでしょうClassic」の中のベトナム縦断1800キロも観た。ハノイからホーチミンまでバイクで走る過酷な旅。一昨年行ったダナンやホイアン、ニャチャンなども通過するので、ベトナムの景色を楽しんだ。そして、Netflixでとっても人気のある韓国ドラマ、「愛の不時着」と「梨泰院クラス」は噂通りめちゃくちゃ面白かった。「愛の不時着」パラグライダー中に思わぬ事故に巻き込まれ、北朝鮮に不時着してしまった韓国の財閥令嬢。そこで出会った堅物の将校の家で、身分を隠して暮らすことになるが...。ベールに包まれた北朝鮮の様子が垣間見られた。改めて、同じ民族で分断されているって辛いことだなあと思った。「梨泰院クラス」大都市ソウルの中でもひと際ホットな街イテオンで、小さな飲み屋を開店させた前科者の青年とその仲間たち。成功をつかむため、大物相手に無謀ともいえる戦いを仕掛ける。不当な扱いに抵抗しながら、毅然と生きる主人公のパク・セイロか魅力的で、引き込まれた。ドラマの中で、パク・セイロが言ってた言葉が素敵だったので、書き写した。僕が欲しいのは自由です。僕と仲間が誰にも脅かされないよう、自分の言葉や行動に力が欲しい。不当なことや、権力者に振り回されたくない。自分が人生の主体であり、信念を貫き通せる人生。それが目標です。権力に忖度している総務省などの官僚も、こんな風に自分を見つめなおして欲しいなあ。私は、Amazonプライムビデオはあまり見ないけれど、先日Jコムの人が来て、ダンナが見ているダイニングのテレビで、ファイアースティックが無くてもプライムビデオを見られるようにしてくれた。それから毎日、ダンナは映画を見ている。「マスカレードホテル」「麒麟の翼」「祈りの幕が下りるとき」「嘘八百」「隠し剣 鷹の爪」「舟を編む」などなど。私が一人で観に行った映画も多く、ちらっと見ながら私も思い出して楽しんでいる。
2021.02.27
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録画していたテレビドラマ「七人の秘書」の最終回を観た。写真上から銀行常務秘書(木村文乃)銀行頭取秘書(広瀬アリス)警視庁警務部長秘書(菜々緒)病院長秘書(シム・ウンギョン)東京都知事秘書(大島優子)元秘書で家政婦(室井滋)元秘書でラーメン店長主(江口洋介)の七人が、力を合わせて政治家がらみの不正を一つ一つ暴いていくのが面白く、今クール、唯一最後まで見たドラマ。最終話は、すべての黒幕だった財務大臣・粟田口十三(岸部一徳)との最終決戦。その中で、粟田口が電話で総理に対して言った言葉が、「総理は、何もしないで、ただいるだけでいいんです」そして電話を切った後につぶやいた言葉が、「カス!」ぎょっとした。なんか現実と重なるんですけど・・・・菅さんが「ガースーです」と言った言葉に笑いが起こったけれど、「カス」という意味だったの?最後は、粟田口が「秘書がやった、秘書がやった」とあがくけれど、安倍さんには、桜の件はそんなみっともない姿を見せずに、正々堂々と自分の過失は認めて謝って欲しいなあ。最終話は、HPから無料で見られるようです。
2020.12.15
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ここ数か月、一番楽しみにしていた番組は、日曜日の午後11時から、NHKで放送していた「アンという名の少女」。「名前はアン。つづりの最後にEがつくと思って呼んで。Eがつくほうが立派に見えるから」おしゃべり好きで、想像力豊かなやせっぽちの赤毛の少女アンは楽しいことを見つける天才。年老いた兄妹の養子となった孤児のアンが、いろんな悩みを抱えながらも、まっすぐに立ち向かい成長していく姿を描く。原作は、世界中で愛されているモンゴメリの不朽の名作『赤毛のアン』。19世紀後半のカナダ。自然あふれるプリンス・エドワード島に、やせっぽちでそばかすだらけの赤毛の女の子アンがやってくる。孤児のアンは、「グリーン・ゲイブルズ」と呼ばれる家に住む年配の兄妹マシューとマリラの養子になると決まって大喜びだったが、実は2人が望んでいたのは男の子だったと知ってがっかり。でも、なんとか無事に家族として一緒に暮らせることになり、村で初めての親友ができたり、学校に通ったりして、いろんな経験を重ねて成長していく。おしゃべり好きで想像力豊かなアンは、いつも自分の心にまっすぐで、どんなにつらいことがあってもくじけない。そんなアンと出会い、村の人たちも少しずつ変わっていく。村岡花子の「赤毛のアン」を買ってもらったのは小学校5年ぐらいだったかな。中学校の頃、続編があることを知り、「アンの青春」や「アンの愛情」「アンの娘リラ」など、赤毛のアンシリーズを夢中になって読んだ記憶がある。子どもが小さい頃は、アニメの「赤毛のアン」を子どもと一緒に観た。プリンスエドワード島やグリーンゲイブルズ関連の、旅行やパッチワーク、お菓子の本も何冊も読んだ。去年、友だちとの間で「カナダのプリンスエドワード島に行きたいね」と話題になった。コロナが無ければ、計画を立てていたかも知れないなあ。実写版の「赤毛のアン」の映画は、ちょっとアンのイメージと違ったけれど、今回の「アンという名の少女」のアンは、自分の中でイメージしていたアンとそっくり。やせっぽちで、そばかすだられで、おしゃべりで、失敗も多くて、一見、器量が悪く見える。だけど、頭の回転が速くて、洞察力があって、芯の強さや優しさにどんどん引き込まれて、回を追うごとに魅力的な少女に感じてくる。そして、実写版ならではの、プリンスエドワード島の壮大な景色も楽しめる。毎週楽しみにしていたのに、11月1日が最終回。気持ちよく終わるのかなあと思ってたら、「え~、なんでここで終わるの?」という終わり方。マシューが病気になって、お金を得るために、家の道具と馬を売りに行くけれど、悪い人たちに馬を取られてしまう。でも、最後の場面で、グリーンゲイブルズに下宿したいと来た人、その悪人だと思うんだけど・・・・次の週から始まったのは、「グッド。ファイト2」全く見る気が起こらず、いつまで続くんだろうとちょっとイライラ。この間そんな話を友だちとしていたら、Netflixの中にシリーズ全話あると教えてくれた。Netflixは娘のところが契約しているので、昨日IDを教えてもらった。早速、テレビでNetflixにログイン。同時に、4画面までは視聴できるらしい。Amazonのファイアースティック買っててよかったわあ。一気見しそうだなあ。
2020.11.19
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もうだいぶ時間がたってしまったけれど、NHKで8月15日に観た「太陽の子」と8月13日に観た「マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~」のことを書いておこう。どちらもNHKでは「あちこちのすずさん」と、いろいろな方の戦争中のエピソードの投稿なども募集していて、戦争のことを考えることが多かった。「太陽の子」【あらすじ】太平洋戦争末期、京都帝国大学の物理学研究室で原子の核分裂について研究している石村修(柳楽優弥)は、海軍から命じられた核エネルギーを使った新型爆弾開発のための実験を続けていた。空襲の被害を防ぐための建物疎開で家を失った幼なじみの朝倉世津(有村架純)が、修の家に居候することになる。そこに修の弟の裕之(三浦春馬)が戦地から一時帰宅し、久しぶりの再会を喜ぶ。爆弾開発の実験がなかなか進まないなか、研究室のメンバーは研究を続けていく事に疑問を持ち始める。そして、裕之が再び戦地へ行くことになったやさき、広島に原子爆弾が落とされたという知らせが届く。研究者たちは広島に向かい、そこで焼け野原になった広島の姿を目撃するのだった。ドラマを観て驚いたのは、日本も原子爆弾を開発していたと言うこと。私は、2006年まで小学校で教えてきたけれど、教科書にも資料集にもそんなことは出てこなかった。私は、日本の知らない間にアメリカがとてつもない爆弾を作ったと思っていたけれど、いろんな国がほかの国より早く作ろうと競争のようになっていた。同業だった友人たちに「知ってた?」と聞いたら、数年前、何かの資料で読んで知ったという人が一人。子どもたちと「命」という視点で話し合ったと言っていた。「アメリカからの戦争を止めようと言われたのに、止めなかった理由の一つかもしれない」「コロナのワクチン作りと同じかも」という意見も。原爆が落ちた後、研究者たちが広島に向かい焼け野原になった惨状を目撃するけれど、あまりの悲惨さに、原子爆弾を開発していたことは隠してしまおうということになったのかもしれない。7月に亡くなった、三浦春馬さんが弟の浩之役で出ていたことでも話題になったけれど、戦地に戻れば特攻で死ぬ運命。死に対する怖さと諦めと、時に見せる希望が交差し、演じていた彼のことを思うと胸が痛くなった。そして浩之が再び戦地へ戻る時の、母親役の田中裕子さんの抑えた演技に泣けた。悔しくて悔しくて、それでもおおっぴらに止めることはできない。子どもを戦地に出すということは辛いなあ。「マンゴーの樹の下で~ルソン島、戦火の約束~」【あらすじ】地域で長年親しまれてきた駅前の小さな写真館が、平成の時代に入り、店をたたもうとしている。その店は、凛子 (岸惠子) と綾(渡辺美佐子)という二人の女性によって営まれてきた。だが綾が亡くなり、凛子はそろそろ潮時かと思い始めている。不動産会社員・門井(林遣都)は、ここぞとばかりに売却を説得する。そこに田宮 (伊東四朗) が訪ねて来る。彼は、現像機器のメンテナンスでこの店に通いながら、長年二人を支え続けてきた。そして田宮は密かな恋心を凛子に抱きつつけていた。そこに一通の手紙が届く。昭和に20年のマニラ空襲で亡くなったはずの、綾の弟からの手紙だった。フィリピン人社会に紛れ込み溶け込むことで生きてきた弟が綾の住所を探し出し、送ってきたのだ。凛子の胸に、あのルソン島の日々、そして、凛子と綾だけの秘密がよみがえってくる…。戦争中、商社のタイピストとしてマニラへ赴任した凛子。通訳の綾は、マニラで生まれ育ち、父が言っていた大和なでしこの凛子にあこがれを持つ。多くの日本企業が進出し平和だった生活も、1944年(昭和19年)米軍の侵攻によって一変する。マニラ湾を出港する船はすべて撃沈され、ルソン島の北部に逃れるのだが、食べ物も無くなる中、多くの人が命を落としてしまう。逃げまどうジャングルの中では、たくさんの日本兵が死んでいた。死体が持っていた、水やわずかな食べ物で二人は何とか生き延びて、終戦を知り、日本へ戻る。ドラマは、写真館の閉店に重きを置かれ、日本へ帰ってきたからの生活や、渡辺美佐子演じる綾のことをあまり描かれなかったのが残念。綾の弟のこともあまり触れられず、どうして手紙が届いたのか説得力がないなあと思った。でも私が一番知りたかったのは、祖父(母の父)が戦死したというルソン島のこと。終戦間際に召集令状が来て、フィリピンで戦死したという知らせは、箱の中に紙一枚だったという。ジャングルの中で、歩いて歩いて、必死に逃げて、亡くなったのかもしれないなあと思うと、祖父のことを私は何も知らないままでいいのかなと思えてきた。今から40年ほど前、父と母と叔父の3人で、フィリピンへ慰霊の旅に行ったことがあった。3人とも亡くなってしまったけれど、もっといろいろ聞いておけば良かったと思った。ネットで見たら、厚生労働省の中にいろいろ資料があるみたいだ。ちょっと調べてみたいなあと思っている。
2020.08.31
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昨日、岸和田の浪切ホールで、箏・三絃・尺八による「邦楽のつどい」があって、退職仲間のTさんが出演するので、観に行ってきた。Tさんの出番は終わりの方なので、先に浪切のレストランで、同じ退職仲間のKさんとランチ。それから会場に入ったら、まだ中ごろ。曲の合間に、着物を着たTさんがやってきて、一曲一緒に聴いていたけれど、琴や三味線の曲ってゆったりして、聴いていたらちょっとウトウトしてしまった。まだまだやから、買い物とかしてきてくれたらいいよ、と言うので、イズミヤの中のユニクロへ。買いたかった、ヒートテックやダウンベストを買って、1時間後ぐらいにまた会場へ。Tさんがもうすぐ出ると思ったら、もう眠くはならなかった。宮城道雄の「春の海」は、教科書にも出て来て、聴いたことがあったけれど、邦楽って本当になじみがない。よく観てみたら、邦楽って新鮮なことばかり。お琴はただ弾くだけの楽器と思っていたら、お琴や三味線に合わせて唄っている。Tさんは、お琴の師範まで取っているのを知っていたけれど、三味線も弾いているし、弾きながら唄っている。最後の方は、師範の人ばかりのようで、見ごたえがあった。正座しながら、10分以上、背筋を伸ばして三味線を弾きながら唄うのって、体力いるだろうなと思ったけれど、7・80才かなと思うような年配の人もいる。腹筋も鍛えられて、きっと健康にいいんだろうな。帰ってきてから、Tさんから、来てくれてありがとうと電話があった。Tさんはひとりっこなので、お母さんが、年を取っても続けられる趣味を持って欲しいと、お琴を習うことを勧めたそう。子どもを産むまで習っていたそうだ。一緒にしていた塾も辞めて時間ができたので、三十数年ぶりに、また始めたのだと言う。でも、午前中は、今も保育園のボランティアに行ってるし、お母さんが借りている農園の世話もしているし、ステンシルやソーイングも続けているし、本当にパワフルな人だなあと感心してしまう。今朝、ダンナが、「邦楽のつどい」のパンフレットを見て、「三絃」の字を指して、「これなんて読むんや?」と聞いた。「さんげんと違う?」と言うと、「糸へんやで。さんしんと違うんか?」と言うので調べてみた。三絃(さんげん)は三味線の別名。中国では三弦(さんげん)、琉球では三線(さんしん)日本本土では三味線となり、地歌では三絃(さんげん)が正式名称。箏(そう)も、邦楽の正式名称で、琴とは構造も違うらしい。やっぱり邦楽のこと、何も知らなかったなあ。ちなみに、昨日ダンナんは、西九条のクレオ大阪であったオカリナの茨木智博さんのコンサートへ。そちらもとっても良かったらしい。
2014.11.24
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9月23日にダンナと行ったのは、オカリナコンサート。この日は、南大阪オカリナフェスタの10周年記念で、大阪府内だけでなく、全国からオカリナのサークルが集まって、朝10時から順に発表していた。午後3時に着くと、丁度オカリナフェスタが終わったところ。3時半から、ゲストの茨木智博さんのオカリナコンサートが始まった。ダンナの元同僚が、オカリナサークルの代表をしているので、コンサートがあると、用事が無い限りチケットを購入している。茨木さんのオカリナコンサートも、もう6・7回目。いつもは、ギターの大柴拓さんとジョイントしているけれど、今回は、ピアノの森悠也さんとだった。・アヴェ・マリア・赤とんぼ・フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーンと、オカリナの澄んだ音色の気持ちの良い音楽が続く。・懐かしく、暖かく・うろこ雲の夕焼けという曲は、茨木さんが作曲したもの。もう一曲、茨木さんのオリジナル曲を演奏したけれど、プログラムに載っていないのでわからない。・天城越えこれは、小さなトランペットで演奏。茨木さんは、トランペット奏者でもある。・アシタカせっ記もののけ姫の音楽は何度か聞いたことがあるけれど、これはエンディング曲。・コンドルは飛んで行くこれまでオカリナで何度か聞いたけれど、今回は編曲が全く違った。途中で、ピアノがいろいろな曲のフレーズを入れたり、森悠也さんのパフォーマンスが面白い。まさに超絶技巧で拍手が沸き起こった。アンコール曲は・アメージング・グレイス3つのオカリナを使った茨木さんの演奏(youtubeより)・トルコ行進曲茨木智博さんは、今年30才になったと言う。記念に東京と大阪でコンサートを開くそうだ。またチケットの案内が来るかな?お値段も手ごろなので、東京の方もどうですか?
