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「百年の孤独」で一躍焼酎業界を代表する蔵となった黒木本店の黒木さんが新たに仕掛けた蒸留所が尾鈴山蒸留所。ここのラインナップは、「やませみ」米焼酎、「山猿」麦焼酎、そして「山ねこ」芋焼酎、の主要3原料の3種。そのうち最も入手困難な「山ねこ」が再入荷だ。これは、なんというかうちのお店の焼酎の系統からするとすっぽりはまっていて、じつにいい。あっさりなんだけど、後味がしっかりしてるというんでしょうか。うん、うまいです、これ。最初に山ねこを呑んだのが大阪・四つ橋にあるNという焼酎居酒屋さん。ここはとにかくメシが旨い。焼酎も相当置いてあるけど、やっぱここはメシ。ここでたまたまあったのを頂いたが、旨くてね。何とか仕入れられんか苦戦したけど、比較的安定的に定価で仕入れられそう。一度試してみて欲しい一杯です。
2004.04.30
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突然だが、片手でカードを消してしまうことができるようになった。名刺でもトランプでもあの程度のサイズなら何でも消せる。以前は見よう見まねで遊んでいたのだが、失敗ばかりでとても人に見せられるような代物じゃなかったのに。こつがわかるともう誰でもできる。以前から僕はタバコ一本を消すことができて、これはたいていの人がビックリしてくれる。なんとなくタネはわかるんだけど、どうやってるのかはまるでわからないんだな。で、調子に乗った僕は、なんとお札を浮かせることにも成功した。さらにお客さんの持っていたタバコすら浮かせることができるようになった。こう書いてくるといったい何者なんだってかんじだな。でも凄いよ、じっさい。自分でもびっくりだから。
2004.04.27
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今度の改装の基本コンセプトは「破壊」と「モダンな和」なんじゃいってな感じだな。破壊ってのは、要はですな、これまで居抜きでこの物件の内装を少しずついじってきたけれども、もう僕らスタッフはこの最初に内装を手掛けた奴をゆるさんぞってくらい、我慢ならなくなっていて、全部ぶちこわしてやる!、と。ふつーは解体業者に頼んだ方が早くて確実だけど、そんな金のかかることはしないし、ぶっ壊す楽しみがなくなるのもどうかと思うので、これらも全部自分らでやる。最近壊すので手間取ったのは、キャッシャー兼ショーケースカウンター。木ねじがベニヤの中に隠れてたりして相当骨が折れた。おかげで手の皮がむけた。あと、面白かったのは、なぜか奥のソファ席に仕切りとしてしつらえてあった曇りガラスの処理。案外分厚くて、とてもカナヅチじゃ割れそうにない。でも割らないと不燃ゴミで処理できるわけもない。で、日本代表の久保似(そっくり!)のバーテンIが、「テレビでやってましたけど最近の空き巣はバーナーで窓割るらしいですよ」などというもんだから、さっそくチャレンジしてみることに。普段は「炙りサーモンの生春巻き」のサーモンを炙るのに使うハンディバーナー、まさかガラス破りで使うことになろうとは・・・。ここでのポイントは、ある程度バーナーで熱した後に水をかけること。急激な温度変化に耐えられなくなったガラスがそれで割れる、はず。泥棒さながらにガムテープでガラス片が飛び散らないようしっかり張り巡らす。ガラスの中心部に、いざバーナー点火!30秒ほど加熱して、久保似のバーテンIに水を要請。ほどなくしてなみなみと水が注がれたグラスが到着。さあ、どうなるかなぁ。「試しにちょっとだけかけみようか」「そうっすね」ぴちゃ!じゅ!ばきゃきゃかゆあかゆあきゃか!これはびびった。バラバラにくだけちまった。ガムテープ大正解だ。これは危ない。でも面白い。こうして破壊の限りを尽くしてのち、GW明けにも新たな3mmの全貌が見えてくる。
2004.04.26
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またギャンブルの話かよ、と。そうです。文句あるか。浅田次郎の「カッシーノ!」をアマゾンで買った。即日読み終わったが、やはりこの人は凄いな。どうも鉄道員のイメージが強いけど、この人の真骨頂はエッセイじゃないかと思うのだが、どうだろ。カジノのこともおもしろ可笑しく書かれてはいるけど、それ以上に魅力的なのは、その都市、その街の今の表情とか歴史に関する記述だ。今度vol.2がでるらしい。また買うしかないな。
