全14件 (14件中 1-14件目)
1

9月12日スペインはラルト・ウルジェル(L' Alt Urgell)を発ち約400Km弱の旅が始まる。天気は良いけど標高が高いからマジョルカほど暑くならず何もかもが心地良く爽やかなピレネー越え。小さな可愛い国境を越えおフランスに入国した途端建築様式は然程変わり無いってのに店の看板と町の装飾がぐーんとお洒落になるから不思議。スペイン人恥ずかしくないのかねぇ...照り焼き兄さんお気に入りの自家製ショップでジャムやら蜂蜜やら飴やら菓子やら買い込み、そのまま快適ドライヴを続けまだ少々のスペイン臭さが残るフランス・カタルーニャ地方を離れトンネルを抜けるとそこは雪国...ではないにしろ、おい、夏だろ、夏?!太陽どこ行ったよ?!そんな冷夏のおフランスが待っていた。んな訳で、寒いしひもじいのでAx-Les Thermes(ア・レ・テルム)と言う温泉町に寄ってみる。足湯があるってーから驚いた!でもね、広いけど手入れされて無いから床はヌルヌルで歩けないし水温もヌルヌルでモデルさん達も不快な表情隠し切れず。思わず眉間に皺がよるのです。この後熱い湯が出て来る辺りに異動したんだがふくらはぎだけ焼ける様に熱くくるぶし以下は冷え冷え。かき混ぜると床のヌメリ物質が浮上するしどんどん体も冷えて行くしで結局体力と時間を無駄に消耗しただけのおフランスおみ足湯経験であった。期待が大きかっただけに残念無念も2倍~2倍~。到着時間が遅かったせいで昼食も場所を選べず久しぶりに美味しくないモノ食べ不満度も2倍~2倍~。そのまま悪天候のフランス・ピレネーからトゥルーズを抜けてパリ方面に北上ドルドーニュ県(Dordogne)のペリゴール・ノワー(Périgord Noir)の小さな小さな町ベリー(Berry)の宿に向かう。素敵なオーベルジュ・ドゥ・バリーの自慢の美味しい料理に舌鼓を打ち旅の疲れと温泉町での憂さを晴らすのであった。あぁ、やっと満足。オーベルジュって建物も素敵だし食事も旨いし素晴らしいお宿システムだよね。ホテルより滞在価値と言うか意義がある。最低3泊は楽しみたかったねぇ~。↑ 部屋からの景色13日土曜日美味しい朝食を頂きいざ出陣と思いしやケンちゃんの前方右タイヤがパンクしてた!っつーかマジョルカでパンクして補強してもらった所から空気が抜けてしまったらしい。長距離走行に疲れ果てた御様子。補助タイヤに変えてここらで一番大きい町サルラ・ラ・カネダの修理工場に預けその間観光さ。なんたって土曜日はマルシェ(市)が立つのだ見逃せない。中世の建築様式やルネッサンス様式が残る美しい町Sarlat la caneda。そしてこの地域はフォアグラの産地!この有名フォアグラ店がセール開催中でママちゃんがごっそり買い込んだのは言うまでも無い。貧乏な照り千代は1ランク下の某有名店でちょっとだけ購入。↑ フォアのテリーヌ各種↑ 大小様々なチーズ各種↑ カスレ各種ランチはもちろんフォアとか鴨とかブリュレとかでげぷー。今は市場になっているこのサルラ聖マリア教会はかのジャン・ヌーベルによって改装されたんだが凄いのこのドア、見てよ!大胆っちゅーか、ダイナミックっちゅーか圧倒される。それでいて町の風景に違和感無く溶け込むデザイン。中も教会の造りをそのまま残し、写真では見辛いけどドアと同じメタルで店舗ブース他統一してるの。やっぱり違和感の無い素敵なMIXだ。古い町の古い看板もなんとなくいい感じ。そんなこんなで夕方車を引き取ってから無謀にも140Km北上してリモージュにリモージュ焼きを買いに行く事に。