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今日は、九州から遠来のハイカー二人を迎えての竜ケ岳MTB。二人は前日、富士山の登頂を目指したが悪天候のために断念、せっかく来られたのだからせめて富士山を見てほしいと思いついたのがこの竜ケ岳。近年は元旦のダイヤモンド富士でもよく知られるようになった山だ。メンバーはいつもの相棒(女房)と、九州のN方さんは娘の嫁ぎ先のお母さんである。彼女は、無類の山好き!どこにそんなパワーがあるかと思うほど小柄で細身だがすでにキリマンジャロ、モンブランを登っている。富士山もそのトレーニングで季節を問わず5~6回は来ている。南アルプスの鳳凰三山、聖岳、荒川三山、甲斐駒黒戸尾根も一緒に登った。そしてもう一人の新客はN方さんの孫のSノ輔くん(以後Sちゃんと呼ぶ)。初対面だったが人懐っこい笑顔がいい。明るい性格で中3にしては礼儀正しく好感のもてる少年だ。リトルリーグでピッチャーとのことで運動神経も良さそうだ。走行中、富士市内からは見えなかった富士山だったが朝霧高原にかかる頃から雲が切れて全容が姿をみせてくれた。毛無山塊にも虹がかかって青空が拡がる。Sちゃんも初めて目にする雄大な富士山に感慨深げだ。本栖湖畔の駐車場にマイカーを駐車、賑わうキャンプ場を抜けて登山口から丸太の階段歩きが終わると1つ目のピークに着く。本栖湖から吹きあげてくる風が実に涼しく気持ちがいい。山頂はガスに隠れて見えないが、、、。山道には、早くも秋の花(ミズヒキ、ヤマホトトギスなど)が目立つことなくひっそりと咲く。いったん下って登りかえすと視界が拡がる。眼下には青木ケ原の樹海だ。Sちゃんが樹海に興味あるようだった。東屋を過ぎ、高度をかせぐにつれて箱庭のような景色が拡がる。富士山は見えたり隠れたり。一面、笹原に変わると山頂は近い。本栖湖キャンプ場への分岐から本栖湖が見える。登り始めて約2時間で竜ケ岳(1485m)山頂に着く。今回は途中たっぷり休憩をとったので長めのタイム。山頂はガスに包まれて視界はない。晴れていれば目の前の富士山や南アルプスを見せてあげられたのに残念だった。先客は2グループ、一つはトレランの3人、気になったので聞くと同じ静岡市から来たとのこと、アラジンのクラブの方たちであった。近々、ここをメインにした大会があるらしい。ボクも時々、賎機山を走るのでどこかで会っているのかも知れないなあ。時々ガスが切れて青い空がのぞき強い夏の日差しが射すランチタイム。今日は九州の上戸がいるのでアルコールはたっぷり持ってきた。いつも以上に盛り上がって飲み過ぎの感ありだった。広い山頂ですっかりMTBにハマったご機嫌のSちゃん酒宴で盛り上がった山頂で下山する前に記念写真をパチリ、霧にかすんで元美男美女が勢ぞろいする。名残惜しいが時間の経つのは早く、下山にかかる。飲んでもさすが足元はしっかりしているお二人さん。SちゃんはMTBの初下りにチャレンジ開始だ!東屋コースは、山道が所々で細い樋状になっているので敬遠し今回は途中から左に折れてキャンプ場へのコースをとる。今日の主役はSちゃん、ボクはサポート役に徹してテクニカルセクションのみ代わって走行する。自然林を快走するSちゃん、決まってるネ!後からついて来るお二人を要所要所で待ちながらの走りが続いてあっと言う間に本栖湖畔に到着。いい汗をいっぱいかいたし、また登山靴を脱いだあとの快感がなんともいいですね。下山後は、道の駅あさぎりで新鮮野菜を買ったりソフトクリームをなめたりしたあと天母の湯で汗を流し、それから富士宮の浅間大社へ参拝して静岡駅へ直行、九州へ発つ二人を送った。たった1日のお付き合いだったが楽しく充実した日に感謝である。また、Sちゃんには来年こそぜひ富士山に再チャレンジして欲しいものだ。
Aug 28, 2011
