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毎年厳寒期のこの時期、春咲きの山野草の開花を早める目的で、花鉢を屋内に収容しているのですが、副作用として日差しの絶対量が不足してしまい、茎や葉柄がヒョロヒョロと伸びてしまうという問題を引き起こしていました。この対策として試験的に家庭用水耕栽培キットの中から、LED照明器(1セット2基で4480円也)のみを購入して設置してみました。 画像は到着早々で仮設の状態ですが、早速際立った変化が現れました。通常、雪割草などは夕方光量が下がると花弁は閉じてしまうのですが、ライトを点灯しておくといつまでも開いたままになります。消灯すると1時間ほどで閉じてしまいました。第一印象は”脈あり!”です。 終日点灯して花弁が開いたままにすると、花の寿命を縮めてしまいそうで(根拠がある訳ではありませんが ^^;)、夜間は消灯することにしましたが、朝から夕方まで点灯して、成長の様子を観察して有効なら増設しようか・・・などと思っています。
2014年01月31日
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シュンラン(春蘭)もジワリと動き始めていました。赤茶色に焼けた包葉を押し開くように、濃緑色の側萼弁(背萼弁か・・)が頭を見せ始めました。ここまで来ると後は開花への足並みは早まる傾向が見られるので、あと1週間前後で開花に漕ぎ着けるかもしれません。このポットには合計4芽の花芽が立ち上がっているのですが、画像の個体以外はこれほど育っている訳ではありません。後続の花芽には少しずつ時期をずらして育って貰えれば長く花を楽しめるのですが、そんな虫のいい願いが通じる訳もありません。
2014年01月30日
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5日前に頭を出したコシノコバイモ(越ノ小貝母)ですが、寒さの中でも順調にツボミを膨らませているようです。この5日間でツボミの大きさの2/3ほどが地上に出て来ました。今の段階では、大きさこそ格が違いますが、チョット見はザゼンソウのような格好をしています。ほぼ同時に動き始めた2芽のうち、もう一方は少し成長が遅れていて、まだツボミを目にすることはできません。 この子たちが鎮座するベランダの特上の場所では、日中日差しがあれば軽く10℃を越えます。それでも晴れた日の早朝には0℃まで下がってしまいます。このままでも2月中旬頃には開花しそうですが、少しでも早く花を見たい・・・という誘惑に負けてしまい、昨日屋内に収容しました。今は暗くなってもいつものように寒くならないことに戸惑っているかもしれませんが、すぐにフルスロットルで成長し始める筈で、2月の始めには開花するのではないかと思います。因みに、開花したらもう一度外に戻し、花の寿命を伸ばしてみる、などと良からぬ目論見を暖めています。
2014年01月29日
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実生3年目を迎えたプロパティ不肖の雪割草です。1ヶ月半前に動き始めたばかりの時点では、花が咲くのか咲かないのか掴みどころがありませんでしたが、この間に葉っぱより先にツボミが顔を出し、保護者を喜ばせてくれました。現時点で気になるところを上げれば、萼片が大きく開いたというのに、ツボミの方は固く口を閉ざしたままであることです。別の品種の同じようなケースで、時間だけが過ぎた結果、花は開花することなく腐敗したことがあり、実に気がかりではあります。 それはそれとして、鉢の表土が甚だしく汚れている上に、部分的にゼニゴケも広がり始めています。ということで本格的な成長が始まるこの時期に、用土の全面交換は無理としても、せめて表土だけでも入替えて見栄えをよくしようということになりました。表土を1cmほど剥ぎ取り、固くしまったそれより下の用土を竹串で軽く解した上で、新しい用土を補充した状態がコチラ。仮に花が無事に咲いたとしても、見栄えはかなりよくなる筈です。秋には用土を全面交換するとして、それまではこの状態で過して貰うことにします。
2014年01月28日
