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こういう写真を見ると、元の商売柄、カビの仲間を思い出してしまう。 しかしこれはヤマボウシの実のシルエット。折からの雷雨で葉っぱに水滴が残るが、それは写っていない。 山桑ともいわれるヤマボウシの実。熟して落ちた実のほうが美味しいと聞くが、それまで待つと仙人の口には入りそうもない。
2008年07月31日
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オオミムラサキコケモモ(別名がパープルクランベリー)の実は食べられないという。理由は不明。似ているクランベリー(オオミノツルコケモモ)とは大違い。 うちに自生しているオオミムラサキコケモモの由来は、数年前にもらった草花の寄せ植え。そこから種が飛んで(流れて?)、近くの露地へ。そしていつの間にか家の裏側の半日陰へ移った。 今ではヒイラギナンテンの陰に安住の地を見出して、放っておいても心配ない。むろん冬には寒さで枯れる。しかし暖かくなれば、発芽してくる。
2008年07月30日
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2本あるブルーベリー(ラビットアイ系)がそろそろ食べ頃になった。うちのは毎年、「原爆投下記念日」と重なる。 果実の頭にある「星形」は花の跡。だが写真の品種では、星形がクリヤーでない。 パンパンに膨らんだ、丸い感じが食欲をそそる。
2008年07月29日
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ハナスベリヒユはマツバボタンの仲間。日本では越冬できないが、多年草だという。 さて、冬の間、ひとから頂いた植物を室内に保護していたら、その根元に気になる肉厚の葉っぱが・・どこかで見た気がする。捨てるに捨てられず、暖かくなってから露地に下ろした。結果は? 見てのとおり、ハナスベリヒユ。思えばこれを育てたのは、15年も前のことだった。
2008年07月28日
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タカサゴユリの種を蒔いてから、3年が経つだろうか。去年1株が咲き、今は4株が生えている。 栄養状態がよいせいか、葉っぱの数が無数で、美しさを感じさせる。花が咲くまでには、あと一月を要するだろう。
2008年07月27日
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ネジバナには、右巻きと左巻きがある。うちの庭では通常、右巻きだが、このたびどちらでもない中立派を発見。 ただ完全に一方に花が並んでいるのではなく、写真の撮影点から見ると、右向き、左向きと振れている。そしてその変換点では、花軸が折れ曲がっているのが面白い。 一昨年のブログで、ネジバナの花がらせん階段状に並ぶメカニズムは、直接的に遺伝子に依存するのではと書いたが、どうもその仮説はぐらついている。
2008年07月26日
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「カサブランカ」はあまりにも有名なユリの花。これまでは球根を買って植えると、咲くのは1年目だけ。なんとかならないの? 去年の秋、その理由を、植えた場所の日照が強すぎることと過湿と断じて、落葉樹の東側の陰へと大移動をおこなった。結果は「吉」。 しかし、開花にたどりつくまでには「ユリクビナガハムシ」の大妨害が・・このグロテスクな害虫は、突然?現れて、幼いユリのつぼみとその周辺の若い葉をかじってしまう。農薬が容易に効くのだけれど、同じオリエンタルハイブリッド・ユリの「カサグランデ」も一輪しか咲かない羽目になってしまった。
2008年07月24日
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去年採種したハツユキソウを露地に適当に蒔いたけれど、芽生えたのかどうかわからなくなってしまった。要するに、幼い苗の姿を覚えていなかったのだ。 いっぽう、落ちこぼれた種からハツユキソウが庭のあちこちに。こちらは数センチの高さになってから、それと判った。 しかし、去年の「温室育ち」(実際に温室を使ったのではなく、手間を掛けたの意)に比べ、生育が悪く、開花が4週間ほど遅れてしまった。
2008年07月23日
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鳥の種類がどうこう言う前に、なんだか吹き出しそうな情景と思いません? 水鳥が立ちつくしている上に、ほとんどが左を向いている。何を見ているんだろう?左は大きい溜池で、警戒するような動物はいなかったと思うけど・・