大陸に居ると距離間隔が麻痺してイカンね。2時間ほど車を飛ばして19時前にリモージュ到着、観光案内に駆け込み「リモージュ焼きどこで買えますか?」と、照り兄さんに聞かせる。「ここずっとまっすぐね。早く行かないと閉まっちゃうよ!」と言いながら地図に印をつけてくれる親切な係員。「ここはアウトレットだから破格値で買えるんだ。途中沢山の店があるけど寄り道しないで直行しなさい。」言われた通りに華やかな陶器屋達をスルーして直行すると驚くほどボロい店構えの素敵なリモージュ天国! あれコレ欲しくなる気持ちを振り払い心を鬼にしてティーカップセット二つで我慢したよ。っつーかせざるを得ない経済状態。それから400Km弱の長旅が始まった。無謀過ぎる。やっぱリモージュなんか寄るんじゃなかった、と後悔先に立たず。途中ド田舎のド田舎食堂で夕食を頂いたんだがスペインのド田舎食堂と違って誰もジロジロ見ないしちょっかいも出して来ない所に国民性の違いと心地良さを感じるのであった。ちなみにラテンの人間はそれを「寂しい」と感じるらしい。結局照り兄さんの実家に着いたのは24時近く。久しぶりに2時間以上運転して(島の生活ではあり得ない)とっても疲れたのであった。
2008.11.30
コメント(4)

冬なので散髪に行った。冬は洗ったり乾かしたりが寒くて億劫だしセーターやコートーを着て襟の中から髪の束を取り出すのも面倒だしその時静電気が起きるのもうっとおしい。なので短いんがいいの。夏は首の辺りに髪がワサワサあるとうっとおしいので涼しく結い上げられる長髪のがいいけど。散髪前散髪後昨日は美容師さんが遊んであっちゃこっちゃ跳ね上げてくれてライトでポップでキュートな私だったのだが、*写真は散髪後7時間経過。もうライトでもポップでもキュートでもなくなってるお疲れモード。今朝起きてみたらモッコリひょうたん島とでも言いましょうか、芸術は爆発だ!とでも言いましょうか、過激派こけしとでも言いましょうか、直毛アフロとでも言いましょうか、そんな物凄い事になってました。慣れるまでの数日間はそんなワイルドな私であり続ける予感。職場での反応は悪かったよ。皆コメントし難そうに見て見ぬフリしてて、気の毒だから私もあえて聞かなかったさ。そしたら見事にスルー。昨日と今日でコレだけイメージ変わったんだから嘘でもお世辞の一つ位言えよ、みんな大人だろっ?!まぁいいさ、アタイは人の意見に流されずアタイが*信じる道を選ぶのさ。*信じる道=短髪のが楽チン「腕白でもいい逞しく育って欲しい」と言う両親の願いを叶えるのだ。↑そーなのか?「軽薄でもいい逞しく育って欲しい」と言う祖父母の願いを叶えるのだ。↑そーなのか?それにしても短髪の洗髪ってHOWイージーなんでしょう!シャンプーなんて今までの1/3でOKだぜベイビー。そして乾髪の早い事、楽だ事!もう誰がなんと言おうと爆発しようがモッコリしようがアタイは短髪で行くぜっ!そんな心意気でごさいます。
2008.11.26
コメント(14)
サンドラが退社して初めての出勤日だったがポジェンサ・オフィスのインターネット不調によりウーラとアマンダが我がオフィスに来たのでなんとなくいつもより華やかだった我がオフィス。社で一番と二番の古参兵頼れる二人なので彼女達が居ると何かと心強い。なんせ我がオフィスの状況ったら、ジャックは自分のオフィス閉鎖決定以来ろくに出勤すらしない。今月一杯は支店長なのにすでに責任放棄状態。ゲィリーは酷いインフルエンザが治らずもう10日位欠勤してる。トーステンは見習いのくせにそんな状況を悪用して30分~1時間遅刻30分~1時間早退の毎日。