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連休2日間の天気予報は、曇り時々雨だが予報に反してまだ雨らしい雨はない。温度が急に下がって3、4日前の猛暑がまるで嘘みたいだ。空を見上げればまだ明るいし雨の気配はない。家に居るのは勿体ないし、3時間くらいは持ちそうだというわけで近場の浜石岳MTBに決定。急ぎしたくをして出かけた。時間も時間なので山頂までの最短コース、但沼から舗装の農道終点までクルマで入る。11時15分出発。始めは蒸し暑いなかの登りだったが、稜線に出ると海からの涼しい風が吹いて涼しいというよりも寒いほどだった。登り始めて1時間15分で霧の浜石岳(707m)山頂へ着く。気温20℃。ホワイトアウト状態で視界はない。こんな天気だから無論ハイカーも、マイカーで来るひとも、いるはずはなく広い山頂は貸切だった。深い霧の漂うなか聞こえるのは下のR1を行き交うクルマの音だけ。冷えた缶ビールで喉を潤しながらランチタイムを取っていたらとうとう雨が降ってきた。ランチもそこそこに片付け下山にかかった。ヘルメットに脛当てを付けて軽くウォーミングアップだ!本降りになる前に下ってしまおうと追われるように山頂をあとにした。登山道の隅に咲くヒメヤブラン雨のため、木の根がツルツル、路面もスリッピーなので無理をしないで安全第一に下る。クルマに着いたら雨は小雨に変わった。MTBを積んで興津川に出るとアユ釣りを楽しむ太公望が大勢、釣り人も雨は関係ないようだ。下山後は、西里のやませみの湯(3時間600円)へ入湯、濡れネズミからさっぱりして帰宅する。
Aug 21, 2011
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お盆休み4日間の最終日、ショートで浜石岳MTBでもと支度を始めたがもうそれだけで汗だくだ。去年だったか、真夏の浜石岳へ向かったはいいが出発するところであまりの暑さにやめて帰ってきたことがあった。考えた挙句、山はやめて歩くことにしようと昼近い11時に出かけたがこんな炎天下にウォーキングするなんて気違い地味ていると思いながらひたすら歩く。真夏の太陽がジリジリと照り付けて早くも汗が噴き出す。しかし、これも余裕をもって山を楽しむためのトレーニングと思えば理屈は合ってくるのだが、、。住宅地を抜け田んぼが拡がるようになって少しだけ風が吹いてきた。流通通り沿いの湿地帯にガマの花穂が咲いていた。第二東名への取り付け道路の下を通って麻機遊水池へ向かう。ここは特に暑かったァ!!遊水池は今工事中、水を抜いてすっかり空になった池の生物たちはどうしたのか。水の入った池にはカルガモやアオサギが休んでいる。数年まえの今頃だったかコアジサシがよく飛んでいたものだが今でも来ているのだろうか。ヒマワリ(向日葵)は夏のシンボル!!吹き出る汗を拭いながら今日はここまでとUターン、帰りがけに寄ったハス田には大きな花が気持ちよさそうに風に揺れていた。近くの賎機山からはクマゼミに混じってミンミンゼミのミ~ンミ~ンが聞こえる。厳しい暑さも今がピークか、ツクツクホウシが鳴き始めるとこの夏も終わりを告げる。1時間40分、たっぷりといい汗をかいて家に戻り水風呂にザブンと入ったあとのビールが最高に旨かった。が、本当はヘロヘロだった。夕方のニュースによれば今日の静岡市の最高気温は全国3番目の36.5℃、やっぱりそうだったか、、
Aug 16, 2011
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今年もやっぱり観ておきたい山伏のヤナギラン。午後から用事があるのと涼しいうちに行ってしまおうということで、いつもより早い時間に家を出た。今日もいい天気だ。梅ケ島新田から西日影沢の登山口に着くとクルマがすでに1台。気温は22℃、標高約1000mのここは下界の暑さを忘れる快適さだ。よく冷やした缶ビールを保冷バッグに入れて忘れていないことを確認し7時に駐車場を出る。西日影沢を数回渡りかえしたが最後の丸木橋はかなり傾いているため歩いて渡るのは少々危ない。下側の沢のなかを飛び石伝いに歩けば問題はなかった。まだ、陽が射さない林を抜ける風がひんやりとして実に気持ちいい。