全27件 (27件中 1-27件目)
1
展覧会の開催を知らせる一通のはがき。貼ってあった花の切手が珍しいと思ったので、調べてみた。 それは「ふるさと切手」の名の下に発行された、47都道府県の花・ハマナス(北海道)だった。発行は意外に古く、1990年4月。原画作者は池上啓一(洋画家)だという。ついでにいうと、使用済み切手の評価は60円とか(未使用なら350円)。ふ~ん・・ 生のハマナスの花を写真に収めたことはないが、ハマナスはバラ属の一員だからおおよその見当はつく。
2007年01月31日
コメント(2)
スイセンに妙な妖しさを感ずるのは、「ナルシズム」の象徴ゆえか、それともスイセンがナルシズムを呼び寄せるのか。 海岸に自生したり、あるいは人為的に植栽されたニホンスイセンの名所が各地にある。だが、当地のように海岸から離れた高地(220mほど)は、あんまりニホンスイセンに適さない気もする。 名前は忘れたが、ある年やある場所の暖かさをスイセンの開花で判断すると、新聞の小さいコラムに書いている方がいた。この言に従えば東広島はかなり寒い。きのうの最低気温はー5℃、今日はー4.3℃。盆地特有の気候です。
2007年01月30日
コメント(4)
アジュガがいっせいに花を咲かすのは、4月下旬のこと(花の写真)。だから3ヶ月先なるが、今はこんな状態(赤い葉の植物)で冬を耐えている。 右上に写っているのは、鉢を重ねてひっくり返し、ナメクジを誘導するトラップ。中には毒餌を載せたプラスチックのプレートも入っている。 何回もトラップを仕掛けて分かったことは、アジュガの葉っぱの下がナメクジの隠れ場所になっていること。本当によく捕れる。しかし、だんだんとナメクジのサイズが小さくなってきて、今や数ミリのものも。たまに大きいのが捕れると、内心、ほくそ笑む始末です。 なお、アジュガの上を這っている蔓状の植物は、ヒメツルニチニチソウ(4月上旬から咲き始める)。
2007年01月29日
コメント(2)
去年の9月上旬に播種、それから5ヶ月ほどの、白から青へ色変わりするビオラ。今朝はことのほか寒かったけれど、元気な姿を見せている。 左下は、前にも話題にしたテッポウユリ。ほとんど伸びないものの、めっぽう寒さに強く、これも元気でいる。 ビオラとテッポウユリの間で地面を這っている植物は、バーベナ。冬はもっぱら地面にくっついているが、春になれば立ち上がって小さい花を着ける。何色かな?
2007年01月28日
コメント(4)

ヒメユズリハユズリハ snowrun29さんがヒメユズリハの果実のことを書いていたので、注意していたら、ヒメユズリハの果実が意外に簡単に見つかった。それもヒメユズリハとユズリハが、20mほど離れて仲良く・・ ヒメユズリハやユズリハには、雄株と雌株があるという。だから、両者の果実(雌株)が揃って見つかったのはラッキーなのだろう。 望遠で撮ったので、写真では葉の大きさなどが分かりにくいが、現場では差がはっきりしていた。
2007年01月27日
コメント(2)
ハーデンベルギアはちょうど1年くらい前に知った植物。尾道の海に面したホテルにそのテラコッタが並んでいた。帰り道、尾道駅前の花屋にポットの苗が並んでいたが、つい買いそびれた。そのあと、うちの街にも苗が売っているとの情報を得て行ってみると、残るは2株のみ。迷っているうちに、ご婦人に1株を取られ、諦めた。 今年は迷うことなく、購入を決定。「蔓植物ですがいいですか」と店員に注意を受けたが、育ててみることにする。去年の写真では白花、赤軸の品種だったのに対し、今度は花が古代紫に近い。こちらのほうが「小町藤」(ハーデンベルギアの別名)にふさわしいかな?
2007年01月25日
コメント(4)
ふと気がつくと、ユズリハが公園樹として、あるいは街路樹として、たくさん植えられていた。自転車散歩をしているうちに、ユズリハが無意識の領域に奥深く入り込んだゆえんである。 それが突然、意識の世界に飛び出して写真を撮る衝動となった。ただ、葉っぱと赤い芽が美しいと思っただけだが。 「葉垂れ」は写真の一部だが、このことは少し気になった。岡山理科大学の波田研究室が執筆する「植物雑学辞典」を拝見すると、ユズリハの箇所に「林内に生育しているものの葉はしっかりとしているが、林縁などの日当たりの良い場所に生育しているユズリハの葉はだらりと垂れ下がり、あまり格好が良いとは思えない。日当たりが良い場所では、垂れ下がっている方が好都合なのであろう」とある。 ところでヒメユズリハと思える樹は、葉垂れしていないようだ。これは仙人の見間違い?
