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コンピュタートラブルで始動不能となっていたV7ドンキーであったが、大仕事も一段落したので、そろそろ修理する事にした。しかし修理と言ってもPCで行うのだ。販売店に電話すると、アップデータプログラムがあれば、数分で直るが、無い場合は、データをイタリアに送って、指示を仰がなくてはならないので、数日かかる事になり、イタリアからパスワードとデータが送られて初めてインストール出来る事になるそうである。アップデータがあるか無いかは、バイクのソケットにPCを繋げなければ分からないと言う事である。どちらにせよバイクを販売店まで運ばなければならないのである。そこで、工作車の出番となる。予めバックミラーを外して、工作車に積み込む。車体が小さいので簡単に積載する事ができた。約30分で販売店のガレージに横付けして、V7を降ろす。何時もと変わらず店主と奥さんが笑顔で出迎えてくれた。手際良くシートを外し、サイドカバーを外して、バッテリーの電圧を測る。少し低めなので用心に充電器を接続して、ヒューズボックスの隣に埋め込んであるPC接続カプラーとPCを専用アダプターを介して接続する。WindowsPCはオイル缶の上だ。PCの画面に現れたのは英語だ。日本語バージョンもあったようだが、バグが多くて使い物にならないので、英語バージョンに切り替えたそうだ。隣で奥さんが英語をスラスラと訳して行く。バイク屋の奥さんにしておくには勿体ないような流暢な英語に感心した。V7を探して行くと、有り難い事にアップデータプログラムが見つかった。これで何とかなりそうだ。インストールの手順を間違えたら大変な事になるので、慎重にダブル確認で行う。表示に従ってメインスイッチを切ったり入れたりで、何とかインストール成功と出た。PCの接続を解除して、エンジンを掛けてみる。一発で掛かった。しかも、タコの針は1500回転でピタリと止まっている。呆気なく元のように直ったのだ。1分間アイドルして店主が試運転に出掛ける。帰って来て1分間アイドルしてエンジンを止める。この作業が初期設定に反映され、学習するとると言う事らしいが本当にそんな事で勉強しているのか怪しいものだ。しかし、アップデータがあって本当に良かった。助かった。コンピュータのトラブルは他のV7で起こっているのをブログで読んでいたので、決してあり得ない事では無いと思っていたが、メンテナンスフリーの筈のインジェクション仕様の脆弱さを身を以て体験する嵌めとなった。アップデータという事は何がしら不具合が出たので、それを修正するプログラムと言う事だろう。と言う事は今度は大丈夫と言う事だろうか。安心するのはまだ早いかも知れないが、一応安心しておこう。V7を購入する時にネットで中古を安く買うか、専門店で新車を買うか悩んだが、初めての外車でありそれもイタリア車とあって、トラブルや修理の対処が自分では無理と判断して専門店で購入した事は正解であった。今回のようなコンピュータトラブルの場合、ディーラーに持ち込まないと絶対に直らない。買ってもいない所へ持ち込むと法外な修理費を請求されても文句が言えないだろう。今回は、キーをONにした時に、テールランプが点灯してバッテリーが消耗する事を防ぐため、テールのヒューズを抜いて作業を行った。その時に、頭を削って加工したヒューズが千切れたので、エーモンの分岐コネクタヒューズに取り替えて貰って、奥さんから氷入りの麦茶を頂いたので、修理費込みで千円で済んだ。専門店で買った事は吉と出たようである。V7の情報としては、V7レーサーは今年度はラインアップから消え在庫があるのみ。来年度復活するかは不明。軸足を750から850に移しつつあり、近い将来ルマンの復活があるかも?あの憧れの名車ルマンを是非復活して頂きたいものだ。でも、PC制御なのでいらない。工作車に搭載したV7アダプタを介してPCに接続バイクとPCを接続してデータを取得するアップデータの画面アップデータをインストール中バイクの電源もON
2019.06.30
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昨日、の夕刻、細いビスが必要になり、急いでいた事もありV7ドンキーでホームセンターまで買い物に行こうとして、久し振りにエンジンを掛けようとした。何時ものように、キーでハンドルロックを解除し、スイッチON。スピードとタコの針が一旦振り切れて0に戻る。ここでおもむろにセルボタンを押すとエンジンが始動するのだが、エンジンは掛かったものの直ぐにエンスト。あれぇ~。おかしいなぁ。こんな事は初めてである。もう一度エンジンを掛けると今度はタコの針が一気に5000回転まで跳ね上がって直ぐにエンスト。キーを一旦OFFにして何回やっても同じ症状でエンストを起こす。明らかにコンピュターが狂っている。以前ブログで、MOTOGuzziの同様の症状を読んだことがある。しかも1万キロを越えたあたりから、よく出る症状らしい。しかし、新車で買ったのにあちこちがよく壊れるバイクである。これがイタリア品質なのか。コンピュターの誤作動は日本製なら当然無料修理と思われるが、Guzziの場合どうなのだろうか?このところ超忙しくツーリングにも行けないので、修理は急がない。販売店にメールでもしておこう。
2019.06.03
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