まさに天然クーラーのなかにいるようだ。朝一の出発でなかったらこうはいかないだろう。いつもの休憩サイトで一本立てる。登山道の脇にひっそりと咲く可憐なキンレイカ登山口から2時間40分、山伏(2013m)山頂に着く。お目当てのヤナギランはやや盛りは過ぎたもののきれいに咲き、目を楽しませてくれた。また、黄色のキオン(ニホンジカの忌避植物)が負けずに咲き揃って山頂の景色に彩りを添えていた。山頂の防鹿柵内に咲くヤナギラン山伏山頂、あいにく富士山や南アルプスは雲のなかで拝めなかったが、山頂に立つダケカンバの葉の緑と白い幹が青い空に映えて美しい。まさに夏本番だ! ヤナギランこの時期、通常なら多くのハイカーで賑わうのだが今年は最短コースである百畳峠への県道が土砂崩れで通行止めになっている。そんな影響かハイカーもまばらで静かな花見ができた。単独の初老の男性ハイカーは井川の小河内から入り大笹峠から登ってきたと言っていた。早い昼食を済ませて下りにかかる。山頂部の視界はなかったし天気も下り坂かと思わせたが下へ降りてくると周囲も明るく陽が射していた。どうやら中腹から上は雲ンなかだったようだ。途中の岩場、目の高さのところで見つけたイワタバコ西日影沢に架かる最後の丸木橋を渡り対岸に登りかえして登山口に戻った。下山後、黄金の湯へ寄ったら休館日。民宿の温泉へとも思ったがそのまま寄らず横山の「わさび路おざわ」でいつものお気に入りわさび漬け(525円)を買って帰った。
Aug 15, 2011
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お盆休みの初日は花を期待しての入笠山ハイキング。朝5時に静岡出発。諏訪南ICを降りて沢入登山口の駐車場に8時着。夏の交通規制期間中で午前8時~午後2時までに限りここから上へは入れない。無論、歩くつもりで来たのでクルマで楽をする気はないのだが、、。気温は22℃、湿気がなくカラッとして気持ちがいい。今日は久しぶりのフルメンバーでやっぱりみんなが元気で揃うと楽しく嬉しい。身支度を終えて車道を横切り丸太の階段を登り登山道に入る。ちょっとした登りのあとカラマツ林をほぼトラバースし終わると鹿よけのネットが現れる。ネットを開け閉めしてすぐに下ったところが入笠湿原。緑の笹の中に白樺が点在する美しい湿原だ。6月頃のスズランは有名だが今は夏の花々が所狭しと咲き誇っている。木道を歩きながら特に多く見られるのは、チダケサシ、クサレダマ、サワギキョウ。 チダケサシ クサレダマ サワギキョウ他に、コオニユリ、ノコギリソウ、ツリフネソウ、キツリフネ、アカバナ、カワラナデシコ、ノハラアザミ、オミナエシ、ヤナギラン、ノアザミ、アヤメ、キオン、ハンゴンソウ等々が彩る夏の花の競演のなか、秋のエゾリンドウやツリガネニンジン、マツムシソウが早くも咲き始めている。 ワレモコウに止まるムギワラトンボ 今回のフラワーウォッチングで名前がどうしても判らない花がこれだ!ロープ柵から2mほど中に咲いていたのだが一見クガイソウ、頂上部の花の形も通常のクガイソウとは少し違っているわけだが周りに同じ花が5本輪生しているのはどういうことか。近くの山彦荘のオーナーさんに聞いてみたが不明であった。クガイソウの変種?と思うしかないのだろうか?何とも気になった摩訶不思議な花である。 どうしても名前のわからない花湿原で1時間費やしたあとの記念写真、あ~あ満足したぞ入笠湿原から車道に沿った遊歩道を歩いてお花畑~御所平峠(マナスル山荘)~入笠山(1955m)に着く。お盆休みで天気もいいので今日は家族連れが多く、そのほとんどは富士見パノラマのゴンドラリフトで上がってくる人達でいでたちもいたって軽装だ。広い山頂からは360度の大パノラマのはずだが今日は雲が多く探す山が見えたりかくれたりといったところでちょっと残念だ。いつもの冷たい缶ビールとランチでお腹を満たし賑やかな山頂をあとにした。じきに名前からして物騒な首切り清水に下る。車道脇のその沢水は思ったより冷たい。