『穴沢ジョージのアナザー・ホームページ』
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“Come and Get It”by Bad Finger (1969) 今度は植木等さんが亡くなりました。80歳でした。 時代がどんどん急ぎ足で過ぎてゆきます。 一昨年は漣健児さんが、去年の暮れには青島幸男さんが亡くなりました。 この二人に続いて3人目は植木さんだった。彼らが一番活躍した時期に、僕はその歌でさんざん世話になって、随分楽しい思いをさせてもらったのは、本当に幸運でした。 これがもしもう少し年上だったら、彼らのあんな歌、大声で歌うのはとっても恥ずかしかっただろうし、もう少し小さかったら意味がほとんどわからなかっただろうから、これはどう考えても僕は幸せです。 ・・・と、またコピー&ペースト日記です。 訃報に接して、すぐに日記に書こうかと思ったんですが、なかなかその気になれなかったんですよ。 でも、「穴ジョーのお悔やみ日記」で初めて知る人もいるかもしれないと思って、勇気を出して書いています。 いや、ほんとに勇気がいるんですよ。やる気失せてますから。何しろこのところ、オールドマックユーザーはひどいイジメに遭っていますから、・・・。ねえ、楽天さん。 ・・・と、ここまで書いてから3日以上過ぎてしまいました。 現在3月31日、明日から新年度。学生さんには大晦日のようなものですね。みなさんお元気なんでしょうか。 そういえば植木等が亡くなった前々日、僕は久しぶりに東京へ行って来ました。 夜渋谷を歩いたんですが、楽器屋で格安のドラムヘッドを2枚と、前から欲しかったエド・シグペンモデルのワイヤブラシを手に入れて、意気揚々(若干息切れ気味でしたが)道玄坂を上り、最終目的地「ムルギー」を目指したのです。 2年前にも同じコースを歩いたことなど思い出していました。あのときはもう一軒の方の楽器屋でピーター・アースキン・モデルの12インチスネアを手に入れたんだっけ。その後結構活躍しているし、いい買い物だったなあ。 で、百軒店に向かって右に曲がると・・・、まあ予想通りまた風景が変わっている。ジャズ喫茶なんて一軒もなくなっちゃったんだと、改めてため息つきながら左に折れると、あれれ、なんだか看板が見あたらないよ。でもドアは開いてる。あらっ?ムルギーやってないの?!そりゃないよ。二年ぶりだよ。勘弁してよ。 あきらめきれずに開いているドアから入ったら、おばさんとおねえさんが片づけに入っている様子。 (穴ジョー)「もうおしまいですか」 (おねぇサン)「すみませんねえ、8時までなんですよ」 穴ジョーとっさに時計をみる。8時3分でした・・・。 昼に上野の「昇龍」で久々に餃子を食べられたから、どうにかあきらめられたとは言え、相当がっかりしたことはおわかりいただけたでしょう。でも、今ちょっといいことがありました。 ゆうパックで CD が届いたんですよ。21枚。 え?「永遠のポップス21枚組」でも買ったのかって? ちっちっちっ。甘いね・・・。 ヤフオクですよ、あなた。 『古いロック 21枚セット 5,000円 スタート (キズがひどいです ジャンク品扱いでお願いします 音とびしても返品は無理です) 』・・・で、僕以外全く入札無く、すんなりゲットでした。 まあ、僕のことだから、そんなことだろうと想像した人も多いでしょうが、今チェックしているところです。 しかし全然音とびしません。確かにケースにヒビがあったり、歌詞カードが水をかぶった形跡があったり、考えようによってはジャンクと言えなくもないものが多いですけど、これは宝の山だ!!!ダブりはビートルズのホワイトアルバムだけ。5,000円 ったら、この21枚のうち、3枚ぐらいの値段だね。中古でも。 でもね、写真に写っていた21枚見たら、きっとみなさんも欲しくなったと思いますよ。絶対。 どんな21枚だったかは、明日以降のお楽しみということで、今日はこの辺で。何しろ21枚チェックしないといけないので。 ああ忙しい、忙しい。 関連日記: ☆正解日記~(食品編)(←クレイジー・キャッツの『これが男の生きる道』の話) アクセス数5万!『24000 のキッス』(←クレイジー・キャッツの『五万節』の話) 追悼:漣健児 そして『ダニー・ボーイ』 追悼:青島幸男『九ちゃんのズンタタッタ』 「ムルギー」 ********************** 植木さん、去年、手に入れたクレージーキャッツのシングルを集めた2枚組の CD 、今も時々かけていますよ。結構息子が気に入ってるんです。1960年代の初期、これらの歌が僕らに与えた影響の大きさを考えると、あなた方は本当に偉大だったと思い知らされます。だからテレビで「俳優の植木等さん」とか「コメディアンの植木等さん」とか紹介しているのは、あまり良くないと思いますね。「歌手で俳優の・・・」とか、「ミュージシャンで俳優の・・・」と言って欲しいです。・・・どうぞ安らかにお休みください。
2007.03.31
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