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玉川福太郎一周忌追善公演13時~木馬亭大雨だが満席。補助椅子も出る。司会・布目英一(月刊浪曲編集長)玉川太福 「太閤記 日吉丸」(曲師・沢村豊子)玉川ぶん福「青龍刀権次」(曲師・玉川みね子)玉川奈々福「茶碗屋敷」(曲師・沢村豊子)仲入り玉川こう福「梅ヶ谷江戸日記」(曲師・玉川みね子)玉川お福 「秋田おばこ・貞子」(原作・今野勉、脚色・玉川福太郎、曲師・玉川みね子)玉川福助 「天保水滸伝~平手の駆けつけ」(曲師・沢村豊子)福太郎「阿漕が浦」(写真付き。テープ)みね子 挨拶一同 民謡「花笠音頭」三味線・こう福6人のお弟子さんを一気に見ると、うーんというか、ある意味浪曲界の現状というか未来が見えてくる感じ。最後のテープで如実になってしまうのですが、こればかりはそれぞれ師匠の意志を継いで頑張ってくださいとしか言いようがない感じで。奈々福さんの「茶碗屋敷」、最初に見た時よりけれん味が増して、ますますよくなっていますね。落語とは違ったおもしろさ。入門順の出番だけど番組的にも絶好の位置で。あとはネタおろしっぽくてつっかえる感じのがあったり、眠くなるのもあったり、久しぶりに見る人がいたり。「秋田おばこ」の新作も変わったものを見たというか見せられた感じ。福太郎師匠のテープで「阿漕が浦」。若い声。全部持って行く。舞台転換における布目さんの解説が的確で面白かった。
June 29, 2008
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ドラマいろいろ今シーズンはリタイヤが多くて助かった。7月期は特番がないのですぐ始まってしまう。4月期全部見たの●ラストフレンズ錦戸くんとジャニーズに拍手。ドラマ的には笑える演出多し。●ホカベン上戸系は基本だめなのですが、ちゃんと見れた。これくらい絞れると体が楽。CHANGEとROOKIESは継続中。男子的にはやっぱ「ROOKIES」は面白いですね。やっていることは「飛び出せ!青春」と同じで35年前の焼き直しなのに。やっぱ古典は強し。「瞳」もんじゃVSお好みバトルが最高潮。ゴミ箱のふたからんからん。ボス登場と思いきや子分の「私がいく」。クライマックスで自転車に乗った警官登場。狙ってやったコント的演出につい笑ってしまった。ここがピークかも。「太王四神記」地上派。これがあるから1週間乗り切れる。「監査法人」放映後の山田真哉ブログ(楽天)が面白い。
June 25, 2008
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株主総会いつものご厚意で社会科見学。今年は飲食業界がいいなということで水産業界の大手の株主総会へ。10時から永田町砂防会館。水産業界がどうなっているのか、何となく勉強ができる。と思ったら、その日の午後、そこの子会社がウナギの偽装問題で大ニュースになってた。間一髪セーフというか、翌日が株主総会だったら、いっぱいマスコミも来ただろうし株主も来ただろうし。混乱もすごかっただろうから、残念といえば残念。質問はいつものように、「もっと頑張って株価をあげろ、配当を出せ」的な励まし系から、取締役や役員体制に対するいちゃもん系からいろいろ。私が退席してからウナギ系の質問も出たみたいですが、状況が把握できないみたいでわりとおとなしかったみたいです。
June 25, 2008
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太田もここの会13時~お江戸日本橋亭東家一太郎「水戸黄門」(二村邦夫作、三味線・佐藤貴美江)にゃんこ・金魚 漫才太田ももこ「明暗舞台」(三味線・佐藤貴美江)中入り宝井琴調 「大岡政談、さじ加減」ももこ「源平盛衰記 恩讐藤戸渡り」(三味線・佐藤貴美江)浪曲師、太田ももこさんの独演会。しばらく独演会的なものはやっていなかったようですが、この世代の若手が復活してくれるのは非常にうれしい限り。来年1月、6月と半年に1度のペースでやるようです。オープン系で広く集客をかける奈々福さんに対して、昔ながらのご贔屓さんが大半を占める浪曲的な集客。チケットソールドアウト。若干空席ありみたいな感じで。一太郎さんの「水戸黄門」。いいところで切れて、前に聞いた尻つぼみ感がなくなってよくなっていた。