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黄花セツブンソウ(節分草)は開花から10日が経過し、花は盛りを過ぎてしまいました。結局今年花を付けたのは2芽だけで終ってしまいましたが、花を付けた花軸の足元には多数の”手ぶら”の若芽が顔を見せています。 コチラがアングルを変えて撮影したもので、大きく3つの群に分かれています。手前左右の群から大きく画面外に伸びているのが今年花を付けた茎ですが、この群には若株がそれぞれ3芽、奥の群には5芽の若株が顔を出しています。合計13芽のうち花付きは2芽だけ、打率で言えば1割5分そこそこという低率ということになります。来年はせめてこれが3~4割に上がってくれれば、豪華な開花風景が実現するのですが、何はともあれ体づくりが鍵になります。地上部が姿を消すまでの2ヶ月、施肥などの点で最大限サポートして行くつもりです。
2014年01月27日
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1週間前に開花し始めた雪割草2番手が、花のピークを迎えました。最初に開花したのは、後方中央にボンヤリ写っている個体ですが、1週間という時間は流石に重いようで、かなり萎びてしまいました。未開花のツボミがあと1個残っていますが、ボリューム感としては今がピークになってしまいそうです。1番花開花時に使った画像では弁化した雄シベはツンツルテンでしたが、時間の経過と共にしっかり伸びるようになって、今は立派なものです。原理的には雄シベが機能を失っているので、受粉や結実は無理なのですが、先祖帰りしたのか部分的に花粉を持っていそうなものが見受けられるので、ちょっとした悪戯をしてみようか・・・という気になっています。
2014年01月26日
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セツブンソウ(節分草)も動き始めました。昨年と比べると1週間遅れになりますが、今年は屋内への収容を遅らせたこともあって、この点の比較はできません。先陣を切ったのは実生2年か3年目の若株でした。ということで、この子たちは今年花を咲かせることはなく、そうなるのは4~5年先のことです。 この鉢には開花可能な成熟株の他に、実生1~3年の若株が多数同居しています。コチラが昨年全員生え揃った時期の記念写真で、頭に黒い帽子を被ったものやスプーンのような1枚葉のものが当年発芽の新人(?)です。右端にかたまっている一群が2年目のグループで、葉っぱには3-4箇所の切れ込みが入り、小さなヤシの木のような形になります。中央部の一群が3年目のもの、左の群落には4年目やそれ以上のもので開花可能株が含まれている筈なのですが、どうしたことか昨年は花は見られずに終ってしまいました。単に”1回休み”しただけか、それとも成熟株が枯死してしまったのか、今年はそれを見極めるという、気の重い仕事が控えています。
2014年01月25日
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コシノコバイモ(越ノ小貝母)が始動しました。大きな(と言っても小豆粒大)砂粒を押し分けて、チョコンと頭をもたげたのが確認できました。昨年は表土から頭を出したのが2/17だったので、3週間ほど早い始動ということになります。ことさらに加温したものではなく、ずっと室外に放置していたものですが、予想外に早い顔出しに少し驚かされました。 一昨年、昨年と2年続けて、表土から頭を出した時点で白い花弁が半分露出していました。つまり土中で半ば開花に近い状態まで成長した上で、地表に顔を出していたことになります。原因は確信はありませんでしたが、球根を植え付ける深さが不適切という仮説の元、昨年花が終って間もなく従来より浅めに植え替えてしまいました。その対策が的中したらしく、今年の芽出しでは花弁露出などという異常な状態は解消しています。因みに、昨年まで2鉢の分かれていたものを1つの鉢にまとめましたが、その2つともほぼ同じ状態で顔を出しています。
2014年01月24日
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9日前に開花した雪割草1番手がクライマックスを迎えました。凡そ20個ほど用意していたツボミも、まだ開花していないのは3個ほどになりました。流石に先頭を切って開花したものは草臥れてしまい、花の色も褪せてしまいましたが、まだ花弁の脱落は起きていません。屋内に取り込んだとはいいながら、積極的な暖房を行わず、室温は控え目に維持して来た効果かも・・・などと、一人で納得している始末です。 この週末はこの地方もかなり気温が上がりそうな予報です。その後は冷え込みがぶり返すにしても、あと10日もすれば気温のトレンドは上向きに転じます。屋外で待機中の春の草花も、一斉に活動期に入る筈で、楽しみな季節が始まります。
