全29件 (29件中 1-29件目)
1
ハート形をした3枚の苞に囲まれた「窓」に、3本の花が立ちます。それぞれの先端がラッパ状に開くらしいのですが、「長旅」のせいか開いた花がありません。 ブーゲンビリアは娘たちの贈り物(父の日)として、東京からはるばるやってきました。ぜんぜん栽培経験のない植物です。 きのうのブログと同じ日、「千光寺」に至る坂道のあたりも散策しました。近くには「志賀直哉の旧居」や「文学記念堂」があります。とても暑い日で、木陰や屋根の下には名物?の猫がのびています。猫たちはカメラ慣れしていると思ったけど、カメラを向けるとスタコラ・・ 暑い、暑い、誰からともなく、「笑福亭(しょうふくてい)」の暖簾をくぐりました。比較的年輩の夫婦が経営する、自宅開放型のお店です。狭い、急な階段を上って、2階の座敷。急坂の先にある海から風が吹きます。 でも、観光には面白くても、こういうところの生活はたいへんですね。自動車はおろか、自転車もダメ。ちょっと下世話な話ですが、トイレもくみ取り!若い人が住まなくなり、空き家が多いというニュースもやむをえないのでしょう。 注文は当然のごとくかき氷。お盆に載ってきたかき氷の横には1輪の花が・・私のお盆には、白に朱のさした「ブーゲンビリア」が1差し。
2005年06月30日
コメント(1)
自分は車を使ってしまったのですが、尾道駅から歩くとすればどうなるでしょうか。尾道駅を下りたら、観光スポットの多い東方向に向かわず、反対の西へ歩きます。「駅前再開発ビル」と「しまなみ交流館」の間をすり抜け、「西御所町東」交差点を右に曲がり、ガードを潜ってまっすぐ、「栗原本通り」を北に進むのがよいでしょう。「尾道サティ」あたりで左に曲がり、「栗原川」に沿う「国道184号」に出て、さらに北へ。距離は1キロ程度です。 現代フランスの作家、アイズピリとクリスタンの作品が、この美術館の特徴とのことですが、コレクターが花好きで、花がモチーフの作品が多い。ブログで花を主なテーマにしている私としては、バラの油彩で埋まった一室が注目でした。 空いていたので、学芸員の方に質問、「これだけバラの絵が集まっていると、それぞれの作品の個性を深く考えざるをえません。自分もバラの写真を試みているけど、どうしようか・・」。「皆さん(誰のことを指したのだろうか?)、バラの位置を右にもっていったり、上にもっていたり・・」。どうやら「皆さん」も苦労していますね。 ここでは庭も見せてもらえます。6月で花が少なかったのですが、なんと表現したらいいのか、散歩道のある急斜面が緑でビッシリ埋まっていました。そこに「緑の集団美」を感じたのは意外です。もし花があれば、美術作品に対抗して、それは移りゆく「生花」なのでしょう。
2005年06月29日
コメント(2)
少々遅れ気味ですが、クチナシをアップすることにしました。今も咲いていますから・・ ご近所の小さな公園にクチナシをビッシリ植え込んだ場所があります。でも最近、花つきが悪い。プロが世話しているので、剪定間違いということは考えられず、寒さで花芽が傷んだのでしょうか。 ここのクチナシは八重です。ひとが花を園芸化すると、一重を八重にして、色変わりを作り、斑入りを作り、矮小化する・・とか。「八重」は雄しべが花弁化したものだから、実が成らないことを最近、知りました。ですから、ご近所のクチナシの貴重な実をだれが取った(盗った?)のかと考えたのは、たいへんな誤解でした。
2005年06月28日
コメント(4)
当地ではチョウセンヨメナの花がそろそろ咲き始めました。この花の紫は、紫陽花とは一味違います。 チョウセンヨメナはミヤマヨメナと同属。ミヤマヨメナの園芸品がミヤコワスレになるとか。わが庭でチョウセンヨメナはよく育ちますが、ミヤコワスレはサッパリ。3株あったのがだんだん消えていきます。なぜでしょう?理由が分からず。
2005年06月27日
コメント(2)
