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ニュースを見ていたら、映画「おくりびと」が米アカデミー賞を取った模様が流されていました。「デパーチャー」「おくりびと」って英語題名は「デパーチャー」って言うのですね。departureでしょう。空港の出発ゲートに書いてあるヤツですね。出発、出て行くということかと思いながら頭をめぐらせていると、でも「おくりびと」って逝く方じゃなくって、送り出す方だよな、ということは邦題の意味を表現するならperson who sends ・・とかなんじゃないのかな?なんて頭に描くながら、台所にいた家内に、「おくりびと」って英語の題名をデパーチャーって言うんだってと話すと、「デパーチャー、旅立ちね」という答えが返ってきました。おお~、旅立ちと訳すか・・・邦題に沿った雰囲気の訳だなあ、その言葉出てこなかったと「すばらしい」を連発しておきました。「でも「おくりびと」って送り出す人のことでdepartureと違和感あるんだけど」って聞くと、「そうね」とにっこりされた。あかん、またこの微笑みにやられてしまいます。「じゃあさ、この世に生まれてくる時は、arrivalかなあ」と聞くと、「この世に新しいものを生み出すんだから、arrivalはなんか合わないような感じ」ってまた微笑まれた。あかんまたや。仕事場について辞書で引くと、「見送る」はsee・・offだって。今度はエキサイト翻訳で、「納棺士」と入れると、Person of putting in a coffinだって、お棺に入れる人ってわけね。スクールイングリッシュな私には、これが限界ですが、いかにもアメリカの映画らしい題といえばそれまでだけど、departureではなんか味気ない感じがしました。昨夜、ホンダ提供の番組を見ていたら、気に入ってるスヌーピーのインサイトCMに混じって、バイクのCMも流れました。バイクのTVCMなんて、ついぞ見なかったような。しかもそのCM、私が乗ってるバイクの新型の宣伝でした。赤いヘルメットから出た髪をなびかせた女子と、白い男子が海岸線の道を走ってる。「僕も、あんなんしたいな~」音楽がとてもいい雰囲気で、映画のラストシーンみたいと思ってしまいました。「ここに行き着く映画、作れるよね」って、自分の乗ってるバイクのCM見ながら嬉しくなりました。250ccという今流行ってる1000ccオーバーのスーパーバイクより、一回りも二回りも小さいバイクだけど・・・「feel the real, HONDA VTR」
2009/02/28
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(昨日の日記の続き。日曜日のことです)生まれて初めてロードバイクに試乗し、自転車屋さんを後にしました。次はヨットハーバーです。そのままr13を南下しR43を右折して西宮を目指します。甲子園球場の周りのカバーがはずされており、外観の化粧直しは終わったようです。蔦がない甲子園なんて、なんか今一です。船にポンプを入れ、ノースショップでノースのステッカーを2枚購入しました。バイクと車に貼る予定です。3時近くなり、そろそろ予報の雨の時間帯になってきました。六甲山にかかる雲はまだ大丈夫そうですが急がねば。途中で、ポツンと雨が落ちてきましたが、カッパも着るほどでもなく、3時半ごろ家に戻りました。10分もするとカッパを着た方がいいなという降りになってきて、ギリギリセーフでした。お墓参りから帰ってきた次男を、家内と一緒に駅まで送り、戻ってきました。次男君の仕事の話も家内から聞きました。次男は、去年就職したばかりの新人君ですが、かなりがんばってるようです。みんなより多くの種類の仕事をさせてもらってるみたいです。その分、覚えることがみんなより多いみたいですが、それがまた楽しいみたいです。就職を決める時、通常の会社訪問とは別に、社長さんに時間を作ってもらい、その為に東京まで行き、直接差しで話をして決めました。「僕は将来社長をやろうと思っています」と、いきなり将来設計を語ったそうです。自分に自信を持ってるからこういう行動を取るのだと思います。密かに、うちの子達は、失敗しても否定せず褒めて接してきたから自信を持つようになったんだと思っています。見ていて、わが子ながらカッコいいです。子供達は、やがて新しい家族を持って僕らから離れていくからいいとして、子育てを終了した僕ら夫婦の新しい形の模索です。子供達に負けないように、カッコよくしていたいです。「あそこが痛い、ココが変」って、病気の問屋さんを嘆いていてもつまんないです。長年お世話になった身体だから、段々あかんようになるのは仕方ないことです。そんなのは受け入れて、でも常にチャレンジしていたいです。進化といえるかどうかわからないけど、バイクの免許を取って里山のポタポタ一人ツーリングが趣味に加わりました。バイクツーリングでロードバイカーにたくさん出会うようになり、新しい姿が見えてきました。この日も、明月峠や逢坂峠で数台のロードバイクが上り坂の練習をしていました。バイクのローリング族みたいに、坂の下と上を周回してる風でした。去年の秋ごろからそんな話を家内にしていると、長年夫婦をやってると以心伝心するのか、来月インテックス大阪でやる「「アウトドアフェスティバル」に行ってみない?」と家内から誘われました。家内は来月仕事で東京に行きますが、ちょうどその日は「東京マラソン」の日で、「走るのを趣味にしてるお客さん夫婦も抽選に当たって走るんだって」と教えてくれました。「僕らも一緒に走る?」「走るの~歩くのなら大丈夫だと思うけど」「走るのはしんどいけど、自転車ならいいんじゃない?足腰の負担も自転車の方が少ないみたいよ」と、軽く何気なく誘っています。オートバイから見た、縦に並んでロードバイクで走ってるご夫婦の姿が、かっこよく脳裏に焼きついています。家内は運動系ではないので、あそこまでは無理でしょうが、女性用の小さめなクロスバイクなら楽しめるかもしれないなと思っています。スポーツバイクなら、すぐ簡単に車輪がはずせて組み立てられるから、電車に自転車を手荷物にして乗り込んで、旅先で組み立てて乗るのもいいのかなと。うちの車なら、車輪をはずさなくても2台の自転車ぐらい積めそうだから、車の少ない田舎まで車で行って、そこで自転車してもいいです。家内が無理して僕に合わせても、お互い楽しくないようになるので、ゆっくり少しずつ乗ってみたいなと思うように導いて、子供達が小さな時に子供達を後ろに乗っけて2台の自転車で半日の小自転車旅行したみたいに、子供達抜きでやってみたい。30分での1時間でも、一緒に走るときっと僕ら夫婦の新しい世界が広がるように思います。まずは目標「目指せ小豆島一周・1泊2日の旅」です。美容命の家内には日焼けは禁物なので、いきなり頓挫の憂き目かもしれませんが、ゆっくりひそかに計画を実行していこう。オ~!
2009/02/27
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(昨日の続き。日曜日の事です)自転車屋さんに着き、横っちょにバイクを置き、「こんにちは」過去2回「日曜日は混んでるのかな」と思ってウィークデーの昼休みにお邪魔して話を聞きました。日曜日は、新車購入と思われる親子のお客さんと、旅の途中で修理に来られたような青年、更にママチャリが壊れたから新しいのを欲しいと入ってこられた近所のおっちゃんがいました。ほんまは家にもっと近い、我が家の自転車御用達のお店がいいのですが、スポーツ自転車はやってないようで、車で前を通った時にインプットされていたこのお店を思い出して、ここで話を聞いています。大手のチェーン店もいくつかありますが、店主が変わらないお店の方が長く付き合えるので好きです。こういうものは、バイクを買ったときもそうですが、買って終わりというものではなく、使い方のあ~だこ~だ、壊れた時のあ~だこ~だ、不快な時の修正のあ~だこ~だ、こういうことをいろいろ聞けることが重要だと思うから。(この日の最後に名詞をもらったのですが、店の名前と店長さんの名前が違ってて、ちょっとビックリしました。チェーン店なの?どう見ても雇われ店長さんとは思えず、自分でやってる風なのになあ)「前言ってた試乗に来ました」と告げると、ジャイアントの465というサイズのロードバイクを用意してくれました。この初心者用ロードバイクは、自転車とは思えない7万円というお値段です。それでも一番安いまともなバイクだそうです。数社のカタログをもらいましたが、100万円を越すものまで載ってて、確かにこれが一番安いものでした。お店にも何十万円というロードバイクが置いてあります。一度もロードバイクに乗ったことがないので、どこがどう違うのか全く分からないです。そこで試乗させてもらうことになったのですが、前回は雨上がりで、晴れた日に来てくださいと言われていました。これは、私の身長170cmに合うサイズだそうです。今まで自転車といえば、24インチとか26インチとかのタイヤサイズで、自転車全体の大きさも決まってましたが、スポーツバイクの世界は、車輪の大きさは同じでも、体格に合わせて全体の大きさを数種類の中から選ぶようになっているそうです。このバイクは、タイヤサイズは700とか言います。何が700なんかようわかりませんが。ロードバイクは総じて細いタイヤを履いていますが、これは25Cというサイズで、一番速い23Cより太めになっています。細いと速いけどこけやすいのかもしれません。店長さんが言ってたのは、細いとタイヤの空気が少ないから路面の凹凸を拾いやすい、太い方がクッションがマシということでした。ギアチェンジの方法を教えてもらい、いざ出発です。サドルにまたがると、両足爪先立ちで不安定です。こかしたらあかんので少しサドルを下げてもらいましたが、基本サドルの高さはこんなもので、足の力が十分にペダルに伝わるようにお尻は高めになるそうです。止まってる時は、サドルから前に下りて、横バーの上をまたぐ姿勢になるそうです。そういえば、みなさんそんな感じですね。この自転車は、ハンドルとサドルの間の横バーが水平ではなく、少しサドル側で下がっています。サドルから下りた時、大事なところがゴツンと行かないように、これも初心者向けだからかもしれません。この自転車、めちゃくちゃ軽いです。「ほんまに?」と思えるほどの軽さです。いきなり店の前のr13は怖いので、裏道を走り出しましたが、交差点が多くブレーキばっかりで気持ちよさは感じられませんでした。ギアチェンジが、ブレーキのところについており、左右に動かしてチェンジします。小中学生の時乗ってた変速機付き自転車は、ハンドルとサドルを結ぶバーの左右に車のシフトレバーのようなのが付いており、かっこいいなと気に入っていたのですが、今はこんなとこに付いてるんですね。前乗ってたその自転車は、10段変速で、ウインカーまで付いてたと思います。さすがに前にカウルは付いていませんでしたが、仮面ライダーが自転車に乗ったらきっとこんんなのだろうと思うような自転車で、実にかっこいい自転車でした。でも今見たら、ダサいの二乗ですね。自転車の世界も随分変化しています。