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リクルートした時には冬芽はきれいな紡錘形をしていた福寿草の「福寿海」でしたが、この2ヶ月ほどで先膨れに変身していました。常時屋外に置いていたこともあって、冬芽そのものの大きさが変わる様なことはなく、気付かないほどの緩やかな変化でした。 ここに来て冬芽の先端が割れて、花弁の黄色が覗く様になりました。そういえば福寿草ならそろそろ開花してもおかしくない時期です。この品に関する限り、寝惚けとか暴走ではなく、自然な生育プロセスを踏んでいると判定してもいい様です。2月は冒頭からかなり暖かくなりそうな予報が出されており、この期間に大きな変化が起きるかもしれません。
2019年01月31日
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低温保存していた冷蔵庫の故障で動き始めてしまったハクサンチドリです。1/2には草丈2.5cmほどでしたが、この段階で屋外に出すと凍傷を負いかねません。そこで我が家で最も室温が上がり難い物置部屋に収容していましたが、この措置で成長のペースを遅らせることはできた様です。しかしこれで無限に成長を抑えられる訳でもなく、長期間この状態で放置するとカビの発生などで枯死することもあります。一昨日取り上げた四川アツモリソウを、成り行きに任せて押さえ付けから解放したように、このハクサンチドリも放任モードに移行することにして、四川アツモリの横に移動しました。ハクサンチドリの方には”野太さ”がなく、弱弱しい印象が否めませんが、今日からは最小限の加温措置を含めて成長を後押しすることにします。
2019年01月30日
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ここでも暴走が始まっていました。タッタソウ(立田草)です。昨年この品の芽出しに気付いたのは、丈が1.5cmほどまで伸びた頃でしたが、その日付は3/6でした。この年は図抜けた寒波が反復してやって来たことで、芽出しが遅れたという事情もありますが、今年の早起きぶりは看過できないレベルです。今からが冷え込みの本番である、という事情を勘案して、折角芽吹こうとしている新芽には気の毒ですが、寒気遮断のため上に1.5cmほど新しい用土を盛って覆い隠してしまいました。2月中旬まではこのまま寝たふりをして貰うつもりですが、「親の心、子知らず」ということになりそうな予感が拭い切れません。
2019年01月29日
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昨年末調達し、元日に定植して様子を見てきた黒竜江アツモリソウの暴走が止まりません。定植後1週間ほど、屋内の暖房の効果が及ばない場所を選んで保管していたのですが、日々水遣りをするうちに、冬芽が伸びているのに気付きました。この屋内収容が裏目に出たのか、或いはもっと前から動き始めていたのか、そのどちらとも断定しかねていますが、いずれにしてもそのままではいかん!! 、ということで慌てて屋外に出していました。 屋外とは言っても、新芽が凍傷を負っては元も子もないので、屋根のある陽だまりを割り当てていました。それから3週間ほどが経過しましたが暴走は止まらず、ここまで大きく伸び上がってしまいました。後1週間ほどで冷え込みのピークを迎えます。安くはない苗なので凍傷から枯死の道を避ける意味で、再度屋内に戻さざるを得ません。とはいうもののこの段階まで育つと日差しが必須なので、この先暖かくなるまで日中は屋外、夜間は屋内という難民の様な生活が続くことになります。
2019年01月28日
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年間を通して一番寒い時期を迎えました。この時期、リコリスやネリネ、スイセンが緑を残している他は、枯野原状態を呈しています。そんな小庭の芝生の僅かなエリアで気を吐いているのがスナゴケです。このところ雨も降らず乾燥が進んでいるため、頭はチリチリに縮んでいますが、緑の濃さやコケの層の厚さは1年を通じて一番深い様にも見えます。身体も気持ちも寒さに縮むこの時期、10cm四方にも届かない小さな存在ではありますが、ほっこり気持ちを温めてくれる有難い存在でもあります。
2019年01月27日
