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◆Herby ES335モデル 再生リペアのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、東京都在住のK様です。 Kasuga D28【ハカランダ】のお引渡しの際に、レスポール&Nardanと共にリペアの ご依頼を頂きました。 今回のHerby ES335モデルはK様の正に【青春のギター】そのものです。 バンドコンテストで準優勝された時も、一緒にステージに上がられたそうです。 思い出の詰まったギターが手元に有る事は、最高に幸せな事だと思います◆画像から確認して行きます●最初は朱色のボディカラーだと思ってました。 キズを探すのに苦労するほど状態が良いです。バックのベルトのバックルキズも 全く見当たりません、本当に大切にされて来たんだと感心してしまいます●フレットボードを確認しますと、相当弾き込まれたギターです●オリジナルペグの動きも問題は有りません●バックを拝見して朱色と勘違いしたようです●ネックもこの通りです●ライトが反射している箇所をピンポイントで超鏡面仕上げのワックスを掛けて見ました ところ・・・朱色では無く、チェリーレッドのアッシュ塗装でした。 ⁂アッシュはK2が間違って覚えてると思いますが、ベタ塗装では無く木目が見える塗装です◆完全復活リペア開始して行きます●最初に全体を超鏡面仕上げワックス等を使って磨き上げました●初対面の印象と全く違うギターに出会った様です エレキギターは手仕上げが多いので今日はここまでです 気合を入れすぎで腕が疲れました●真鍮カラーに見えたフレットもこの通りに綺麗に成りました◆音出しチェックに移ります●ジャックの接点の酸化膜が酷く、接点復活剤・サンドペパー・ファイルを使っても ビクともしませんのでジャクを交換します。ジャック配線はボリューム&トーンの ハーネスの下から通して有りましたので、比較的容易に引き出す事が出来ました●新しいジャックが問題が無いか確認します。勿論OKです●外したジャックです。接点復活剤が全く役に立たない訳です◆ピックアップの確認●フロントの上半分は反応しましたが下が反応しません ピックアップを外して抵抗値を測定しますと【0Ω】です フロントは交換する以外の選択肢は無いのですが、リアの抵抗値を測定するには 全ての配線を外して引き出しませんと不可能です。 ポット間にFケーブルが使われている事と、巨大なポットが使われてましてFホールから 素直に出ないのと、外したら戻すのには相当な難儀が予想されますので、ピックアップの バランスと使いやすさを考えて、両方のピックアップの交換が最も合理的な判断だと 思います●全ての電気系を外す覚悟はしてました●GOTOHはピックアップも作っている事をご存じで無いゲスト様もいらっしゃるかも 知れませんが、FVH-100はビンテージタイプのピックアップで派手さは無いですけど、 堅実な音でES335モデルに合うと思われます●ピックアップが収まる様にボディをザグリを入れます●ピックアップの交換が完了しました反応も良好です●全てのハードウェアを戻します●ペグも磨きを入れてピカピカです●フレットボードの仕上がりです●335にオープンタイプのハムは旧友のナビゲーターの335で見て、見た目も有りと 思います。弦を張る前は布でテールピースでボディに傷が付かない様に養生をします●弦を張って試奏したい気持ちを抑えて本日は此処までとします●細いネックなので、09~弦をチョイスしました●弦を張りますとギターに戻って来たって感じます●ペグの精度も問題有りません●音出しテストしましたが・・・絶句しました。兎に角凄いギターです。 クリーンOKクランチOK歪みOK 本家Gibsonと同様オールマイティ何でも御座れですが K2のテクが付いて行きません●フレットのバラ付きを無くすため、擦り合わせを最小限度に留める様に細心の注意をしながら 擦り合わせます●フレットボードの仕上がりです●6E/12F、1.75mmは流石に低すぎますが、ロッド調整をしてますので、この状態で ネックが安定してるか確認のため数日放置します●6Eと同じコメントなので割愛します●GOTOHのピックアップは個人的に好きなピックアップです●先日のセッティングでネックが安定してる事を確認しましたので最終調整をします●1Fを0.5mmのスペーサーが引っ掛る感じで通過する様に調整します●画像では良く判らないかも知れませんが、擦り合わせの時に僅かに【青春の痕跡】を敢えて 残しました●ES-335モデルの完全復活です。オリジナルの音を聴いてませんが、遜色が無い15オールの 仕上がりになっているはずですが、オリジナルとは違う点が有ってもNew ES335として 受け入れて頂ければと思います。◆試奏タイムです タイマーを30分にセットして開始しました。タイマーが鳴ったらお開きにしないと 朝まで試奏してしまう危険が危ないからです。 最初の音出しと変わらず、細いネックにギリギリの弦高で弾き易く全く疲れません 音色は何でもOKで、歪ませた時の音色も凄く合ってると言うか、本家Gibsonを凌駕 する勢いです。 激鳴りのオービルByGibsonの335と引き分けって感じました。 次の代~次の代と是非引き継いでいって頂きたいギターです。🌸せいしゅんのぎたーはひかりかがやいていたじぶのきおくとかさなります🌸
