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本日は桃月庵白酒さんと春風亭一之輔さんの二人会を聴きに日経ホールに参上!白酒さんの1席目は「代脈」。江戸は中橋に住む名医、尾台良玄の内弟子の銀南が主人公。三代目 古今亭 志ん朝さんも得意のネタ。Youtubeで志ん朝さんの「代脈」が残っていれば観てみたい。銀南の羊羹を巡るドタバタ、蔵前の伊勢屋のお嬢さんを診察する珍妙な様子。一之輔さんの1席目は「水屋の富」。一之輔さんが去年の「落語一之輔春秋三夜 第二夜」でネタ下ししたネタ。その時は、上原ひろみさんのライブとカブッタので聴けなかったが、その2週間後の2023/12/4(月) 真一文字の会~一之輔落語勉強会~@日本橋公会堂(日本橋劇場)で拝聴。「文七元結」を引用して、吾妻橋で800両すられたので身投げをしようとする文七に出会ったり、ウンウンとうなされて安眠できない清兵衛の大変な様子。一之輔さん独自の工夫か、素敵。回を重ねる毎に、細かい改善をされているようだ。一之輔さんの2席目は「反対俥」。一之輔さんの「反対俥」は2024.1.18 Thu. みなと毎月落語会~春風亭一之輔独演会@赤坂区民センター以来、おそらく高座でお聴きするのは2回目。その時は、普通の権太楼さんの「反対俥」とあまりに違うので、びっくりしたが、2回目で結構シックリした。広瀬和生さんの以下の解説によると、ここまで練り上げるために一之輔さん様々な工夫があったらしい。孫娘チィちゃんが大好きで鬼嫁にイビられているお爺さん車夫が活躍する『反対俥』。2022年の一之輔最大の収穫だろう。このお爺さんが出てくる『反対車』を初めて聴いたのは5月13日の「真一文字の会」。この時は後半の“速い車夫”の件も演じ、上野駅に行きたいのに館林に連れて行かれ、上野駅まで戻ってもらって何とか汽車に間に合い「どこへ行くんですか?」と車夫に訊かれて「館林」でサゲ、というものだった。次に一之輔の『反対車』を聴いたのは6月3日「ドッサりまわるぜ2022」全国ツアーの初日かめありリリオホールでのことで、この時にはお爺さんのキャラが大きく成長していて、後半の“速い車夫”の件はカットする現行演出になっていた。この時、孫娘のチィちゃんが応援しに来ているという設定となり、最後はチィちゃんをオルガン教室に送っていかないと鬼嫁に怒られるからと客を下ろすのは今と同じだが、当時はこのお爺さんが孫娘を乗せると全力疾走していってしまうというサゲ。7月2日の「ドッサり」@よみうりホール、8月31日の「一之輔たっぷり」、10月30日の「一之輔三昼夜ファイナル其の三」と、聴く度に進化していたが、サゲはそのままだった。だがこの日は最後、「オルガン教室に遅れると晩御飯を食べさせてもらえない」というお爺さんがチィちゃんを乗せて行こうとするも一向に進まないのを見てられなくなった客が「代われ!」と車を引いてチィちゃんを送り届け、お爺さんに「あなた、いったい何を?」と訊かれて「昨日まで車屋だったんだ」でサゲるという新しい演出が登場。これはいいサゲだ。今日の進行は「昨日まで車屋だったんだ」でサゲる流れ。白酒さんの2席目は「お化け長屋」。これは2週間前の2024/5/7(火) 青葉四景@有楽町朝日ホールで白酒さんが演じた同じネタ。マクラで神楽坂、江戸川橋、武蔵小杉、武蔵中原が出て来た瞬間、「あれ、またお化け長屋か。他のネタが良いのに」と思ってしまった。青葉四景と今日の会、両方聴く人多いのに、同じネタはどうかなと感じた。2024年5月23日(木) J亭スピンオフ企画32 白酒・一之輔 大手町二人会@日経ホール「エレベーター」信楽「代脈」白酒「水屋の富」一之輔〜仲入り〜「反対俥」一之輔「お化け長屋」白酒
2024.05.23
4月24日(水) 桂宮治独演会 『はるかその先へ~大手町宮治本舗2024 春~』@よみうり大手町ホール桂宮治:オープニングアクト「かっちゃんのわかめごはん」開口一番 金原亭駒平:鈴ヶ森桂宮治:猫の皿桂宮治:花見の仇討ち-仲入り-桂宮治:らくだ
2024.05.21
本日は神田伯山さんの独演会を聴きに町田市民ホールに参上!奥様と同伴出勤😁「出世浄瑠璃」以外は茅ヶ崎や狛江での伯山さんの独演会などでお聴きした演目だが、毎回演出が違うので大いに楽しかった。「出世浄瑠璃」は秋の碓氷峠を舞台にした話。紅葉の峠道の情景が目に浮かぶ。六代目宝井馬琴師匠がよく掛けていた読物。丁度今週、別所温泉、善光寺詣に横川の釜めしをいただいた碓氷峠のSA、上田城跡に行ったので、ピッタリのタイミングの読物。「出世浄瑠璃」のあらすじは以下の通り。信州松本の城主、松平丹波守とその一行は、参勤交代で江戸に向かっていた。差し掛かったのが碓氷峠。秋の真中、一面の紅葉に覆われていた。丹波守は乗り物を止めてしばし景色を眺めていると、ふもとの方から節の面白い唄声が聞こえてきた。お付きの者に尋ねると最近江戸で流行り始めている「浄瑠璃」というものだと言う。唄っていたのは信州上田、松平伊賀守の家臣で尾上久蔵と中村大助という二人で、丹波守の駕籠の前に呼び付けられた。丹波守は二人に浄瑠璃を聴かせてくれるよう頼む。二人は道中で浄瑠璃を語ったなどと殿様に知られては大変と一度は断るが、丹波守はこの場限りの事で他言はしないと約束し、他ならぬ大名の頼みと、中村が口三味線、尾上が太夫で浄瑠璃「関の扉(と)」を語った。聴き終わった丹波守はたいそう喜び、礼の金品を与える。二人は上田の城中へ戻り、丹波守は江戸へ出府する。丹波守と伊賀守は同じ信州の城主という事で親しい間柄。それから三年後、江戸の殿中でよもやま話をしていると碓氷峠の紅葉の話題が出た。そこで丹波守は思わず、三年前、伊賀守の家来が、というところまで話をしてしまうが、あの時の二人との約束にはっと気づく。浄瑠璃の話をする訳にはいかない。そこで伊賀守の家来二人が手の付けられない暴れ猪を見事に退治したととっさの嘘を付く。伊賀守は感心し、その者たちの名前を尋ねる。丹波守は尾上久蔵、中村大助という二人の名前を言ってしまう。その場に居合わせた他の大名は、武勇に優れた良い家臣をお持ちだと褒め称え、伊賀守は上機嫌。屋敷に戻った伊賀守は、すぐさま尾上久蔵と中村大助という二人の家来を探させる。幸いにも二人とも江戸詰めであった。三年前の碓氷峠での出来事を聞きたいと二人は伊賀守の前に呼び付けられ、浄瑠璃の件が知られてしまったかと戸惑った二人だが、なぜか伊賀守は猪を退治したであろうと尋ねてくる。やはり正直に語った方が良かろうと「関の扉を唸った」と言うが伊賀守は「関の扉」である碓氷峠にて猪を退治したのだと勘違い。こうなったら仕方ないと尾上久蔵は、丹波守に襲い掛かろうとした猪を退治したとの虚構の話を講談の調子で滔々と語りはじめる。話を聞いた伊賀守は大喜びをし、二人は百石の加増となったが、一方で困惑する。なぜ浄瑠璃の話が猪退治の話に変わってしまったのか、二人には分からない。丹波守の屋敷を訪ねるとお目通りが叶い、理由を聞いた。丹波守から、この件は時機をみて伊賀守に本当の事を話すので、殿様に対して忠勤に励むよう言い聞かされる。二人は真面目に勤め、伊賀守の立派な家臣となった。三年の後、殿中で丹波守は伊賀守に本当の事を話す。呆れた伊賀守だが、考えてみれば二人とも今では上田の城中で屈指の人物である。立派な家臣が二人出来て二百石くらいは惜しくないと伊賀守も納得した。二人はますます忠勤に励み、尾上と中村の家名は幕末まで長く続いたという。伯山さんの至芸は、①中村が口三味線、尾上が太夫で浄瑠璃「関の扉(と)」を語った時の名調子。②尾上久蔵が丹波守に襲い掛かろうとした猪を退治したとの虚構の話を講談の調子で滔々と語った時の名調子。で最も発揮された。落語の「寝床」の旦那の吟ずる節とは逆に、浄瑠璃の節のリズム感が素敵。前座無しの4席。約3時間の熱演。2024年5月18日(土) 神田伯山独演会@町田市民ホール一.「阿武松(おうのまつ)」伯山 / 約35分一.「出世浄瑠璃」伯山 / 約25分一.四谷怪談「お岩誕生」伯山 / 約45分仲入り一.「万両婿(小間物屋政談)」伯山 / 約50分
