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セントポーリアの原種のベルチナ(Saintpaulia velutina)が開花した。セントポーリアに凝っていた20代の頃にもこれを育てていたことがあり、最近、再びセントポーリアの熱が再燃(笑)してきたので、今年の8月にセントポーリア専門店に行った際に見つけて購入したもの。 セントポーリアの園芸品種は数多くあれど、やはりこのセントポーリア特有の、上の2枚の花弁が小さく、下の3枚が大きいという、シンプルな形が一番好きだ。そして、ベルチナの特徴は、葉に粗い毛が生えていることで、普通のセントポーリアを見慣れた目には、ちょっと新鮮に映る。ほかに、葉の形がやや異なる「ベルチナ・アマゾン」という品種もかつて育てていたのだが、セントポーリアの栽培を止めた時に処分してしまった。機会があったらまた入手してみたい。
2017.09.30
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今年の「秋」のラビアタ開花報告第3弾。今日登場するのはC. labiata coerulea(C.ラビアタ・セルレア)なのだが、このブログですでに8回紹介しているあのセルレアとは別の個体である。従来から持っているラビアタ・セルレアは開花期が異様に早く、例年7月中~下旬に開花する上に、樹形も本来のラビアタとは異なることから、どうもC. warneri (C.ワーネリー)の可能性があると何度も書いてきた。で、本物のラビアタ・セルレアが欲しいと常々思っていて、2014年10月12日の日記で、新たにラビラタ・セルレアをゲットしたことを書いた。 これがその当時の画像だが、実生の初花のためか非常に貧弱な花である。そして、株を作り込めばもっと良い花が咲くと信じて購入したものの、その後は作落ちして調子を崩してしまってなかなか開花しなかったが、このたび3年ぶりに開花させることができた。 おお、まさにこれこそ私が求めていた標準的なラビアタのセルレアである。親個体は'Canaima's Indigo' (カナイマズ・インディゴ)で、この株はそのセルフとのこと。しかも1花茎に4輪咲いて実ににぎやかな光景だ。 で、改めて従来から持っているラビアタ・セルレアがこれ。2014年7月27日に紹介した画像で、本来のラビアタよりも開花が2ヵ月も早い。しかも、花の雰囲気が今回紹介した個体とずいぶん違う。 そして、木の形も違う。こちらは今回紹介したラビアタ・セルレア。葉が細長いのが分かる。黒い斑点が出ているのは、昨年の夏の葉焼けの跡である。 次に、こちらはブログに9回登場しているセミアルバの’グロリオサ’である、やはり、葉が細長い。 で、こちらが従来から持っているラビアタ・セルレアで、木の形がかなり違うのが分かる。こちらも、昨年の夏に葉焼けを起こしてしまった(+_+)。この大きく幅広い葉は、ワーネリーの特徴に非常に近い。ちなみに、これを販売していた業者によれば、(現在から)40年ほど前にブラジルから山木として入手したものだが、開花時期が早いのでワーネリーとして取り扱うことも検討しているという回答が来たことがあった。 また、'Skylight'(’スカイライト’)など、他の一部のセルレア個体にも開花期が早いものが見受けられ、そういう個体の葉を見ると大抵葉が幅広い楕円形であるため、純粋なラビアタかどうかちょっと疑問が出てくる。 とはいっても、私が従来から持っているラビアタ・セルレアは、花そのものは非常に優越で気に入っているし、今回紹介したセルレアも、いかにも典型的なラビアタらしくて気に入っている。ただ、近々、従来のセルレアを入手した業者に、現在はその業者ではどう扱われているのかもう一度問い合わせてみたいと思う。
2017.09.30
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このブログを始めて11年半が過ぎ、様々なジャンルの様々な植物を育ててきたが、未だかつてラッキョウは育てたことがなかった。もともと、私はラッキョウがあまり好きではない。かといって嫌いというわけでもなく、レストランのカレーの付け合わせや、居酒屋のお通しなどで出てきたものはちゃんと食べる。が、これまで育てようとしなかったのは、やはりあまり好きでないというのが大きな理由。 というわけで、近所のホムセンでラッキョウの種球を購入。ラッキョウの産地と言えば、鳥取県が有名。鳥取砂丘の砂質土壌がラッキョウ栽培に適しているらしい。画像で確認する限りは、鳥取砂丘のラッキョウ畑の土は、ほとんど砂と言っていいほどサラサラだ。で、私の住む千葉県成田市もどちらかと言えば砂質土壌で、ニンジン、ラッカセイ、スイカなど、砂質土壌に適した作物の栽培が盛んである。その成田の土地にラッキョウが合うのかどうかが興味深いところ。もしたくさん採れたら、自分ではあまり食べずに、ほとんど職場におすそ分けすることになりそうだ(笑)。
2017.09.27