2014年01月23日
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大寒を過ぎて年中で一番寒い時期に差し掛かりました。そんな寒さを感じない訳もなく、オダマキ(苧環)が芽吹いてしまった葉っぱの始末に困っているようです。毎年のことですが、夏に繁茂させた茎や葉は、11月には一旦枯れてしまいますが、すぐに足元に画像のように新葉を出し始めます。流石に寒さは強力なブレーキになるようで、画像の状態より大きく伸び上がることはありません。強力な寒波がやって来ると、左から2番目の個体のように凍傷(?)を負って枯れてしまうこともありますが、それでも春の芽吹きの頃までにはしっかり体制を立て直してリカバリーするしぶとさを持っています。 実際には画像の奥のように、昨年の茎や葉の枯れたものが、若芽を周りを覆うように立ち並んでいるのですが、撮影の邪魔になるので引き剥がしてしまいました。そのため手前に一列に並んだ株は防寒コートを脱がされたようになってしまいました。後始末として枯れ草を被せておきましたが、体感上の寒さはいくらか変わってしまうかもしれません。
2014年01月22日
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12月上旬に1番花が開花してしまったセリバオウレン(芹葉黄蓮)ですが、流石にご長寿の花も1ヶ月半経って、すっかり草臥れてしまいました。花粉を運ぶ昆虫もいない時期の開花なので、受粉することはないだろうと思っていたのですが、意外にもデキちゃったようで、ここに来て雌シベの下部が急速に大きくなり始めました。1ヵ月を越えての長い間、花を維持し続けている間に、風などで飛散した花粉で自然に受粉したのかもしれません。 発芽から花を付けるまで6年、7年を要するものは、もはや種蒔きをする気力は失せていますが、この品種は早ければ発芽の翌年には花を付けるという速攻性を持っているので、無事に成熟すれば採取して種蒔きをしてみる気になっています。路地への直播きになりますが・・・
2014年01月21日
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ここ、神戸(といっても西の外れですけど ^^)にも、昨日は初積雪が観測できました。”初雪”かどうかは自信がないので、”積もった”という点だけに注目することにします。積雪は深いところで1cm、といったところです。このように写すと、いかにも広そうな庭に見えますが、そこは広角レンズの悪戯・・・ということで、割り引いてご覧ください。 画面奥の方に多数の園芸ポットが並んでいますが、これらにも白い蓋をしたようにきれいに雪が積もっていました。さぞや寒かろう・・・というとそれほどのこともなく、この朝、地面や鉢の用土の凍り付いたところは一切ありませんでした。怖いのは翌日(つまり今朝)で、解けた雪で用土が水分を含んだところに、放射冷却で気温が下がるとカチコチに凍り付いてしまいます。幸いなことに、予報では今日の早朝は曇ぎみということになっていますが、まだ外は真っ暗で確認もできません。
2014年01月20日
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雪割草の2番手が開花しました。二段咲きなのですが、今年の1番花はどうしたことか弁化してシャモジのように変化した筈の雄シベが、花粉を持っています。濃い紫のシベの先端が白くなっているのがそれで、例年1輪当たり1-2箇所こうなることはありましたが、こんなに大量に現れたのは記憶にありません。もしかすると、先祖帰りして標準花に戻る?・・・ということはないと思うのですが、いずれにしてもこの様子だと、今年はこれまで期待もしなかった種子を結ぶかもしれません。 この個体も昨年の育て方に問題があって、葉っぱが全てチンチクリンで、普通なら葉柄が4-5cmは欲しいところが1-2cmしかありません。5日前に取り上げた1番手は、逆に7-10cmあって自立するのも難しい有様です。何が原因でこんな両極端が実現するのか、原因がサッパリ分からず頭を抱えているところです。取り敢えず今年は、花後葉っぱが出始めたらサッサと屋外に出して、たっぷり日光を浴びさせることにします。
2014年01月19日
