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Mar 20, 2021

EU圏の２０２１年１月度の商品貿易総額は2,882億ユーロ（前年同月比伸び率▲13.9%減）、貿易差額は８４億ユーロ（前年同月は▲２２億ドル）=　交易は大きく縮小、貿易差額はマイナスからプラスに!

カテゴリ：世界、国際比較(国際統計etc.)

★

PC画像

ツチャヌフ城の遺跡
　　　　東部にある州で独語　　　　　　　　　仏語
(スイス、グラウビュンデン or グリゾン州＝ｶﾝﾄﾝ)

スイスの美しい ジルブレッタ山群 （＊） が、
かつて激しい紛争の拠点となった遺跡にふさわしい
ドラマチックな背景となっています。
1100 年代に主塔の建造が始まったツチャヌフ城は、
森に覆われた山腹に構える重要な要塞となりました。
＊＊＊＊＊

（＊） シルヴレッタ・アルプスSilvretta Alps

東アルプス山脈の中央東アルプス山脈に属する。
スイス東部のグラウビュンデン州、オーストリア西部のチロル州、
フォアアールベルク州にある山脈。最高峰はピッツ・リナード
（Piz Linard）3410m。

数世紀もの間、ここでは建築と破壊が同じくらい繰り返されてきました。
600 年にわたる政治的動乱の中で、
この城はさまざまな時代に攻撃を受け、侵略され、焼き払われ、
そして修繕と復元が行われました。
この城が最終的に放棄されるに至った原因は、戦争ではなく天災でした。
1780 年に起きた地滑りにより、城の大部分が崩壊してしまったのです。

　同州内にはクール、サン・モリッツ、ダボスなどがある。
　これらの市を結び、更に、イタリアのティラーノと
スイスのサン＝モリッツを結ぶレーティッシュ鉄道、
特にアルプスを走るベルニナ急行（特急）が有名。　

　スイス連邦は永世中立国で EU には加盟していない。

　さて、 ライン川の水源 は？
ヒンターライン です。

WIKIPEDIA

＜ライン川について＞

　下記の「退官記念講演録」を参考に研究ください。

https://www.u-keiai.ac.jp/issn/
　　　　　menu/ronbun/no11/077.pdf
　敬愛大学国際研究/第１１号/２００３年３月

　ライン川水系を見るために抜粋しました。

　この北に向かって流れるライン川
（父なるラインder Rhein）と
ヨーロッパを横に（西→東）流れるドナウ川
（母なる～die Donau）
を分水嶺で理解できるでしょう。

ドナウ川の水源 ：シュヴァルツヴァルト（独）：
　　標高：678m
　　延長：2,860km
　　流域国：１７ヶ国＝独、スイス、オーストリア、
　　　　ハンアガリー、スロバキア、など　　
　　河口：黒海（ルーマニア）

ライン川の水源 ： ヒンターライン （スイス）
　　標高：1,602m
　　延長：1,233km
　　流域国：6ヶ国＝スイス、リヒテンシュタイン、
　　　オーストリア、独、仏、オランダ
　　河口：北海

　エルベ川もdie Elbeで、ライン川の支流の
モーゼル川はdie Moselです。
　ではネッカーはder Neckarなのでしょう。
　男性名詞、女性名詞というドイツ語の難しさ
よりも～難しさでなく～そう呼ぶのだと
思いましょう。

★

明後日からは～休みやすみとする。

　政府も緊急事態宣言をお休みの予定だ。

★

　以下では資料が揃っているので、

「ユーロ圏（１９）」 のみでなく

「EU圏（２７）」 全体をを扱うこととする。

　貿易「 総額」 の概念より～

「輸出」 や 「輸入」 や 「差額」 の概念であるが

試しに～総額でも示してみたい。

　以下の資料は、 「EUROSTAT」 の公表資料から。

　 ＊＊＊＊＊＊
文字を拡大には
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元に戻すには
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＊＊＊＊＊＊