広辞苑に載っていることですけど、「果実酒」には2種類あります。1つは、果汁を発酵させて製造したアルコール飲料。ブドウ酒・リンゴ酒(シードル)など、こちらのウメ酒(チョーヤ ウメッシュ 350缶24本入)もあります。もう1つは、焼酎・ブランデーなどの蒸留酒に果実を漬けて造ったリキュール。ウメ酒・イチゴ酒などがふつう。 後者で、日本人はだれでも、蒸留酒としてホワイトリカー(甲類の焼酎)を使うと思っています。たとえば、梅酒の原料比は、ホワイトリカー(35%)1.8L、青ウメ1kg、氷砂糖200~500g。砂糖を使うのは甘味料としてでしょうが、なぜ結晶の大きい氷砂糖を?ゆっくり溶けることで、梅から抽出される成分に違いが出るのでしょうか。実験した人ありや? ホワイトリカーは、純粋(95%)のアルコール(正式にはエチルアルコール、あるいはエタノールとも)を水で割ったものです。アルコールの製造には、サツマイモ、キャッサバ、トウモロコシなどのデンプン質や糖蜜(砂糖を取ったあとの蜜)を使います。デンプンはブドウ糖にして糖蜜は薄めて、酵母にアルコール発酵をさせます。 こうして出来た醸造アルコールには、高い酒税が掛けられます。もし食酢製造などに使うときには、免税を申請しないといけません。実はアルコールは石油化学からも造られます。もちろんこれをお酒に用いることはありませんが、不届き者を防ぐため、アルコールに少量のメチルアルコールや別の物質が混合されます。たとえば、ランプ用のアルコールがそれです。 ということで、家庭で楽しむ梅酒では、すでに酒税が払われています。 もう一方の果実酒はどうでしょうか。ブドウ果汁から製造するブドウ酒のアルコール濃度は、国産で11~12%(度)。このアルコールがどこから来たかと言えば、ブドウが含むブドウ糖から。 12%のアルコールを得るには、最低、どれくらいの糖度が必要でしょうか?計算してみると18.6%。しかし、酵母が自分の体をつくる材料や活動するエネルギーが必要ですし、残る糖分もありますので、ブドウの糖度はもっと高くないといけません。 リンゴの果汁ですと、糖度がブドウの3分の2程度でしょうか。したがって、シードルのアルコール濃度は低くなります。 ご存知のとおり、こうしてできた製品には酒税が掛けられます。ですから、家庭で勝手に酵母で「アルコール発酵」をやると、密造酒になります。もっとも密造をやるにしても、雑菌による腐敗をどう防ぎ、よい酵母をどう調達するかがポイントになりますが・・(笑)。
2005年06月26日
コメント(0)
赤花ワタはもっと後に咲く花です。でもほとんど夏になってしまったので、早期登板です。写真は去年の一番花。7月の下旬のことでした。この花の命は短く一日。 私は種袋の表示から「綿」を信じたものですから、果実に綿毛ができるのを待っていました。しかしです、そんなものはできません。調べると、ワタ属でなく、同じアオイ科の「ベニバナトロロアオイ」だったようです。 今年のために、ベニバナトロロアオイの採種をしました。しかし、まったく芽が出ません。反省すると、snowrun29さんが取り上げた「種の低温処理」をしていない。冷蔵庫が1℃くらいとするれば、種が置いてあった場所は最低で数度だったでしょうか。 ただ、同じ条件で百日草は問題なく芽が出ました。調べると、百日草はメキシコ原産です。メキシコが出生地なら、冷蔵庫並みの低温は、遺伝子に想定されていないのでしょうか?では、ベニバナトロロアオイは?まだ気がつかないミスがあるかな?
2005年06月25日
コメント(4)
山陽新幹線の東広島駅前、市が計画した区画整理地が広がります。ここの個人住宅では、常識どおり、4方をブロックなり、フェンスなりで囲った家ももちろんありますが、3方しか囲わない節約型も多い。もう一方はどうするのかというと、お隣のもので代用するのです。これを順々にやっていけば、土地は有効だし、お金も少なくてすみます。分かりますか? と言うわけで、写真は、わが家の玄関の左側にある、お隣の所有するフェンスに咲くつるバラです。花はたぶん、境界を越えてこちら側にあるのですが、その下にある花壇の上部を飾るバラとして、「借景」させてもらっています。 工務店がくれたつるバラで、品種は分からないそうです。申し訳ないのは、うちの側が南なので、花が見事なんです!
