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79歳+3の誕生日、3月4日に新しい出版社、きずな出版をスタートすることになった。単行本の出版に集中するのだが、第1弾は本田健さんと私の共著『運のいい人、悪い人』となる。本田さんはいうまでもないが『ユダヤ人大富豪の教え』が大ベストセラーとなっている。幸運を背負って歩いているような作家だが、私とはとてもうまが合う。またきずな出版の代表取締役専務で編集長の岡村季子さんは、本田さんのベストセラー書籍の担当編集者でもある。間違いなく、うまくいく。つづいて第2弾は、いま超売れっ子の有川真由美さんだ。『よわむしの生き方』という題名だが、私はこのテーマが気に入っている。彼女とは5年ほど前に知り合ったが、すばらしい成長を示している。『感情の整理ができる女はうまくいく』がベストセラーになっているが、私は涙が出るほどうれしいのだ。多分『よわむしの生き方』も、読者の強い共感を呼ぶのではあるまいか?第3弾は矢作直樹先生の『魂と肉体のゆくえ』だ。矢作先生は東大病院救急部・集中治療部長で、医療の第一線にいる。『人は死なない』がベストセラーになっているが、霊魂の存在を当り前のことといっている。肉体は滅びても魂は死なない。そう考えれば、どう生きるべきがもよくわかるし、死もそれほど恐れるものではない。出版界は不況がつづいているが、こういう話題作、問題作を次々に出していくことで、きずな出版の名をあげていこうと思う。
2013/02/22
口内炎の治療に使われるクスリを、ネズミに投与したところ、肥満ネズミがやせるという効果を発揮した。米ミシガン大学の研究だが、人間にも効果の上がる可能性が高いという。これは15年前から市販されているアンレキサノクスというクスリを使ったというが、これを投与したネズミは体重が減りつづけ、中止すると、また元に戻った。これらのネズミには、高カロリーの脂肪分の高い餌を与えていたという。これは日本人向きというより、米国民向きのクスリかもしれない。彼らは毎日高カロリーのファストフードを山ほど食べているが、日本人はそれほどの量ではないからだ。こういった予想外の効果を示したクスリとして、バイアグラがある。バイアグラは最初のうち、胸部の痛みを治療するためのものだったが、偶然、性機能を改善する効果が発見されたのだ。また古い例だが、むちうち症治療に使った薬が性機能を高めた例もある。むちうち症には血管拡張剤を使うからだが、女性看護師に襲いかかる患者が出た病院もあったことで、その効果が発見された。ただ口内炎のクスリを使ってやせるとなると、ずっと飲みつづけないと、再び太るおそれもあるという。まるで血圧安定剤のようだが、それでも米国人がやせはじめたらすごい。世界の食糧事情にプラスになりそうだ。気の早い女性は、口内炎のクスリを使いそうだが、まだそんなことをする段階ではない。やせるというと、目の色を変える人が多すぎる!
2013/02/15
中国、北京市の大気汚染は尋常ではない。日本でも60年代から70年代にかけて、三重県四日市市の公害が、大きな問題になった。四日市喘息は、日本の4大公害病(水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病)の1つとして、大きな問題になった。発展途上国で景気がよくなっていくと、エネルギー利用が急激にふえるため、煙突から出る公害物質から自動車排気ガスなどが、全部その都市の上空に貯まる。いまの中国の各都市がその状況だが、これは将来、多くの公害病患者を発生させるに違いない。中国でなぜ本当の星でない、想像上の星で中国占星術がつくられたかというと、もともと黄砂の土地であったため、古代から星が見えにくかったからだといわれている。いまの中国の状況を見ても、全国土の四分の一で汚染大気が動く気配もなく、市民は汚染された大気をそのまま吸うことになる。北京に1日滞在すると、たばこを21本吸ったと同じ計算になる、というからすごい。東京も一時期、危険な状況になったが、幸いなことに、海に近いこともあって、大気が動きやすい。その点北京は、内陸部にあるため、1日中、いや1年中汚れた空気を吸うことになる。それに一党独裁政権は、汚染量でさえも少なくしてしまう。米国大使館の発表するデータは「不健康」を示しているのに、市の発表では「良」となっている。市民の怒りは絶頂のようだ。特に子をもつ母親は、怒りと不安で病院に殺到している。日本人の北京在住者でも、母親たちは、気が気ではないだろう。マスクを1年中手放せない上に、もしかするとわが子が喘息になるかもしれないのだ。外地に住む方々の苦労がしのばれる。ところがこの汚染大気が、九州と関西の上空まで達したという。他人事ではなくなってきたようだ。
2013/02/07
顔の「法令線が1センチ伸びると、6歳老けて見える」という調査がある。ロート製薬で全国の20~40歳の男女、450名を対象として「たるみに関する意識調査」をしたところ、こんな結果が出たとか。法令線とは鼻の両脇から口辺に向かって下がるもので、若いうちは、ほとんどない。法律を命令する線という意味なので、特に若い女性には出にくいものだ。それだけに、1センチ長くなったら、とても老けて見えるだろうし、表情も、かわいさがまったく消えてしまう。極端にいうならば、この線をつくらなければ、いつまでも若々しい表情を保つことができる。実は最近、警視庁では、老け顔の研究をスタートさせた。警察がなぜそんな研究を? と思うかもしれないが、これは犯人の手配写真が失敗しつづけているからだという。「似ていないモンタージュ写真を使っても、犯人情報は出てこない」という街の声も強いため、顔がどう変化していくかの研究を、一からスタートするらしい。それというのも、昨年6月に逮捕されたオウムの高橋容疑者が、手配写真と似ていないというので、危うく逃げられるところだったからだ。特に少年少女期から青年期になるとき、あるいは中年にかかるとき、さらにサラリーマンは、定年前と定年後を較べると、まったく同一人物とは思えないほど変わってしまう。恐らく年を取ると、法令線が長く伸びる、という基本的な点も知らなかったのではあるまいか? 特にこの線は、苦労する人のほうが長く、深く刻まれる。犯罪を犯した人ほど、強く伸びる可能性も強い。自分自身でも、一体顔のどの線で老けが目立つのか、鏡を見てよく研究してみたらどうだろうか?
2013/02/01
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