ポルノとかフラッシュとかは相変わらずだけど。「明暗舞台」明治、大正のころ。六代目菊五郎と、泥棒に落ちぶれた巡査の話。巡査が芝居見物で菊五郎に声をかけたら首になって、泥棒になって、捕まって、菊五郎の人情でその泥棒が救われる。「恩讐藤戸渡り」復讐のために医者になった。カタキが傷を負ってきたが、医者として助けてやったという話。チャングムの医女編に通じる。というかチャングムが浪曲的なので。ももこさんは低めのキーで若干暗さが漂う関西節。低調子がいい感じ。佐藤貴美江さんの三味線の音色が琵琶みたいにベンベベンてな調子で結構盛り上がる。にゃん金先生もすごかったです。ドサの芸爆発みたいな感じでお客さんもいじり倒すし。じいさんばあさん中心のお客さんも「こんなに笑ったのは久しぶり」だって。琴調先生の政談もめちゃオモロ。芸達者の人の芸は本当にいい気分になる。
June 21, 2008
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「アーティスト症候群―アートと職人、クリエイターと芸能人」(明治書院)(2008/02)大野左紀子著者は東京芸大彫刻科を卒業してプロの美術家になって20年ほどのキャリアを経て引退した人(1959年生まれ)。アーティストを訳すと「芸術家」なのに、最近、倖田來未やら浜崎あゆみやらをはじめ、メーク師も美容師も誰でもみんなしてアーティストって言っていておかしくね?言葉の見かけだけでダマされてるし、使ってるほうもワンランク上的な気になってない?クリエーターって言い方も、職人って言葉の響きが格好悪いから、なんでもかんでもクリエーター。なんちゃってクリエーターが多すぎない?というようなことを言ってる。工藤静香、片岡鶴太郎、藤井フミヤ、石井竜也などの芸能人アーティストへの批判というか悪口が面白い。プロの美術家見ればそうなんだ。評論というより、芸術家のつぶやきブログ。そんなに得られるものはないけど、ストレートにものを言う書き手のキャラが出ているのがいい。見るところがないかというとそうでもなく、芸大出てプロの美術家になって廃業するまでは面白い。芸大予備校の講師時代、試験対策で本物の小動物を飼ってスケッチの練習をしていたが、馬か牛が出た時は困ったとか、実技試験で「穴」を描けみたいな裏をかく問題が出たとか。結局、理屈より自己体験のほうに心を惹かれるという、就職試験対策の見本だ。
June 17, 2008
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第17回 小権太・遊一の会~入船さん、こんにちは 柳家さん、こんばんは日暮里サニーホール 19:00春風亭正太郎「転失気」小権太「たらちめ」遊一「真景累ヶ淵~お園新五郎~」仲入り遊一「真景累ヶ淵~新五郎の捕物~」小権太「厩火事」真景累ヶ淵は、新吉、豊志賀が出てくる前段の因縁話を。こんなに長い話を覚えてすらすらとつっかえずに話すなんて、もうそれだけで感嘆。ストーリーにも引き込まれる。円朝のお墓にいったらお花がいっぱいで献花を断られたまくらがおもろい。厩火事、師匠夫婦のまくらからオーソドックスに。若手ならではのアプローチに好感。中入りで8時30分だから終演は何時かと心配したが後半は長くならずにすーっと終わってよかったよかった。
June 15, 2008
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池袋演芸場 遊馬・ひまわり・今輔 真打昇進襲名披露興行13:15~20:30桂ち太郎 「動物園」三笑亭夢吉「初天神」宮田 陽・昇「漫才」(アメリカの州)三遊亭遊史郎「悋気の独楽」三遊亭右左喜「銀婚旅行」(粕谷泰三(円右)・作)江戸家まねき猫「枕草子」(動物ものまね)三遊亭左遊「噺家の夢」三遊亭円雀「浮世床」(夢まで)鏡味健二郎「太神楽」春風亭小柳枝「ちりとてちん」 ―仲入り―三遊亭遊之介「がまの油」三遊亭右紋「あの頃」(右紋・作)(昭和30年代の駄菓子やのおばちゃん)ナイツ「漫才」(巨人、イチロー)三笑亭夢太朗「子ほめ」三遊亭遊三「ぱぴぷぺぽ」(遊三・作)北見マキ「奇術」古今亭寿輔「釣りの酒」(有崎勉・作)桂米丸「ジョーズのキャー」(米丸・作)」 ―仲入り―真打昇進襲名披露口上(遊馬、ひまわり、今輔、小遊三、寿輔、米丸、右紋)神田改メ 日向ひまわり「安兵衛 道場破り」東京ボーイズ「ボーイズ」(千の昌夫になって、テレサテン、中之島ブルース)三遊亭遊馬「お見立て」三遊亭小遊三「たぬさい」翁家喜楽「太神楽」錦之輔改メ 古今亭今輔「飽食の城」(今輔・作)芸協の池袋って、昼夜の区別なく終日で1本の番組になってる。