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かつての須藤元気につづいて、新しい日本人ダンサーが全米を興奮させている。蛯名健一がその人だが、現在38歳という。踊り手としては高齢すぎるが、アメリカ人を驚愕させるそのダンスは、日本人でも目を見張ってしまう。蛯名はすでに10年ほど、アメリカで活躍しているが、ここに来て大ブームになったのは、ダンスの巧みさというより、人間の体の限界に挑戦し、物理学に反するような動きを、高速で見せているからだ。彼は実に小柄だ。あるいは大男ではできない体の動きがあるのかもしれない。それはYouTube その他をごらんになれば、誰でもそう思ってしまうのではあるまいか?これはもしかすると、歌舞伎、狂言、能などの所作と、忍者の超人的な術を貯えた、日本人独特の体型によるのもかもしれない。中国人の軽業的な敏捷さとも、まったく違う。日本でも「KAMIWAZA—神芸2012」に出演し、司会のビートたけしを驚かせたが、CGでなければできない動きを、彼は易々とこなして見せる。まさに超人間業としかいいようがない。もう1人、パリで活躍している志田美代子という、バランス・パフォーマーがいる。8月23日の「金スマ」に出演したので、ごらんになった方も多かったろうが、これも神技といってよさそうだ。ただこれは彼女のオリジナルではない。見たい方はYoiuTubeでごらんになれるが、多分息をつめて見てしまうだろう。日本人には男女を問わず、すぐれたパフォーマンスを見せるタレントが少なくない。
2013/08/29
いまから37年後の2050年、日本人の40%は65歳以上になるという。完全に高齢化してしまうのだ。こうなった場合のことを、政府、民間団体は真剣に考えているのだが、そうなると、経済面でも韓国に抜かれてしまうという。しかし重要なのは、突然2050年に、そういう社会が現われるのではない。少なくとも10年前くらいから、少子高齢社会のマイナスがはっきりと誰の目にも見えてくる。私はそのうちに「高齢」といった、まやかしの言葉は使えなくなる、と思っている。「老齢、老人、老化」という言葉を、イヤでも認識しないと、誤った状況になるのではあるまいか?政府や民間調査団体は、経済という面から、定年延長、働き方などを主として研究しているが、私はまったく違った面から心配している。というのは、高齢化した日本を、中国は戦わずして手に入れることになるのではないか、と思うからだ。きずな出版ではこの秋『日中海戦はあるか』という、本格的な日中の戦い方を研究した1冊を出す。この本は元自衛隊の海将2人によって書き下ろされたものだが、監修者は自衛隊の最高責任者だった元統合幕僚会議議長、夏川和也氏だ。自衛隊だけでなく、中国軍の戦い方も熟知している専門家だが、それらの方々は、中国人は「戦わずして勝つ」ことを目的としているという。局地戦も恐ろしいが、なんといっても、国民性として気が長く、じわじわと圧迫してくるというのだ。20年か30年で日本が老人ばかりになるのなら、脅しつつ待っていたほうがトク、と考えているに違いない。2050年まで生きる人たちには、中国語は必須となるだろう。夏の夜の悪夢ならいいのだが。
2013/08/22
バカな若者はいつの時代でもいる。そしてそれが真のバカなのか、大きく育っていくためのワンステップなのかは、正直なところわからない。このところ若者の悪ふざけ写真が、ネット上に続々出てきた。コンビニの男性店員が、アイスクリーム用冷凍庫に寝そべった写真が投稿され、その店は休業に追い込まれた。大手ハンバーガーチェーンでは、店員がパンの上に寝そべった動画を投稿したことで、HP上に謝罪文を掲載した。その後も、コンビニ店員がレジカウンターの上でV字開脚したり、ステーキ店員がキッチンの冷凍庫に入ったり、悪ふざけはあとを絶たない。本人がクビになるのは当然としても、店が潰れたら、裁判で有罪になるだろう。自分の人生だけでなく、他人の人生も巻き込んでしまうだけに、悪ふざけといった表現では、済まなくなる。