ドーンは、今では社で唯一のレンタル部門なので誰にも管理されず好き勝手してる...様に見える。そんなんで、結果ちゃんと出勤してるのって私とクリスだけでよって電話応対や接客その他の雑務が半強制的に私の仕事になる。もちろん古参兵二人は嘆きましたよ。「おめぇは休暇中かっ?!」と、片っ端から電話で喝を入れ、トーステンにも「明日9時半にオフィス開けてね。アタイ等ここの鍵持ってないんだから。」と、 遠回しに「出勤時間守れよな。」と強制。あぁ、爽快!電話も取ってくれるし接客もしてくれるし快適だわぁ~。そんな訳で今日は久しぶりに自分の仕事に没頭。と思ったらアマンダが接客していた英国人老人が迎えのタクシーが到着したからと椅子から立ち上がったのはいいがそのまま固まって動かない。???と思って見てたら顔色が蒼白になり落ちる様に着席してワナワナ震え出した。尋常じゃないその様子にウーラとアマンダは彼を床に横にさせ私は電話で救急車を呼ぶ。外から様子を見てたタクシーの運ちゃんも慌ててオフィスに飛び込んで来た。暫くは言葉も出ず震えていた老人やっとウーラの質問に答えられる様になり調度救急のオペレーターが老人と話させろってーんで受話器を渡す。色々症状を聞いているらしいが途中から会話が途絶えた。何分経っても会話が始まらないのでウーラとアマンダが慌てて声をかけると「医者に電話を繋ぐからって待たされてる。」だって。恐るべきマジョルカ救急隊!倒れてる人に電話待たせて、その間に死んだらどーすんだ?!とっとと救急車よこして医者はそれから出て来いっつーの!お待たせメロディーが流れる受話器に向かってアマンダが怒鳴る。オペレーターとアマンダのやり取りが始まり「そこで医者を探してやっと救急車出す頃には亡くなってるかもしれないのよ!何の為の救急よっ?こっちからタクシーで運ぶからもういいわ、人の命がかかってるってのにとんだ時間の浪費させてっ!」と言う実にごもっともな雄叫びと共に電話が切れ皆で老人をタクシーに運んだ土砂降りの正午。実はあの老人は3~4日に一度はオフィスに現れる。島の南西にある家を我社のソジェール・オフィスで売りに出してるんだがそこの〇〇さんと連絡取ってくれ、と、やって来るのだ。家には電話が無いんだと。でも会話を聞いてる限りではそうマメに連絡取る必要性は感じられずどっちかってーと、寂しい老人の暇潰しそんな感じ。こっちは忙しいんだからさぁ...我々はそう思いながら接待していた。しかしだ今回のこの事態で、彼には母国にもどこにも身寄りが無いって事実が判明し、私は物凄く複雑な気持ちにさせられてしまった。オフィスから徒歩5分程度の帰宅路すら体がヨロヨロで歩けず毎回タクシーで帰る所を見ると外で人と交流があるとも思えないしスペイン語も全く出来ないし唯一の人間関係がタクシーと不動産屋だけだなんて余りにも寂し過ぎて涙が出そうだよ。何故南西に家があって何故北西に住んでいて何故一人ぼっちなのか全くもって見当が付かないが、なんとなく将来自分もそうなりかねないと不安がよぎる。次回からは温かいお紅茶でも入れてあげよう。茶菓子も用意してあげよう。もっと優しく接してあげよう。そんな事を思った...んだが、よく考えたらここのオフィスはあと1ヶ月程度で閉鎖じゃん!そしたら老人はどーなってしまうのだろう?どこで電話を借りるのだろう?誰にタクシーを呼んでもらうのだろう?あぁ困った!なんだかいわれの無い不必要な罪悪感に駆られるお人好しな私なのであった。そんな訳でちっと気が重いっす。
2008.11.24
コメント(6)