2020年06月22日
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◆KASUGA レスポール・カスタム再生のご依頼を頂きました ギターオーナー様は、東京都在住のK様です。 Kasuga D28【ハカランダ】のお引渡しの際に、Herby ES335モデル&Nardan と共にリペアのご依頼を頂きました。 今回のレスポールはK様の正に【青春のギター】そのものです◆画像から確認して行きます●トップの虎目が綺麗に出てます●カスタムのヘッドその物です●フレットボードを始めとして良い状態を保ってます●GOTOHのペグは当時としてはミドルクラス以上のギターから搭載されていたと思います●マスキングテープはピント合わせのために置きました 養生テープを外さない事は同年代のゲスト様も心当たりが有りますでしょう?●ブリッジ駒は交換しないと駄目です●青年だった頃、この虎目に憧れてレスポールファンになったゲスト様も多いと思います◆再生リペアはピックアップの確認から入ります●リア・ピックアップが反応しません オリジナルでの再生は断念せざるを得ませんが、電気パーツの宿命かもし知れません ポットも同時に交換します●フロントは8.0KΩで使い易いパワーです●工房ストックから同程度のパワーのピックアップを選んで乗せ換えます トーカイのレスポールに乗っていたピックアップです●フロントの位相を確認しておきます●リア・ピックアップの交換が済みました●ボリュームポットも交換しました●ブリッジ駒が入荷する前にワックスを掛けておきます●EtoEが50mmです。52mmタイプでしたら年代が合うストック品が有るのですが 駒だけ6個削り出してオリジナルのブリッジを使う選択肢も考えてますので 教育的指導は不要です【子弟の内輪の話ですから気にしないで下さい】※EtoE50mmのブリッジを探しましたが、予想通りに52mmしか見つかりません ブリッジ全体の交換は不可能と判断して、コマのみを交換する以外に方法が無い 様ですが、弾き慣れたブリッジであればフレットボードのRを気にしなくて済み ますので都合が良いです◆部品が入荷するまで待ってるのも何ですから、E~E52mmのブリッジをセットして フレットの擦り合わせを先に済ませておきます。 E~E50mmのブリッジに52mmをセットしても全く違和感も問題も何も問題が 無い事が判りました。 レスポールは通常は弦間が10.4mmで計52mm以外のモデルは初めてです。 ●チョーキングで接触するポイントは後回しにして、押さえた時に先のフレットに接触する ポイントをマーキングして擦り合わせします 次にチョーキングポイントをマーキングして擦り合わせておきます●擦り合わせが済みましたので、擦り合わせて平らに成ったフレットクラウンを整形して 仕上げにピカールで磨いてフレットの擦り合わせの全工程が完了しました。●Gibson系のフレットはフェンダー系とは違って、セミジャンボフレットなので クラウンの頂点を明確に出しませんので問題が有りません、整形は比較的短時間で済みます 時々工房にリペアで入って来るギターには、フレットを本当に擦り合わせただけで フレットクラウンを全く整形しないギターが有りますが、如何なものかと思います。 ●フレット&フレットボードの仕上がりです◆この状態で弦高を確認しますと●6E&1E/12F これはいくら何でも低すぎます。仮付置きしたブリッジのRがフレットボードと 微妙にRが違うので、ブリッジの駒を交換してオリジナルブリッジに戻してから最終的な セッティングをして行きます◆中間試奏して見ました感想です。 今風の感じと言うかK2の好みと言うか、リアは硬めの音質でフロントはK2が好んで使う 音質ですと言うか、レスポールはフロントだけ有ればOKと偏った使い方をしてます。 マーシャルでリアを歪ませるとSGぽい音が作れるので,使い方の幅が出ると感じました。●試奏しながら下のポジションからピンポイントでチョーキングして当たる フレットを擦り合わせて行きます。とても地味な作業でが大切な作業でも有ります 3フレットまとまってましたのでアップしました●ブリッジ駒が入荷しましたので交換して、オクターブを取りました●最終的なセッティングが決まりました 6E/12Fは、エレキギターの標準的な2.0mmです●1E/12Fは、1.5mmです●フレットボードの仕上がりです●ヘッド&ペグも磨いて有ります●交換したピックアップも馴染んでます●全てのペグに不具合は有りません●ネックも綺麗です●バックもキズが見当たりません●数十年?の月日を経て完全復活しました◆試奏タイムです リアは今風のレスポールで固い音質ですが、歪ませるとSGの音が出ますので 使い方が面白いと思います フロントはクランチ&歪ませてもK2が大好きなレスポールの音です。 弾き易くセッティングされたギターは弾いているのが楽しいですね🌸かんぜんふっかつされたれすぽーるに乾杯です🌸
2020年06月22日