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黄花セツブンソウ(節分草)が開花しました。花芽の一部が地上に顔を出して6日、例年並みのペースを守りました。といっても100%自然任せという訳ではなく、最低気温10℃、最高気温20℃(いずれも体感)の弱暖房環境の屋内に収容し、開花を促成した結果ですが・・・ 今のところ花芽は2本が立ち上がっています。今年はこの2芽だけで打ち止めになりそうです。この可憐さなら、少々時間がかかっても増やしてみたい・・・などと思い始めました。タイミングをみて受粉の手伝いをして、種子を結ばせてみようと思います。とはいえ、種を蒔いて花が見られるまでは5年、6年の歳月がかかるそうで、自分の寿命との競争になってしまうかもしれません。
2014年01月18日
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リコリス(彼岸花)のプランタでは今を盛りと葉っぱを茂らせて、せっせと澱粉を球根に送っている筈なのですが、その一角にポッカリ穴が開いたように隙間が・・・。実はこの空き地、春出葉型のリコリスが1個だけ混ざっていたもので、この時期になってやっと葉っぱを出す気になったようです。 一般的な秋出葉型のリコリスは、花が終る10月初めには葉を出します。夏、花の時期を前に葉っぱは全て枯れて姿を消しますが、秋出葉型も春出葉型もその時期には殆ど差はありません。ということは球根に栄養を送る時間という点で、春出葉型はかなりのハンディを負う筈で、厳密には成長ペースなどで差が出そうなものです。これまで植替えを行う際にも、そんなことは気にも掛けていませんでしたが、今後の手入れではじっくり比較・分析してみることにします。
2014年01月17日
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1ヶ月半に亘って楽しませてくれた原種ネリネは、花の寿命をすっかり終えて、画像の通り今は残骸を晒すだけになってしまいました。種子を結ぶこともない花の残骸を、いつまでも放置しておくのはみすぼらしいだけなので、この辺で一気に散髪してしまうことにしました。 花芽の立ち上がりの時期の面倒見に手抜かりがあったようで、花軸がお天道さんを追いかけるように首を曲げ、遂には花軸はご覧のようにクネクネと曲がってしまいました。この花はヒガンバナの仲間ということですが、花軸は比較にならないくらい硬くなっていました。ヒガンバナの花軸の場合、余程切れ味鋭いハサミでないと、刃の間に噛みこんでなかなか切れないのですが、こちらはあっけないほどスパスパと切り取れました。完全に刈り払った状態がコチラです。これで無駄なところに栄養を送ることもなくなり、球根を太らせることに専念できる筈です。
2014年01月16日
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年末から今回にかけて4波の寒波が襲来した訳ですが、この間も屋外に放置したままにしていた雪割草の千重咲き品・「桃仙」を、そろそろ屋内に収容することにしました。この間、用土も凍結するような冷え込みが何度かあったのですが、そんな過酷な環境にも拘らず、出番が近付きつつあるのを予感するのか、ツボミは既にぷっくりと膨らんで、花弁の一部が露出し始めていました。このまま放置すれば、開花は来月後半になろうかと思うのですが、少し早めに花を見たい・・・という下心は止められません。 厳しい寒気が強力なブレーキになって、これまで抑えられていた成長ペースは、これで弾けるように走り出す筈です。早ければ10日ほどで開花するかも・・・などと予想しているのですが、当たるかどうかに関してこれと言って裏付けがある訳ではありません ^^;
2014年01月15日
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雪割草の本年1番花が開花しました。一般的に1番花といえば、ポツンと1輪だけ先行して開花することが多いのですが、今年、この品種に関しては一気に3輪開花しました。ツボミの数が多いことで、団子状態で成長してきたものが、ゴールに雪崩れ込んだような状態だったことで、こんなことになったと考えられます。画像に写り込んでいるだけで、開花済み2輪、ツボミ7個というてんこ盛り状態です。 標準花なので、画像の通り雌シベも雄シベも揃っています。普通の時期に開花していれば、受粉して世代を繋ぐこともできるのでしょうが、促成で開花させられた今は、花粉を運んでくれる昆虫類が全く活動していないので、受粉する確率は極小です。残酷な仕打ちと言えなくもないのですが、仮に種子を結んだとしても、保護者は発芽から3年、4年待たなくてはならない種蒔きには興味を失いかけており、どっちに転んでも世代を繋ぐという崇高な使命には近付けない不遇な身の上なのかもしれません。
