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懲りずにまたまた手が伸びてしまった、春物の山野草の球根です。本年のリクルート第2弾です。立春の足音が聞こえそうな時期を迎え、ホームセンターの園芸コーナーに、春の草花の球根が山積みされるようになりました。そうした中から山野草のカテゴリー商品を探し出して、連れ帰ったのが画像の2品4点です。いずれも欠員補充で、まず左のイワチドリは昨年全滅したウチョウラン(羽蝶蘭)の代打要員といったところです。続くサギソウも昨年中に全滅させてしまい、その後継として補充するものです。3球✖3ケースと大人買い(?)風な振舞ですが、どういう訳かシーズン早々からディスカウントしていたのと、群れて咲く様子が壮観であることから、ついついまとめ買いしてしまいました。 植付けの適期は2月末から3月なので、しばらく冷暗所で眠って貰うことになります。3日前に調達したサワランなどと一緒に、物置用のロッカーで1ヶ月ほど待機させた後、水仕事が苦にならなくなった頃を見計らって新居に引っ越すことにします。
2017年01月31日
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節分ももうすぐ・・・ということはセツブンソウ(節分草)の時期が近付いている訳で、この錆びた用土でその時を迎えるのは辛いものがあります。ここで”錆びた”というのはワタクシだけの用語・用法で、表土にコケの幼生が侵食して黒く変色したり、カルシウムらしき成分が析出して用土表面が白い成分に覆われる状態を言います。因みに、今年はこのポットだけは屋内に収容し、暖房の効きが比較的ゆるい場所に置いていました。収容して半月ほどになるかと思います。 作業を始める前にポットの表面を注意深く見回すと、既に芽出しは始まっていました(円内)。まだ赤玉土小粒の陰に隠れるほどの小ささですが、屋内に入れた効果は出始めていました。この花芽を傷つけぬ様、柔らかい塩ビの板で表土を4~5mm剝がし取った上で、少量の化成肥料を散布して、減った分の用土を新たなものに置き換えます。作業を完了した様子がこちら。開花は節分には間に合いそうにありませんが、とにかく開花に向けての舞台づくりはできました。
2017年01月30日
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セリバオウレン(芹葉黄連)が、1番花の開花から20日近くが経ちました。足元には早々と葉っぱが顔を出しました。常緑性といいながら、このポットでは葉っぱは全て黄変して枯野原状態です。この新芽が無事に育てば、ポットにも生気が戻るのですが、寒さが一番きつい時期を迎えて、無事に大きくなれるかどうか大注目です。 その1番花の現在の様子がコチラです。ツボミの頃も含めると1ヶ月近く経つ訳ですが、流石に五芒の星(これは萼弁だそうです)の先端は黄変し始めました。花そのものは雌花で、種子を結ぶ条件は備わっているのですが、流石にこの寒さでは受粉を手伝ってくれる昆虫は不在で、そこまで辿り着けるかどうかは微妙です。
2017年01月29日
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ホームセンターの園芸コーナーを通りかかた際、たまたま目にとまってしまい、つい手が出てしまいました。本年最初の花苗リクルート案件です。培地のミズゴケを少し掘り返してみると、やや大きめのグリーンピースほどのバルブが確認できました(円内)。 この花には山野を徘徊していて一度だけ出会ったことがあります。尾瀬の東端、燧ヶ岳に登った際、北麓の登山路の標高1950m付近の湿原でした。8月中旬だったため殆どの花は終わっていましたが、1輪だけ遅れて咲いているのに出会えました。花の時期に高層湿原に出掛けることが少なかったことや、自生地が減っていることも相まって、この時以外には遭遇する機会に恵まれていません。鮮やかなピンクの花なので、もし開花しているところを通りかかったなら、見落とすことは殆どないと思うのですが、ご縁がないということかもしれません。 さて、花の時期までには定植したいと思うのですが、今それを行っても置き場所に困ります。屋外に置けば、寒波来襲時に氷結する恐れがあるし、屋内に置けば時季外れに動き始めてしまいかねません。ということで、今回は、他のランのバルブと同じ様に、凍結の恐れがない冷暗環境のロッカーで、暖かくなるまで休んで貰うことにしました。植え付けは2月後半になりそうです。
2017年01月28日
