めいてい君のブログ

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　さて、「 マイナス金利政策 」という「 未知の特効薬 」を

日銀が「  誤処方した せい  」で　 景気が 混迷度　 を深めている。

　護送船団方式とも言うべき、政府・日銀が守ってきた

金融機関でも「マイナス金利」に誘導された

国債利子の低下などを受けて金利（さらに利鞘）は下がり続け、

狭い海峡に分け入ったために、 波浪高く、岩礁が迫り、

航路の安全・維持がままならないでいる。

 　　　＜富獄三十六景：葛飾北斎＞

　仕入れである「預金金利」と、売り上げである「貸出金利」との

間の利鞘を稼ぐ銀行は、利子率の低下で

「利鞘の幅は狭まり」 息が出来ないほどになりつつあるようだ。

 住宅建設での借り入れはさほどでなく、

既往住宅借り入れの借り換え需要は多く、金融機関の収益の圧迫にしかならない。

　マイナス金利政策で、金融機関の投資収益も利鞘の圧迫因であるから、

金融機関には、踏んだり蹴ったりの効果しかもたらしてはいない。

　余分であるが、金融機関の年金積み立てでは、運用利回りの低下で

支払いが多くなり苦境に立っているようである。 

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　・ 上位民間銀行の業績推移  ： 単位＝億円

 　　　（資料：日経会社情報など・・ 画像が見ずらい時は「右クリック」

　　　　　　「新しいタブで画像を開く（I)」を行い、タブを開いてください ）

＊＊三菱UFJ　F.G.の補足<Rev. 2016.5.16 夕>単位＝億円

　　　経常収益　当期　57,144 (前期比 1.3%　)

　　　　　　　　前期　56,384 

　　　経常利益　当期　15,395 (前期比▲10.1%)

　　　　　　　　前期   17,130

　　　当期利益　当期     9,514 (前期比▲8.0%)

　　　　　　　　　　　　　　　→来期見込み8,500 (前期比▲11%)

　　　　　　　　前期   10,338 

　　＜ 分析 ＞

　　都市銀行の中で「 みずほF．G． 」の動きを例に挙げる。

１．　同行当期利益は9年ぶりに「三井住友F．G．」を上回（+242億円）った。

２．来期は日銀のﾏｲﾅｽ金利政策により、国債利回り低下、

　貸出金利の利幅が著しく狭まり、借り換え需要の増加で利益は圧縮される。

　他方で、低金利化とはいえ新規住宅ローンの増加や、

　設備投資の慎重さは拭いきれるモノでは無かろう。 

　来期当期利益は 6,000億円 （▲10.6%減）と見込んでいる。

　既に、手数料の無料回数の削減などの利用者へのｻｰﾋﾞｽ低下を

　来している。　

３．その他

　（日経会社情報：みずほF.G.の「株価の10年足」） 

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・ ゆうちょ銀行＆民間上位銀行の業績比較：単位＝億円

　＜分析＞ 

　　ゆうちょ銀行の経常利益、当期利益の悪化が

　民間大手銀行に比べても大きいのはなぜか？

1.　主因は、運用資産204兆円の4割を国債が占めている関係で、

　超低金利下での利鞘は縮小が著しい。

２．　ゆうちょ銀行のFY2015の当期利益は

　利鞘縮小により前期比 ▲12.0%の 3,251億円 に低下し、

　来期予想ではﾏｲﾅｽ金利政策の日銀の採用で

　収益はさらに悪化する見込み。

　来期の当期利益は ▲7.7%減の3,000億円を見込む。 

３．　今後、ゆうちょ銀行の運用が年金資金のように株式運用にまで

　利用されるようになる場合はCapital　Lossが大きく出るかも知れない。

　決算期末に時価との差を計上しないならば、

　本当の損失が隠される可能性も懸念される（呆け頭の心配）。 

４．　その他（政府・日銀は「郵貯資金」は日本の安定的な国内純資産の要であり、

　外国資本はこれを狙っていることに注意すべきである。）

・・・参考：ゆうちょ銀行株価推移・・・

・一年間&「ローソク足」

・比較チャート　2016.11.4=100

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今日の蛇足：

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今日は、泌尿器科で血液検査（PS値）の日であった。

　ほぼ一年前の市の定期健康診断で

PS値の数字がほんの若干であるが正常値を超えていたので、

膀胱癌の皮膚検査を行った。

　幸い癌ではなかったので半年ごとにPS値の上昇を見ている。

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　つまり、町医がやや怪しいと疑えば、

大病院はPS値を再検査、病理検査を行ってくれる。

　有り難い町医であるが、

以前に小生が脳幹梗塞で血圧が205~210あったときに、

紹介状を書いてくれて、「救急車で行きますか？または、

自分で行かれますか？」と聞いた彼である。

　小生は、「Taxiで行きましょうか？」とTaxiを選んでしまい、

大病院で待ちぼうけを食らい、気分が悪くなりMRI室に

担ぎ込まれた苦い思い出がある。

　お陰様で、数年は麻痺の後遺症が残ってしまったのである。

　脳（幹）梗塞は血栓を溶かすのが一秒～一分でも遅れると、

血栓の詰まった血管が死んでしまうことになる。

　怪我などの時間単位での処置とは違うのである。

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　町医は脳梗塞・心筋梗塞の疑いがあれば、

判断もおぼつかない患者を救急車で搬送すべきであろう。

　さもないと、大病院の看護師は救急患者とは気がつかない

大失態を犯すことになりかねない。 

　皆さんも、「ゴキブリが出た！」で救急車を呼ばないように

気を付けるのはもちろんだが、

「脳梗塞・心筋梗塞などでは必ず救急車で大病院に行く必要がある」 

ことを忘れないで貰いたい。 

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　さて、 本日の小生のPS値は「4.657」で、「上限値＝4.000」

を僅かに超えるのみであり、

「尿の出具合は悪くない」、から半年後の検査を指示された。

　血圧が高く、利尿剤を飲んでいるから

オシッコの出は悪いはずがない・・・ 

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 　自分は、まずまずだが、家内の方がよくない。

　 此の件は後日にする。 

　脱線した。 

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