2014.09.29
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退職仲間のNさんが、沖縄出身のやなわらばーというグループのコンサートに誘ってくれた。私は初めて知ったけれど、Nさんは夫婦そろってファンで、何年も前から応援しているそうだ。今回、だんなさんが急に行けなくなったそう。会場は,umeda AKASOと言う、小ぶりな会場。チケット番号の速い人から順番に、好きな席に座って行く。前から7・8列までは丸椅子で、その後ろが背もたれのある席だった。顔がよく見える近い席がいいので、前から3列目の丸椅子に座った。最初、沖縄の風景がスクリーンに映し出されて、学校生活から、都会の雰囲気になっていくような映像。第1部は、1時間半、トークもなく、時々映像を交えながら、約20曲歌い続けた。透明感のある歌声と、きれいなハーモニー。ギターとサンシンの音色がマッチして、沖縄の独特のリズムも心地いい。全くトークがないので、名前もわからないなあと思っていたら、映像で2人の紹介がされた後、第2部が始まった。第2部は、トークとみんなで歌う構成。「上を向いて歩こう」「赤いスイトピー」「いい日旅立ち」「川の流れのように」「なごり雪」などなど、なじみの曲が続く。2人は、客席の中に入って行って、マイクを傾ける。客席も手拍子をして、「ゆうちゃ~ん」とか合いの手を入れる人も。「涙そうそう」のあと、「島人ぬ宝」は会場全体、「イーヤーサッサー」の掛け声を入れながら大盛り上がりの中で終了した。アンコールの声が上がったけれど、この後、2人とハイタッチのお別れイベントがあるそうだ。かなり遅くなりそうなので退場したけれど、楽しかった~大阪駅のところまで来たら、路上ライブしている人たちが何人もいた。やなわらばーの2人も、沖縄から出てきて、大阪の音楽専門学校で学びながら、プロを目指したのだと言う。これからの活躍を応援していきたいな。
2014.04.11
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朝早く敦賀に向かったダンナから、お寺の用事が終わったと連絡があった。敦賀では、義母の施設でも用事がある。その上、昨日、どうも納屋に猫が出入りしているようだと、民生委員の人から電話があった。出入り口があるのならその点検と修理もしないといけない。敦賀もお天気良さそうだから、今日中に終わるかな。終わったら日帰りで帰ってくるそうだ。私はと言うと、今日から明日まで恒例のお泊り会。一番最初の勤務先の同僚たちと、近場の旅館で泊まる約束をしている。最初は日帰りで、子供の手が離れてから泊まりで、もう30年以上の付き合いだ。今からスポーツクラブへ行って、そこからまっすぐ行って、明日の帰りも、プールへ寄って帰ってくるつもり。出かける前に、ちょっと書いておきたいテレビのこと。今問題になっている「明日ママがいない」と言う番組を、3話で初めて見た。見ながらとっても嫌な気分になった。主人公がポストと言う名前で、養護学校の団体が抗議が出て、CMが全社撤退しているけれど、養護学校だけの問題でなく、社会全体に悪影響を与えるドラマだと思う。子どもにどうしてあだ名がいるんだろう。問題になっているポストだけでなく、ロッカー(多分ロッカーに捨てられていた)ボンビ(貧乏)ドンキ(親が鈍器で殴った)オツボネ(年上だから?)と、嫌なあだ名で言い合う。そして、感情的になったりすると、「更年期障害なんじゃないの」をいうような言葉。子どもの社会でも大人の社会でも、いじめは、小さな失敗や癖を茶化したり、身体的な特徴や、生活環境の違うところを、あだ名で表現したりするところから始まると思う。そういうことは言ってはいけないんだよ、と注意してくれる人が今後登場してくるんだろうか。逆境で生まれた子供たちが、自立していくドラマだと言うけれど、作者は、「いじめは、いじめられた子供が自分から強くならないと無くならない。」というような考えの持ち主なのかもしれない。日テレは、抗議を受け内容を変更することにしたらしいけれど、少しでも、見る人が優しい気持ちになるよなドラマにして欲しいと思う。
2014.01.31
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熱を出して寝込んでから一週間、病院以外は、家の中で引きこもったままだった。でも熱も下がって、咳も止まった。口内炎と、鼻水と、かすかな耳鳴りはあるものの、他の人にはもううつさないだろうから、チケットを買っていた、オカリナコンサートに行くことにした。ダンナの元同僚が、オカリナグループの代表をしているので、ここ数年、近くでオカリナのコンサートがある度に行っている。今日は、近くのホールでオカリナフェスタがあって、そのゲストとして出ている、「森の詩」というディオだ。今まで、ギターとの二重奏は多かったけれど、オカリナとマリンバという組み合わせは初めてだ。オカリナの流れるような透き通る音色に、マリンバのリズムがよく合って、素敵な音楽を聴くことができた。まず初めは「アメイジング・グレイス」「はる:5月の夢の歌」そして「口笛吹と犬」よく効く曲だけれど、オカリナで聴くと、本当の口笛みたい。マリンバのリズムが楽しく散歩している感じがする。ここに「口笛吹と犬」があるので、一度聴いてみてください。日本の四季メドレー「秋」では、「里の秋」や「虫の声」「赤とんぼ」「小さい秋」などメドレーで。オカリナやマリンバを使って、何種類もの虫の声を出すのが面白かった。「翼」という曲、そして「カルメン」の中から2曲。マリンバは、長さ2m、重さ200キロもあるそう。ばちを左右に2本ずつ持って演奏しているけれど、総数300本ぐらいのばちを持っていて、曲に合わせて選んでいるそうだ。「花祭り」「コンドルは飛んでいく」最後のアンコールも入れて、1時間余りのコンサートだった。咳や鼻水が出て止まらなかったらどうしようと思っていたけれど、何も無く、きれいな音色に浸ることができた。
2013.11.23
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今日、NHKで「あまちゃん総集編」があった。私はいつも、再放送の「純情きらり」と一緒に、NHKBSで、朝いちばんの「あまちゃん」を楽しみにしていた。半年間の長い連ドラを、総集編はうまく前後編3時間半にまとめられていた。最初のうち、小泉今日子扮する春子さんが、なぜかとげとげして、好きになれなかった。娘のアキちゃん(能年玲奈)がアイドルになりたいと言うのを、頬をぶってまで反対する、春子が理解できなかったけれど、全編見た後だと、自分のような経験をさせたくないと言う気持ちがよくわかる。最後の方では、かっこいいなあと思っていた。プロデューサーの荒巻さんとアメ横女学院が、秋元康とAKBにそっくりだったり、マネージャーのミズタクこと水口琢磨(松田龍平)が、父親の松田優作とちょっと似ているところがツボだったり、アキちゃんの友だちのユイちゃん(橋本愛)が、可愛くなったり、怖くなったり、いじわるになったり、本放送の時も楽しんだけれど、短くなって、ミズタクの優しさをより感じたし、傷ついたユイちゃんが切なくなった。最後の方で、やっぱり泣けてしまった。今年の6月、私は東北を旅して、久慈にも行った。久慈駅前に会った、まちなか水族館には、さかなクンから贈られた、珍しい魚や、さかなクンの絵がいっぱいあった。「あまちゃん」の中で、アキと一緒に、「みつけてこわそう」という番組をしているさかなクンが、海女カフェに魚を寄付するシーンがあったけれど、実際にそういう活動をさかなクンがしていたわけだ。実際に三陸鉄道北リアス線に乗って、車窓から、津波で崩れた堤防などを見た。東北旅行中、地元の人たちから、「東北に来てくれてありがとう。 できるだけ、被災地を見て帰って欲しい。 そして、今の様子を伝えて欲しい。 そして、いつかまた復興した東北を見に来てほしい。」と言われた。被災地の国道沿いは、だだっ広い土地に、草だけが伸びて、一見もともと野原だったように見える。でも、ところどころ残る建物は、壊れて薄暗く、少し土地が高くなったところに密集する家を見ると、この辺りの家が全部津波で流されたんだということを改めて感じた。でも、家を流されても、プレハブのお店で頑張って仕事をしている人たちがいる。笑顔で、接客してくれる人たちがいる。立ち直ったユイちゃんが、「私は北三陸から一歩も動かない。 私に会いたければ、みんなが北三陸に来ればいい」と言う。ドラマの中で歌われる潮騒のメモリーの、「来てよ、その火を飛び越えて~」が、三島由紀夫の「潮騒」の一説だろうけど、「(東北に)来てよ、その日(3.11)を乗り越えて、頑張っているから」と言ってるように思えて仕方がなかった。
2013.10.14
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去年、幸福度の1位は福井だったけれど、最下位は大阪。それで、1月の「月曜から夜ふかし』であったのが、大阪問題スペシャル。この番組、ちょっぴり毒のある番組で、大阪を非難しているようでもあるけれど、大阪に対する愛情も感じられる。大阪って、そういう自虐ネタが好きかも。「なぜ大阪が幸福度最下位なのか調査した件」大阪は、完全失業率全国2位、 負債額全国9位、 持ち家率 全国45位、未婚率全国8位、 悩みストレス全国2位、 老衰死亡率全国46位、つまり、仕事になかなかつけず、借金やローンを抱え、一軒家など夢のまた夢結婚もままならない、悩みは常につきまとい安らかな死を迎えることすら許されないということを表している。「そりゃ、言い方悪いやろ」と関ジャニの村上君が突っ込んでいた。大阪府民の大きな特徴は、上方商人の感覚が強いので せっかち。時間の使いかたを大事にする という特徴がある。その時間を有効に使うと言う発想から生まれたのが、インスタントラーメン、プレハブ住宅、自動券売機自動改札機 動く歩道、などは全て大阪発明。そして電車に乗るときに便利なのが ICOCAカードこのICOCAの素晴らしい所は、1円でも残高があれば電車に乗車可能。不足分は降りるときに清算。ICOCAを使ってる私は、これが普通だと思っていたけど・・・と番組のレポートはここまでにして・・・でも、幸福度ってなんだろう。福井県は、教育熱心だけれど、大学は少なく、卒業後、県外に出る人が多い。実際、うちのダンナも広島大学を出た後大阪だし、妹二人は、名古屋で就職した。進学クラスだったダンナの同級生は、大学を出た後、ほとんど県外に就職している。去年の夏、ダンナの友だちと話をしたとき、同級生の亡くなった親の話題が出て、「あそのこばあちゃん、うちの子どもは○○大学を出て、 東京の○○に勤めているというのが自慢やったけど、 最後は孤独死やった」という話を聞いた。今、うちの義母は、数週間に一度ダンナが行くので、「私は、幸せや~」とよく言うけれど、娘と一緒に住んで、しょっちゅう私とも過ごすのに、うちの母は、「敦賀のお母さん、息子がいつも来てくれて幸せやなあ」と羨ましがり、幸福度の感じ方が全く違った。大阪には、福井出身の人が割合多い。何かの番組で、福井県に住む親は幸せと思っているけれど、大阪に住む子供が、不幸なんと違うかと言っていた。子どもの頃、福井で育った人は、大事に育てられてきたので、精神的にそんなに強くないように思う。案外上の項目にあてはまっている人もかなりいるのかも。
2013.02.14
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昨日、全国で一番、福井県の幸福度が高いと書いたけれど、去年のランキングでは福井県が1位だったけれど、今年のランキングでは、1位は長野県だそう。やっぱり原発の影響かな。福井県は、幸福度も高いけれど、神社やお寺へのお賽銭の金額も全国1位らしく、何故なのかということを、以前、「月曜から夜ふかし」という番組で検証していて、それがとても面白かった。ブログに書きかけて、保存していたので、そこから。月曜の夜中、関ジャニ∞の村上信五と、マツコ・デラックスのトークバラエティーで「月曜から夜ふかし」という番組がある。番組オープニングで、「この番組は、世間で話題となっている様々な件に対して、 ちょっとだけ首を突っ込んだり突っ込まなかったりする番組です。」紹介しているが、その内容が面白く、最近録画して見るのが、ちょっと楽しみになっている。面白かったのが、「福井県のお賽銭が全国一高い(平均238.9円)と言う問題について」何故なのかということを検証していた。福井県は女性既婚率全国1位、男性の既婚率も高く全国3位、福井県は持ち家率全国3位、さらに、延べ床面積の広さは全国2位。何故広い家に住めるかというと、共働き率が全国1位、なので一世帯の平均年収も全国1位。生命保険の掛け金や、貯蓄率も全国1位。福井県は社長輩出数全国1位、それは、地場産業が盛んだから。それで、求人倍率も全国1位。安定した仕事があるので、収入も安定し、共働きで、万が一への備えも万全ということなのだろう。福井県は中学生学力テスト全国1位、小学生も、全国2位。体力テストも小中学生で全国1位。経済的に余裕があるので、教育費にもお金をかけられる、ということもあるだろうが、教員一人当たりの生徒の数が少ないことや、負けず嫌いの県民性もあるらしい。福井県の平均寿命は全国4位、福井県は3世代同居率全国2位。これも広い家だからできることかもしれない。生活に余裕があるから、お賽銭をはずみ、お賽銭をはずんだことによって、幸福が来る、という幸福のスパイラルの中にいる。私は、小学校3年の1学期まで福井市の小学校にいて、2学期から大阪に来たけれど、大幅に成績が上がった記憶がある。学級文庫が充実していて、本をよく読む習慣は、福井の小学校で付いたと思う。絵や作文を学校あげていろいろなところに出品していたのか、福井時代にはよく賞状をもらった記憶がある。文化的なことにも熱心で、学校でよく映画の無料鑑賞券をもらった。母が、福井の中学校のトイレがすごくきれいに掃除していた、と言ってたけれど、教育に熱心な気風が、昔からあるんだろうなあ。ただ、勉強熱心なので、県外の一流大学に進んだ場合、東京や大阪など福井県外に勤めて、離れて住んでいるという人も多い。一緒に住んでいなくても、一流の大学を出たこと、一流の職場に勤められことを幸福と感じている人も多い。遠く離れていたら寂しいだろうなあと思うのだが・・・