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10日ほど前に植え替えを行ったシコタンソウ(色丹草)がどうやら定着した様です。植え替えと同時に屋内に収容して養生させていたのですが、周囲温度の急上昇に春が来たと勘違いしたのか、急速に成長を始めてしまいました。草丈は1cmほど(円内)だったものが、今は3cmあります。但しこの草丈の伸びは、光量不足が加勢したための結果で、将来的にはいろいろと障害を起こしかねません。ということで、気温は少々低下しますが、日差しが得られる窓際に移動させました。 草丈のヒョロヒョロとした伸び方はさておいて、枝分かれも随分進行しました。植え替えた頃はゴマ粒大だったものが、現在は明瞭に枝分かれと視認できるようになり、大きいものは1cmに達しようとしています。この枝もやはり伸び過ぎであり、暖かくなって屋外に出すまでは、背伸びは自重して貰わなくてはいけません。
2017年01月27日
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雪割草の1番手として開花した「桃環」の三女が開花しました。「何で三”女”やねん!」という突っ込みもあろうかと思いますが、”花子”の話なのでここはこの設定で悪しからず...。 以前も書き込みましたが、次女はツボミの頃に賊どもの食害に遭い、顔が1/3ほど欠けるという悲惨な事故に遭遇してしまいました。続くこの三女は、長女から3週間遅れての開花になりました。長女は今も健在なので大声では言えませんが、美貌という点ではこちら三女が上回ります。いつものことですが、遅れて開花する個体の方が整った容姿になる傾向が見られるのは事実です。季節が進み、暖かくなって咲く個体は花の持ちは短くなる傾向が見られ、「美人薄命」というウワサはこの世界でも成立するようです。
2017年01月26日
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この半月ほどの冷え込みで、一旦は動き始めた早春の草花がすっかり委縮してしまい、動きが止まってしまったようです。その一つがこのセリバオウレン(芹葉黄連)。1/10に開花した1番花とほぼ同時に花軸を”つ”の字に曲げてデビューしたのですが、固い苞葉から頭(ツボミ3個)がなかなか抜けられずに、2週間近くを過ごしてしまいました。苞葉の締まり具合が固かったというのとも一因として上げられると思いますが、一番大きい要因は気温の低下だろうと疑っています。先般取り上げた雪割草などもフリーズしたように、動きが緩慢になってしまいました。 こういう風に、万事が超スロー再生のようにゆったりした動きになっています。この状態は寒が明ける2月まで続きそうですが、それに歩調を合わす様に花の持ちが伸びているのは驚きです。10日に開花した1番花も、容姿は幾分衰えたもののまだまだ健在です。画像のツボミも苞葉の中に白いものを視認して既に1ヶ月近く経つ訳ですが、今もこの状態です。ご長寿ぶりは実に見上げたものです。
2017年01月25日
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またまた寒波がやって来ました。今度は昼間(PM2:00)から画像のような荒っぽい降り様です。20分ほどで芝生は真っ白になりましたが、”積雪”といえるほどではなく、2~3mm程度に留まった様です。寒い・・・とは言っても、この時間帯なら4~5℃はあり、落ちて来る雪はぼたん雪になってしまいます。結局第1波は1時間足らずで降り止んでしまいました。その後、PM4時頃に第2波が1時間余り降りましたが、この時も積もることはありませんでした。 但しこの調子で夜も降り続けば積もるに違いない、ということで5時に起きてすぐに外を確認してみました。幸いなことに夜間には雪は降らなかった様ですが、冷えっぷりは半端ではなく、動き始めた草花も凍える思いをしているに違いありません。
2017年01月24日
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雪割草の3番手もここまで大きくツボミを膨らませてきました。先日は2番手がフリーズ状態に陥った旨紹介しましたが、こちらは日々目に見えるほどではありませんが、動きが感じられます。もしかすると開花はこちらが先になるかもしれません。とは言っても、その時期は2月に入ってからになりそうです。 この品種、画像の通り葉っぱや萼弁の他に、花柄や葉柄まで緑が一切見られません。別に葉焼けしてこうなった訳ではなく、春の新芽の頃からこんな状態です。芽出しの頃、こんな色で顔を出す品種もありますが、大抵は日差しを浴びている内に次第に緑に変化します。ところがこの品は各部の寿命の期間全体をこんな色で通してしまう変わり者です。 昨年夏のうちに、雪割草のかなりの点数が枯死したことはこの場でも紹介しました。生き残ったものの内、この春花を付けそうなのは4~5点に留まりそうです。この状態では、早春の花見が寂しすぎるので、今年も新潟市の展示即売会に出掛ける必要がありそうです。と言っても、3月上旬の北陸平野部に雪が残っていなければ・・・の話ですが ....
