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以前修理したマナフィ1号が帰ってきました。症状は前回と一緒、台座から本体がとれちゃったというもの。前回はグルーガンで修理しているんですが、実は、修理した時からすぐに壊れるのは分かっていました。何故なら、そもそもグルーって接着能力が低いから。それでも敢えてグルーを使ったのは、子供たちが遊びに使って、どれくらいで壊れるかを測るため。結果としては、前回修理したブログをアップしたのが12月25日でしたから、およそ2か月ってところですね。実際には、どうやら壊れた後で子供たちがセロテープで補修して遊んでたらしいですけど。修理したものを再び壊してしまって子供たちがどのように感じたかは分かりませんが、これで少しでも大切に扱ってほしいなぁと思う次第です。じゃあ、今回はどうやって直すかというと、まずは台座に2か所穴を開けます。対角線上に2か所。で、この穴の中に瞬間接着剤を流し込んで・・・今回用意したのはホチキスの芯。コイツを瞬間接着剤を入れた台座の穴に埋め込みます。さらに、マナフィ側にも穴を開けて・・・同様に瞬間接着剤を流し込んだら、台座に埋め込んだホチキスの芯を入れます。このままだと弱いので、台座とマナフィの間をプラリペア(クリア)で埋めていきます。こんな感じ。はい、マナフィ復活です。
Feb 28, 2024
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本日の修理は、イヤホンケーブルの絶縁コーティングです。イヤホンといっても、普通のイヤホンじゃなくて、今回のは「美聴だんらん」というポケット型補聴器の専用イヤホンのもの。ケーブル全体のゴム被膜が劣化している状態で、全長に渡って下記のように中の線が見えちゃっている状態。イヤホンに流れる電流なんてたかが知れてるので、絶縁しなきゃと焦る必要はないですし、そこまで心配するなら買い替えなさいよという話なんですが、専用設計のイヤホンで、ジャックがこんな形してるので、汎用品のイヤホンは使えません。補聴器本体を購入すると、諭吉さんが数枚飛んでいくので、流石に躊躇してしまいますな。でも、取説調べてみたら交換用部品としてイヤホンが単体で用意されてました。(品番OPT-PE-200 小売価格:5,500円)そもそも断線気にする前に、イヤホンの汚れ気にしなさいよ、って話でして、イヤーピース外してみたら、ねっとりと耳垢がついてました。2枚重ねのフィルターもジュクジュクと湿っている状態だったので、きちんと清掃してあげます。私も普段イヤホン使って音楽聴いてますけど、少なくとも週イチくらいのペースで清掃してますよ。さてさて、本題のケーブルの補修ですが、いくつかやり方があります。熱収縮チューブを使うには、両端のイヤープラグとジャックが大きすぎて、ケーブルの細さに対応する熱収縮チューブが入らないので×。紫外線硬化樹脂で、接着剤として売っているBondicも、使用用途の1つとしてイヤホンケーブルの被膜補修をあげてますけど、Bondicって固まるとなんとなくペタ付くので、ケーブルの補修には不向きだと思っています(経験者)。しかも今回はケーブル全長に渡っての補修になるので、ますます×です。絶縁テープ(ビニールテープ)でグルグル巻きにする方法もありますが、それだとケーブルの柔軟性が失われてしまうので×。ラバースプレーは使用できそうな気がしますが、細いケーブルに広範囲に広がるスプレーを吹き付けるのって、効率悪いんですよねぇ・・・。しかもケーブルは普段触る部分なので、耐久性を考えると今回は×でしょう。で、どうしようか悩みましたが、今回は液体ゴムのPLASTI DIPを使用することにしました。液体ゴムのPLASTI DIPは、塗布した後で硬化させるとゴムの被膜になるというものです。産経創業 4521208993049 プラスティ・ディップ 液状コーティングゴム 200ml ブラック液体ゴムには水性のものもありますが、水性の方は絶縁できないので、今回は油性のPLASTI DIPを使います。で、今回は、そのPLASTI DIPにイヤホンを漬け込んでやろうかと。というわけで、イヤープラグ側とジャック側をマスキングしたら準備完了。手に付着しないようにゴム手袋をした後で、PLASTI DIPの缶の中にイヤホンを漬け込みます。全体的に漬け込んだら、缶から引き出して・・・伸ばした状態で吊るして乾燥させます。4~5時間もすれば固まってくれるので、全体をチェックします。一部、ダマになって固まっている部分や、空気が入ったまま固まってしまった部分があるので、カッターで切り取って、部分的にPLASTI DIPを塗って再補修します。で、再び固まったら完成です。多少凸凹している部分がありますが、ケーブル自体の柔軟性はしっかりありますし、もちろん絶縁もしっかりできています。PLASTI DIPって、DIYでは使用する頻度があまり高くないのですが、持っているといろんなことに利用できそうなアイテムだと思います。ただし、一度開封すると十分に密閉しておかないとすぐに固まって使えなくなってしまうのが欠点で、私自身、これまで何度もそれでダメにしてしまってます(涙)。今回も一応、使用後に厳重に封をしましたが、次に使う時まで固まらずに残っているでしょうか・・・。
