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夏ごろに修理に出していたビジネスバッグをまた壊してしまいました。今度は、チェストベルトのバックル。普段はリュック形態で使っているのですが、カバンを床に置いていると、チェストベルト部分をたまに踏んづけちゃうんですよね。で、見事にバックルのメス側を割ってしまいました(涙)。片側は合わせ目から真っ二つに割れてる感じなんですが、反対側は割れて一部が欠けてしまいました。とりあえずシリコンリムーバーと綿棒で周囲を綺麗にして・・・綺麗に割れている方は楊枝を使って瞬間接着剤を割れ目に塗布。クリップで固定。問題は欠けちゃってるこちら側。欠けている部分はプラリペアで作るので、型取りのためにプラリペア用の「型取りくん」をお湯で温めます。武藤商事 4522201000161 K-55 型取りくん 25g型取りくんが柔らかくなったら、欠損しているのとは反対側の内側から型取りくんを当てて固まるまでしばらく放置します。固まったら、型を抜き取ります。で、その型を、修理したいところに裏から当てがいます。で、プラリペア登場。今回は久しぶりのブラックです。muto プラリペア プラスチック 造形補修材 ブラック PL-16型取りくんをマスキングテープで固定して、欠損部分にプラリペアを入れていきます。しばらく放置して、固まったら型取りくんを除去。800番でヤスリ掛けしたら完成です。次回予告・・・
Jan 28, 2024
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本日の修理はコチラ。スゴロクだか何だか分かりませんが、ポケモンの主役、サトシの人形(コマ)なんですが、見事に「首チョンパ」ですな。このままではモンスターボールの代わりに自分の頭を投げてしまいそうです。一応書いときますが、首チョンパの「チョン」は朝鮮人のことではありません。「首チョンパ」という言葉自体はドリフから出てきたものですが、おそらく「ちょん切る」から来ているんじゃないかと思います。「ちょん切る」の「ちょん」は、「読点(、)」のことで、簡単に切れることを表したものです。もっと言うと、コンパクトカメラのことを、「バカでもチョンでも扱うことができる」として「バカチョンカメラ」と言ったりしますが、ここで言う「チョン」も朝鮮人のことはありません。つまり、「バカでも朝鮮人でも扱うことができる」という意味ではありません。ここで言う「チョン」というのは、江戸時代の頃から「一人前ではない人」のことを指す言葉として使われてきたもので、その後「朝鮮人」のことを「チョン/テョン」と蔑視するようになったことから、ゴッチャにした人が過剰に反応しているだけです。あまりにもごっちゃにしている人が多くて、不快に感じる人が多いから、放送禁止用語になっちゃってますが、本来正しい意味として使ってる分には放送禁止用語にする必要はないものなんじゃないかなと思います。あんまり過剰に反応してると、そのうち「ちょんまげ」とかも使うなってなるんですかね。ちょんまげの「ちょん」も、「少ない」「小さい」という意味で、上で書いた江戸言葉と流れは一緒だと思いますけど。閑話休題。今回のサトシの人形は、首が切れてますが、その切り口は削れることなくきちんと残っていて、上手く位置を合わせることができますので、今回は塩ビ用接着剤の「サンデーシート」を使います。【公式】サンデーシート接着剤 25mL 注入器付き 溶剤タイプ 硬質塩化ビニール 低発泡塩化ビニール FOREX フォーレックス 仕上がりが綺麗 速乾 溶着 DIY アクリサンデー接着面にサンデーシートを1滴垂らして首を接着し、一応周囲にも垂らしておきます。そのまましばらく放置したら融着してくれるので完成です。良かったな、サトシ。これで間違えずにモンスターボール投げられるなっ!と思ったら、、改めて写真見ると右腕がもげてるように見えますな。サトシってサウスポーだっけ?