2017年01月23日
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コシノコバイモ(越ノ小貝母)が動き始めました。昨年と比べて1日早い始動です。この程度の差なら、普段は誤差の範囲・・・として無視するところですが、昨年は暖冬だったことを考慮すると、本当は大きな差があるのかもしれません。 そうした有意差は横に置いて、今年の花芽には顕著な変化が見られます。というのは、昨年までは花芽が用土からオデコを出した段階で、ツボミが半開きになった状態になっていました。それが今年は、同じ段階でしっかり口を閉じています。開花した時点でも、昨年までは花柄が用土から抜け切らない状態で、”晒し首”のような恰好でした。このままの状態が維持できれば、もしかする今年は体が伸び切った状態での開花風景が実現するかも・・・という期待が首をもたげます。
2017年01月22日
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11/28に咲き始めて2ヶ月近く小庭を賑わせてくれた原種ネリネ・ピンク花でしたが、用意したツボミも一巡して、とうとう終盤を迎えました。まだ1割程度は生気漂う花も存在しますが、この辺で幕引きとし、当初の計画通り植え替えを実行に移すこととしました。 昨日は大寒、時期としては悪い巡り合わせになってしまいましたが、不幸中の幸いというか午前中は無風で日差しもあって、土いじりや水仕事も何とか耐えられる状況でした。こちらが現在の住まいと新居を並べた様子です。右の新居は直径35cmあり、現行品に比べて面積は30%ほど広くなります。全ての球根を掘り上げてみると、分球が進んでラッキョウサイズの小玉も合わせると、全部で22個まで増えていました。この中から大きな方から12個を選抜して、新居に移しました。その様子がこちら。今年の花芽は僅かに3本だけでしたが、来年は10本以上必達を目指して、肥料分を幾分か多めに施しましたが、さて結果はどうなることか・・・・。 今回の植え替えの選抜から漏れた10球の小玉については、この品種の花が気に入っていることもあり、予備として購入しておいた同じプランタに後日植え付けることにします。何分にも小玉なので、花を付けるのは2年後になるかと思います。作業は2月に入ってからになりそうです。
2017年01月21日
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トキワホウチャクソウ(常盤宝鐸草)に小さな(?)異変が起きています。この品種は常緑性で通常は冬の間も葉を茂らせて通すと共に、春に備えて晩秋の内に新芽を出して過ごします。それが今年は新芽が全く顔を見せていません。コチラは昨シーズン初冬の様子ですが、多数の越冬芽(赤丸印)が半身を乗り出すように顔を見せていました。因みに常緑性と言いながら、上の画像に地上部の茎が全くないのは、年ごとに大型化する茎が目障りになって、秋口に全て刈り払ったためです。 茎を刈り払ったことと新芽の有無の間に、関連性があるかどうかはよくわかりませんが、保護者としてはこの違いは大いに気になるところです。無事に春を迎えて花が見られるか、もしかすると枯死の前兆ではないか・・・などと、心配の種は尽きません
2017年01月20日
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この1週間ほどの厳しい冷え込みで、すっかり委縮して動きを止めてしまった雪割草です。3が日の間に開花した1番手の後を追っていたのですが、ツボミがほころび始めたところでガクンと気温が下がったことで、やる気スイッチが切れてしまったようです。一昨日のフクジュソウと同様に、開花は早くて月末、遅ければ2月に入ることになるかもしれません。 無事に咲いてくれさえすれば、開花時期が遅くなることはどうということはないのですが、過去の事例ではほころび始めから長い時間が経ってしまい、やっと開花した時には花弁に腐敗の兆候である変色が始まっていたという事例もあるので、何とかそんな事故に遭わないことを祈るばかりです。
2017年01月19日
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昨年8月、シコタンソウ(色丹草)の若返りを目的に、株分けして新たなポットに植え付けていました。株分けとは言っても、分割した株に根らしいものは殆ど付属しておらず、事実上”差し芽”に近い仕事でした。合計7芽差したうち、何とか1芽だけ無事に定着した様で、画像の様に青みを維持しているだけでなく、新芽も発生し始めました。この寒中に”狂気の沙汰”と言われかねませんが、この唯一の生き残りを新居に引っ越しさせることにしました。 寒極まる(!?)時期の土いじり+水仕事になってしまいましたが、何とか我慢して作業を済ませた様子がこちら。今回の植え替えでも、根の周りの用土を極力崩さぬよう細心の注意を払ったので、時期は最悪かもしれませんがストレスは少なかったと自認しています。定着が確認できるまでは屋内に置いて、養生させることにします。
