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太陽が当たる前のビオラの姿を見ていると、朝の寒さがわかるのではないかと思った。それも零度以下の温度について。もしそうなら、おおざっぱな「生物温度計」(biothermometer)といえる。 東広島市西条にあるアメダス観測点で記録された最低気温に従うなら、 写真は ー3℃くらいを示す。温度がこれより高くなると、花や葉の霜が減り、花も軽く頭を垂れる程度になる。逆にこれより低くなると、霜が発達し、より深く頭を垂れるようになる。 あれこれ考えれば、多少は寒さが紛れるか。
2008年01月30日
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正直なところ、この植木がネズミモチなのか、トウネズミモチなのかは自信がない。ただ生け垣でもなく、雑木林に逃げ出したのでもなく、広い敷地に点々と、自由に生えている姿に魅力があった。 花のないこの季節に紫紺の実が目立つ。花が咲く季節にはまた訪れてみよう。
2008年01月29日
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こちらは花心が暗いロウバイ。2年前にアップした木と同じである(こちら)。 ひとのうちにある庭木なので、2年間にどれだけ生長したかはわからない。でも、すこし開花が早い気がする。この1ヶ月間、寒い、寒いと嘆いていても・・
2008年01月28日
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前に取り上げたことがあるが(こちら)、ビワは晩秋から初冬の花。そのときの写真を見ると、時季が晩秋だったから、光が明るくて暖かい。 昨日、寒さを押して見に行ったビワの木は、満開?だったものの、こちらの心を反映してか縮んでいた。花序や葉っぱは想像以上に毛深く、これが寒さ対策になるのだろうか。むりやり開いた花から甘い香りが漂う。しかしそれを目指す虫はいるだろうか。
2008年01月27日
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今日も日曜日の雪のあとに撮った写真。 偶然の産物だが、2鉢のヒメリュウキンカが手をつないでいる。しかし、1枚だけ見える葉っぱから、ヒメリュウキンカの今を想像するのは無理。雪の下、根生葉(この植物にそう言ってよいか)の間には蕾が覗いているはず。 一方、この悪戯っぽい画像から何を想像するも自由。 雪と名の似ているリュウキンカというと、実際を見たことがないにもかかわらず、春の尾瀬を連想してしまう。いつか読んだブログの文章が優れていたからだろうか。
2008年01月25日
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日曜日に降った雪がまだ残っている。おとといは雪の予報にかかわらず、冷たい雨に終わった。雨と雪の境目だったのだろう。そして今、また雪がちらついている。 この寒さではガーデニングや自転車散歩どころではない。写真もまた冷たい写真。 ビオラは寒さに弱いわけではない。雪の「波」にへこたれるわけではない。雪の中に立つミニチュアの「松林」は、ニーレンベルギア。
2008年01月24日
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ナメクジを集める目的の「装置」のことは、別のブログに詳しく書いた。素焼き鉢を逆さにした、いわばナメクジのお家である。そのブログは、「ナメクジ撃退作戦」と 「続:ナメクジ撃退作戦」。 今、ナメクジのお家は、庭のあちこちに何軒もあるのだが、今度の雪でほどよく埋もれた。写真はその1軒。このお家は、たしか、夏から秋にかけて、大きいやつが何匹もたむろしていた。しかし、最近はめっきり来客が減っている。 雪をかき分けお家の中を覗いても、おそらく中くらいのが1~2匹しかいないだろう。ただ、雪の下で温々しているのがシャクではあるが・・(背景の植物はローズマリー)
2008年01月23日
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15センチほどの雪が積もった。寒いから雪解けも遅い。 植物に雪を絡めた写真なら、「寒椿に雪」が定番だろう。雪の白に、光沢のある緑の葉、黄の芯をもつ赤い花。色彩のコントラストは十分。 だがテレビを観るまで、そんなことはとんと思い出さなかった。仙人の脳みそは「定番」でないな。 代わってロウバイ(ソシンロウバイ)を撮ってみた。しかしこれは渋い!