アンドラ公国手前スペイン最後の街ラルト・ウルジェル(L' Alt Urgell)から更に山を登った小さな集落バルス・デル・バリーラ(Valls del valira)にある我等が御宿カル・セルニでは朝食のパンからジャムから全て自家製しかも数種類がどっさり食卓に並びついでに自家製のサラミ類も沢山出され山で取れたナッツ類までごっそり登場しての超豪華ブレックファーストげぷ~。ラルト・ウルジェルの町に下りてちっと観光。オリンピック公園セグレ(Segre)は1992年のバルセロナ・オリンピックでのカヤック競技場今でもヨーロッパの大きな大会等に使用されている。直線コースは凄く長い。何キロもある激流コースでは老若男女が練習中。ゴツン!坊やは良い子なので泣かずに練習を続けた。↑ も ↓ も、申し込めばお試し体験出来るらしい。次回来たらレッツ・トライ。ラルト・ウルジェルは小さな町なので余り見所は無いんだがカテドラルだけ異常にデカかった。少しずつ増築したらしく部分部分で様式が違ってたりする。山の水ってキレイで良いね~。水道水すら美味しいし、シャワーの水も気持ちいい。実は私は海より山の方が好きなのかも知れないとふと気付いた。お婆ちゃんからレタスとトマトを分けてもらって、パンとチーズとサラダで昼食。たまには家で寛いで食べたい、そんな長旅には普通のホテルよりこういうアパート・ホテルが有難いね。アンドラ公国の首都アンドラ・デ・ラ・ヴェラにも行ったんだが写真は国境のみ。首都は免税店ばかりで全然美しくないんだよ。免税にしては高い気がしたがとっても寒かったんで冬用の服を数着と台所用品も数品買った。本当は温泉施設に寄りたかったんだが時間が無くて諦める。我が宿には「農民博物館」?そんなんがあって、中に入ってみた。農具倉庫だと思ってたココが博物館だった...地元農民が昔使っていた農具や着てた服、その他盛り沢山の展示と案内嬢の説明で思ってたより充実。要らない知識が沢山付いたひと時でした。↑その要らない知識はすでに忘却の彼方興味深々に色々訪ねる照り焼きのせいでフランスへの出発がちと遅れる。彼等の仲間を一昨日の晩美味しく頂いたっけ。あぁ、訴える様な視線が痛い...そしてケンちゃんに荷物を詰め込みフランスにGO!晴天のピレネー山脈を爽快にドライヴするのでありました。♪晴ぁ~~れた空ぁ~~~そぉ~~よぐ風ぇ~~~ご機嫌だぜベイビーイェ~ィ
2008.11.23
コメント(8)

最近何かと忙しくて苛々してます。ふと気付くと怒ってる。イカン!...と思って自制するんだけど、イカン!...と思って謝るんだけど、罪悪感とか自己嫌悪感に苛まれなんか嫌な感じだねー。そんだったらこの際自我に任せて心行くまでギャーギャー怒りまくってた方が精神衛生上良さそうな気もするよ...今日はオリエントと言う山間の小さな小さな村の農家に林檎を買いに行った。照り焼き兄さんが偶然見つけたこの農家物凄く美味しい林檎を破格で売りさばいているのだ。この林檎をくたっと炒めてからプリッジにしたら、今迄と同じ食べ物とは思えない位朝食が美味しくなり、もうスーパーの林檎は食べられない。とりあえず10Kg程買いましたとさ。そだ、来週から寒波が来るってーんで慌ててぶら下げ紐を取り付けた。この紐に干物ネットをぶら下げて寒風一夜干とか作りたいじゃな~い、干物職人としては。で、作業をしてたら背後に視線を感じ、振り向けばそこにアナタ!お隣さんったらいつからこんな美しい猫ちゃん飼ってたのかしらん?寒いのに、猫ちゃん見たさにテラスに出る回数が増えそうなこの冬の予感。あぁ、一目惚れ。猫ミュニケーション効果で苛々解消したいわねぇ~...