Jan 21, 2024
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午後から雨が落ち着きそうだったので、かみさんとメガネさんでドライブ。本日は、これまで何度か前を通ったことがあるものの、一度も入ったことがなかったお店、東金市にある「たぶん…世界一小さいチョコレート工場」。柿の種や米菓などを作っている株式会社三真がコロナ禍に新しく展開した店。場所は千葉東金道路の終点、東金ICの近く、その昔心霊スポットとして有名になった「雄蛇ヶ池(おじゃがいけ)」のそばといえば分かるでしょうか。SNSやTV等で有名になったので、ひっきりなしに車が入ってきて、店の中も大賑わい。様々なチョコレートが売ってて、かみさんがどんどんカゴの中に商品を入れていきます。大量にチョコレートを買った後は、ここから更に20分ほど南下して、同じく株式会社三真の千葉工場内の直売所「あられちゃん家」へ。こちらも駐車場はすごい数の車でした。店の中は米菓やポテトチップスの類がズラーッと並んでいてどれも美味しそう。こちらでも次から次へとカゴの中に商品が吸い込まれていったのでした。あられちゃん家は、店舗の横に食事できるところがありまして、ここも結構な賑わい。それもそのはず、見よこの値段を。昼食食べた後だったので私は何も食べませんでしたが、かみさんがソフトクリームを購入。ちなみに値段は50円。(例によって食べかけ)場内には何故か列車が展示してあって、中に入れるようになってました。ちなみにこれは、いすみ鉄道のいすみ202型なんだそうな。というわけで、買ってきたものはコチラ。まずはチョコレート。ミカンの入ったホワイトチョコが2袋あるのは、そのうち1つをかみさんが職場に持っていくためらしい。1袋開けて一欠片食べたら、無茶苦茶美味かった。もし職場に持っていかなかったら、かみさんが持っていくのが惜しくなったということだと思う。どうなるか分からんけど。そして米菓類コチラはとりあえず「にんにくネギスープ風おこげ」を食べてみたけど、濃すぎない味であと引く美味しさでした。これで当面小腹がすいても困らないわ。
Jan 21, 2024
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かみさんの働いている小学校の学童保育で使っているシチズン製の電波壁掛け時計。コイツが「いつも3分時間がずれている」らしくて、修理してほしいというリクエストがきました。最初に話を聞いた時、「常に正しい時間から3分ずれている」のか、はたまた「気が付いた時にたまたま3分くらいずれている」のか、そもそも「3分」というのがホントなのかすら怪しいな・・・と思いました。理系人間としては、こういうことは正しく表現してくれないと困るのですが、おなじく理系の妻は「最初から3分ずれている」と言い張ります。つまり、例えば電波時計が12時ピッタリに時間を設定したはずなのに、その時点で「12時3分」になってしまうということです。それなら、単純な話で、針を外して3分戻した位置に針を付け替えればいいだけです。ただし、どうも言っていることが胡散臭いので、まずは取説を見て自分で設定して検証することにします。時計の型番は本体裏に貼ってあるシールから「4MY642-0」であることがわかりますので、この型番でGoogle検索をかけて説明書のPDFを入手します。ちなみに、たいていの場合、説明書はPDFでネット上にアップされていることが多いですが、こういう時のTipsとして、検索時に検索ワードと共に「filetype:pdf」とファイルタイプとして拡張子を指定して検索すると、検索結果はPDFファイルしか表示されなくなりますので便利です。結論として、今回の時計の取説はここから入手可能でした。で、この取説にジックリと目を通すわけですが、この時計、12時の下にあるのが電波の受信表示ランプで、6時の上にあるのは明暗センサーなんだそうな。その上に「RADIO CONTROLLED」って書いてあるから、てっきりコッチが受信表示ランプだと思いましたわ。紛らわしい・・・(苦笑)。で、この取説を見ると、本来は定期的に受信表示ランプが点灯するものらしいのですが、時計をじっと眺めていても、一向にランプが点灯する気配がありませんので、きちんと電波が受信できていないと判断しました。