走行中のノーマルポジションは、ドロップハンドルのブレーキがついてる角のようになってる所を持つそうですが、その手前を持つ方が楽です。補助ブレーキ(初心者用だから付いてます)がついてる横バーを持ったり、ドロップの下バーを持ったりしましたが、下バーの姿勢は最初はしんどいです。最初このお店を訪問した時は、「通勤前に自転車で運動でもした方が健康維持の為にいいかな」という程度だったので、ドロップハンドルなんて考えもしませんでしたが、「慣れると横バーの自転車より楽ですよ」と言われて、いろいろ聞くうちに、ドロップハンドルに変わってしまいました。「歩く時、掌は内側向いてますよね。そのまま前に出して握るのがドロップハンドルの姿勢で、横バーを持つと手をひねるから不自然なんです」なるほど、納得です。「横バーなら、持ち方は1つだけど、ドロップなら横バーを持ってもいいし、縦にハンドルを持つ時も上と下バー2つの持ち方が出来、同じ姿勢に疲れたら持ち方を変えることができます。寝返りしませんか?」ますます納得です。「だから長時間走る自転車競技のバイクは、ドロップハンドルになってます」最後は、r13の歩道をゆっくり走りましたが、歩道のガタガタがダイレクトに伝わり気持ち良くありません。速く走るために軽く作られているので、タイヤが細いです。初心者用だから一番細いのではないけれど、これでもゴツゴツ来ます。「来月とか再来月とか、もう少し暖かくなったらまた来ます」と言って、自転車屋さんを退散しました。乗り心地はいいとは言えないけど、とても面白そうで魅力的です。10段変速で、スピードに乗ってギアを上げるとスピードが増し、友達をみんな置いてけぼりにした小学生時代の記憶が蘇りました。ガタガタ来るなあと思いながら、顔はほころんでいたかもしれません。「じゃあこれを下さい」と買っちゃいそうでしたが、今買ってもまだ寒いし、一緒に買ったほうがいいと言われたクッション入りのパンツや鍵など、お店が暇な時にじっくり話を聞いて決めたいので、一旦撤収です。それのもう一つ、もし家内が乗るとしたらどんなのがいいかも相談したいので。家内は運動系の人じゃないので、ドロップハンドルなんて絶対無理って言うと思うけど、ひょっとすると一緒に乗れるかなと思って。クロスバイクという横ハンドルだけど、これと同じように10kgぐらいしかない軽いスポーツ自転車もあります。スポーツ自転車は、簡単に車輪がはずせるので、電車で一緒にどこかに行って、駅で組み立てて走るというのはどうかなと。美容命の家内だから、あかんかもしれないけどね。
2009/02/26
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(昨日の日記の続きです。日曜日のことです)R477からr4に右折しました。前から「見てみたいな」と思ってた「野間の大けやき」を見るためです。すぐに大けやきはありました。予想以上に大きな大木でした。バイクを停めて、大ケヤキを写真に収めます。樹齢1000年以上で、大阪一で日本での4番目に大きなケヤキだそうです。しめ縄が巻かれ、横には資料センターまでありきちんと保護されているようです。こんな大きな木を見ると、「神が宿ってる」と自然に思え手を合わせたくなるのは、日本人だからでしょうか。そのまま進むと、舗装されていないとはどうしても思えない明月峠を経由してR173に至るのですが、途中でr604を南下することにしました。R173とR477の間を南下すると位置的に「知明湖」があるはずです。知明湖の外周道路r106に合流するとすぐに知明湖が見えてきました。周囲の広いところには車が停まっています。バス釣りのメッカだから釣り人でしょう。キョロキョロしながら、一庫ダムの上を渡りR173に合流しました。このr604後日談がありまして、この日記を書くためにツーリングマップルを見ていると、なんと土日祝日は二輪通行禁止だそうです。「うそぅ?何処にもそんな標識なかったよ。もう解除になってるのかな?」と川西警察に電話して確認しました。通行禁止は続いているようで、警官がいたら、バイク初の違反切符を頂戴するところでした。「セーフ」でも「通行禁止ならもっと分かるように表示しとかないとあかんのんちゃうんやろか」バイク乗り入れ禁止になるような峠のワインディングロードでもない平坦な道です。車は普通に走ってるし、なんともおかしな規制です。なんか引っ掛け問題みたいです。知らずに切符切られた人も多いと思いますし、みなさん納得がいかないでしょう。まあこれからは通らないようにしないといけませんね。担当の警察官の方が、丁寧に説明してくれました。多分同様の問い合わせが多いのでしょうね。暴走するバイクが怖いとハイカーから苦情があり禁止にしたそうです。でも暴走族はぐっと減り、バイク乗りの年齢も上がり趣味でゆったり走る方が多くなったので、規制解除を検討しないといけませんね。と言われていました。まあ模範解答ですね。で、バイク乗りからの団体交渉でもない限り、結局何もしないというパターンだと思います。バイク乗りの宮様が、「せっかくいい景色なのに、通れないとは残念ね」とでも言えばいっぺんに解除されそうです。素直にR173を南下しましたが、池田まで下るのもなんか芸がない感じなので、多田のダイエーさんのところで右折して猪名川を渡り、猪名川沿いを走るr12の旧道に入ります。川西能勢口まで下ってきて、r12本線に合流する手前で、再び裏道に入りR176に出てからr12に合流しました。ここから本日の目的「自転車の試乗」をするために、自転車屋さんまでr13を南下します。ところがまた浮気心が・・・途中でバイク屋さんに寄り道して、バイク用ETCを見ました。一体型の小さいのが良さ気でしたが、取り付け費用も含めると3万円もします。ううむ、車用はキャンペーン利用でほぼタダで付けることが出来たのに、これは高杉晋作です。「3万円引きキャンペーンとか、やらないかなあ」
2009/02/25
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週末、次男が東京から帰って来ていましたが、私に特に用事はありません。ということで、日曜日は必然的に一人遊びできるバイクの日になりました。船にプシュプシュポンプを持っていくことと、雨が降ると予報が出てる夕方までに自転車の試乗に行く事を決めてバイクで出発です。バイクに乗るのは久しぶりです。法事・法事・学生と神戸港クルージングと3週乗りませんでした。昨夏にバイクを買ってから、こんなに空いたのは初めてです。さてエンジンはかかるのでしょうか?キックスターターがついていないので、バッテリーがアウトだったら、車とケーブルをつながなければなりません。めんどくさいです。一抹の不安を胸にキーを回すとライトはつきます。チョークを引っ張りスターターをプッシュすると、一発で軽快にエンジンが回りだしました。すぐに回転数が上がり、チョークもすぐに戻せました。ホンダVTR250、このバイク優秀です。さすがにプロのバイク便御用達です。いつものように長尾山トンネルを抜けて北摂里山地帯に入ります。r33・r319を経てr12に合流し、杉生の交差点を目指します。そこを東に曲がり、R173をまたぎR477まで行ってみようと。我が家のお墓がある霊園の手前に「サーキット」の看板が目に入りました。霊園のある山の裏にサーキットがあるのは知っていましたが、行ったことはありません。「冬だから閉まってるかなあ」と思っていましたが、レーシングカートが2台走っていました。レースでもあるのか、他に10台ぐらいのカートが整備をしています。しばし観戦です。気持ちよく曲がって走っています。冬走りに来てるがらいだから2台ともとても速いです。トイレをもよおしてきたので我が家のお墓がある霊園の事務所にお邪魔です。大きな霊園なので事務所も大きいです。いつものようにお墓参りの方が多数暖をとっておられます。この事務所、バケツやひしゃくを借りれるのは当たり前で、お花も売ってて無料のお茶もあり、椅子も机もたくさんあり大勢で休憩も出来ます。お線香も売ってるので、何も持ってこなくてもお参りが出来るようになってます。なかなかいい霊園です。今回は、お墓まで上がるのは面倒だからおまいりはパスです。2週間前に来たばかりだから、親父も笑ってくれるでしょう。再び走り出し、杉生の交差点を東にr602に入ります。前通った時はもっと寂しい道だったように思いましたが、今回はなんだか道幅が広がり快適に感じました。前は車だったからかもしれません。R173に出るまでの途中で南に曲がると「長谷の棚田」があるのですが、「冬に行ってもなあ」と今回はパスです。R173を横切り、続いてr104と交差しました。ここで小さく2回曲がり、前方に見える山を登って東に向かうr4に入りました。GPSを積んできていないのでよくわかりませんが、東に進めばR477に当たるはずです。明月峠に上りB&Gの施設に寄り道し、更に先に進むと工事用看板が目に入りました。「この先未舗装・・・」、この道は初めてなので「君子危うきに近寄らず」の心境になりUターンすることにしました。Uターンしようとゆっくり曲がると、「あれれ・・・危ないかも」と足で踏ん張るが・・・こけてしまいました。これでこかすのは3回目です。いっつも坂道でこかします。しかもいつもほぼ止まってる時に。うんこらしょっとバイクを立てて被害調べです。まあほとんど無傷ですが、前こかした時作ってしまったマフラーの傷が幾分濃くなったかもです。「くそぅ、そのまま上って、もっと平たくなるところでUターンしたらよかったぞ」再び名月峠を戻り、長男君が通っていた能勢射撃場が見たくなりr54を北上することにしました。ココだと思って寄り道した大阪府の野外センターにはなく、またr54に戻って走り出しました。「瑠璃渓」という看板が見えてきたので、そっちに進路を取ります。「瑠璃渓」を経てR477と思っていたのですが、頭に浮かべた地図がおかしいようで、いつまで経っても「瑠璃渓」がありません。なんか西に向かってるような変な感じでしたが「瑠璃渓」にたどり着きました。冬に渓谷の流れを見ても寒くなるだけなので、「日帰り温泉700円」という情報だけを頭に入れて通過しました。この道は何処に行くのかなと更に進んでいると、突然R372に出ました。「ああ、そうつながってるのか」と理解し、R372を東進し、R477との交差点を南に入り、やっとこR477です。正月に家内と来た「妙見山」に上がる道r4を今度は妙見山と反対方向西方向に曲がります。最初の予定では、R173からr4でココに出てくるはずでした。
2009/02/24