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1週間前に咲き始めた雪割草の「桃珊瑚」が見頃を迎えました。まだ満開という訳ではありませんが、開花した個体の数も揃い、枯野と化した我が家のベランダがほんの少しだけ華やいでいます。 寒冷時の花は長持ちする傾向があるので、多分この品種は来月半ば過ぎまでは持ってくれるかと思います。その頃には他の雪割草も参戦して、一気に賑わいが増すはずです。・・・などと思っているのは実はワタクシ一人で、本当のところはこの小さな花の存在に誰も気付いていないのかもしれません。そりゃあそうだわな~。この寒い時期に、余程のことでもない限り外に出ようとする物好きはいないだろうし・・・・
2019年01月26日
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露地植えの八重咲スイセンが開花して20日経ちました。遅れに遅れていたプランタ植えの個体にも、やっと開花の時が巡って来た様です。・・・という風に書き進めると、後を追う様にどんどん咲き進みそうに感じられるかもしれませんが、実は今年のプランタ品はこの花軸1本のみで終りになりそうです。 一昨年の秋、露地植えを撤収して、全てプランタに切り替えてしまいました。理由は露地の豊富な養分を吸収して、やたらと図体が大きくなってしまい、この品種の持つ可愛さや可憐さを感じられなくなってしまったためです。以来、水以外の肥料分は完全に絶って、ひたすらダイエットに努めて来ました。例えば葉の長さですが、露地植えの頃は軽く90cmを超えていましたが、今年は45cmまでスリム化しました。花軸の丈も同様に、90cm越えから今年は40cmまで縮みました。「かなりの成果」と言いたいところですが、最終目標は葉の丈は30cm、花軸の丈25cm以下です。こうした激しいダイエットが花軸の本数に影響していないとも限りませんが、方針を変更する訳にはいきません。「可愛さ、可憐さ」が感じられるまで、この鬼の様な仕打ちは続きます。
2019年01月25日
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雪割草の2番手「秀麗」が開花しました。”開花”とはいっても花弁が開いただけで、まだシベは固く引き締まったままで、二段咲のこの品種の真価が発揮されるにはもう少し時間が必要です。因みに、今は球形に行儀よく巻き込んでいるシベは、展開すると純白で紫の弁とのコントラストが絶妙です。 1番花は不出来になることが多いのですが、この個体もその通例を受け継いでしまいました。始動が早かった分、賊どもが闊歩している時期に重なったため、ツボミの頭を食われてしまい、その傷が残ってしまいました。弁の長さもまちまちで、整った容姿と言っては嫌味になってしまいそうです。しかし2番花、3番花は未だに分厚いコートの中に納まっており、この中には美形が含まれているに違いありません。
2019年01月24日
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コシノコバイモ(越ノ小貝母)が始動始動しました。昨年と比べてちょうど2週間遅れの始動で、気候の違いを思うとチグハグな印象が否めません。 昨年は強烈な冷え込みが長く続きました。それに対して今年は・・・というと、時に冷え込みは来るものの、平均的には昨年と比べてかなり暖かい印象です。そうした違いの中で、始動の順序が入れ替わってしまった訳で、ここが腑に落ちないポイントです。そうはいうものの、起きてしまったことは受け入れざるを得ません。不意の寒波で実害が発生しない様、座席指定などでいくらかの優遇措置を考えて行かなくてはいけません。 さて、動き始めたら次なる関心事は、開花がいつか・・・という点です。昨年は強力な寒波が反復してやって来たという背景もあって、開花は65日後の3/14までずれ込みました。それに対して、今年の暖冬傾向を考慮すると幾分早まると予想されますが、天候に左右されやすい事柄だけに、お気楽な予想は慎むことにします。
2019年01月23日
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10日ほど前にこの場で取り上げた四川アツモリソウ(敦盛草)の花芽が、とうとう立ち枯れてしまいました。初夏の草花が、寒さの底のこんな時期に暴走しては、生き延びるのは難しい・・・とは覚悟はしていましたが、残念さは少なくありません。南無・・・・ この間、比較的暖房が入る時間が長い居間に置いて、幾分かのサポートは続けていました。とはいえ、最高気温22℃程度に対して、最低気温10℃前後では夏草の新芽は耐えられなかったということでこんな結果になりました。 せめてもの救いは、地中にあと1芽が残っていることです。これまでの所、”暖かさ”の誘惑に耐え、自制して来た様に見えますが、実際にはどうなのか用土を少しめくって確認してみました。表面から1cm弱の所まで冬芽は伸び上がっていましたが、すんでのところで思い止まった様です(円内)。このまま、あと2ヶ月自制してくれたら、平穏な春を迎えられるのですが、果たしてどうなることか。取り敢えず、保護の必要な新芽はなくなったことだし、この先は外に出して通常の環境で過ごさせることにしました。
