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『ノート&ダイアリースタイルブック 魅惑のシステム手帳・高級ノート・ダイアリー』エイムック万年筆本「趣味の文具箱」シリーズで有名なエイムックから今度は、ノート・ダイアリー本が出た。万年筆なら何本でも買ってしまうが、手帳はそんなにたくさんたくさんあっても…と思ってしまう。今使っているファイロファックスの手帳は今年新たに買ったばかり。この本を見ていて、興味を持った手帳は幾つかあるが、まあ買わないだろう。手帳を買う前にこの本を読みたかった。
2006.10.29
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早坂隆『世界の日本人ジョーク集』中公新書ラクレ海外から見た日本人像。日本人の民族性を外国人の民族性と比較するジョークなど多数収録。海外から見た日本人のステレオタイプなイメージを楽しみながら知る一冊。笑いながらもなるほどと納得する名作ぞろい。グローバルな時代の息抜きに良い。ネットで良く見るお馴染みのネタもあるが、その背景や解説なども載っているので、本としての付加価値はある。
2006.10.28
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大沢在昌『帰ってきたアルバイト探偵(アイ)』講談社文庫長年のブランクを乗り越えて帰ってきた人気シリーズ最新刊、ついに文庫化。久しぶりに読んだこの作品は、高校時代にはまった大沢在昌の軽ハードボイルド「アルバイト探偵」シリーズの最新作。高校時代を思い出しつつ、一気に読んだ。漫画調の登場人物によって軽妙かつ大袈裟な話が展開していくのが「アルバイト探偵」シリーズの魅力。テロや核と最近話題のテーマが描かれているが、軽いノリの作品なので本の分厚さをあまり意識しなかった。
2006.10.26
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佐藤卓己『言論統制 情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』中公新書「日本思想界の独裁者」として悪名高き情報官「鈴木少佐」の真の姿に迫る。言論統制機関が始動し始める以前から、マスコミは戦争熱をあおり読者を増やしていた。当時のメディアは、国民の精神を動員する非公式の宣伝者の役割を自ら担っていた。その事実を隠蔽する為に戦後の言論界は、戦時中の軍部や政府を支持し戦争を賛美してきたのは、強制されてのことだったと主張し始める。マス・メディアが、責任回避のための生贄として選んだのが、情報官鈴木庫三少佐だった。世間に定着した、野蛮で横暴な「鈴木少佐」が出版界を恫喝し言論を弾圧していったという構図を再検討する為に、本書はその生い立ちから晩年までの鈴木庫三の生き様、思想を丹念に調べていく。そこに見えてくる姿は既存のイメージとは大きく異なるものだった。極貧の生活を苦学の末脱け出した鈴木庫三は、陸軍でも野心を持ち内務班改革に熱心に取り組んだ。日本大学を首席で卒業した後、大学院倫理教育学専攻の助手を務める。陸軍派遣学生として東京帝国大学で教育学に目覚め、教育将校として「教育の国防国家」を説くようになる。鈴木庫三はステレオタイプの陸軍軍人とはまったく異なるタイプの人間だった。なぜ、そのような鈴木庫三が、「鈴木少佐」として疎まれることになったのか。鈴木庫三の日記と、文化人による「鈴木少佐」についての言及とをつき合わせて、本書は真実に迫っていく。双方の理念と利益が複雑に交錯する、「紙の戦争」と「趣味の戦争」の私は、非常に真面目で向上心の強い鈴木庫三の生き様には惹かれた。戦後もぶれることなく一貫して自身の信念を曲げることなかった鈴木庫三に比べると、時節に合わせて主張を変節させた人々が卑小な存在に思われる。ただ、鈴木庫三あまりにも実直すぎる生き方は、他者との摩擦係数が高い。自身の信じる正義を真剣に追求すればするほど、周囲との対立を招き、自身の目標達成の障壁となる。どちらの生き方がよりよいのだろうか。私も基本的に真面目人間かつ頑固なたちなので周囲とよく揉めることがある。しかし、最近は私も「丸くなった」ようである。二年ぶりに再会したかつての私を知る先輩からそう指摘された。また、この頃、頑なな正義追及に接すると、もっと柔軟になってくれよと感ずることも多くなった。以前ならば自分と違う意見ならば真っ向から対立したのだろうが、最近は…。言論統制とはあまり関係のないコメントではあるが、鈴木庫三の生き様に、そんなこともぼんやり考えさせられた。