2008年01月22日
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エリカ属にはたくさんの種類がある。うちの庭にあるエリカの素性は不明だが、全体の印象から「キョッコウ」の流れのようだ。 もしそうだとすると、疑問なのは当地の寒さでとっくに枯れてしまったはず。しかしもう数年も生き続けてきた。そんな姿を見ていると、本当に越冬温度10℃のキョッコウなのかと思ったりする。 花期が冬という点は合っている。しかもほんのわずかが咲くだけなので、やはり暖地の植物なのだろう。
2008年01月21日
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今年もまた、タマリュウの実が「藍色パール」のように見える時季がやってきた。しかし実りがよくない。 実による光の反射はいつも同じだが、光の具合によって色調が違うことがわかった。去年が晴れだったのに対し、今年は薄曇り。「花田」と言われる色に近い。 この「パール」をこのまま保存できないものだろうか。ひとつ試してみるか。 今朝は朝から雪。温度が高いから、道路の雪はシャーベット状。でも「パール」は、海ならぬ雪に沈んでいる。 (タマリュウの花の写真はこちら)
2008年01月20日
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この大きな芽はやがて劇的に変化して、たくさんのつぼみが顔を出す(こちら)。しかしそれは風薫る連休の頃。気の遠くなる話である。 この木の冬芽は去年もアップした(こちら)。その時とは違った別の表情を捉えたつもり。
2008年01月18日
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オオミムラサキコケモモも、このブログ上での「歴史」が 長い。 2005年のブログで名前を教えていただき、1年半ほど前のブログでは、わが家での生態を書いた。 最近では、冬に日の当たらない半日陰の、乾燥しない場所に生存を続けている。それも放射冷却が避けられる場所では、茎が枯れずに残り、果実がじつに美しい紫苑色をしていた。 画面を大きく占める緑の植物はニワゼキショウ。徒長気味ではある。
2008年01月17日
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うちの寒い北庭に植わっているヒイラギナンテンは、ふつうのヤポニカ種だと思う。今ごろは日の当たらない場所だが、ふと気づくと、花序が伸びていた。春の遅い土地柄だから、花の時季はずっと先のはずなのに。 ヒイラギナンテンの花は黄色い。しかしこのつぼみは紫色を帯びている。それがふつうなのか、日陰で寒いからか。
2008年01月16日
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うちから瀬戸内海の方へ下っていけば、むろん暖かい気候になる。 この花は住宅街の、しかも樹木に囲まれて、半日陰の場所に咲いていた。もともと寒さに強いのかもしれないが、寒さによる傷みもなくおおらかに咲いていた。 深裂した葉が輪生する姿から、簡単に名前がわかると思ったけれど、すぐにはわからない。はてな?
2008年01月15日
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千日小坊は寄せ植えに使うようだが、育てたことがなかった。 11月上旬頃、花をぜんぶ落とした10センチほどの苗が、安く売っていた。後で分かったことだが、ほんとうなら花期のまっただ中。それを花なしで買ったのだから、「銭失い」かと悔やむ。 千日小坊は「多年草」なので、花は来シーズンまで待てばよいかと諦めていたら、室内でスクスク伸びて、今ごろ花を着けた。この分では春まで咲き続けるのだろう。しかしスイスイとした枝振りから、徒長しているようでもあるが。
2008年01月13日
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「タピオカパール」なるものは、ふつうにスーパーで売っているものらしいけれど、まだ見たことがない!16トンさんのブログで写真を見ると、本物のパールのように輝いてはいないようだ。(当然でしょう、真珠の輝きは特別の仕組みだから) 「タピオカ」はタピオカという名のデンプン。米や小麦、トウモロコシ、馬鈴薯、サツマイモ、葛などのデンプンと同列である。デンプンは、本来、人を含めた動物の大切なエネルギー源だが、昨今、これを(バイオ)エタノールに転換するべく横取りがある。つまり、自動車と競争するようになってしまった。 タピオカは糊化(こか)しやすいという。糊化というのは、種子や芋から分離したデンプン粒を水に混濁させ、しだいに熱したとき、糊になることを指す。そして、そういう状態になる温度が低ければ、糊化しやすいという。昔は片栗粉(カタクリは花が可愛く、貴重な植物だから今はほかの澱粉で代用)に砂糖を混ぜ、熱湯を加えて(糊化して)食べたもの。 タピオカはキャッサバ(いもの木)の根から採る。キャッサバは、寒い日本では育たないが、世界的には重要な資源植物。 「タピオカパール」はタピオカを糊化したあと造ると思うけれど、どのように丸く成形するか?適当な情報が得られず、いろいろなアイデアが空回り。原理的にはほかのデンプンでも(あるいは多糖類)でも造れるはず。なぜタピオカが突出したか? 「カラータピオカ」というのもあるようですね。
2008年01月12日
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わが家には9株のコチョウランがのさばっている。元はと言えば、3鉢の贈り物をばらしたもの。だから品種としては、おそらく3種。 置いてある場所の温度は今7~18℃くらいなので、環境としてはかなり厳しい。例年、ゆっくり、ゆっくり花茎を伸ばし、ゆっくり下から咲いて楽しませる。もちろん春になれば加速されるが、月単位の鑑賞という感じ。 写真の一輪は例年に比べれば早い。このコチョウランは去年の9月に頂いたもので、そのとき満開に仕上がっていた。新たな水苔で植えたあと、花茎の途中から新しい花茎が・・急きょ「体内時計」を合わせた印象ですね。
2008年01月11日
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ロウバイの花がニュースになる時季になった。それは東広島より暖かい場所の話だが、当地でも蕾がプックリとふくらんできた。フロントガラスに霜が降りたとあたふたする人様を横目に、蕾はゆっくり生長していく。 ロウバイ(蝋梅)の命名は「花が蝋細工のようだから」という文言が、ちまたにあふれる。しかしそれを知らない人に伝えるのは、案外難しいのかも。花の表面が、ぼんやりと太陽光を跳ね返す。それが蝋のようなのかな?
