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(その3から続く)
3. アメリカ大統領(予備)選
CNN TVは、朝から、、、トランプ、ヒラリー等を大写し、
大統領(予備)選挙の映像ばかり。

でも、おしゃべりが早く 内容は全く不明。
今回のN.Y.訪問を人様に話した処、こんな宿題を頂いた
「大統領選挙の雰囲気?」
「アメリカは、本当に豊か?」。
そこで、アメリカ在住20~40年の3人とその子息女2人に話を聞いた。
まずは、
「トランプさんの躍進に皆んな驚き!」。
「日本人の仲間や会社の同僚と話をしても、
トランプさんを支持する人に会ったことが、ほとんど無い。
共和党員は元々白人優越主義者で、
人種偏見、、イスラム教対応、、日韓核武装等、建国理念の完全否定。
こんな人物が大統領候補になるなんてアメリカの恥。狂犬並みの人物」
一方、
「N.Y.の人は、元々、キリスト教的理想主義者で、、
自由、平等、、、法治国家の理念を尊重。従って「民主党」支持者が多い。」
そこで、ヒラリーさん
「国民皆保険の提唱者、、、一番常識的で安定感ありの人物」。
しかし、若き子女が一言、
「ヒラリーさんは、オバマと同じで 口だけ、、
大企業等から多額の資金を貰っているようで、改革を期待できない。
左翼的と言われているが、改革を期待できる
社会民主主義者のサンダースになってほしい。
特に若い学生層に大人気だ」。
しかし、選挙は、 「トランプ と ヒラリーの対決」になるだろう。
そして、
「国民として、最期の決断は、現在の世界情勢を考えると
アメリカ大統領は、
ロシアのプーチンと中国の習近平と対等に渡り合える人物、
「強いアメリカを実現できる人」になるはず。
トランプになったら世界は破滅、無秩序。
消去法で[ ヒラリー ]しか居ない」。
そこで、小生に逆質問あり。
「アメリカの本当の実力者、実力階級は、誰だと思いますか?
東部N.Y.、ワシントンD.C.に存在する政治家、経営者、官僚?と、
思いますか?いや違います、、、アメリカは、農業国、資源国。
即ちアメリカ中西部の巨大な農業者、資源企業者が、
途轍もない資金力で、アメリカの底流、本流を支配しています。
即ち
[ 西部劇、、、と同じ、強い者が勝つ社会 ]。
彼らの意向を無視しては何も決まりません。
一番強烈なロビースト、白人中心主義、右派の人達です。
例えば、もし、11月8日の大統領本選までに、
アメリカとかで大規模なテロ事件が起こったり、
ヒラリーの顔や演説に飽きが来たり、
スキャアンダルの発覚等が有れば、、、
彼ら及び賛同者が、、本格的にトランプを支持し、
勝利するかも知れない。
それは、アメリカと言うか、世界の悪夢です。
一番の恐れです 」。
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<ジャガイモ畑:アイダホ州>

<肉牛フィードロット:テキサス州>

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以上、纏めた感触は、こんな様子であったが、、
今回ばかりは、皆さん、、本音と建前で、相当に混乱しているようだ、、、
4. アメリカの豊かさは、本当か、、、?
アメリカの平均的サラリーマン(40歳位)の年間所得は
どの位ですか、、?
ズバリ聞けば、、精々5,6百万円位ではないですか?
良くて8~10百万。公務員は、そんなに高くないですよ。
しかし、時代の最先端を行くIT企業とか投資ファンド職員等のエリートは、
若くして、3~5千万円が、ざらにいるそうですよ、、、?
書物に因れば、N.Y.州のトップ5%は、年収3千万円、
下位20%は年収200万円、平均で男子600万円、女子480万円とある。
こんな感じ乍ら詳細は不明。
聞いた40歳前後の人は、中級サラリーマンの共稼ぎ乍ら、
マンハッタンにマンションを借り、1LDKの家賃が月30万円位。
税金も高く、夫婦1人分の稼ぎは家賃で消える。
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< 米国所得上位者1%がGNIに占める比率:エマニュエル・サエズ&トマ・ピケティ
・・・森口 千晶 一橋大学経済研究所教授の講演から >
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なぜ、そんな高い処に賃貸するのですか?と質問すれば、、
「アメリカ社会は差別社会。
学歴、大学のランク、そして居住場所等で、社会的な評価が違う。
特に、日本人は白人アメリカ人より、1ランク以下の位置付けで、
彼ら大卒、私ら大学院で、やっと横並びの評価、、、
そんなことで、、無理してもマンハッタンに住むのです」
これらの話は、ある程度の学歴、所得階級であるが、、、
これより下のランク、所謂、その日暮らしの貧困層の方が、
別に多数で居るようだ。移動では地下鉄に良く乗った。
地下鉄の電気は元々暗い。
その乗客の服装を見れば、一目瞭然。
目を反らし、目が合わないように気を付けざるを得ない。
感じとすれば、ヒスパニック(メキシコ、キューバ、プエルトルコ等)
や黒人が多い。
日中、山手線に乗る背広にネクタイの日本の平均的なサラリーマンや
少々着飾ったOLの姿が、縦横に走るN.Y.の地下鉄では、滅多にお目に掛れない。
聞けばアメリカ1%の人が、全資産の80%を独占とかの話(堤未果氏)であるが、、、
如何な社会であろうか、、?
それにしても、こんな特殊な社会でありながら、
世界中から、その1%を目指して、人が殺到していると言う。
それを、アメリカンドリームと言う。


(その5に続く)
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