2005年06月24日
コメント(0)
6月11日に書いた「少雨と雨乞い」の話が、当地では身近に迫ってきました。たしかこの日に「梅雨入り」を宣言したのですが、それからも晴が多く、降った雨はわずか。きのう、あるテレビでは「いったん梅雨前線が消える」との予報。それって最初から梅雨前線がなかったのでは?記録のための梅雨入り? 前線が南に下がって消えるのは、最悪のパターンです。もちろん、悲観的な見方だけでなく、再度、前線ができることもあるでしょう。でも、それは梅雨が明けたあとの「戻り梅雨」というのでは?気象庁さん、どうしましょう? 梅雨はアジサイの「枕詞」。しかし、枕詞に関係なくアジサイは咲きます。広島空港となりの和風庭園、「三景園」では山陰にアジサイが咲きほこります。写真はその一景。
2005年06月23日
コメント(3)
名前に記憶のない、そしてまだ花の付かない苗をときどき買ってきます。花を見て買うのが安心なのでしょうが、加温されたり、植物ホルモン(矮化剤など)で処理されたりしていると、取り扱いが難しいように感じます。 ギリアもそのたぐい。冬の間は縮こまっていましたが、暖かくなってからは‘棒状’に伸びるは、伸びる・・茎が丈夫で、1mを越えました。いつ花が咲くの? 最近、やっとオレンジ色の花がつきました。しかし、「日本花名鑑」を見たら、ギリアの花は青系。「ギリア」をキーワードにして、googleしても青系の花が出てきます。え~っ、ラベルが違ってた?奮闘の末、たどり着いたのが、「ギリア・ルブラ」。これでは学名のまま。 でも、これで良しとしましょう。背が高いので屈まなくても、花が間近です。
2005年06月22日
コメント(0)
きのうの「おぼえがき」に書いた持光寺の東に「天寧寺」(曹洞宗)があります。ここのポイントは牡丹なのですが、もちろん、今は咲いていません。しかし、ザクロの花の鮮やかなオレンジ色が目に飛び込みました。観賞用の花木ではなく、実の採れる品種のようです。 ザクロは本堂への石畳の脇にあります。何か不思議さを感じたのですが、本を読んでみると、古来、ザクロは「希望」と「不死」のシンボルなのです。 イラン、アフガニスタンから東西に伝えられ、ソロモン王やツタンカーメン王に美術の「モチーフ」として用いられるいっぽう、中国では漢の武帝以降、詩や絵画に登場したとか。 写真にも写っていますが、果実に残る萼(がく)は、冠を連想させると言います。
2005年06月21日
コメント(1)
今、尾道では「林芙美子ウィーク」が催されています。表題の「あじさいき」は、週末の26日(日)です。 尾道で紫陽花の多いお寺は、持光寺(浄土宗)ということで18日に出かけてみました。尾道駅に近い「芙美子像」を経て、その先にある歩道橋で国道とJRを跨げば、土堂小学校が見えます。小学校の下を潜ってすぐに右に曲がれば、持光寺の石の山門へ。 紫陽花は咲いていました。しかし、ずっと続いている乾燥で土がパサパサ、日向の紫陽花は生気がありません。日陰の方がマシのようですが、それにしても今週中に「慈雨」が降らないかなぁ~ 他にも紹介したい話が多々。それは次の機会に。 例によって、ロープウェイ山麓駅に近い、ラーメンのお店「朱華園」へ。前のブログのあと、「朱華園のラーメンは尾道ラーメンにして尾道ラーメンにあらず」を意味するコメントを頂きました。たしかにそうなんですね。朱華園は他店とは違う古い歴史と味をもっています。
2005年06月20日
コメント(0)
カワラナデシコなどを含むダイアンサス(ナデシコ)属を、いろいろ植えてみています。切り花に使える背の高いカーネーション苗は、けっこう値段が高いので、昨秋、種を蒔く決意をしました(大げさな)。品種はアンファンドニース(花色混合、タキイ)。 フレームなんていう高級なものはないから、露地栽培。暖かくなってからは順調に育ち、今月に入ってから咲きだしました。単純な花色はなく、すべて中間色、そしてなんだかほのぼのムード。母の日には間に合わなかったけれので(母は故人)、自分に捧げることにしました。 何をしているのか分かりませんが、花にはカメムシが集まってきます。
2005年06月19日
コメント(0)
キンシバイの漢字は金糸梅。雄しべを金糸に見立てたもののようですが、雄しべがずっと長い、‘長まつげ’のビヨウヤナギという仲間があるとか。そちらは私の身近に見つけていません。 キンシバイも、ビヨウヤナギも、梅雨空の下、鮮やかな黄色・・それがウリらしいのですが、今年はさっぱり雨が降らなくて困っています。
