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19XX年08月07日(日)(実家に送った絵葉書・その6)セゴビアから3日かかって、昨日、スペイン北部の町・ブルゴスに着きました。セゴビアのレストランのメニューの裏表紙に、セゴビア県内の名所の写真がはってあったのですが、そのうちのひとつは家の百科事典の「城」の項目に大きく出ていたものと同じものでした。地図と旅行書でセゴビア県内の有名な城を調べてみると、どうも「コカ」というところにある城のようなので、ブルゴスへ来る途中寄ってみると、予想通りでした。ブルゴスは「エル・シド」の生まれたところで、彼にゆかりの名所が多くあります。
2009.01.30
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元清澄山~三石観音の尾根東側に広がる森は、東京大学千葉演習林。この演習林が立ち入り禁止になっていることを、以前から聞いていました。ガイドブックにも、「郷台畑に行く東大演習林の道は柵止めされていて、春秋の公開日以外は通行禁止になっている」と書かれています。鉄条網なんかのさぞかし厳重な柵で、進入できないようになっているのだろうと想像していました。この「郷台畑に行く東大演習林の道」が、01月25日の「南関東低山つなぎの旅22日目」で通った「地蔵峠」から延びています。その日、地蔵峠に着いてみて拍子抜け、・・・・鉄パイプを組んだ簡単な柵と「立入禁止」の看板があるだけ。「これなら公開日じゃなくても、入ろうと思えば何の苦もなく入れるだろうに」などと考えながら、鉄パイプに腰掛けて昼食休憩を取ったのでした。
2009.01.26
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2009年01月25日(日)快晴06:20JR総武線千葉駅着、駅前21番乗場06:45発の千葉中央バス「カピーナ号」に乗り換える。乗客は他に3人組のハイカーだけ。08:07道の駅「ふれあいパーク・きみつ」にて下車、前回の続きを歩き始める。空は快晴、昨日降った雪が日陰に少しだけ残っている。ガイドブックによると、県道24号線を南に2.5kmほどの鍋石に登山道の入口がある。地図に照らして「ここ」と思われる地点に道標はなく、暗い森の椎茸栽培地に入り込む。シカの進入防止ネットをくぐり更に進むと、強い獣臭・・・・捕獲檻にイノシシが掛かっている。こちらの姿を見て興奮状態。白い目印テープを頼りに谷沿いを行く。道が荒れている。植林地をひと登りして尾根に出て、ようやく道はよくなる。枝道が多く、地図・コンパスでは進む方向を判断できない。踏み跡の濃い方を選ぶしかない。シカの鳴く甲高い声が聞こえる。尾根を登り詰めた小ピークで踏み跡が途絶える。道を探すが見つからない・・・・。こういう場合は引き返すのが賢明。100mほど戻ると、ピークを迂回する「巻き道」が見つかる。もっと慎重に進む方向を見極めなければならない。「どさっ」という音は、逃げて行く後ろ姿のシカ。 10:10黒塚盤所跡で首都圏自然歩道に合流。ここまで来ればもう安心、あとは道標が整備されている。ひと休みの後、2005年12月の「首都圏自然歩道51日目」で歩いたルートを逆にたどる。10:40元清澄山頂上(344m)、ラーメンを作るハイカーがひとり。テーブル・ベンチの雪はまだ融けていない。11:00三石山方面への分岐で首都圏自然歩道を離れる。道が荒れているのは初めのうちだけ、かつて鴨川から三石観音へのお参りに使われていた道とあって歩きやすい。磨り減った石のステップに参道だった頃の名残りが窺える。途中、休憩中のハイカーが20人くらいも。今朝のバスから上総亀山駅近くの停留所で降りた3人組もいる。 11:30地蔵峠、パンと紅茶で昼食にする。上総亀山駅14:01発の電車には十分間に合いそう、次の便だと16:01発になってしまう。房総としてはロングコースの登山道が終わり、12:20三石山観音寺。多くの参詣者で繁盛している。山道の「裏参道」経由で下るつもりだが、ガイドブックでは「2007年03月時点、崩落により通行止め」となっている。社務所で聞くと、「今も通れない」とのこと。車道の「表参道」で山を下る。13:30今日の終点・JR久留里線上総亀山駅に到着。14:01発の電車で帰途に就く。道の駅「君津」→上総亀山駅:19.6km
2009.01.25
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19XX年08月06日(土)Magaz から Burgos まで移動する。前日の Valladolid 以降、交通量の多い幹線道路を走ることになり、狭くて舗装のよくない路肩にウンザリだった。子供の頃、テレビで「エル・シド」というアメリカ映画を見た。中世スペインの英雄エル・シドの生涯を描いた大作。死体となった主演のチャールトン・ヘストンが、馬上に据えられ海岸を疾駆する・・・・このラストシーンは今でも記憶に残っている。エル・シド生誕の地は Burgos の近郊。彼の騎馬像がこの街の広場に建つ。
2009.01.22
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2007年07月から履き始めたトレッキングシューズ、THE NORTH FACE 「JASPER CANYON GTX」。夏用のつもりで新調したのですが、軽くて蒸れにくいのが気に入って、結局通年履き続けることになりました。1年半・約1500kmの歩き旅で、靴底は写真の通り。かかとが磨り減って山道の下りで踏ん張りが効かなくなり、ズルっといってしまうことも多くなりました。そろそろ(と言うより、とっくに?)替え時のようです。同じトレッキングシューズはすでに購入済。次回から2代目「JASPER CANYON GTX」で歩きます。