2017年01月18日
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定植して3週間経過したフクジュソウです。植え替えの際、ポット内の用土を殆ど崩さないように細心の注意を払ったこともあって、多分この子たちは場所が変わったことに気付いてないかもしれません(ウソ憑け!! んな訳ないだろ)。 多少の誤解はあるにせよ、植え替え直後から花芽を成長させていました。胴(ツボミの位置)の膨らみもかなり大きくなったし、丈も1cm以上伸びました。そんな様子を見ていて、一時は下旬にも開花するかも・・・などと、甘い見通しを立てたりしたものですが、ここに来ての強烈な寒波でそうした甘い願望は一気にしぼんでしまいました。この1週間は目に見える変化は全くなく、完全にフリーズしてしまったようです。こうなった以上、寒の時期が明ける頃の開花でも良し、ということでボチボチ行くことにします。因みに、この画像を撮影した後、少しでも寒気を和らげる目的で、透明のポリ容器を被せてやりました。
2017年01月17日
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この冬最強といわれる寒波で、予報どおり雪になりました。この地域で雪を見たのはこの冬初めてです。我が家の小庭での積雪は0.5cmといったところで、統計上は積雪として扱われないかも・・・というレベルです。画像は9時ごろ撮影したものですが、これも正午を待たずに跡形もなく消えてしまいました。 という具合にただ寒いだけで、降雪による特段の被害らしきものはありませんでした・・・・・といって済ませたいところですが、実はプチ被害がありました。昨日取り上げた八重咲スイセンの大半が、雪の重みに耐えられなかったようで、花茎を折られて倒れ伏してしまいました。昨日の記事では「見頃が1ヶ月ほど続く」という風なことを書き込みましたが速攻で訂正です。今季の見頃は1日だけで終了しました。あ~~ぁ(溜息)
2017年01月16日
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八重咲スイセンが見頃を迎えました。「何だよ! 半分しか咲いてないじゃん!」と突っ込みを戴くかもしれませんが、画像の一群の他に、ほぼ同じ群体がもう1つあるのですが、そちらの未開花ツボミはほぼなくなりました。残念なことにそちらの画像は、風によるブレが甚だしく、画像としては使い物になりませんでした。ということで怪しい画像をご覧に入れることになりましたが、全体としては7~8分咲きといったところです。こんな状態が、この先1ヶ月ぐらい続くことになります。 ところで、画像左の群を抜いて丈の高いものが、1ヶ月余り前に咲き始めた1番花の花茎です。頂上部で既に茶褐色に変色しているのがその1番花ですが、この花茎の丈は既に78cmに達しています。他の花茎は今のところ40~50cmですが、それぞれの花茎の花が終盤を迎える頃には80~90cmに届きそうです。このジャンボぶりでは可憐さの欠片もないわけで、現在の露地栽培は今年限りでやめることにしました。来年からプランタに戻して、貧栄養下で細々と育てることにします。
2017年01月15日
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10日前(1/3)に開花を宣言した雪割草の1番手「透環」です。春先なら3日もすれば萎れてしまう雪割草ですが、寒のさ中で咲くと10日経ってもこの通り美貌を維持しています。白い花弁には、まだ腐敗の始まりを示すシミもなく、ひょっとすると2週間越えを達成するかも・・・などと楽観的な期待も頭をもたげます。 この品種の2番花も開花しようとしていますが、残念ながらツボミの初期の段階で賊にかじられてしまったらしく、顔の1/3ほどが欠けています。3番花が開花するのはかなり遅れそうで、月末になるかもしれません。
2017年01月14日