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週末、次男君が帰って来ていました。金曜の夜、仕事から戻り玄関の鍵をしていると、「全部閉めないでね」と家内から。我が家の玄関鍵は3つあります。2つは表からも開きますが、1つは内側からだけしか開錠できません。普段は1つ鍵を掛けますが、夜は3つ全部に鍵をかけます。「誰も帰ってこないのに、何で閉めないのかな?」と思っていると、「ター君が帰ってくるから。9時に新幹線に乗るって言ってたから、お迎えの電話が入るんじゃない?」って。「そう言えば、帰ってくると言ってたな」と思い出しました。どうりで、冷蔵庫のデザートが増えたわけです。「父親なんて、ほんまあきませんな」12時ごろ「迎えに来て」電話が入るんじゃないかなと思いながら寝ましたが、結局次目覚めたのは朝でした。既に次男君は自分の部屋で寝ていました。彼は土曜日、出身校の卒業作品展を見に行き、その晩は同期としゃべったのでしょう、日曜日の朝帰ってきました。私は日曜日、9時頃バイクでポタポタ走りに行ったのですが、次男君は昼まで寝ていて、午後から家内と母を乗せて、父のお墓参りに行きました。私が帰ってきたのは、雨が降り出した午後3時半ごろで、次男たちが帰ってきたのがその1時間後ぐらい。今度は私が運転し、家内と一緒に次男君を新大阪駅まで送りました。その帰り、次男君と話したことをいろいろ教えてくれました。「ター君が朝起きてきて、「お父さんは?」って聞いてたよ。「バイクでどっかに行った」と答えると、「お父さんバイクの趣味なんてあったっけ?」だって」次男君が東京に行ってしまって1年、人は変わるのです。お父さんだって変わるのです。バイクの免許を取ってバイクを購入し、里山のポタポタ走りをするようになり・・・そして今、更にお父さんは進化?しようとしています。家内にはまだ内緒なんだけど、2週間ほど前に自転車屋さんに話を聞きに行きました。カタログをもらってきました。1週間ほど前には、機種を絞って話を聞いてきました。そして、この日の午前中、ロードバイクを試乗させてもらいました。まだどうするか決めてないけど、お父さんはどんどん変わります。こういうのは進化と言えないのだろうけど、とにかく変化しています。人生変化しなきゃつまらないものね。
2009/02/23
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最近、気に入ってるTVCMがあります。ホンダが「グリーン・・・」という宣伝で、新しいハイブリッドカー・インサイトの宣伝です。最近は、車にあまり興味がないので、車の宣伝を真剣に見ることはありませんでしたが、久々に気になっています。「ウッドストックやスヌーピーがかわいい」というのもありますが、値段の安い車も日本メーカーのラインナップに加わるんじゃないかという期待を抱かせるからです。「どんなにすごいエコカーだって、手に入らなければないのと一緒だよね」というフレーズが気に入っています。だって、最近の車の宣伝は、「こんなに豪華な装備が付いてます」とか「パーティー帰りのドレッシーなご婦人をエスコートする」とか、そんなのが多かったような。それに惹かれて、「どれどれ」と価格を調べてみると、「こんなんで300万もするの?」と、学生時代の車の価格がしみこんでる私にすれば、みんな高すぎます。ココ3台乗り継いでるハイエースやキャラバンのワンボックスワゴンなんて、サイズはでかくなってるのに、室内空間は反対に狭くなっています。しかも値段は随分高くなってて、どうなってるの?状態です。リモコンキーなんて、僕には単なるおもちゃです。鍵穴にキーを突っ込んで開ければいいだけのことで、こんなのをいっぱいつけて値段を上げるのに納得できません。いろんな装備を削って、もっと安い車を出さないと、新たに車を乗り出す大学生の世代が車に乗らなくなるよと思ってしまいます。若者受けするかっこいいけど安価なエントリーモデルがあまりないような。オートマチックがほとんどで、運転自体が面白くなくなってるし。「走る・曲がる・止まる」の基本をしっかり押さえて、他のを削った安い車がラインナップにあってもいいんじゃないかなと。私の初めての車は、中古でしたが「ブルーバードSSS」というブルーバードシリーズの中で、エンジン出力を高めたスポーツモデルでした。江ノ島から、140km/hで高速をぶっ飛ばして帰ってきたこともあります。今は安全などで、こういう車は作れないのかもしれませんが、「セリカ」「カローラレビン」「スプリンタートレノ」など、1600ccクラスに若者向けのスポーツマインド車がありました。Gパンはいた男子学生が男友達とぶっ飛ばすイメージです。こういう車がゆっくり走ってると、大抵助手席には女子が乗っていました。今は装備が豪華になり、車も綺麗になり、お金持ち風学生が2000cc以上の車に乗って、余裕のエンジンで走ってるイメージです。はっきり言って、「車、高すぎます」今度発売されたインサイトですが、宣伝文句に惹かれて細かいところを調べてみました。1300cc、1.2トン、189万~220万円、室内長さ1935*幅1430*高さ1150。この車のターゲットであろうトヨタのハイブリッド・プリウスは、1500cc、1.3トン、230万~340万円、室内1890*1440*1225。先輩のプリウスに乗せてもらった時感じたのは、「300万もするのに室内が狭い」でした。購入の時、同じような大きさの車と比べて100万円高かったそうです。先輩も、「燃費はいいけど、最初の価格差を取り戻すことは出来ないだろう」と言ってました。インサイトの宣伝文句は、ずばりそれでした。ハイブリッドカーなのに、従来の車とほとんど変わらない価格ですね。売れると思います。装備を豪華にして車の価格を上げて利益を大きくしてきたトヨタの戦略が変わるかもしれません。日本の他メーカーも、トヨタに右に倣えでしたから、本だの投じた一石は大きいと思います。ホンダがF1を撤退して、残念に思いましたが、「こっちにチャレンジしてきたか」と「がんばれ~」と思いました。
2009/02/21
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結婚記念日のプレゼントを注文してしまいました。元々プレゼントをすることが苦手なタイプです。学生時代の友人には、せっせとアルバイトして、高いブランド物のバッグなどをプレゼントしてるヤツがいましたが、僕にはそんな芸当は無理でした。なんか物で釣っても、物がなくなれば切れてしまうような気がして。毎日電話するマメさもないので、GFさんに振られたように思います。でも、「毎日電話してこないのが、かえって新鮮だったわ」という家内のような人もいてくれるので、それはそれで良かったのでしょう。結婚1年目以来の結婚記念日プレゼントです。1年目はディナーショーに行ったから、物のプレゼントは初めてです。記念日のプレゼントを探して、「これは」というものがなければ、プレゼントすること自体をやめ、「これをあげたいな」と思うものがあったら、次の記念日にそれをするという、実にアバウトな人間です。結婚記念日は、いつも春の時期になると気になってはいたのですが、ずっとパスが続いていました。今回気になっていたアイテムと記念日がやっとこ合いました。家内も全く期待していないだろうから、サプライズで盛り上がるような気がします。結婚記念日というのは、誕生日とかよりはるかにいろんなことを思い出しますね。だって、ここから僕の家族が始まったんだから・・・これがなければ今はないから。プロポーズした時の事を思い出しました。1月だったか2月だったか寒い時でした。出会って2ヶ月ぐらいで、僕はこの人と結婚しようと決めました。家内の家には、既に何度もお邪魔して親御さんの雰囲気も分かってたし、また旦那さんが学生を始めた義理姉夫婦の静岡の家にも行き、親戚もみんな回りました。結婚は、当人同士が良くても家や親戚も含めて考えることだと思ってる古い考えをする人間なので、2人のロマンスだけじゃなくて、デートで自分の親戚も含めた身辺調査をする僕を家内はどう思ったのかな?変わってると思っただろうけど、僕の意思は伝わっていたように思います。でも、最後の言葉がなかなか言えませんでした。「今日言おう」と思って家を出ても、結局いえずに戻ってくることの繰り返しで、結局「僕と結婚してください」と言えたのは、それから3ヶ月も経ってからでした。でも出会って5ヶ月だから、一般的には速攻の方なんでしょうけどね。言葉を先延ばししてたら誰かに取られちゃうと思ってましたが、3ヶ月もかかってしまいました。家内もシュミレーションしていたのでしょう。「いいよ」と、速攻で返事を返してくれました。速攻での返事は嬉しかったな。それからウチの親に話し、正式に家内の家に行きました。学生なので似合ってなかったと思いますが、スーツを着て。お父さんも、家内から聞いていたようで、いつもの食卓ではなく、ちゃんと座って僕からの話を受けてくれました。その時の印象は、「いつもと違って、なんでお父さんはこんなに不機嫌なんだ?」でした。その後のドラマなどで、女の子の父親は、その時そういうものだというのを知りましたが、当時は「うそ?まさか反対されるの?」と思ってしまいました。「ウソがばれた?」のかとも思いました。家内はお母さんと一緒に食卓の方にいるし、僕1人じゃん・・・お父さんは、僕の結婚申し込みを聞き、家内を呼んで「いいのか?」と確認し、許可を得ました。そのウソは・・・箱入り娘の家内は、家族以外と1度しか外泊したことがありませんでした。女子中に通っていた頃、仲の良かった友達が単身赴任中のお父さんに会いに行く時ついていって、お父さんの家に数泊しただけでした。スキーをしたことがない家内を、「一緒にスキーに行こか」と誘ったのですが、「お父さんが反対するからダメ」という返事が返ってきました。そこで当時僕が仲間とやってたスキーツアーのパンフレットを持って、お父さんに僕から交渉しました。しぶしぶOKを得て、僕はそのツアーのスタッフからはずれ、お客さんとして家内と一緒に参加しました。これに味をしめ、もう一度同じようにお父さんと交渉しました。今度は、もしお父さんから現地に電話が入った時の対処をスタッフに頼んで、家内と別のところに行きました。新幹線と電車で大糸線を北上し、白馬乗鞍高原の「白馬アルプスホテル」に行きました。ここは当時ホテルのプライベートゲレンデのような感じになっており、宿泊施設が少ないので、空いていました。ナイターゲレンデを見ながらディナーを食べ、離れにあるチャペルで行われる結婚式へのホテルからの誘いに乗って、一緒に祝いました。とても素晴らしい経験をし、帰りの白馬の駅で吹いて来たそよ風に、無性に胸が高鳴りました。僕が「結婚してください」と家内に言ったのは、そのすぐ後だったように思います。あれから29年も経っちゃった・・・
2009/02/20