2009.01.20
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19XX年08月05日(金)La Pedraja から Magaz まで移動。Magaz は小さな集落、1軒だけあった宿に泊まる。1階が Bar (バル、居酒屋兼喫茶店)、2階が宿屋。集落をぶらぶらしていたら、数十匹の羊の群れが道幅いっぱいにやってくる。脇に避けてやり過ごした後には、鹿のと同じ黒くて丸い糞がたくさん落ちていた。
2009.01.15
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01月10日、「南関東低山つなぎの旅21日目」の帰路、高速バス「アクシー号」を利用しました。「アクシー号」は東京と鴨川を結ぶ路線で、京成バス・鴨川日東バス・日東交通の3社が運行。高速バスと言っても、高速道路を走るのは東京湾アクアラインと首都高速だけ。千葉県内は一般道を走ります。東京湾アクアラインを通るのは、これが初めて。海上道路からの景色はどんなものかと興味津々だったのですが、座席が一番前でなかったせいもあって、なんだか期待はずれ。もしかしたら「海ほたる」に寄ってくれるかも、という淡い思いも呆気なくパスされて、バスは暗い海底トンネルへ・・・・。東京駅が近づいて、首都高速は湾岸線「お台場」から11号線レインボーブリッジへ(因みに、ここも初めて。「アクシー号」がここを通るとは知りませんでした)・・・・、海を渡る吊橋に林立する臨海高層ビル群、「これぞ東京」的・絵になる景色。・・・・アクアラインよりずっといいじゃないの。シャッターを切るのも忘れ、すっかり「おのぼりさん」と化していました。アクアラインを歩けるのなら参加したいけど、レインボーブリッジだったらいいや、と思っていた「東京レインボーウオーク」。これは是非とも申し込まなくては、とホームページを開いたら・・・・、01月09日で締め切りになっていました。
2009.01.11
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2008年01月10日(土)曇時々晴07:36JR内房線木更津駅着、08:00発鴨川行きの鴨川日東バスに乗り換える。「清和県民の森」を通る国道410号線、バスの前方をサルが1匹横断・・・・。09:00長狭中前にて下車、09月27日の続きを歩き始める。前日の雨で濡れた国道410号線を北へ上る。途中から旧道に折れると、車は全く来なくなる。尾根に出て林道をしばらく東へ。登山ガイドにある通り、梵字の記された石碑が並ぶ地点から登山道に入る。石の祠のあるピークに出る。ここが頂上かと思ったが、そうではないらしい。強い横風を受けながらヤセ尾根を辿り、10:10安房高山頂上(365m)。狭い山頂に標柱が1本あるだけで、展望も良くない。いったん林道まで下る。100mほど先から再び登山道に入れるはずなのだが、入口が見つからない。よーく探してみると、林道脇の木に赤い目印テープ。道標はないが、ここから「清和県民の森」に続く尾根道が始まるようだ。黄黒のトラロープを伝って急斜面を登る。尾根道はアップダウンの連続、見通しが利かずルートも分かりにくい。あまり歩くひとのいない尾根なのだろう。目印テープから外れないよう慎重に進む。「清和県民の森」で尾根を東側に下る予定なのだが、下降ポイントに出くわさない。尾根のどの辺りまで来ているのか、現在位置を把握できていない。反対の西側に下る道標が現れ、安全策を採って西側に下る。11:20ひとまず国道410号線に出る。すぐに国道を離れ、尾根下を抜けるトンネルで東側に復帰。遠回りしてしまう。見覚えのあるオートキャンプ場近くから首都圏自然歩道に入る。2005年12月の「首都圏自然歩道52日目」で歩いたルート、それを逆に辿る。急階段で尾根筋の昇降を繰り返し、12:05舗装林道に出る。パンと紅茶で昼食休憩。 12:30首都圏自然歩道を離れ、林道東山線に折れる。尾根付近を通る5km弱の舗装林道、眺めはいいけれど風が冷たい。房総スカイラインと県道24号線を経て、14:00今日の終点・道の駅「ふれあいパーク・きみつ」に到着。自然薯などの農産物の販売で繁盛している。道の駅から14:16発の鴨川日東バス「アクシー号」に乗り、東京湾アクアライン経由で16:05東京駅八重洲口。山手線・総武線を乗り継いで帰宅する。松尾寺→道の駅「君津」:21.8km
2009.01.10
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19XX年08月04日(木)前日、Segovia のレストランで'Castillo de Coca'(コカ城)と書かれた写真を見たとき、「あっ」と思った。この城・・・・実家にある百科事典の「城」の項目に、カラー写真で大きく載っていたのと同じだ。Segovia の近くにこれがあるんだろうか?'FIRESTONE'の道路地図を調べてみると、'Coca'という地名があり、'Castillo de Coca'の記載もあった。Segovia からそんなに遠くない。Segovia を発ち、Burgos へ向かう。Burgos までは自転車3日の距離。少し寄り道して Coca を訪れる。城は難なく見つかる。子供の頃に見ていた百科事典の城、こんな形で実物に出会えるとは・・・・。この日、La Pedraja という集落の近くの林にテントを張って野営する。スペインでは宿代が安いので、これまでテント・寝袋の出番がなかった。スペイン旅行中にテントで寝たのは、これが最初で最後であった。
2009.01.07
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