2005年06月17日
コメント(5)
学名そのままの花の名ですが、写真を見れば、ああ、これか・・・当地では過去2,3年、ショップでよく売られていましたが、最近は見かけない気がします。冬、地上部は枯れても根が残っていますから、もう需要が飽和してしまったのでしょう。私自身、宿根草で手間がかからないと思っていました。しかし、3年もすると株が衰えてきて、植え替える必要があるようです。 サルビア・グアラニティカの花は唇形。色は濃い紫で、スッと立つ姿も悪くない。女性も関心を示すのですが、どういうわけか写真にしにくい。上の写真は、知人の日本庭園の隅にそっと生えていたものです。というわけで、もみじとの組み合わせ。しかし、翌年には除かれていました。日本庭園にマッチしないと判断したのでしょう。
2005年06月16日
コメント(0)
この花の由来はと言うと、ひとから頂いた花苗にくっついていた、なんだろうと思って分離し、育てたらこうなった・・・ 調べた限りでは、シャスタデージーの1品種に思えます。5月12日のブログに書いた早咲きシャスタデージーに比べ花びらが重なり、微妙によじれたりしているので、「品」を感じて大切にしています。早咲きシャスタデージーのようには草姿が乱れないのも魅力です。
2005年06月15日
コメント(0)
シロタエギクの英名は、dusty miller(ほこりっぽい粉屋さん)。言い当てて、妙です。 シロタエギクは寒さに強く、冬の庭に変化を与える多年生の植物です。しかし、花は重要視されていないようです。無知ゆえに、花を咲かせたら、初めて花を見た!、と驚かれてしまいました。高齢の方でした。 シロタエギクの花は車形ですが、小さい花が‘ゴチャゴチャ’まとまって咲くことと、‘花びら’が反り返っていることがよくないのでしょうか。写真の方は1つの花のクローズアップとせず、花全体の雰囲気を出すように心がけました。
2005年06月14日
コメント(4)

レースラベンダー(左2株)とキレハラベンダー(右大株).レースラベンダー(左側)とキレハラベンダー(右側)の葉 レールラベンダーの1株が128円。生気のない苗には見えないし、これはお買い得と思って、買ってきました。実はそのとき、去年の秋買ったキレハラベンダー(198円)と同じ種類のつもりでした。 しかし、です。並べて植えてみるとまるで違う。まず、葉っぱ=写真。葉っぱの切れ込み方が、なんと言うか、とても違います。驚いてさらに見ると、同じ紫でも花の色彩、花の形、花の咲く向き、などなど。 ま、私の素人知識はそんなものであることを知りました。
2005年06月13日
コメント(2)
広島大学東広島キャンパスには、鏡山から流れ下る小さな川があり、V字谷の地形になっています。両岸には赤松の林。 工学部からの散策路には、ノアザミが咲き、ニワゼキショウが散らばります。しかし、今年は乾燥のせいか数が少ない。ニワゼキショウには珍しい白花も。 小川が流れる草地に降り立つと、「バイオトープ・工学部」の標識があります。その後には、松林を背景にして、ハナショウブを植えた浅い池が広がります。水面には水草が広がり、その下にはメダカが泳いでいるのでしょう。 ここまで降りて来る学生はまずいません。学生は「上の世界」で活動しています。
2005年06月12日
コメント(2)
今年はオホーツク海の高気圧が強いため、首都圏は冷たい北東風(山背)による雨が多く、中国・四国の少雨はニュースにならなかったけれど、一部のダムでは取水制限が行われたほどでした。わが家では庭を掘ると、きのうまで土煙が立ちました。 しかし、昨夜は40ミリほどの雨が降り、ほっと一息、同時に梅雨入り。きのう、先に梅雨入りしたのが、首都圏と北九州と聞いて、思わず笑いました。これって桜の開花と同じ傾向。気候の変動が、方向感覚を狂わせます。 気候の変動と言えば、当地で「乾燥注意報」が連続したのは、そもそも中国大陸から来る空気の乾燥がひどいから、と解説した気象予報士がいました。これはドッキリです。 今年は黄砂がとても多かった気がします。多すぎてニュースにならなかったくらい?そして空気が白いと気分が憂鬱なのですが、それだけでなく写真にも影響を与えると思いました。