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中川財務大臣の記者会見が話題になっています。ニュースでその映像を最初に見たとき、隣にいる白川日銀総裁がなんで止めないんだと不思議に思いました。「中川さんは酔っ払っていた」という話が翌日のニュースで流れましたが、私には「体調不良で今にも倒れそうだ」と見えました。私が隣にいたら、すぐに会見をやめて病院に運ぼうとするでしょう。普通は、脳の病気だと思うんじゃないかなあ。記者さんも普通に質問してるし・・・多分ニュースに流れた映像の後、会見を打ち切り医者に見せるために誰かが連れて行ったのでしょうが、すごい不思議でした。睡眠薬ならいざ知らず、風邪薬ではよっぽど大量に飲まないとあんな風にならないだろうから、真相はアルコールで酩酊状態というのが妥当なところなんでしょうが、こんなに大事な重要な人のこんなに大切な会見に、この状態で臨むとは、サポートの官僚さんも仕事できていませんね。担当者は上司から大目玉を食らったと思います。でもまあ、首相が主役のサミットでの随行ではなくて、自分が主役の財務大臣・中央銀行総裁会議の期間中に、こんなになるまでアルコールを飲める度胸はアッパレでもあります。こんな記者会見、長い人生で初めて見ました。お父さんからの地盤を引き継いだ選挙にとても強い方だったと思いますが、次の選挙で負けるかもしれないですね。僕が選挙民なら投票はしないわ。隣町の首長さんが逮捕されたと新聞に載っていました。収賄罪だそうです。元衆議院議員で、総選挙での連続落選によって、首長さんに転出された方です。衆議院の時は、私の選挙区だったので、この方に投票しました。土建屋さんタイプでやる気にあふれていました。猪突猛進な感じであんまり好きなタイプじゃなかったけど、自民党だし、やる気あるしと思って投票しました。でも、次の選挙の時はなんかおごりがあるような感じで、現職を強調するけど、どうしたいのかご自身のビジョンがない感じがして、民主党の候補に投票しました。そして落選。多くの方が、私と同じような感じを受けたのかもしれません。その民主党候補さんは、その前の初挑戦の選挙で落選していましたが、毎日のように駅前で声を張り上げ、いつも掃除して帰るのを日課にされていました。まだ若い方でしたが、誠実そうな感じと数年間やり続けた根性、やりたいビジョンを語る姿勢に感じるものがありました。今回逮捕された首長さんは、首長になってすぐにお金の問題が発覚し、「やっぱりなあ。そんな感じがしたもんなあ」と、自分の感覚に自信を持ちました。私は、お隣の首長選に当選したのに驚きましたが、せっかく与えられたチャンスでこんなことしたら、もう政治生命は断たれたんじゃないかなあ。お二人とも大きなしくじりをしてしまいましたが、またがんばってください。アメリカ大統領リンカーンの言葉、「あなたがころんでしまったことに関心はない。そこから立ち上がることに関心があるのだ」
2009/02/19
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日曜日に、ヨット部員達と話していたとき、1人が住んでいる大学の寮「熊野寮」の話になりました。何と寮費が月700円ほどだそうです。もろもろ足されても総額月4000円ほど。これで、電気水道代込み。インターネット接続も。更に寮には食堂があり、朝昼晩と3食とも寮食があるとか、夕食でも400円とからしいです。ちゃんとした鉄筋の建物で、「部屋が綺麗」というわけではないけれど、ごく普通に住め、女子も住んでいるとのこと。ココを見たことはありますが、私の目にもごく普通の公団住宅という感じに見えました。元寮生が置いていった漫画やゲームなど、娯楽は何でも揃い、もちろん自由に無料で使用できるとか。そして入寮資格が、籍が大学にあればよく、一般学生でなくても聴講生でもOK。それを聞いて考えました。京都で生活するなら、マンションを借りるより、学費を払ってでもここに住む方が安上がりなのではないかと。普通に仕事をしながら、大学聴講生になったらいいのかも?元々学費が安いので、(マンション借りて5万+電気ガス水道+ネット+本+食費)×12の方が高くなります。大学の寮だから、保証金も敷金もなしでしょう。 なんといっても寮費総額でも、ネット接続費用より安いからなあ。するともっとすごいのを教えてもらいました。同大学の「吉田寮」。こっちは寮費総額で数百円。すごいです。でもこっちは昨年見ましたが、年季が入った木造で、床は絶対ギーギー言うはずです。見ようによっては怪しい雰囲気があり、学生だから住むんだろうという感じです。吉田寮の話をしている時、「300円で誰でも1泊できるし・・・」と学生の口から出てきました。「え~、大学の寮なのに、誰でも泊れるの?」「あそこは、寮生が自主運営しているので、誰でも泊れますよ」と言うことらしい。京都という町は、どんだけ怪しいものが揃っているんだ?日本でダントツの古都を中心とする文化遺産、お寺や神社の総本山がいっぱい、先端企業と学生の町、そこから派生するさまざまなものが、小さな町にごちゃ混ぜに入ってる。奥が深いですね京都。
2009/02/18
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(昨日の日記の続き 日曜日のことです)六甲アイランドに接岸し、一般公開していた「ちきゅう」号を海上から見学したあと、神戸港に向かいました。ここから神戸港には、西にあるポートアイランドと神戸の町の間の神戸大橋をくぐるのが早いのですが、神戸大橋は高さがないのでこの船ではくぐれません。仕方なくポートアイランドの沖を回ります。ポートアイランドとその沖の神戸空港島との間にかかる神戸空港連絡橋の下をくぐります。「これ、大丈夫ですか?」、私もそうでしたが、ここを最初にくぐる人は、みんなくぐれるのか不安になります。橋の中央部の水面からの高さは20m、この船のマストが多分14mほど、余裕でくぐれるはずなのですが、下からマストを見上げ、連絡橋と交互に見て・・・不安になります。橋をくぐり、神戸港の港内に入りました。前からも後ろからも港内観光の遊覧船が来ます。この日は冬にしては暖かく、日曜日でもあるのでお客さんが多いのかもしれません。神戸港の遊覧船は海賊船スタイルなので、学生達は喜んでいますが、大阪の海遊館の遊覧船の方が、立派な海賊船ですね。ポートアイランドに並ぶ大学に沿いながら中に入っていきましたが、期待していた客船や帆船は停泊していませんでした。中突堤前でUターンし、モザイクの横を通り、川崎造船と三菱重工のドッグを見に行きます。修理なのか、お色直しなのか、見上げるようなどでかい船が接岸していました。ココでの目当ては軍艦です。三菱の方に潜水艦がいるかなと思っていたのですが、川崎造船の浮きドッグの方に2艇接岸していました。更に1艇が船底塗装をするのか陸上に上がっています。軍艦なので、真っ黒の砲弾型の船体が、透けてる緑のシートで目隠しされていましたが、その横から十分全容が見えます。さすがに迫力があります。これでこの日のメニューはお終いです。客船や帆船は見れなかったけど、潜水艦と予定外の海洋探査船が見れました。日頃琵琶湖で練習してる学生達は満足だったのではないでしょうか。琵琶湖では、こんな大きな海洋調査船なんていませんし、潜水艦なんて望むべくもありません。再び神戸空港との間の橋をくぐり、大阪側に出ました。まずは遠くに金色に光ってる大阪市のごみ焼却場煙突を目標に、新しい埋立地を交わしたら、今度はいつもの阪神高速の橋にかかるアーチが目標です。空港島を交わしたぐらいからようやく西目の3~4m/sぐらいの風が入りだし、フルセイルでエンジンストップです。もう少しいい風が欲しいですが、フリーで快調に西宮に向かいます。いつものレース海面では、IRCのレースをしているようです。もう少し時間があれば、レース観戦もいいのですが、既に3時で断念です。西宮港に入り、六甲アイランドの方からいい西風が入ってきました。フルセイルでフリーしか走っていないので、クローズにヘッドアップです。ステアリングを部員から交代し、ヒール(傾き)が増し、みんな風上側に上がります。私は下でジブのテルテイルを見ながら操船し、タックを1回した後、学生にステアリングを交代です。ワイワイ言いながら数度タックし、ハーバーバックしました。ハーバー内の売店を冷やかし、ヨットクラブ2Fレストランにお茶に入りました。ハーバーカウンター前で、470級で北京オリンピックを目指していた女子Tちゃんに会いました。またIRCのレースに出てたようです。学生達と30分強お茶して彼らをJR西宮まで送り、帰路に着きました。風はもう少々欲しかったですが、絶好のクルージング日和で、私の今年の初セイリングは最高でした。
2009/02/17
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日曜日は、手伝ってる大学ヨット部の1回生とマネージャー達と一緒にクルージングの日でした。大学生になって初めてヨットというものに触れ、学生ヨットの世界の他にもいろんなヨットがあることを知ってもらおうと数年前からやっています。今シーズンの練習開始と後期テストの関係で、この寒い時期しか日程が取れないので、先週に入って日曜日の天気が気になっていました。金曜の夜から朝にかけて荒れたので、低気圧が東に抜けることで西高東低の冬型気圧配置になり、北西の寒波が入るのではないかと心配しましたが、日曜日はぽかぽかの上天気で朝を迎えました。これも日頃の行いが良いからでしょう。まずは前回乗ってから3週間開いてしまったバイクに行きます。ハンドルに巻いたままにしていた時計の回収のためです。ついでにステッカーをバイク便ボックスに貼り、夜間照明を受けて赤く光る小さな反射板を後ろと横に貼りました。「バッテリー上がってるんちゃうやろか」とキーを入れてみるとヘッドライトが点いたので、まだ生きてるみたいです。こんな陽気はバイクで走らなきゃなあと思いながら、残念ですが荷物を車に積み込みます。9時に自宅を出発です。車に動かしてすぐに電話がなりました。信号待ちで折り返し電話すると、既に駅に着いたとのこと。もう少し早く家を出たらよかったです。本日は1回生5名と2回生女子マネージャー1名です。陸置きのレース艇からライジャケを3つ出し、係留艇に向かいます。エンジンは、一発でかかることはありませんでしたが、快調に回りだしました。トイレを点検すると、相変わらず水の取り入れの方のパイプが不調で、チョロチョロしか水が入ってきません。排水は快調なので、トイレを使う時は、ペットボトルに水を汲んでそこから給水するように伝えて離岸です。先輩から、「燃料ないよ、給油しといてね」の連絡を受けていたので、まずが給油桟橋に向かいます。先客が1隻、後続も1隻と、この陽気に誘われて本日は船を出す人が多いようです。東出口からハーバーの外に出てセイルアップです。風が2m/sほどでセーリング出来そうもないので、メインだけあげて機走です。学生が2校、練習しています。いよいよ始動ですね。海上自衛隊の基地に自衛艦はいないようなので、コンテナ埠頭を目指します。今回は1回生対象なので、オフシーズンのテスト後のこの時期が船舶免許を取る時です。全員先週受けたそうで、月曜日に試験結果が発表されるそうです。学生はみんなお金がないので、毎年教習を受けずに一発本番アタックです。毎年、実技のトップバッターが一番やばいです。反対に言えば、トップバッターが通ればみんな合格だとか。ワイワイがやがや、話をしていると面白いです。埠頭に接岸していたコンテナ船からの荷降ろし作業を見ていると、向こうから機走のクルーザーがやってきます。先輩の船でした。すれ違う時挨拶すると手招きされ、「地球深部探査船がおるで。あの青い鉄柱や」と教えてくれました。ありがたいことです。そして最後に「フェンダーぐらい上げとけ、かっこ悪い」と小言をもらってしまいました。「あっ、すんません。失礼します」。すっかり忘れていました。六甲アイランド西側岸壁に回ると、巨大鉄柱やぐらがタワーのようにそびえる探査船が接岸していました。岸壁には、たくさん人が並んでいます。一般公開してるのですね。「独立行政法人海洋研究開発機構」の看板がかかり、船名は「ちきゅう」でした。「これ一般公募されて名前が決まったんですよ」とO君は物知りです。そういえば、ニュースで海底下7000mまで掘れると聞いたことを思い出しました。波や潮の影響がある海上から、どうやって真っ直ぐそこまで掘れるのか疑問を感じました。GPSやジャイロで船位をピタリ一定に保つのでしょうね。すごいものです。パイプがたくさんあります。掘った穴にこのパイプを入れて補強しながら掘り下げていくのだと思います。職員にリードされているのでしょう、お客さんが列になって船内を歩いています。部員達が手を振ると、乗りのいい方は手を振り返してくれます。船尾の方に回ると、さすがにこれだけ高いやぐらを立てているだけあって、相当幅が広いお尻をしていました。地球工学のドクターがたくさん乗り込んで地球内部を調査するのだろう思い学生に聞くと、2名その分野の子がいました。「いっぱい勉強して、こんなんに乗ったら」と気軽に言いましたが、よっぽど優秀でないと30歳ぐらいまでは食えない感じがするので、この世界もなかなか大変でしょうね。学校に残って研究活動を続けている元ヨット部員はたくさんいます。私には、勉強好きだなあ、すごいなあとしか思えません。とても僕には出来ない芸当です。