電波を受信できない場合は、ということですが、一晩待ってられないので、場所を変えて再度受信を促してみます。その前に、学童保育には時計の取説がなかったとかみさんが言ってたので、そもそもスタッフの方が適当にボタンをいろいろ押した結果、この時計の電波受信機能がOFFになっている可能性も考えられるな・・・と思いまして、下記取説を見ながら一旦受信機能をOFFにして、再度ONにしてみました。だって、取説によると、「4回連続強制受信ボタンを押すと受信機能がOFFになる」ので、適当に弄ってる間にOFFにしちゃってそうだから。受信機能をONにしたところで、改めて電波を受信させるために雨がふりそうな寒い中時計を持って庭へ移動。住んでいる千葉県から近い基地局は福島局なので、北に時計の裏を剥けた状態で、下記に従って作業します。ところが、②まではできるのですが、基地局を指定する点滅は起こらないし、その後も受信表示ランプはオフになったまま。そのまま放っておいても4時、8時、12時から時計が進んでいくだけで、何度やっても正しい時間にはなりません。その内雨が降ってきてしまったので、諦めて室内に逃げてきました。ここまでで分かったことは、一応電波を受信する機能自体は生きているけど、受信感度が著しく悪く、正しい時間設定ができないということ。分解して受信感度を上げるためにアンテナに細工をしても良いですけど、鉄筋コンクリートの学校の教室では大して効果はないだろうと判断しました。そこで、いろいろと調べてみると、電波時計が受信する標準電波(福島局は40KHz、九州局は60KHz)と同じ周波数を疑似的に発信するアプリがあるのを発見。原理を説明するとちょっと難しいですが、標準電波を模した信号を13.3KHzの音声信号として出力し、3次高調波(3倍の39.9≒40KHz)を利用して電波時計の時刻を合わせるというものです。iPhone用やAndroid用で「JJY emulator」や「JJY simulator」の名前でアプリストアからDLできます。今回はAndroidのタブレットにJJY emulatorをDLしてみました。イヤホン付けるの面倒なので、そのままタブレットのスピーカーから最大音量で出力します。かなりの高周波が出てきます。年寄りの私でも一応聞き取れる音域のモスキート音です。タブレットから音を出した状態で、そのタブレットの上に強制受信ボタンを押した電波時計を置いてしばらく放置すると、面白いことに受信表示ランプが点滅して針が動き出しました。その後、8時ピッタリの状態で停止したのですが、そのまましばらく放置しておくと、(取説によると16分以内)再び針が動き出し、電波時計が正しい時間になったのでした!!結論として、やはり時計自体にはどこにも問題はなく、受信感度が悪かったということになります。もしこの先時計が狂ったとしても、このアプリさえあれば元に戻せますよ。さぁ、皆さん!早速ダウンロードするのですっ!!
Jan 20, 2024
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週末のお話。無性に美味しい野菜が食べたくなったので、野菜を買いにドライブ。比較的近場(車で30分圏内)にJAの直売場もいくつかあるし、新鮮な野菜が買えるお気に入りのスーパーもあるのですが、普段あまり食することのないような葉物野菜がいっぱい食べたいなぁと思った次第。千葉県内で葉物野菜の種類が豊富な店として個人的にお勧めなのは、成田空港のそばにある「空の駅風和里しばやま 」。ここはあまり見たことのないような野菜がいっぱい売っているのと、併設しているレストランで地元の季節野菜を中心としたビュッフェが美味しいのです。我が家からだと、下道でも高速使っても大体1時間くらいで着くので、割と頻繁に行きます。が、今回はドライブも兼ねて、今まで行ったことのない、もっと遠方の店に行こうかと思いまして、Google Mapsとにらめっこ。今までの経験上、野菜の種類という点では、近隣の茨城や埼玉よりも、千葉県の方が豊富な印象なので、今回も千葉県を南下することに決定。目指すは、久留里の近くにある「カズサの郷 愛彩畑」です。高速を使って、車を運転すること90分程で目的地に到着。