2006.10.25
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水谷修『夜回り先生』サンクチュアリ・パブリッシング 夜の街を彷徨う若者達と向き合った「夜回り先生」の激動の半生。いま所属している大学のクラブが、秋の学園祭で水谷修氏の講演会を行なう。それにあたって何本かビデオを見たが、本好きの私としては一度本も読まねばと思いこの『夜回り先生』を読んだ。ビデオで見た内容と重複するものも幾つかあったが、読んでよかった。綺麗事を言うだけなら誰にでも出来るが、実際に行動するのは難しい。体を張って信念に従って行動する水谷修氏はすごい。
2006.10.24
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江畑謙介『安全保障とは何か 脱・幻想の危機管理論』 平凡社新書かの有名な軍事評論家、江畑謙介の1995年の著書。先日、「江畑謙介の本を読んだことがない」という話をしたら、驚愕の目で見られてしまった。(江畑謙介が翻訳した本はそうと知らずによんだことがあったのだが)それでとりあえず購入して呼んだのがこの本。9.11以前に書かれた本ながら、今でも十分読む価値がある。5年先、10年先、15年先のことを考えるのが軍事の世界の常識だとはいえ、やはり江畑氏の先見の明はさすがである。今度は最新の著作を読んで今後の展開について学びたい。
2006.10.23
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若林正丈『台湾-変容し躊躇するアイデンティティ』ちくま新書私はこれまで、あまりにも台湾のことを知らなさすぎた。思うところあって、最近台湾の勉強を始めた。台湾についての権威とのことで勧められた若林先生の本を読んだのだが、私はこれまであまりにも台湾のことを単純に考えすぎていた。多重族群社会におけるそれぞれのエスニックグループのアイデンティティの移り変わりについてこの本で知ったが、もっと詳しく学ぶ必要があることを痛感した。とりあえず他の本も何冊か読まねばならない。
2006.10.22
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樋口裕一『頭がいい人、悪い人の〈口ぐせ〉』 PHP新書今年の春、大学のクラブ活動で、「文章力向上の為の講習会」を開催した際、樋口先生を講師を務めていただいた。その時点で最新刊だったこの『頭がいい人、悪い人の〈口ぐせ〉』にサインを頂いたのだが、ようやく読むことが出来た。基本的に樋口先生が繰り返しおっしゃっている内容は基本的に同じである。それゆえ、確かに、どれか一冊だけ読めば十分だという人もいる。しかし、それぞれの本でアプローチが違うので何冊か読めば内容を普遍化してより深く理解することが出来る。それに、何度も読むことでその内容を自分モノとすることが出来るだろう。似通った本が何冊も売れている秘訣はおそらくその辺りにあるのだろう。しっかり読んで内容を理解した後は、読んだ本人がその論理を実践するかどうか次第。私の場合は、先生の本を何冊か読み、直接教わりもしているので内容はよくわかっている。が、常に実行できているかといえば…。日頃から意識するよう心がけたい。樋口先生スタイルの文章法で感想を書いてみたが、やはり形式に則って文章を書くのは楽でよい。
2006.10.20
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鮫島敦『これが宮内庁御用達だ こだわりの名品50』日経ビジネス人文庫「御用達」の世界へ―。ロイヤルブランドから知る、日本のモノづくり。御用達というと縁の遠そうなイメージがある。私なんぞ単純なもので、「宮内庁御用達」と聞くと、もうそれだけで恐れ入ってしまう。そんな敷居の高そうな御用達だが、私も持っていたり食べたことが会ったりするものも幾つか本書に掲載されており、一寸嬉しかった。この本では、御用達各社のブランドヒステリーや、モノづくりにかける思いや、御用達の御用達たる由縁が詳解されている。やはり、宮内庁御用達を賜るブランドには、かなりのこだわりがある。各ブランドの謂れを知ったことで、御用達に選ばれることの凄さがわかってきた。実際に使ってみると実際の凄さが実感できるのだろうが…。
2006.10.01
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