2008.11.22
コメント(6)

アンドラ公国手前スペイン最後の街ラルト・ウルジェル(L' Alt Urgell)から更に山を登った小さな集落バルス・デル・バリーラ(Valls del valira)ここに我々の宿カル・セルニ(Cal Serni)がある。車を停めるとなんなのこいつ等、がちょう?こいつらがガーガーわめいてお婆ちゃんが顔を出すエコ呼鈴システム。手前右の大きな建物以外全部お婆ちゃん一家のお宿。我々の部屋は左端のツタのからまる建物よー。この一角総貸し切り。左上はリビング、左下は台所右上は千代照り寝室、右下は書斎。さらに奥にはバスルームとバスルーム付千代母寝室がある。絶景!台所で絵葉書を書く千代母。上はリビング。結局台所で寛いじゃってリビングは使わなかったねぇ。山の日没ってーのも、なかなか風情があるよ。この夜景を見れば宿がどれだけ静寂に包まれているか想像に容易いはず。この宿はエコ農園もやってて、出される食事は肉から野菜から全て自家製。お婆ちゃんがデッカイ食料庫を案内してくれたよ。ジャガイモがいっぱい。かごの中にも色んなハーブとか入ってる。自家製のジャムとか漬物とかい~っぱいある。凄く美味しくて、何瓶か購入。ワインも自家製。有名ブランドには劣るもののちゃんと美味しいReservaの味がして驚いた!もちろん数本購入。んな訳でとってもエコでグルメなお宿です。レタスもトマトもサラミも全て自家製。あまりの旨さに写真を取り忘れたのであった。げぷー。食い倒れの旅は始まったばかり
2008.11.21
コメント(8)

照り焼き兄さんの島で唯一と言っても過言ではないであろう友人(フランス人)が8年暮らしたマジョルカを来週で立ち退く事になったので昨夜土曜日は彼の彼女と妹ブリを含めた5人で「最後の晩餐和食もどき」in我が家。話が弾んで深夜3時お開きとなった為今朝は昼近く起床で遅い朝食を頂いた。久しぶりの夜更かしはこたえるねー。朝っぱらからダリィ~...でも窓を開けたら今日は久しぶりの日本晴れ!風が強かったけど気晴らしに14時頃兄さんと散歩に出でみる。冷たい風に打たれれば気分も引き締まるかもしれないし。スペイン人及び在住外人はこの時間から昼食開始なので、3歩毎に知り合いとすれ違い挨拶三昧そんな気疲れ散歩が避けられる。歩いてるのは12時とか13時とかに既に昼食を済ませた知らない英国人とかドイツ人観光客ばかり。あぁ、リラックス~。嵐の後なのであっちこっちで木が倒れてたり流されて来た海草が浜にてんこ盛りだったり10月はこうだった所が↑モデル:シリマルダシ黒子:びびあんこんなになってたり...海底も海草だらけでなんか汚い。余りに暖かいので浜に座って寛いだ。陽射しがとても強く、風が通らない所は結構暑い。実際水着で日光浴してる奴等水遊びしてる奴等も居たがそれはさすがに見てるだけでも膀胱炎になりそうな季節だよ。今年は9月に旅行したおフランスが異常気象でとても寒くそしてこっちは10月が異常気象で寒かったので私の夏は8月で終わってしまっていた事に気付きなんとなく慌てて日光浴してみる。ちゃんとお日様エネルギーを吸収しておいた方が冬に風邪とかひき難い様な気がするのだ。人体はソーラーシステムそんな感じ。上手く気分が転換出来たのでここ数ヶ月放置していた鰯ちゃんの絵...っつーか創作物作成を再開する。いつもそうなんだが今回も完成予定図を作っていなかったので放置前に想像していたのと少し違った感じに納まりつつある。作品のテーマが「不安」なので以前より今の方が楽天的な自分の変化がその違いに現れていて面白い。本当は同じテーマで今と数ヶ月前の2作品作っていれば第三者にもその違いが明確で面白かっただろうに、いつもモタモタしてるから...今後は「放置しないでとっとと終わらせる」をモットーに精進しようと思います、はい。今夜は初めて薪ストーブに火をつけ暖かい夜なのだ。薪の焼ける香りは遠い記憶に懐かしい心地良さ。平和な幸せっぽい香りだよ。燃える薪をボーっと眺めながらぬくぬくと何時間でも過ごせてしまうあぁ究極の瞑想状態。しかしだ、薪代も馬鹿にならないね。今日の夕方から5ユーロ(約千円弱)分消費したよ。暖房電気代とどっちがお得なんだろう?ストーブの中でホイル焼き作ったり上でお湯を沸かしたりしてガス代を節約すれば、こっちの方がお得なのかしらねぇ???