涼風に吹かれながら緩やかに下れば大阿原湿原の入口に着く。大阿原湿原は入笠湿原よりずっと広い。四周を山に囲まれた静かな湿原には白いサギスゲが多く他にはこれといった花は見られない。半周して深い緑の苔むしたテイ沢を渡ると山の斜面に付けられた立派な木道歩きが続く。途中、数か所しみ出た小沢を通るところで、咲き遅れたクリンソウを1株発見。今日はすでに咲き終わって結実したものが多かっただけに愛おしく見入ってしまった。 クリンソウ車道に戻り路肩に咲く花を探しながらのんびりと往路をたどった。 サワギク 今日の下山後の温泉は、富士見パノラマスキー場に近い「ゆ~とろん水神の湯」700円。公営かと思ったら民間経営の温泉だった。内湯はやや熱め、ここは外の露天風呂が売りのようで趣向を凝らしたつくりに特徴がある。また、かけ流しであることも気に入った。次回も来てみよう。
Aug 13, 2011
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静岡市役所・農林水産部のM月さんからメールが入った。毎年、秋に参加している山頂の笹刈りボランティアが功を奏して今年も1500株ほどのヤナギランが柵内で開花しているそうだ。手軽に行ける県民の森からのコースは、笹山登山口のところでその後も土砂崩れによる通行止め。行く手立ては西日影沢からか、笹山に登って尾根伝いに行くしかない。今週末が見頃だというのでこのお盆休みに行ければと思う。 8月6日現在の山伏・ヤナギラン(M月氏撮影)
Aug 12, 2011
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人気の霧ケ峰に比べればハイカーもぐっと少なく結構花も多い穴場的な存在の八子ケ峰(やしがみね)、去年初めて行った時の印象が良かったので今年も来てみた。今回はいつもの女房に加えて息子夫婦たちと計4名のファミリーハイキング。朝8時30分に白樺湖ロイヤルヒルスキー場のある八子ケ峰公園をスタートした。コース予定は八子ケ峰公園~茶屋跡~持栗沢の頭(しらかば2in1スキー場の上部)~八子ケ峰東峰~ヒュッテアルビレオまでのピストンだ。車山を背にスキー場の草原を登り始めると早くも花々が我々を迎えてくれる。ハクサンフウロやヒヨドリバナ、ウスユキソウが多い。 ヒヨドリバナ ウスユキソウ コオニユリ ノハラアザミゆるいスロープの草原を登りきると茶屋跡に出る。眼下には白樺湖が見える低い笹原のなか朝露に足元を濡らしながらほぼ平坦なルンルン歩きが続く。ズミやレンゲツツジの木が多いので開花時期にはまた来てみたい。稜線にはトモエソウ、カワラナデシコが良く目立つ。 トモエソウ カワラナデシコ2in1スキー場のトップ、持栗沢の頭1833m(八子ケ峰の標識がある)から蓼科山が大きく聳える2in1スキー場リフトの最上部まだまだ日差しは強いが風は秋の風を思わせるほど涼しい。マルバダケブキに蝶が群がる。去年は人影もまばらな八子ケ峰だったが今年はハイカーが多い。そのほとんどは女の神茶屋(めのかみじゃや)からのハイカーのようだ。八子ケ峰東峰(1869m)はゆったりとした草原、その先に赤い屋根のヒュッテアルビレオが建つ。東峰の山頂部を散策して往路を戻る。このあたりにも以前はニッコウキスゲの群生地があったらしいがやはりニホンジカの食害から激減し今は見る影もなく寂しい限りだ。晴れ渡っていた青空に入道雲が湧きゴロゴロと雷が鳴る。逃げるように駆け下ったあと、見晴らしのいいところでランチタイムとする。今日もお決まりの冷えた缶ビールと缶チューハイが最高に旨い!!!そしてトカゲを決め込む。熟睡し目が覚めたらここは何処?、往路を戻って、最後は西峰に寄り道しリフトに沿って花の咲く草原を下ってスタート地点に戻った。14時30分。下山後は、白樺湖畔のすずらんの湯(700円)で汗を流して帰静した。
Aug 7, 2011
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