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セツブンソウ(節分草)の花は一巡して、今は残骸が残るだけです。開花直後には草丈は5cmほどだったものが、日差しが弱い屋内に置いていることもあって、この1週間で10cmまで伸びました。今年の開花株は結果的に3芽でしたが、その足元には6芽の未開花株がたむろしています。この子達は昨年と比べても殆ど成長の跡が見られません。この臥体では、今年の夏を無事に乗り切ったとしても、来年春に開花能力を備えるところまで成長できるかどうか、心もとない限りです。 といいながら、夏越しのキーになるのは、効果的な潅水次第といえます。現行の自動潅水は風による散水範囲の変動が避けられないという欠点を抱えており、この弱点を克服しなければなりません。現在2-3案の改善策について実現性や経済性を考慮中ですが、暖かくなるころにはしっかりした対策を織り込んで、休眠中の”事故死”の防止を図るつもりです。
2012年01月31日
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大寒のこの時期にこそ優雅に「花見」を・・という訳ではありませんが、淡路島に出掛けたついでに、馴染みの寒中に咲くサクラに立ち寄ってみました。品種については確かな話とは言えませんが、咲き方や花弁の特徴から「十月桜」ではないかと思います。例年この時期には50輪ぐらいは咲いているところが、今年の冷え込みは相当応えているのでしょうか、僅かに7輪しか咲いていません。花びらを落とした残骸は20個ほど認められたので、細々とですが咲き続けているようです。ちょっぴり寂しい開花風景でしたが、それでも少しだけ春を先取りしたような、明るい気分で戻って来ました。
2012年01月30日
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種蒔きの遅れた白花レンゲにやっと本葉が出始めました。二枚葉が出てから1ヶ月かかって、やっとこの状態です。さすがに今年の厳しい冷え込みは応えるようで、成長ペースはカタツムリがサイドブレーキを引いたまま歩くような鈍足ぶりです。雑草系農作物とはいえ、発芽直後のこの寒さはきつかったらしく、12月始めに10数芽確認できたものが、今生き残っているのはわずかに3芽だけです。あと半月耐えられれば、気候的には随分楽になるのですが、果たしてそれまで耐え抜けるかどうか・・・、サバイバル生活は続きます。 冒頭で”白花レンゲが・・・”と言ってしまいましたが、正確には”白花レンゲの株に実った種子・・・”と言う方が正しい表現になります。同じ要領で採取した種子で、昨年の場合2/3が白花で、残りは普通の赤花が咲いてしまいました。何世代かにわたって赤花株をツボミ段階で駆除して行けば、白花開花の割合は高まるだろう・・などと軽く考えていたのですが、計画は今年で頓挫しそうな、何とも心細い道に入り込んでしまった模様です。
2012年01月29日
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日本列島が大寒波に覆われて震え上がっている昨今、ここ神戸のはずれも雪こそ降らないものの寒い日々が続いています。そんな中で、何かの拍子に顔を出してしまったカナダオダマキが、身を潜めて寒気が通り過ぎるのを待っています。と、まあ人間の立場から表現すると、こういう風にのん気な表現になってしまうのですが、当事者にしてみればそれどころではなく、日々生死の境界で戦っているに違いありません。 このカナダオダマキ、実はマムシグサ(サトイモの仲間)のポットに種子が落ちて芽吹いたものです。本来ならとっくに草取りで駆除されているはずだったのですが、保護者の”怠慢癖”という幸運に恵まれこれまで生き延びて来ました。秋口に世帯主のマムシグサの葉や茎が枯れると、日差しを一人占めできるようになり、あれよあれよという間に肥大化してしまい、最終的に定住が追認されることになりました。春の世帯主の芽出しが始まる前に、このポットから抜き上げて、路地植えに移行する予定ですが、それまで生き延びられるかどうか・・です。暖房の効いた部屋からになりますが、応援しています。
2012年01月28日
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福寿草・三段咲きが開花して3日が過ぎました。この間、球状に硬く締まっていた変異シベは、画像円内のように花弁の方が早くも草臥れ始めているのに対して、殆ど変化が起きていません。この状態では、花弁と弁化シベのベストコンディションでの揃い踏みは望み薄かもしれません。 その一方で、花の数は予想外の豊作になりそうです。開花時点で株元近くに認められた膨らみは、葉っぱが出る兆しだろうと思っていたのですが、ここに来てツボミであることがハッキリして来ました。花茎を挟んで裏側にももう1個のツボミが育っており、小ぶりな図体で3輪の花は、やや荷が重いように思わないでもないのですが、1番花が終ったあとも、いくばくかの間は楽しませて貰えそうです。その分、花後のリハビリは大変かもしれませんが...