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今年の秋のラビアタ開花報告第2弾。今日登場するのはC. labiata semi alba 'Mrs E. Ashworth'(ラビアータ・セミ・アルバ・'ミセス・E・アシュワース')。昨年の10月23日に続いて8回目の登場。 昨年と同様に、今回も1花茎2輪咲き。ちょっと撮影のタイミングを逃したようで、花が傷みかけているのが少々残念。雨に当たったのも影響しているかもしれない。ただ、リップの色はこの個体にしては珍しく色が濃い。この個体のリップがここまで濃くなったのは、写真でも見たことがない。手違いで別の個体と入れ替わったとか、そういうことは絶対にない(笑)。今年の気候が関係しているのだろうか。2年前に株分けして以来、株はあまり大きくなっていないので、これからもじっくりと大きくしていきたい。
2017.09.26
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現在、自宅庭にリコリスが3種類同時に咲いている。リコリスとは、ヒガンバナの仲間で、この時期になると葉に先だって花だけが咲くのが特徴。リコリスやヒガンバナが咲くと、ああ、秋が来たなあといつも思う。 これはリコリス・オーレア。昨年の秋に球根を植えておいたもの。実は、植えておいたことをすっかり忘れていたのだが(笑)、ちょっと天候がすぐれない今年の秋の庭でひときわ鮮やかに咲いている。 こちらはリコリス・アルビフローラ。俗に「白花ヒガンバナ」と呼ばれているが、純粋なヒガンバナではなく、オーレアとヒガンバナの交配種と言われている。実際、花は純白ではなく、クリーム色に薄い赤が乗る。昔は見かけることが少なかったが、近年、民家の庭先で見かけることが多くなった。 そして、こちらが純粋なヒガンバナの白花として昨年の秋に購入したもの。関東産とのこと。確かに、色は純白に近く、花全体の雰囲気はまさにヒガンバナそのもの。昨年は1本立ちで、今年は2本立ちとなった。今後、殖えていくことを期待したい。 で、改めて、またリコリス・アルビフローラと見比べてみたい。こちらは職場に植わっているもの。やはりクリーム色に赤が差す色合いとなっている。 ただ、今回紹介した画像、天候に恵まれなかったせいもあると思うが、アルビフローラと関東産白花ヒガンバナとの違いがやや分かりにくい。将来はそれぞれを群生させて、はっきりと違いが分かる画像が紹介できればと思っている。
2017.09.17
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カトレア原種のC. labiata semi alba 'Gloriosa'(C. ラビアタ・セミアルバ ’グロリオサ’)が開花。昨年の9月19日に続いて9回目の登場となる。今回は2花茎6輪のつぼみが付き、うち1花茎が先に開花した。 この個体、その年によって、また撮影のタイミングによって色合いが異なり、過去8回分の画像と見比べてみるとそれが良く分かる。上の画像は9月13日撮影のもので、セパルとペタルがほとんど真白であるが、実はまだ花が完全に開き切っていない。 で、こちらがその2日後の9月15日の画像。花は開き切った直後で、ペタルとセパルがわずかに紅を差す。というわけで、その年の気候や撮影のタイミングで咲き映えが変わるこの個体、個人的にはブログ6回目の登場となった2014年9月26日の時の画像がとても気に入っている。 余談だが、私の画像をご覧になってお分かりの通り、現在は画像の隅に文字を入れている。その記念すべき?第1号となったのが2014年9月26日に紹介した上の画像である。文字を入れた理由は、ズバリ画像盗用防止である。今までに、園芸ネットショップ、某ネットオークション、個人サイト、ブログなどで私の画像が無断使用されており、その対策として画像の定位置に自動的に文字を入れてくれるフリーソフトを使うことにした。それ以来約3年が過ぎたが、これまでのところ画像に文字を入れてからの無断使用は確認していない。また、その日以前にアップした画像で無断使用されやすいものにも、現在は文字を入れた画像と差し替えている。皆様も画像の管理にはご注意を。
2017.09.15
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神奈川県秦野市在住時だった2006年に、サトイモの園芸品種、コロカシア・ブラックマジクを紹介したことがあった。葉が黒紫色になる品種で、2006年8月28日に紹介したことがある。で、その後どうなったのかというと、記憶に間違いなければその年(年度)の冬は畑に植えっぱなしで越冬に成功したが、さらにその翌年(年度)の冬は越冬に失敗して枯れてしまった。そしてしばらくこの品種を入手する機会がなかったのだが、7月下旬にとある園芸店で売られているのを発見。早速購入して市民農園に植えた。 購入した当時は、ずっと園芸店の温室内に置かれていたせいか、葉の色がくすんだ感じで、徒長して葉柄が長くてひょろっとそした姿だったのだが、市民農園に植えるや否や本領を発揮。現在は大きさは食用のサトイモに近く、見事に黒紫色の大きな葉を広げ、市民農園の中でも怪しげな存在感を放っている(笑)。冬になったら地上部は枯れるので、なんとか芋を上手く越冬させて、来年はもっと大株に仕立てて豪快に楽しみたい。上手く行けば花が咲くかもしれないので、その時はまたブログで披露したい。
2017.09.10
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