全3件 (3件中 1-3件目)
1
新潟から戻りました。コンサートに足を運んでくださった方々、そして親切に対応してくださった関係者の方々、そして共演者に心から感謝いたします。地球の恵みである温泉につかりながら闇に輝く月と森を見ていると、感謝と畏怖の念が同時に浮かびあがってきます。本当の意味で闇のない地域に暮らしていると いつのまにかいろんな事が麻痺しているのかもしれませんね、ちなみに僕は旅していた時 どこの土地にいっても安宿を求めてうろうろしていたのですが、そのせいなのか旅館というものにほとんど縁がなく今日まで来た気がします。食事が部屋に運んでいただけるとか、布団の準備までしてくれるとか・・これは日本の「旅館」という文化なのでしょうか?確かに江戸の時代小説などで そういうシーンを読んだ記憶もありますが、全くもって「今更」ですね やれやれ
2012.11.26
コメント(0)
先日 縁あって19世紀ギターによるコンサートに行ってきました。人生で初めて(たぶん)生で聞きました!「当時に生まれた音楽を当時の楽器で演奏する」とっても 純粋な会。もちろん僕たちは21世紀に生きていて 当時の音楽を今の時代の楽器で弾く事は、それはそれで必然だとも思うし、もしかしたら作曲者も むしろそれこそが「生きているた音楽」として喜んだりもする事もあるのかもしれない。それと同時に こういった時代を越えて美しい音を出来るだけ脚色なく純粋に語り継ぎ、その音を紡ごうとする方々とその音を求めて聞きにくる聴衆の方々の存在、その時間と空間の中で生まれる音楽は「決して過去の遺産」ではなく「確かに生きた音楽」と僕は感じました。更にそこには 音楽や作曲家や美に対する敬意みたいものも宿るので・・僕は最後まで聞き入ってしまいました・・。最初 楽器そのものの音量が控えめなのか・・と感じてたのですが、聞いていくうちに それが自然というか、むしろ控えめだからこそ聴こえてくる豊かな世界があるのだと・・・。静謐だからこそ感じられるエネルギーなのだと・・・勝手に思っております。弦は 今回「ガット弦」ではなく「ナイロン」を使用していたようですので、次回は 本来の「ガット弦」の音を聞いてみたいものです。さて 今週日曜日は 長尾影友トリオの一員で新潟三条で演奏して参ります!
2012.11.22
コメント(0)
先日 スペイン、セビージャ時代にお世話になったいた方々が久しぶりに来日していたので、ちょっと会ってきました。いろいろ話つつ 帰り際に次に会うのは日本かな・・セビージャかなあ・・なんて言うと、「世界は近いわ・・」なんて答えが粋に帰ってくる。日本語で言うと何かしら「大げさ」というか表現しづらい事でもスペイン語だと 何かしら「粋」に聴こえてしまう、「わびさび」や「情緒性」豊かな日本語を愛するのはもちろんだが、スペイン語もまた別の意味で豊かな言語だとふと感じてしまう。(正直 僕の語学力でつべこべ言うのは恥ずかしいのですが・・)昨日はある池袋のスペインバルで演奏(踊り伴奏)してきました、(最近全く 告知してなくてすみません・・・)にぎやかな雰囲気で ホールの様な静けさはないのだけど、この「がやがや」の感じは結構嫌いではありません、ふと グラナダ時代に弾かせてもらっていた「テテリア」アラブの「お茶屋」さんも こういう感じだったかな・・・静けさの中でしか得られない音楽もあれば、雑然の中にしか現れない種類の音楽もある、共に愛すべきものです。
2012.11.15
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1


![]()