江頭2:50はイベントの席上、下半身を露出して観客席にダイブしたが、これは自己責任であり、他人を困らせたわけではない。かつて連合艦隊司令長官だった山本五十六元帥は、若い頃、握り拳を口に入れたり出したりして、酒席を沸かせた。真似した若い士官があごを外したが、これこそ大物にふさわしい悪ふざけといえるかもしれない。これは「口中に拳を入れれば将、出ずれば相」ということわざの実行だった。口の大きい男は末は大将、首相になる、というのだ。これに対して、近頃の悪ふざけはあまりにも小粒だ。もう少し、みんなが笑い合えるおバカぶりを発揮したらどうだろう。これならおバカタレントのほうが、よほど利口だと思うのだが。
2013/08/13
カナダと米国の大学が共同で調査したところ、美顔手術を受けても、わずか3.1歳若返るだけだという。米国では若く見えると魅力を増し、仕事の成果にも影響すると信じられているので、しみやたるみを取る整形手術を受けるのだという。ところが42~73歳のとき、手術を受けた男女の「ビフォー」と「アフター」の写真を協力者に見せたが、若返り年齢は3.1歳、魅力については、ほとんど変わらなかったという。これはあちらの調査だから、日本でも同じとは、いちがいにいえない。日本人女性の悩みは、おおむね次の3点にしぼられる。「シミ、しわ、たるみ」だ。それに若い世代では「歯並びの悪さ」が加わってくる。ただ欧米人ほど、日本人はシワ、しみ、たるみがひどくない。だから美顔手術を受けないで、フェイシャルエステに行くか、自宅でイオンスチーマーやフェイスローラーなどを使うことで、ある程度は済ますこともできる。興味深いのは、一見すると日本人と韓国人は同じ東洋人に思えるが、韓国人はヨーロッパの白系だ。中国人の一部もそうだが、脚がスラリと伸びて、目にまぶしいほどの白さだ。すると韓国女性は顔を整形して、白人女性に近づきたくなるのだという。これが、日本人を驚かせるほどの整形大国になった理由かもしれない。幸い、日本は海によって大陸と切り離されてきた。それによって純日本人の顔を保ちつづけられただけに、あまり大きな整形はしなくてもいいはずだ。黒髪を大切にして、この夏も日傘などで、肌を予防しよう。あまり新しい化粧品も使わないほうがいい。いや、肌につける薬も飲み薬も十分注意して、この夏を乗り切ろう。
2013/08/07
米男子ゴルファー「カナダオープン」で、2日目まで首位に立っていた選手が、妻の出産を理由に突然棄権を申し出た。第3ラウンドのスタート直前、妻の陣痛が始まったとの知らせを受けたこの選手は、直ちに棄権を決意したという。この大会の優勝賞金はなんと! 1億円だ! もちろん優勝できるとはかぎらないが、それでも上位に位置することは間違いない。それを即座に棄権してしまうなんて、日本の選手ではありえないだろう。いや、アメリカ人でも、相当考えてしまうのではあるまいか?日本人だったら、仮に棄権して妻の出産に立ち会ったら、大目玉を食うかもしれない。プロのスポーツ選手は、賞金稼ぎに生きるのが仕事であり、それをやめてまで来てほしくない、と思う妻が多そうだ。最近でこそ、妻の出産に夫も一緒にいる、という夫婦が多くなったが、それでも仕事を休んで支障がないからだろう。また日本人であれば、優勝して記念の名前をわが子につけるなど、前向きに考えるかもしれない。いずれにせよ、勝負師の妻は、夫の優勝を願っていることは間違いない。「いや私だったら、夫にそばにいてもらいたい」「オレだったら、優勝より妻の出産を大事にする」と賛否こもごもだろうが、アメリカでも大きく報道されたところを見ると、やはり大ニュースだったのだろう。新聞の解説によれば、アメリカでは「夫がへその緒を切る役目」をもっているようで、これにより夫婦の子であることを認識するという。日本でも、そういった病院もあるようだが、多数派ではない。あなただったら、このニュースをどう受け止めるだろうか?
2013/08/02
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