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◆Gibson CUSTOM SHOP EMMYLOW HARRIS L-200 セッティングのご依頼を 頂きました。 ギターオーナー様は市川市在住のS.H様です。 ブログをご覧になって頂いた事がご縁で、今回リペアのご依頼を頂きました◆画像から確認して行きます●Gibson はCUSTOM SHOP製に限るよね!の考えをお持ちのゲスト様も多いと思います。 k2も同じ気持ちです。●凄腕の製作者の手によるものですから、通常ラインと違うのは仕方ない事かも知れません●製作技術のレベルの高さが直ぐに判ります。 ナットは交換されているとの事ですが、交換したナットが問題を抱えてます◆セッティング開始して行きます●調整前の6E/12Fは3.5mm有りましたので、ロッド調整して2.6mmまで下げました ロッドには殆どトルクが掛かってませんでした。●1E/12Fも同じく調整後は1.8mmまで下がりました。 GUSTOM SHOP製のネックは経験上ロッド調整しましたら、数日はネックの動きを観察ながら 調整して行きませんと、この状態で先走ってサドル&ナットの調整をしたら、 サドル&ナットの作り直しになりますので、ネックの戻りが安定したと判断出来るまで 時間を空けます。待つ事もリペアの大切な工程です。●弦高が上がった原因はチューニングした状態で保管していた事による ネックの順ゾリです。ロッド調整後でも最大値で0.30mm有ります 今回はインチスケールのシクネスゲージでは無くミリスケールを使ってます この0.30mmが何処まで戻るかはネックのみ知る事です。マイナスまで戻る事を 願ってます。 S,H様にお話しさせて頂いたのですが、K2ギターファクトリーでは 【弾き終わったら弦はダラダラに緩める】をお願いしてます 賛否両論有る事は承知してますが、K2のギター人生47年の経験から出た答えです◆1E/2Fを強めにプリングオフしますと、弦落ちするとの事ですので原因を特定します●フレットには問題はないので、交換されたナット【タスク製】をストリング・スペーシング ルーラー要するに弦溝が適正か測る定規で確認しますと、問題の1Eが1E1本分ズレてます 交換したナットは、某有名楽器店で弦溝を切った物では無く、グラフテック社から Gibson純正品で出ているナットをそのまま載せた様です。 工房でタスクを使う場合は、必ずブランクナットを仕入れて弦溝は工房で切ってます 師匠の教えで【人の仕事は信用しないで、自分で確認しなさい】が叩き込まれてます◆サドルの調整 ●調整前に試奏させて頂いて最初に感じたのは、弦高は確かに高いけど、フレットボードの 上で弦の高さが揃って無い【暴れてると表現します】でした。 フレットボードとナットのRが一致して無いからですと、言い切った手前違ってたら素直に ごめんなさいをする事も重要です。 予想通りセンターを中心に両サイドのRが全く一致してません、K2のギターテクは 今一なので、弾き難いギターを敏感に察知する指センサーが有る様です。 凄腕のプレヤーですと気に成らないレベルかも知れません◆リペア箇所が明確に成りましので、弦をダラダラに緩めて数日経過観察して行きます●ネックが安定と判断出来る状態になりましのでセッティングをして行きます◆サドルを修正します●予定の弦高に成る様にR350のマーキングをします●修正後のサドルの仕上がりです●仕上げにマイクロファインで磨きますと艶が出ます●右側は弦接点が奥に成りますので隙間が有る様に見えますがご安心下さい●ナットをセットしました●6E/12Fは、2.3mmに仕上がりました●1E12Fは、1.6mmです◆オクターブが合っているか簡単に判別が出来ます●10フレットのDコードの音に違和感が無いか確認します。 レギュラーチューニングは合ってる事が前提です●オープンDが合っていればオクターブに問題は無いです。 Dコードはチューニングが狂っていると直ぐに判る事を利用します●最終工程で1Fのクリアランスを調整して行きます●ナットを外します●削り出したナットを仮置きします●既存のナットと弦溝が違う事を確認しておきます●1Fのクリアランスを0.5mmに調整します●仕上がりの弦高は2.23mmで予定通りです●フレットボードとフレットを磨いてリペアの完了です●工房常連様から、初めて見るけどJ200と雰囲気が違うようだけど?の反響が 凄かったです。 小ぶりなボディにミディアムスケールで、やや太めのネックでLRバックスの ピックアップシステムが搭載されてます。 ◆試奏タイム ギターを抱た時の風景が見慣れない事も有って、クラッシクギターの様に感じました 初対面の時は弦が限界かな?と思ってましたが、新品のGibson弦に交換して有った そうです。5A6E弦がボンボンと輪郭がぼやけた感じに聴こえましたが、リペア完了 試奏タイムでは完全に修正されました。 生音もアンプからの音もk2の大好物の音質に生まれ変わったと思います。 弦高との相乗効果で何時までも弾いて居たいのですが、ギターが目覚めたかな? と感じたのが30分後でしたので。残念ですがここで試奏をお開きにしました。 🌸りぺあにかんけいなくいつでもこうぼうにあそびにおこしください🌸※今回のリペアは仕上がりで8,000円でした
2020年06月20日