2014年01月14日
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この場で何回か取り上げたセリバオウレン(芹葉黄蓮)が、やっと本来の風貌・・・ずんぐりした茎が枝分かれし、その先端に花を付ける、という形を取り戻したようです。そもそもこの花軸に付いた花が開花したのは12月の上旬でした。その頃は包葉に花が直接乗っかったような、何とも歪な格好でした。そんな状態が1ヶ月近く続きましたが、1週間ほど前に屋内に収容したところ、茎や花柄がグングン伸び始めた次第です。それにしても、花弁(実際は萼片)やシベが1ヶ月経っても形を留めているというのは、驚異的な長寿ぶりです。流石に開花当初のハリは失い、シワシワになってしまいましたが、雌シベ、雄シベは今も健在です。 この個体の足元では2番手の花軸が出番を伺っています。その子たちはキッチリ厳冬期並みの冷気の洗礼も浴びていることだし、最初からセオリー通りに画像に近い風貌で開花してくれることだろうと思います。花芽は他の鉢でも大量に準備されているので、この先、長期間楽しめそうです。
2014年01月13日
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寒波の居座りで外はキンキンに(?)冷え込んでいますが、屋内に取り込んでいる草花は本格的に動き始めました。画像は年が明けて屋内に収容した黄花節分草(コチラが昨年の1番花)ですが、年末の中クラスから中の上クラスの寒波に揉まれた後だったためか、一気に春が来たと勘違いしたようで、僅か10日で這い出して来ました。いや~、いつ見ても感動する場面です。例年この状態から開花まで5~6日なので、今週後半には花が見られそうです。因みに、昨年と比べると今年は2日ほど先行しています。
2014年01月12日
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冬将軍が牙をむいて襲いかかって来ました。我が家の山野草鉢は手ひどい洗礼を浴び、氷結してしまいました。こうした被害の軽減のため、厳寒のこの時期には潅水を控え、用土を乾燥気味に管理しているのですが、前日に雨が降ったことで用土がたっぷり水を含んでしまいました。寒冷前線が通過した翌朝、正確な数値は把握していませんが、小庭の水気はカチンコチンに凍り付いてしまいました。画像の鉢は、植え付けに当たって用土は鉢の端面から10mm程度は低い位置までに留めているのですが、その用土が氷結してドーム状に盛り上がって、端面の高さを超えてしまいました。円内は昼を過ぎた頃の別の鉢の様子ですが、表土にはたっぷり氷が残っていました。 ここに眠っているウチョウランの球根(バルブ)は震え上っているに違いありません。中には凍死に至るものが出るかもしれません。こんなサバイバルを、この先数回は覚悟しなくてはいけません。こうした洗礼で、個々の草花が鍛えられて強くなるなら「それもまた良し!」とするところですが、多くの場合スタミナを消耗して脆弱な株に変身するのが辛いところです。
2014年01月11日
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3日前、草地に移植した八重咲スイセンを取り上げましたが、我が家の小庭に蔓延る本家本元の八重咲スイセンの方は、最盛期を迎えようとしています。画像のような花軸が20芽ほど立ち上がっています。サクラのように全員が一斉に開花すれば、かなり豪華な眺めになる筈なのですが、少しずつ時間をずらして咲いているので、そうはならないところがいささか寂しいところです。裏返せば開花期間が長く続くと考えて、プラストマイナスを埋め合わせています。 花期は来月中頃まで続くのではないかと思いますが、花が一巡したところで少し手荒な処置を取ってやろうと思っています。以前にも紹介しましたが、この一群は豊富な肥料分を足掛かりに、草丈70cmを越えるまで繁茂します。今年は花が終ったところで全ての葉っぱを刈り払い、光合成で生成する養分を大幅に制限してしまうことにしました。形を変えた兵糧攻め・・・のつもりですが、果たして上手く行くかどうか....