2007年01月24日
コメント(2)
うちのデンドロビウムはこんな花を咲かす。デンドロビウムは比較的寒さに強いから、最低気温5℃の場所でも問題は起こらない。この株は、21世紀の初年に頂いてからずっと頑張っている。 しかし今までは気がつかなかったことが、今年は起こっている。多くの葉がベトベトなのだ。粘りが強いから垂れることはない。これはアブラムシのせいなどでなく、デンドロビウムがなにかを分泌している。なんのために? 写真に写した「玉」は珍しく、ほとんどが平たくなっている。この物質はなに? 糖なら、舌を使う「ベロメーター」が手っ取り早いが、トキシン(毒)ということもありうるので使えない。次に思いついたのは、尿中の糖(糖尿病)を調べる「試験紙」。しかしこれはブドウ糖(グルコース)を検出するから、果糖や蔗糖には適用できない。以下は、化学実験室がないとできないな。 このように色のない物質を考えるのは難しいのです。
2007年01月23日
コメント(4)
コウシュンカズラの黄色い花は魅力的なのだが、南西諸島の植物で、亜熱帯に属する。購入したあとそれが分かったが後の祭り。果たして、わが家の冬(室内の最低温度が5℃くらい)を越せるのか、それが課題だった。 しかし、葉がすっかり赤化してしまったが、太陽も明るくなってどうやら冬を越せそう。 それにしても、なぜ紅葉するのか。落葉樹の紅葉と同じ仕組み?つまり、落葉しないものの、低温で葉緑素(クロロフィル)の合成が低下して、カロチノイドやアントシアニンの色が目立ってくるのだろうか。 去年ブーゲンビリアも同じ心配をさせた。しかしこちらは紅葉することなく、葉を落とすことで冬をしのいでいる。暖かくなると、ちゃんと花を着けることは証明済み。
2007年01月22日
コメント(4)
TagStaとやらが1月前が始まっている。趣旨は分かるのだけど、Mac OS X (10.4.8)のPCで、Safariでは、タグを入力する場所が見つからない。これはこちらに問題があるのか、それとも楽天側?
2007年01月21日
コメント(2)
コブシの花が咲くのは、ソメイヨシノの直前だから、まだ2ヶ月はある。しかし、折からの逆光に、花芽のにこげがキラキラと輝く。 写真の木には、花芽の数がことのほか多い。今年は当たり年なのだろうか。楽しみである。 そういえば、去年、周辺の山々のコブシ(タムシバかも)が不作だった。さて、今年は?
2007年01月21日
コメント(2)
うちの「冬知らず」は、落ちた種で適当に生えるようになった。だから、雑草と間違えて抜かなければよい。この冬知らずの一番花が、去年から続く花たちを除けば、今年の「春一番」になった。ホッとする瞬間である。 昨シーズンは1月29日にアップしているので、今年は少し早い。 写真の右上には、隣接するワスレナグサが生育中。ワスレナグサの一番花はいつになるかな?(去年は3月12日)
2007年01月20日
コメント(3)
このテーマは何回も書いてきたので、ひとまず終わりにしないといけない。 前に書いたように、氷砂糖無添加の場合、25%アルコールの辛さを抑えるものがない。そこで飲む前に水でアルコールの度数を下げることにした。結論としては、2:1ぐらいの希釈がよい。これで日本酒に似たアルコール度数になる。もし1:1にすると(ワイン程度のアルコール)、水っぽくなってしまう。 それにしても「ドライ」とはこういうことか!この究極に近いドライさに、どれくらいの賛同者があるだろう。「ドライならいい酒」のような物言いは、ふっ飛んでしまう。 だから、それぞれの好みで「味付け」したほうがよい。前にレモン果汁と言ったけれど、これはダメ。第一ミヤマガマズミのきれいな赤色と合わない。イメージ的には、酸味の弱いリンゴの方がよいと思った。
2007年01月19日
コメント(2)
今、大問題になっている、不二家の食品の安全性に対する認識の甘さと決意の不足。 いろいろのルール違反が挙げられているが、興味を持ったのは、具体的な数字が出た、シューロールの細菌数が640万個だったという話。ここでいう細菌数は、おそらく「生菌数」(生きている細菌の数)のことで、さらにシューロール1グラム当たりを指すのだろう。シューロールの1グラムを想像できる人なら(水なら1ミリリットルが1グラム)、そこに640万もの細菌がいたことに驚くだろう。細菌の大きさは1ミクロン(マイクロメータ)程度なので、とても1つ1つは目に見えないとしても・・ シューロールの生菌数を測定するためには、均一化が必要なので、サンプルを滅菌した水とともに、激しく混ぜると思う。しかしその前には、細菌が特定部分に、たとえばクリーム部分に、まとまって存在している可能性もある。そうとすれば、そして私の経験からすれば、そろそろ敏感な人が「腐敗」を感知するラインに近い。もし640万の細菌が2回分裂して4倍に増えれば(>2000万)、さらに多くの人が感知するにちがいない。条件によるものの、細菌が分裂する時間は、1回につき1~2時間か?ヒヤヒヤものである。 食品の安全を守る目安としては、消費期限とか、賞味期限がある。「消費期限と賞味期限の存在を知ってはいても」(「化学と生物の里山へキマグレ散歩」の1節)というエッセイを、3,4年前に自分のHPに書いた。「酵素」などの言葉も入り、少々難しいかもしれないけれど、よろしければ読んでみてください。
