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なんだかね

テーマ：昨日は…(508)

カテゴリ：カテゴリ未分類

　誰にでも優しくできる人間も世の中には居るのかも知れないけれど、僕はそう言うタイプの人間じゃ無いな…と一年ぶりの電話で話してそう思った。
　全く無関係か？と言えば体を重ねたことが過去には在ったのだから親しげに電話をかけてくるのも僕自身を考えると理解できなくは無いのであるけどそれでも優しい言葉を話す気にはどうにも成れずに突き放すような会話しか出来なかった。
　冷たい言い方かも知れないけれど、僕が一度でも好きと感じた人間と好きと一度でも感じたことの無い人間との違いなのだろう。
　懐かしさがあったからしばし会話はした物の電話を切った後には後味の悪さだけが残っている。
　こんな風に感じてしまう僕の考え方がおかしいのかも知れないし僕の人間性の嫌なところを自身で垣間見た気さえする。

　人が生きると言うことは同じ場所に留まり続ける事も出来ないだろうし同じ荷物を持ち続ける事も出来ないだろう。だからこそそのままの相手を受け入れたいと考えるのだが近況は話せて無かったな…今度とお化けは出ないのだが次の機会には近況を僕も聞きたいと思っている。

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