場所は千葉県でキャンプをしている人なら誰でも知っているであろう、「イレブンオートキャンプ場」や「かずさオートキャンプ場」の近く。ちょうど道路を作っている最中の場所にあって、行き止まりなので、知らないとたどり着くことはないんじゃないかと思うのですが、駐車場は結構いっぱいでした。で、目的の野菜をいっぱい買うことができたので、昼食を食べるために移動。愛彩畑にもフードコートがあって、そこでも新鮮な野菜を使った料理が食べられるのですが、今回は以前から行きたいと思っていたカフェが近くにあるので、そこにお邪魔することに。それがコチラ、「cafe 旅ヲスル木」ここで、新鮮な野菜やパスタ、食後にケーキとコーヒーも。ここで食べたパンが非常においしくて、お土産にお買い上げ。後で調べてみたら、オーナーの奥様がちょっと離れたところで自家製天然酵母パンを販売するお店を営業している(毎週水曜日のみ!)らしく、そこのパンとのことでした。その後、小一時間程周囲をドライブして、帰路に。途中、定番の道の駅、「道の駅 木更津うまくたの里」に寄り、定番の「ザクザクピーナッツペースト」を買って、店の中をうろついてたら美味しそうなおにぎりを発見。残念ながらお腹一杯なので買わなかったのだけが心残り。
Jan 15, 2024
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オモチャみたいなミシンの修理の続きです。とりあえず下糸のボビンの調整は終わりましたので、こんどは上糸の調整です。そもそも、布の裏で上糸がこれだけくしゃくしゃになってしまう状態というのは、上糸のテンションが低すぎて、針の動きに対して上糸が出過ぎてしまうからです。通常、ミシンには上糸のテンションを調整するための「糸調子ダイヤル」という機構がありまして、これを締めたり緩めたりすることによって、糸の送りを調整するんですね。今回のミシンにも、一応その機構は備わっておりまして、それがコチラ。↓の写真のように、内向きに2枚重ねた凸型ワッシャーの間に糸を通して、ダイヤルを締めてバネのテンションを調整することによって、糸が送られる時に必要な力を調整するというものなのですが・・・・このミシンの場合、残念ながら構造的な欠陥がありまして、この糸調子ダイヤルを中心とした角度が浅すぎるんですね。なので、糸が簡単に糸調子ダイヤルから抜けちゃうんです。もちろん糸調子ダイヤルを強く締め付ければ糸は抜けなくなるのですが、そうすると力が強すぎて糸が出せなくなってしまい、ミシンが止まってしまいます。一方、ミシンが動くようにダイヤルを緩めると、糸がダイヤルから抜けちゃうという、どうしようもない状態。誰だ、こんな欠陥品設計したヤツ。これを解決するには、この糸調子ダイヤル前後の角度をより深くする必要があるので、糸を通す順番を下記のように変えてみます。これだと糸が糸調子ダイヤルから抜けることがないので、しっかりとテンションを調整することができます。試しに縫ってみると・・・表側裏側という感じで、きちんと縫うことができるようになりました。やはり問題は上糸のテンションでしたね。ただ、今回の解決方法には欠点がありまして、縫い終わった後、布をミシンから外す時に、上糸が伸ばしにくいということが判明。もうこうなったら、糸調子ダイヤルに使われている凸型ワッシャを、通常のワッシャに変更し、糸の接触面積を増やすしかなさそうです。というわけで、糸調子ダイヤルについてた凸型ワッシャ(上側)と、今回新たに作るワッシャ(下側)です。上の写真のように、元々ついてた凸型ワッシャには切込みが入っています。ミシン側を見てみると、ワッシャが回らないようにという配慮のようです。仕方がないので、新しいワッシャにもディスクグラインダーで切込みを入れます。凸型ワッシャを新しいワッシャに交換するという方法もあるのですが、凸型ワッシャには糸調子ダイヤルのバネ受け用の凹みもあるので、これは流用することにしました。つまり、凸型ワッシャで新しいワッシャを挟む感じですね。糸は新しい2枚のワッシャの間に挟みます。糸を保持する面積が大きくなったので、糸を通す順番は元に戻しました。結果的に、問題なく縫うことができ、縫い終わった後も上糸を延ばすことができるようになりましたので、この方法が一番良さそうです。ただし、縫い終わった後の糸調子ダイヤルを見てみると、糸の保持は結構ギリギリって感じで、今にも外れそうですけど。というわけで、今回はミシンの修理というよりも、構造的な欠陥品を使えるようにしたって感じですね。凸型ワッシャと違って通常のワッシャを使ったことによって、糸への侵襲が強くなっているので、糸は切れやすくなるかもしれませんが、まぁ、こんなもんでしょう。助言があるとすれば、「ちゃんとしたミシン買え!」の一言に尽きますね。