2024.05.18
本日は喬太郎さん、扇辰さん、市馬さん、白酒さんの落語を聴きに有楽町朝日ホールに参上!喬太郎さんのネタは「ちりとてちん」。喬太郎さんの師匠のさん喬さんの「ちりとてちん」は聴いたことがあると思うが、喬太郎さんの「ちりとてちん」はお初かも。六さんの悶え苦しむ表情は瀧川鯉昇師匠ばりの迫力。逸品。扇辰さんの「甲府い」は2023.01.20.Fri. 第3回文蔵組大落語会(初日、第1部)@ユーロライブ以来、約1年4か月振り。その時もコンパクトに畳んだが、今日も短めに。市馬さんのネタは「七段目」。お得意の歌は封印。歌に代えて、今日は芝居のセリフ、仕草を存分に。2か月前の2024/3/5@有楽町朝日ホール 春の四景(下)フォーマルで市馬さんを含め、その際の出演者、喬太郎さん、三三さんに毒を吐きまくった白酒を揶揄してか、マクラの冒頭「これから害虫が控えております。首の辺りに毒を一杯ためて」と皮肉。「その」さんの三味線もバッチリのタイミングで入って、粋でイナセな「七段目」。トリに控えしは、毒満点の白酒さんの「お化け長屋」。序盤の空き家を借りに来た人を怪談話で脅かすクダリも面白いが、中盤の借りに来た人が怪談話に驚かず逆にやり込められるところが白眉。ラストは白酒さんの工夫で、長屋の住人で二人に協力できるのが与太郎とおタネ婆さんだけで、「障子に髪がサラサラサラ」を誤解した与太郎が皿を投げまくり、幽霊役の婆さんが緑の黒髪の代わりに岩海苔を付けて「開けとくれ~」と叫ぶ。驚いて逃げた職人を見て婆さんが「尻腰のない人だね」と言うと杢兵衛が「え、引っ越さない? また失敗だ」でサゲ。兼好さんのサゲは白酒さんとは違ったサゲ。兼好さんの「お化け長屋」もまた、お聴きしたい。2024/5/7(火) 青葉四景@有楽町朝日ホール「元犬」柳亭市助「ちりとてちん」柳家喬太郎「甲府い」入船亭扇辰~仲入り~「七段目」柳亭市馬「お化け長屋」桃月庵白酒参考)桃月庵白酒と三遊亭兼好 後半も爆笑の『お化け長屋』
2024.05.07
本日は柳亭市馬さんと柳家喬太郎さんの二人会を聴きに日本橋公会堂に参上!市馬さんの1席目は「五月幟(ごがつのぼり)」。京須偕充さんの2008年5月2日に書かれたエッセーでも「雨が上がらなければ鯉幟りの吹き流しは出来ないので、五月晴れはとても貴重だった。落語にも『五月幟り』という噺があるが、最近はやる人が少ない」とあるので、16年経った2024年の今、「五月幟」を演じる噺家はさらに少ないはず。おそらく今日初めてお聴きした。喬太郎さんの1席目は「夢の酒」。まずはマクラ。寄席の打ち上げでヘベレケに飲んだ深夜、奥さんが寝ていることをいいことにコンビニでとんかつを購入。オトナの愉しみとばかり、ソースをタップリかけて食べようとしたが、ここで寝落ち。朝までソースをタップリかけたとんかつを握った姿を奥さんに見咎められる。「夢八」の現代版。師匠のさん喬さんが見た鮮烈な夢は「アグネス・チャンとお花畑を一緒に歩く夢」。さて、「夢の酒」の本編。美しい御新造が酒を勧める表情、顔を傾ける角度、妖艶な所作。酔った若旦那が布団を敷いてもらって休んでいるとそこに御新造が入り込んで来た時の、長襦袢の艶やかさ、表情、顔を傾ける角度、妖艶な所作。この2点は喬太郎さんの至芸で今日の白眉。喬太郎さんの2席目は「夫婦に乾杯」。「夫婦に乾杯」は昇太さんの作品。市馬さんも「60歳超えの昇太さんが「夫婦に乾杯」を書くのもどうかと思うが、60超えでやる喬太郎もどうなんでしょう」とあきれる。が、面白い。「夫婦に乾杯」のマクラ。明日4/23がサン・ジョルディの日なのに因んで、喬太郎さんが本屋の社員だった頃の話題。「弘文出版 季刊誌 落語」が1冊しか売れないのに9冊余分に発注。結局、余分に発注した9冊は返品。売れないけど、本屋の一番良いところに「弘文出版 季刊誌 落語」を10冊並べるところに、喬太郎さんの「落語愛」を感じた。山と溪谷社発行の「円龍の下町人情味処」を銀座8丁目「福家書店銀座店」の雑誌担当として、取次店の日販に発注する状況を的確に再現。見事。因みに、7月10日は「ウルトラマンの日」と喬太郎さんがお好きなウルトラマンにも少し触れる。1966年7月10日に「ウルトラマン誕生」という特別番組が放送され、ウルトラマンが初めてテレビに登場したことに由来。この番組は、第1話「ウルトラ作戦第一号」が放送される7月17日より1週間前の公開録画中継で放送され、ウルトラマン、ウルトラ怪獣、科学特捜隊、ウルトラマンの生みの親である円谷英二が出演。閑話休題、「夫婦に乾杯」。カップ酒の新商品のネーミング会議で、妻不信の声が相次ぐなか、ひとり夫婦仲の良さをみせつけちゃった若手社員が皆に非難される。よせばいいのに家に帰って奥さんと喧嘩してみる。居酒屋での会話みたいな、たわいなくて内容の無い噺。冷め切った夫婦の会話が擬音になっていて「京都」とか、表現でとても楽しい。柳家の話芸の極み。市馬さんのトリのネタは「大山詣り」。冒頭の両国の垢離場で水垢離を取る描写で、2つの謡いは歌が得意の市馬さんの名調子。大きな拍手。「落語よりこちらの方がよろしいでしょうか?」とゴキゲンな市馬さん。「大山詣り」はオオネタで長くなりがちだが、①毎年酒乱の熊五郎が迷惑をかけるため、道中で酒を飲んで暴れた者は坊主にするという約束②帰りの神奈川宿の宿屋で泥酔した熊五郎が風呂場で暴れる辺りを短くして、キレの良い流れ。よく桃月庵白酒さんが「柳家は無駄に噺を長くする」と皮肉を言うが、実に筋肉質で無駄の無い噺運び。2024年4月22日 栗好みの会 市馬・喬太郎 二人会@日本橋公会堂堀の内 市寿五月幟 市馬夢の酒 喬太郎仲入り夫婦に乾杯 喬太郎大山詣り 市馬
2024.04.22