どうもデジタル写真の色調がおかしいのです。黄砂の微粒子が太陽光のスペクトルを変えれば、当然ですよね。もちろん、これを証明するには、太陽光の物理的測定が必要です。 中国大陸の乾燥が進んでいる証拠かどうか、首都北京の水不足も深刻なようです。雨雲を誘導するために「ヨウ化銀」を上空に撒く技術は昔からのものですが、「ヨウ化銀」を運ぶロケットや専用飛行機が、常時用意されているという新聞記事を読んで驚きました。同時に「ヨウ化銀」(ヨウ素イオンと銀イオンからなる)が蓄積する害はないのかと懸念しました。 生きているはずもない今世紀末の降雨予測より、こっちの方が身近な問題です。今日は「雨乞いのマスコット」として、雨蛙さんに登場して貰いました。
2005年06月11日
コメント(1)
「生物の多様性」というのでしょうけれど、無数の種類の植物があります。図鑑とかカタログで、名前と平面的な形を一致させても、なかなか現場で通用しない。 私としては、素性の分かっている苗を買って(投資して)、泥縄式にその植物を知ることにしています。そのさい、庭の土や気候との相性や植物のもつ「雰囲気」を観察します。積み上がる空ビニールポットの数を見て、あ~あ、ずいぶんお金を掛けたな、と思う。有効だったのか、無駄だったのか? このたびは「イソトマ」とやらの白花を買ってきました。咲いてみると、なにやら「ユキノシタ」や「ダイモンジソウ」の風情。しかし花びらの数が同じでも、配置が違っています。イソトマは背が低いので、赤いバラの下植えに使えるかな?
2005年06月10日
コメント(1)
河原撫子はありふれた花のように思えるけれど、この町を自転車で走っていても目に触れることがありません。山野に自生するものの写真を撮りたいと考えますが、果たしていません。 わが家の河原撫子は、種子から育てたもの。しかし中年の女性はおおかた関心を示しません。少女時代、河原で遊んでいて、よく見かけたといいます。さて、その河原はどこだったのでしょう? 花言葉:可憐、貞節。
2005年06月09日
コメント(0)
オキザリスは、雑草のカタバミも仲間ですから、ありふれた植物と言えます。‘紫の舞’は園芸品種ですが、葉っぱが暗紫色です。珍しいので球根を買いました。花色はピンク。 どこでも育ちますが、半日陰くらいが一番良いようです。北側の石垣そばに植えてあった球根が、この春の寒さで凍死してしまいました。意外です。 写真では、紫の葉っぱが舞うというより、ピンクの花が舞う仕上がりになりました。
2005年06月08日
コメント(0)

吉水園(よしみずえん)は、元の加計町にあります。太田川の上流の中国山地に位置し、JR可部線が可部からさき廃線になったため、今は車しか交通手段がありません(バスは調べていません)。トンネルの多い中国自動車道を避けて、広島自動車道の広島北ICを下り、太田川にへばりつく国道191号を進むのも一興でしょう。 吉水園は、1781年に加計隅屋16代当主の佐々木八右衛門正任(まさとう)が、山荘として建設したものだそうです。現在も加計隅屋24代当主の私有庭園として維持管理されています。 吉水園は、天然記念物のモリアオガエルが産卵する時期と、モミジの紅葉が美しい秋に、一般公開されます。なお吉水園の信頼できる情報としては、加計隅屋さんのHPをご覧ください。 今春の開放日は、6月4,5日および6月11,12日です。その初日には広島大ジャズ研究会によるライブが催されました(無料)。ライブは昨秋が初めてですが、恒例化するかもしれません。ジャズは庭園に向かって演奏されました。吉水園の新緑と演奏風景を2枚の写真にしてみました。新緑の吉水園.垣間見えるのが吉水亭.ジャズライブ
2005年06月07日
コメント(2)
クレマチスの園芸種は、イングリッシュガーデンによく登場するので、あちらがご本家と勘違いしていました。しかし日本では桃山時代(16世紀)から愛好されていたのに対し、西ヨーロッパではシーボルト(19世紀)以後とか。 ビチセラ系のクレマチスは、南欧からアジアにかけての原産のようですが、クレマチス愛好家の間でどう位置づけされているのか分かりません。そんなクレマチスから、クレマチスの世界に飛び込んだ私は、「門」を間違えた気がします。 写真は、「パープレア・プレナ・エレガンス」という品種です。色は地味だけど、個性的かな?
