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宿根カスミソウ(スノーフレーク)を種から育てることを思い立った。去年の11月9日に、それまでの経過を書いた。 そして今年になってからは、寒さとの戦いの連続。種の袋には「耐寒性」が強いと書いてあったものの、たぶん植木鉢ごと凍っている寒さでも耐えられるのか? しかしどうやら山を越えたようである。昨日の気温は10度を超えなかったが、明るい陽射しの下、鳥たちの動きがにぎやかだった。
2008年02月29日
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「カラスの足跡」と言えば、目尻にできる小じわのこと。女性にはことのほか嫌われる。その女性の方はしょっちゅうお目に掛かれるが、本物の足跡は記憶にない。 先だっての雪の日、ぼんやりと外を眺めていたら、カラスが雪の上を歩いて、というよりスイスイ滑走していた。えっ?、カラスがヒトの子どものように、雪を蹴散らして雪遊びをするの? 確認のため外に出てみた。カラスの通った跡が直線状に。まるで「お化粧」を施したように、踏み跡がぼかされている。わざわざ雪の上を通っていることからして、やっぱり遊んでいたのか!!
2008年02月27日
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この樹は5年前から見続けている。木の生長もあるのだろうけれど、なんと立派になったことか。 今日は雪でなく雨だが、開花までは間がありそう。
2008年02月26日
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一昨日から昨日にかけては、暴風が荒れ、ついでに数センチの雪も降った。 軒下のハボタンにも薄雪が・・このハボタン、買ったときは中心部だけ唐紅(からくれない)に赤く、くっきりとバイカラーだったのだけど、極寒のせいか、葉脈部分の緑が抜け、微妙な味わいになってしまった。
2008年02月25日
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どうも「遊び心」は、手が込んでいたようである。 今日の「作品」も植物生態の一つの変転なのかも知れない。 枯れて葉や枝を失い、苔むしてしまった盆栽。何の実か、その茶色い表面に映る、それぞれの想いの顔、その上にまた、松の枯れ葉が降りかかる。たぶん布団綿を丸めた綿の山・・・伝えておかねばならないのは、この「実験園」が折れ曲がった小径の先、赤松林に埋もれた小さな谷あいにあるということ。たぶん人の目にはほとんど触れていない。 (昨日のブドウのように綿玉がぶら下った植物のことだが、おそらく綿の木を切り、開いた綿花の先に、綿玉を糸でぶら下げたのだと思う。こりゃ、一杯食わされた!)
2008年02月24日
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写真はH大学の「生態実験園」の案内板。その裏側にヒョウタンと綿のような植物が、一見、ランダムにぶら下がっている。こういうのって、「オジサン・オバサン心」ではなく、「学生心」と直感的に思う。 それにしても、綿のような植物が判らない。まん丸い綿の玉が、ブドウのように連なっている。案内板の表には、施設の説明プリント以外に、「しめ縄の由来」、「正月飾りと植物」、そして「植物園の縁起植物」のカラープリントが貼ってあるが、「綿」のヒントになるようなものはない。 それはそれとして、案内板の裏側に、超モダン・しめ縄を創作したのだろうか?
2008年02月23日
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この植物がこうも気温に敏感であるとは思わなかった。おととい書いたように、寒さにとても強いから、むしろ鈍感であると・・ ところが、最高気温が6℃、10℃、そして昨日は12℃と急上昇すると、パッと花を咲かせてしまった。驚き! 咲いてみてわかったのだけど、これはリュウキンカではなく、「ヒメ」リュウキンカであるらしい。過去のブログも訂正しないといけないが、尾瀬湿原との関係が切れて困った。(汗) ヒメリュウキンカであれば、ウマノアシガタ(キンポウゲ)やミヤマキンポウゲの仲間だから、黄色い花びらの輝きが美しい。写真でも太陽を反射して、キラキラしている。ミヤマキンポウゲは高山植物に入っている。少しホッとした。
2008年02月22日
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おとといの最低気温はー6.6℃で、最高気温が予報どおり+6℃くらい。昨日はー5.9℃と+10℃くらい。今日の最低気温がー5.2℃で、やはり最高は+10℃になるという。 最低はともかく、昼間が暖かくなれば、植物たちは色めき立つのでは?しかし自転車散歩をしてみたけれど、まだ「成果」はない。ミツマタは、2月2日からまったく「進歩」がない。 仙人が標準にしているウメの木はどうか?写真のとおりで、まだまだ。過去のデータだと、3月10~20日に見頃になる。今年も同じだとすると、あと3週間もあるな。