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◆Martin D-28 LRバックス LYRIC取付のご依頼を頂きました ギターオーナー様は築100年の古民家にお住まいの、O様です。 古民家を改装して住む事に憧れている方はいらっしゃるかと思いますが 実際は改装費用が凄い事になるのでとても大変なのです。 築250年の改築に携わった事が有りましたが、新築2軒分の建築費が掛かった そうです。でも憧れますよね!◆今回はセッティングが絡んでませんが、何時もの様に画像から確認して行きます●綺麗と言うかメインギターでは無いので殆ど弾いて無いのかも知れません ギター少年だった頃の憧れの、ニッパチが第二のギターとは・・・少年時代には考えも 及ばなかったと思います●ハードケースを開けますと、フレットディフェンダーで保護されてました。 工房にリペアで入って来るギターでは初めて見ました。 かっこいいのと、フレットをアクシデントから確実に保護してくれますので、購入する事を お勧め致します●Martin の内部からは、必ず良い香りがするのは何故でしょう?◆早速、LYRICを取付して行きます●既存のピックアップを外していきます ミニジャックで繋ぐタイプで、使った事が有りませんので正式名称が判りませんが ボディ内部に貼り付けて振動を拾うタイプのピックアップです エンドピンジャックを外しますとハーネスが直結されてます、再使用を考えて ジャックには僅かにハーネスを残して切断してます。 ジャックが収まっていた穴が画像の通り、僅かに右にズレてましたが、12mm径に 広げた穴がセンターに来る様に広げて有ります ●竹用のドリルは重宝します 12mmのエンドピンジャック・ホールはギターの音には一切影響が無い事は、 工房が信頼してる数少ないギターメーカーである、フォルヒギターの見解です。●エンドピンジャックの取付が完了しました◆LRバックス・LYRIC取付をしますが、トップ側からどのポイントに貼り付けるのが 効果的だろうか?で過去に色々試しましたが、結局のところは、LRB社が推奨する ポイントが一番良かったので、今回もサドル下のエンドピン上のセンターに正確に 貼り付けます●狙い通りのポイントに貼り付けました●コントローラーはサウンドボリューム調整がし易い位置に貼り付けて有ります●9V電池ケースは通常でしたら、ネックブロック【画像の刻印が有る位置】に付けますが マーチンに関してはこのポイントをこの隠したく無いので、O様ご了解の上で画像の位置に 貼り付けました。◆電池をセットして音出しテストで、両方のE弦までバランス良く音を拾ってますのでOKです バランスの微調整は、使い慣れてますO様にお任せと言う事でお願い致しました。◆試奏した印象を率直に申し上げますと、ギターを弾くことがリハを兼ねていらっしゃる と言う事でしたが、D28は少しヘビーな感じがします。 少し弾くとお疲れになるのでは無いかと思います、もう少しライトなギターの方が宜しいかと 感じましたので、K2好みにセッティングしたギターを体感して頂く事も兼ねて、 インペリアルをお預け致しました。インペリアルは弾いて頂くと判りますが、軽く弾ける ギターのでリハには最適かと思います。🌸たいへんよくできました🌸
2020年06月20日
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◆Greco GOⅢ1300?セッティングのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、個性的なギターハンターのKIKI様です。 長い間探していたギターをようやく入手されたそうです。 タイトルの?マークは、1300とは微妙に違った点が有るので、モデル名を 完全に特定出来ないので付けて有りますが、コンデションの良さは間違い 有りません。 GOⅢー900では無いかとの情報も有りますが、決定的な情報に接してません 詳細をご存じのゲスト様がおられましたら、情報提供お願い申し上げます◆画像から確認して行きます●最初の個人的な印象を正直に申し上げますと、6連ノブが装甲車のタイヤ見たいで トレモロアームで操作し難いというかライブ中は操作不能と思いました。●右のノブはマスターボリュームです。ライブ中はこれの操作だけで対応すればOKです 左のロータリーSWはピックアップのセレクターです。期待期待した3発同時鳴らしは 出来ませんでした。●賑やかなノブ周辺です●ゴールドパーツに経年変化が出て無い凄いコンディションです●余り弾かれて無い印象でしたが、良く観察しますとプロ並みのテクの方が使っていた 様に見えます●バックにもキズらしいキズが有りません●ペグのトルク調整は付属の専用工具が必要です ●ロッドカバーも通常のパーツとは違ってます、交換されたのかも知れません◆セッティングして行きます●現状ではそ6E&1Eともにそれ程高くは無いですが、高く感じる原因が有ります●プロの方が使っていたそうで、順ゾリにネックをセットして有ったとの事です 最大値で.032インチにセットして有りました。指力が強くピッキングが強いプレヤーの方には このセッティングが合うのでしょが、KIKI様の好みを知り尽くしてるK2としては、弾くの 疲れるでしょう?です●ロッドの調整とブリッジの調整とブラスナット6Eの調整で、6E/1.75mm 1E/1.25mmのセッティングに再調整しました●数時間の間,全員で試奏を堪能してましたが、ネックが動く気配が有りませんので 流石に通しネックハードメープル3枚貼りは違うぞって感じです◆試奏タイム 重量級のボディですが、ストラップで吊ると安定して弾き易いです。 3ピックアップのどの組合せでも使えるギターです。 トレモロの効きもストラトよりも個人的には使い易く感じました。🌸せってぃんぐはほんとうにたいせつでぎたーのかちをさゆうするとおもいます