Feb 26, 2024
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本日のDIYは、白化した樹脂パーツの復活です。先日、久しぶりにキャリーケースを使用したのですが、持ち手の部分の樹脂が白化していました。車のパーツなどにも使われる黒い樹脂、ポリプロピレン(PP)って、経年劣化でだんだん白くなっちゃうじゃないですか。これって、「白化」という現象なのですが、いくつか原因があって、・黒いPPには紫外線吸収剤が添加されていないので、紫外線の影響を受けやすい。紫外線によりPPの分子結合が破壊され、クラックができるので光が屈折して白く見える・樹脂が風雨にさらされたり、長年使用されることにより細かな傷がついて、光が屈折して白く見える・樹脂表面に水分が付着し、光の屈折率が変化して表面が白く濁って見えるこの白化したパーツを復活させるためのケミカルグッズなども売ってますが、今回はそんなものを使わずに復活させる方法です。それは・・・温めるっ!!そもそもPPは熱可塑性樹脂です。つまり、加熱すると軟化し、冷えると固化するという性質を持っています。そこで、一度分子結合が壊れて白化したPPの分子を、温めることによって再び流動化させ、蘇生させるということができます。もちろんPP自体の紫外線に弱いという性質が変わるわけではないので、時間が経てば再び白化はしてしまいます。この辺りはケミカルグッズを使用して紫外線対策を行った場合とは違いますけど、ケミカルグッズを使用したって時間が経てば劣化するのは一緒ですからね。元手がかからない方が良いのです。ケミカルグッズ高いし(持ってますけど)。というわけで、ヒートガンで温めていきます。今回は200度に設定しています。すると、温まったところから徐々に黒く艶が復活していきます。最終的に、完全に黒光りするようになりました。問題は、この状態がどれだけ持続するかですね。この状態でケミカル使えばいいんでしょうけど、しばらくこのまま様子を見てみましょう。
Feb 25, 2024
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準備に2年間くらいかかったでっかい仕事が終わったところで3連休。初日は溜まってたオモチャなどの修理を5~6個こなして(ブログにちょっとずつアップ中)。それと並行してスイスポのステアリング交換も実施(こちらはみんカラにアップ済み)。で、連休2日目は、かみさん、長男と3人でスキー。もともと年末年始にスキーに行くはずで、11月頃に前売りのリフト券を購入してあったのですが、期待していたよりもはるかに積雪が無かったので、ホテルのキャンセルフィーが発生する直前に行先を変更したのでした。結局、前売りで買ったリフト券がいっぱい余ってしまったので、それを使うために今回は栂池へ。朝4時に家を出て、長男の運転練習も兼ねて一路白馬へ。途中事故渋滞にあったり、朝食を食べたりした関係で現地到着が10時半頃と随分と遅くなり、有料の駐車場は軒並み満車。現地をグルグルと回ったところ、中腹付近に無料の駐車場を発見。実はゲレンデのすぐ横という好位置。着替えて11時過ぎにゲレンデに入り、まずは一旦滑って下まで移動し、チケットをゲット。その後、ゴンドラで山頂までいったら、霧で何も見えない・・・orz今回、運転に使用する偏光調光度付きメガネは持っているのですが、単純な度付きメガネを忘れてきてしまいました。車の中に常備しているメガネだと、ゴーグルが合わなくて使えず、仕方なしにゴーグル使わないで運転用の偏光調光度付きメガネを使用したのですが、霧が出ても明るさだけはそれなりにあるので、しっかり調光してサングラスとしては真っ暗になってしまいました。霧+濃いサングラスという状態になってしまい、まともに滑ることができず、酷い目にあいました。その後は霧の出ていない中腹よりも下で滑りました。雪質は最高とは言えず、ところどころカッチカチになっているところもありますけど、「意外とイケる!」という感じでとっても楽しかったです。まだチケット余ってるので、3月中にあと1回行けたらいいなぁ。今日は見事に筋肉痛です。
Feb 25, 2024