2008.11.16
コメント(6)
今朝は頭痛でヨガ休んだ。その上朝から強い雨が降ってて寒いので、朝食後薬飲んで布団に戻る。こんな日の朝寝ってささやかな幸せ。このまま春まで眠らせて~ヨガのある日は14時出勤なのでしぶしぶ13時前に起きたら停電してた。暴風雨だったし暴風雹にもなったし木が倒れたりしてたからここじゃぁ当たり前の結果だよな。.........しまった!シャワー浴びたかったのに停電で水圧が下がってお湯が出ない。ドライアーも使えないしあ、そだ、携帯充電するのも忘れてた!年に数回はある停電や断水の度に「大切な事は明日に延ばさない」って身を持って学んでるはずなのに結局毎回こーして復習する羽目になるのは何故だろう?しかも今回は前もって悪天候を認識していたのに不覚だったぜ...あ"ーただでさえ不調で悪天候だってのに頭がベタついて気分冴えねぇ~...とりあえずガスは使えるので暖を取る。じゃなくて、昼ご飯を作る。あぁ、ガスコンロで良かった!温かい御飯で荒んだ心が癒されるよ。あ、でも、新居の暖房器具って薪ストーブなんだよな。暖炉っつーの?停電でも作動する優れモノ。本格的に寒くなって値上がりする前に薪買い貯めとかねば。田舎の一軒家暮らしだった頃は数トンとか買ってトラックで運んで来てもらって納屋に積み上げてたんだがアパートメントじゃそーもいかない。薪は虫が付いてたりするから多く家に保存したくないんだよなーと話が逸れたが、結局14時に出勤した所で停電で仕事にならないのだからオフィスオープンの16時半出勤にした。なので昼食後から出勤までまたしても布団の中で過ごす。眠らなかったけどこーしてダラダラ出来るのは幸せ~。見計らった様に16時半調度に電気が戻る。ちっ。形だけ出勤してすぐ帰って来ようと思ったのに...でもインターネットが不通でローカルエリアネットワークに障害が生じて結局仕事が出来ないので新聞とか読んでダラけた後18時に帰宅。本当は、ここだけの話インターネットは繋がっていたのだが、我が社のサーバーが停電でOFFになったままだったそれだけなのだが知らない振りして逃げたのさ。住居は労働意欲ゼロメートル地帯やってらんねーぜバーローそんな感じ。実はね結局先日私が引っ越したばかりのポジェンサ港オフィスも閉鎖になるのよ。ジャックを先頭にクリスを最後に年末までに皆少しずつアルクディア港オフィスにお引越し。「どのオフィスも閉鎖しないわ!」と大法螺吹いた大ボス・スザーナその舌の根も乾かぬ内に閉鎖決定連絡メール送って来やがった。そんなもんだからオフィス中の誰もが無気力もしくは鬱状態で皆何かと理由をつけては出社しない現状。で私はどーなるのかと言いますと多分近日中に大ボス・スザーナから「ちょっと話したいんだけど...」とお呼ばれする可能性120%で退職金を支払わない為に任意の辞職に追い込む様色々無理な注文つけて来る確立120%私としては退職金と失業保険を受け取る為に、どんな仕打ちにあってもあちらからクビにされるまで耐え忍ばねばならない定め。あぁ、辛そう~。根性無いからそんなん考えただけでもへこたれるよ。挫けるまですでに秒読み態勢って心境~。とにかくだ、昨日スザーナと話して内情を詳しく知ってるサンドラが明日私に情報提供してくれるってーんで聞いてみるかね。どの道ひたすら耐えるのみって選択しかなさそうだけど。それもこれもみんな人生経験さ!↑前向きぶってみる
2008.11.13
コメント(10)

9月10日早朝ママちゃんと照り焼き兄さんと私三人の旅が始まった。まずはパルマに出て船でバルセロナに向かう。車での島脱出は船以外に手段が無いので船酔いの私には辛い所である。乗船して、景色の良さそうな前方キャビンに行くと今日は海が荒れているので前方は大揺れしますからと、乗務員に真ん中キャビンに移された。嫌ぁ~な予感案の定船は上下左右に大揺れ。もちろん酔い止めは飲んでいるものの気分は最悪。照り焼き兄さんの顔は蒼白。どっかの赤ん坊がギャァギャァ泣いてる。乗務員は転びそうになりながらも酔い止め薬とゲロ袋を配り歩く。船酔い知らずのママちゃんだけが旅情に浸ってるそんな船内。BGMは知床旅情か。