2020年06月15日
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◆MARUHA FB300M 再生リペアです このギターは工房のストックギターで随分前に仕入れたのですが、お客様からの リペアのご依頼に余裕が出来たらと、数年間後回しにされ続けていました。 それ程手が掛かる状態では無いので、合間を縫って仕上げて、新しいオーナー様に 販売させて頂く予定です。 FB300Mに興味が有りましたら、リペアの慎重状況を確認しながらご検討下さい。 ◆画像から確認して行きます●飴色に変化して、ジャパン・ビンテージ感満載です●マルハ楽器㈱ ブランドとなかなか良いギターを製作されていた事は、 承知してましたが詳細は調べてませんでした。 調査したところ、あの【震電】の製造に携わっていた橋本氏が立ち上げた会社で有る 事が直ぐに判りました。震電は全てにおいて常識破りの戦闘機でした。 ラジコンで機体を自作しようとしましたが、逆向きにエンジンを載せて飛ばすと言う 実機と同じデザインは当時は不可能でした。機首にエンジンを載せれば震電では無くなります●マーチンタイプのデザインのロゴは、一時期流行った時期が有りました 調査では70年代の中期の個体の様です。 別のモデルですが、YouTubeで音源を聴きましら、手放す事を中止しようかと思いました●弾き込まれている様ですが、アコギ弾きでは無くエレキ弾きの方が使って居たよで 親近感が沸いてきます。●バックのスリーピースが印象的と言うか、仕上げの方法から芸術的と感じました 40年近く経過してますが、これだけのコンディションを保ってるのは、奇跡かも 知れません。●バックのセンターの木目から、ハカランダ?かもと淡い期待が有りましたが ブラジル産以外のローズウッドの様です。◆リペア箇所を確認しておきます ①ブリッジの剥がれ ②バック側ブレーシング4カ所の剥がれ ③トップのクラック ⑤エンドブロックのトップ側の剥がれ【バック側も剥がれてました】 ⑥他にも有るかも知れません◆リペア開始して行きます●剥がれている範囲を特定します●タイトボンドⅢを入れてジャッキを掛けます●内部ジャッキはボディを持ち上げますので、外部から持ち上げを抑えるために ボディクランプで押さえます。 この工程を4カ所繰り返します。【画像と記事を省略すると言う事です】●トップクラック【接合面の離れ】は軽微なため、ニカワを流し込んで補強すれば OKです●先にクランプで圧を掛ければ剥がれ箇所の隙間にスクレーパーが入らない事を確認 してからの工程です。 エンドブロックの接着は、少し緩いタイトボンドⅢでは無くオリジナルを使いました ボンドの先が目標の場所に微妙に届かず、スクレーパーの先端にボンドを塗って 接着しました。固定するまで半日待ちます。 ここまで完了しますと,後はセッテイングを残すだけです。◆ブリッジの接着がまだ済んでませんでした●タイトボンドを入れてから5分程度放置してから、最初は軽くクランプを掛けて徐々に 圧を掛けて固定します●弦高調整と見栄えをアップするために、ブリッジの塗装を落としておきます。 年代からハカランダが使われていると予想してましたら、何とエボニーでした。●オイルフィニュッシで仕上げて弦を張ると印象が変わります。本黒檀の木目が 綺麗に見えます●フレットボードもエボニー【黒檀】が使われてました。エボニーはローズウッドに比べて クリーニングが面倒です。 フレットボードクリーナー➡オレンジオイルを塗ってサンディング➡蜜蝋ワックスで 仕上げても画像の仕上がりです◆セッティング前ですが画像をアップします、グッドルッキングです●この状態で試奏しましたが、何十年も弾かれて無かったと思われるギターは目覚めて無い様で、 工房のアコギ試奏担当のふかふか様にお預けする必要が有るかも知れません。 ギターを鳴る様にするには、テクの有るプレヤーに弾いて頂くが一番です。K2はリペアで 忙しいので、同じギターを長い時間弾いている時間がどおしても取れません。◆セッティングして行きます●ロッドのみでネック調整では3.25mm有りますが調整は簡単です
2020年06月14日