2013.02.13
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昨日のオカリナコンサートは、オカリナとギターの”ねんど”というグループ。オカリナ奏者の小山京子さんと、ギタリストの斉藤浩さん、そして、もう一人のオカリナ奏者、吉塚光雄さんは、オカリナ製作者でもある。「チキチキバンバン」で始まったコンサート。2曲目は、沖縄の空港で流れていると言う「芭蕉布」今ツアー中の3人は、斉藤さんの車に乗って、昨日は高槻、明日は神戸と言うように、まるでドサ回りのような生活と笑いながら、「トランペット吹きの休日」に。オカリナは、小さいものは高い音、大きなものは低い音が出るけれど、何度もオカリナを替えながら「リンゴ追分」や、NHKの朝の連続テレビ小説の主題歌や、ジプリの映画の主題歌など、約15曲。この人たちの、「さよならの夏」という曲が、youtubeであったので、一度聞いてみてください。これは、「ココリコ坂」の主題歌。面白かったのが、「タイプライター」と言う曲。ネットオークションで、500円で落札したと言う、タイプライターとオカリナを使って演奏していた。会場は、70人ぐらいの小さなところ。オカリナの市民グループ主催のこのコンサートは、参加者のほとんどが、オカリナをしている人たち。グループの代表者が、ダンナの友だちなので、毎年、チケットを買っている。チケットは、2000円。とってもきれいな音色で心地いい時を過ごした。
2012.06.25
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朝の連続テレビ小説「おひさま」を見ている。連続テレビ小説を見るのは、初めて。3月頃、新聞で、コシノ三姉妹のお母さんをモデルにした、「カーネーション」と言うのが連続テレビ小説であると言うのを知った。このお母さんのお店の場所はよく知っているし、コシノ姉妹は、高校の先輩でもあるので、これはぜひ見ようと思った。でも、「カーネーション」は秋からのドラマで、4月からは、「おひさま」というドラマだった。舞台は安曇野。山葵とお蕎麦の有名なところ。丁度、花山葵を送ってもらったところだったので、安曇野の風景を見たくて、見始めた。昭和7年、10歳の陽子が、東京から安曇野に来た時から物語は始まる。「陽子の陽は太陽の陽なのよ。」亡くなった母の、その言葉を胸に、いつも笑顔で周りを明るく照らす人になろうと誓う。女学校、師範学校を卒業して、小学校の教員として勤め、蕎麦屋「丸庵」に嫁ぎ、激動の昭和を生き抜いた陽子の半世紀。もう130話を超え、後残り1ヶ月になったけれど、今は楽しみで仕方がない。一番早い7時半からのNHKのBSプレミアムを録画して、いつも7時40分ぐらいから見る。NHKの連続テレビ小説って、本当にきめの細かい演出をしているなあと感心する。井上真央演ずる陽子はとても魅力的だし、丸庵のお母さんの樋口可南子の演技も大好き。こんな嫁と姑の関係を、私も築いていけたらなあと思う。自分と同じ職業で、思いが重なるところも多い。総合とBS、一日4回もあって、土曜日には再放送もあるし、見逃すことがないのもいい。朝の連続テレビ小説、これからもずっと見そうだなあ。
2011.09.04
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NHKBSで、「若冲ミラクルワールド」と言う番組が始まった。今日から4夜連続。江戸時代の絵師、伊東若冲の作品の持つ魅力と秘密をさぐる。皇室に保管されていた、「動植綵絵」(どうしょくさいえ)という30枚の作品を、ハイビジョンカメラを使って、驚異のテクニックを解き明かす。私は、この画家のことを知らなかったのだが、先日プロローグの番組を見て、目を見張った。そのあでやかさ、迫力、繊細な描写、計算しつくされた技巧。私たちが習った教科書に、名前が出てこなかったのは何故だろう。あと3日。絵に興味のある方は、ぜひ!明日・明後日は、夜9時から。最終日は、8時からです。
2011.04.25
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最近、見るたびに、気分の悪くなるCMがある。ソフトバンクの、居酒屋で犬が座っているもの。雨の中を流しが来て、1曲歌う。「うわさ話も全てタダ~ 別れ話も全てタダ~ タダタダタダ友、なみだ雨~」歌っているのは浜崎あゆみ。「あんたいい声だ」と犬はほめるけれど、ギターを引いていた宮史郎が歌おうとすると、「おまえじゃない」とはき捨てる。なにも悪いことをしていないのに、「おまえじゃない」という言葉はすごく人を傷つける。ましてや宮史郎はピンカラ兄弟で活躍していたれっきとした歌手だ。CMの言葉って影響力が強いので、子どもたちもすぐ使う。仲間をはずすときに、「おまえじゃない」とか使いそうだ。メディアのこういう言葉が、一番いじめを助長させるんだと思う。
2010.10.15
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母の退院した日、和歌浦で音楽やダンスなどのイベントがあった。姉の知り合いが出ているというので、母が昼寝をする間、少しの時間一緒に見に行ってきた。見たのは数組だったけれど、凄く気にかかったのが、この青年。白浜で路上ライブをしているらしいのだが、凄く声がいい。オリジナルの曲かな?でも、1970年ぐらいのマイナーなフォークなども歌うらしい。森山直太郎の歌も歌った。高音も凄くきれい。ぼそぼそっとしゃべるけれど、それもちょっと面白くて、ルックスも良いので、今に出てくるんじゃないだろうか。名前は松本陽太。キャッチフレーズは、「白浜の貴公子」
2010.10.13
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娘と一緒に、録画していた高校生クイズ選手権を見た。優勝した開成高校のキャプテン田村君の顔を覚えていたので、去年も見ていたんだと思い出した。それにしてもすごい難問。以前は、最後までよく聞いたらわかる問題も多かったのに、年々難しくなって、マニアックな問題になっていく。昔の高校生ウルトラクイズは、「知力・体力・時の運」と言うキャッチフレーズで、砂の上に散らばったカードを取ってきて答えるとか、3人で綱を引っ張ってボタンを押すとか、運や体力がかなり影響していたように思うけどなあ。そう言えば、その前身となったウルトラクイズが大好きで、9月の末ごろ放送されるのを毎年楽しみにしていたっけ。息子や娘が、小学校から中学校にかけて放送されていたので、もう終わってから20年以上経つのかな。夏休み中に東京ドームで予選が行われるようなので、出場できないかなあと思ったこともあった。まだ海外旅行が遠い夢だった頃で、ちょうどビデオを買った直後だった回が、オーストラリアやニュージーランドにも行ったので、外国の風景も楽しみで、何度も見直したりした。決勝戦が、立命館大学のクイズ研究会だった、長門君と永田君。(名前まで覚えているよ~)懐かしいなあ。今だったら、youtubeで見られそうだなあ。
2010.09.05
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生協でチケットが取れたので、塾をお休みにして、相棒のTさんと、平原綾香のコンサートに行って来た。「新世界」と名付けたコンサートツアーは、アルバム「My Classics 2」の中から、クラシックのカバー曲を中心に集めたもの。本当に素晴らしい、感動の2時間だった。会場は、堺市民会館。最初に堺市長から挨拶があった。ステージにライトが灯り、階段の上に7人の影。真ん中の女の子が下りてきたら、平原綾香だった。「威風堂々」などのクラシックカバー5曲が終わったところで、「こんにちは~」と挨拶。会場に声を掛けるけれども、とっても反応が小さい。今回の堺市の公演は追加公演だそう。市長から名前入りの包丁(堺は包丁が有名)をもらったそうだ。小さな声で、お料理をしなさいということなのかな?と。クラシックのカバーアルバムは2枚目。作者の思いに寄り添って、詞を考えていると言っていた。白い長袖の上着をとって、次ぎに歌ったのが、「優しい時間」の主題歌だった「明日」などのオリジナル曲を5曲ぐらい。途中ペンライトを振る曲もあったけれど、持っている人が少ない。赤い帽子をかぶって、アカペラから始まったのが「カルメン」終わったら、会場がうわあ~とどよめくような歌唱力。その後も、クラシックのカバー曲。ボイスパーカッションあり、とてつもなく速い歌詞もあり、きれいな口笛もあり、どんどん会場のボルテージが上がっていく。「アヴェマリア」の後、MC。高校、大学と音楽専門の学校に通っていて、専門はサックスだった。高校の時、オペラのオーディションがあって、「天使にラブソング」の中の「ジョイフルジョイフル」を歌った。それが認められて、歌手への道が開いた。小さいときは、人前で歌うのは自信がなかったけれど、歌も、サックスと同じように好きな楽器の一つになった。いつもお手本を見せてくれる人がいた。それが姉のaika。舞台の上で、サックスやクラリネットを吹いて、きれいなバックコーラスを歌っている女性だった。長い髪のスレンダーな美人で、とってもきれいな声なので気になっていた人だった。「ジョイフルジョイフル」はみんな立ち上がって。途中、メンバーの紹介もあった。バックメンバーの演奏や歌の間にロングドレスに着替えてでてきた。「風のガーデン」の中で歌った、「カンパニュラの恋」ともう1曲。その後「ジュピター」そして「新世界」アンコールは、Tシャツに着替えてきてツアーグッズの紹介があった。歌の前に、彼女の来ているのがツアーTシャツで、ファンクラブの案内も。ラストの「ミオ・アモーレ」は、もう全員が立ち上がってスタンディングオベーション。出演者全員で手をつないで挨拶。メンバーに握手・ライトに拍手・音響に拍手・関係者に握手・会場全員に拍手・手の動きだけで、会場を盛り上げる。最初の反応と違って、大歓声の中で終了した。今日は、後半のツアーの始まり。埼玉・長野・東京とツアーはまだまだ続くけれど、チケットが取れたらオススメ!6000円の値うちは充分あります。
2010.08.31
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たまたま面白そうだったので録画しておいた「歌って覚えまショー」と言う番組の中で聴いた替え歌。何故か知らずに歌ってしまってる。録画を消す前に、ちょっと残しておこう。「時の流れに身をまかせ」の替え歌もしもガス台 油まみれなら残ったビール 染み込ませて拭く単純だけど 驚くほどに油落ちるわ ガラスにも効く焦げたトースト 冷蔵庫入れると消臭剤にジャガイモの皮それさえも 捨てることもないんだよシンクや蛇口 磨いてごらん頑固な水垢をキレイに落とす読み終えた新聞紙持ってあなたの入ったお風呂へ水面に広げておけばあの嫌な垢も取るわいつも捨ててる 余り物で掃除できるわ エコライフ
2010.08.08
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お昼に録画していた、「たかじんのそこまで言って委員会」という番組を見ていて、「おお~」党首がゲストで出ているよ~先週、大阪へ来ていたのはこのためだったのねえ。動く姿を見るのは初めて。「たかじんのそこまで言って委員会」は、社会、政治、経済、芸能などの幅広いテーマを取り上げ、討論形式で進められるバラエティー番組。やしきたかじんと辛坊治郎が司会をし、三宅久之、田嶋陽子、桂ざこば、金美齢、勝谷誠彦、宮崎哲弥などの8人のパネリストが討論しあう。過去には、橋下知事や原口総務大臣などが常連パネリストだった。今日は、上記の6人に加えて、片山さつきと金子哲雄。テーマにそって、本音の意見で討論することを基本方針としていて、規制の多い関東キー局では放送されていないので、パネリスト同士の毒舌や怒鳴り合いもしょっちゅう。ゲストで来た人が、こてんぱんにやりこめられてしまうこともある。今日のテーマは「税金」と「鳥取と埼玉の結婚詐欺事件」についてその税金のテーマの時に、党首がゲストとして出てきたのだ。ゲスト紹介の所で、「日本人は、バレたら脱税、バレなかったら節税、 日本人の納税意識が乏しいと嘆く税金ジャーナリスト」として紹介されていたが、自分は税金の知識が乏しいなあと思う。自分で確定申告をするようになって、いろいろ調べたりするようになったけれど、どうやったら節税できるのかもわからない。「鳩山首相の献金問題は脱税ではないのか、なぜ国税庁は動かないのか。」と言う問いに、ゲストの党首は、「あげたのか、貸したのか、と言う議論が抜けている」と言う。重加算税などは発生しないだろうと言う言葉に、パネリストからは厳しい言葉も飛び出すが、とても穏やかな言葉で対応しているのが印象に残った。パネラーから、税金の納得いかないことなどがいろいろあげられる。党首は、「所得をどうやって掌握するかが問題」と言う。納税者番号制度や、消費税のことも今後考えていかなければいけないだろう、と言うような話で締めくくった。落ち着いていて、とってもわかりやすい、解説だった。党首が出てると言うだけで、嬉しくて自慢したくなったけれど、内容合ってるかな?テレビ写り、格好良かったですよ。