私も数度トイレに立ったのだが一歩毎に座席、手摺にしがみ付き「始めてのアンヨ」そんな感じで休み休み横歩きするしかない。普通なら20秒で着く距離のトイレに2分位かけて辿り着くそんな私はアンヨが上手。ズボンを下ろしたり座ったり、立ったりズボンを上げたり、そんな動作のいちいちがこんなに難しかった事は無い。壁と壁の角に体を押し付け倒れない様に波を登ってる時か下ってる時にに動作する。登りから下り、もしくは下りから登りに変わる体がふわっと浮く瞬間は危険だ。飛行機がエアポケットに入った時の様にガクーンと船体が下がり口から内臓が出そうになる。パーキングに停めてあるケンちゃんは平気だろうか?サイドブレーキかけ忘れた馬鹿な車に当たられたりしてないだろうか?ケンちゃん頑張れ、吐くなよケンちゃん!あぁ、親心...生き地獄体験は4時間+おまけの1時間=5時間とってもお得なお試しプライスだぜバーローちなみに船酔い知らずのママちゃんは、船酔わず仲間とだったら前方キャビンで大時化の海の景色を楽しんだだろうだって。想像しただけで船酔い復活!そんなこんなで食欲は無いものの後4時間近く山道ドライヴになるのでとりあえず遅いランチを食べに行く。バルセロナに行と必ずここで食べるんだが、前回びびちんと行った時は逃してしまった。景色が良くて店の雰囲気、食事の質、量、サービスを考えると値段は決して高くないのでお勧めよ~。海大荒れで出鼻を挫かれた旅であったがここで美味しく満足して出直すのであった。20:30我々は無事に、ピレネー山脈はアンドラ公国手前スペイン最後の街ラルト・ウルジェル(L' Alt Urgell)、そっから更に山を登った小さな集落バルス・デル・バリーラ(Valls del valira)にある宿に辿り着いたのでした。晩御飯は21時からよ~。こうして食い倒れの旅が始まった。
2008.11.12
コメント(6)

先日の日記でちょろっと書いたケンちゃんの不調。バッテリーはあるけどエンジンかからないあれ、解決しました。R夫兄さんからの有難いコメント通りだったんですよ。10月始めに老朽化したチューブからガソリンが漏れてる事実が発覚し取り替えてもらったんですけどね、(10月3日のびび日記参照)整備工のお兄ちゃんが付けてくれた新しいチューブ、長くてね、途中で折曲がってたのだ。まぁ多分始めの内は弾力があったから緩やかに曲がっていたんだろうけど↑っつーか、その時点で切れよ!1ヶ月したらパキーンと折れ曲がってしまってねそこでガソリンが循環出来ずにガス欠状態に陥ってたらしい。 ありえねーっ信じらんねーっ!!!上等でなくてもいい。普通に、ごくごく普通に暮らせるそんな国に私は住みたい...
2008.11.10
コメント(10)

確かにとても美味しいのだがしかし何故かね、いくら精魂込めて丹念に作り上げた自慢の商品だからって、なにも自分の写真載せるこたぁ無いだろう。口にする前に一瞬ひるむぞ。顔写真から湧き上がる偏見とは別に可也上出来な美味しさがお口いっぱいに広がった時ほぉ~!と感心するのも束の間やめときゃいいのに顔写真を再確認しては複雑な気持ちに駆られるのである。不味そうに見えて実は美味しくて得した気分とせっかくの美味しさが半減する様な損した気分が私の中で葛藤する。テラスを片付けたらこんなに広くなった。 積み上げられていた椅子は屋上の物置にしまったよ。気になるワタタネ氏なんだがこの期に及んでまだ実をつけていた!しかも上から横から新芽を出している。綿って常緑植物だったのか?教えておじいさん教えてアルムのもみの木よ。さて、そろそろ9月のおフランス旅行の過去日記をアップして行こうかと思う今日この頃。
2008.11.08
コメント(10)