2019年01月22日
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1ヶ月前にはダントツの1位だったのですが、年が明けた頃から昨日取り上げた「桃珊瑚」の追い上げに遭い、2位に転落してしまった「秀麗」の昨日の様子です。花弁はすっかり緩んでいて、今にも開花しそうな見てくれですが、実際の開花は精一杯頑張って今週中・・・といったところでしょうか。 こちらはツボミがまだ固かった頃に賊どもに頭をかじられ、その傷が痛々しく残っています。一番外側の萼片も食われた傷跡は黄変しているし、その傷は花弁にまで達していて先端に凹みとして残ってしまいました。諸々の条件を考慮して、1番花は”超美形”の名誉は避けて通り抜けそうですが、今も無傷で膨らみつつある2番花、3番花にチャレンジして貰いましょうか。
2019年01月21日
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雪割草・標準花の「桃珊瑚」が開花しました。この個体は昨年の開花は3月初めでしたが、新潟市で春を迎えたため、今年は前年比を出しても意味がありません。そんな訳で今回の開花が今後の判定基準の一つになります。 1番花の傾向として、花の構成要素の何かが歪に成長してしまうことが珍しくありません。このため形や色彩の面で、おブスな出来栄えになる傾向が見られますが、この花は違っていました。色合いには何の問題もなく、花弁のバランスは現状では上下の弁が長く見えますが、これは弁が逆反りになっているためで、少し時間が経てば反りの方向も揃い、形も整って来る筈です。 今回の開花は、暖かさも寒さも成り行き任せの屋外暮らしをさせてきました。この冬の暖かさは、品種特有の生活リズムを狂わせるに十分だったに違いありません。背後に写り込んでいる様に、兄弟たちも僅かな違いで後に続いています。恐らく来週半ば頃には数輪が咲き揃っているのではないかと思っています。
2019年01月20日
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11/28に第2幕として咲いたダイモンジソウの「瀬戸翠」に、店仕舞いの時が近付いています。画像中央の個体はその時開花した1番花ですが、シミ、クスミが全身に回り、生命の限界を物語っています。花弁は開花時点では8枚ありましたが、いつの間にか1枚減ってしまいました。何者かに食われたのか、或いは風で吹き千切られたのか、原因は分からないままですが、いずれにしても長い間よく頑張ってくれました。 現時点でこの様な花弁の褪色が認められるのは、全体の3~4割です。黄変した花弁は自ら散ることはありません。腐敗する花殻を見るのも辛いし、採取する予定もない種子を成熟させるために、余計なエネルギーを消耗させるのも無駄なので、子房の発達した1個か2個を除いて、花殻は摘果することにします。
2019年01月19日
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屋内に置いて、何とか通年で葉を残させようと企んでいたシノブの1号鉢が、年の変わり目頃から次第に精彩を欠く様になっていましたが、ここに来てとうとう枯れてしまいました。葉は2枚出ていましたが、先に枯れた1枚は早々と落葉してしまいました。特段の加温もせずに冬越しさせようというのは、少々虫が良過ぎたか、などと反省もしていたのですが、案外そうでもなかったかもしれません。 枯れてしまった葉っぱから1cmほど離れた位置で、年が明けた頃には小さなコブだったものがどんどん成長し、今では2cmほどまで丈が伸びました。ここまで成長すると、葉っぱ以外ではあり得ません。だったら古い葉が枯れたのはなぜか、という点が問題になる訳ですが、これといって思い当たる手抜きはありませんでした。結局、原因はあやふやなままですが、今の環境でも葉が育つことが明らかになった訳で、この新しい葉を夏まで保つことに専念することにします。
2019年01月18日