本日も春風亭一之輔さんの独演会を聴きによみうり大手町ホールに参上!この一之輔さんの会は超予約困難で、抽選で3夜の内やっと2夜分のチケットをゲット。今日はこれまでで一番良い席で、3列目のほぼ中央。タップリと楽しませていただく。1席目「蜘蛛駕籠」。「蜘蛛駕籠」のマクラで初代林家三平師匠の愉快なお弟子たち、種平師匠、鉄平師匠、らぶ平師匠の逸話を披露。ネタおろしは2席目の『花筏』。「蜘蛛駕籠」のマクラで鉄平師匠から「大安売り」の稽古をしていただいたお話をされたのは、同じ相撲ネタの『花筏』を演じる前振りだったと想像。「大安売り」も「花筏」も三遊亭兼好さんの十八番。反射神経的に三遊亭兼好さんの「花筏」と脳内で比較しながら、お聴きした。提灯屋さんの元気が有り余って九十九里浜を毎日泳いじゃたり、コメを5升を毎日食べ、お酒を3升毎日飲んでしまう演出は一之輔さんの新工夫。因みに、鉄平師匠から「朝左久さん(一之輔さんの前座名)、何か稽古して」と逆提案されて、「代脈」を教えてあげたらしい。さて、トリネタは「百年目」。荷物をまとめてこっちから先に店から逃げ出して行こうとしたり、あれこれと考えて悶々としているうちに夜が明けてしまった、辺りは柳家三三さんが演じるともう少し長めに演じるが、ここは一之輔さんは短く畳む。代わりに、旦那は次兵衛が店に来た十二才の頃の話しは長めに演じる。4/21(日) 落語一之輔 春秋三夜 2024春 第三夜@よみうり大手町ホール鰻屋 いっ休蜘蛛駕籠 一之輔花筏🆕 一之輔~仲入り~百年目 一之輔
2024.04.21
今日は春風亭一之輔さんの独演会を聴きによみうり大手町ホールに参上!ネタ下しは1席目の「松山鏡」。越後の松山村には鏡がなかった頃のお噺。正助という親孝行な正直者が女房のお光の夫婦喧嘩。たまたまそこを通りかかった尼寺の比丘尼(びくに)さんの頓珍漢なお噺。一之輔さんの花見小僧は数回お聴きしていると思うが、人形の滑稽な描写を入れた花見小僧は初めて。4日前の2024年4月15日(月)気になる三人かい… 柳家三三•三遊亭兼好•春風亭一之輔@めぐろパーシモンホール 大ホールで兼好さんが「片棒」を演じていたので、「片棒」の次郎の葬式の出し方で出棺の葬列は木遣を先頭に神田囃子の笛、太鼓で練って歩き、手古舞が続き、手にそろばんを持ったけちべえさんの人形の山車(だし)が出て、辺りの兼好さんの噺の運び方を借用しつつ応用し、人形の滑稽な描写を入れたと想像。見事。「花見小僧」と「刀屋」を連続で演じる独演会は、2か月前の2024年2月16日(金) 柳家三三独演会「春」@なかのZERO 小ホールと同様。桜の時期に哀惜を籠めて、一之輔さんがこの2席を選ばれたと思う。4/19(金) 落語一之輔 春秋三夜 2024春 第一夜@よみうり大手町ホール風呂敷、㐂いち松山鏡、一之輔花見小僧、一之輔仲入り刀屋、一之輔参考1)2024年4月15日(月)気になる三人かい… 柳家三三•三遊亭兼好•春風亭一之輔@めぐろパーシモンホール 大ホールの演目と様子「気になる三人かい・・・ 柳家三三・三遊亭兼好・春風亭一之輔」2024年4月15日(月)めぐろパーシモンホール 大ホール「熊の皮」 瀧川鯉津「片棒」 三遊亭兼好仲入り「水屋の富」 春風亭一之輔「妾馬」 柳家三三参考2)#落語一之輔春秋三夜 2024春 第二夜😆転失気 朝枝館林 一之輔馬の田楽🆕 一之輔仲入り甲府ぃ 一之輔
2024.04.19
本日は春風亭一之輔さんの独演会を聴きに日本橋公会堂に参上!「花見酒」は三遊亭兼好さんの十八番のネタ。2024/3/23(土) 13:30 開演 三遊亭兼好 独演会 桜満開笑いの宴 その弐@かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホールでお聴きしたネタ。導入部でお酒とお釣りを借りる経緯とサゲは兼好さんと一之輔さんで違いがあった。一之輔さんは師匠の一朝さんに稽古を付けてもらったらしいので、少し流儀に差があるのであろうか。「おせつ徳三郎(下)~刀屋 」はそういえば割りと最近聴いたな~と思って調べたら、2024年2月16日(金) 柳家三三独演会「春」@なかのZERO 小ホールで三三さんの独演会でのトリネタだった。サゲは「刀屋だけに元の鞘に収まった」と一之輔さんの工夫。2024/4/9(火) 真一文字の会 ~春風亭一之輔落語勉強会~@日本橋公会堂狸の札 貫いち花見酒 一之輔夢八(夢見の八兵衛) 一之輔~仲入り~おせつ徳三郎(下)~刀屋 一之輔参考)今日の午後にあった取手市民会館でのネタ。一之輔さんの「悋気の独楽」は聴いたことないので、いつか聴きたい。
2024.04.09
本日は三遊亭兼好さんの独演会を聴きによみうり大手町ホールに参上!2024年4月6日(土)「けんこう一番!第28回三遊亭兼好独演会 春スペシャル」@よみうり大手町ホール一.兼好/長屋の花見一.げんき/牛ほめ一.兼好/三方一両損~仲入り~一.サックス奏者#尾崎一宏一.兼好/藪入り
2024.04.06
落語のダブルヘッダー第2試合は柳家三三さんの落語を聴きに紀尾井小ホールに参上。三三さんの1席目「寝床」は三三さんの十八番の一つ。毎回微妙に工夫がなされて、色々な箇所で笑いが溢れる。久七と旦那、ガンモドキの作り方も一様ではない。トリの演目「清水の小政」はおそらく2回目で、2022/04/13(水)柳家三三プレミアム独演会 三三協奏曲2022春~三三の奏でに聴き入る・浸る~での1席目でお聴きして以来、約2年振りか。小政が12歳ながら才気煥発で、丁稚の定吉のような口調ながら理に適っていて、正鵠を得ている話しぶり。家で調べると、この「清水の小政」 から20年後の32歳で亡くなっていて、恰も「生き急いだ」人生だったようだ。2024/3/23(土)18:00 開演 紀尾井らくご 柳家三三独演会 夜の部 春風亭かけ橋「普段の袴」柳家三三「寝床」~仲入り~柳家三三「清水の小政」 参考)兼好さんの会とカブッタ「昼の部」の演目。「蒟蒻問答」、「お若伊之助」は両方とも聴きたかったネタ。
2024.03.23
今日は落語のダブヘッダー。第一試合は三遊亭兼好さんの落語を聴きにかつしかシンフォニーヒルズ アイリスホールに参上!アイリスホールには、2週間前の2024/3/6(水) Sadao Watanabe AFTER YEARS@かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホールでも参上したので、アイリスホールのナカナカの常連。「看板のピン」は大谷君の「くだんの通訳」の賭け事をマクラに、軽妙な口演。時事問題を上手く取り込む兼好さんの得意技。「看板のピン」は三三さんの高座で3回くらいお聴きしたことがあると思うが、親分の格好良さは兼好さんのダンディズムがさく裂。兼好さんの「花見酒」は1回か2回はお聴きしたことがあると思うが、サゲや幼馴染みとのやり取りに工夫を加え、変えて来た。トリの「不動坊(不動坊火焔)」は兼好さんの高座ではお初かも。「不動坊(不動坊火焔)」は<< 2021年11月17日「2021落語一之輔三昼夜 再び」第3夜@よみうり大手町ホール>>でお聴きしたが。かなりの大ネタで相当な技量が必要。一之輔さんの「不動坊」とはまた違った軽妙な笑いタップリの逸品。2024/3/23(土) 13:30 開演 三遊亭兼好 独演会 桜満開笑いの宴 その弐@かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール三遊亭兼好 看板のピン三遊亭げんき 手紙無筆三遊亭兼好 花見酒~仲入り~三遊亭兼好 不動坊(不動坊火焔)参考)10代目柳家小三治『不動坊火焔』
