お隣さんの国：韓国からの手紙

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2015/10/02

チュソク連休4日目

(8)

テーマ： ◆◎◆韓国ドラマ・映画◆◎◆大好きヽ(＾◇＾*)/◆◎◆(10071)

カテゴリ：映画

サドマゾのサドじゃないよ。
思悼（サド）世子の物語です。

思悼世子は、実の父親に米びつに閉じ込められて餓死させられた皇太子として
あまりにも有名です。

その実の父親というのが、在位期間が一番長かった（？）賢王としても有名な英祖。
「トンイ」の息子だったっけ？

そして、思悼世子の息子も正祖（イ・サン）という有名な王。
このあたりの王の話は、よく韓国ドラマの題材として使われている。

心が荒んできそうな残虐な事件とか、
ど～もはんらは嫌いなのじゃ。

でも、ソン・ガンホ、ユ・アイン主演で
超話題になってる「サド」
ミーハーとしては観に行かないわけにはいきませぬ～

おまけに監督が「王の男」のイ・ジュニク監督ですがな。

これは何とも哀しい映画でしたね。
父と息子の葛藤が本当に悲しい。

父英祖は、学問好きな人なのですよ。
が、息子思悼はそうじゃない。
犬と遊んだり、絵を描いたりするのが好きなのです。

「お前が勉強もしないで犬の絵なんかを描いてるのを見て
胸がつぶれるほど悲しかった」
と、後々、言うのです。

「学も実力も無い王は臣下たちから見下される」
と、これは、父親としての愛情からの思いでもあったのでしょう。

しかし、すごく幼い頃から王としての英才教育を受けさせられて
父からそういう愛情を受けることができなかった。

母は側室で、幼い頃から引き離されて育った。

妻は夫より息子が大事。

臣下たちは自分の保身が第一で、
思悼を人間として慕ってくれる臣下はいない。

そんな中で、だんだんと父親との対立が深まって、
思悼はだんだんと精神を病んでいくのです。。。

どこまでが実話どおりなのかはわかりませんが、
思悼がだんだん壊れていく様子が本当に哀しかったです。ＴＴ

本当にこういう人物だったのなら、
王としての器ではなかったようですね。
繊細すぎて、実直すぎたのでしょう。
皇太子として生まれたのが悲劇だったのでしょうね。

「お前が勉強もしないで犬の絵なんかを描いてるのを見て
胸がつぶれるほど悲しかった」
というセリフは、現代にも通じるものがあって、
学歴社会の韓国や日本は、
こういう親とそして子供との間にいろんな葛藤があるものだと思います。

はんらもノギさんも、
コーちゃんやよしくんが
勉強もしないでスマホにのめり込んでるのを見ると悲しいですが、
大事な息子たちと対立しないで平和に暮らしていこうと思ってます。
うちは王族じゃないですからね！（＾＾；）

さて、映画のあとは、サムスン自動車修理センターに行って
自動車の修理。

最近の修理センターはよくできてますね～

予約制になってるので、
無駄に時間を費やすこともない上に、

修理中は2階の休憩室で過ごせます。

テレビ、パソコン、スマホの無料充電器などがある上、
コーヒーやお茶が飲み放題、
お菓子食べ放題です。＾＾