2010.02.21
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録画していた、「天才じゃなくても、夢をかなえる10の法則」と言うテレビを見た。我が子の才能を見つけだすことに成功した子育ての例として、石川遼君やピアニストの辻井伸行君の子育てから検証している。その10の法則1.子どもは厳しく叱れ。2.夢を持つ。3.子どもをおもいっきりほめる。4.好きなことを1万時間やり続ける。5.バカになって、人に会え。6.どんどん失敗しろ。7.子どもが夢中になることは、どんなことでもやらせてみろ。8.過保護、過干渉は大いに結構。放任主義はやめる。9.とことん親バカになれ。10.自分の夢のすばらしさを信じ続けろ。妙に納得できる番組だった。
2010.01.15
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今日、テレビで秋の感動SP「芸術が踊る都ウイーン」と言う番組をしていた。帰ってきてから、行ったところがテレビなどに出てくると、ああここ行ったなあと嬉しくなってくる。ウイーンは、世界生活環境ランキング1位、治安・環境・インフラ・娯楽・公共サービス、どれも優れ、世界で最も住みやすい街に選ばれたそうだ。そういえば、街の中がとっても歩きやすかった。トラムや地下鉄が整備されているので、車が少なく、歩道や自転車道が広くとられていたし、トラムの車体が低かったので乗りやすかった。ベビーカーでもそのまま押して乗れるようにしているのだと言う。私たちが行った日は、オペラ座(国立歌劇場)がお休みの日だったけれど、小澤 征爾さんも、音楽監督をしているって知らなかったわ。夜になると、オペラ座の前に椅子を並べて、流れる音楽を聴いている人が多かったけれど、オペラをしている日は、スクリーンに場内の様子が映され、外にいる人も無料で鑑賞できるようにしているのだと言う。空気がきれいだったのは、ウイーンの森が周りを取り囲んでいるからだそう。一度行ったらまた行きたくなる街、って言ってたけれど、いつかまた、行ける時が来るかなあ。
2009.11.10
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31日、紅白は姑と二人で見ていた。だんなは、別の部屋で格闘技。見てないところもあったので、録画しているのをちょっと見た。今回の紅白は、他局の番組の宣伝が多かった。仲間由紀恵は「ごくせん」になるし、羞恥心が歌っている時には、フジテレビの旗を振ったり、目玉マークのTシャツを着ているヘキサゴンメンバーがおおはしゃぎ。「私は貝になりたい」のことも言ってたけれど、これもTBSだよなあ。何年か前から、SMAPの番組で、他局とのコラボが多くなった。数年前、テレ朝で慎吾の「スマステ」と、フジの「27時間テレビ」が同時生中継をしてびっくりした覚えがある。その後、彼らは局を超えてお互いの番組の宣伝をすることが多くなった。NHKも含めて、局の垣根が低くなったのは、SMAPの功績大だろうなあ。沢村一樹と言う人のセクスィー部長って言うのを、今日初めて見た。昨日「天地人」に出ていた上杉景勝になっていた人が、こんなバラエティーもするのか。えらいイメージ違うなあと感心した。でも、待てよ、ちょっと顔が違う。とインターネットで調べてみたら、上杉景勝は北村一樹。別人だった。一字違いで大違い。でも、間違える人が多そうだ。セクスィー部長は他局の番組かな?と思ったら、NHKの番組らしい。気になったのは、中居君のへんな服装。(本人のセンスだから仕方ないけど・・・)平原綾香のバックで踊る人が目立ちすぎ。(緒方拳の映像で見たかった。)SMAPの曲の前のコメント。(ノーベル賞3人受賞って言ったゴローちゃん、2ちゃんで突っ込まれてないかなあ)
2009.01.05
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録画していた「風のガーデン」を見た。第1話 スノードロップ東京にある高林医大病院で麻酔科准教授を務める白鳥貞美(中井貴一)。麻酔学界の権威である貞美は、院長直々に霞ヶ関病院で後日行われるすい臓癌手術の協力を頼まれた。患者は株の不正取引の黒幕としてマスコミを賑わせている二神達也(奥田瑛二)だった。その夜、恋人でホテルのバーで弾き語りをしている氷室茜(平原綾香)とのデート後、帰宅した貞美はある事情により離れて暮らしている家族の幸せだった日々を思い出していた。 手術前日。術前説明のため霞ヶ関病院の二神の元へ向かった貞美だが、二神は病室を抜け出しキャンピングカーで仕事をしていて貞美の説明に聞く耳を持たない。 姉の谷口冬美(木内みどり)の家を訪ねた貞美は、間もなく故郷の富良野で妻・冴子の七回忌があることを聞く。貞美は6年前に父・貞三(緒形拳)から勘当されて以来、富良野には帰っておらず、娘のルイ(黒木メイサ)や息子・岳(神木隆之介)にも会っていなかった。冬美はルイが6月に行われる「よさこいソーラン祭り」にダンスチームで参加することを告げ、会いに行くように勧める。 北海道・富良野。訪問医をしながら冴子が遺したブリティッシュガーデン「風のガーデン」をルイと岳と共に育てている貞三。ルイはダンスチーム「北の大地」の練習に励む一方で、妻子ある男性との付き合いを続けていた。知的障害を抱える岳はガーデンの仕事を手伝いながら、家に戻ると最近すっかり弱ってきた老犬の蛍に付きっきりだ。 二神の手術日。二神のガンはかなり進行していて治療は諦めるしかない状態だった。そのまま閉じて手術を終えるが、霞ヶ関病院院長の指示により本人には無事に終えたと告げる貞美。その帰り道、貞美は二神の娘・香苗(国仲涼子)に声をかけられた。香苗は父の病状を正直に話して欲しいと詰め寄るが、貞美は癌は取ったと答える。 高林医大に戻ってきた貞美は周りに人がいないことを確かめると手術室に入りこみ、自らの腹部エコーを撮っていく。家に帰り、エコー写真を見つめる貞美は…。(HPより)先日亡くなった緒方拳の最後の作品だ。上記のタイトルも緒方拳が書いたのだそうだ。倉本聡の作品が好きで、これは見たいなあと思っていた。巡回医の緒方拳ふんする貞三も、中井貴一ふんする貞美もとても魅力的なお医者さんだ。でも、この親子はかなり確執がありそうだ。末期癌に侵された貞美が、富良野に戻るまでの親子愛や、生と死を考えるドラマだそうだが、自分の病気を隠して撮影に臨んでいた緒方拳は、どんな気持ちで現場にいたんだろう。でも、何かを悟りきったような穏やかな表情で、ドラマに温かみと重厚感を与えている。中井貴一の演技も素晴らしい。1話を見ただけで心ひかれる、良質のドラマだ。一話一話サブタイトルが、花の名前で、その花が咲く時期に撮影されたそうだ。春から夏、初秋にかけての富良野の美しい景色が見られるのだろう。多分、「北の国から」のように名作と呼ばれる作品になるだろうなあと思う。そして、「風のガーデン」がまた富良野の名所になるんだろうなあと思う。
2008.10.10
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わが子の映画デビューは、スーパーマン。自分たちが見たかったので、二人の子を連れて行った。娘はどうだったか覚えてないが、息子は、字幕で読めないのに、真剣に見ていた記憶がある。かなり小さかったイメージがあって、今の孫ぐらいかなと思っていた。それで、一緒に映画見ようと誘ったわけ。でも、いまWikipediaで調べたら、見に行った「スーパーマン2」は1981年。息子が5歳、娘が3歳のときだ。やっぱり、少し早すぎたようだ。「ET」も、子どもたちをつれて見に行った。これは、娘も息子も大好きで、家に帰ってきてから、何かあるたびに、二人で人差し指をくっつけあっていた。これは1982年。6歳と4歳のときだ。それくらいになると、字幕が読めなくても、かなり楽しめるんだろう。子どもだけで映画を見せたことがあった。、こどもが「グレムリン」を見たいというときに、私は、伊丹十三の「お葬式」が見たかった。それで、隣どおしの劇場で、子ども二人と、私たち夫婦と、別々に見ることに。これは、1984年。8歳と6歳で、小学校3年生と1年生。今から考えると、こんな無謀なことをようしたなあ、と思う。でも、劇場から出てきてから、どんな話か延々と二人で教えてくれた。ダンナ抜きで、3人で行って記憶に残っているのは、「ラストエンペラー」1987年だ。息子が11歳で小学校5年生。娘が3年生。これには、私も子どもたちも大興奮。息子が、中国の歴史に興味を持って、「三国志」にはまっていった。映画は、年1・2回ぐらいしか行かなかったけれど、どれもとても思い出深い。
2008.08.18
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時間が少し空いたので、一人で映画を観に行った。見たかったんだあ~『花より男子 ファイナル』お昼を食べる時間がなかったので、ポップコーンを買って、食べながら見た。上映されて1ヶ月以上たつのに、日に何度も上映されて、昨日もたくさんの人が入場していた。人気ドラマの映画化だけれど、私は、2005年と2007年のドラマをオンタイムでは見ていない。映画上映に先がけて、宣伝をかねたダイジェスト版を見ただけ。それが面白くて、ぜひ映画を見たくなった。映画は、ドラマの4年後の設定。結納に送られたティアラが盗まれ、それを追いかける旅。この映画、やっぱり人気があるのがわかるわ。アメリカ、香港、南の島、映像もすごくきれいし、テンポがよくて面白い。とてつもないお金持ちの設定なので、すべてがゴージャス。製作にもお金がかかっていそうだ。このドラマでブレイクした小栗旬やマツジュンのファンは、何回も繰り返して見に行くんだろうなあ。私は、映画を観て、ドラマのほうが見たくなった。ところで、映画を一人で観るなんて、以前の私には考えられないことだった。以前の職場に、映画を見に行ったり、旅行をしたり、いつも一人で行動する女性がいた。私と同年代で、独身だった。一人で楽しいのかなあと不思議だった。でも、この前の韓国の一人旅も結構楽しめたし、映画も、行ってみればそんなに気にすることもない。今まで、いくら見たくても、ダンナが興味のない映画は、娘や友だちと日程が会わないと諦めてしまうことが多かった。でも、一人でなら、上映時間を調べて、ちょっと空いた時間を利用して見て来るのも可能だ。一人でいろいろ楽しむことを覚えたら、人生、すごく楽しみが増えそうだ。どうでもいいことだけど・・・映画のラスト、結婚式での道明寺(松本潤)とつくし(井上真央)のキスシーン、「ロングバケーション」ラストの、瀬名(木村拓哉)と南(山口智子)のキスシーンと酷似しているのを気づいたのがツボ。絶対マツジュンは、どうやったら魅力的なキスシーンができるか、木村拓哉の演技を見て研究していると思われ・・・
2008.08.01
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ダンナと「クライマーズハイ」を観てきた。<あらすじ>終戦記念日を3日後に控えた8月12日。通信社のニュース速報が北関東新聞社の社内に響き渡る。日航123便がレーダーから姿を消し、長野・群馬の県境に墜落したという。乗員乗客524名、単独の航空機事故としては世界最大で最悪の事故だ。地元で起きた未曾有(みぞう)の大惨事に北関編集局は、にわかに興奮のるつぼと化した。全員が神経をとがらせ、臨戦態勢で事故報道に取り組む。そして、組織から一線を画した遊軍記者・悠木和雅(堤真一)が日航機墜落事故の全権デスクに任命された。戦いの日々が幕を開けた。現場取材を切望する県警キャップ・佐山達哉(堺雅人)を事故機が墜落した山中に送り込む。事故の何を取材し、何を伝えるべきなのか。情報が錯綜(さくそう)し、社内も現場も混乱する中で、紙面作りの重責がのしかかる。極限状態に追い詰められた北関編集局では、ゆがんだ人間関係も露呈されていく。上司との対立、同僚の嫉妬(しっと)、部下の信頼喪失……。事故発生の日に倒れた販売局の親友・安西耿一郎(高嶋政宏)の容態や、離れて暮らす妻子の問題も頭から離れない。クライマーズ・ハイとは、登山時に興奮状態が極限まで達し、恐怖感が麻痺(まひ)してしまうことを言う。ジャンボが墜落してからの日々は、まさしくそんな状況だった。工学部出身の記者・玉置千鶴子(尾野真千子)が、事故原因に関する特ダネを持ってくる。だが、紙面に載せるためにはウラ取りが必要だ。チェック、ダブルチェック。新聞記者の精神を忘れてはならない。佐山をサポートにつけ、玉置の連絡を待つ。スクープか、見送りか。1秒を争う締め切りが迫る中、全権デスクとして二者択一の決断を迫られた……!原作を読んだダンナは、映画を観てよくわかったと言うが、始めてみた私には、わかりにくかった。最初、息子を空港で見送る場面があり、乗客名簿の中に、9歳の男の子の名前を確認するような場面もあったので、ずっと息子がその飛行機に乗ったんだと思っていた。息子が亡くなったのに、その航空機事故の取材をしなくてはならない、だから極限の興奮状態になって、気も荒くなるんだろうなあなんて勝手に解釈していた。最後に、ニュージーランドに住む息子が出てきたときは???全然間違ってるやん。一昨年の8月12日の日記にも書いたけれど、この日航機事故のことは鮮明に覚えている。取材現場は、こんな雰囲気だったんだろうなという臨場感は充分伝わってくる。俳優たちの演技もすばらしいなあと思うが、あまり人気がないようで、私が行ったシネコンでは1日1回しか上映されていない。原作の中のエピソードを詰め込みすぎて、わかりにくくしてしまったんじゃないかなあ。