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いよいよ寒の本番というこの時期に、夏草の白花オダマキ(苧環)が次々と新葉を出し続け、休眠に入る気配を見せていません。個体差はあって、葉っぱ1枚だけのものもあれば、実生半年の若株などは完全に眠りに入ってしまったものもありますが、この品の仲間は概して寝つきが悪いようです。 画像の個体は実生3~4年の中堅株で、葉の出し方が最も甚だしいものです。周辺部の黄変した葉っぱは昨年の夏を越して来たもので、12月にはすっかり枯れていました。株の中心下部の黄変し掛けた葉っぱはその後芽吹いたものですが、流石に反復してやって来る寒さに参ってしまったようで、顔色が変わってしまい、枯れるのを待つばかりの状態です。中心上部の全くダメージを受けていないのは、年末から年始にかけて芽吹いた最も新しい葉っぱで、今までは上に覆い被さるお兄ちゃんやお姉ちゃん葉っぱの陰に隠れて、寒気から守られていたため、大きなダメージを受けずに過ごしてきました。ただこの先は次第に露出してしまい、寒も極まる半月後にはこの子たちも無傷では済みません。それでも後を追うものは絶えることはなく、寒の底を過ぎるとともにスタートダッシュが始まる筈です。
2017年01月13日
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昨年の夏の間に次々と姿を消して、ジリ貧状態に陥ってしまった雪割草ですが、これは生き残ったものの中でひと際元気な個体です。「透翠」という銘が付された三段咲の品で、昨年3月初めにセットで売られていたものを調達してきました。正確な記録に基づくものではありませんが、昨年は数輪しか咲かなかったように記憶しています。それが今年は画像の通り、大量のツボミを用意して時期が来るのを待っています。数えてみると、形が整ったものだけで12輪確認できます。ここまで大きくなるとほぼ確実に開花するので、今年のこの品は記録的な豊作になりそうです。 然らば開花はいつ頃か・・・が気になるところですが、他の品の今年の進行状況を見ていると、かなり時間がかかりそうです。早くて今月末、遅ければ2月にずれ込むかもしれません。
2017年01月12日
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セリバオウレン(芹葉黄連)の1番花が開花しました。ツボミが硬い苞葉からの脱出に成功して、8日もかかった勘定になります。とはいうものの、この時期に咲く花としては異常な記録というわけではなく、雪割草などでも萼弁の抱擁から解き放されて、開花するまで10日以上は普通です。尤も、通常の時期、つまりもう少し暖かくなって開花する時は、このプロセスを数日で駆け抜けるのが普通になります。暖かくなって咲く場合は、副作用というわけでもないのでしょうが、短期間で花が萎れたり、散ったりする傾向が認められます。つまり今の寒の時期に咲くものはゆっくり開花して、ゆっくり散っていくという点が最大のメリットかもしれません。 花のサイズは1cmあるかどうか・・・という小ささです。いつものことですが1番花には何かしらの不具合が付き物ですが、この個体は五芒の星形がきれいに伸びていません。時間が経過すれば少しは改善するかもしれませんが、完全な星は実現しないかもしれません。
2017年01月11日
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小寒に入ったというのに、白花イカリソウ「小雪」が次々と新芽を出してしまい、保護者をハラハラさせています。日中のちょっとした暖かさに騙されて顔を出した”寝惚け”であることは間違いなく、どんなに頑張ってもこれからやって来る大寒の時期を乗り切るのは不可能です。3芽映り込んでいる内の、右側の新芽のやや下に、枯れてしまった残骸が写っていますが、これは昨年12月中旬に芽を出して、結局挫折してしまったものです。 画像に収まった3芽も、そう遠くない時期に同じ運命を辿ることになろうかと思いますが、この様にして折角準備した越冬芽を消耗してしまうのが惜しいだけでなく、株のスタミナを消耗しはしないかという点まで心配になってしまいます。何とか「今はその時期じゃない」ことに気付いて、芽出しを自重して貰いたいものです。
2017年01月10日
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10日前、ゴマ粒大のシノブの再起動の様子を紹介しました。以来静かに変化の様子を見守って来ましたが、ここに来て何とか「葉っぱが広がった」、と認定しても良さそうな状態まで漕ぎ着けたので、この際続報として紹介します。 屋内で加温・促成とはいっても、気温こそ10~20℃を維持できても、光量だけは賄いきれません。晴天屋外なら今でも最大数万ルクスと聞いたことがありますが、これが屋内では精々数百ルクスしか提供できません。このため新芽は「もっと光を!!」とばかりに背伸びを続け、こんなヒョロヒョロと間延びした姿になってしまいました。草丈は現在約6cmで、秋口に芽吹いたものの3倍ほどになります。なんとか日差しを・・・ということで、今は晴れた日には日の当たる窓際に移動させて、日向ぼっこさせていますが、それでもこの有様です。条件に大きな不備がなけでば、2番手や3番手が顔を見せるかもしれませんが、この光の量が大きな問題になりそうです。