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レゴの基礎板の四隅が割れるらしい。小さい頃は、私もレゴに夢中だった子供でした。中学生くらいまではレゴでいろいろ作ってました。レゴって想像力を育むのにはとてもよいものだと思うんですが、最近のレゴは、例えば「レーシングカー」のレゴを買ったら、完成したレーシングカーの見た目重視で、外装に使う特殊パーツが多過ぎるんですよね。それら「特殊パーツ」は、そのレーシングカーを作る時にしか使えず、汎用性が著しく低いんですよね。そういうパーツを使うよりも、例え凸凹の見た目だったとしても、既存の基本的なパーツで工夫して作ることの方が良いと思うんですけどね。閑話休題。今回入院してきたレゴの基礎板は、四隅がバキバキに割れちゃってて・・・おそらく最近壊れた部分は、パーツをテープで固定している状態でした。でも、どうせこれでは使えないし、他の角の部分も凸凹に割れちゃってて、このまま使っているとケガの危険性があります。というわけで、今回は四隅を全てディスクグラインダーで削って丸めてしまうことにしました。で、いきなり完成です。
Feb 25, 2024
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本日はスキップボールの修理です。片足にはめて、くるくる回しながら飛び跳ねて遊ぶやつですね。紐がボールから抜けちゃったので、直してほしいというのが今回のリクエストですが、紐をボールの中で固定するためのパーツはありません。一番手っ取り早いのは、ボールの中で紐を結ぶことですけど、結ぶと紐が短くなってしまうので、それはなるべく避けたい。というわけで、今回はワッシャーとカシメを用意しました。ボールには大小2種類の穴が開いているので、その内の小さい穴に紐を通して・・・反対側の大きな穴から出します。出てきた紐に、ワッシャー、カシメの順番で通して・・・カシメをペンチでつぶして、紐から抜けないようにします。あとは、ワッシャをボールの大きい穴から中に入れれば完成。つまり、ワッシャーのサイズは、小さい穴よりも大きく、かつ大きい穴と同等もしくは小さいものを選択する必要があるということです。ボールの中を覗いてみると、こんな感じ。これで完成です。
Feb 24, 2024
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本日のDIYは、先日の「チクタクバンバン」の修理で、古いオモチャのジャンク品を安く手に入れて、修理して使うというのが、思いの外上手くいったので、その第二弾です。今回は、ヤフオクでジャンク品として出品されていた「ゲームロボット50」。ちなみに落札価格は800円。送料込みで1700円くらい(送料の方が高い)。私が小さかったころは、「ゲームロボット9」というのがあって、その後スリム化した簡易版の「ゲームロボット6」というのも発売されたように記憶しています。私自身はゲームロボット9で遊んでました。我が家の子供が小さかった頃、私の弟がゲームロボット21をプレゼントしてくれて、子供たちも夢中になって遊んでました。その後壊れてしまったので捨てたのですが、今思えば直せばよかったなぁ・・・と思ったり。そんなわけで、今回ヤフオクでジャンク品を落札したわけです。なんか、昔のは結構大きかったと思うのですが、手元に届いたゲームロボット50はとても小さくて、軽くてビックリ。技術の進歩はこんな所にも現れるんだなぁと思いましたよ。というわけで、早速バラしていくわけですが、ひっくり返してみると、電池ボックスのネジの他は、本体左右にネジがあるだけ。2か所のネジ止めなんてことはあり得ないので、他は隠しネジですね。隠しネジがどこにあるか探していくと、第一候補がいきなりビンゴ。滑り止めのゴム製の足を取り外すと、その下にネジが眠っていました。ゴム足は両面テープや接着剤で固定されていることもありますが、今回の場合ははめ込み式でした。親切設計ですな。他にも隠しネジがないかと思って、裏に貼ってあるシールを全体的に指でなぞって、穴が隠れてないか探してみますが、ここにはありませんでした。結局ネジは全部で2+4で6か所。で、殻割りしたのがコチラ。電池ボックス用(上)と、スピーカー用(下)の配線が繋がったままなので、電池ボックス側とスピーカー側の配線をハンダを溶かして外します。このジャンク品、そもそもそれほど壊れる要素がないので、おそらくスイッチ関係か、電池ボックスの配線が怪しいなぁと思っていたのですが、まずはスイッチをチェックです。下の写真の2つのネジの間にある5か所のハンダ付けが、スイッチのパーツが繋がっている部分。試しにテスターを使ってみると、左右端で電流のが流れますけど、真ん中3か所は「真ん中+左」も「真ん中+右」も無反応。なんかおかしいなぁと思って、基盤自体を取り外して、表側をチェック。左右端はスイッチを固定するためのハンダだったので、電流が流れるのは当たり前。問題は3か所にきちんと電流が流れるか?なんですが・・・表側を改めてテスターでチェックすると、スイッチの動きに合わせて、「真ん中+左」も「真ん中+右」も電流が流れることが確認できました。どうやら裏側で電流が流れなかったのは、接点が劣化しているからっぽい。それではってことで、基盤の表側をチェックして、劣化してそうな部分を全てコンタクトスプレーを塗布した綿棒でゴシゴシ掃除。その後、電池ボックスの配線、スピーカーの配線を再びハンダ付けして、本体を元に戻した後で電池を入れてみたところ、問題なく遊べるようになりましたとさ。