Jan 15, 2024
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本日の修理品はこちら。なんか凄く小さいミシン。土台の奥行が短いので、グラグラと安定しません。こんなんでまともに縫えるんだろうか?と、一目見ただけで疑問が生じるアイテムです。子供のオモチャなのかと思ったら、そうではなくてれっきとした大人用のようなのですが、こういうのって、きっと手芸苦手な人が「とりあえず家に一台あった方がいいかな?」と思って買うんでしょうかね。はっきり言って「安物買いの銭失い」の典型的なパターンだと思う。で、今回の故障は「縫うと下糸がくしゃくしゃになっちゃう」というもの。イマイチどういう状態なのか分からないので、とりあえず使ってみます。説明書が入ってないので、とりあえずパッケージの写真を見て糸を通していきます。このミシンは、上糸も下糸も両方ともボビンを使うタイプ。上糸は白を使いましたが、どうなっているか調べるのが目的なので、下糸は違う色(青)にしました。ボビンを入れて・・・赤い布に対して直線に縫ってみます。布の表面は、このように上糸が綺麗に縫えています。ところが布をひっくり返してみると・・・まぁ、確かに「くしゃくしゃ」になってますな。でも、これ、くしゃくしゃになっているのは白い糸ですね。つまり、「下糸がくしゃくしゃ」になっているのではなく、「布の裏側で上糸がくしゃくしゃ」になっているということです。つまり、上糸が出過ぎているという状態です。縫い目をよく観察すると、上糸と下糸のタイミングがずれているというわけではなさそうですが、とりあえず一度分解してみましょう。このミシンはネジ6本で止まっているので、これを外していくのですが、ネジ頭を見て愕然としました。超低品質のネジ・・・このままネジを緩めると、確実にネジを舐めるので、潤滑剤を吹きかけながら慎重に外していきます。底面には滑り止めのゴムが貼られていて、このままではミシンを殻割りできないので、ゴムを外します。外したゴムは再利用しますから、シリコンリムーバーを吹きかけて粘着力を弱めながらこちらも慎重に外します。さて、これでミシンの殻割りができました。タイミング調整の前に、下糸ボビンホルダーを取り外してチェックします。ボビンホルダーが止まってるネジ4か所を取り外し・・・天板のネジ3つを外すと、ボビンホルダーが分解できます。こいつを一度洗浄した後で、再度グリスを塗布します。ボビンホルダーを再度ミシンに組み込んだら、タイミングの調整です。このミシンの場合は、この3本のネジを取り外して、ギアをずらした状態で、針を動かしながら、ボビンホルダーの真ん中のパーツがちょうど良い位置に来るように調整します。上糸を通した針が下りてきた時に、ボビンホルダー真ん中のパーツの突起が上手く糸を拾うように位置を調整するんですが、これだとちょっと早すぎます。これがちょうどいい感じ。このままボビンホルダーのハサミ部分が糸を伴って右に向かってグルっと回転していくのが正しいタイミングです。正しい位置でギアを咬み合わせて、ネジを固定します。ついでに、汚かった金属パーツをピカールで磨いておきました。さて、これで一応下糸の動きは問題ないはず。ひとまず中の整備は終わりましたので、この後は調整。その2に続きます。
Jan 14, 2024