2012年01月26日
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セツブンソウ(節分草)が開花しました。ツボミが用土から顔を出して2日目、予想を大きく外す素早い展開です。いやはや、あてにならない予想で面目ない次第です。 過去に我が家で開花したものや自生地で咲くものは花の直径は2cmほどですが、今年の花は1.5cmほどしかなく、かなり小振りな印象です。同様に草丈も半分ほどの5cmしかありませんが、こちらはこの先伸びる可能性があります。こうした外見上の出来の悪さの一方で、花弁が退化した(注:白い花弁様のものは萼弁)黄色い蜜腺の配列はほぼ正円で、この点は分球前の親の特性をキッチリ受け継いでいます。来年は標準サイズの花が咲かせられるよう肥培に努めることにします。
2012年01月24日
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正月にカゼをひいて以来、半月以上にわたって後遺症の咳に悩まされて来ました。粘り気の強い痰が喉にからみ、昼夜の区別なく激しい咳が出続けました。就寝中もこの咳で何度も目覚める有様でした。何か効果的な市販薬はないか検索していると、「アネトンせき止めZ液」(画像)に対して好評価の記事に行き当たりました。信用しないという訳ではありませんが、クロスチェックの意味で「風邪薬の効能Web」というサイトで、成分と効能の関係を調べると、何となく効きそうな気がして来ました。 で、早速手に入れて服用してみると、何と何と信じられないほどの効き目でした。半月余りにわたって、何を試しても殆ど効かなかったものが、服用後1時間ほどでピタリと症状が消えました。結局、1本100mlの半分を使ったところで、”完治”と認定して使用を停止しています。 これほど劇的な効果をみせる市販薬には、これまで出会ったことがありません。カゼひきで咳に悩んでいる方がおいででしたら、ぜひ一度試してみるようお勧めします。詳しい情報は下記を参照ください。アネトンせき止めZ液 100mL 【第2類医薬品】
2012年01月23日
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大寒を迎え、冷え込みの底で福寿草・三段咲きが開花しました。といっても今はまだ一番外側の花弁が開いただけで、この品種の持ち味であるシベが弁化した中心部は、まだ球状に硬く締まった状態です。これらが全て開いて、完全な状態(コチラがその様子)になるまでにはもう少し時間がかかりそうです。 「シベが弁化した・・」とはいっても、花弁というより葉っぱといった方がピッタリ来るような形状です。とは言うものの、黄色と濃い緑のコンビネーションは抜群で、ただただ見惚れてしまうばかりです ^^;。そうした状態に咲き揃うには、葉っぱも後を追うように芽吹いて来て、バランスの取れた姿が実現することと思います。
2012年01月22日
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重い腰を上げてセツブンソウ(節分草)が立ち上がって来ました。2株とも大切そうに白いツボミを抱き込んでいます。一昨年の休眠中に分球して、四分五裂した固体なので、今年花を見られる可能性は五分五分か、或いはそれ以下だろうと思っていたのですが、ツボミを抱いているというのは期待以上の出来です。 アーチ状に腰を曲げて、花茎が姿を見せたのは昨年末も押し迫った頃でした。以来気温が低めに推移したこともあって、3週間もの間、外から見る限りまるでフリーズしたかのように動きを止めていました。この期間も地中では密かに花芽を膨らませ続けていたようで、ここに来てとうとう地中に収まり切らなくなってしまったのか、はじけるように飛び出した印象です。 向う1週間ほどは一段と冷え込みそうで、この先の動きは依然としてゆっくりしたものになりそうです。名前の通り、節分の頃に開花・・・ということになるかもしれません。
2012年01月21日
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雪割草の今年の1番花が開花しました。といっても今の段階は花弁が開いた、というだけで、成熟した状態ではありません。今はまだオシベは変化が始まる前の段階で、一見して普通の標準花のように見えます。しかし個体は二段咲きのもので、開花が進むに従ってオシベが変形して、シャモジのような形の花弁のように変化します。気温が低いためか、こうした変化のペースは非常にゆっくり進行しているようで、先般取り上げたネリネほどではないにしても、花の寿命はいくらか長くなりそうです。 この品種の最初のツボミが姿を見せたのは12月の初めでした。その時は早過ぎるだの、年も改まらぬうちに咲いてしまっては興醒めだの、悪口雑言を並べ立てたものでした。それが聞こえた(!)のか、その後そのツボミはスコンと動きを止めてしまい、今も殆ど形を変えていません。2番手のツボミが先に開花することになってしまいましたが、1番手にもふて腐れから脱却して、早めに開花して貰いたいものです ^^。