2007年01月17日
コメント(2)
トウネズミモチとネズミモチの区別のポイントは、丸い果実の形とか、葉を透かしたときの葉脈の見え方(裏表ともよく見える)など・・・まったく名前が分からないところから始まって、同じ自然木を3回も訪問してしまった。 元々は、すでに艶を失った去年の果実と、今年のために伸び始めた赤い花序の対比が、写真の対象として興味があった。本を見ると、花が咲くのは6~7月というから、ずいぶん気の早い話である。しかしフサアカシアだって、去年の秋には体制を整えて、4月の開花を待っている。 トウネズミモチは、名前のとおり、中国から明治に渡来した繁殖力旺盛な木のようだが、森林への侵入はできていないという。事実、この木も落葉林の縁に生えていた。
2007年01月16日
コメント(2)
地球が冬至のポイントを通過して約20日、太陽の光がほんのちょっと強くなった気がする。植物はそれを素早く感じて、地面に張り付いていた葉っぱを持ち上げたりする。ただここのところの好天で放射冷却が激しく、朝の寒気が厳しい。 去年は15日だった「とんど焼き(左義長)」が、今年は昨日にまとまっていた。写真は人が集まって火をつける前のもの。周りに小さい火と煙が見えるが、これは周辺の枯れ草を掃除しているらしい。 「とんど」の下の方には、門松が点々と・・門松や注連飾りで出迎えた歳神を、炎と煙で見送る意味もあるという。
2007年01月15日
コメント(2)
テレビのローカル番組に登場するロウバイは、たいてい真っ黄色のソシンロウバイ。これは「ソシン」のつかないロウバイ。 定点観測をしているわけではないが、道路の目立つところに枝を張り出しているので、去年からお馴染みになった木だ。それがどうやら今年は、早々に咲きだしたようだ。なぜって、前回は2月14日にアップしているから。 今年は花着きがよく、愛らしい姿!
2007年01月14日
コメント(4)

このブログにたびたび登場しているアブティロン。前回は去年の10月26日だった。 アブティロンは寒さに強くない植物で、半~非耐寒性だと思っていた。越冬には10℃以上、通年の開花には15℃以上が必要との記述もある。 ただ瀬戸内海沿岸の呉市で、お正月に露地植えのアブティロン(チロリアンランプ)を見かけたので、あるいはと思っていた。写真の「ベラミックス」は、日当たりがよいとは言え、最低気温5℃の場所で花を咲かすことが出来た。これはシクラメンやプリムラ、バコパと同じ程度の耐寒性。それではと露地に放置したアブティロンの株を見に行ったところ、葉がだいぶ落ちているものの、まだ生きている様子。最低気温ー3.5℃の今日この頃ではある。 なお下の写真は、アブティロンの果実。
2007年01月13日
コメント(2)
今日取りあげるのは、泉流、越の白雪(こしのはくせつ)、弥彦酒造(新潟県)。しかし、恥ずかしながらこの銘柄を承知していなかった。なぜなら、今までに出会う機会がなかったから。もし出会っていれば記憶に残っていたにちがいない。 泉流とは聞き覚えのない流儀だった。ちょっと調べてみると、弥彦酒造の創業者である多賀佐七郎が、江戸時代後期に打ち立てた日本酒の醸造法。しかし当時の秘法そのものについては、今や分からないらしい。ただのちに「泉流に腐造なし」と称えられ、新潟県の指導蔵になったという。 今でこそ科学技術の進歩により、「腐造」の意味すら分からなくなってしまったが、大切な原料の米が腐って無駄になる事態は、蔵の倒産につながる大問題だった。それだけに泉流への信頼が大きかったと察せられる。 さて、このたび手に入ったのは弥彦酒造の純米吟醸。このクラスになると、お酒がもつ香りや味の世界に、私の表現力が追いつかない。あえて書くならば、冷やで(そのまま注いで)飲んだときだが、「口に含んだとき香りが優しく、つぎに飲み下すと急にお酒が膨らみ、やがて縮んで雑な後味を残さない」。お酒の温度についてはとくに指定がないが、冷やでよいように思った。ただ少し暖めてやると、とても良い香りが杯から立つ。
2007年01月12日
コメント(2)
明るい夕方の空を背景にしたセントポーリア。荒々しい雲の影を取り込みたかったのだけれど、あいにく適当な雲がなかった。 背景の模様は、物理学の「光の干渉」を意識的に使ったわけではない。でもこれは何の仕業だと思いますか?