2008.07.27
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数ヶ月前にダンナがチケットを購入していたので、今日は夕方、早めに病院へ行った後、オカリナとギターのコンサートを聴きに行った。2月に行ったYURAというデュエットはポピュラーな曲が多かったけれど、今日の、茨木智博さんというオカリナ奏者は、「アヴェ・マリア」や「オペラ座の怪人」「ベニスの謝肉祭」や「スペイン」「G線上のアリア」など、クラシックや重厚な曲が多かった。驚くのは、1人で演奏しているのに、ひとつのオカリナでハーモニーを奏でること。高音と低音に別れるだけでなく、タンギングでリズムをとりながら、メロディーを演奏したりすごい技術だ。透明感のある、きれいな音色は、心地よい。100席余りのこじんまりしたホールで、気持ちのいい時間を過ごした。ビジネスマナーの答えは2人。「会議には、足立および中井、または山本ならびに浅間が出席する。」「、」の位置が、「会議には、足立および中井または山本、ならびに浅間が出席する。」だったら3人。でも、「および」とか「ならびに」とかややこしくしすぎ。ビジネス文書はもっとわかりやすく書かないとだめだなあ。
2008.06.28
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今、関西テレビでお昼に昔のドラマを再放送している。1997年の木村拓哉のドラマ、「ラブジェネレーション」をしていることに先週気がついた。4話から気がついたのに、懐かしくて続けて録画した。その中で、携帯電話をかけるところがよく出てくるんだけれど、アンテナを伸ばし携帯を動かして、電波が届く場所を探している。まだメール機能は無い。木村ドラマに見る、携帯の進化を、昔、メールで友達に話したことを思い出した。私が、木村君のドラマを見るようになったのは、1996年春の「ロングバケーション」からだけど、そのときは、携帯電話は若者のアイテムではない。留守電の伝言に一喜一憂する場面が出てくる。メールをする場面が出てきたのは、どのドラマだったんだろう。1998年の「眠れる森」で出てきた気がするなあ。私が、こんな風にドラマのことをよく覚えているのは、私の記憶って、仕事の場面とともに思い出すことが多いから。SMAPのドラマのことは、子どもとよく話した。子どもの顔と一緒にドラマが浮かんでくるので、いつのことかよくわかる。携帯電話は、どんどん進化して行ってるけれど、私は、依然携帯のメールが苦手で、使いこなせいないなあ。パソコンも同年代では飲み込むのが早いほうだと思っていたけれど、このごろ時代の流れについていけてないように感じるときがある。
2008.05.17
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木村拓哉主演の月9ドラマ、『CHANGE』が始まった。<あらすじ>長野の小学校。そこに5年生の担任、朝倉啓太(木村拓哉)がいた。子供たちにからかわれるとぼけたキャラクターながらも子供たちに慕われ、大好きな天体観測も思う存分堪能し、充実した日々を送っていた。その頃、啓太の生活とは無縁と思われる政界では、内閣支持率はここ10年で最低の数字をたたき出していた。ある日、福岡選出の与党議員と後継者である長男が事故で死亡し、補欠選挙が行われることになった。与党にとっては総選挙に影響するため負けられない。候補者がなかなか決められない中、与党総務会長・神林正一(寺尾聰)と秘書の美山理香(深津絵里)は事故死した父・朝倉誠に勘当された次男に目を向ける。それが啓太だった…。 (HPより)木村拓哉が総理大臣にと開始前からニュースになっていたが、小学校教師がどんな風に政界に入っていくんだろうと思っていたら、彼は政治家の二世で、事故で死んだ父親の弔い合戦で、選挙に出た。これなら、設定に無理は無い。選挙に担ぎ出されたものの、本人は負けたらいいと思っている。本人にその気は無くてもいい、政策は何も無くてもいい、顔がいいからスキンシップで何とかなる、と有能な秘書と、選挙プランナーが(こんな職業ほんとにあるんだろうか、)うけのいいビジュアルや、スピーチを考える。選挙を風刺しているのか、本当の選挙もこんなものなのか・・・でも、スピーディーで面白い。深津絵里も阿部寛も、役にぴったりだ。こんなんありえへんやろと言ううそっぽい設定も、母親役の寺島純子や大物政治家の寺尾聡が、シリアスっぽくさせてくれる。結局、政策も何も無い啓太が選挙に勝ったのは、18年前の父親の不正を認め謝罪をしたから。これから政治家になっていくのだが、なんとも頼りない。でも、現実の政治家に目を向けてみると、小学生でもわかる、そんなことのできていない人が多いんだね。せめて、悪いと思ったら、素直にあやまる。そんな単純なことが、できていない人が多いと思う。「世の中に必要な悪があるなんて子どもたちに教えたくは無い」と啓太は言う。木村ドラマは、好きなものも多いけど、ものすごく嫌いなものも多い。このドラマは、好きになりそう。どんな政治家になっていくかちょっと楽しみだ。番宣で、『CHANGE』『CHANCE』『CHALLENGE』がキーワードと言っていた。これ、ちょっと自分のキーワードでもあるんだよね。
2008.05.12
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<あらすじ>舞台となるのは、昭和40年の福島県いわき市の炭鉱町。今や石炭から石油へとエネルギー革命が押し寄せ、閉山が相次いでいるなか、町の危機を救うため、人々は「常夏の楽園」をつくろうと立ち上がる…。炭鉱の娘たちに、誰も見たことがないフラダンスを仕込むためにハワイアンセンターの吉本部長(岸部一徳)は東京から平山まどか先生(松雪泰子)を招く。元花形ダンサーの彼女は、最初は田舎町を軽蔑し、まったくのど素人に嫌々ながら教えていたが、紀美子(蒼井優)をはじめ炭鉱娘達(しずちゃん、池津祥子、徳永えり他)のひたむきな熱意にいつしか忘れかけていた情熱を再燃させる。ひとりひとりの厳しい現実を抱えながらも、炭鉱娘たちは友情を支えに強く美しくフラダンスの真髄を体の中に染み込ませてゆく。そして―。実話をもとに、常磐ハワイアンセンター(現・スパリゾートハワイアンズ)の誕生を支えた人々の奇跡の実話を、ハワイアンミュージックと本場を超えるフラダンスで感動の映画化!一生懸命が伝わるものは感動する。ここまで練習するの、大変だっただろうなあ。蒼井優という女優さんは、朝の連ドラなどを見たことがなかったので、演技派と注目を浴びていても知らなかったが、透明感があって、凛とした芯の強さがあって、そして短期間で、人を魅了するフラダンスを踊る技術を身につけたその努力に、すごい女優魂を感じた。泣けるけど笑える、とても気持ちのいい映画だった。これは実話に基づいて作られたと言うが、私の記憶の中の初めてのハワイアンも中学生頃だ。フラダンスを友だちとふざけて踊ったこともあるし、いろいろなハワイアンのメロディーも記憶の中にある。普通の中学生が知っていると言うことは、この話は当時、日本中に評判だったのかも知れない。私が行ってるスポーツクラブのスタジオメニューに、フラダンスのレッスンがあって、すごく好評だ。エアロバイクをこぎながら、スタジオを見ていると、華やかなスカートを履いて、みんな楽しそうだ。レッスンを受けている人が、一緒にしようと誘ってくれる。担当の先生も、私の足の状態を知っていて、できるところからしたらいいですよと言ってくれる。4月からのレッスン、受けてみようかな。
2008.02.05
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香取慎吾は、子どもと一緒がよく似合う。以前スマスマの中で東北のある地域を走る汽車の車両に、地元の子どもたちと一緒に絵を描くという企画があった。沢山の子どもたちと描くテーマを決め、絵の具にまみれて一緒に描く彼は、子どものままの無邪気さと純粋さと素直さを持った青年だった。でも、子どもが沢山いるから、トラブルも起こる。そんな時は、じっくり話を聞いてあげて、頼もしいお兄さんになる。いつも笑顔で優しくて、お日様のようなぽかぽかした雰囲気を持っている。小学校5年からSMAPの一員で、お兄ちゃんメンバーに可愛がられて育った彼も、30才になり、今度のドラマで初の父親役になるという。どんな父親役を見せてくれるのかとっても楽しみにしていたが、冒頭5分で、ツボにはまってしまった。彼女のビデオレターからドラマは始まる。夢は、いつも花のある部屋で、君と私と子どもと一緒に暮らすこと。でもその彼女は、自分の子どもを出産してすぐ死んだ。香取慎吾扮する英治は、一人娘の雫と共に、いつも花のある生活を送る。赤ちゃんの雫と一緒にたんぽぽをとり、夏の暑い日にはアサガオを植え、雫を保育所に預けながら、道路工事の仕事や、建設工事現場の仕事をし、雫と一緒にプリクラを撮り、一緒に遊び、そしてお金を少しずつ貯めて、駅の近くに花屋を開いた。無邪気に笑いながらも、宝物のように、大事に大事に雫を育てていく英治の目が寂しい。雫は小学校2年生。学校の人気者だが、ずきんを離さない。自分の誕生日が、母親の命日と同じことに疑問を持ち始めた雫は、父親の英治が母親を思い出さないようにかぶったらしい。英治は「北風と太陽」の話をしながら、母親の死は雫の責任ではないことや、雫が沢山のことを自分に教えてくれたと話した。頭巾の雫の目から大粒の涙がこぼれる。そして、雫は頭巾をとった。わあ~ここもツボ。すごい子役が現れた。頭巾をとって現れたのは、賢そうで澄んだ大きな瞳の子。以前、剛君のドラマで子役の凛ちゃんがブレイクしたけれど、この子もきっと人気が出るとおもう。盲目の女性(竹内結子)が現れて、恋に落ちていきそうなんだけど、これが、本当は見えていて、わざと近づいて何か裏がありそう。脚本が野島伸司だしなあ。2転3転、どろどろの世界があるんだろうか。素直にピュアなラブストーリーで見たいなあ。
2008.01.15
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BS2で4日にしていたのを録画した、「サウンドオブミュージック」を見た。映画の冒頭から、見入ってしまった。すばらしい景色。ジュリーアンドリュースの美しく響く声。何年たっても色あせることのない、不朽の名作だ。懐かしいなあ。ほとんどの歌が歌えるよ。でも、筋は知っているのに、見たことのない場面が多いのに気がついた。この映画が公開されたのは、1965年、私が中学2年の頃だ。仲の良かった友達の間で、「サウンドオブミュージック」が面白い。また見に行った。レコードも買ってもらった。と、評判だった。私も見てみたいが、うちの家は浪人中の兄もいて、末っ子の私のそんな声を、誰も真剣に聞いてくれない。友達の家に行くたびに、レコードを聞かせてもらい、歌詞を写して、覚えて歌い、深夜劇場でしていた「菩提樹」という映画が同じ内容だと知って、自分も見たような気になった。挿入曲は、小学校でも取り上げられるようになり、「エーデルワイス」は、リコーダーの練習曲の定番だ。音楽の先生の中には、高学年の子どもたちにこの映画を見せる先生もいて、部分的には、何度か見ている。でも、じっと続けて見たことがなかったというわけだ。英語を習いたての子どもが、夢中になって、覚えたい、歌いたいと思うような映画って、今あるかなあ。そう考えると、やっぱりすごい映画だ。3年前の夏の旅行で、バスでドイツからオーストリアを通って、スイスに入った。地平線まで見える緑の丘に、広がる牧場や点々と立つ小さな家や教会、そして小さなお城。絵本の中のような景色は、3年前私が行ったときと同じような感じだった。美しいものを、ずっとずっと大切にしているんだろうな。映画が上映された40年前も、映画の舞台になった70年前も・・・
2008.01.06