2014年01月10日
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屋内に取り込んだ雪割草が、開花に向けてハイペースで走り始めたのに対して、屋外に置いたままのキクザキイチゲ(菊咲一華)は、まるで止まっているかのようなスローな動きしか認められません。円内は3週間前(12/16)の様子ですが、それと比べて僅かに3~4mm伸びただけです。いやはや何とものんびりとした動きです。 無理もありません。気温の谷底のような厳冬期に、こんな状態で芽出しを始めてしまったのですから...。むしろ凍死もせずに、よく耐えている・・・と褒めてやる場面かもしれません。冒頭で触れた雪割草のように、屋内に取り込んでしまえばとんとん拍子で開花に向けて走り出すのでしょうが、そうすると同じプランタに埋まっている20株前後の多数の塊根も、巻き添えで動き出してしまうことになります。 それより気になる変化として、全体が黒ずんで来たことが上げられます。3週間前には茹でダコのように赤みを帯びていたものが、今は全身に煤を被ったように黒ずんでしまいました。これが命に関わるような病気などでなければいいのですが・・・
2014年01月09日
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開花の促進を目的に、緩やかながら暖房の効いた屋内に取り込んでいた雪割草が、2週間ほど経って本格的に動き始めました。現在確認できるものだけで10芽ほどのツボミが確認でき、最も成長の早いものは丈は5cmほどになっています。画面中央に白く直線的に伸びて、画面外に突き抜けているのがそれです。早ければこの週末にも1番花が開花するかもしれません。 単純な赤紫の標準花で、特別な銘がある訳ではありません。昨年3月に購入したものですが、なかなかの多産系らしく1年目の昨年春から大量の花を付けて楽しませてくれました。その特性は今年も引き継いでいるようで、最終的には花芽は20芽を越えるかもしれません。昨年は花が終ったあとも長く屋内に置いていたため、日差しが不足して葉柄がヒョロヒョロと伸びてしまい、何ともだらしない姿になってしまいました。今年は花後適当な時期に屋外に出して、好きなだけ日光浴させることにします。
2014年01月08日
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10月に小庭で大繁殖したものを抜き上げて、近くの草地に移植していた八重咲スイセンが咲き始めました。人の往来を遮断するフェンス越しに、7~8m離れてのご対面なので、並みのコンデジでは絵になりません。やむなく400mm(35mmカメラ換算で600mm)の長玉を持ち出してのご大層な撮影になりましたが、用意したのが一脚だったので若干手ブレを起こしてしまいました。 この場所には20cmほどの間隔で4株を植え付けています。植えた時点では現場への往来もできたので、定期的に草刈りを行うつもりでしたが、今となってはそれもできません。この場所は年に2回の除草が行われるとはいえ、雑草の草丈は大人の腰まで伸びてしまいます。そうなるとこの子たちは衰退の道を辿らざるをえない訳で、今年が移植後初めての花であると同時に、見納めの花になってしまうかもしれません。南無・・・・
2014年01月07日
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ちょっと不気味なものを出してしまいましたが、実はこれ、フヨウ(芙蓉)の切り株です。1年半前までプチ花壇のかなりの部分を占拠していました。昨年秋、ジャングル化したプチ花壇を元に戻すことにして、缶ビールのサイズを超えるほどに肥大化した株を、根元から伐採してしまいました。 翌年春には切り口付近から大量のひこばえが芽を出し、原型を復活しようとする動きが見られました。その都度、全てのひこばえを切り取り、一切の葉っぱの存在を認めないという方針を貫いて来ました。昨年夏頃までは刈っても刈っても新たな芽を出す・・・といういたちごっこが続きましたが、流石のフヨウも葉っぱなしでは光合成できず、次第に勢いを失い、最終的に画像の通り朽ち果ててしまいました。 この大型品種の駆除でかなり空きスペースも確保できました。これが花壇の模様替えの動機だったのですが、足並みは超鈍足ながら少しずつ景観は変わろうとしています。ジャングル化で日差しを奪われていたいくつかの草花は、次第に勢いを取り戻しつつあります。「乞うご期待」といっても全景をご覧戴くことはなかろうと思いますが ....