2017年01月09日
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八重咲スイセンのクライマックスはもう少し先になりそうですが、先行して咲いたものの中には本性を現すもの出始めました。画像中央の花茎は1本の花茎に花とツボミ合わせて12輪が付いています。水仙郷と呼ばれる山野で育つ個体では、多くても5~6輪といったところが一般的なのですが、豊富な肥料分を足掛かりに、とんでもなく巨大化しつつあります。花茎の草丈についても、画像の個体で既に60cmを超えています。先頭を切って3週間前に開花した花茎は70cmに達して、くしゃくしゃと入り組んだ花弁が雨水を含むと、その重量を支え切れず、今は花茎が途中で折れて横たわってしまいました。画像の花茎も今日の雨を乗り切れるかどうか、かなり厳しい状況です。 という具合で巨大化したスイセンには、持ち味の”可憐さ”とか”可愛さ”はもはや見出せません。ということで現在の様に露地で自由奔放に育てるのは今年限りにしようと思います。来年からはごく少数をプランタに戻し、貧栄養の環境で細々と育てることにし、露地の株は全て掘り上げることにしました。掘り上げた球根は、可能な範囲で自然に返そうと考えています。
2017年01月08日
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11/23に咲き始めた原種ネリネも1ヶ月半が経過して、花はほぼ一巡しました。8~9割の花が萎れてしまい、全体として「終わったな」という印象が拭えません。ということで、かねてより計画に上がっていた植替えを、寒波がやって来る前に実行に移すことにしました。 開花中の花も残る花軸を根元から全て刈り払い、球根を掘り上げます。正確にはカウントしていませんが、分球が進んで大小合わせると軽く30球を超えていました。この中から12球を選抜し、かねてより買い求めていた35cm径のプランタに植え付けます。用土は”超硬質”を謳う鹿沼土と赤玉土が半々です。更にいうと中粒と小粒を2:1で配合し、適量の化成肥料も混ぜています。作業を済ませた様子がこちら。ここに植え付けた球根は、大玉を選び、更に分球仕掛けた子芋(?)は全て掻き落としているので、1年後に花芽は12芽を超えることはありません。今年と比べると4割減の作柄になる訳ですが、2年後には上の画像並みを挽回するかと思います。 さて、今回の選抜から漏れた20球余りの球根が残ってしまいました。今のところ、旧プランタに仮植えしていますが、この先この子たちの身の振り方も考えてやらなくてはいけません。尚、もう1点の原種ネリネの方も植え替える予定ですが、そちらは今が花のクライマックスなので、実施は半月ほど先になりそうです。
2017年01月07日
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今年のコシノカンアオイ(越ノ寒葵)は甚だしい不作で、エントリーしているのはこの個体だけに留まる見通しです。露地に植えたこのこの個体の他に、ポットに植え付けたものが8株存在するのですが、ポット株は今年は全くやる気なしです。 思えば昨年は全く逆で、ポット株で10輪ほどのツボミがエントリーしていました。暖かめに推移した冬にほだされて最初の1輪が開花した頃、突然の寒波に、それも反復してやって来たのに耐えられず1輪残らず凍死状態となり全滅してしまいました。この時のダメージが尾を引いた様で、株の枯死こそ免れたものの、花を咲かせるまで体力を回復することはできませんでした。その点、首まで土に潜っていた露地の個体は、ダメージは少なかったらしく、こんな結果になってしまいました。次のシーズンの豊作を期して、更に1年間リハビリが続くことになります。
2017年01月06日