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いつもはほとんどテレビを見ないのに、月曜日だけは大活躍。オンタイムで見ることは少ないが、今録画して見ている番組は5つ。月曜日の「ガリレオ」と「SMAP×SMAP」と「太王四神記」木曜日の「3年B組金八先生」そして日曜日の「たかじんのそこまで言って委員会」「ガリレオ」は、東野圭吾の原作で、毎回トリックが面白い。主役の湯川教授を演じる、福山雅治の魅力も満載だ。スカッシュをしたり、ロッククライミングをしたり、料理をしたり、福山ファンへのサービス映像じゃないかと思うくらい、毎回湯川教授はいろいろなことをする。湯川教授は、犯罪解決の糸口を見つけると、急に、そばにあるものに数式を書き出す。微分・積分のような式だが、その式が合ってるのかすごく気になる。物理学を勉強している人に、どういう公式か聞きたいなあ。福山雅治と柴崎コウが主役だが、毎回豪華なゲストが出てくる。1話には唐沢寿明、4話には香取慎吾、広末涼子や深沢恭子も出てきた。「SMAP×SMAP」は、惰性のように録画している。ケーブルテレビをデジタルに変えて、HDD内蔵のデジタルチューナーにしたので、今までいつも保存していたスマスマを、最近は見たら消去している。マンネリ化して、あまり面白くないなと思う時もあって、見ないで消してしまっても、残念だと思わなくなった。でも、先週の「ガリレオ」のパロディーは面白いと思った。吾郎ちゃんが福山君の湯川教授、慎吾君が柴崎コウを、似ていたのも笑ったが、吾郎ちゃん扮する湯川教授の書く式が、ものすごく簡単な数字とCCBとかで笑った。このコントを考えた作家さんは、きっと私と同じ疑問を持ってるに違いない。「太王四神記」は後にして、「金八先生」。昔見たこともあったが、長いこと金八先生は見ていなかった。しかし、学校選択制などの内容が興味があって、今回はわりと見ている。HPの裏サイトを使ってのいじめがあったり、無理難題をおしつける保護者がいたり、学校選択制で周りの評価ばかり気にする管理職を相手に、もう定年も近いだろう金八先生が、生涯平教員として孤軍奮闘している感じだ。前の総理の時なら、こういう番組を作れたのかな。総理が替わっただけで、教育の改革の雰囲気ががらっと変わったように思う。説教臭いけれど、私は金八先生も武田鉄也も好きだなあ。ドラマの中で、出てくる詩もいいなあ。「たかじんのそこまで言って委員会」は、大阪ローカルの番組。政治・経済・芸能・いろいろなことを丁々発止と討論し合う。司会は、やしきたかじんと、辛坊治郎 (読売テレビ解説委員) パネラーは、 三宅久之、田嶋陽子、勝谷誠彦、宮崎哲弥、橋下徹、桂ざこば、などの面々にいろいろなゲストの計10人。大阪府知事に立候補?と辛坊さんと橋下さんの名前が出たが、この間は、「自公だけとちごて民主も推薦してくれたら、橋下さん、本当は出たいんとちゃうの?」なんて、本人に直接聞くぐらい本音トークが満載で面白い。そして、今見ていたのが「太王四神記」イントロダクション物語の舞台は、紀元前から7世紀まで、中国東北部から朝鮮半島に存在した国「高句麗」。高句麗の人々は、数千年もの間、自分たちが神の国「チュシン」の末裔(まつえい)であると信じ、約束された王を待っていた。そしてある晩--ついにチュシンの王の誕生を告げる星が夜空に輝いた。同じ日に王家に生まれた二人の男の子。チュシンの王を守るべく眠りから目覚めた四神たち。四神の神器を手に入れようと企む闇の勢力。引き裂かれた姉妹……運命の歯車は大きく回り始めた。チュシンの王の星のもと生まれたタムドク(ペ・ヨンジュン)が、数々の困難を乗り越え、天から与えられた四神の神器とその守り主をさがし当て、真の王へと成長する物語。優しさと強さを兼ね備えたタムドクを演じるペ・ヨンジュンの演技が見どころ。先週の1話は、神話の時代。今週の2話は、タムドクや四神の守り主の子どもの頃。韓国ドラマを見てると子役が上手いなあと思う。珍しく、ダンナも面白いと一緒に見ている。NHKのハイビジョンで放送しているが、これを見たくてデジタル契約に変えた。ハイビジョンなのに、テレビは10年前のもので、画面がきれいじゃないので、液晶のちょっと大型のテレビを買うことにした。HDDもケーブルテレビのレンタルだけでは全話録画できそうにないので、別にHDDも買うことにした。ちょっと、お金をかけすぎだなあ。今日の2話は、ペ・ヨンジュンは全く出なかった。でも面白い。CGがすごくて、映画を見ているみたいだ。見逃した人には、1月5日、1話から4話まで一挙再放送されるらしい。
2007.12.10
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最近よく見るCMで、見る度にちょっと嫌な気分になるものがある。部屋の臭いを消す○ァブリーズのCMだ。多分3種類あると思うのだが・・一つは、お母さん(坂井真紀)と息子がお好み焼きを食べていて、「二人でお好み焼きをしているのを、お父さんに見つかったらどうしよう」と言うような感じで、カーテンなどに○ァブリーズをスプレーして、ゴルフから帰ってきたお父さんに、素知らぬ顔で「お帰り」と言う。二つ目は、お父さんと息子が焼き肉を食べていて、「焼き肉を食べたのをお母さんに見つかったら大変」とか言いながら、○ァブリーズをかけて、また、素知らぬ顔で、お母さんに「お帰り」と言う。もう一つ、お父さんが、「カラオケに行きたくないのに誘われた」とか言いながら、上機嫌で歌っているのもあったんじゃないかな。ただでさえ、家族が希薄になっている時代に、どうしてこんなコマーシャル流すかなあ。クラスの中でいじめのある時、先生のいないところでは、ひどいことをしていたりするのに、教室へ入っていくと、あわててその痕跡を隠し、素知らぬ顔で良い子を演じる、いじめをする子どもたちは巧妙で、普通に聞いても絶対に言わない。そんな雰囲気の悪さをちょっと思い出した。家族の中でも、隠し事があったら気まずいと思うのに、どちらも子どもが、楽しんでいることを隠して、表裏のある子どもに育つことや、仲間はずしを正当化するような、家族なのに、居心地の悪さを感じるんだけど。もっと見て楽しいCMを考えればいいのにな。家族で焼き肉を食べている時に、急にお客さんが来て、あわてふためいて、ママはお化粧をし、パパは焼き肉を片付け、ぼくは○ァブリーズをするとか、の方がいいのに。
2007.11.14
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ケーブルテレビをデジタルにした時に割引があったので契約したWOWOW。10日、11日の土日は、SMAP特集~。吾郎ちゃんの「笑の大学」剛君の「日本沈没」慎吾君の「忍者ハットリ君」中居君の「模倣犯」木村君の「武士の一分」と立て続け。みんな一応録画したものの、見るかなあ。「模倣犯」と「武士の一分」は映画館で見ているし。見たいと思っていたのが「笑の大学」でも、一昨日の夜も、昨日の夜も見ながら寝てしまってる・・・ダンナが一昨日の夜、私が寝た後も一人で見ていて面白かったのにと言っていた。それで、今日続きを見たわけ。<あらすじ>舞台は昭和15年。日本は戦争への道を歩み始めていた。国民の娯楽である演劇は規制され、台本も警察の検閲を受けなければ上演できない。そんな時代に、笑ったことがない検閲官・向坂睦男(役所広司 )と劇団「笑の大学」座付作家・椿一(稲垣吾郎)が警視庁の取調室で出会う。向坂は「このご時世に、不謹慎な喜劇など上演する必要はない」と考えているため、“笑の大学”を上演中止に持ち込むべく、椿の台本に対して「笑い」を排除するような無理難題を課していく。しかし、椿は上演許可を貰うため、向坂の要求を飲みながらも更に「笑い」を増やす抜け道を必死に考えていく。三谷幸喜が脚本を書き、舞台で何度も演じられてきて、二人芝居として評価の高い作品だが、映画の中でも役所広司と稲垣吾郎と二人だけのやりとりでほとんど進められる。椿が台本を持ち帰る度に、向坂の要求に答えているのに、どんどん面白くなっていく。三谷幸喜の台本の巧みさを感じさせる。やっぱり役所広司が上手いなあ。堅物の向坂が少しずつ喜劇の面白さにのめり込んでいくところが実に上手い。真面目すぎて滑稽なところを上手く出しているなあ。吾郎ちゃんも、長い台詞も多く、真面目で一途な青年を好演していると思うけれど、早口になると発音が不明瞭になるところがあるのがちょっと残念。でも、役所さんに沢山のこと勉強させてもらったんだろうなあ。表現の自由を奪われ、笑うことさえ禁じられている時代。ちょっと前まで、そんな危険な道にこの国が進んでいくような不安を覚えた。椿に召集令状が来て、台本はそのままになるが、椿は生きて帰ってきたんだろうか。エンディングで、脚本通りに演じる役者がいろいろ出てくるが、何か夢物語のような気がしてしまう。椿のように才能のある若者が、大勢戦争で亡くなったんだろうなあ。この映画が上映されたのは2004年。そんなところにも、三谷幸喜のメッセージを感じる。
2007.11.12
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土日、ダンナが法事のために田舎に帰っていた。昨日はプールへ行って、その後マッサージをしてもらいに行って、お墓参りをして・・・夕方から、のんびりテレビ三昧。先日からハードディスクに録画していたものを消化した。見た映画、CSでしていた「かもめ」見たドラマは、「ガリレオ」の第3話と、この間からお昼にしていた、「HERO」再放送の、第5話、第6話<あらすじ>サチエ(小林聡美)はフィンランドの都市、ヘルシンキで「かもめ食堂」という名の日本食の小さな店を営んでいる。 ある日カフェにやってきた日本かぶれの青年に「ガッチャマンの歌の歌詞」を質問されるが、思い出せず悶々としていると、町の書店で背の高い日本人女性ミドリ(片桐はいり)を見かける。 もしや、と思い試しに「ガッチャマンの歌詞を教えて下さい!」と話しかけると、見事に全歌詞を書き上げるではないか。 旅をしようと世界地図の前で目をつぶり、指した所がフィンランドだった…というミドリに「何かを感じた」サチエは、彼女を家に招き入れ、やがて食堂で働いてもらう事に。一方、マサコ(もたいまさこ)は両親の看護という人生の大役を務め終え、息抜きにフィンランドにたどり着いたものの、空港で荷物を紛失されてしまう。空港が荷物を探す間にかもめ食堂へとたどりつく。生い立ちも性格も年齢も違う3人の女性が、奇妙な巡り合わせでかもめ食堂に集まった…。オールフィンランドロケで、去年公開された映画だ。今、「かもめ食堂」と同じく小林聡美・もたいまさこ主演、荻上直子監督で「めがね」が上映されているんじゃないかなあ。「ガッチャマンの歌」ああ、「誰だ、誰だ、誰だ~」の後、私も思い出せない。ミドリが書いた時、私もホッとした。客が来なくても一生懸命コップを磨き、夜はプールへ行ったり、「膝行」(しっこう、膝で歩く独特の鍛錬法)をして自分を鍛え、そして手早く料理を作る。自分の意志をきっちり持って、凛と生きるサチエは魅力的だ。特に大きな事件とかあるわけではないけれど、ゆったりと時間が流れて、かもめ食堂に人が集まってくれようになる。いごごちのいい時間を過ごしたような気分になった。「かもめ食堂」のメイン料理はおにぎり。私も、途中で何度か画面を止めて、コーヒーを入れ、おにぎりを作った。
2007.11.04
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娘がレンタルしてきた映画を一緒に見た。「手紙」という、昨年上映された映画だ。<あらすじ>武島剛志は、高校3年生の弟である直貴が安心して大学へ行けるような金が欲しくて、家宅侵入・窃盗を行なうが、家の住人に見つかり、結果殺人を犯してしまう。そのために直貴は「強盗殺人犯の弟」という目で見られ続けて世間の壁を感じ、さらにそれが、何をやるにも足かせとなった。ただ、小さな幸せが欲しいだけなのに、そのつかんだ幸せのカケラを本当の幸せに変えようとするとき、「強盗殺人犯の弟」ということがばれてしまうのだった。その度に彼の想いは揺れる。公表、隠蔽、、絶縁、寂寥、哀憐と…。刑務所に入っている兄ととれる唯一のコミュニケーションが手紙だった。それが疎ましくても懐かしくても。「容疑者Xの献身」で直木賞を受賞した、東野圭吾の小説の映画化だ。今、月9のドラマ「ガリレオ」も面白い。本を読んでいなかったので、推理小説だと思ったらちょっと違った。犯罪者の家族に降りかかる差別という重いテーマだ。「強盗殺人犯の弟」と言うことで苦しむ主人公、武藤直貴を山田孝之、弟の為に殺人を犯してしまう兄武藤剛志を玉山鉄二、直貴を一途に思い、かたくなに閉ざされた直貴の心を開いていく同僚に沢尻エリカという配役。やっぱり3人とも若手実力派俳優と言われるだけあって上手いわあ。娘に笑われるぐらい、泣けた。直貴は、原作ではバンドを目指すという設定だったらしいけれど、映画ではお笑い芸人。漫才が上手くて、漫才を聞きながら大笑い。なのに、最後には刑務所で漫才をするところでは、笑いながらも、それを聞きながら涙を流す玉山鉄二の演技も秀逸で、泣けて泣けて・・・この間ぷっつん会見で話題になった沢尻エリカも、若い時と、母親になってからを見事に演じわけ、落ち着いた優しさを感じさせるのはさすが。この人の出演作を見るのは初めてだったけれど、女王様ともてはやされるわけだ。自分は、差別をしない人間だと思っていた。出身や学歴や外見や、そんなもので差別するのは馬鹿らしいものだと思っている。でも、犯罪者だったらどうだろうか。やっぱり、ちょっと怖くて、できたら関わりを持ちたくないんじゃないだろうか。たとえ本人じゃなくて、家族であっても。犯罪を犯すというのは、それぐらい重い十字架を背負うということだろう。そういうことも考えさせられた映画だった。
2007.10.31
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先週の金曜日、ハングルから帰ってきて、プールに行くまでの間、ちょっとお昼を食べながらと思って付けたテレビに見入ってしまった。「徹子の部屋」に出ていたのは、高島礼子似の艶やかな女の人。踊っている様子がビデオで流れたが、そのしぐさもとてもきれい。あまりの美しさに、舞台を見ながら涙を流している人もいた。それが15歳の少年と聞いてなおびっくり。劇団朱雀という小劇団の女形、早乙女太一、天才女形として、今、すごく話題になっているらしい。「CMの後、お化粧を落として普通の少年になって登場してもらいます。」ご飯を食べおわったらすぐプールに行こうと思っていたのに、その姿も見たくなった。出てきたのは、ジャニーズ風の普通の美少年だが、15歳にしては、すごくしっかりした受け答え。4歳の頃から舞台に出、学校も点々としたらしい。自分でお化粧もするらしく、その様子も流れたが、アイラインを引くのも手早い。今は劇団の座長の2代目として、若いけれど団員の生活も支えているという自覚があるのだろう。見終わった後、録画しておけば良かったと思った。そして今日、何げなくスーパーに置いてある雑誌を見ていたら、婦人公論の表紙に、早乙女太一「話題沸騰!15歳・天才女形の素顔」という文字発見。最新号じゃないのに、思わず買ってしまった。ちょっと気になるこの天才女形、今後の活躍に興味津々。