2008年07月22日
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このハーブも庭に馴染んでしまったので、注目度は高くない。しかしこの時季の花ではある。 節の周りに、手毬のように咲くのが可愛い。よく見れば「毛羽立って」いるのだが・・
2008年07月21日
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存在に気づいたのは、3年くらい前だったろうか。その時の高さはせいぜい10センチ程度。今では成長も速まり、日陰から身を乗り出すように、数十センチの長さになっている。言うなれば、雑草ならぬ「雑木」。切るならいつでも切れると思って、勝手にさせている。 ところが、この季節になって数ミリ以下の小さい花を着けた。花を着ければ、気になるのはその名前。はて、はてなんだろう? 葉は対生。写真にも写っているように、披針形?だが、葉柄側もふくらまない。葉の長さは4.5~5.5cm。鋸歯。
2008年07月20日
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うちの庭には数株のネジバナが、パラパラと生えている。地下茎があるから、当然のこと、毎年同じ場所に生える。 去年、「右巻き」と「左巻き」が並んで咲いた場所にも、気がついたら、他の植物に埋もれて咲いていた。ただし今年は同じ右巻きの2茎。花色のせいか、目立って可愛い花ではある。
2008年07月19日
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今年の新しい試みとして、スイレンを育ててみることにした。睡蓮鉢というのもあるが、結構なお値段なので、無色、半透明のプラスチック・ボックスを使ってみた。いちおう様にはなっている。 スイレンの品種のことなどまるでわからない。「アルバカンジシマ」を買った理由は、カタログで花が全体にクリーム色に見えたから。しかし最初の花が咲いたら、思ったより白かった。 育てる過程では、黒い小さな巻き貝を発見。これに葉の縁をかじられて「浸食海岸」に。見つけるたびに手で取って、今ではほとんどいない。
2008年07月17日
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ワイヤープランツの葉っぱは、丸くて可愛い。緑の色調も清々しい。目立たない小さい花も悪くない。 しかし、寒さに強いと分かって庭に植えたところ、その生育の猛烈ぶり。今では増殖をコントロールするのに苦労している。 空中には立ち上がって、アジサイの小枝にぶら下がり、フェンスに絡んでは這い上がる。地上を這う枝は枝で根を出し、地下に潜っては地上に顔を出す。ヤレヤレ・・
2008年07月16日
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今、光る白が盛り上がっている。 この宿根草はフロックス属なので、「フロックス」とも総称される。フロックスと言えば、「モスフロックス」、つまり芝桜を思い出す。だが両者は仲間内でも、背丈が段違い。 この花の蜜を漁る、蝶(セセリ)に似た「蛾」がいるとは知らなかった。その写真を載せようと思ったけれど、「嫌われそう」なので止めにした。
2008年07月15日
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子どものころ、山へヤマユリを採りに行ったけれど、それほど珍しい存在ではなかった。それが今では非常に貴重な、在来のユリである。その時のユリは、花弁に黄色い筋が入っていたが、それとは別に、幻の「紅筋」ヤマユリというのがあるらしい。 その「紅筋」ヤマユリにそっくりというので、昨秋に球根を購入してみた。それが今、盛んに咲いている。庭の花が少なくなった時季だから、具合が良い。 ただこれを見た時、子供時代を思い出さなかった。たぶん、「紅筋」だからだろう。しかし花弁に散らばる、尖った赤いポチポチは特徴的。
2008年07月14日
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5月20日に、夏に向けて蒔いた草花のことを書いた。そのうちの一つ、センニチコウがが咲き出した。播種から約9週。アゲラタムと同様、とくに問題もなくここまで来た。 「レッドネオン」の花色は、デジカメではうまく表せない。光に工夫が要りそうだ。 余談だが、いっしょに蒔いたアフリカンマリーゴールド「キリマンジャロホワイト」の芽や葉っぱは、ナメクジの大好物。鉢植えなら、避ける方法もあるのだが、地植ではギブアップ(涙)。