2007年01月10日
コメント(2)
今は花の少ない時季。ビオラの仲間とスイートアリッサムを除けば、屋外では、いろいろな花芽が奥深く潜んだまま。早く登場してと願う。だが当地では毎年2月に、春を遅らせる寒気団がやってくる。 ちょうど1年前にキメラのセントポーリアをここに登場させた。そのとき、キメラの意味を書いた。 そのセントポーリアが枯れそうになった。しかし鉢と土を換えたら、元気を回復して再び花を着けた。 結局、セントポーリアは丈夫なことを知った。光線は北窓でいいし、乾燥にも強い。室温は冬で8~16℃くらい。
2007年01月09日
コメント(4)

尾道の花屋で買った「花粉のつきにくいユリ」にもう一度登場してもらうことにした。 このユリの遺伝子に関係したことだろうが、同じ花序の花色にばらつきがある。ピンクのつもりだったのが、上の写真のように、淡い黄色の花が出現。なんの根拠もないが、「枝変わり」の突然変異と言うより、先祖に使われたユリの遺伝子が現れたように思えた。しかし黄色いユリの原種があったかな? 別の花序ではやや濃いピンクの花色もあった。まだ遺伝的に安定しない品種なのだろうか。 黄色い花では短い雄しべがきちんと畳まれていた。これも他の花と違うところである。
2007年01月08日
コメント(2)
明日から大寒波の天気予報。 12月までギリギリ咲いていたイチゴの花、もう今は無理。 庭に雑草のように生えてきたこのイチゴ、保護されて小粒の実をつけるが、やっぱりナメクジが大敵らしい。ビオラで得たノウハウで頑張るぞ! それにしても真っ赤になった葉っぱがきれい。写真に収めることにした。 赤い葉の先に小さな雑草(名前未同定)が、小さな小さな白い花を着けている。冬に強いね。
2007年01月06日
コメント(4)

ユリの花、とくにオリエンタル系(たとえばカサブランカ)の、清楚な中にも妖艶な花姿は人気が高い。しかし印象的なオレンジ色の花粉が、もし衣装に付いてしまったら、ひじょうに取れにくいため女性を悩ます。 このことはブログで初めて知ったのだが、雄しべを上手に抜きとる方法が、ブログをにぎわしていた。しかしオリエンタル系の祖先の1つ、日本ヤマユリにとって、雄しべは重要な要素と考える私には許し難いことだった。そして最近、雄しべのないユリすら作出されているのだという。 写真のユリは、今のところ品種名が分からない。しかしまさに注目の特徴をもっている。雄しべが短く、ほとんどの「葯」(花粉)が花被側に反っている。これはどうやら花粉対策のように思われる。花がちょっと頼りないものの、雄しべがないよりはまし。またこのユリは、つぼみが先端から開き、可愛らしさを誘っている。(つぼみの腹の部分から開くユリもある) 香りは最初、青臭さが混じるがあとはいつもの芳香。このタイプのユリがどれくらい普及しているのか?
2007年01月05日
コメント(5)
わが家の庭で春を知らせる最初の花は、ジンチョウゲになるかな?今年と言うか、今シーズンと言うか、庭には種から育てたビオラをたくさん植えたけれど、秋から咲く品種を採用したので、春を知らせる花になっていない。来シーズンはこの点を考慮する?でも、今ごろがスイートアリッサムだけになるのも寂しいし・・
2007年01月04日
コメント(2)
航空機と新幹線で展開される競争は、東京から750kmが分岐点なのだそうだ。つまり、広島空港はこの分岐点を超えているので、航空機に有利。Uターン客で本日はたいへんな混雑でした。 で、写真のお遊びはお分かり?じっと見ると、「あれっ」と思うところがありません?
2007年01月03日
コメント(4)
本年もご来場をお待ちしております
2007年01月01日
コメント(6)
全27件 (27件中 1-27件目)
1