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本日の修理はコチラ、スカパーのチューナーのリモコンの修理です。最近、やたらとリモコンの効きが悪くなってきたので。リモコンの修理は簡単なのですが、チマチマした作業がメンドクサイのでなかなか重い腰が上がらなかったのですが、リモコンが効かないストレスの方が勝ちまして、ようやく着手です。まずは、リモコンのどのボタンの反応が悪くなっているのか改めてチェックします。スマホのカメラアプリを起動して、リモコン先端の送信部分にカメラレンズを向けて、スマホの画面に表示させます。スマホのカメラはリモコンの赤外線が発光しているか確認することができる(できない機種もあります)ので、スマホのディスプレイを見ながら、リモコンの全てのボタンを押して送信部分が発光するかチェックします。その結果、音量調整、録画一覧呼び出し、-スキップ、停止ボタンが発光しにくいことが分かりました。いずれも使用頻度の高いボタンですが、番組表呼び出しとか、+スキップとか、使用頻度が高いのに全く問題ないボタンもありますね。ま、とりあえずやることは決まっているので分解です。リモコン四隅のネジを外して、いつも通りピックを使って分解します。で、バラしたのがコチラ。アレ?すっかり忘れてましたが、過去に直した形跡がありますね。どうりで使用頻度が高いのに反応が良いボタンがあったわけだ。基盤部分はシリコンリムーバーとコンタクトスプレーで掃除します。ついでに、パネルの細かい部分もシリコンリムーバーで掃除。ボタンのゴムシートはぬるま湯と中性洗剤でお掃除。さて、全体的に掃除が終了したところで、リモコン修理の本番です。使用するのは、アルミテープです。リモコンは、先程掃除した基盤に、導電塗料が塗られたゴムボタンの裏が接触することで通電して反応します。経年劣化でこの導電性が失われてくるため、リモコンの反応が悪くなるのですが、修理する方法としては、改めて導電塗料を塗ったり、アルミ箔やアルミテープをボタンの裏に貼るという方法があります。今までの経験上、導電塗料は塗っても密着性が悪くて再び取れてしまうので、アルミテープを貼った方がお手軽で効果の持続性も高いです。というわけで、アルミテープをボタンの寸法に合わせて切り取るため、ボタンのサイズを測ります。過去に修理した際、番組表呼び出しボタンの裏には、小さい3つの正方形のアルミテープを貼って処理していましたが、基盤側を見てみると3つのボタンにする必要はなく、1つの大きなテープで問題なさそうなことが分かります。というわけで、作らなければいけないアルミテープはこの通り。寸法通りにチマチマとアルミテープを切り取って・・・ピンセットを使ってボタンの裏に貼っていきます。扇形の部分は、面倒なのでマスキングテープにマジックテープで型取りして・・・切り取って作成することにしました。こんな感じ。結局、ついでなので問題なかったボタンにもアルミテープを貼りつけておきました。ボタンシートを取り付けてリモコンを組みなおし、動作確認で問題ないことを確認したら作業完了です。
Jan 4, 2024
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本日のDIYは長女の腕時計の電池交換です。この腕時計は千葉県船橋市のATELIER SAZANCAというハンドメイドウォッチを作成している工房の作品。この腕時計の場合は、ラグは紫檀、ベルトは革、アクリル製のベゼル部分には押し花があしらわれています。腕時計1本1本、雰囲気が違うので、実際にアトリエに伺って、かなり時間をかけて選んで買った記憶があります。電池交換は、背面の4本のビスを外すして行います。ビスを外して裏蓋を取るとムーブメントがむき出しになるのですが、この時、ビスで止まっていた表面のベゼルや風貌が全て外れるので注意しないと時計の3針を傷つけることになります。そうそう、これに限った話ではないのですが、ネジの類を外して、そのネジを再利用する時は、元あった位置に同じネジを締めた方が良いと言われています。ネジ1本1本のネジ山にはクセがあるので、ネジ穴側もそのクセに対応した状態になっているはずだからです。そのネジ穴に異なるネジを入れると、ネジ穴が崩れ、結果的にネジがバカになる(緩くなる)のを助長することになります。なので、外したネジを再び同じネジ穴に取り付けらるように、位置が分かるように保管するのが良いです。ムーブメントについてるボタン電池は、SR626SWなので、ストックの中から該当する電池を取り出して交換し、元に戻したら作業終了です。今回は、ついでに革ベルトのメンテナンスもしてあげました。これで作業終了。
Jan 3, 2024
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