2008年07月13日
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アゲラタムは5月の連休後に蒔いた草花の1つ。アゲラタムの和名はカッコウアザミ。 ふつう売られているのは矮性で、花色は青か白が多い(最近は人気がないかな?)。対してこの品種(レッドトップ)は高性で、花色が赤い。 庭では草丈が高い方がいいと思い、数年前に一度種を蒔いた。翌年はこぼれた種で相応に咲いた。だが年々減衰していき、ついに消えてしまった。考えるに発芽温度が高く、今頃咲かすには人の助けが必要なのかもしれない。
2008年07月12日
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山陽新幹線のレールを見たら、ふと、最高標高はどこだろうかと思った。むろん、日本全国となれば、新幹線の最高標高は他の線にあるだろう。 国土地理院の地形図を見た限りでは、東広島駅構内におけるレールの標高は、230mぐらいかと思われる。どうやら駅のあたりは水平らしいが、西に向かっても、東に向かっても、線路は下り勾配になる。西なら広島駅まで、東なら沿岸の三原まで下り一方、それもほとんどがトンネルの中。 思えば、在来線の山陽本線は、昔からこのあたりが急勾配の難所だった。「瀬野」の登りでは蒸気機関車の重連が見事だったらしい(その頃はこの地にいなかった)。今でも貨物列車には、電気機関車が複数つく。 新幹線の東広島駅に夜、暗いなか降り立つと、「高原の駅」に降りた気分になるのである。 (写真に写る列車の後半部が、東広島駅です)
2008年07月11日
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レモンはミカン属で、梅、花桃のサクラ属や花梨のボケ属とは、分類学的に異なっている。植物分類学が直接的に味に反映するわけではないと思うが、余ったレモンがあったので、無糖リキュールに挑戦してみた。 レモンは丸ごと2つに切って、35度のホワイトリカーに浸しただけ。それをやったのが、1月末ぐらいだったろうか。 いつだったか忘れたが、前にテイスティングした時には、レモンの香り(テルペン類)が快く、液体の色も正にレモンイエローでさわやか。味はウメの初期のように酸っぱくなく、悪くはない。ただ苦味・渋味が目立ち、それが問題だった。 今回は、漬けこんでから半年ほど。しかし残念なことに、レモン香が弱まり、「苦味・渋味」に相当する味が「泥臭く」なっていた。花桃のときのように、これから良い方向へ熟成するだろうか?
2008年07月09日
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目に触れることがないから、「ソーラーウォール」と言っても、ご存じない方が多いだろう。太陽光利用と言えば、普通には、太陽電池を並べて発電する、アクティブ(積極的)な方法のほうが知られる。 「ソーラーウォール」はたくさんの小さな穴が空いた、アルミのパネルを壁に取り付ける。パネルと壁との間には隙間があり、そこの空気が太陽で暖められると上昇し、下から新しい空気が自然に取り込まれる。上部に集まった暖められた空気は、太いパイプに取り込まれ、床下の空間までファンで運ばれる。そして床に開けられた口から流れ出し、室内を暖房する。 「ソーラーウォール」設置のコストは、太陽電池に比べ、圧倒的に安いし、使用エネルギーもモーター1個だけ。ただ弱点として、天候に左右されるので、補助暖房が欠かせない。しかし正確な測定値がないものの、暖房費を節約できることは疑いない。 おりからのサミットで(地球)環境の維持が叫ばれている。そこでムクゲを組み合わせた写真で、「ソーラーウォール」の家をアップした。
2008年07月08日
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オミナエシが昨日、咲いた。種を蒔いたのが一昨年の春で、今年は2度目の開花になる。「もう」咲いたとしたが、去年の開花が7月5日だったから、ほとんど差がない。 このオミナエシは北側の半日陰に植えられている。南側の日当たりに植えられた株の開花がまだだということから察すると、涼しさゆえに、もう「秋」を感じてしまったのだろうか。
2008年07月07日
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花桃の実の無糖リキュールについては、梅と比較しながら3回にもわたって書いてきた。去年の12月13日、今年の2月16日、そして4月2日。理由の1つは、味が大きく揺れ動いて、評価を決めかねたからである。 すでに今年の実も実り始めたところだが、リキュールのほうも味が落ち着いてきた。甘味、うま味のバランスが取れ、7月3日の花梨に比べれば、味が軽く上品。ただし次の瞬間、クッと突き上げるような「辛さ」に特徴がある。 渋味・苦味のほうは、花梨より柔らかい。ただ気になるのは色で、濃すぎるかもしれない。