2024.03.23
今日は柳家三三さんの落語を聴きにイイノホールに参上!丁度3年前の2021.03.12 第166回「月例 三三独演」@イイノホールで電車事故で聴けなかった「たけのこ」をネタ出し&ネタ下しの「つる」の前に1席。「つる」だけではいかにも短いお噺なので、どうするんだろう?と思っていたが、ここに「たけのこ」を投入。トリネタは『百年目』。丁度1週間くらい前、落語協会誕生百年として上野鈴本演芸場で『百年目』リレーで柳家三三さんが前半、後半を演じた。----<夜 の 部>----3月4日(月)落 語 『百年目』リレー (前 半) 柳 家 三 三(後 半) 柳 家 さ ん 遊----<昼 の 部>----3月7日(木)落 語 『百年目』リレー (前 半) 古今亭 菊 志 ん(後 半) 柳 家 三 三第202回 3月15日(金)月例三三独演@イイノホール小太郎「粗忽の釘」三三「たけのこ」「つる」「百年目」
2024.03.15
これまた2024/3/7(木) Sadao Watanabe AFTER YEARS@鎌倉芸術館小ホールと被ったため行けなかった、J亭スピンオフ企画 31 三三・一之輔 大手町二人会@日経ホールをアーカイブ配信で拝聴。2024年3月7日(木)J亭スピンオフ企画 31 三三・一之輔 大手町二人会@日経ホール星野屋 わん丈鈴ヶ森 一之輔小言幸兵衛 三三〜山号寺号 三三うどんや 一之輔
2024.03.12
本日は桃月庵白酒さんの独演会を聴きに渋谷プレジャー・プレジャーに参上!大ネタ3席。まずは、5代目古今亭志ん生師匠の十八番、「親子酒」。白酒さんの"酔っ払い"の至芸は、当代の落語家随一。舌の縺れ方とか、暴言を吐きまくる様子は誰も真似できない。一之輔さんが白酒さんを「令和の爆笑王」と呼ぶのも、この"酔っ払い"の至芸もその理由の一つか。2席目は「四段目」。蔵に入れられた定吉は忠臣蔵・四段目の判官を気取って悪態をつきながら時間を過ごすが、しだいに腹が減り、「おまんま〜」と叫ぶ。白酒さんならではの、間と切なさ、お腹が減って辛すぎるリアルさが感じられて堪らない、可笑しさ。最後の「今戸の狐」はN響のリサイタルと重なって行けなかった、2024/3/2@よみうり大手町ホール 大手町独演会 ザ・桃月庵白酒 其の十 ライトの2席目。この「今戸の狐」だけは高座で聴きたかったので、ラッキー。分かり難いサゲをマクラでの符牒の説明から道筋を明らかにしていく。見事。「今戸の狐」は古今亭・金原亭のお家芸で、「勘違いによる噛み合わない会話」の可笑しさ。町のゴロツキが「賭場が出来ている」と誤解する三笑亭可楽宅での“夜の金勘定”を、志ん朝師匠はある時期から「寄席のワリをトリの噺家が各出演者に分配する」という風習に変えていたが、白酒さんは志ん生師匠や馬生師匠の「前座が寄席でクジを売って儲けた銭の勘定」を踏襲。家で、2024/3/2@よみうり大手町ホール 大手町独演会 ザ・桃月庵白酒 其の十 ライトのアーカイブ配信で、しっかり復習。笑2024年3月11日 第37回 渋谷道玄坂寄席 桃月庵白酒独演会@PLEASURE PLEASURE「手紙無筆」 ぼんぼり(白酒門下)「親子酒」白酒「四段目」白酒〜「今戸の狐」白酒
2024.03.11
「俺たちの圓朝を聴け! ~牡丹灯籠~」のガイドブックの第二章臨済宗国泰寺派全生庵の第七世現住職、平井正修和尚と柳家三三さんの対談で全生庵に山岡鉄舟氏と初代三遊亭圓朝師匠の墓があることを知っていたので、谷中散歩で参上。圓朝師匠の墓にある「三遊亭円朝無舌居士」は山岡鉄舟氏の直筆。圓朝師匠の「桃太郎」を聴いて、「お前の「桃太郎」は上手いが、舌先で語るから「死んでおる」」と言われたそうだ。圓朝師匠は禅で鉄舟氏の弟子となった。鉄舟氏の元で座禅の修行3年。ようやく「いいだろう。「桃太郎」が生きておる」と合格。
2024.03.10
2024年3月2日(土)15:30開演 第127回 N響オーチャード定期2023/2024 東横シリーズ 渋谷⇔横浜 <ブラームス・チクルス> Supported by IHIと被ったので、アーカイブ配信を聴く。「今戸の狐」はレアなネタなので、高座で聴きたかったが。。。2024/3/2@よみうり大手町ホール 大手町独演会 ザ・桃月庵白酒 其の十 ライト「短命」白酒「今戸の狐」白酒〜「雛鍔」白酒「居残り佐平次」白酒
2024.03.10
昨日は反田恭平君率いるSolistade会員コンサート@サントリーホールで来れなかった春の四景の落語会を聴きに今日は有楽町朝日ホールに参上!昨日より今日は豪華な布陣。素晴らしい会。四方八方、出演者全員に万遍なく毒を吐いた白酒さん。白酒さんが「代書屋」のマクラで毒をまき散らすことは定番だが、温厚な市馬会長も「上の歯と下の歯がぶつかる度に、言いたいことを言いやがる」と牽制球を投げるほどの「猛毒」。高座では「好き勝手な言いたいことを言いやがる」白酒も家では「奥さんに口を訊いてもらえない静かな男に成り果てる」とFacts of Lifeを市馬会長が暴露して仕返し。ご自宅で「ポツンと」ゴミのよう粗末に扱われて静かにしておくしかない白酒さんを想像。物悲しさも感じられて面白味が増す。市馬さんのマクラは白酒さんが批判した「昭和の誰も知らない歌謡曲」を「親子酒」風に織り込んで、自慢の喉で観客を唸らせる。白酒さんの実力を買って、「雲助師匠も弟子(白酒さん)も素晴らしい」とフォローも入れる、至芸。仲入りを挟んで、喬太郎さん登場。マクラ。有楽町の傍の銀座1丁目にあった「椀や」という居酒屋でアルバイトしていた頃の思い出から、次に働いた銀座8丁目「福家書店銀座店」での「ペーパーバック(紙袋)」事件。銀座1丁目、銀座8丁目を擬人化して語り合わせるのは、2023/8/22@麻生市民館大ホール 柳家喬太郎・桃月庵白酒・春風亭一之輔 三人会での小田急線沿線の駅同士が語り合う話の運び方と同じ。客の反応を見て、ネタを選んでいる。「フォーマル」がテーマだが、「フォーマルなんてどうでも良い」ので選んだネタは新作「諜報員メアリー」。トリは三三さん。喬太郎さんが自由奔放に話したので三三さんは「お掃除係」のお鉢が回って来た。「喬太郎さんのアシスト、ナイス」と心の中で喜ぶ。Boz Scaggsのライブと重なったため行けなかった2月22日(木)第201回月例三三独演のテーマ『十二ヶ月連続毎月ネタおろし』のネタ下し「阿武松」やっていただけないかと期待したが、期待通りの「阿武松」。神田伯山さんの「阿武松」を2,3回聴いたことがあるが、伯山流の過剰な演出ではなく、人情味溢れる、清々しい「阿武松」。旧師匠武隈関との因縁のワリで「おまんまの敵」に対する小柳長吉の怨嗟の念が凄まじく武隈関を押し出す。負けた武隈関が「お前随分強くなったな」と言う。この噺の白眉。この潔さが伯山さんの講談には無かった箇所。「諜報員メアリー」から「塩茹でロブスター」、「壁に耳あり障子に目あり(メアリー)」を織り込むワザは三三さんらしく、唸る。2024/3/5@有楽町朝日ホール 春の四景(下)フォーマル「金明竹」市遼(市馬門下)「代書屋」白酒「猫の災難」市馬〜「諜報員メアリー」喬太郎「阿武松」三三