2007.08.06
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最近、草なぎ剛が洗濯機を拭きながら、「妻の誕生日に洗濯機を洗ってあげる。今年はそんなに汚れていない。」とか言ってるアリエールのCMをよく見る。一見とって~も優しそうで、いいダンナさんという感じだが、なぜに誕生日?年に一回しか洗濯機の掃除をしないの?という感じだし、誕生日のお祝いなら、もっと素敵なプレゼントとか、家事を手伝うのなら、もっと体力のいることをして欲しい。誕生日にたまたま洗って、洗剤の変わったのに気付くってことは、普段洗濯手伝わないんだな。洗ってあげると言うのも、なんか上から見た物言いだし、結局優しいダンナさんじゃないな。という風に感じてしまう。このCM、剛君のキャラクターだからさまになってるけど、SMAPの他のメンバーなら、全く違う印象を受けそうだ。もし、中居君なら・・・洗濯機は古そうだ。「誕生日だから、洗ってやんべ~」と言いながらも、「こんなのちゃっちゃとやりゃいいんだよ」とか言って、洗剤の変わったのなんか気がつかないだろうなあ。もし木村君なら・・・あ~実生活が見え隠れして、木村君、静香さんにこき使われてんのかな~なんて感じそうだ。もし吾郎ちゃんなら・・・隅々まで点検して、洗濯の仕方や、洗剤についてのうんちくを述べそうで、あ~反対に掃除して欲しくない。もし慎吾君なら・・・掃除だけじゃなくって洗濯も楽しみそうで、「いろんな洗剤や柔軟仕上げ剤試して見ようよ」という感じで、洗濯機をきれいにするアリエールよりも、いい香りのするボールドを使いそうだ。なんて、SMAPってやっぱり想像するだけで遊べるわあ。剛君は声もいいからCMに合ってるんだろうな。日本広告機構の「学びたい・・・」とか言うのも剛君の声だなと思ったんだけど・・・
2007.03.23
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10話(最終話) 「決意の死~未来へ」<あらすじ> HPより阪神銀行の大介(北大路欣也)と阪神特殊製鋼の鉄平(木村拓哉)父子の裁判はいよいよ大詰め。鉄平側の唯一の切り札、銭高常務(西村雅彦)が証言台に立つために裁判所に現れた。かれは、借入表を大介に改ざんするよう命じられたことを明らかにする。形勢が不利になってきた大介に大同銀行の綿貫専務(笑福亭鶴瓶)も合併話は夢物語なので勝負から降りると宣言するが、大介はまだ打つ手はある、と強い眼差しで綿貫を引き止める。その打つ手とは意外なものであった。その手の内が鉄平の元へ届くまでそう日にちはかからなかった。高炉計画の再開プランを一之瀬工場長(平泉成)と考える鉄平の所へ四々彦(成宮寛貴)が血相を変えて飛んできた。何と阪神特殊製鋼の会社更生法が適用され、その破産管財人に帝国製鉄の和島所長(矢島健一)が任ぜられることになったというのだ。阪神特殊製鋼の専務室で倉石弁護士(萩原聖人)と今後の対策を考える鉄平。しかし、そこへ和島がやってきた。彼は、阪神銀行と阪神特殊製鋼に関しての裁判、その提訴を取り下げてきたと伝える。既に破産管財人の和島によって、役員を解任された鉄平は、阪神特殊製鋼の人間ではなく、その裁判を起こす権利もない。そこで、会社の経営権を持つ管財人の自分が提訴を取り下げてきたと言うのだ。提訴を取り下げるということは、阪神特殊製鋼が非を認めたことに他ならない。さらに、それに輪をかけるように、大蔵大臣の永田(津川雅彦)も、阪神銀行擁護のコメントを出したことで、阪神銀行の名誉が保たれたのであった。阪神特殊製鋼を後にする鉄平の背中は心なしかいつもより小さく見えた。彼はひとつ大きな決意を、それは、変わることのない決意を抱えていたのだった。鉄平の最期の表情、大介が鉄平の最期の手紙を読んだ時の表情、どちらも迫真の演技で見応えがあった。それにしても皮肉な結末、戦時中の血液検査の間違いが、疑念を生み、一族の運命を狂わせてしまった。でも映画版で、戦時中の血液検査の間違いなんて言ってたかな。DNA鑑定の結果と言ってたように思ったんだけど。鉄平は、どこら辺で自殺を考えたんだろう。大介に、お前は生まれなければ良かったと言われた時や鯉に石をぶつける時のくやしそうな表情は自殺には繋がらないと思ったし、早苗や子どもに泣きながら電話をかけるのも未練がましくて繋がらないと思う。演技と手紙と自殺の関係にどうもしっくりこなくって、これはまた原作を読まなくてはと思った。鉄平の遺影を抱いて、車で庭を回る時に流れてきた挿入歌がちょっと気に入っている。毎回、途中で流れてきて、なんか聞いたことのある歌だなあと思ったら、娘が剛君のでていた映画「ホテルビーナス」で流れていたと言う。イーグルスの「DPERADO」という曲だそうだ。でも、その場面での銀平の上着の袖の短さがちょっと気になったけど・・・毎週見てきた「華麗なる一族」もとうとう終わり。木村ドラマは、「ロンバケ」「ラブジェネ」「ビューティフルライフ」など、あんなに何度も何度も見たのに、「プライド」は嫌いだと思ったし、「エンジン」はHDDに録画していたのに、間違って消してしまい結局見ずじまい。「華麗なる一族」も全部録画したけど、もう一度見るかな?木村君を見ていると、やっぱり老けたなあと思ってしまうし、その演技違うんじゃないと思ってしまう。私ってやっぱり、木村ファンじゃなくなってるのかな。
2007.03.20
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第9話 「最期の親子対決」<あらすじ>HPよりついに、鉄平(木村拓哉)と万俵大介(北大路欣也)の父子での裁判が始まった。原告席と被告席で対峙する二人にマスコミも注目した。高炉建設に当たって80億円もの融資を行った阪神銀行が、阪神特殊製鋼を帝国製鉄に売却するために倒産に追い込むなどありえない、と主張する大介側と、20億円の融資を急遽撤回するという行為が、倒産に追い込んだまさにその証拠であると主張する鉄平。鉄平側の弁護士・倉石(萩原聖人)の質問に対し、大介はとても冷静沈着に答える。ところが、そこへ倉石は、決定的な証拠を突きつける。阪神特殊製鋼の錢高常務(西村雅彦)が融資銀行団に提出した借入表には、追加融資20億円の返金は2月15日と記されている、ということだが、鉄平らが社内を探し回って発見したもう一つの借入表には、融資の返金が1月31日となっているというのだ。実は、その1月31日という日付は、まだ高炉の突貫工事が決定していない日付。もしその借入表が真実の借入表だとしたら“20億円の追加融資を撤回したために、阪神特殊製鋼の高炉建設は突貫工事に突入せざるを得なくなり、その結果事故を招かせ阪神特殊製鋼を倒産に追い込む”というシナリオが完成する。それはすなわち、大介が己の銀行を肥やすために行った行為のひとつとみなされるというのが鉄平側の主張である。はたしてどちらが本当の借入表なのか?鉄平側は、次回の証人としてその真実を知る銭高常務を申請し、一回目の公判は終わった。そもそも阪神銀行から派遣されている錢高は、証人としての出頭を拒む。その彼に「今まで阪神銀行の人間だと思ったことは一度もない。阪神特殊製鋼の人間だと思っている」と、何度も頭を下げて出頭を依頼する鉄平。ところがそんな様子を想像していたかのように、大介は大亀(武田鉄矢)を使って錢高に接近する。いよいよ来週最終回だそうで90分スペシャル。忘れないように、終わってすぐ、DVDレコーダーの予約を延長した。だけど、来週は第10話、普通1クールって11話じゃないのかなあ。視聴率が下がってるみたいだし早めた? 正直私は、毎週惰性で見ている感じで、最初期待していたほどでもないなあと思うのだが、夢中になっている人も多いみたいで、娘や息子たちも毎週楽しみに見ているし、娘の友だちからは、予約を忘れたからDVDを欲しいとよく言われる。今回の見所は、法廷シーン。大介と鉄平が供述するところはどちらも長台詞で迫力があった。私が、このドラマを好きになれないのは、やはり木村君演ずる鉄平が、私のイメージする鉄平と違うからだろう。裁判であってもスタイリッシュな服装、自分の理想を熱く語る姿が、かっこいいけど熱すぎて青臭く見えてしまう。内容は、いよいよクライマックス。銭高常務が証人に来てくれるかハラハラしたが、最後法廷に現れた。鉄平有利に見える最後だが、次週予告では翻ってしまいそうな感じ。早苗や家族がみんな泣いていて、どうしたの?何が起こったの?と、いう風に見える。(知ってるけど・・・)木村君が子どもとキャッチボールしたり、絡むシーンが良いなあといつも思う。実生活が見えてきそうなので避けているのかも知れないが、木村君が父親役の、親子をテーマにしたドラマが見てみたい。
2007.03.11
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第8話 「鉄平出生の真相」<あらすじ> HPより鉄平(木村拓哉)の心に、亡くなったつる乃屋女将・鶴田志乃(多岐川裕美)の手紙が深く残っていた。あなたの父親は万俵敬介だというひとことが…。それは、祖父の生前の様子から、女将が憶測したことに過ぎないのだが、一応病院で敬介の血液型などを確認してみる鉄平。結果、敬介の子でも、大介(北大路欣也)の子でもある可能性があることだけがわかる。結局心が晴れない鉄平。そんな中、阪神特殊製鋼に融資していた銀行による事故処理委員会が招集される。会議の席上、財務調査の結果事故発生以前に、20億円もの資金が少なかったことが判明する。それは阪神銀行が“みせかけ融資”で、20億円を実際に融資しなかったからのことなのだが、結果、サブバンクである大同銀行がメインバンクの阪神銀行の融資を10億円をも上回るという事態に陥っていた。さらに、阪神銀行から融資を得られなかった分を、取り返すため高利の金に手を出し、相当額の負債を抱えていることも発覚する。その原因追求の矛先は、阪神特殊製鋼の経理担当常務・錢高(西村雅彦)に向けられる。結局、すべての銀行から会社更生法の申請を検討するように告げられてその会は終わった。そして、鉄平はついに核心に触れる質問を母・寧子(原田美枝子)と大介に向ける。 事故処理委員会での、大同銀行専務・綿貫(鶴瓶)の嫌味さがうまいなあと思う。阪神特殊製鋼の銭高常務(西村雅彦)の大介の顔を伺う様子といい、脇役がいいなあ。二子が父大介に「お兄さんの会社を最初から潰すつもりだったのですか」と聞いているところに早苗とやってくる鉄平、拍手をしながらの登場はちょっと違和感を覚えた。怒りで、出生の疑問を投げかけようと思っている時に拍手をしながらくるかな?これは、木村君の意見かな?涙をためた鉄平の顔はいいなあと思うんだけど、同じように涙をためた大介に迫力負けしている感じ。北大路 欣也は、時代劇チックに見える時があるけど、木村君以上の目力と迫力そして弱さを見せる。 すごくお金をかけてる大作なのに、重厚感を感じないのはなぜだろう。毎回出てくる、敬介の自画像の影響かな。このところ、惰性で見ている感じ。鉄平に、木村拓哉の魅力を感じない。感情をストレートに表現しすぎているからかな。木曜日の「拝啓、父上様」の二宮君には、微妙に悩んだり、じわじわうるうるしていく表情に、毎回うまいなあと感じてしまってる私です。
2007.03.04
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第7話 「悲劇の高炉爆発」<あらすじ> HPより珍しく銀平(山本耕史)が鉄平(木村拓哉)の会社にやってきた。建設中の高炉を見上げて、兄の夢に感動している様子だ。そんな銀平を鉄平が昼食に誘う。そこで、鉄平は鉄に対する夢を熱く語っていた。そこへ、今回の高炉建設では甚大な協力を約束してくれた人足頭(六平直政)がやってきた。鉄平は彼に銀平を弟だと紹介すると、「それなら、弟に格好良いところを見せないと」と人足たちに声をかけられ、「今日も若の奢りだぞ!」と大声を張り上げる。対する鉄平は、今日はダメとじゃんけん勝負をすることに…。結果は鉄平の勝ち!がっかりする人足たちであったが、結局は既に鉄平が払っていて、格好良いところを見せることとなった。様々な仲間をどんどん増やす鉄平に銀平が感心している頃、阪神銀行では親密な会談が行われていた。その会談のメンバーは、阪神銀行頭取で鉄平の父・大介(北大路欣也)、阪神銀行専務の大亀(武田鉄矢)、帝国製鉄所長の和島(矢島健一)。彼らは、鉄平の高炉がどんな突貫工事を行おうとも完成しないよう、帝国製鉄の新規工事に作業員を引き抜くという相談をしていたのだ。大介は、自らの銀行生き残りのために、息子の会社を潰すことを画策していたのだ。その上、大同銀行の綿貫専務(笑福亭鶴瓶)に、阪神銀行との合併話を持ち込んでいたのだ。そんな事態と時期を同じくして、相子(鈴木京香)の思惑に乗せられた、万俵家二女の二子(相武紗季)は、鉄平のためを思って、時の総理大臣・佐橋の甥、佐橋和也(猪野学)との見合いに臨んでいた。だんだん、自分の出生のことが原因で、大介から疎んじられていることを知っていく鉄平の表情がいいなあと思うが、今回は何度もお祖父さんの肖像画が出てきて、その度にがくっとくる。木村君に似せたつもりだろうが、あまりに貧相で、以前ペ・ヨンジュンに似せた冬ソナの銅像が大ブーイングで取り壊されたのと同じだなあと思う。映画版のように、肖像画ではなく、木村君が特殊メイクかなんかして、お祖父さんの写真にした方がよっぽど良かったんじゃないだろうか。36年前の映像で、お祖父さんの後ろ姿と声が出てくるが、誰だろう。高炉の大爆発など、迫力があって、お金がかかってるなぁと思う。それだけに、あの肖像画が残念。今日も、早苗の服装は好きだなあ。でも、二子の服装は、あまり好きじゃない。洋服とおそろいのヘヤバンド、普段の服装に手袋も変に感じる。二子の言葉遣いも、漫画チックなほどお嬢さん言葉でちょっと気恥ずかしいと思ってしまうのは私だけかなあ。