2004.04.20
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改装する。といっても、ほとんどがぼくらスタッフでやる。どうしてもできないところや、こまいディテールでプロの手を必要とするところだけプロにお願いする、と。今、徐々にではあるがうちのお店が変化している。パッと見はまずわからないんだろうな。なんとなく雰囲気がちょっと違うなぁぐらいの感じ方だと思う。一般のお客さんは。まず何が変わったかというと、今更だけど、氷がかわった。これまでロックアイス以外は製氷器がこしらえた氷を好き放題使っていたのだけど、もうやめた。製氷器のローンがずいぶん残ってたけど、構わず止めた。いま製氷器はただの物置状態。で、いちいち氷屋さんの氷を毎日毎日割り続けてる。このオペレーションの変更は、ぼくらにとってはかなりの変化で、それなりに重労働であったりする。でも、その氷の変化に気付くお客さんが果たしてどれだけいるのかというとこれはまったくわかりません。ただ時間が経ったときのカクテルや水割りの味の違いは歴然としているはず。その味へのこだわりをこれまで「妥協」してきたわけだが、もう、この手の「妥協」はやめよう、とそんな結論に至ったわけで。じつは、近所の大手チェーンが最近頑張ってるTというお店に視察をかねて行ったとき、いやになったことがひとつ。泡盛の春雨をロックで注文したら、真四角で拳くらいの氷一個がグラスに浮いていて、それ自体は別にどうと言うことはないのだが、なんというか真四角すぎるのである。つまり、飲食業界にいる人ならわかることだと思うが、要は製氷器ででっかい真四角のロックアイスができるのである。問題はここから。この手の製氷器を使うのは別に珍しくも何ともなくって、ちょいと気になるのは、ふつーにバーテンの経験がある人が一人でもカウンターにいれば、「このまま真四角では使わない」はずなのだ。つまり、角を削って出すとか、できればその前に冷凍庫で一晩しめる、とか。まあ、少しは加工して提供するものだと思うのだが、そこは違った。別段、価格帯やお店の雰囲気を考えるとそれもありかな、と感じなくもないが、いかんせん「もったいないよそれ」という印象だった。翻って我が店はというと、ロックに関しては、しっかり削ってしめておいしく提供できているはずだが、その他の氷を使用するドリンクはみんな製氷器で、けしてまずいとは思わないけど、製氷器をローンで買っちまった以上使わないわけにはいくまい、という貧乏根性でここ2年ほどきていた。これを「妥協」というんだな、と。反省反省。で、速攻チェンジ!いまやクラッシュアイスはもちろんすべての氷が氷屋さんの美味しい氷でございます。丹誠込めて真心込めて削ってます。毎晩毎晩削ってます。まあ、結果僕も含めてスタッフは、一杯のドリンクに対する愛情みたいなのが明らかに変わったね。驚くほど。だって、マジできつい思いして削った氷でカクテルとか作るから、下手な失敗はできないし、氷で気合い入れてる以上、ほんちゃんのカクテルで気ぃぬけないでしょ。ま、今更って感じですが、早く気付いてよかったよかった。今後どんどん変わっていくぞ、うちの店。どうなんだ。
2004.04.19
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というか、高かったぁ!なんでこんなに高価なのか。いくらかは言えないけど、うちのお店的には一杯1200円くらいじゃ絶対に出せない。でも、欲しかったんだよな。単純に。米焼酎ラインナップ少なかったし。まず十四代というブランド力は凄まじい。かつての越乃寒梅も凄かったが、焼酎ブームの今、苦戦している日本酒の蔵元のなかでも群を抜いてここは人気だ。この十四代、焼酎を4種ほど出していて、今回仕入れた「秘蔵純米焼酎」のほかに「欄引酒」「隼」「鬼兜」とある。当たり前だがどれも簡単に仕入れるのは、まずもって無理。さっそく深夜帯の常連客S社長に「たかいっすよ」と前置きしながらも勧めると、「日本酒ですねぇ、これは。でも旨い。もう一杯」といきなり2杯呑まれてしまった。原価率が高すぎてこれ以上買おうかどうかも迷うんだが、宣伝と考えて我慢するしかないかな。最近酒の仕入れ先がどんどん増えて、僕以外では焼酎の在庫管理が不可能になっている。ちょっと問題だ。
2004.04.12
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