2024.03.05
落語のダブルヘッダー第2試合は三遊亭兼好さんの独演会@紀尾井小ホール。兼好さんは17時開始の座・高円寺寄席「噺三昧、これぞ大磐石」で「粗忽長屋」を演じてから、駆け足で紀尾井小ホールに移動。何とか紀尾井らくごの開演時間に間に合う。うっかり、高円寺寄席の出番がもっと早い時間で紀尾井の落語の開演がもっと遅いと勘違いして仕事を受けてしまったとのこと。けろよんさんに先に開口一番として「金明竹」をやってもらえば良いのに、と思うがそうしないところが兼好流。「真田小僧」のマクラでは飛行機の機材トラブルで羽田に引き返して、45分開演が遅れた佐賀の会の苦労談。主催者がちゃんと説明せず「只今、向かっております」のみ。開口一番の兼好さん(おそらく好二郎時代)が受けた「大ブーイング」。7,8年前に今は閉店となった神田Tokyo TUCでの山中千尋トリオの開演が遅れて、会場が不穏な雰囲気になったことを思い出した。「仮にも千尋さんファンなら、そんなに怒らんでもいいのに」と思ったが、まあ何とも世知辛い世の中。心の余裕と懐の余裕がないなら、ライブは来なければいいのに。「だくだく」は昼一番の桃月庵白酒さんの十八番。白酒さんを聴いた人が多いと踏んで、セレクトしたか。これまた白酒さんの「だくだく」と「脳内聴き比べ」しながら、お聴きした。ところどころ、白酒さんとは違う工夫。トリのネタは「崇徳院」。あまり自信がないが、兼好さんの「崇徳院」は初めてお聴きしたかも。2023年「月例 三三独演」191回(4月18日)@イイノホールで三三さんが「崇徳院」は三代目桂三木助師匠の十八番として演じた。兼好さんの「崇徳院」も大いに笑わせていただく。2024/2/18@紀尾井小ホール 紀尾井らくご 三遊亭兼好独演会 【ラルテ】「真田小僧」兼好「金明竹」けろよん「だくだく」兼好〜「崇徳院」兼好
2024.02.18
今日は落語のダブルヘッダー。第一試合は桃月庵白酒さんの独演会@紀尾井小ホール。「新版三十石」、「厩火事」は白酒さんの十八番。何とも良い味で、大いに笑わせていただく。「新版三十石」は五代目古今亭志ん生師匠が演っていた『夕立勘五郎』を孫弟子の五街道雲助師匠が作り変えた。ひたすら訛る浪曲がとにかくバカバカしい雲助版の可笑しさを、白酒さんはその個性によって数倍、数十倍に拡張。佇まい、動き、表情、口調と、白酒さん演じる浪曲の先生のすべてがたまらなく可笑しい。途中で入れ歯が外れたりするばかりか、白酒さん演出ではスマホの着信(マナーモード)に出て孫と会話してしまう。「花見の仇討」も白酒さんの十八番らしいが、意外にも高座でお聴きしたのは初めてかも。「親の仇」が、稽古のときは「マヤの遺跡!」、本番では「山のマタギ!」にしてしまうのは白酒さんらしいエスプリ。三三さんの「花見の仇討」と「脳内聴き比べ」しながら、聴いていた。2024/2/18@紀尾井小ホール 紀尾井らくご 桃月庵白酒独演会 【ラルテ】「子ほめ」松ぼっくり(志ん陽門下)「新版三十石」白酒「厩火事」白酒〜「花見の仇討」白酒
2024.02.18
本日は柳家三三さんの落語を聴きに「なかのzero小ホール」に参上!ネタ出しは「おせつ徳三郎 花見小僧~刀屋」の読み切りの大ネタ。三三さんの「おせつ徳三郎 花見小僧」は春のネタで何回か聴いたことがあるが、「おせつ徳三郎 刀屋」の方は初めてお聴きしたかも。記憶がある範囲で言えば、2022年3月23日(水)19:00-21:20 柳家喬太郎・春風亭一之輔 二人会@神奈川県立音楽堂の仲入り後に、<仲入り>一.「おせつ徳三郎・上 花見小僧」一之輔一.「おせつ徳三郎・下 刀屋」(読み切り) 喬太郎と当代の名手、一之輔さん、喬太郎さんがこの大ネタを披露。喬太郎さんの「おせつ徳三郎・下 刀屋」のサゲは徳三郎 「それじゃあ、お嬢様、すぐに飛び込みましょう」おせつ 「ああ、嬉しい。あの世とやらではきっと夫婦だよ」と、見かわす顔と顔、「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」と、お題目もろともに橋の上から身を投げたが、木場のあたりは一面の筏(いかだ)で、どかんぼこんとは行かず、徳三郎「おや、なぜ死ねないんだろう?」おせつ 「ああ、、お材木(お題目)で助かった」という「鰍沢」と同じサゲの「通常版」だったと思うが、三三さんのサゲはもう一工夫。おそらく三三さんのオリジナルなアイデア。志ん朝師匠の「刀屋」は通常版だったが、お兄さんの 十代目 金原亭馬生師匠のバージョンは少し工夫あり。おせつ「徳やどうしたら死ねるだろう」徳三郎「水ゥ飲まなくッちァ死ねない」おせつ「少し掬しゃくッてお上ンな」どうやら「刀屋」のサゲは演者によって様々な工夫がされているようだ。三三さんの「どかんぼこん」のセリフを聴いて、先週のTaylor Swiftさんのライブの「池ポチャ」のシーンを思い出した。2024年2月16日(金) 柳家三三独演会「春」@なかのZERO 小ホール志ら門「たらちね」三三「元犬」「おせつ徳三郎 花見小僧」「おせつ徳三郎 刀屋」
2024.02.16
本日は昨日2/4のMISIAのライブ@横浜アリーナから、一転柳家三三さんの独演会を聴きに「なかのZERO小ホール」に参上!雪☃️がコンコン降っていて、気分は志ん朝さんの十八番「蔵前駕籠」のサゲさながら「三三さんの落語を聴く決死隊」の心境。2024.02.05 なかのZERO「柳家三三独演会 八面六臂16」「時そば」三三「味噌蔵」三三~仲入り~「夢金」三三
2024.02.05
ダブルヘッダー第2試合は三遊亭兼好さんの独演会を聴きに文京シビックホール小ホールに参上!2024年1月30日(火)「けんこう一番!第27回三遊亭兼好独演会」@文京シビックホール 小ホール一.兼好/時そば一.けろよん/元犬 一.兼好/粗忽の使者 ~仲入り~一.フルート奏者#矢島絵里子、ギタリスト#中村大史一.兼好/木乃伊取り
2024.01.30
本日は柳家喬太郎さんと三三さんの二人会を聴きに渋谷大和田さくらホールに参上!三三さんの一席目はお得意の「泥棒」のお噺「締め込み」。女将さんの啖呵は、「大工調べ」を想起させる見事なテンポ。粋でイナセ。持ち時間が短いようで、夫妻は泥棒に酒をふるまう。3人がしばらく酒を酌み交わしているうち、泥棒は寝入ってしまう。男が妻に「俺たちも寝よう。泥棒が入ると不用心でいけねえから、表の戸締まりをしろ」と言うと、妻は「もう泥棒はうちにいるじゃない」と笑う。すると男は思わず、「表から心張りをかけておけ」のクダリは省略。短く終わっても、爽やかな余韻。喬太郎さんの「首ったけ」のマクラは、クラブならぬDiscoでの恥ずかしい思い出、ハロウィーンの渋谷の風景。昔の思い出、新宿のボーリング場で、「落研」の性(さが)でついやってしまう、志ん朝さん、談志さんの真似をして投げる仕草。喬太郎さんのワザが全開。三三さんの2席目は「黄金餅」。浜田省吾さんのライブに当日券で参戦したので、行けなかった「2024/01/19 イイノホール 月例三三独演」でネタ下しした三三さんの「黄金餅」。聴きたかったので、今日はラッキー。以下の名調子は志ん生さんの口演そのもの。