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殆どの夏草が眠りに就く中で、このオキナグサ(翁草)だけが殆ど葉っぱを失うこともなく粘っています。この草の仲間(白花オキナグサ、プルサチラ・ブルガリスなど)の中には、本葉を殆ど枯らせた後も、寒期に新葉を出し続ける個体が出ます。そうした新葉も、周期的にやって来る寒波で黄変して姿を消てしまう・・・ということを何度か繰り返し、最終的に大寒の時期に動きを止めることになります。今回のこの個体も春まで眠らずに通すことは到底できず、いずれは全ての葉が枯れてしまう運命かと思いますが、あまりスタミナを消耗しないうちに静かに眠ってくれるのを願うばかりです。 余談ですが、この個体は実生で4-5年になる古参株です。殆ど栄養分のない、疲労しきった用土だったため甚だ生育が遅れ、未だに花を付けたことはありません。昨年、そうした貧栄養環境から脱出させ、栄養たっぷりの露地に引っ越させました。効果は速攻で現れ、円内の様な立派な越冬芽を用意しました。随分遅咲きになってしまいましたが、この春の花付きは間違いなさそうです。
2017年01月05日
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雪割草の本年1番手が開花しました。随分早い開花ですが、特段加温促成したものではなく、ずっと寒空の下に晒して来たものです。昨年は3月初めに開花していたのを見て購入したものなので、単純に比較はできませんが2ヶ月早い開花ということになります。比較できないというのは、入手地が新潟で、多分販売日に合わせて気温は調整されていただろうという点を考え合わせると、比較に意味はないという意味です。 因みに、この品には「桃環」というラベルが付されていましたが、花のどこを見ても”桃”を連想させる要素は見当たりません。もしかするとラベルの差し間違いかもしれませんが、確証がある訳でもなく破棄や変更する訳にもいかず、扱いに苦慮している状態です。
2017年01月04日
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1週間前に動き始めたセリバオウレン(芹葉黄連)でしたが、その時は花軸が腰を持ち上げたような恰好でした。二回りほど大きな頭(ツボミ)の方は、苞葉に引っかかってなかなか抜け出せない状態が続いていました。それがここに来てやっと頭も抜けて、曲がっていた腰もすっきりと伸ばせるようになりました。今は思いっきり背伸びしているのかもしれません。 今回頭まで抜け出した個体は、1週間前に紹介したものとは別の個体です。どちらもほぼ同じ時期に動き始めたので、1-2日の違いで後を追うかと思います。抜け出した途端にツボミは緩んでいて、今にも開花しそうな雰囲気ですが、それがなかなかの難物で、少々時間はかかりそうです。暖かめの正月とはいえ、それは我々人間が活動する日中の話です。夜間は霜が降りる寸前まで冷え込む厳しい環境です。開花まで早くても1週間程度はかかるのではないかと予想しています。
2017年01月03日
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穏やかでほっこり暖かい元日でした。この1年がこんな具合に穏やかだったら・・・などと、とりとめもないことを考えながら午前中は過ぎてしまいました。 正月といえば花見・・・な訳はありませんが、1ヶ所だけ心当たりがあり、出掛けてみることにしました。片道100km余り車を走らせ、着いた場所は瀬戸内市、道の駅「黒井山グリーンパーク」です。殆ど風もない付属の庭園で、サクラは咲いていました。品種は「十月桜」ではないかと思いますが、品種を示す札が掛かっている訳でもなく断定はできません。秋から咲き始め春の本番までダラダラと咲き続けるらしいのですが、定点観察した経験はないのでその様子はよく分かりません。ソメイヨシノほどの派手さはありませんが、今頃観察できるサクラとしては十分なボリューム感です。アイスクリームを舐めながら、30分ほど堪能して戻ってきました。
2017年01月02日
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新しい年を迎えました。この1年が皆様にとって平穏で幸多きことをお祈り申し上げます。私事ではありますが、事情があって年頭のご挨拶は大幅に簡素化させて戴きました。どうかご容赦ください。 さて、今年も趣味の山野草、山野徘徊などでこのページを維持していくつもりです。変り映えしない構成になるかもしれませんが、ご愛顧戴ければ幸いです。山野徘徊につきましては、一昨年、昨年と内容が貧弱になってしまい大いに反省しています。今年は早い時期からトレーニングにかかり、雪解けと共に起動するなどによって、内容の充実を図りたいと考えています。そうした意気込みを込めて、新年冒頭の画像として、雲海に浮かぶ竹田城跡を選んでみました。画像をClickすれば、大きなサイズ(1280×720)でご覧戴けます。
2017年01月01日
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