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◆ Kasuga D-28 再生リペアのご依頼を頂きました ギターオーナー様は、東京都在住のK様です。 ギター入手の経緯は、K様のお兄様が青春時代に購入されてそれを譲り受けて、 近い将来お孫さんに引き継ぐ予定だったのですが、出音が???でリペア工房を 探されていて、K2ギターファクトリーにご用命を頂きました。 青春のギターそれも名機と呼ぶに相応しいギターは、確かに個人の所有品かも 知れませんが、個人的には【縁あって現在は預かってるだけで、次の世代に引き継いで 行くまで大切に使わせて頂いているだけ】と思ってます。バイオリンのストラディバリウス まではとは言いませんが、考えは同じと思います。 現代っ子はビンテージギターを【綺麗じゃない!】と容赦なく酷評する事も有りますが、 そうなっても気にしないで下さい。K2の娘はラッカー塗装に変えて、クラプトン 仕様にしたブラッキーを弾こうとしませんでした。(ネックきたねぇ~)だそうです。 余計な話が過ぎてしまいました◆凄すぎるギターの画像から確認して行きます●名機を数多く残してくれた春日楽器の、推測ですが最上位クラスのギターと 思われます。大切に弾かれて来た事が感じられます●HAND MADE 73 03は、73年3月製造の刻印でした●モデルは、ネックジョイントブロックに、D-28のスタンプが確認出来ましたので D-28が正式なモデル名の様です。 現在では到底名乗れない品番で、昔は本当に大らかだったんですね! 今時付けたら、さいばん沙汰でしょう●トップは、良質なソリッドスプルースです●バックはブラジリアンローズウッドを2枚貼り合わせて使っていると思われます。 ブラジリアンローズウッド【ハカランダ】は、木材の性質上、木目から裂けてしまう事が 有るので、全く違う木目の板を2枚貼り合わせて、お互いを割れ止めとして強度を維持 する技術を使ってました。ソリッドの2枚合わせは、単盤or合板と呼ぶのか判断に迷う 所です。●サイドも同様です●ヘッドにデザインされた【K】マークはパ〇リたい所です(笑)●ブリッジピンは黒檀です。ストリングガイドは後から付けられた様な感じですが 切込みが狭いので、弦が挟まって弦交換に難儀しそうなので整形が必要です●フレットボードはハカランダの柾目が使われているようです ポジションマークはメキシコ貝が使われている様です、何とも贅沢三昧です●ペグはGOTOHでネック・ボリュート加工がされてます ペグが浮き気味の原因は、この後ご説明いたします◆リペア開始して行きます●ブレーシングが剥がれてますので、最初に内部をクリーニングします 埃はギターにとって大敵です、理由は埃は湿気を蓄えますので、高温多湿の日本では ギターに悪影響のみもたらします。弾き終わったらハードケース保管でかなり防げると 思います●ネックとボディの際にクラックが入ってますが、この部分は裏側からの補強スペースが 限られてますので、クラックにニカワを流し込んで補強します●クラックにニカワを流し込んで、播金で適正圧を掛けて補強して行きます◆内部のブレーシング剥がれ箇所を、ノックテストを併用して特定して行きます●トップの左側の、Xブレーシングとその平行補強ブレーシングの計3カ所が剥がれてます●トップの右側の、Xブレーシング右が剥がれてます●トップ1番・右のブレーシングとその下も剥がれてます⁂現時点で判明したのが、計6カ所有りました。追加が出ない事を祈ります◆近い所から接着して行きます●トップ1番・右のブレーシングとその下から固定して行きます●この物体は、トップ一番のブレーシングに1973年に貼られたマスキングテープです 剥がし忘れていたのでしょう(笑)●ブレーシングの固定を待つ間に、ペグを磨いておきますが、ペグの緩みの原因は ブッシュ式で有る事もそうですが、皿ネジがペグの面取りした部分からはみ出てる ので、ネジ穴のネック材が固い時は良いのですが、時間の経過と共に緩くなり、 ネジからのトルクが完全に伝わら無いので緩くなってます●皿ネジからステンの2.1mmの鍋頭のネジに交換します●フレットボード&フレットを磨くと、この通りに綺麗になります●次にトップ右のXブレーシングとその下のショートブレーシングを接着します サウンドホールからクランプを掛けますので、スペースの関係で1日に2カ所が限界です。 残りの2か所はサウンドホールから最も遠い位置に有りますので、ロングの スプールクランプはは、2丁しか有りませんので、2日掛かる計算になります●Xブレーシング左の奥を接着します●ラスト6カ所目のブレーシングの接着です◆実際に弦を張ってのセッテイングは完全に接着剤が固まるまで待ちます。 鳴るギターはボディ振動が凄いので大事を取ります●ペグを戻しますが、ブッシュがユルユルで脱落しそうなので、6mmのマスキングテープを 使って脱落しないようにしますが、接着剤を使わないの?リペア工房としては、外れる事も 困りますが、外れない事はもっと厄介です。クランプで圧着する様にセットしてますので 実仕様で外れる事は有りませんので、この方法を選択しました●ビス穴も緩いので埋めてからネジ止めするようにしま◆確認のためにノックテストをしますと、違和感を感じましたのでまだ隠れて いるようです●ライニングが剥離している箇所が有りましたが、内部からのクランプ固定が 出来ませんので、隙間に接着剤を流し込んでクランプで外部から圧を掛けて行きます●更にXブレーシング下の、ミニブレーシングも僅かに剥離している箇所が有りました 最終的なノックテストで、乾いた金属音に近い音が返って来ますので、セッテイングが 楽しみです。●ブリッジのトップをサンディング後に、ストリングガイドを整えて、オイルフィニュッシュ で仕上げます。ハカランダの柾目が綺麗に出てます。 トップ材が厳選された材で有る事が判る画像です◆セッテイングに移る準備が出来ましたので、現状で弦高がどの程度になるか 測定しておきます。