見事。下谷の山崎町を出まして、あれから上野の山下に出て、三枚橋から上野広小路に出まして、御成街道から五軒町へ出て、そのころ、堀様と鳥居様というお屋敷の前をまっ直ぐに、筋違(すじかい)御門から大通り出まして、神田須田町へ出て、新石町から鍋町、鍛冶町へ出まして、今川橋から本白銀(ほんしろがね)町へ出まして、石町へ出て、本町、室町から、日本橋を渡りまして、通(とおり)四丁目へ出まして、中橋、南伝馬町、あれから京橋を渡りましてまっつぐに尾張町、新橋を右に切れまして、土橋から久保町へ出まして、新(あたらし)橋の通りをまっすぐに、愛宕下へ出まして、天徳寺を抜けまして、西ノ久保から神谷町、飯倉(いいくら)六丁目へ出て、坂を上がって飯倉片町、そのころ、おかめ団子という団子屋の前をまっすぐに、麻布の永坂を降りまして、十番へ出て、大黒坂から一本松、麻布絶口釜無村(あざぶぜっこうかまなしむら)の木蓮寺へ来た。2024年01月29日(月)喬太郎・三三二人会@大和田さくらホール松ぼっくり/のめる三三/締め込み喬太郎/首ったけ〜仲入り〜喬太郎/夜の慣用句三三/黄金餅参考1)1月26日 #喬太郎・三三・二人会(1/26)金明竹: 駒平普段の袴: 喬太郎火事息子: 三三〜仲入り〜浮世床-将棋: 三三ハンバーグができるまで: 喬太郎参考2)三三さんの「黄金餅」のネタ下しは丁度10日前の月例三三独演@イイノホール第200回 1月19日(金)月例三三独演@イイノホール普段の袴 朝枝居残り佐平次 三三仲入り黄金餅 三三
2024.01.29
Ron CarterさんとPat Methenyさんのライブの前に昇太さん、三三さん、桃花ちゃんの落語を聴きに相模女子大学グリーンホールに参上!高座で桃花ちゃんの落語を聴いたのは初めて。「宗論」はかなり技量の要る噺。三遊亭兼好さんの「宗論」を3回くらい高座で聴いているので、マダマダ頑張って欲しいが本人も「もっと面白くしないとイケない」と分かっていると思うので、今後に期待。変に若旦那を「外人かぶれ」の喋り方にするのでは無く、普通に日本人の喋り方で「外国のモノ、考え方に傾倒し過ぎている」兼好さんのような演出の方が面白いと思う。昇太さんのマクラで故郷静岡の清水を出て、小田急線沿線、「大根(現、東海大学前)」、「小田急相模原」、「狛江」、「経堂」、「豪徳寺」に住んだ経緯を語る。今は、「経堂」に住んでいる。他にマクラで、昇太さんと落語の馴れ初め。東海大学文学部に入学し、ラテンアメリカ研究会に入ろうとして部室を訪ねたが、たまたま留守。隣の部室だった落語研究部の先輩に「ここで待ってれば?」と声を掛けられて部室に招き入れられる。稽古等を見ていて「楽しそうなので」ラテンアメリカ研究会ではなく。落研に入部。「小田急相模原」に住んだのは、木戸銭が300円と安価な新宿の23:30に終わる深夜の落語会を聴いて終電で辿り着けるのが「小田急相模原」だったから。昇太さんのネタは古典の名作「二番煎じ」。新作で無いのはビックリ。三三さん、喬太郎さん、白酒さんの「二番煎じ」に比べると、今一つな感じだが、冬の時期のお噺で、マクラで「笑点の視聴率が一番」でピースをされたシーンを「二番」煎じでキチンと回収。上手い。そろそろ、六代目「春風亭柳昇」を襲名しても良い時期だと思う。#新春花形落語会(1/28) 昇太・三三・桃花三人会@相模女子大学グリーンホール間抜け泥: 昇ちく粗忽の釘: 三三仲入り宗論〜南京玉すだれ: 桃花二番煎じ: 昇太
2024.01.28
2024/01/17 一宮入魂!!2024 一之輔・宮治 ふたり会OPトーク金明竹 駒平新聞記事 一之輔死神 宮治~仲入り~手水廻し 宮治子別れ 一之輔
2024.01.22
今日は一之輔さん、兼好さん、三三さん、喬太郎さんの落語を聴きに有楽町よみうりホールに参上!2024/1/20(土) よってたかって新春らくご ’24~21世紀スペシャル寄席ONEDAY~ 夜の部一.「新聞記事」瀧川はち水鯉(たきがわ はちみり、瀧川鯉朝門下)一.「えーっとここは」喬太郎一.「ガマの油」一之輔~仲入り~一.「壺算」兼好一.「粗忽の釘」三三参考)2023 Jul 5th 第三十五回 渋谷道玄坂寄席 春風亭一之輔独演会@SHIBUYA PLEASURE PLEASURE一.開口一番 「やかん」 春風亭いっ休一.「浮世床 ~将棋、本~」 春風亭一之輔一.「ガマの油」一之輔~仲入り~一.「猫の災難」 一之輔
2024.01.20
今日は春風亭一之輔さんの独演会を聴きに赤坂区民ホールに参上!去年の赤坂区民ホールの一之輔さんの会は遅刻したが、今年は少しだけ時間があったので「ドトールコーヒーショップ 赤坂青山通り店」で暖かいサンドイッチとコーヒーで体を温めてから、赤坂区民ホールに向かう。「長屋の花見」を去年初めて聴いたのは三三さんの2023年2月23日 第三十回栗好みの会・柳家三三独演会@深川江戸資料館小劇場だったと思うが、今年はさらに1か月以上も前倒し。一之輔さんアレンジの「反対俥」は確か配信でお聴きしたと思うが、高座では初めて。2024.1.18 Thu. みなと毎月落語会~春風亭一之輔独演会@赤坂区民センター開口一番 立川笑王丸「道具屋」一之輔「長屋の花見」「反対俥」「心眼」
2024.01.18
12月30日(土)、第一回ミテ!演芸会 昼の部@文化放送メディアホールトーク 太福&わん丈「つる」#金原亭駒平「男はつらいよ 寅次郎春の夢」#玉川太福 曲師 #玉川みね子「魚の狂句」#三遊亭わん丈「芝浜」 三遊亭わん丈12月30日(土)、第一回ミテ!演芸会 夜の部@文化放送メディアホールトーク 太福&わん丈「金明竹」#金原亭駒平「お見立て」#三遊亭わん丈「陸奥間違い」#玉川太福 曲師 #玉川みね子
2024.01.13
本日は三遊亭兼好さんの独演会を聴きに横浜にぎわい座に参上!2024年1月11日(木) 第四十回 三遊亭兼好 横浜ひとり会一.開口一番「孝行糖」けろよん一.「親子酒」兼矢一.「おごろもち盗人」兼好~仲入り~一.「茶の湯」兼好
2024.01.11
本日は桃月庵白酒さんの独演会を聴きに下北沢本多劇場に参上!2024年01月05日(金曜日)@本多劇場 2024新春 桃月庵白酒 独演会 〜本多劇場編〜「猫と金魚」白浪「浮世床 本」白酒「禁酒番屋」白酒~仲入り~「初天神」こはく「火焔太鼓」白酒
2024.01.05
今日は春風亭一之輔さんの独演会を聴きに本多劇場@下北沢に参上!高座での一之輔さんの「淀五郎」はおそらく、<< 2021年11月17日「2021落語一之輔三昼夜 再び」第3夜@よみうり大手町ホール>>以来。その時、ネタ下しだったので2年の年輪でより深くなったか。2席目の「富久」は柳家三三さんの十八番で三三さんの高座では数回お聴きしているが、一之輔さんの高座では初めてかも。「大神宮様のお宮が、ある? ……ど、泥棒! 大神宮様を出せッ!!」久蔵は鳶頭に半狂乱でつかみかかる、のクダリは一之輔さんの十八番「夢八」を想わせる「狂気」に近い勢い。一之輔節が全快。2024年01月04日(木曜日)下北のすけえん~春風亭一之輔ひとり会~一.開口一番 転失気:貫いち一.淀五郎:一之輔~仲入り~一.富久:一之輔