土曜ということと、ふりの客もいて満席。混雑率200%。2時以降に来た人は立ち見。今日は6代目今輔さんのトリ。披露興行のトリ、自作の新作で締めるというのは格好いいですね。「銀婚旅行」とか「釣りの酒」とか、艶笑系の落語が普通にあったり、「ジョーズのキャー」が出たり、眠くなるような落語やる人がいたりするのがいかにも芸協の寄席。陽・昇、ナイツと若手漫才もかなり笑える。遊三師匠なんか、歌詞を全部「ぱぴぷぺぽ」で歌うぱぴぷぺぽ落語。東京ボーイズの仲八師匠曰く、「鼠先輩より先に、ぱぴぷぺぽで歌っている」だって。
June 14, 2008
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ザ・マジックアワー有楽町・日劇PLEX東京かわら版の事務所のワンブロック隣の企業で取材後。「ぐるりのこと。」とどっちかで迷ったけど取材が終わった時間がこっちの上映時間と合った。平日の昼なのに混んでる。日本で一番シットコムを作る人が書いて監督した勘違いコメディなのだから、つまらないわけがない。普通のおじさんおばさんも、子どもも、老若男女が安心して楽しめる。見終わって、何か残るというわけでもないけど、「あー面白かった」てな感じ。三谷さん、天才ですね。映画制作の現場が題材ということで、いろんなスタッフの人にきちんとスポットを当ててくれる三谷さんの優しさ、職人気質が垣間見えるだけでジーンとくる。深津絵里も、最近は木村総理の秘書とか、三蔵法師とかテレビでは類型的なキャラばかりやらされてて可哀想と思っていたら、ここでは芝居の見せ場がたくさんもらってて、結構よかった。三谷さん、ガキの使いで鼻からわさび入れられたり、おしゃれ関係では鼻でたてぶえ吹いたり、堂本兄弟ではやけくそで「ロマンスの神様」を歌ったり…テレビ出まくりで、興ざめしてて見る気分も失せ気味だったのですが、まあお金かかてるし。仕方ない部分もあるしな~。
June 12, 2008
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ザ★失投パレードNO.615時~16時30分ムーブ町屋 ハイビジョンルームバター不足の折『うなぎパイ』のお土産付き。バトルロイヤル風間 コント『似顔絵王子』武田浩介 新作落語 『光と影』(作・武田浩介)MISAKO コント 『シリーズ女NO1』(作・夢月亭清麿)ヂエームス槇 新作落語「現代アート褒め」(仮)(作・ヂエームス槇)バトルロイヤル風間 似顔絵コント『路上の似顔絵描き』エンディング「ザ・ヒットパレード」と「チャンチキおけさ」の替え歌本当に何も考えずに笑える貴重な会。その場にいるお客さんの顔を描くということで客席にも緊張感が生まれ、その緊張感が結構楽しい。脚本家の武田浩介さんの新作落語。閉館間近の名画座が舞台。35年前の新聞、恋人に殺された17歳の女性の記事。タイムスリップして…。ストーリーも面白かったですし、落語そのものもしっかりしてて聞きやすかった。長めの話でしたが、集中力途切れることなくストーリーに没頭してしまいました。武田さんの物語に出てくる、男性も女性は、ちょっとというかかなり人間的にダメタイプなのですが、ちょっと知性的でマニアック。作者が投影されているような気もするので自作自演というのが一番しっくり来るのかもしれませぬ。ただ、着物の着方が汚いので次回は頑張って…。ヂエームス槇さんの新作落語も、現代アートから始まり、33歳のニートの与太郎が吉祥寺の赤白ハウスに行って現代アートするはちゃめちゃな落語。個人的にはこういう落語が大好きなので十二分に楽しませていただきました。
June 8, 2008