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こちらは10日前にも取り上げた、雪割草の「桃珊瑚」です。日々巡回している限りでは、殆ど変化を感じませんが、10日前の状態と比べると、「お前、大人になったな~」と声が漏れそうになります。花弁は固く締まっていたのが、隙間が随分大きくなりました。更に色はやや緑を帯びた白だったのが、ピンクが随分濃くなりました。寒さの中とはいえ、この子たちは日々微かながら、着実に成長している様です。 昨日取り上げた「秀麗」は、1輪だけがはしゃぐ様に先行していましたが、こちらは10輪ほどの兄弟たちが示し合わせた様に歩を進めています。1番花が開花すると、数日の間に満開期を迎える訳で、見応えは相当なレベルが期待できそうです。それがいつか・・・という点については、簡単には見通せませんが、楽しみな季節が近づきつつあるのは間違いありません。
2019年01月17日
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一年で最も寒い時期が近付きつつありますが、それに呼応する様に雪割草のツボミが緩んできました。画像は「秀麗」の銘を持つ二段咲の品種ですが、半開きになった花弁の隙間からシベも覗く様になりました。開花の時期がそう遠くないことを告げている様に見えます・・・と言いたいところですが、最大のファクターである気温の動向と突き合わせると、そんなに単純にコトが進むとも思えません。週間予報を見ても周期的な寒暖を繰り返しそうで、このツボミにしてみれば「行こうか、止めようか」を迷いながら日々を送ることになるかと思います。
2019年01月16日
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昨日は朝明るくなって、空は快晴だし風はないし、何をするにも絶好の”○×日和”でした。そうだ。山へ行こう。ということで出掛けた先は、3日前に行ったばかりの高御位山です。今回は少し負荷を増やして縦走にトライします。歩行距離は約2倍の7.7km、積算高度もほぼ2倍の630mになります。 この時期に、こんなに短期間に山歩きを反復したことはありませんでしたが、3日前の歩きを、まだ筋肉が覚えている状態での歩きなので、コース全域に亘って快調に歩き通すことができました。前回同様、今回も水4リットルをお供に連れて行きました。この4kgは少々応えましたが、山頂の高御位神社に納めて身軽になった後は、至って軽快なウォーキングが堪能できました。上画像が今回歩いたコースをGPSで記録し、地形図に重ねて表示したものです。また下画像は今回歩いたコースの起伏を断面図形式に書き直したものです。 立て続けの歩きで、脚の筋肉にはいい刺激になったと思います。次は更に負荷を増やして1000mクラスにトライしたいところですが、このクラスの山は県内でも北に偏在しているので、雪がどうなのか慎重な調べが必要です。
2019年01月15日
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間もなく大寒を迎えようというこの時期に、一向に眠りに入ろうとしない夏草が・・・。品種名は同定できていませんが、オキナグサの仲間であることは間違いなさそうです。昨年夏、リコリスのエリアで根付いているのを発見し、そのままでは数ヶ月内に頭上を完全に覆われて、日差し欠乏で枯死するのが避けられないことから、このポットに引越しさせたものです。 この時期、通常なら地上部は枯れて静かに休眠に入っている筈なのですが、今もこの通り葉っぱを茂らせたままです。何かにつけて言い訳のネタにしている”暖冬”の成せる業で、寒波が流れ込んだ年末を含めても、まだ一度も霜が降りたことがありません。3月までこのまま・・・ということは考え難く、いずれは痛い目を見た末に、降伏することになるかと思いますが、深手を負わない内に眠りに就いてくれることを願うばかりです。
2019年01月14日
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昨年末にリクルートし、年が改まって早々に定植したアツモリソウ・フラバムが、ふと気が付くとジワリと動き始めていました。植替えのあと、早く用土に馴染む様にと、屋内で比較的気温の低い場所を選んで、保管していたのですが、ついつい居心地がよくて動意づいてしまった様です。もっと早く気付くべきだろう・・・などという突っ込みが入りそうですが、このまま過ごさせる訳にはいきません。 ということで、少々残酷ですが改めて屋外に出すことにしました。と言っても、西風が吹き込まず、比較的気温が下がり難い場所を選んでいます。勿論、強い寒波がやって来ても凍ったりすることはありません。この措置で、「動くのはまだ早すぎる」ことに気付いてくれればいいのですが ....