2024.01.04
【真打ち競演】【アンコール放送】神田伯山 柳家喬太郎 初回放送日: 2022年11月12日出演〜【講談】神田伯山 【演目「赤穂義士銘々伝より『大高源吾』 (あこうぎしめいめいでんより『おおたかげんご』)」】〜【落語】柳家喬太郎 【演目「擬宝珠(ぎぼし)」】〜司会は武田涼介アナウンサー〜2022年9月18日 栃木県壬生町 城址公園ホールにて収録、2022年11月12日に放送したものをアンコール放送〜【聞き逃しサービス】・神田伯山「赤穂義士銘々伝より『大高源吾』」開始より02分35秒頃 (終了より47分25秒頃)・柳家喬太郎「擬宝珠」開始より28分23秒頃 (終了より21分37秒頃) 配信終了 2023/12/23 13:55参考)喬太郎さんの「擬宝珠」をナマの高座でお聴きしたのは、1年4か月前に桜木町。この時は【真打ち競演】では「なかった」若旦那は気も消沈して寝込んでいた。なかなかその悩み事を口にしなかった。でも、熊さんは落語通なので解った。女の子だったら「崇徳院」でしょ。違っていたが、若旦那だから「幾代餅」でもないし、あ!、みかんが食べたい、でしょ。があった。笑2022年8月13日(土)喬太郎・兼好・宮治 三人会@神奈川県立音楽堂
2023.12.23
さん喬さんの「掛け取り」と鯉昇さんの「そば処ベートーベン」のみアーカイブで聴く。12月3日「第八十二回大手町落語会」@日経ホール駒平 金明竹わん丈 花魁の野望きく麿 歯ンデレラさん喬 掛け取り仲入り鯉昇 そば処ベートーベン(時そば)権太楼 芝浜
2023.12.19
今日は柳家喬太郎さんの独演会を聴きに横浜にぎわい座に参上!2023年12月19日 柳家喬太郎独演会@横浜にぎわい座子ほめ 柳亭市助井戸の茶碗 喬太郎仲入り紙切り 二楽 八楽ハワイの雪 喬太郎参考)三三さんの「ハワイの雪」も是非聴いてみたい柳家三三「ハワイの雪」幼なじみの男女の恋心は永遠に褪せることがない
2023.12.19
本日は三遊亭兼好さん、橘家文蔵さん、桃月庵白酒さん、春風亭一之輔さんの落語を聴きに恵比寿ガーデンホールに参上!2023/12/18(月)恵比寿ルルティモ寄席 2023@恵比寿The Garden Hallいっ休 やかんなめ兼好 徂徠豆腐文蔵 猫の災難仲入り白酒 御慶一之輔 芝ノ浜由縁初鰹参考)春風亭一之輔「芝ノ浜由縁初鰹」 奇想天外のようで緻密に計算された革財布と50両の謎解き。創作落語にも天賦の才を見せるトップランナー。
2023.12.18
本日は柳家三三さんの落語を聴きにイイノホールに参上。今年のテーマ『僕はこんな落語を聞いてきた』、12月の特集は「六代目 三遊亭 圓生」。出囃子は「正札附」。圓生師匠は「正札附」が終わるタイミングでお辞儀が終わるまでキチンとした動きをするように計算し尽していた。三三さんの「文七元結」はこれまで3回くらい聴いたはずだが、随所に工夫が観られ「さらに」面白さが増していた。三三さんファンの見事な呼吸も三三さんの底力を「グイっと」引き出した側面もあったか。月例三三独演の醍醐味。第199回 2023年12月14日(木)月例三三独演@イイノホール 柳亭 市次郎「そば清」三三「しの字嫌い」(六代目 三遊亭 圓生師匠の十八番)三三「代脈」-お仲入り-三三「文七元結」(六代目 三遊亭 圓生師匠の十八番)
2023.12.14
本日は春風亭一之輔さんの独演会を聴きに高津市民館@溝の口駅に参上!「噺家の夢」のマクラで神戸の旅の思い出。トイレに行こうとして、部屋から出てしまってオートロックの「603号室」から締め出される。フロントに行こうとして、1Fにエレベータで降りるとホテルから出てしまって、深夜1時半の酔客で溢れる道へ出てしまう。階段を昇って2Fのフロントに戻って、「ああ、大体分かりました。お名前は?」で何とか部屋に帰還。「噺家の夢」も面白かったが、このマクラの方が面白かったかも。2023/12/13(水) 春風亭一之輔独演会@高津市民館開口一番 貫いち 「元犬」一之輔 「噺家の夢」/「加賀の千代」〜仲入り〜一之輔 「火事息子」
2023.12.13
今日もダブルヘッダー。第一試合は春風亭一之輔さんの独演会@西国分寺!2023/12/10(日) 春風亭一之輔独演会@国分寺市立いずみホール開口一番 林家きよ彦 「いい感じの小料理屋」一之輔 「壷算」/「代書屋」〜仲入り〜一之輔 「猫の災難」
2023.12.10
ダブルヘッダー第2試合は春風亭一之輔さんの独演会「真一文字の会」@日本橋公会堂。「のめる」のマクラは「徹子の部屋」に出演した際のお話。録画した一之輔さんの出演した「徹子の部屋」を観て来たので、より笑えた。一之輔さんのおかあ様の傘寿のときに撮ったご実家の家族写真を観た徹子さん。一之輔さんの顔が分からなかったのは、録画を観た時もビックリ。徹子「……この男の方はどなた?」私「私です」徹子「うそ、ほんと?」徹子さん大丈夫?と思った。あまりに天衣無縫。笑2023/12/4(月) 真一文字の会~一之輔落語勉強会~@日本橋公会堂(日本橋劇場)幇間腹、貫いちのめる、一之輔水屋の富、一之輔仲入り火事息子、一之輔参考)春風亭一之輔、「徹子の部屋」に出演! 黒柳徹子さんがちょっとムッとした?お金に関する質問とは
2023.12.04
桂宮治独演会/もっともっとその先へ 2023秋・大手町スペシャル桂宮治:オープニングアクト開口一番 桂しゅう治:転失気桂宮治:善光寺由来(舞台上で着替えタイム+笑点カレンダープレゼント)桂宮治:猫の災難(ネタおろし)−仲入り−桂宮治:火焔太鼓
2023.12.03
本日はトリプルヘッダー。第一試合は三遊亭兼好さんの落語を聴きに銀座ブロッサム中央会館ホールに参上!2023/11/27(月) 三遊亭兼好芸歴25周年記念公演「まるっと兼好」@銀座ブロッサム一.対談 志らくx兼好一.「寿限無」 まんと一.「辰巳の辻占」 兼好一.「死神」 志らく仲入り一.「質屋庫」 兼好
2023.11.27
今日は春風亭一之輔さんの独演会「春秋三夜 2023秋 第三夜」を聴きによみうり大手町ホールに参上!3夜連続だったが、今日の千秋楽のみ何とか参戦出来た。「もぐら泥」は5日前に萬橘さんが兼好さんとの2人会で演じたネタ。萬橘さんは大汗かいて大熱演だったが、一之輔さんはイイ感じで力が抜けて「軽い」けれど余韻が素敵。マクラの銀杏おじさん、一之輔さんのお父さま、一之輔少年のエピソードが胸に迫る。ネタおろし「按摩の炬燵」。どこか地方の高座で試験的にやったそうだが、御愛嬌。「按摩の炬燵」は喬太郎さんの十八番らしいので、一之輔さん喬太郎さんに稽古を付けてもらったか。米市さんと番頭の徳ちゃんとの小さい頃からの友情が隠し味。大晦日のさださんの両国国技館のライブで「芝浜」を演じるのを談春さん経由で依頼されたエピソードも一之輔さんらしい味付けで楽しかった。トリのネタは一之輔さんの十八番「柳田格之進」。5代目古今亭志ん生師匠や10代目金原亭馬生師匠は以下のように終わりの辺りのクダリを以下のように演じていたと思う。格之進の来訪時、まだ娘おきぬは身請けされていない。碁盤を斬った後、格之進はどうやって50両を用意したのかを明かす。源兵衛は急いでおきぬを身請けし、おきぬも「父上がよろしければわたくしは何も申すことはございません。」と万屋を許す。番頭の徳兵衛とおきぬはいつの間にか恋に落ち夫婦となる。格之進は元通りに万屋と交誼を結び、徳兵衛とおきぬの間にできた男子に柳田家の跡目を相続させる。この演じ方では、父である柳田格之進と自分を地獄の底に落とした番頭の徳兵衛とおきぬが「くっ付く」ので、おそらく一之輔さん、「どうも納得がいかない」と思ったか、変えて来た。今日の演じ方の方がしっくり。現状に満足せず、只管(ひたすら)工夫を重ねる一之輔さん。見逃せない。2023/11/21(火) 春風亭一之輔独演会 春秋三夜 2023秋 第三夜@よみうり大手町ホール のっぺらぼう 与いちもぐら泥 一之輔按摩の炬燵 一之輔~仲入り~柳田格之進 一之輔