●先に1Fのクリアランスを確認します。弦を張ってチューニングしてる時に フレットボードの上の弦が、バラバラな高さと感じてましたが、1Fが 適正だったり、微妙に高かったり、高すぎたりとしてました。 1Fに0.5mmのスペーサーを噛ましてから次に移ります●6E/12Fは3.0mmで0.75mm高い様です●1E/12Fは1.75mmで僅かに高い程度です●フレットボードが経年変化で乾燥によって僅かに縮んだ様で、フレットのエッジが 指に引っ掛りますので調整が必要です◆セッティングして行きます●フレットボードはR350です●既存のサドルはボーン製ですので、そのまま使う事にします R350に微妙に合ってない様ですが、下の部分が水平で無いので どなたかが調整されたのかも知れません●予定の弦高に成る様にサドルとブリッジを調整しました●調整後の6E/12Fは2.25mmで予定通りです●1E/12Fは1.5mmで、左右の調整幅が違う場合のサドル調整は注意が必要です。◆ロッドも調整してますので、ネックの揺り戻しが有る事を想定して、3日程度 ネックの安定具合を見定めてから、1Fを調整して完全復活の運びとなりますが 調整前にも拘わらず、チューニングの時のサステーンの長さと言い、軽く音出し の時の前に前に出る音と言い、調整用の弦なのに【なんだこりゃの連発です!】 調整後にダダリオ張ったら試奏が止まらなくなりますので、注意しないといけません。◆想定してましたネック調整後の揺り戻しも無いようで、コンディションが安定してますが 油断は出来ませんので、数日は経過観察をしなければなりませんが。 経験上99%は変化が無いと思います。●セッティングに集中する余り、危うく忘れる所でした●ネックバインディングが剥がれてましたので固定します。工房で最長のクランプ600mmで 届きませんでしたので、変則的なクランプの掛け方をします◆仕上がりの画像をアップして行きます●ヘッドストックの仕上がりです●ハカランダブリッジを見せる様にするとここまで印象が変わります●大切に弾かれていたギターですので磨きは楽でしたが、ルックス&音質共に 1級のギターで有る事は間違いが有りません。 これから弾き込んで行きますと更に成長発展するギターで、伸びしろ満点で楽しみですね◆試奏タイムです セッティングに使っているリーズナブルな弦で、鳴らしているにも関わらず凄いです 最初のチューニングの時と比べても変化が判ります。 音量、バランス、弾き易さはご機嫌そのものです。 鳴るギターは、ブレーシングが剥がれますと本当に変な音がします、ブレーシングを観察 しますと随分前から剥がれていた様な感じでしたので、これがD-28の本来の音質です と、お渡しする前にここまで期待値のハードルを上げても、それ以上の驚きで再会される 事に成りますのでご期待下さい。🌸かんぺきにしあがりましたたいへんよくできました🌸※今回のリペア料金は仕上がりで、15,000円でした
2020年06月08日
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◆Bacchus UNIVERSE レスポール リアピックアップから音が出ないとの事で リペアのご依頼を頂きました。 ギターオナー様は、KIKI様です。 来店された時に、ハードケースを見ただけで購入先と購入金額が判り、更にリペア内容まで 判ってました。私も前日このギターを購入するか迷ったのです。翌日工房でご対面とは・・・ ◆画像から確認して行きます ●Bacchus はグレードが良く判ら無いのですが、REXショップで試奏した時には、 廉価版モデルでは無い事は感じましたが、まさか70,000円クラスのモデルとは 思いませんでした。●弾き込まれた感じはしません●ピックガードの先端の形状でモデルが特定できました◆リペア開始して行きます●片側のピックアップの音が出ないのは、ポットorピックアップが原因が殆どですから ピックアップを外して抵抗値を測定します、異常の無いフロントと同じ抵抗値が出て ますので、ピックアップに問題が無い事が確認出来ました。 ◆ポット交換して行きますが,地味な作業で絵になりませんので文字だけで済ませる 事にしました。 フロントのVポットはA-500ωが付いてましたので、交換するVポットは B-500ωがに付いてましたが、フロントと合わせるためにA-500ωに交換して有ります。 ◆リペアの完了しました●内部のポット交換なのでトップの画像を流用しました。 KIKI様はピックアップの交換を考えておられましたが、マーシャルで鳴らしますと 実にレスポールらしい音質で、歪みもクランチもバッチリです。 交換する必要無しで決定しました。🌸かっときゃよかった(笑)🌸※今回のリペア料金は、3,000円頂戴致しました
2020年06月07日