2008年02月21日
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とうとう今朝はー6℃を割ってしまった。寝床が寒かったわけだ。 今日の予想最高気温は+6℃だから、12度も上昇してくれるという。期待しようっと! 今年になって咲いたのは、ロウバイだけ。ヒメリュウキンカやニホンスイセンが少しずつ花茎を伸ばすことに、期待が集中する。世間はウメを話題にするけど、いつのことか。
2008年02月19日
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「マント」から顔を出した、このニホンスイセンの姿は、どう見ても寒々しい。実際、今朝の最低気温はー4.4℃。先週からー5℃前後の最低気温が続いている。最高気温も、昨日は3℃ちょっとだった。ナメクジもさすがに影を潜めている。 今日のニホンスイセンの姿は、去年の1月30日に同じ(こちら)。2月8日のようになるのは、今週の気温しだいだが、2月も押し詰まってから?まさに春が待ち遠しい。
2008年02月18日
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きのうの梅と花桃はバラ科サクラ属だったが、今日の花梨(カリン)は同じバラ科でもボケ属。これを無糖リキュールにしてみようと思った。 ただうっかりしていたのは、カリンはふつう、ホワイトリカーに浸けるのではなく、蜂蜜漬けにするようだ。飲み助の発想はどうもよくない。 花梨は風邪によいとか、薬効が言われるが、それほど明確なものではないらしい。(さらに調査要) 果実は縦に2つに割って種を取り、さらに適当に切った。当初の考えは、梅や花桃に比べ巨大な果実から、有効な成分を抽出しやすくするため。しかし花梨の種には、アミグダリンと言う有毒な物質が含まれているそうで、結果として安心な手順を選んでいた。ただアミグダリンは、ビターアーモンドやモモ、アンズの種にもあると言うから、そんなに神経質になる必要はないのではないか。 さて、3ヶ月ほど経っての味は? 匂いについては、テルペンによる芳香を全く感じない。味は梅の初期のように、酸味が強い。ただ梅とはどこかが違う印象。いっぽう花桃のように渋味がない。これも種を取った効果だろうか。
2008年02月17日
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お酒を含めて、食品の味は時々刻々、移り変わる。食品化学的に見れば、その大きな理由は2つ。1つは食品成分が均一になるよう移動していき、その過程で互いにゆっくり化学反応を起こすこと。もう1つは、良くも悪くも、空気中の酸素や食品に巣くった微生物が起こす化学変化。 二月ほど前に(こちら)、梅と花桃の実の「無糖リキュール」について詳しく書いた。その後、どのように味が変化しただろうか。 色は写真のとおり(右:梅、左:花桃)。匂いに甘さは残っていない。両者の匂いに微妙な差があるが、それをとても表現できない。 味について言えば、梅はさすがに王者。「酸っぱい」を経て、それが丸くなり、今や「甘さ」さえ感じさせる。 辛味が残るものの、花桃も味がだいぶ落ち着いた。しかし、苦味と渋味が混じったような感覚が舌に残る。これは食用の桃でも同じだろうか。残念ながら、不合格と言わざるを得ない。
2008年02月16日
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今朝の最低気温はー5.9℃。今シーズンの最低。しかし今は明るい日射し。 一昨年買ったアイビーゼラニウム(ブログはこちら)を、去年の夏、外に出しておいたら、雨に当たって姿がボロボロに。茎を短く刈って、土を換えたら、なんとか復活した。 「アイビー」という名の由来は、葉っぱの形によるらしいが、本物のアイビーのようには弾力性がなく、すぐポキリと折れるのが困る。
2008年02月14日
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庭で栽培している草花で、咲いているのはビオラだけ。テルスターも赤い色を覗かせているが、咲いているとは言えない。 ビオラの側に白花の、小さい、小さい野草を発見した。寒さのせいか、草姿が超ミニ。去年もトップを切って咲いた野草だが、マルバコンロンソウの花に見える。 写真の右隅、真ん中はムシトリナデシコ。そして右上角はたぶん、ナガミヒナゲシの幼い姿。
2008年02月13日