2012年01月18日
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昨日掲載した画像は室内の蛍光灯照明下で撮影したため、色かぶりが出てしまいました。という訳で、今回の画像は改めて自然光の下で撮影し直したものです。グレーの背景は濃度の濃いものに変更しています。昨日の画像と同じ個体ですが、花弁(正確には萼弁だと・・・)の黄色、葉っぱの緑などの色合いやディティールがかなり鮮やかになりました。昨日の時点では、葉っぱは少々萎びていましたが、たっぷり給水して1晩室内のやや暖かいところで過ごしたら、シャキンとしていました。
2012年01月14日
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いつもの病気が発症(?)して、フラっとホームセンターの園芸コーナーに立ち寄ると、山野草のコーナーに黄花セツブンソウがズラリと並んでいるではありませんか。7cm角ほどの紙製ポットに10芽ほどが植え付けられており、どのポットも満開の時期を幾分過ぎるくらいの咲き様です。花を楽しむには少し時期を失した感は否めませんが、次の春に楽しむことを前提についつい手を伸ばしてしまいました ^^。金398円也。 この品種は、まだ山野草に関する基本的な知識もなかった頃、今のような寒い時期に咲く黄色い可憐な花が気に入って購入したことがあります。20年近くも前のことで、記憶はかなりおぼろげになっていますが、当時は1芽で300円程度だったように思います。花後2ヶ月ほどは葉っぱも元気だったのですが、次第に元気がなくなり、ついには姿を消してしまいました。これは夏の休眠だったのですが、そうした基本的な知識もなかったため枯死したものと勘違いして、以後の水遣りなどの面倒見をやめてしまいました。この”ネグレスト”が致命傷となって、購入後半年も経たないうちに枯死させてしまったという、苦くて恥ずかしい経験があります。こうした稚拙な失敗を肥やしに、1年後も変わりなく咲かせるよう頑張ってみるつもりです。
2012年01月13日
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先月5日、原種ネリネ・ピンク花の初花開花を紹介しました。あれから既に5週間を超えましたが、現在も大した容貌の崩れもなく咲き続けています。何ともびっくりさせられるような長寿命です。同じ仲間のヒガンバナの場合、4-5日で散ってしまいますが、この花は軽く7-8倍の長寿命です。花弁もシベも強力な冷蔵倉庫にドップリ漬かっているようなものと考えれば、長寿の秘訣が納得できなくもない・・ということでしょうか。 栽培にあたっては、暑さや乾燥にも甚だ強く、殆ど手間をかける必要はありません。家畜やペットに例えれば、ほとんど”放し飼い”に近いのですが、きっちり分球して数は増えています。育ての親にしてみれば誠にありがたい存在です。
2012年01月11日
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ものはついで・・・ということで、花期まで十分時間があるイワウチワ(岩団扇)を植え替えることにしました。ポットから取り出すと3株で1セットになっていました。うち1株には花芽らしいものが付いており、うまくすればこの春花を見られるかもしれません。根の具合はこれまでに手に入れたものよりしっかりしており、定着には幾分かは有利かも・・などと期待したくなります。とはいうものの、この品種の特性とでもいうのか、割り箸にトウモロコシのヒゲをくっ付けたような姿は、”多年草”とは信じがたい”造り”です。 自生地に近い土壌にする意味で、高山系の草花ではあまり使わない腐葉土を裁断して、赤玉土と鹿沼土の混合用土に20%ほど混ぜました。水捌けは幾分劣化するかもしれませんが、定着と生育環境を優先した選択です。というような経過で仕上げた状態が上の画像です。新居は取って置きの信楽焼の5号陶鉢、この花に対する期待の現われです。
2012年01月10日