2023.11.21
ダブルヘッダー第2試合は師弟四景@日本橋公会堂。ひろみさんのライブ@Cotton Clubが大熱演で、残念ながら白酒さん、雲助師匠の噺は間に合わず。雲助師匠の「ずっこけ」は聴きたかった。家に帰ってYoutubeの雲助師匠、談志さんの「ずっこけ」を続けて聴いてみた。馬鹿馬鹿しくて素晴らしい。2023/11/20@日本橋公会堂 第8回 師弟四景(下)「真田小僧」駒介(馬生門下)「お見立て」白酒「ずっこけ」雲助〜三遊亭圓朝作『真景累ヶ淵』より「豊志賀」馬石「お久殺し」龍玉参考)一之輔さんの「水屋の富」も聴きたかった。 #落語一之輔春秋三夜 第二夜㐂いち:蔵前駕籠一之輔:まんじゅうこわい一之輔:水屋の富仲入り一之輔:中村仲蔵
2023.11.20
本日もダブルヘッダー。第一試合は三遊亭兼好さんの落語を聴きに鎌倉能舞台に参上!「品川心中」は先週、柳家三三さんの独演会でもお聴きしたが、兼好さんのバージョンの方が本寸法。本寸法の「品川心中」は、やはり兼好さんの独演会、<< 2021年7月21日 けんこう一番!第17回三遊亭兼好独演会@国立演芸場(東京都千代田区) >>以来。鎌倉能舞台から大仏さんに近いのに、今日も第2試合目があるので時間の都合で行けず。令和5年11月19日(日)三遊亭兼好@鎌倉能舞台一.「大安売り」三遊亭兼好一.「手紙無筆」三遊亭けろよん一.「紋三郎稲荷」兼好<仲入り>一.「品川心中」兼好参考)前回の三遊亭兼好@鎌倉能舞台は1年半前。スゴイ雨だった。折角14番という良い整理番号だったが、時間を間違えて良い席には座れなかったことを思い出した。2022.05.01 三遊亭兼好@鎌倉能舞台
2023.11.19
本日はトリプルヘッダー。第一試合は好楽ちゃん祭り@有楽町朝日ホール。令和5年11月17日(金)好楽ちゃん祭り~「三遊亭好楽 喜寿記念落語会」 □昼の部□一.「新聞記事」 三遊亭王楽一.「阿武松 緑之助」 神田伯山一.「欠伸指南」 春風亭一之輔一.「掛け取り」 柳亭市馬~仲入り~一.口上 好楽、市馬、昇太、一之輔、王楽、伯山一.「宴会の花道」 春風亭昇太一.「小間物屋政談」 三遊亭好楽
2023.11.17
2023/11/16(木)三遊亭兼好・萬橘 二人会@日本橋公会堂一.開口一番「真田小僧」三遊亭げんき一.「権助芝居」兼好一.「辻駕籠」萬橘~仲入り~一.「もぐら泥」萬橘一.「死神」兼好
2023.11.16
2023/11/15(水) 柳家三三 独演会 「冬」@かめありリリオホール
2023.11.15
2023/11/9@日経ホール J亭スピンオフ企画30 白酒・三三 大手町二人会「のめる」朝枝「道具屋」三三「松曳き」白酒〜「花色木綿」白酒「鰍沢」三三
2023.11.13
落語のダブルヘッダー第2試合は兼好さんの独演会@紀尾井小ホール。11/12(日) 俺たちの圓朝を聴け! ~牡丹灯籠~ 3回目は最後まで聴いていると18時を優に回る。関口屋のゆすり/談春さんまで聴いて、昨日もお聴きした三三さんの粗忽の釘を聴くのは断念。有楽町マリオンから紀尾井小ホールまで猛スピードで移動。関口屋のゆすりが17時32分くらいに終わったので、約25分で有楽町マリオンから紀尾井小ホールまで移動。汗だくで兼好さんの「新聞記事」をお聴きした。今年の紅葉を話題にしたマクラも兼好さんらしい味付けで良かった。2023年11月12日(日) 紀尾井らくご 三遊亭兼好独演会@紀尾井小ホール一.「新聞記事」 兼好一.「狸賽」 けろよん一.「四段目」 兼好<仲入り>一.「宿屋の仇討」 兼好
2023.11.12
今日は落語のダブルヘッダー。第1試合は本日も談春さんと三三さんの牡丹灯籠を聴きに朝日ホールに参上!オープニングトークの話題は昨日の立川流の鳩山由紀夫氏の北海道応援演説から変わって、「本寸法」のこれまでの牡丹灯籠のアラスジの解説。談春さんが円朝には無い、三三さんの演出、お露の「私、萩原(新三郎)様に会うの」のセリフ、首の傾け方、顎の角度の仕草を絶賛。三三さんは、凶悪犯を思わせる談春さんが、手を洗った新三郎が差し出された手拭い越しにお露の手を握る純愛、一途さ、健気さを見事に演じたことを称賛。オープニングトークでは「昨日はうまくやったが、出し尽くしたので、今日はどうだか?」と言われていたが、お二人ともさらにバージョンアップ。談春さんは昨日の「関口屋のゆすり」の後に受けた拍手に「いや、それほどうまくやれなかった」的な仕草をされていたので、どこか今日は変えるはずと昨日思った。昨日は三三さんの「お峰殺し」の途中で寝落ちしてしまったので、「そこだけは聴き逃すまい」と気合を入れた。伴蔵とお峰とネチネチしたやり取りを細大漏らさず、聴き込む。「三枚起請」の喜瀬川、「品川心中」のお染、「文違い」のお杉の3人の悪の香り、迫力が「お峰殺し」の三三さんには感じられて素晴らしかった。お峰を超える、伴蔵の性悪さ、残虐非道さ。小料理屋を出た帰り道、幸手の土手。凄惨なやり口で、お峰を殺す伴蔵。三三さん、昨日よりも「お峰殺し」を演じる時間は6分ほどコンパクトにしたが、その分凄みが増した。さて、今日の談春さんの「関口屋のゆすり」。伴蔵が山本志丈と再会するクダリで山本志丈の良心のカケラもない、幇間振りをより強調。お国の情夫宮邊源次郎が伴蔵から金をゆすりに関口屋まで来るが、お国と源次郎の悪行を名主に訴ってやると伴蔵に逆に追い返されるクダリ。伴蔵が源次郎の小悪人を凌駕する、ワル振りに凄み。伴蔵の啖呵、「十一の時からグレ出して、抜け参りから江戸へ出て、もう悪いという悪いことは二三の水出し、やらずの最中、野天丁半ぶったぐり、ヤアの賭場まで逐(お)って来た、そのひびあかぎれを白足袋で隠して、今じゃこうして堅気の荒物屋でなまぞら遣っているようなもんのね、へっ、悪いことについてはお前より俺の方がちぃーと上手(うわて)だよ」は見事。今日の談春さんの「関口屋のゆすり」は会心の出来。11/12(日) 俺たちの圓朝を聴け! ~牡丹灯籠~ 3回目演目:■ごあいさつ/談春・三三■紙入れ/談春■お峰殺し/三三<仲入り>■関口屋のゆすり/談春■粗忽の釘/三三■ごあいさつ/談春・三三
2023.11.12
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