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昨日、「サイクルコンピュータ」の走行距離が1万キロに達した。2003年4月23日から、ざっと4年10ヶ月を要した。本格的なサイクリングならこんなに時間はかからないはずだが、買い物や花などの写真撮影だと、ポチポチと貯金箱に小銭を貯める感じ。 その間、自転車のタイヤが丸坊主になったので新車に換え、初代の安物サイクルコンピュータも壊れた。安物コンピュータは計測にいろいろ問題があったから、もっと前に1万キロを超えていたかもしれない。 1万キロで走行したのは、安芸西条盆地の中だけである。地図で赤線で示したのは周辺部の走行のみであり、その内側でどう走ったかはもう覚えていない。 黒瀬町方面を含めて、周辺部にはすべて急坂が控えている。前に「安芸西条盆地サイクリングサーキット」のことを書いたが、それは比較的平坦部を走るもので、1周25km。それを単位とすれば、400周したことになる。新幹線東広島・東京間は862kmだから、約6往復。塵も積もれば山となる! 一方でHPに「東広島花サイクル」(サイクルはサイクリングの意)と「東広島自転車散歩」をアップした。ただ最近はネタ切れになっている。
2008年02月12日
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太田朱美さんが、彼女のバンド「Risk Factor」からアルバムがリリースされたのを記念してツアーを組み、広島流川の「Lush Life」にやってきた(9日)。広島は彼女が腕を磨いた地で、「Lush Life」の前の店、「SOHO」で最後の演奏をしてから5年になるそうだ。翌日は鳥取米子で演奏すると言っていたが、そこは彼女の郷里。 「Risk Factor」は危険因子だから奇妙な名前だなと思っていたら、メンバーの太田朱美、石田衛p、織原良次b、橋本学dsはそれぞれの考えと個性を持つから、音楽がまとまらないかもしれないという意味らしい。しかし「危険因子」は思わぬところに潜むもので、前地の名古屋から車で移動する途中、京都付近で雪による事故と渋滞に遭い、ほうほうの体で広島に到着していた。到着は開演の直前だったようだ。 ライブはアルバムの曲が中心。それは、1.ヘッドライト2.エドエンバリーの海アメリカ自然史博物館組曲「3~7」 3.入場の曲 4.地殻変動 5.生体発光 6.樹の詩 7.Common Loon8.bamboo grasses@鎌倉華蔵院9.ゲシュタルト崩壊 これらの曲のほとんどを彼女が作曲したよう。背景、あるいは動機に「生命の流れ」があるらしく、1では前車の風で舞う落ち葉、2では絵本作家、エドエンバリーの描く海、3ではティラノサウルスの化石、4では太古から続く大陸移動と生物進化、5では海底で発光する微生物、6では3000年前の樹木の切り株、7では海の鳥、コモンルーン、8では鎌倉華蔵院の竹林(織原氏作曲)、9のゲシュタルト崩壊は心理学の用語でそれがモチーフ。 これらのモチーフは、仙人のブログのテーマ「空も雲も風も星も花も・・」(海が抜けているのはまずいが)に共通するとこじつけて、今日のブログをジャズではなく、「空も雲も風も星も花も・・」に分類することにした。 ライブの方は、アンコールで彼女の「保護者」、水谷浩章氏bとお店のオーナー、清水末寿氏tsの掛け合いもあり楽しそうだったが、新幹線の終電に追われて店を出た。 アルバムの通信販売は以下のとおり。【送料無料選択可!】Risk Factor / 太田朱美【送料無料】太田朱美/Risk Factor(発売日:2008年01月23月)《送料無料》太田朱美/Risk Factor(CD)
2008年02月11日
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福井県、越前海岸のスイセンが見頃になったというニュースが流れて久しい。このスイセンはニホンスイセンの仲間ではないかと思うけれど、開花が早いのは暖かい対馬海流の影響だけだろうか。 振り返って、うちのニホンスイセンは、まだ蕾が「袋」をかぶっている。この袋が寒さから蕾を守っているのか。 今年の開花は去年、一昨年より遅い。
2008年02月10日
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1月30日のブログで、零下の低温におけるビオラの草姿が、温度と対応している話を書いた。そのときの温度は約ー3℃。 昨夜はよく晴れて放射冷却が激しかったせいか、当地の最低気温はー5.4℃。たぶん今シーズンの最低気温だろう。 ここまで寒くなると、ビオラは頭を下げるだけでなく、花びらの上の霜の生長が著しい。花びらの縁に長いヒゲがいっぱい。オオ、寒!
2008年02月08日
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先月の25日に、ヒメリュウキンカが雪帽子をかぶっている姿をアップした。 そのとき雪の下には蕾が・・を示唆したが、現在の正体はこのとおり。地面に張りついた姿から、花の時季を予想できない。これからの気候次第かな?