世間は不況で仕事不足だってーのに私は物凄く忙しい。っつーか忙しかった。↑過去形早朝9時半に出勤して10分程度のティータイム以外食事もせずに夜中の18時半まで働いたぞ。 ただでさえ仕事に追われてるってーのに1階のオフィスに越したせいで電話を取る羽目になったり接客する羽目になったりで益々慌ただしいったらありゃしない。中断される度に何やってたのか分からなくなってあ”ぁぁぁーーーっ!そんな気分満喫。とにかくだ元々分かってた事なんだからもっと早く考えてもっと前もって知らせろよスザーナ!あーストレス。そしてそしてそして事もあろうに社内唯一のお友達で上司であるマーケティング・ダイレクターのサンドラが今月一杯で辞める事に!!あ"ぁぁぁーーーっ!大ボス・スザーナが不況を理由に提案して来た勤務内容変更が合意に達さなかったらしい。今私が居るオフィスの秘書トニーナも契約を更新してもらえなくてこの火曜日を最後に辞めたんだよな。リスちゃんも今年一杯で辞めちゃうしこの難しい時期にこんなに大事な人材達をホイホイと辞めさせちゃうなんてスザーナの経営方針物凄く間違ってるよなー。はっきり言ってリスちゃんとサンドラのお陰で成長した会社なのに恩知らずと言うか大馬鹿と言うか...そういう人にはいつか必ず罰が当たるんで近々この会社大変な事になるだろうね。私も身の振り方考えておかないとなんせこれから大ボスとの戦いになりそうだから。サンドラとトニーナの仕事両方押し付けされそうな嫌ぁ~な予感がするのよおぉぉまぁ今の所次のニュースレターとクリスマス関係の仕事と賃貸物件のカタログ製作で忙しいから何も言って来ないだろうけど年始からが勝負だわね。頑張れ私!負けるな私!ニッポン・チャチャチャ!そして今日ケンちゃんご機嫌斜めでエンジンかからず。あ"ぁぁぁーーーっ!バッテリーはあるんだよ。一体どーしちゃったんだろう???修理に出すにもまたレッカー車のお世話じゃん~はぁ。。。...もう叫ぶ気力も無い
2008.11.07
コメント(8)
朝突然番号非表示で携帯に電話が入ったので、押し売り(?)かと思い不機嫌な声で応答したらポジェンサオフィスのフィンランド人ウーラだった。彼女から携帯に電話が入るのは初めてでしかも朝、一体何事かと不安がよぎった。まぁ用件は簡単な事で私とサンドラが勤務するマーケティングオフィスを今週中で閉める事になったので今日コンピューター技師が来て我々のデスクを1階のジャックのオフィスにの移動をするってな事。大ボス・キャサリンでなく、カロリーナでなくロザンヌでなくスザーナは、マーケティング部を丸子の居るアルクディア港オフィスに置くって言ってたんだがまたしても計画変更らしい。そんなん数日前に前もって連絡しろよと思ったが、きっとウーラも今の今迄知らされていなかったのだろうと予想される。スザーナってそんな人。新勤務先は私の前にクリス後ろにゲィリー ↑ムーアーでなく右斜め前はサンドラ右斜め後ろはジャックそんな配置。背後に人が居るってなんか落ち着かないねぇ...さてここで内緒のお話。実は引っ越す事になるかもしれない。詳しい事は年始辺りまで分からないんだが同じフランチャイズの会社が南米はウルグアイにオープン予定でそしたらそこでデザインやってくれ、とオッファーがあるのだ。それが没ってもリスちゃん(かの7回男)がメノルカ島の、やっぱり同じフランチャイズの権利を買ったのでそこに鞍替えする可能性が残っている。私としては是非是非南米に行きたい。いや別に南米は好きではないのだ。どっちかってーと嫌いなのだが、マジョルカ島の生活にウンザリしている為天気が良ければ見えてしまうお隣のメノルカ島なんかではなくぐ~んと遠くへ行ってど~んと環境を変えたいのだ。20年日本で暮らして20年スペインで暮らしたからね、そろそろ他の大陸に行ってもいいんじゃない?ブリの照り焼き兄弟がショップを売るまでは遠距離恋愛になるけど久しぶりにそんなのも楽しそうだし。暫くは楽しい妄想をしながら身辺の不況を忘れようかね。あぁ、私は根っからの根無し草。で、米大統領選どーなったって???
2008.11.04
コメント(11)

二ヶ月ぶりに二人きりの週末ってぇのを過ごしてなんつーか、気分は一人娘を嫁に出した直後の夫婦そんな感じ。なので今日は念願の「残りの引っ越し荷物の荷解き」兼「家具その他の正しい配置」なんかしながら過ごす事にした。↑そいうのは来客前に済ませよあっ、見事な虹だ!一心不乱に掃き掃除おっ、あれは!ズームイン!虹を眺める裸の王様だー!ちなみに掃除してる兄さんの服装が正しい今日の気温である。ただそんな日曜日...今夜はお好み焼きにしようかな。
2008.11.02
コメント(16)
全14件 (14件中 1-14件目)
1