2008年07月06日
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サワギキョウは名前からして、湿地が好きそうな植物。だが、長い山歩きでこれに遭遇したという記憶がない。 前に「ロベリア」として青・赤二色のサワギキョウを買ってきたが、無知のゆえに、日当たりのよい乾燥地に植えてしまった。乾燥には赤色のほうが強く、何年か頑張っていたものの、去年の夏の大乾燥で枯れてしまった。 二度目のベニサワギキョウは、やや湿った半日陰に。花を見て雌しべはどこにあるのかと思ったら、「真ん中の塔」の奥に鎮座しているのだそうだ。
2008年07月05日
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シャスタデージーの中でも、ライムイエローの花色は非常に珍しいのだそうである。そういうふれ込みにつられて、「ゴールド・ラッシュ」の苗をT社から買ってみた。 うちに前からある白いシャスタデージーに比べて、草丈が低い(カタログでは25~35cm)。花期は4月下旬から6月上旬と書いてあったが、だいぶ遅れた。初年度のせいだろう。花色は期待どおりで気に入った。
2008年07月04日
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昨秋採れた花梨の実を8つに切って、中の種を除き、壜に詰めたあと、35%のホワイトリカーを花梨が隠れるまで注いだ。手順としてはこれだけで、まことに簡単。 それから9ヶ月は経ったろうか。 途中経過では疑問の味やアンバランスがあったが、現在、1点を除き、良好なバランスになった。味はずっしりと来る濃厚さで、無糖のはずなのに甘味すら感じる。しかし、1つの問題点は渋味である。これはかなり渋い。ただ赤ワインのフルボディを考えれば(渋味の種類は違う気がする)、許されるのかもしれない。 試飲は加水せず、そのままおこなった。アルコールの度数は定かでない。アルコールの揮発や花梨由来の水分を考えれば、20%の前半まで下がっていると想像している。 2月17日のブログはこちら。
2008年07月03日
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物事は「一刀両断」にいかないもののようである。アジサイの装飾花の中心にある「花」(ボタンのようなもの)は、開かないと思っていた。ふつうには花びらとしている美しくて、大きな片は、萼片。 ところがうちのアジサイで、装飾花の「花」が開いているのを見つけた。「花」の形は、6月29日にアップした両性花によく似ている。このような状態を「中間型」とされている方がいたが(こちら)、うちの場合も確かに萼片が5枚で、周囲の典型的な装飾花とは異なっていた。 話は変わって、6月26日に大阪の居酒屋で起きた、アジサイの葉による食中毒事件には驚いた。だし巻き卵の下に敷いたアジサイの葉を、何人かの人が食べたらしい。 知らなかったけれど、アジサイの葉には「青酸(ニトリル)配糖体」が含まれているのだという(青酸配糖体のほうは講義で教えていた!しかし含む例としては、青梅だけだった)。葉に触っただけでは毒にならないものの、葉を口で噛んで、もともとアジサイに含まれる酵素と青酸配糖体が混ざると、「青酸」が遊離するとか。そして食中毒を起こす。 世の習いだけれど、美しいものに魅せられても、注意しないといけないということか。(毒を含む植物は他にもたくさん例がある。家畜用だが、こちらを参照)
2008年07月02日
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うちの吹き抜けには、ポトスがハンギングしている。3m弱の高さにある数個の鉢から、何年かかけてポトスのつるが垂れ下がり、ついには1階の床に達した。ここでつるを切ると、そこから液体が流れ出しそうなので、只今、つるは上昇中。元気なつるは、ついに元の位置まで戻った。往復で約6m。どうやら水や栄養素の輸送に、問題はないようである。 厳冬期には成長しないが、気温の高い今は盛んに成長している。一時葉が落ちる株があり、光の不足かと思ったけれど、どちらかと言うと、肥料の不足だったらしい。 植物に関心がある人は、面白がってくれている。
2008年07月01日
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