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◆今回は IMPERIAL KOGA 300 再生リペアです 工房でストックしていたギターですが、再生して発売前に音質未確認でもたOKですから 是非欲しいとの事で、ソールドアウトしてしまいました◆画像から確認して行きます●ネットで調べますと、レア?らしいのですが【K2は知ってました】確かに同じ300でも 仕様が違っていたりして、全く同型のモデルの情報は得られませんでした。 トップ全周のインレイはメキシコ貝が使われてます●IMPERIAL KOGA 古賀先生の印が押して有りますが、製造メーカーは記載が 有りませんでした。推定でしか有りませんが、スズキバイオリン 社で製作された様な 感じです。➡追跡調査で1970年代にマツモク工業様で製作されたらしい事が判明しました ⁂情報をお持ちのゲスト様がおられましたらご教授下さい。●工房で仕入れた時点でハゲタカ状態した。サドルが残っていただけです●弾き込まれたと呼べるほどは弾かれて無かった様です。 ポジションマークはスノーフレークです●バック3Pタイプの情報は見つけられませんでした ローズウッドは若しかしたらハカランダ?では無いかなと期待して探しましたが 情報を取れませんでしたので不明です➡ブラジル産のローズウッドでは無いようです●サイドも見れば見る程ハカランダに見えて来ます。思い込むと益々見えて来ます サウンドホールからハカランダ特融の甘い香りはしません、 ➡ブラジル産のローズウッドでは無いようです◆リペアは既に開始してます●仕入れた時点でブレーシングの剥離は判ってましたので、剥離箇所を特定して 接着して行きます。 ●接着を待つ間にブリッジの塗装を剥がしておきます ブリッジ材はハカランダが使われてましたので、サイド&バックもハカランダかな? と期待値が上がってしまします ➡残念ながら期待だけでした●外されていたペグのビス穴は埋めます●着色をしてペグをセットしました●ペグがセットされますとギターに戻って来た感が出ます◆ブレーシングが特殊な形状をしているために、慎重に剥がれ箇所を探して行きましたら ほんの一部分だけ剥がれている箇所が、計3カ所見つかりましたので固定して行きます●ネックとボディの接合部分も剥離が有りますが、ネックジョイントで接合強度を確保して 有り、今回の剥離部分はフレットボード自体が捩れて無ければ問題は発生しません、 幸い異常が無いので0.5mmの隙間【クランプ掛けても密着しない】には、エゾ松の突板と タイトボンドで完全に密着する様にしてります ●ピンがピッタリ収まる様に調整して、面取りとストリングガイドも付けて有ります●フレットを確認して,予め擦り合わせておきます●セッテイング前に現状で弦高がどの程度に成るか測定しておきます●ブレーシングの入れ方が複雑な構造のため、念のためノックテストをしますと バック側一番の左が剥離してましたので接着します◆ブレーシングの剥離は無い事を確認しましたので、弦を張ってアコギに戻します●1FのクリアランスもOKです●6E/12Fは2.0mmです●1E/12Fは1.5mmです。エレキギターの標準設定と同じで、弾き易くセットして有ります●ボディ全体にバフを掛けてピカピカの仕上がりです●ハカランダブリッジの仕上がりです●グロバータイプのペグです●ネック裏の仕上がりです●ビンテージギターの仕上がりは、経年変化を伴って存在感を感じます。 ノックテストで鳴るギターで有る事は予見してますが、どんな音色に成るか 楽しみです◆試奏タイム 高音域が伸びる事と、低音域もちゃんと前に出ます。歯切れの良い音色から ・・・ハカランダが使われている可能性が十分に有ります。 当時の正確なスペックデータが無いのであくまでも推測です モーリスで同じW40でもハカランダが使われていたり、使われて無かったりしてますので ハカランダで無くても木の取り方によっては、ローズウッドがブラジリアンローズウッド と見分けが付かない場合も有り、確かな事は判りませんが、ハカランダで有って欲しい 希望を持つ事にします。 長期に判って鳴らされて無かった様で、チューニングから試奏をするに従って 鳴るように変化してる事が判ります。30分程度の試奏時間でしたが、鳴るし弾き易いので 弾いていて楽しいギターです。🌸たいへんよくできました🌸
2020年06月05日
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🌸お陰様で、2020年07月18日に新しいオーナー様に販売済でさせて頂きました 有難うございました 🌻工房で完全調整しましたお勧めのギター絶賛販売中です 販売価格 16,000円【税込み】◆店頭お渡し&全国発送致します【一部発送出来ない地域も有ります】◆ジャパンビンテージと呼べるギターです ●音質は綺麗な優しい音で答えてくれます。工房でセッティングしてますので 弾き易い事は言うまでも有りません。 ●ケースは傷んでますが付属します。保管&移動に問題は有りません ●弦はダダリオのEXライト【0.10~】に張り替えてお渡し致します ◆Kiso Suzuki 社で製作されたギターで、推定50年近く経過してると思います ◆数々の名機を残して頂いたメーカーです、型番は判読不能です ◆アジャスタブルブリッジを採用してるレアなギターです。アジャスタブルサドルが搭載されて いるので、50年近く経過してる事の根拠です ◆バックはベルトのバックルで付いたと思われるキズが有りますが、経年を考えますと良い状態です ◆チューニングに問題は有りません ネックは【マボコ型】です
2020年06月01日
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