2008年01月10日
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Jazz研の新年会とライブが、今年も「お父さん」のお宅で行われた。本来の表現は「元顧問」宅だが、ご夫妻の学生や院生、卒業生との接し方から、「お父さん」・「お母さん」の方がふさわしいと思う。ただこのブログがアップされたとたん、「抗議」のお電話をいただくかもしれない。 ライブの音楽的ポイントの一部は、「お父さん」のブログに紹介されている。また一昨年の同じライブの様子はこちら。 昨年12月に催されたJazz研定期演奏会の写真は、第1部と第2部を別々に観ることができる。
2008年01月09日
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寒くても咲いている、この花の名前がわからない。どこかで見た気がするのだが、それがブログ仲間の日記だったかどうか?? 周りが木に囲まれて風が当たらない場所だったにせよ、連日零下の土地柄。とても陽気に誘われて咲いたとは思えない。 こうなったら、ブログでヘルプを出すしかないな・・・
2008年01月08日
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写真にしたら黄ばんでしまったが、純白で清楚な花。香りはなんと言ったらよいかわからない。 植物の名称がわからないときには、知る人に聞くのが一番早い。しかしそれがかなわぬなら、ネットが頼り。この場合、「切り花」が決め手になった。「ユーチャリス」とも呼ぶが、アマゾンリリーの方が覚えやすい。 花の接写を試みたら、雄しべがカップになっていることがわかった。そこからスイセンを連想するのは自然な流れ。だがスイセンのように耐寒性がない。球根そのものは、ユリのカサブランカよりはるかに安いけれど。
2008年01月07日
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うちのヒイラギナンテンは、数十センチの高さで、咲くのは暖かくなってから。 対して、見事に咲いているこの植物は、2.5mに達する高さ。それに今ごろが花期というのも理解できない。 調べてみると、ヒイラギナンテンの仲間でも「チャリティー」という品種のようである。ちょっと眼(まなこ)が見開いた感じ。
2008年01月06日
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門松にはハボタンがよく添えられる。そういう意味で松とハボタンの縁は深い。 しかしこれは、どちらかと言えば、やむを得ない縁。そもそも松林のたもとにハボタンが植えられていることは、珍しいと思う。折からの寒風で枯れた松葉が降りつもり、冬の寒さが演出される。
2008年01月05日
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グロリオサは切り花に人気のある花だという。たしかに、写真の品種(ロスチャイルディアナム)などは、めらめらと燃え上がって、ほかに類を見ない。さらには岡本太郎の絵を連想したりする。 しかし花をよく見ると、花形も変わっていることがわかる。上の写真は、いわば「お尻」の方から見ているわけで、「バックシャンの花」。そこらへんにも「魅力」の秘密があるのかもしれない。 「バック」と言う訳を下の写真に示す。右の方から伸びてきた花茎は、先端の花が頭を下げ、やがて後ろ向きとなる。花の正面と言うべき雌しべや雄しべは、内向きへ。面白いことに、雌しべは途中で直角に折れて、地面を指している。 「花びら」は、色を変えつつ、後に広がり折れ曲がる。横から見れば、雄孔雀の尾羽に感動するようなものなのかな?
2008年01月04日
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お正月早々ちょっと臭い話・・・ 尾道の公衆○○○に魚がたむろしていた。仙人の目の前にも、洗面台の横にも。 それぞれの名前を言い当てられないので、デザイン化した魚としておく。愛らしくもあり、撮影を決意したが、怪しまれないためにはタイミングが重要だった!
2008年01月03日
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お正月早々お寒い話・・・ 今朝の最低気温はー4.8℃。たぶん今シーズンのタイ記録。これくらいの寒さになれば何かあるのではと、外の花鉢を見に行った。 すでに紹介しているビオラだけでなく、テルスター(ナデシコ)や宿根カスミソウの葉にも霜が降りている。そして見たのは、ビオラの花弁に生長する霜柱。それもきれいな針状結晶だ。 氷になる水がどこに由来するのかますます疑問になった。
2008年01月02日
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