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先日、知人からの誘いを受けて、庶民生活の喜怒哀楽の中から生まれたとされる「民謡」の世界を覗いてきた。(開催地は山口県下関市)公演は二部構成となっていて、一部は門下生による約60種目からなる民謡民舞の披露、そして二部は師匠の演舞を含むゲスト出演者の唄・踊・尺八・三味線・太鼓などの合奏を含めた披露で、盛り沢山の内容だった。なかでもゲストの津軽三味線日本一の奏者の演奏は素晴らしく、「本州最西端」の山口県下関で、「本州最北端」は青森県で成立したとされる「津軽三味線」の音色とバチ捌きを、その楽曲の多さを含めて「生」でこれほど堪能することになろうとは・・・。また、私のなかで一番印象に残ったのは、若手舞踊家でNo.1と紹介された男性の民舞で、その一挙手一投足の卓越した芸の立ち居振る舞いに、ひさびさに目を奪われ心を打たれた一時であった。さて今日の画像は、久しぶりに注文を受けて制作した、「五十鈴(いすず)」と命名した陰陽一対の造形を映したものだ。どうやら今月中に奄美大島の、とある名取の御手元に届いた模様である。この一対の造形の内側には「鈴」が入っており、着物姿の女性が両手に乗せて舞い踊るのに、はんなりとほどよく映えると思われ、その鈴の音に合わせて踊る舞姫を夢想する今日この頃である。
2013年05月31日

来月中旬の6月15日(土曜日)より、《夏至(6月21日)》や旧暦5月の《満月(6月23日)》に向けての9日間、自作の造形作品を展示する「個展」を開催する運びとなった。今回の展示では、当ブログで連載した《春の旅》の経験から、「天体の地上投影」という観点も踏まえての設営になるので、かなり濃厚な個展になる気配である。 乞うご期待! (以下は告知)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(*^_^*) 個展開催のお知らせ ヽ(^。^)ノ★ 立体造形『 星のカタチと宇宙感 』展 ★五芒星や六芒星など「星形」の入った立体の数々(約30点)を展示します。会場では、簡単な作品を作ったり、作品の中に入って体感できる「体験コーナー」もあります。《入場&体験》は【無料】です。 皆様のご来場をお待ちしています。 ◎開催期間 2013年6月15日(土)~6月23日(日)〔※17日(月)は休館日〕◎開催時間 午前9:00~午後5:00 【入場無料】 〔※最終日は午後4時まで〕◎場所 「山口市小郡文化資料館」2階ギャラリー
2013年05月14日

本日の平成25年5月10日(金)は、60年に1度と伝わる出雲大社「平成の大遷宮」において、「本殿遷座祭」が斎行される記念すべき日である。出雲大社といえば「縁結び」で有名だが、今日の画像はその「結び」を象徴する造形を映したものだ。さらに「縁結びの神様」といえば、出雲大社の主祭神「大国主大神」となるわけだが、私なりの「オホクニヌシ」のイメージは「地球」である。この大地を治める国津神の代表たる神名「大国主」が意味するところの本質とは、私たち人類を含めて、生きとし生けるものが生かされている「地球」だと感じる。この造形は、全体として「サッカーボール形状(準正32面体)」となっており、かつて画像の造形よりも一回り大きな同型の立体(準正32面体の複合立体)を手に持ち、合同の正式参拝に出席したことを思い出す。この造形は、幾何学的に最も「球体」に近いことから自ずと「地球」が想起され、また生きとし生けるものが「ひとつ」となった『むすび』の象徴とも認識することができよう。また、全部で60ある頂点の「むすび」で出来ているこの造形は、出雲大社の60年に1度の御遷宮に関連するようにも思えて、本日という良き日に『むすび』と題する造形を公開できたことは有り難き幸せである。【作品の概要】全体としての形状は、「準正32面体」(サッカーボール形状)の複合立体です。その内部構造の構成単位は「五芒星」、そして外部構造の構成単位は「六芒星」となっており、「五芒星」の「火(陽)」の要素と、「六芒星」の「水(陰)」の要素が和合した造形です。つまり、内と外の相反する要素が「ひとつ」に結ばれた「太極」をあらわす造形といえます。
2013年05月10日

4月中旬、感性の豊かな知人と共に3人で、地元の「竜王山」(山口県山陽小野田市)を訪ねた。この竜王山は、瀬戸内海に面した標高135mの山で、山上の展望台からは、山陽小野田市や宇部市の市街地はもとより、関門大橋や四国、九州の連山、国東半島が一望でき、県内では「桜」の名所としても知られている。山上に車で向かう前に、この山の麓の喫茶店で昼食をとりながら、3月の「春の旅」の思い出話をするなかで、「シリウス」を意識させられた体験が2度あったことも話していた。そして会話も一段落した後、久しぶりに山上の南麓にある「八大竜王社」に参拝することになった。すると御神前で私は、何故か参道の方向を知りたくなり、すぐ方位磁石を取り出して磁針を見てみると、なんと!真南から東方に約20度の「シリウス」が昇る方位を示していた・・・。アチャ~~~!「2度あることは3度ある」とは良く言ったものである。しかもその「3度目の正直」を、地元の山口で実感することになろうとは・・・。ちなみにこの「竜王山」は、その「シリウス」の出現を示す方位に山並みが続き、麓の「本山岬」の方面に連なる構造をしており、この南麓に鎮座する竜王社から岬が見えたとすれば、毎年の冬至にはその方向から「シリウス」が昇っていたことになる。◎関連記事・・・春の旅日記(24)⇒リンク上にリンクした関連記事では、「シリウス」を意識したことから童謡「かごめの唄」が浮かんで、「亀甲紋」「ダビデの星」「六芒星」などと同様の形状が連想されたが、ここで「かごめ」=「籠目」の「籠」という漢字には「龍(竜)」が入っていることに気付いた。そこで思い出したのは・・・シリウスには「龍神」が関連していた・・・ということ。◎関連記事 2012年04月12日の日記・「金龍」に導かれ・・・ ⇒リンク竹冠に龍で「籠」、竹で編んだ籠(カゴ)の目は「六芒星」にして、「龍」を暗示していた・・・。そのような連想から、改めて「龍神」に思いを馳せることになり、おそらくその強い想い入れがそうさせたのであろう・・・ある御方との出会い・・・が待ち受けていたのだった。※今日の画像は、この4月末に「藤」を見て歩いた際、最も印象に残った桃色の房を映したものだ。この期に及んでは、その藤房や藤蔓も「蛇」や「龍」、あるいは「龍蛇」に観えてくるから不思議である。
2013年05月01日
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