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電話

(3)

テーマ：携帯から…(417)

カテゴリ：カテゴリ未分類

　部屋に帰るや待っていたかの様に携帯の着信音が鳴り響いた。

　何か急用でもあったか？と電話に出ると語気も荒く親父が電話の向こうで話始めた。
　使わなくなったauに何度もかけて繋がらなくて連絡が取れなくなったと姉に電話をして姉からこの番号を聞いたとか…。
　親父の怒気が収まるのを待ち電話脇の壁を見る様に伝えそこ番号が無いか確認して貰うと「あった」と照れた様に答えていた。
　親とはいくつになってもありがたいと思うのだが自身が受けた比護をそのまま子供に…と考えるのだけど、与えられてる比護なんて一割にも満たないだろう。
　親のありがたみを感じる都度に自身の不甲斐なさを感じるばかりである。
　仕事は今日も残業で予定通りには今日もいかずにまたしてもずれ込んでしまった。
　それにしても、今日も新たな問題発生か？と思ったのだけど当初考えた程の問題とはなりそうに無いから、多分僕の対応力も少しは付いたきたのかもね。

　さてと真っ直ぐ家路に付いて飯を食って帰り熱い風呂に入って爆っと寝るとしょうかね。

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