2019年01月13日
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例年ならGWの頃から始める山歩きを、今年は大幅に繰り上げて開始することにしました。齢を重ねて、従来の様な遅いスタートでは、冬の間”炬燵のお守り”に専念する余り、ヘロヘロになった脚の筋力が十分に回復しないことを悟ったのが大きな理由です。まずは手近(自宅から30km圏)で手頃(標高300m)な、高砂市の高御位山から始めることにしました。脚に適度に負荷をかける目的で、ザックには水4リットルを忍ばせました。 この山は、全山がほぼ凝灰岩で成り立っており、全行程の半分以上が露出した凝灰岩の岩盤を辿ることになります。実際に登ってみての感想は、5月の初歩きだと脚力は完全に抜けて普通の老人に戻っているのに対して、今の時期なら前年の歩き納めの頃の脚力が半分以上残っている感覚でした。コースタイムに対して数分超過という程度で山頂に到達しました。上画像は最高点に設置された祠で、円内はこの冬の暖かさで開花し掛けたツツジです。コース全域でこの様なツボミや、既に黄変した花が見られました。ここから3mほど下がったところには立派な神社が建っています。因みに持参した水はこの神社に奉納して戻りました。下画像は山頂部から瀬戸内側を見下ろした様子です。 帰路は少し遠回りして、プチ縦走しながら下山しました。この結果、標高300mの山を往復しただけですが、累積高度差は400mを超えました。初歩きにしては充実した、いい山行だったと思っています。
2019年01月12日
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ネリネの最後の1輪を見送って1週間ほど経ちました。草花がスタミナを最も消費すると言われる、花の季節が終りました。で、花に関わる諸々の付随物は全て要らなくなった、という意味で、立ち並ぶ花軸を全て刈り払ってしまいました。それが上の画像です。 次なるステップは、この2ヶ月で消耗したスタミナの補填です。根から吸収する分は肥料として散布するとして、君たちは全力で光合成に励んでちょうヨ。それを球根に貯金して、1年後には今年を更に上回る花を咲かせようぜ!!