2009/02/16
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本日は「St.バレンンタインデー」です。この日に向けて、仕事でプレゼント用のチョコを用意してお客様に渡しています。家内は、来月の「ホワイトデー」用にもチョコを利用しようとしています。最近、「お菓子業界の新たな戦術に乗せられるな~」と攻撃の対象になっている「逆チョコ」なる仕掛けが台頭してきました。この現象で、当方はお客さんにバレンタインデーにチョコをあげやすくなりました。差し上げる方も男性・女性がおり、お客さんにも男性・女性がいます。今までは、なんか違和感があった組み合わせがあったのですが、「男性から女性もアリだよ」が認知されたおかげで、私が男性のお客さんに渡す場合でも、「逆チョコも最近多いみたいですから、奥さんに差し上げてください」なんてトークも出来るようになりました。個人的には、密かに「今夜、何かあるかも?」なんて個人として期待しています・・・なくても平気なんですけどね。夫婦間なんて、なくて当たり前って感じもあるし。僕の狙う次の夫婦間イベントのターゲットは、結婚記念日です。いろんなイベントがありますが、忘れた頃にサプライズなプレゼントをする方が効果的だと思っています。安価に済むし。毎年してると、慣れてしまって年々豪華になっちゃうし、忘れた時には目も当てられない非難が待ち受けてそうです。宝石業界が、「結婚・・年目のダイヤモンド」なんて宣伝してるけど、大体やね、夫婦だから資金の出所は一緒なワケで、「これいくらしたん?」が「ありがとう」の前に来ちゃいます。安価なものを、出来るだけ豪華に見せる演出が大切です。で、結婚記念日をした前回は、遡ること・・・結婚翌年でした。披露宴をしたホテルからディナーショーの案内が届き、長男君がお腹の中にいたので、胎教にもいいかなと思って・・・胎教にいいとは思えない松崎茂を聞きながら食事しました。あれから20年以上経ってるから、絶対サプライズになるに決まっています。作戦を考え始めてから1ヶ月ぐらい経っています。最近の家内へのプレゼントを振り返ると、去年の誕生日は「砂時計」でした。その前の年だったと思いますが、一緒に観にいった映画からヒントを得ました。その砂時計にメッセージを書込み、塩や砂糖が置いてある棚に違和感なく置いておきました。誕生日当日朝置いて、夜帰ってくると既に見つかってしまってたのは誤算でしたが、まあいいでしょう。本当は、数日経って、「あれっ?こんなとこに砂時計あったっけ?」となり、「砂時計を見つけるとひっくり返したくなる人間の習性」を利用して、裏に書いてあるメッセージを見つける、という作戦でした。「これ、いつ置いたの?」の質問に、「誕生日の日の朝」とさりげなく答え、「知らなかったわ~・・・ごめんね~・・・ありがとう」と、見つけられなかった自分とさりげなくプレゼントした旦那との対比で涙でも出ようものなら100点満点、という作戦でした。その前は、次男君の就職を翌年に控え、「子育てご苦労様イベント」として、「幸せを呼ぶクリスタルりんご」にメッセージを書き込んでもらい、京都南禅寺の琵琶湖疏水水楼閣の前で、「ご苦労さん。ありがとうね」と渡しました。そして今度は・・・まだ構想・準備段階です。僕らの結婚記念日は、イースターという毎年変動する日です。イースターは、十字架に掛けられたイエスが復活した日。「春分の日の後の、最初の満月の日の後の、最初の日曜日」というややこしい日です。今年は4/12だそうです。でもこの日は、手伝ってる京都の大学クラブの新人部員勧誘の日で、車で学校と艇庫を往復しないといけない。そこで、昼までには済む艇庫との往復を終え、湖上での試乗会手伝いはキャンセルして、家内に京都に出てきてもらって、あそこであのプレゼントを渡そうという作戦です。プレゼントの製作はこれからで、それに書き込むメッセージを聖書から引っ張ってこようと思ってるので、バイリンガルの聖書を注文したところです。中高の時買ったのが実家にあるはずなのに、何ぼ探しても元勉強部屋のあそこになくて、買うことになってしまいました。プレゼントって、もらう方よりあげる方が、絶対楽しめるように思います。こういうめんどくさいことが好きな性分なこともありますが、「アレをしよう」とアイデアが浮かぶと、「それを渡す場所は何処が一番効果的かな?」とアイデアを考え・・・。そういうのを続けて、1つずつ「その時」に向かって組み立てていくのが実に楽しいです。家内を京都に誘い出す口実に、「京都に桜を見に行かない?」というのを考えましたが、「梅が例年より早く咲きだしました」とか、今日の2月とは思えない陽気に「勘弁して~な。そんな殺生な~」と、天気予報にも一喜一憂する楽しみが加わります。ほんまは、プレゼントの当日・その時が、一番盛り上がる時なのでしょうが、僕の場合その準備の方が楽しく、もう99%楽しんだ後になっています。だから満面の笑みと慈しみの言葉を添えられなくて、「はい、これ」「えっ、何これ?」「あんな~・・・」となり、照れもあり盛り上がりに今一欠けることになってしまいます。果たしてイースターはどんなことになりますやら・・・
2009/02/14
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夕食を食べながらTVを見ていたら、ニュースで相撲部屋の親方さんの裁判のことが流れていました。弟子を死なせてしまった事件です。「ビール瓶で額を殴ったのは事実だが、弟子にリンチを指示したことはない」と親方さんは裁判でおっしゃったそうです。自分の行為が、ビール瓶で額を殴るような過激な暴力行為を容認する部屋の体質を、さらに過激にさせるということが分からないのですね。60年も生きてきて、情けない人です。それを聞いて無性に腹が立ってきました。「ビール瓶で額を殴る」なんてことを、人に出来る人がいるんだ・・・それがどういうことか判断できない大人なんて、私には人間のクズにしか見えません。肉体的な痛みの数倍、あるいは数百倍、殴られた方は心の傷を負ったでしょう。親方さんは、「これぐらいで死ぬなんて考えていなかった」のでしょうが、死に至らしめたのは、外傷というより、心の傷の方だったんじゃないだろうか。生きる気力を失ってしまったのではないかと思う。戦時中、ドイツのユダヤ人収容所で生死の境を分けたのは、「生きる気力」や「希望」を失ったかどうかだったと、元収容者の書かれた本に書いてありました。それと、親方の指示の有無は別にして、親方の行為を見て同様の行為をする兄弟子にも、実に情けないものを感じました。例え親方がそういう人間であっても、一弟子の立場から自分の尊厳を持っていたなら、いくらでもそれは改善できたはずです。体育会系の強豪クラブで過ごした経験で、いい所と悪いところを一般の方より知っているつもりです。私が高校2年の時、3年時に1年留年して突然1学年上のキャプテンになった方がいました。その人にとって、学校での居場所はクラブだったのでしょう。僕が1年の時も、2人乗りのペアになってるクルーをよく殴っていたので、今度は僕と同級の子をクルーにして、ミスすると殴っていました。僕らは「怒れや」と彼に何度も言いましたが、彼はそうしませんでした。代が変わって1ヶ月ほどして、僕をクルーに乗せている先輩が、僕のミスに怒って僕の腰を思いっきり蹴りました。弱いにもかかわらず、弱いものいじめに我慢できなくて、週に1度は喧嘩してた小学校3~4年生をすごした僕は、即座に先輩を怒鳴りつけました。「お前、何様や。すぐに浜に戻せ。お前となんかもう組まん」僕の剣幕に恐れをなし、その先輩はすぐに謝りました。でも、浜に着けさせてその日の練習はやめました。先輩は、キャプテンの振る舞いに影響されて、それが普通だとでも思ったようです。個の行為は尾を引き、それ以来キャプテンの表立った暴力は止みました。でも船に乗っているとき、僕の同回にだけは同じ行為を繰り返していたようです。同じようなことを、そのキャプテンが大学のキャプテンになった時にまたやったので、夜のミーティングで僕はやり合いました。今度のターゲットは、入部して間もない1回生で、僕は彼の擁護に回り、キャプテンのやり方の過激さを糾弾しました。このキャプテンは、自分が最上級生になると本性を表わし、ターゲットは下級生という僕から言わせれば実に卑怯な人間でした。2度の個の行為の結果、同学年で一番速く、それまで同学年以下を引っ張っていた僕は、最上級生の時このキャプテンの反対により、キャプテンからはずされました。でも今の僕にとって、これは自慢できる勲章です。ひどいと気づいていながら、和を重要視するためか、自分かわいさのあまり、人として毅然とした行動が取れない部員の普通が明らかに変わりました。日本人の「和を大切にする」は、自ら牙を抜いて我慢するのではなく、お互いの特徴を尊重し、協力し合うことだと思います。そしてキャプテン自身、僕の存在が重しになって、過激な行為はかなりトーンダウンしました。それでいいのです。その時は夢中で単なる正義感だけで行動しましたが、今考えれば僕の行動の意味は過激な行為のトーンダウンにあり、クラブ内の普通を変えることにあったからです。この親方の答弁を聞いて、弟弟子を直接死に至らしめた兄弟子さんたちは、どう思ったでしょう。上に立つ者は、成果は下の努力にし、責任は自ら被るぐらいでちょうどいいように思います。直接手を下していなくても、それを見て見ぬ振りをしていた部屋の力士はどう思ったでしょう。人1人死んで、過失でもなく自ら行動を起こしたのに、執行猶予がついた兄弟子の判決に釈然としないものを感じましたが、この親方にも同じような軽い刑事罰がついて決着というなら、もう大相撲なんて解散したらどうかと思います。誰が見ていなくても、自分は見ています。知っています。手を下さなくても記憶に残っているはずです。証言は出来ます。それにより判決は変わり、組織全体の普通が変わります。
2009/02/13