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昨日取り上げた3点の花苗のうち、福寿草・三段咲は開花に向けて大きく踏み出していました。ツボミ(円内)は既にグリンピース大まで膨らんでおり、温度条件さえ整えばあと数日で開花しそうな雰囲気です。この塩ビポットのまま開花させるのも一つの選択肢ですが、いかにも見栄えが悪過ぎます。かといって、ここまで育ったものを、今根を露出させて植え替えると、花に過度のダメージを与えかねません。 という訳で最終的に選択した方法は、中間を取って塩ビポットのまま5号陶鉢に収容し、全体を山野草用土を充填してそれと分らないようにするものです。これならツボミや根に対するダメージは皆無で、開花プロセスの進行に対する障害は回避できる筈です。ということで仕上がった様子が上画像です。これでいつ開花してもOK・・という状態に漕ぎ着けたことになります。 花後3ヶ月ほどで長い休眠に入りますが、その時点で改めて最終的な植え替えを行うことにします。
2012年01月09日
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カゼの諸症状は殆ど取れましたが、咳だけがいつもの通りで残ってしまいました。この残りものの咳は、まあ持病のようなもので、完治まで1ヶ月位は覚悟しなくてはいけません(涙)。 という話とは関係なく、性懲りもなく今年の第1弾の花苗調達です。品種は左からプルサチラ・ブルガリス、福寿草三段咲、イワウチワの3点です。かなり暖かい温室で育てられたものらしく、前2者は既に花芽が立ち上がっています。これらは花後まで植え替えはできそうにありません。 プルサチラは既に我が家では10株近くに達する大家族が存在しますが、花弁の数が7枚以上、時には9枚にも達する変り種です。ルーツは1株の変り種なので、この先この状態に変化は期待できません。で、端正な6弁の正統派プルサチラも欲しくて、今回追加手配となりました。当面はポット住まいですが、いずれは路地植えに切り替えていくつもりです。
2012年01月08日
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m(_"_)m 2日間カゼで寝込んでしまいました。平熱35.6℃前後に対して、今回は38.3℃まで発熱してしまい、全身の関節は痛いし、何も口に入らない、無理に水などを飲んでもすぐに戻す・・・といった有様で、結局2日間安静生活を強いられました。原因として思い当たることは、1日夜の風呂から上った後、汗を掻いたままグタグタと時間を潰したことが良くなかったかな、という点ぐらいしか思い当たりません。 1日目で体重1kg減、2日目はやや好転して増減なし、ということになりました。正月中に空ける積りで買い込んでいたビールは、殆ど手付かずで終わってしまいました。ビールなどは後日消費も可能ですが、一部生鮮食品は廃棄せざるを得ないものも出そうです。 寒さ厳しき折、各位に於かれましては、くれぐれも私のような過ちを犯さぬよう、どうかご自愛ください。
2012年01月05日
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今年の初仕事は、先日調達して来たシャコバサボテンの植え替えになりました。仕事始めや書き初めは2日だろ?・・という突っ込みを戴きそうですが、コレも先般のサボテンに対するいい加減な面倒見への反省を、行動で現したものでして・・・ というのは実は半分ウソで、実態はヤラセ、あるいは八百長そのものです。堆肥の下処理やこれを配合した用土は、昨日のうちに準備していました。で、今日はそれを使って2号塩ビポットから6号プラ鉢に植え替えるだけでして、作業は10分もかからずに終了しました ^^。幸い、この日も無風のポカポカ陽気で、水仕事を含む作業には何の苦痛も伴いませんでした。朝からのコタツ篭りで火照った体を冷やすには、ちょうどいい作業量だったようです。 などといいながら、今年も形に拘るモノグサ親父の園芸生活の幕開けです。
2012年01月02日
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この1年が穏やかな年でありますように...皆様にとって実り多き1年になりますようお祈り申し上げます。さて、辰年がやって来ました。画像は雲に化けて山から山、里から里を往来する『龍』の姿を捉えたものです(ンな訳ないか ^^)。でも、先端部の渦を巻く雲の様子が、龍の角かヒゲのように見えなくもないでしょう。山野徘徊を重ねていると、こうした特異な自然現象に遭遇することもあります。 それはそれとして、今年も野に山に、花子に会いに出掛ける機会をできるだけ多く持ちたいと思っています。今年もよろしくご愛顧のほど、お願い申し上げます。
2012年01月01日
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