2007.02.25
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第5話 「万俵家の崩壊」<あらすじ> HPより鉄平(木村拓哉)が業務提携を取り付けて来ていたアメリカンベアリング社が吸収合併されたというニュースが飛び込んできた。阪神特殊製鋼の錢高(西村雅彦)の報告を受けた大亀(武田鉄矢)は、鉄平が追加融資の依頼にやってくるということを大介(北大路欣也)に連絡するが、大介は、小が大を食う合併を急いでいるこの時期にそんなことに手を貸す余裕などないと断る。そんな鉄平の所に大同銀行の三雲頭取(柳葉敏郎)が訪れる。彼は、追加融資を前向きに検討すると約束するが、メインバンクの阪神銀行の追加融資が未だに取り付けられていないことに驚く。その三雲をさらに驚かせたのが、鉄平の口から出た、大川一郎代議士(西田敏行)の闇献金の記事をリークしたのは阪神銀行であるという事実であった。三雲はその足で、大介の元へ向かった。阪神銀行が今後阪神特殊製鋼へ追加融資をするのかどうかを確認するためである。ところが、大介は、鉄平には強い意志と才能があると力説する三雲に、小さい蜘蛛が大きな虫に襲い掛かる光景を重ねていた。そう、三雲との会談を終えた大介は、大亀に大同銀行の内情を洗うよう命じたのだ。いよいよ、大介の標的は大同銀行となるのか?三雲の尽力もあり、阪神銀行から20億円の追加融資が決定した鉄平であったが、大川の死でもっとも恐れていた事態が勃発する。帝国製鉄所長の和島(矢島健一)が、今後の銑鉄供給契約を更新しないと告げてきたのだ。小が大を食う合併を勧めるために、息子の会社をも窮地に追い込もうとする大介の策略。ますます、内容が面白くなってくる。自分が大川をおとしめておいて、部下をかわりに左遷するなど、大介の冷酷さもだんだん明らかになってくる。でも、今回ちょっとなあと思ったところは、海に落ちた作業員を鉄平が救う場面。これは、原作にもあるのだろうか。あまりにも、鉄平がヒーローのように描かれすぎていると思うのだが。鉄平一人だけが海に飛び込んで助けに向かう。専務が飛び込んだら、他にも手助けしようとする部下はいないのか。見守っている間に、ロープ探せよと思えてくる。おまけに引き上げてから、人工呼吸も鉄平がしている。助け出すだけで、力一杯だろうに。その上救急車には、おぼれた人しか乗せないし。冬の海で、鉄平があまりに強靱な身体過ぎて違和感を覚えた。
2007.02.18
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第5話 「運命を分けた死」<あらすじ> HPより大川一郎(西田敏行)の闇献金記事に憤怒する鉄平(木村拓哉)のことを案じて、大同銀行頭取・三雲が訪れてきていた。三雲は、ただがむしゃらに働き、アメリカ進出と高炉建設を成功させることが、大川の舅への一番の励ましだと信じている鉄平にある噂を伝える。闇献金の話は政治の世界には色々な意味があるのかもしれないが、銀行家の間では別の意味があると言う。三栄銀行は、銀行初の合併を水面下で進めていて、どの銀行も金融再編で生き残るために、一番最初の合併を狙っている。その一番手と噂される三栄銀行の合併を阻止しようと、どこかの銀行が黒い噂を流したのではないかというのだ。勿論真実は闇に包まれたままだが、鉄平には、考えを巡らすことがあった。ところが、病床の大川は、諦めていなかった。自分を陥れた人物を徹底的に探し出そうとしていたのだ。そんな父を案じる早苗(長谷川京子)は治療に専念してと頼むのだが、大川は、反して鉄平のことを案じるのであった。そんな折、大蔵省は三栄銀行と平和銀行の合併に代わる新たな合併を画策していた。その中には何と阪神銀行も含まれているという事実を、伝えるべく、美馬中(仲村トオル)は自宅に大介(北大路欣也)を招いていた。その際、大川の噂をリークしたのが阪神銀行だということが漏れていないか、と確認する話をしているのを、長女の一子(吹石一恵)が聞いてしまう。ところが、志半ばにして、大川は息を引き取る。昨日、友だちと電話を終わって、さあ追っかけ再生して見ようとテレビの前に座った午後9時8分、ぎゃ~~録画し忘れている。うちは2代のDVDレコーダーを使い分けていて、「華麗なる一族」は居間のレコーダーに毎週予約している。それなのに、先週、同じ時間帯にしていた日本映画チャンネルの長澤まさみ主演の「タッチ」を後で居間で見たくて、「華麗なる一族」の予約をとき、娘のDVDレコーダーで録画したんだった。急遽、録画しながら見ていったが、画面は大川の病床で鉄平が手を握っているところから。今、5話のあらすじを読んで、その部分がほとんど見られなかったことがわかった。病床で、悲しさと大川を死に追いやった相手への怒りで強いまなざしの鉄平(木村)は迫力があると感心しながらも、コートの襟から伸びるカールした髪はじゃまだなと思い、ふわっとした前髪も、あの時代にはそぐわないなぁと思う。まだまだ長髪に偏見があって、会社員はほとんど7・3分けかオールバックの時代だったと思うのだ。木村君、役に徹して髪を切れば良かったのにとも思うが、木村君って髪型によってすごく幼く見えてしまうところがあるからなぁ。キジ撃ちで、誤って大介に弾が当たってしまう場面は、何度も予告編で流れた。インパクトが強いので、大介が死んでしまったのではと思った人が多かっただろう。1974年の映画版でも、鉄平(仲代達矢)が、大介(佐分利信)を撃った場面でBGMが大きくなり、画面が暗くなって「しばらくお待ちください」と表示が出た。かなり長い時間そのままで、殺してしまったんやろかとドキドキしてしまったが、今回はCMの後、すぐ大介が出てきたので、ドキドキ感は少なかった。キジ撃ちの場面での木村君の服装が、なかなかかっこよくおしゃれ。しかし、親子関係に不信感を抱いている上に、この弾に当たった事件で、ますます大介は鉄平に対して憎しみを抱いていくのだろう。今回は、高須相子の弟が出てきて、相子の過去も少し明らかになる。「普通に生きろ」という弟の言葉が、将来、相子が人生を転落していくのではないかということを予感させる。今回は、鉄平と早苗の寝室での場面があり、この場面はBYJの「四月の雪」でのワンシーンと重なるところ。BYJとTK、またDVD見直して比較してみようっと。
2007.02.12
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第4話 「悲しき裏切り」<あらすじ> HPより万俵鉄平(木村拓哉)の会社、阪神特殊製鋼が開発した新素材を、アメリカンベアリング社が、高く評価し、全米自動車業界へ大々的に展開させたいと申し出てきた。それは世界最大の鉄鋼国アメリカへ進出するという、日本鉄鋼業界の悲願を実現するということであった。同じ頃、金融再編を急ぐ大蔵省では、連日のように都市銀行同士の合併案が討議されていた。銀行の生き残りをかけて、小が大を食う合併を目論んでいた阪神銀行の頭取・万俵大介(北大路欣也)は、三栄銀行の吸収合併を画策していたが、有力取引先への根回しは済んでいるものの、決め手となる弱点を掴め切れずにいた。このままでは、阪神銀行より大きな三栄銀行に飲み込まれてしまうだけだと案じている大介は、その弱点探しを徹底させる。そんな大切な時期に、もうひとつ大切な行事が万俵家一同を待ち受けていた。銀平(山本耕史)と安田万樹子(山田優)の結婚式だ。その披露宴会場は、さながら政財界のパーティーのようであった。大蔵大臣の永田格(津川雅彦)、元通産大臣の大川一郎(西田敏行)、そして、その二人の出席を微笑んでみているのは、新婦の父・大阪重工社長の安田大左衛門(石田太郎)であった。彼は大介に、時期総理候補二人とパイプを築いている万俵家と親戚になることで鼻が高いと喜んだ後、大介が合併先として目をつけている三栄銀行の噂話を話し始めたのだ。それは、三栄銀行から政界への闇献金の話であった。しかも、その闇献金を受け取っているのは、鉄平の義父で次期総裁候補の大川一郎だということが発覚する。ところが、順調に見えた鉄平の会社にも、急を告げるニュースが飛び込んでくる。いつも、豪華絢爛なのにちょっとがくっとするところもあるこのドラマだが、今回はそんなところもなく、銀行の吸収合併を画策する大介の駆け引きなど、どんどん内容が面白くなってくる。三栄銀行の件は、映画では取り上げてなかったところ。ことごとく鉄平に敵対する大介に反して、義父の大川一朗(西田敏行)の優しい言葉。病気をおして、通産省に来た大川を送る鉄平の目が潤んでるのを見てじーんときた。今回、高須相子(鈴木京香)の悪女っぷりの炸裂している。この役、鈴木京香もここまで嫌味で居直ってると、やりがいがあるだろうな。女性陣、特に早苗(長谷川京子)の服装に、そうそうあの当時(昭和40年代)こんな風なロールカラーの襟の服や、ぴったり体の線が見えるアンゴラのセーター流行っていたなと思って懐かしくなった。私は中学生だったけど、姉があんな服装をしていたので。
2007.02.04
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いよいよ3話。1・2話に続いて、これはCGか?ラジコンで操作しているのか?と思った、またまた変なものが・・・・・このドラマ、万俵家の家具調度品とかにすごいお金をかけているのも話題になっているが、そのわりに所々チャチーと笑ってしまうようなところもあるんですけど・・・第3話「引き裂く運命」<あらすじ> HPより阪神銀行から高炉建設の融資に関する連絡が来た。何とその結果は、50%の融資のうち10%を減額するというのだ。驚いた鉄平(木村拓哉)は、思わず飛び出しそのまま車のハンドルを握った。向かった先は、阪神銀行頭取室。応対したのは専務の大亀(武田鉄矢)。 大亀が静止するのも聞かず頭取室のドアを開けた鉄平であったが、そこに、父・大介(北大路欣也)の姿はなかった。その足で鉄平は大介の家へと向かう。はたして、そこには弟・銀平(山本耕史)の見合いの準備を進める大介と相子(鈴木京香)がいた。阪神銀行の役員はみな融資に賛成していたにもかかわらず、減額となったことを今一度考え直して欲しいと願い出る鉄平であったが、その話に割って入ったのは相子であった。親子の話に水を差された鉄平は、相子を怒鳴り散らす。険悪なムードが蔓延する万俵家のリビングルームの雰囲気を何とか取り繕ったのは、家に帰ってきた銀平であった。父と争っても無駄だと説き伏せる銀平。諦めた鉄平はひとまずその場を去った。翌日、瀟洒なホテルで、銀平の見合いが行われた。見合い相手は大阪重工の社長令嬢、安田万樹子(山田優)。見つけてきたのは勿論相子だ。家柄、資産、どれをとっても万俵家に嫁ぐに相応しい女性であった。満額融資が受けられず高炉建設の資金が足りなくなった鉄平は、阪神特殊製鋼の経理担当常務錢高(西村雅彦)と共に、東京へと向かった。彼は自分の熱意を伝えれば、高炉建設のための融資に賛同してくれる銀行があるはずだと、自らの足で銀行回りを始めたのだ。ところがその融資も思うように行かなかった。そんな折、次期総裁候補との声も高い義父・大川一郎(西田敏行)が鉄平に助け舟を向ける。おおっと思ったのが、大介と鉄平が対峙する場面。「何をおじいさんに嫉妬しているのですか」と言って大介を怒らせてしまった鉄平。横から諭した高須相子を「口出しするな」と鉄平が突き飛ばし、激怒した大介が鉄平の頬をたたく。北大路欣也の目力がすごい。映画のネタバレになるかなと思って書くのを控えていたけれど、鉄平がもしかしたらお祖父さんの子どもではないかと大介が疑っているのがもう誰でもわかるなあ。銀平のお見合いの席でも、鉄平がお祖父さんに似てきたと言われて、大介は複雑な表情。銀平は大介に似ていると言われる。そういえば山本耕史は北大路欣也とちょっと似ている気がする。鉄平は東京で、融資してくれる銀行を探すが、途中で自分が通っていた東大工学部冶金科と、下宿に寄り、かつての恋人、鶴田芙佐子(稲森いずみ)と出会う。芙佐子の設定は、映画ではなかったが、原作ではあるのかな?1話で、高須相子に無理矢理引き裂かれたようなことを言っていたが、エンドロールで芙佐子が「私の出生と何か・・」とか言ってたので、芙佐子は鉄平のお祖父さんの子どもかなあ。同名の知人がいるもので、「鉄平、錆びるなよ」と、鉄平を励ました芙佐子の言葉が、今回個人的に気に入った。融資の危機を救ってくれるのは、大同銀行頭取、三雲祥一。(柳葉敏郎)50才と言う年齢設定だが、映画の二谷英明と違い、柳葉敏郎はどうも年よりかなり若く見えて、大銀行の頭取に見えない。三雲と一緒にキジ撃ちに出かけて、そこに出てきたのが先に書いた、不振な動きのイノシシ。ちょっとチャチな感じで笑ってしまう。毎回、こんなふうな感想で、最後まで見られるのかなあ。
2007.01.28
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