2014年01月06日
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11月に開花が始まったネリネも、とうとう終盤を迎えました。40日余りに渡って維持して来た花弁の鮮度も落ち始め、画像奥の株ではそろそろ花弁の脱落が始まります。ピンクの濃度が上がっている部位がそれで、あと10日もするとこの状態が全体に広がってしまいます。この場で何回か書き込みましたが、寒冷期に咲く花は長持ちする傾向があります。そうした中でもこの品種は別格のご長寿といえます。4日ほど先行して開花した原種ネリネの方は、一足早く容貌は衰え始めてしまい、今では見る影もありません。長寿命であるばかりに、容姿の衰えを晒す時間も長くなる・・という点には、何となくもの悲しさを感じないでもありません。 こうして退場していくものがある一方で、開花を促進する目的で屋内に取り込んだ雪割草がそろそろ動き始める頃合です。目論み通りの繋がりになるかどうかは定かではありませんが、寒さの中で愛でる草花、中でも山野草の味わいは格別です。
2014年01月05日
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我が家の正月三ヶ日は穏やかに過ぎました。何より3日間暖かかったのは有難いことでした。そんな陽気に誘い出されて、今年の園芸関連の仕事始め・・というほどの内容ではありませんが、土いじりをしてしまいました。 画像はピンク花のリコリス「さつま美人」で、昨年から今年にかけて1球が8球に核分裂(^^ちと大袈裟!)してしまいました。1球は元のプランタに植え戻したのですが、残り7球は仮植えして、花壇の改修が終るのを待っていました。もたもたしている間に正月を迎えてしまった訳ですが、年末には部分的に改修が一区切りついたことで、今回の作業が可能になった次第です。 作業と言っても掘り上げた球根を1個1個切り離して、所定の位置に植えるだけなので、作業は10分ほどで終了しました。この場所は背後の八重咲スイセンが馬鹿でかく育っているように、養分は濃厚なところなので、今はラッキョウ程度の小球ですが、比較的短期間で開花可能な大きさに育つのではないかと期待しています。
2014年01月04日
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昨日もほっこり暖かい1日でした。鉢植えの草花に水を・・・ということで外に出てみると、またまたテントウムシの新顔に遭遇してしまいました。たまたまの出来事でしょうが、2日続けて新製品(?)登場ということになりました。この時も風はなく、日向は暖かく感じられるような陽気でした。落ち葉の裏などで寒気を避けていたものが、表に出て日向ぼっこでもしていたのかもしれません。生憎日は傾き始めて塀の影に入ってしまい、少しばかり気温が下がり始めたためか、或いはニンゲンが近付いて来てちょっかいを出し始めたためか、固まってしまい殆ど動きはありませんでした。 で、お名前は?・・というと、精度について確信はありませんが、昨日と同じナミテントウの四紋型と分類されているもののようです。円内画像のように、真上からみると漆黒地にやや薄めですが赤い紋が4個確認できます。珠に毛虫駆除のためにキ●チョールを使用する程度で、ほぼ無農薬の我が家の小庭は、この子たちには割合暮らし易いのかも・・・などと、都合よく解釈することにしました。
2014年01月03日
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昨日は穏やかでほっこり暖かい元日でした。何をするでもなく外に出てみると、イチゴ(女峰)の葉っぱに変わったテントウムシが1匹。暇に任せてコンデジを持ち出して、来訪の記念にパシャッと1枚撮らせて貰いました。撮影してはみたものの、その時点で名前は分かりません。 これまで常連のナナホシテントウの他に、ニジュウヤホシテントウが観察されたことはありましたが、ノッペラボウのこのタイプは初めてのお目見えです。いつも通り、名前が分からない時はWeb図鑑・・・ということでPCにすがって調べて行くと、ナミテントウの変り種らしいことが分かりました。本来ナミテントウは茶色地に黒い星を散らすもののようですが、ホシの数は実に多彩なようで、その極端なものが画像の「無星型」とか「黒紋消失タイプ」と呼ばれるもののようです。この地域に定着しているものなら、もっと目にすることも多いと思うのですが、このタイプには今回初めての遭遇でした。新顔に出会えて、天候もさることながら、気持ちもほっこり暖まるような元日でした *^^*
2014年01月02日
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皆様爽やかな新年をお迎えのことと思います。この1年が皆様に実り多き年となる様お祈り申し上げます。 ワタクシは・・といいますと、相変わらずの正月を迎えてしまいました。三ヶ日の大半を炬燵のお守りで過ごす予定です。まあ、里から雪が消える3月までは、正月も普段も大きな差のないない生活になるかと思いますが・・・ さて、今年も園芸生活を中心に、時には山野徘徊を交えてこの場を構成して行こうと思っています。今の時点で具体的な計画として浮かんでいるのは、秋口に老人の体力テストとして、槍ヶ岳から奥穂高岳までの3000m超の7座(上の画像の白文字の山)を1泊2日でハシゴすることくらいです。その達成のためには、本番前に3K級(3000m±10%)に3-4回登って足腰を造り込む必要があるのですが、高速料金制度の変更や消費増税が行動範囲の制約要素になりそうです。
2014年01月01日
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