2005年06月06日
コメント(2)

ミドリ鮮やかなモリアオガエル。夜中のうちに手桶に入っていたそうです。「吉水園」の所有者の許可を得て撮影。モリアオガエルのシルエット。蛙がたくさんいる場所は、人も混み合って、しかも光の具合が悪い。 広島県の安芸太田町で‘かえるまつり’が、6月4,5日および6月11,12日に行われます。きのうは16トンさんがジャズライブに出演するので、加計の「吉水園」まで車で出かけました。東広島のわが家から約75キロ。 「吉水園」という日本庭園の来歴は、稿を改めて紹介します。 この庭園は、今ごろと紅葉の秋に2回公開されますが、今回の呼び物は「モリアオガエル」(天然記念物)。この蛙は、池に覆い被さる木に登って、泡の中に産卵する習性をもっています。約1週間ご、誕生したオタマジャクシは池に落下します。きのうもモミジの枝に泡の固まりが点々と見られましたが、乾燥が続いているので、雨待ちの状態とか。枝にはモリアオガエルが列をなして待っていました。
2005年06月05日
コメント(3)
グルコサミンが、サプリメントいうか、健康食品というか、そういう商品の成分として登場してきました。グルコサミンは、生化学を勉強した人なら、お馴染みの生体物質です。グルコース(ぶどう糖)の「水酸基」の1つを、「アミノ基」で置き換えた構造になっています(分からない専門語はパスしてください)。ということで、グルコサミンは糖質に含まれます。 グルコサミンが、昆虫や甲殻類の外骨格に存在する「キチン」の構成成分であることをご存知の方も多いでしょう。ということは、カニやエビの殻からグルコサミンを製造できます。グルコサミンをうたった「健康食品」に、カニのイラストが載っていたりしますが、グルコサミンを食べたからといって、足がカニのように動くことはありませんね(笑)。 グルコサミンは、人にしても、自分で合成できる物質です。しかし○○社のチラシを読むと、「歳を取れば足腰の関節がギクシャクする。それは関節の軟骨を構成するグルコサミンやコンドロイチンを自分で合成する力が衰えるからである。だから外からそれを補給するとよい」・・コンドロイチン(コンドロイチン硫酸もあります。これらも糖質)は、大きい化合物なので、消化管で分解されたあと吸収されると思いますが、その点がどうであるかを研究報告では確認していません。 グルコサミンを含む物質にしても、コンドロイチンにしても、あるいはコラーゲンにしても(これはタンパク質)、食事にけっこう混じっていると思いますが(私は魚の皮が大好き)、偏食で自信のない方はサプリメントで補うのもいいでしょう。ただし、余分の出費になりますが・・
2005年06月04日
コメント(2)

ノアザミがだいぶ前から咲き始め、だんだん花の数が増えてきました。ほかの植物の緑に埋もれたり、田んぼの水もを背景にしたり、神社の参道の脇にたたずんだり、その紫は映えます。
2005年06月03日
コメント(6)
バイカウツギ属は、日本には1種しか自生していないそうです。‘イノセンス’はその流れの園芸種らしい。自生のバイカウツギ(梅花うつぎ)の写真を見ましたが、花びらが細長く、‘イノセンス’とはまったく異なります。‘イノセンス’の方が、梅の可愛らしさを持ち合わせます。 5月下旬になってやっと咲きだしましたが、なかなか咲き進まない。最近のあまりの乾燥のせいかと、水をたっぷり与えました。気のせいか、わっと咲きだした。でも、今日は雨模様。 追記:花の香りがなかなかユニークです。バラでは経験なく、なんかスッとするところがあります。
2005年06月02日
コメント(0)
前年の秋、花屋さんで売っていた苗には「カンパヌラ・メディウム」という名札が付いていました。学名と花のない苗、ちょっと未来が想像できませんでした。でも、「カンパヌラ」が魅惑的。あとで気がついたら、「カンパヌラ」は「銀河鉄道の夜」に登場する「カンパネルラ」に似ていたのでした。そのアニメに夢中になった世代ではないのですが、脳裏にこの発音が好意的に記憶されていたようです。 分かってみれば、カンパヌラ・メディウムはフウリンソウです。色は白、ピンク、紫と3色ありますが、ピンクが一番写真にしやすい。フウリンソウは花形に特徴があるので、写真にしやすいと予測したら、とんでもない、難しい花です。
2005年06月01日
コメント(2)
全29件 (29件中 1-29件目)
1