2019年01月11日
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冷温器の故障で庫内温度が上昇し、動意付いてしまったラン科の花苗に対して、何とかブレーキをかけようとあれこれ試みてきましたが、機器の不調や小さな手違いもあって、結局暴走を止めることができず、こんなに大きく育ってしまいました。こんな体形で、間もなくやって来る大寒を凌ぎ切るのは絶望的で、八甲田山への行軍を見送る様な暗澹たる気分です。せめてもの措置として、ここから先は室内の比較的冷え込みの緩やかな場所に移して、1日でも延命できる様支えて行く他に道はなさそうです。 この品種の冬芽は合計3芽認められました。今暴走しているのは2芽だけで、1芽がまだ地中で大人しくしている(らしい)ことは僅かな救いです。このまま春まで静かにしていてくれれば、もしかすると花が見られるかもしれません。
2019年01月10日
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昨年最後(12/31)の記事で、花苗のリクルートでババを掴んでしまった旨書き込みました。その後調達先に向けて、「こんなことがありましたよ~」とやんわりとメールを入れていたのに対して、丁重な返信に続いて昨日代替品が届きました。で、日中は比較的暖かかったこともあり、速攻で定植することにしました。 まずは苗を掘り上げます。こちらがその様子ですが、今回は冬芽と根の結合はしっかりしていますが、やはり根は極端に短く切り詰められています。昨年末、一緒に調達した苗ではこんな極端な加工は施されていなかったことを考え合わせると、品種ごとの担当者の個性や傾向が極端に表れているのかもしれません。この状態で無事に定着するとは思えませんが、取り敢えず植付けは行わなくてはいけません。 新居として用意したのは4号陶鉢です。いつもの用土に若干の培養土を加えたもので植付けを済ませた様子が下画像です。暫くは気温変動が穏やかな室内に保管し、根が用土に馴染むのを待ちますが、かなり厳しい先行きになりそうです。
2019年01月09日
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クリスマス寒波とも呼ばれた寒波が一段落し、少し冷え込みが緩んだのを見透かす様に、白花タンポポが久し振りに開花しました。ここ3週間ほどは寝たふりを決め込んで、目立つ動きを見せていませんでしたが、昨日は2輪が揃い踏みしていました。1~2月はこの様に複数が開花することは稀で、数日置きにポツリポツリと開花するのが一般的です。そして3月に入ると暴走モードで咲く様になり、管理人を悩ませる存在になります。
2019年01月08日
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これまで品種不詳だった雪割草の正体が、3年目にしてやっと明らかになりそうなところまで漕ぎ着けました。冬芽も大豆粒サイズまで膨らみ、これなら今年の花付きは間違いなかろうという段階に到達した訳ですが、随分長く待たされた印象です。 どこからか定かではありませんが、飛散した種子が異品種のポットに捕まり、発芽したのに気付いて3年経ちました。意図して種蒔きしたものでもなく、当然品種や花の形態も全くわからないまま、ただただこの時を待って見守ってきました。この間、新規にリクルートした品種が、夏の高温や冬の凍結に耐えられずに枯死する・・・というアクシデントもありましたが、この子はそうした難局も何とか乗り越えてきました。期待するとは言っても、これまで栽培したもの以上の花が実現する訳ではありませんが、それでも初花開花の時は待ち遠しいものです。
2019年01月07日
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この子、雪割草の「桃珊瑚」も出番を伺っています。こちらは跳ね上り者が1輪だけ・・・というのではなく、ザっと10輪近くが一斉にツボミを覗かせて、その時が来るのを待っています。とは言え、寒さ厳しき時節ゆえ、その歩みは超鈍足です。ざっと予想して、最初の1輪が開花するのは今月下旬、遅ければ2月にずれ込むかもしれません。 それにしてもポットの表土の汚れは、見過ごしできないところまで進んでしまいました。固形肥料を置いていたところがこうなってしまったのですが、このままでは花が咲いても見栄えの足を引っ張る存在になってしまいそうです。早い時期に表土だけでも更新して、春を迎える環境を整えることにします。
2019年01月06日
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露地の八重咲スイセンが咲き始めました。昨年と比べて10日早い開花です。多少強引ですが、昨年の秋がいつまでも暖かかったのが影響している・・・と考えることにします。 この個体は昨年6月、プランタから掘り上げて廃棄する予定でしたが、ついついそのタイミングを失って現在に至ってしまったものです。プチ菜園の片隅に投げ出していたものなので、球根部分は完全に空中に浮いていますが、根だけが伸びて地中に届いたことで、辛うじて命が繋がったものです。この個体も適当な時期を捉えて廃棄することになります。来年からはプランタに植えたものに一本化する予定なので、今回の開花は来年以降の開花日比較の対象からは外れることになります。そのプランタに植えた一群の開花は、今月半ばごろになろうかと思います。