2008年02月07日
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問題になっている有機リン系農薬は、有機化学の発達が産みだした便利な殺虫剤。このような形で「有機」という言葉を使うと、戸惑うかたが多いかもしれない。しかし有機化学の出発点は、生物あるいは生命を形作る物質の解析であった。だから有機農業と無縁と言うわけにはいかない。 ところで「便利な殺虫剤」が問題になる理由は、幅広く生物を害する(防除する)ため、挙げ句の果てには人にも害を与えることと、そして自然界で分解されにくく、薬効が(薬害も)安定していることだろう。 今度の中毒事件に遭遇して、専門ではなかったけれど、メタミドフォスや関連化合物を思い出すことにした。 メタミドフォスは常温で固体。融点は54℃なので、ちょっと暖めれば融ける。水やアルコール(エタノール)によく溶解。ということは、ポリプロピレン製の包装膜を透過することはなさそう。殺昆虫剤としてだけでなく、殺ダニ剤にも。ラットでの致死量は「Merck Index」(有機化学でバイブルのような英文の辞典)に書いてなかった。某スパーの店長によれば、アンモニア臭がしたそうだが、これは妥当のようだ。 上述の話は、メタミドフォスがほぼ純粋の場合。しかし実用的には純粋である必要はなく、特徴を出すために逆に別の物質を加えたりする。テレビの報道によれば、中国にはメタミドフォスが半分ほどの液状製品もあるという。言い換えれば、「不純物」に情報がたくさん含まれているわけで、和歌山のヒ素事件のように、薬剤の由来の決め手になるかもしれない。 人に限らないが、有機リン系の農薬で人が中毒になる仕組みは解明されている。それは毒ガスのサリンと同じである。 神経系で情報が伝達されるとき重要な酵素が、アセチルコリンエステラーゼ。この酵素で決定的な働きをするセリンというアミノ酸に、有機リン系化合物は固く結合する。その結果、アセチルコリンエステラーゼは機能を失い、神経情報も伝達されなくなる。 ただ有機リン系化合物が結合する酵素は、この酵素だけではない。油脂を消化するリパーゼという酵素も、DFPという別の有機リン系化合物で機能が失われる。メタミドフォスを食べて下痢した人は、油の消化もできなかったか?
2008年02月06日
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デンドロビュームはけっこう寒さに強いようだから、寒い室内でも越冬を心配したことはない。 でも、開花ということになると、4月を待たないといけない。太陽も明るくなってきたので葉の間を覗くと、小さい花芽がポツリ、ポツリ。しかも葉を透ける緑の光にも春を感ずる。
2008年02月05日
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今年の雪は今日で3回となった。積雪が15cm, 12cm, 7cmと減少傾向だから、春が近づいていると考えたくなるのは、雪国ほどではないにしても、日照が少ない日が続いているからか。 その寒々しいときに、「かき氷」を連想するのは不謹慎かも。でもニホンスイセンの生長もほとんど止まっている今、苦肉の発想です。
2008年02月03日
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気がついたらミツマタの花芽が開いて、毛だらけのたくさんの蕾が顔を出していた。去年撮った蕾に比べれば、だいぶ前の段階だろうか。しかしこの段階でも、銀色の毛が光を反射するせいか、遠目でも目立つ。 現実の気温に逆らって、春は感ずる。しかし、黄色い花のラッパ口が見られるのはいつの日か。
2008年02月02日
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食の安心安全という文言を聞かない日はない。ほとんどは、家庭で調理に使う食品素材か、すでに加工してある加工食品が対象である。 言うまでもなく「安全」というのは、その食品で食中毒ならないのが第一だろう。食中毒の原因には2つのカテゴリーがある。病原性微生物の汚染によるものと農薬のような化学薬品の汚染によるものと。毒キノコや毒植物、フグなど、天然毒素よる中毒は、自己責任とされるようだ。 化学薬品については、発ガン性や催奇性のように、微量でも長期摂取すれば問題になるものもある。 「安心」の方は、食品が病原微生物や化学薬品に汚染されていないことが確かかどうか、表示に書かれている原材料や組成が正しいかどうか、そしてそれを保証する体制が十分かどうか、言い換えれば「信用できる食品」が安心な食品ということになる。 ここまでは、 食の安心安全のエッセンスだが、 紙の安心安全とはなんだろう?それを言ったのは、テレビのインタービューに応じた行政の方。「安心安全」のために、古紙の混合率を偽った再生紙を返品した、だったと思う。表示を偽った紙は安心できない(信用できない)はまあいいとして、安全でないって、なに?今の世の中、こんな「誤用」が生まれるほど、「安心安全」の問題が多い。 それにしても再生紙の問題は難解である。 ひところ、質や色が劣っていても、 再生ティッシューやトイレットペーパーの方が、 値段が高かった気がする。だから、今回の問題では、表示よりバージンパルプが多いのなら、消費者が得なのではないかと思ったけれど、もし古紙使用率が大きいことを理由に価格を高く設定したのだったら、これはだまされた。
2008年02月01日
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