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「玉川奈々福のおはようライブほとばしる浪花節!」木馬亭 10時30分~奈々福「牧野弥右衛門の駒攻め」(曲師・沢村豊子)奈々福「金魚 夢幻」(作・玉川奈々福) (曲師・沢村豊子)4月末の金魚亭に行けなかったのですが、ここで再演するということで。「金魚 夢幻」幻の金魚を作ることに命をかけている金魚師の伝助。数々の失敗を乗り越えて、ある色をした「幻」という金魚を作り出す。普段から伝助に目をかけている熊さん。「幻」を勝手に競売にかけたところ、アラブの油田王が高値で競り落とす。熊さん、テレビの画面を通じて伝助に詫びる。伝助と相思相愛の「幻」が取った行動とは…。金魚師と金魚の悲恋物語なのですが、よくできておりました。外題付け(物語の前文にあたる表題付け)「それはまだ人が“愚か”という尊い徳を持っていた昔の時代、金魚と人の物語」わかる人はわかる谷崎潤一郎の「刺青」の冒頭文。「愚かという尊い徳」というフレーズが耳に残る。人々が今のように軋みあっていなかった時代の物語。(谷崎は江戸時代を想定してるが)「刺青」は女性の肌に魂を掘りたい彫師。こちらは、魂をかけて自分が納得のいく金魚を作りたいという金魚師「伝助」の話。谷崎の胸を借りてか、向こうを張ってか、奈々福さんが自分なりの金魚師を描こうという思いが伝わってきます。「幻」を勝手に売りさばいてしまう熊さんも、悪人ではなくお節介な人として描いているところがいかにも浪曲的。金魚が川を上る道中付けはあるし、リポーター中継もあるしと、「金魚と人間が話すの?」という若干の疑問がわくところも、すかさず解説でフォローと、すべて計算されていて、感心させられるところが多い。金魚の派手な色のイメージが頭に浮かびやすいので、語りだけでも十分物語に入り込めた。かける所があるかわかりませんが、どれだけのお客さんに受け入れられるか興味があります。浪曲系ブログは、検索すると、稲田さんか風間さんか、ここが引っかかることが多いので、案外プレッシャーだ。
June 7, 2008
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物語・落語現代史(2回)6月3日(火)中野ZERO視聴覚室19時~21時15分夢月亭清麿2回目は昭和10年~15年テーマ「戦争に向かって 講談・浪曲ブーム」●戦争などの事情で、5代目小さんの同期が極端に少ない。↓小さん1人が奮闘(目立つ)結果に。今のように切磋琢磨するライバルがいない中を名人になったということは、それだけ自己管理ができるってことなんでしょう。でも落語界的には痛手であり不幸なことであり。●当時は「本当の江戸」を知る落語家が周囲にいたことのメリット。●戦争のおかげで、浪曲・講談がブームに清麿師曰く「日本の芸の中で、世界的に通用する芸は落語より浪曲」とのこと。●落語家の個人的な経済的側面(芸で生活していくこと)について突っ込んだ見解を発するところが「内側」にいる人にしかわからないところで、そこが面白かった。●第2部 今岡謙太郎氏との討議聴き手:今岡 答え:清麿の図式少々予定調和的なのですが、個人的には1回目のプロレス的展開のほうが好きかな~。第3回は7月4日(金)「昭和15年~20年/戦時下の落語 禁演落語、慰問、新作落語の作家たち」詳細はhttp://blogs.yahoo.co.jp/kiyomarohitori/
June 3, 2008
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アフタースクール新宿ジョイシネマ(歌舞伎町)大泉洋、佐々木蔵之介、堺正人プラス常磐、田畑。新宿で見られる映画の中でサイボーグと比較してこっちを。映画も歌舞伎町が舞台だったから映画館のすぐ前が出てきた。『運命じゃない人』の内田けんじ監督。ネタバレ厳禁+ブレイク作が大好評というところは、ナイトシャマラン(『シックス・センス』の)に近い。「アフタースクール」は俳優が豪華でおもしろいけど『運命じゃない人』のほうがもっと…とか。「ストリーが複雑」という評もありますが、ちゃんと見てればわかる。全然難しくない。前半のほとんどが「仕込み」なのでやや単調で退屈する。でもここでしっかり見ておかないと後半のおいしい展開にはついて行けなくなってしまうので我慢して見ましょう。ずっとセカンドギアで走っていると、かなりわかりやすい場面でギアチェンジがあって一気にトップまで行きます。あとはサゲまで一気に。誰が主役か調べずにいったのですが香盤を見たら大泉が主役。その通り大泉の見せ場たくさんで、主役らしい活躍で主役らしいハッピーエンド。TEAM-NACSの時の大泉。
June 1, 2008
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