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抱腹絶倒してたイギリスのお笑い「Mrビーン」、かっこよかったジョージクルーニーが出てた救急外来ドラマ「ER」。そしてジョンとアリーが面白かった「アリーマイラブ」・・・アメリカってすごいと思い、アメリカのシンプルさが大好きになっちゃうドラマでした。NHKの海外ドラマはいいです。最近BSで再放送してると宣伝してる「刑事コロンボ」もそうでした。「そういえば、最近NHKの海外ドラマやってないぞ」と思い、NHKの週間番組表を見てみました。ちゃんとやってました。「ER」もまだやってるし・・・そういえば、真夜中を過ぎ明日になってから海外ドラマはやってましたね。僕の寝る時間が早くなっただけでした。12時を回る時間帯に変更になって見れなくなった「NHKドイツ語講座」のLIZAさん同様です。そしてもう一つ、韓国ドラマも海外ドラマでした。夜の奥様達同様、ヨン様の微笑みにしびれて・・・ではなく、チェ・ジウさんの美人度と田中美里さんの声にやられてしまった「冬のソナタ」も、NHK海外ドラマでした。その後も、ずっと同じ時間帯で韓国ドラマやってるけど、以降は僕的には今一です。それと、どうせそんなに見れないので契約してないBSでやってるみたいです。NHKの海外ドラマはいいのをやるので、見れないのは残念です。12時前の時間帯でやってくれたらいいのになあ。
2009/02/12
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日曜日、長男君が帰って来てるとき、「お母さん、土曜日って暇?」「・・・」「お父さん、日曜日休みやんなあ」「・・・」という長男君と家内の会話がもれ聞こえていました。長男君が東京に戻った夜、「ねえ、今まで土曜日の仕事のことなんて聞いて来たことなかったよね」と家内が言ってきました。「まあそうかな」「おかしいと思わない?」「なにが?」「あのね・・・」と、その会話の裏に潜んでる長男君の企みを解説してくれました。家内の深読みでは、「ご結婚の日取りを考えている」と聞こえるのだそうです。「あんまり当たらないけどね・・・」と、空想して楽しんでる風です。僕には、単なる会話にしか聞こえなかったんだけど、女子というものは、行間を深読みする生物らしいです。発言者が男ですし、長男の性格なら、ストレートにそう言ってくると思うので、「そんなわけないんちゃうん」と声には出しませんでしたが、心の中でつっこんでおきました。「最近は、できちゃった結婚が1/3とか1/4らしいよ」と、どっかのTVで仕入れたネタを披露しときました。さらに「できちゃった結婚って、結婚してからお子さんが出来ないとかで悩まなくていいから、いいと思わない?」と、持論を展開しときました。「「結婚してから子供ができた方がいいから、ちゃんとしてよ」って、付き合ってる時、僕に言ったの覚えてる? 僕は、出来ちゃったらいいのになあと思ってたよ」と、20数年経っての告白をしときました。「最近、40歳過ぎても結婚しない人が増えてるらしいって。付き合ってても、不便を感じなかったら結婚しなくてもいいかなと思う人が多いのでしょうね」と言ってます。「付き合ってる人との間に赤ちゃんが出来ちゃったら、その勢いで結婚するからいいかもね」って、僕に同調してきました。なんでこんな話をするのかなあと思ってたら、家内の部屋に飾ってある義理母の遺影を指して、「写真撮っとかなくちゃだめだもん」だって。義理母は、姪の結婚式で撮った写真を遺影にするように生前から用意していました。どうやら同じことを狙ってるみたいです。さらに「出来るだけ若いときの写真の方がいいでしょ」だって。死後何十年も飾られる写真だから、出来るだけ若い顔のを残したいのでしょう。でも我が家はまだ子供も結婚してないのに、おばあちゃんの写真は、孫の結婚式のものだから、先は長いとおもうけど・・・僕は、紋付の着物姿なんて嫌です。動きのあるワイルドなショットがいいな。ガハハと、笑ってるのなんかいいかも。
2009/02/11
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先週の金曜日の夜10時過ぎ、風呂に入っていると電話が鳴りました。寝ていた家内が電話を取ったのですが、私に交代です。長男君からで、「お父さん、日曜日何処で待ってる?」日曜日父の3回忌で帰って来る長男を空港に迎えに行く予定になっていたので、その段取りの電話でした。駐車場に入れて、JAL到着ロビーで待ってようと思っていたのですが、到着ロビー前の送迎降車レーンでピックアップすることに変更になりました。内容を家内に話そうと部屋に行くと、もう家内は夢の中です。この方、小学生のように毎日8時間寝る方ですから。翌日、着替えていると、「長男君からの電話、何だったの?」と聞いてきます。「場所の確認だったよ」と話すと、「それだけかなあ?」と意味深な微笑を浮かべます。聞き返すと、GFさんと一緒に来るんじゃないかなあ?と、すごい深読みです。うちの子達なら、どんなことでも親に隠すことをせず、あっけらかんとしゃべるので、そりゃないやろと思うし、そうなら法要後の食事の予約があるから絶対言うはずです。結局、長男君は1人で帰ってきましたが、女性の読みの深さには驚きました。女子って、そこまで読むもんなん?
2009/02/10
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日曜日は、先輩からクルージングのお誘いをいただいたのですが、残念ながら先週に続き法事でした。寒いこともありますが、結局今年はまだ海に出ていません。ハーバーには何度か行く機会があったのですが、なかなか離岸できないでいます。次の日曜日は、クルージングの予定になってるので、天気が荒れなければ初乗りを楽しめそうです。でも吹くやろうなあ・・・この日曜日は父の3回忌なので、我が家というか私がコーディネイトです。法要・食事・お礼など、それなりの準備がありましたが、先週の弟の嫁さんの実家と違って気楽なものでした。おいでいただく方の人数が全然違います。先に家内と母を法要が行われるお寺の近くのホテルに降ろし、飛行機で帰って来る長男君を迎えに空港に行きました。風はそこそこありますが、天気がいいので心配していた飛行機の遅れはありませんでした。到着時刻になり、車の位置を教えようと電話を取り出すと、長男君が走ってきました。飛行機が早く着いたようです。前日の土曜日、車で白馬までスキーに行ってたそうで眠たいと言ってます。彼の車は4WDですが、オートマチック4WDというものだそうで、路面を感知して、2WDと4WDを100:0から0:100まで動力調整するそうです。なんか便利そうだけど、今どういう状態なのかよくわからないとも言ってました。我が家の前の車は、2WDと4WDをボタン1押しで切り替えるタイプで、切り替えると乗り味が大きく変わり、雪道での安心感があったような。また彼の車は、オートマチックと新型マニュアル両方使える車なのですが、室内が静か過ぎて、エンジン音を聞いてギアチェンジすることができず、もうオートマチックばかりで乗ってるそうです。学生時代乗ってた彼の車が、マニュアルミッションのスポーツカーだったので、マニュアル付を選んだのでしょうが、宝の持ち腐れですね。実に日本的だと思いますが、僕に言わせればいろんなおもちゃをつけずに、もっと安い車を作ったらどうなの?と思ってしまいます。今年は既に3回もスキーに行ってるようです。「お父さん、最近行ってへんの?」と、相変わらずスキー小僧してると思ってます。孫でも出来たら、爺ちゃんの足前を披露してちょっと尊敬されるように一緒に行ってもいいけど、遊び場は段々近場になり、「バイク小僧」に進化してるのだ。更に安く手に入れば、「自転車小僧」との併用になるかもしれないし。あ~だこ~だしゃべってると、あっという間にホテルに着いてしまいました。でもこんな親子会話って、いい年した親父と社会人になった息子の会話にしたら低レベルかもしれませんね。政治の話とか・・・やっぱ無理です。法要を終え、食事してお墓に行きました。先日お墓の横に立ててもらった「お塔婆立て」にお塔婆を立てました。お塔婆は段々小さくなるので、3回忌塔婆では、塔婆立ての方が立派に見えます。主客逆転で、お塔婆がかわいそうだな。ここで弟家族と別れ、空港まで息子を送りました。予約していたJAL便の1本前のに乗れそうなので、1時間前の便で東京に戻るそうです。羽田大阪間は、JALとANAが30分間隔で飛ぶので、まるで新幹線のようです。GFさんの友達が来てるようで、それに1時間早く合流できると喜んでいました。我が子君たちを好いてくれるお嬢さんがいてくれてありがたいことです。母を自宅に降ろし、家内と一緒に百貨店に向かいました。商品券と、足らなくなった供物返しの購入のためです。商品券を送る手配をして、供物返しは、百貨店をやめて地元のおいしいケーキ屋さんから送ることに変更し、地元に戻り手配をしました。家に戻ると、「ご苦労様でした」と無事3回忌を済ませたことを喜んでいます。母が当てにならないので、父の死後、なんだかんだ初体験ばかりの喪主をやってきましたが、家内に助けてもらいながらなんとかやり遂げました。次は7回忌まで何もありません。今回に関しては、供物をいただいた方へのお礼と、父の兄弟に法要を終えた報告を手紙にしたためればお終いです。3ヶ月ぶりに見る長男君を家内は頼もしそうに見ていました。来月家内が仕事で東京に行くことを話した時、すぐに「じゃあ一緒に食事でもしよか。ター君も都合がついたら一緒に」と言ってくれた長男の言葉が嬉しかったようです。父親である僕が東京に行くと言っても、こういう反応はないでしょう。母親の特権でしょうね。できれば子供達2人と3人で、更に出来れば5人で食事を囲めたらいいね。そうなったら、家内の機嫌は高値安定になりそうで、僕の好みの夕食が増えそうです。いくつになっても子供は母親の元気の元ですね。来月がますます楽しみになったようで、ニコニコご機嫌でした。
2009/02/09