＜EUの EU圏外取引と EU圏内取引 ＞

　２０２１年１月度

EU圏 から 全世界 への商品輸出は２０２１年１月度

には 1,483億ユーロで前年同月の1,662億 € に比し、

▲10.8%減少した。

　同じく輸入は1,399億€で、1,684億€に比し、

▲16.9%減少した。

第１図： EUの商品輸出・輸入の
　　　　　対前年同月比伸び率の推移
　　　　　２０１９年７月～２０２１年１月　

第１表：EU対外輸出入、貿易差額と域内貿易の
　　　　　前年同月比伸び率、暦年前年比伸び率

第２表： EU対外輸出入、貿易差額と域内貿易の
　　　　　季節調整済み数値（単位：１０億€）
　　　　　　２０２０年２月～２０２１年１月

第２図： 貿易差額の季節調整済み値（単位：１０億€）

　２０２１年１月度の

EU圏と他の世界との貿易総額は2,882億 €で

前年同月の3,346億 €から▲13.9%減少した。

　結果として、EU圏の貿易差額は84億€で、

前年同期の ▲22 億€に比し増加した。

　EU圏内貿易は前年１月度に比較して

▲5.4%減少し、 2,449億€に下落した。

　 ２０２０年暦年 の EU圏 の 全世界への輸出 は

１兆9,317億€ （▲9.4%減）、

輸入は１兆7,142億€（▲11.6%減）であった。

対世界貿易総額（＝輸出入総額） は３兆6,459億 €で

前年の４兆717億 €から ▲10.5%減少した。

　結果として、

EU圏の貿易差額（余剰）は2,175億€で、

前年の＋1,915億€に

比し+260億 €だけ増加した。

　同年の EU圏内貿易 は2兆8,432億€で

前年に比べて ▲7.4%下落した。

第３表： ＜EUの主要品目の輸出入：単位：１０億€＞

　２０２１年１月度を前年同月比で見ると、

EU圏の輸出品目では、全体は▲10.8%減だが、

第一次産品は▲15.3%減で、

内エネルギーは▲30.9%減で、

プラスは原材料のみである。

　製造品は▲9.9%減で

落ち込みの少ないのは化成品の▲2.8%であった。

　輸入品目では、全体は▲16.9%だが、

第一次産品は▲24.8%減で

エネルギーは▲31.4%減で、

原材料は▲2.9%減と最も落ち込みが小さい。

　製造品などは▲10%以上の落ち込みであった。

第４表： ＜EU主要貿易相手国別の輸出入額：
　　　　　単位：１０億€＞
　　　　　　１月度（前年同月額、当月額、前年同月伸び率）

　輸出相手国で最大シェアの米国は、前年同月比▲9.6%、

英国は▲27.4%、中国は＋6.6%、スイスが▲10.1%など。

　輸入相手国では、最大のシェアの中国が▲3.8%、

米国が▲26.3%、露が▲11.3%など。

　　　　　　　　　　　　　　輸出入　　　EU内輸出入
第５表： ＜EU加盟各国からみた取引＝圏内取引Aと
EU外輸出入
　　　　　圏外取引B＞

　　　　単位：１０億€、前年同期伸び率％

（残念ながら、２０２０年暦年分の下記の表は

　　３月２５日夕刻以降の公表となる。）

（５－１）対外輸出
　　　　　（２０２１年１月度、対前年同月比伸び率）
　　　　　輸出総額、域内輸出、域外輸出

 第３図：国別 EU域外輸出の２０２１年１月度
　　　　　対前年同月比伸び率

（５－２）対外輸入 （２０２１年１月度、対前年同月比伸び率）
輸入総額、域内輸入、域外輸入

 第４図： 国別 EU域外輸入の２０２１年１月度前年同月比

（５－３）対外差額 （２０２１年１月度、前年同月度）
　　　　　　　貿易差額、域内差額、域外差額

（５－４）EU加盟国の国別季節調整済み総輸出入、差額
　　　　　２０２０年１２月度、２０２１年１月度、
　　　　　前月期比伸び率

 実線　　　　　　　点線 
第５図　EU圏の対UK(英国)、その他非EU国
　　　　　への輸出

実線　　　　　　点線
第６図　EU圏の対UK（英国）、その他非EU国から
　　　　　の輸入

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