2019年01月05日
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このハクサンチドリ(白山千鳥)も夏の暑さには滅法弱い品種の一つです。で、昨年の猛暑の時期に、地上部が暑さで枯れてしまったのを機に、地下のバルブを根ごと掘り上げてしまいました。それを湿らせたミズゴケに包み、乾燥しない様ジッパー付きポリ袋に入れて15℃程度に設定した冷温機に収容して6月中旬から9月まで過ごさせました。 ここまでは至って順調だったのですが9月某日、その冷温機が機能停止しているのに気付きました。故障して何日経ったか不明のままですが、器内の温度は急上昇し、バルブは芽出しを始めていました。こちらがその時のバルブの様子です。慌てて別の冷蔵庫の設定温度を最高にして、そこに移動しましたが、庫内の温度が10℃以上には上がらず、一旦動き始めたバルブには冷た過ぎたかもしれません。 11月中旬には土壌に植え戻した上で、引き続き冷蔵庫内で過ごさせていました。その頃は始動してしまった新芽は2cmほどでしたが、昨日再確認すると2.5cmに伸びていました(上画像)。この状態で屋外に出すと、速攻凍傷にかかる恐れがあり、それはできません。結局我が家で最も気温が上がらない物置部屋に収容して、芽が動き始めないことを祈る様に、時間が経つのを待っている状態です。 こうした冷蔵夏越し法を総括すると、冷温機の故障というアクシデントで大きく躓いてしまいました。但し、総合的には、気温上昇が激しい我が家では極めて有効な夏越し方法と言えます。今年の夏には、庫内温度上昇時に警報を発する機能を付加するなどして、この方法を広範囲に採用しようと考えています。
2019年01月04日
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続いて残り1品、アツモリソウ・フラバムの定植です。苗ポットから掘り上げてみると、冬芽は2本確認できました。これは儲けものでした。根はクルクルときれいに巻いた様に整えられており、用土に馴染んだ様子は伺えませんでした。ただ、1本1本の根はきれいで、最長で20cmを軽く超えるという成長ぶりでした。これは余裕のある広さの圃場かバットで伸び伸びと育てられたものかもしれません。 新居として用意したのは4号陶鉢で、昨日紹介した黒竜江アツモリに充当したものより2cmほど深めです。これでも20cmの根を収めるには、巻いたり折り返したりと整形する必要があります。用土は常用の配合土に2割ほど腐葉土を混ぜたものです。根に無理な応力が加わらない様、丁寧に整えながら用土を充填します。根と用土に隙間が生じない様、竹串で突き固めながら所定に深さに埋め戻して”一丁上がり”としました。 アツモリソウなどランの仲間は、我が家の夏の暑さには耐えられないので、夏季は掘り上げて、湿らせたミズゴケで包んで低温(15℃程度)環境で保存することになります。
2019年01月03日
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仕事始め・・・などと言い切ってしまうのはおこがましい限りですが、日中は風もなく穏やかだったことから、先般調達した花苗を定植することにしました。まずは中国黒竜江アツモリソウです。 苗ポット(上画像)から掘り上げた様子がこちら。先般の福寿草の様な問題はなく、花芽も根も至って健康そうです。黒変した根を切除して植付けに取り掛かります。 新居は5号陶鉢です。若干浅めですが、根のボリュームから判定して、大きな問題はなさそうです。常用の用土に、嵩で2割ほど腐葉土を配合したもので植え付けます。作業は30分足らずで終了しました。植付けを終えた様子が下画像です。暫くは屋内・・・といっても「春が来た」と勘違いして動き出さない様に、暖房の効果が届かない場所に置いて、新しい環境に馴染むのを待つことにします。
2019年01月02日
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この1年が穏やかで災害のない年になればいいですね。唐突ですが、ワタクシ、この1年の目標(願望・・・かな?)を次の様に決めました。 ①大分・九重連山のミヤマキリシマ群落見物 ②秋田・栗駒山紅葉見物 ③鳳凰三山 お地蔵様参詣登山 ④屋久島観光登山(散策) ⑤他、3000m(±10%)級山岳3座以上(③以外)病み上がりでリハビリ中の身としては大それた目標ですが、地元の方々に迷惑をかけないことを前提に”歩き二スト”復帰を目指します。
2019年01月01日
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