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昨日書いた「自己学習型PC脳ロボット」の研究の続きです。真似についてです。言葉の学習。「音声模倣ロボット」という人の喉の部分だけのロボットを作り、お母さんとの会話のように、いろんな言葉を話しかけます。最初は、いろんな音を発することが出来た「音声模倣ロボット」は、段々と聞かされている言語の母音が発音できるようになるそうです。このロボットは、現在の技術的な限界で、母音以外の音が発音できませんが、母音も子音も交えた普通の会話を聞かせているのに、その中の核である母音を学習していくそうです。赤ちゃんは、お母さんから話しかけられることで、自己学習していくのですね。赤ちゃんが、生後6ヶ月頃までは、いろんな音を発しているのに、それ以降は聞こえる言語の母音を使う能力が付くのにしたがって、他言語に使う母音を発声する能力が落ちていくそうです。日本語の環境で育った僕が、英語の発音が苦手なのは、ごく当たり前のことなのですね。言葉をしゃべるロボットはたくさんありますが、それらは人がプログラミングした音しかしゃべれません。でも今はまだ母音しか発音できませんが、「自己学習型PC脳ロボット」は自分で学んでいきます。目と耳を持った自己学習ロボットに学習させる時、相対する教育者が、言葉と同時にその言葉のものに視線を向けると、ロボットもその視線の先を追い、その物と言葉を一致させます。目の見えない人が、杖の先の地面が硬いか柔らかいか、杖の先に自分の指は付いていないのにわかるように、相手の視線が何を捉えているのか目で追って把握できそれで学習すのですね。それともう一つ、面白いことが書いてありました。教育者が対象物を最初からきちんと視線の先に捉える(的確に教える)方が、学習スピードは早く、対象物のある空間を大きく捉えて(ぼんやり大きく教える)からターゲットを絞っていく(時間を掛ける)方が遅い。これは何となく、そうだろうなとわかりますが、学習を重ねていくと、学習スピードが反対になっていくそうです。ぼんやり大きく教えてもらっていると、対象物以外のその他の情報(寄り道)がたくさん入り、それがその後の学習スピードに役立つそうです。「自己学習型ロボット」のモデルであり究極は人の赤ちゃんです。ということは、小さな時からきちんと細かく教えると、早く覚えるが後の応用能力に劣る。しばらくすると、最初に広くぼんやりと教えてもらっていた子に負けるようになる。その人の器の大きさや、到達する最大能力の限界の大きさにつながるということに置き換えられるのではないだろうか?僕がピアノをやめてしまったのは、先生がすぐに下がってしまう手首をしょっちゅう注意されるのが嫌になったことが最大の原因です。ピアノの音は好きで、母に言わせるといい曲を作曲までしてたのにやめちゃったのは、基本に細かすぎたように思います。基本はとても大事ですが、最初はもっといい加減で褒めてあげる方が、いいようです。この実験で、最初から厳しく教える、ずっと褒めて教える、最初褒めて段々厳しく教える、の3つを試すと、一番学習結果が良かったのが、最初褒めて段々厳しくしていくものだったそうです。2番目がずっと褒める、一番成績が悪かったのが最初から厳しいでした。始まりは幼児であれ、大人になってからであれ、そのスポーツを始めた当初から厳しかったら、最初早く能力が上がっても、結局より上手にはなれない。最初褒めて、オリンピックを狙うようになったら厳しくが最高の学習環境のようです。「自己学習型ロボット」と「脳科学」の融合は、子育てと直結しているようです。
2009/02/07
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NHK教育TV「知るを楽しむ」で12月~1月にやってた「ロボット未来世紀」という番組を見てから、脳科学への興味が増しています。今、宮本輝さんの小説「草原の椅子」上下を読んでいますが、平行して脳科学の本も読んでいます。去年1年間で、数冊読みましたが、脳科学の茂木さんの他に、ロボット工学の浅田さん・白井さんの本も在庫で持っている状態です。大阪大学の浅田稔教授が中心になって研究開発実験されている認知発達ロボテクス関係が特に面白いです。前述の白井良明教授のに加え、石黒浩教授の本もきっと読むと思います。今読んでるのが、前述の「NHK知るを楽しむ」のテキストブックです。浅田さんの研究を、ロボット研究の全体から細部まで、素人にも分かりやすく紹介しています。従来のロボットのように、人間がPCキーボードを通して、ロボットに行動を教え込むのではなく、白紙に近いPC脳に自らの知覚センサーから得た情報を書き込んで学習し、自分で自分の脳を成長させる人の脳に似た構造を持つ「自己学習型ロボット」の研究は、実に面白いです。これは人の脳の研究でもあり、脳科学とロボット工学がボーダレスになっています。脳科学の先生とロボット工学の先生の共著の本もたくさん出ています。更にSF作家が加わったのまであります。胎児型ロボットを子宮を想定した狭い空間に入れておくと、しきりに動かす手足が子宮壁に当たることで、自分の手足を認識し、空間の大きさを学習する。それを、出産を想定して、もっと広い空間に出すと、何もプログラミングしていないのに、バラバラに動いていた手足がリズムを刻み、左右が連動するようになり、やがて寝返りをする。「うわあ、そうなるんや」と、思わず声を上げちゃいそうです。次に、いろんなものを触り、口に入れることで、その硬さや味を学習するという自己学習の他に、お母さんやお父さんから話し掛けられることや、その動作や表情を真似する学習が始まります。その後、しゃべれるようになり、走れるようになり、親より何でも出来るようになっていくのでしょうが、もっとも子供に影響を及ぼすのは親なんだなあと、脳科学の本を読みながらつくづく思います。「ばっちい」と言って、いろんな物をさわらさなければ、学習力が下がります。親が話しかけなければ、親が怒りんぼだったら、親が禄でもない生活をしていたら・・・みんな子供が学習します。「この子はとんでもない子だよ」の子供への言葉は、実は自分にツバを吐きかけていることなんですね。本の中に、赤ちゃんの発達を書いてあるところがあり、5ヶ月:自分お手をじっと見る6ヶ月:抱いた人の顔をじっと見る。いろんな角度から物を見る7ヶ月:物を落として落ちた場所を覗く。(長男君がベビー椅子に座りながら哺乳瓶からミルクを飲んでいる時、お腹がいっぱいになってくると、哺乳瓶を知って落としました。それを覗き込み、私が拾って拭いて手渡すとまた落とす。時々わざと拾わないと、覗いて、私を見てなんか言い出し、「拾え」と指図してきます。これを延々繰り返したことがあります。それまでもよくやっていたので、延々と拾って渡すを繰り返し根気比べをしたことがあります。結局、いつも彼の根気に負けてしまいましたが・・・思い出します)・・・とありました。これを読みながら、次男君の「初めてのお買い物」がふと頭に浮かびました。長男君の「初めてのお買い物」は、僕の知らないうちに過ぎてしまいましたが、次男君のその時を、僕は目の前で目撃することが出来ました。彼が3歳か4歳の時の夏休み、家族で軽井沢から浅間山に車で登りました。宿泊するホテルは、標高2000mぐらいあるのに暑いところでした。目ざとくフロント前でアイスクリームの入ったよくあるショーケースを見つけた私は、カップアイス1と長男君が選んだ棒アイスを買い、家内と次男が座ってる椅子のところに。カップアイスの蓋を開け、スプーンを次男に渡すが、どうも機嫌が悪いです。カップアイスを卒業し、お兄ちゃんのように棒アイスを食べたいようです。冷たいので早く食べられないから、手は解けたアイスでベトベトになるし、カップアイスだって途中で寒くなって私が残務処理することになるから、次男にはこれで十分なのです。でもあまりに「買う、買う」「僕一人で買って来るから」と言うので、お金を渡しました。「あっちに売ってたよ」お兄ちゃんが「一緒に行ったろか」と言ったと思うのですが、一人で買いたいようでそれを拒否し、一人でフロントの方に行きました。どうなることやらと、フロントの植木の陰から見ていました。しばらくうろうろして、どうやらアイスはここに入ってるらしいとめぼしをつけたようです。でもアイスショーケースの方が高くて、次男の背の高さでは中が見えません。すると、うまい具合に隅にあった台を見つけ、それを持って来て、その上に上って中を覗きます。そしてショーケースに落ちるんじゃないかと言うぐらい上半身をケースの中に入れ、棒アイスを取り上げました。満足気ですが、キョロキョロ・・・フロントには誰もいません。「こりゃ、誰もおれへん」と戻ってくるなと予想しましたが、彼は大きな声で「すいませ~ん」と呼びました。「すいませ~ん」なんて言葉を言えるんだと驚きました。誰も出てこられないので、しばらくしてまた「すいませ~ん」、「は~い」と出てきたホテルの方に、「これを下さい」と、幼児にしては実に丁寧な言葉使いです。無事買い物を終えた次男君は、私に気づかず家内のいる方に走って行きました。日頃親の仕事を見ているからでしょうか、親への言葉使いと全く違う言葉を使うのに驚きました。「こいつ、すごい」と思いました。長男君も「一人で買ってきたん?」と驚き気味です。家内から、「初めて一人でお買い物できたねえ」と褒められて大層ご機嫌でした。でも、予想通り、手や服はベトベトになり最後は私が残務処理する羽目になりました。あれから20年以上経ちましたが、今でも鮮明に蘇る嬉しい記憶です。「すいません」と言う言葉を何処で覚えたのか、その時は不思議でしたが、やっと謎が解けました。親の私達が使っていたのですね。
2009/02/06
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今朝起きると家内が、「お母さんって、チョコレート好きだったっけ?」とゴミ箱を指差します。そこには、隣の母の家のテーブルに置いてあったチョコレートの箱が3箱・・・家内が、今朝隣の家の掃除に行って、ゴミをこっちに持って来て気づいたようです。「これって、テーブルの上に置いてあったバレンタインチョコだよね・・・」「と思うわ」「う~ん、バレンタインデー用に買ったのを忘れちゃったのかなあ~。元々自分用に買ったんならいいんだけど・・・」リボンもかかってたしっかりした綺麗な箱のチョコだから、バレンタインのプレゼント用に買ったんだけど、何のために買ったのか忘れちゃって食べちゃったのが真相でしょう。ちょっとがっかりです。「お母さんから、バレンタインチョコもらえると思ってたのになくなっちゃって残念?」「今までもらったことないし、もらえなくって残念ということないけどさあ。買った目的を忘れて食べちゃったんだったら・・・う~ん」と、ちょっと落ち込んでいると家内が、「あのね、テーブルの上に3つあったでしょ。あれ見つけたとき、来週のお父さんの3回忌に来るあなたと・・さん(弟)と・・君(弟の長男)の分かなあと思ったの。でも、よく考えたら、ウチの子たち2人と・・君(弟の長男)の3人の分だと気づいたの。子供より孫の方がかわいいとよく言うじゃない」と、母の物忘れからちょいと話題をそらしてくれました。「でもね、私はいつまで経っても、子供の方がかわいいと思うんだけどなあ~」って、笑っています。「まあ食欲があるということはいいことよね。お母さん、面白いわ。まだまだ長生きするよ」と、ニコニコしています。お年寄りには仕方ないのだろうけど、どうも母の物忘れが気になり、どうやって携帯電話を電源を入れて携帯してもらうか考えながら、仕事場に向かいました。本人から携帯電話を持ち歩くことを言い出したから、これはチャンスと思い位置把握できるGPS電話を選んだのに、「めんどくさい」と電源を入れてくれない。子供達や弟や義理妹からも電話を掛けてるのだけど、電源が入ってないのでつながらない。「お母さんの電話に電話掛けてるけどつながらないって言ってたよ」と母には伝えてるし、弟も言ってくれてるんだけどなあ。息子に持たされてるなんて思うのは嫌だろうから、強制できないし、難しいところです。まあ、実質支障ないからまだ時間はあるけど、今の内に電話携帯が習慣になったら安心なんだけど。昼、メールチェックすると、家内からメールが届いていました。「PCを自宅から仕事場に移動させたよ。来月、大阪でするアウトドア見本市に行かない?キャンピングカーからバイクや自転車も展示されるんだって」私用PCを移動させたようです。早く寝る家内には、帰宅してからのメールチェックが眠くて仕方ないのでしょう。返信に時間がかかりそうな時は、私に「返信しといて」と仕事を振ってくるからな。でもこのメールの本当の目的は、母の様子を気にしながら出かけた私に、見本市の方に気をそらさせようとしたものでしょう。う~む、家内は僕の何倍も懐がでかいです。女性には勝てそうもありません。
