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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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日本銀行から2020年末の 「資金循環表」 が公表された。





1.「資金循環表」の残高で気になる数字


 小生が一番気にするのは、この表では、​


本邦海外純資産  +383兆円(= 1,158-775)である。

家計部門の純資産 は +1,597兆円(= 1,948-351)​、


民間非金融法人企業部門 は ▲590兆円

    (=+ 1,275-1,865)、


一般政府部門  ▲721兆円(=683-1,404)であった。


2.部門別の「資金余剰」の特色


部門別資金余剰の推移 は下記である。


​​​​​​
3.「家計部門」・「海外部門」の貸借対照表

  (以下も「日本の資金循環表」の残高表
        P.19~21の抜粋)
         一部非表示






「家計部門」 は、

現預金 が 1,056兆円(うち現金 101兆円)、

株式等。投資信託受益証券 が 275兆円、

保険・年金・定型保証 が 531兆円などで、

資産合計が 1,947兆円あり、

純資産は 1,597兆円である。


 昨年のコロナ禍では、

家計部門が資金余剰を大きく拡大している。

家計部門 では、

コロナ禍で収入が減り貯蓄を取り崩す一部の家計よりも~

一般に終身雇用形態に支えられており、残業分が減ったり、

また、高齢者には固定的な年金に支えられた家計が多く、

度重なるコロナ禍での外出抑制効果で消費が抑制されて、

その結果としての資金余剰が生まれている。

  つまり、就業機会を失った一部世帯では

資金不足が生まれたが、

多くの割合を占める、その他世帯では

消費抑制で資金余剰が生まれたのであろう。

 この動きは西洋諸国でも

コロナ禍で貯蓄率が急激に上昇したことと相俟う様に思う。

 海外部門は、本邦から見ると純資産は383兆円の

プラスとなる。


4.「一般政府部門」の貸借対照表




「一般政府部門」 はコロナ禍で歳入は減少し、

他方でコロナ禍を補填する役割を負うために

赤字は大きく、純資産は ▲721.6兆円である。

 そのなかで、ほとんどをGPIFが占める 「公的年金」

純資産は 254.3兆円である。

  (GPIF=年金積立金管理運用独立行政法人)

公的年金 が持つ資産は 国債・財投債 が 36.3兆円、

上場株式 が 59.7兆円、 対外証券投資 が 121.3兆円である。


 GPIF自体が公表する資産内容は下記のように 179兆円

であるから

評価方法はそれぞれでも、上記の合計 217.3兆円

かなり近い数字であろう。







5.「金融機関部門」と「非金融法人企業部門」の貸借対照表



「金融機関部門」 (日本銀行を含む)の純資産は 174.8兆円、

「非金融法人企業部門」 の純資産は ▲693.6兆円である。



6.「金融機関部門」を「中央銀行(日銀)


  「預金取扱機関」、「その他」に分けた貸借対照表




「金融機関部門」 の純資産の合計は 174.8兆円だが、

中央銀行 (=日銀:BOJ)が 38.2兆円、

預金取扱機関 が 46.8兆円、

その他 が 89.8兆円である。

日銀 の資金運用では 国庫・財投債 は 504.2兆円、

国庫短期証券  41.2兆円、

株式等・投資信託受益証券  47.1兆円である。

 よく言われるのが~ GPIF BOJ が日本の株式や

債券の相場を動かしている!、安定材料だ!

と言われるのはこの当たりであろう。






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Last updated  Mar 19, 2021 03:46:49 PM
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