2009/02/05
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昨日は節分でした。TVでは、豆まきの様子が映ってたけど、我が家は豆まきナシです。子供がいないと盛り上がらないからなあ。子供達が小さな時は、我が家もお隣の両親の家も豆をいっぱい撒き散らして掃除が大変だったけど、懐かしい思い出になってしまいました。昨年は、恵方巻の真似事をしたので、帰宅後「お寿司買った?」と聞きました。「ううん」「だったらこれ食べない」とカステラを出しました。日曜日の法事の時もらってきた長崎のカステラです。いっぱい食べ物をもらったけど、おやつと言うものをほとんど食べない我が家では行き場がなく、僕の昼食となったカステラです。カステラを1本なんて1食で食べられるわけがなく、2日経っても余ってたわけです。口に入るほど細くはありませんが、一応長い棒のようになってます。包丁を出す家内に、「今日は丸ごとかぶりつく日なんじゃない?」と。「でも、こんなの口に入らないわ」と言うことで、包丁で切った1切れずつを2人で食べました。「どっち向いて食べればいいんだったっけ?」「え~とね」と、お店のチラシを出してきて、「北北東だって」?・・・ああ、そういうことか。丑年だから、北極星に向かって1時方向だから、近似値の北北東ということですね。今まで、いつも同じ方向を向くのだと決まっていると思ってました。その年の干支の方角を向くのか・・・だから恵方巻なんだ。ちょっと考えれば分かりそうなものなのに、何も考えていませんでした。
2009/02/04
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(日曜日の続き)泉州の法事の帰路、ポケットの携帯電話がブルブル震えだしました。運転してるので、携帯を家内に渡し電話に出ると家内の姉からの電話です。なんとおじさんが今朝亡くなったとのこと。「姉は用事を済ませてから行くんだって。行ける?」「行けるよ。大丈夫行けるよ」「来週の準備はどうする?運転大変じゃないの?」「それを済ませてから行ったらいいやん。向こうに着くのは6時か7時になると思うけど、日曜日だから今日行っとかなくちゃ」百貨店で法事のお礼の品を購入し、近くにある霊園事務所でお塔婆立て設置申し込みをして、播州山崎に向かいます。家内は播州出身なので、親戚は大体播州です。いつもより少し速く、100km/h巡航で急ぎます。「お母さんがおかしなこと言ってたでしょ。あれ、ちょうどおじさんが亡くなった9時半ごろだったよね。不思議だと思わない?」母が行きの車の中で、家内の実家の法事に行くと勘違いしたらしく、「いつも話しかけてくれる親戚の人、誰だっけ?」と言い出しました。「あれ、山崎のおばちゃんやわ」と家内が教えました。おじさんは病院から自宅に帰って来ているようです。今頃は親戚が集まり、葬儀屋さんと叔父さん家族との段取りのバックアップをしているでしょう。学生時代、家内と叔父さんの家を訪ね、ご家族と親しく話をさせてもらいました。気さくなおじさんとおばさんで、「こいつが姪の結婚相手になるのかな?」みたいな感じだったのかもしれません。親戚になってもずっと、気楽に声をかけてもらいました。もう80歳を回っているので天寿を全うされたのでしょうが、とても残念です。お通夜とお葬式には来れませんが、会社名で盛り篭かお花を出させていただくことにしました。ココの家も大きな商売をしてるので、お花や篭はたくさん出るだろうし、義理姉は家を継いでるので亡くなった叔父さんの兄弟筋だから出すだろうけど、うちはそこから嫁に出た家だから予定していませんでしたが、姉夫婦から「あんたんとこもやっとき」と言われたので、それに従いました。「会社名でやっときね」とのことで、長いのをつけて後悔してる会社名を頭に書いて、個人名がないと誰か分からんとのことで、それも書いておきました。文字が多いと、字が小さくなるんですよね。その後の法事は日曜日だろうから、来れるかな。家内の意向だけど、家内の実家の義理姉の家よりでしゃばったらあかんから、誘われたらハイハイとお供しましょう。家内の姉妹は、しょっちゅう連絡取ってて、とても仲がいいです。親が亡くなると相続の問題が発生します。家内の父親の時も母親の時も、すぐに「姉に決めてもらったらいい」と家内に伝えました。うちに気を使って、今駐車場になってる実家の土地を、家内と姉の共同名義にする話も出ましたが、「後々ややこしくなるので、姉名義にしてもらう方がいい」と家内に言いました。微妙な立場の妹の旦那である僕の意思を、姉に伝えたようです。ややこしい土地じゃなくて、姉名義として実家が残ってる方が、家内もいいかなと。自分が稼いだ物でもないものでもめるなんてかっこ悪いし、親戚にうわさが立ったらろくなことはありません。長女の顔を潰して、妹に益があるわけないです。子供達の代やその下の代になっても、笑顔で親戚付き合いできる方が、よっぽど子孫にプラスです。帰りの車、「今日も「天地人」見れなかったね」と家内。「これで2週連続。まあ仕方ないな。評判いいらしいよ。ブッシュさんや小泉さんの勝てば官軍みたいなのから、義とかが見直されてるみたい」「そうねえ。それと新潟の人に流れてる上杉謙信さんの考え方を、私もちょっと勉強しとかないと・・・」なぜ新潟か、2人にだけ分かる会話になりました。
2009/02/03
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日曜日は、義理妹の父親の3回忌でした。2年前、泉州の実家近所の葬儀会館に寄せてもらうと、だんじりのお囃子が流れていてたまげたことを思い出します。しかもそれが故人のたっての希望から実現したものではなく、この葬儀会館の葬儀BGMとして普通に用意されているものだから、「濃~いだんじりの血」を感じました。家内と母と3人で車で出かけます。朝母にその旨を告げると、用意をし始めたので、着替えてガソリン補給など車を準備して帰宅すると、例によって問題が発生していました。「お母さんが、体調が悪いから行かないんだって・・・」母のドタキャン病です。自己中の方で、家族みんな振り回されてきたので、「またか」程度にしか感じなくなっていますが、父が亡くなってから、ストレートに私達に影響して来るので困ったものです。今回は弟の嫁さんの実家にも迷惑を掛けるので、一応話しに行きます。「体調悪いの?」「なんか朝から頭がフラフラするみたいなの」「あのさあ、体調が悪いなら僕らだけで行くけど、向こうは食事の用意をしてるよ・・・行った方がいいとおもうんだけど。車で寝てるだけでいいし、早めに帰ってくるよ」「来週はうちの法事で、向こうのお母さんも来られると思うしさあ・・・」と、いつものようにやんわり話します。「じゃあ行こうかねえ」と言うことになり一件落着です。用意してるので仏間で父へのご飯の入れ替えや掃除をしていると、「昨日のうちに言っといてくれなきゃ。女は用意が大変なんだから・・・」と、また「人のせい病」が発病です。いつもなら言われっぱなしにしてるのですが、「でもさあ、今まで何度も前々から言ってても、当日になって行かないって言ってくるじゃない・・・」とまたやんわり反撃しました。「カレンダーに書いとかなきゃね」と言って、更なる「人のせい攻撃」は止みました。母親が向こうの家に行くことで、向こうの家に住んで世話になってる弟の立場が上がるということに頭が行かないんだよなあ。僕ら夫婦は兄だけど、格としては母親の方が上なので、その付き添いで十分です。この日体調不良を理由に顔を出さず、来週うちの法事に来られたお母さんが、元気な母を見てどう思うだろう・・・まあそういうことを踏まえて、上手に母をコントロールしていかなきゃならないですね。商売はしっかりやる人だけど、こういう面はダメダメだとわが親ながら思います。自分の好きなことには一生懸命で、自分の利にならない面倒なことはやらない。小さな子供と一緒やなあと思います。家内には母のことでは迷惑掛けっぱなしだけど、いつでも「お母さん面白いのよ・・・」と笑ってやり過ごしてくれるからありがたいことです。父が亡くなって半年ぐらいは大変でした。父が全部やってた母の家の電気やガス、電話料金まで督促状が届きました。どうせ母は面倒なことはやらないだろうと思っていましたが、電気代まで払わないとは想定を越えていました。慌てて全部僕の口座からの引き落としに切り替えました。郵便物も郵便屋さんに言って、家内の店に届けてもらうようにしました。母の家の仏壇の世話からゴミ出しまで、毎日ずっと家内がやり、日曜日は家内が用意してくれた仏さんのご飯を僕が持っていきます。「お母さんの性格を知ってるから、お父さんも仏壇の中から笑ってるよね」って、お花を欠かさないようにしてくれてる家内がいるからこそ、お隣の母の家がなんとか保たれていると思います。感謝感謝です。車に乗り出発すると、母がずっとしゃべっています。「どこか体調悪いねん」と突っ込みたくなりましたが、ここは自重です。「あれ?お金持ってこなくちゃダメじゃなかったの?」当然母が何にもしないのは想定済みです。「大丈夫だよ。お供の品も供養のお金も、お母さんの分用意してるからさあ」1時間ほど早く着いたので、弟んとこの長男君に中学受験合格祝いを渡しました。若い頃はドイツのペリカン社の高級ハンドメイド万年筆をOEM清算していた会社の社長さんですが、もう晩年を迎えた今は一職人さんに戻り、大阪で奥さんと共に1日数本のペースで素敵な万年筆を作っています。黒系のセルロイドの万年筆に甥のネームを入れてもらいました。僕も色違いを使っているのですが、とても綺麗な万年筆で最高に気に入っています。甥は大喜びで早速インクを入れて書き味を楽しんでいます。まだ12歳なので早いかなあと思ったのですが、生まれて初めての大きな試験に合格した今だからこそ、一生物の万年筆をプレゼントしたいと思いました。出来ればずっと使って欲しいな。実家2Fの仏間とその隣の間に50人以上のご近所さんや親戚が集まっています。だんじりという大きな祭りがベースにあるからか、ご近所との付き合いが濃い土地柄、3回忌だというのに大勢集まっています。弟も濃~いとこに住んでいます。その後、バスで近所のお店に繰り出して食事です。1時間半ほどそこにいて、中座させてもらうことにしました。自宅に母を下ろし、来週の法事の準備の為に百貨店に行かなければなりません。夕方までには全部終わるから、バイクにでも乗ろうかなと算段していると、ズボンのポケットがブルブル震えました。なんだろう?
2009/02/02
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