Feb 23, 2024
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はい、恐竜のラジコン周囲の続きです(その1はコチラ)。ちょっと遠回りしてしまいましたが、前進ができな原因は、やはりモーターから足の軸までの間の部分、つまり黒いBOXの中にあるんだろうと思います。というわけで、全ての歯車に欠損がないかバラしてチェックしてみましたが、歯車自体はいたって元気。全然問題ありませんでした。ただし、やはり足に一番近い部分、上の写真でいうと左下の歯車と、それと噛み合う1つ前の歯車の間にグラつきが発生しそうな感じで、下の写真の赤丸部分に隙間ができやすくなっています。反対に、他の歯車はしっかりと噛み合っていて、ほとんど隙間ができる感じはありません。足に直結している軸が□の歯車は、軸受けが足の接続を兼ねた別パーツになっているので、それがついてないこの段階ではある程度ぐらつくのはしかたないですが、その隣の歯車(下の写真でいう上の歯車)の軸受け部分が弱ってると、簡単に2つの歯車の間に隙間ができてしまい、空回りすることになりそうです。そんなことを考えながら、改めて歯車を全て取り除いて、軸受け部分をチェックしてみると、結構攻めた作りをしています。歯車のサイズが結構大きいので、軸受けを肉厚にすると歯車と干渉しちゃうんですね。それを避けるため、軸受けの一部が平らに削られていて、凄く薄くなっています。ココ、簡単に割れちゃいそうです。でも、今のところは割れていないので問題なさそう。では、反対側のケースはどうかというと・・・あ、軸受けが割れてますね。原因はコレですね。軸受けが割れているせいで、軸がブレてしまい歯車が空回りしてしまうんでしょう。この軸受けは、ちょうど足の付け根にある歯車の隣にある歯車(3つ上の写真でいうと左上)のもの。足の付け根にある歯車は、軸受けが別パーツになっているので、壊れる心配はほとんどないのですが、その隣にあるこの歯車は、激しい足の動き、振動を一番受ける歯車ですから、耐えられなかったんでしょうね。 前進はだめだけど後退はできるってのは、歯車の回転する向きの問題で、そのうち走行不能になってしまったハズです。というわけで、軸受けを再生します。幸いなことに、ここの軸受けはいくら厚くしても周囲の歯車には干渉しないので、割れちゃった部分は取り除いて、周囲を綺麗に掃除してグリスを取り除いた後、プラリペアで欠損部分も含めて、軸受け自体に厚みを持たせます。まずは、軸を破損している軸受けに差し込んで・・・この状態で欠損部分とその軸受け周囲にプラリペアを盛っていきます。金属の軸にはプラリペアはくっつかないので問題なし。プラリペアが固まったら、軸を抜いて軸受けの高さが問題ないか確認。これで破損個所の修理は終わったので、あとは恐竜を元に戻すだけ。組み立てしやすいように、接着されていたしっぽ部分を一度外してしまいます。で、完成。問題なく動くようになりました。
Feb 15, 2024
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本日の修理は、初めてのお客様、日頃大変お世話になっている会社の同僚からの依頼で、お子さんのオモチャ、京商のダイナソー ランという恐竜のラジコンです。どうやら前進ができなくなってしまったらしい(後退はできる)。どんな動きをするのか調べてみたら、京商が動画を公開していたのですが、凄い動きですな。よく見ると固定されている前足にはタイヤが付いていて、後ろ足が動くという仕組みらしい。実際に動かそうとしてみると、確かにギーギー音はするものの、足は全く動きません。ところが、手に持った状態で動かしてみると、たまに足が動くんです。つまり、地面に置いて抵抗がある状態だと、歯車が負けてしまって動かないで空回りしているという状態。原因は、モーターから足までの間にある歯車の一部が欠損しているとか、歯車の軸の固定が上手くできてなくて歯車どうしが上手くかみ合わず、空回りしている状態ということでしょう。本体を振ってみると、なにやらカラカラ音がして、複数のパーツが中で暴れている音がします。本体を眺めていたら、しっぽの付け根に何やらボタンがあるのを発見したのですが、押してもなにも反応せず。なんじゃこりゃと思って、説明書をネットで検索してみたのですが、Youtubeで個人の方が本製品を紹介している動画を発見。その動画の中にパッケージ裏に書いてある説明書きがあったので、動画を一時停止してチェックしてみたのですが、このボタンに関する情報は書いてありません。気になって京商のWebサイトを覗いてみたら、興味深いレビューを発見。とにかく前進ができなくなるという不具合報告ばかり(涙)。こうなるともう構造的欠陥でしょうね。気を取り直して分解してみましょう。ボディは5つのネジでとまっているので、まずはそれらを取り外します。さらに足の太もも部分のネジを取り外したら・・・足をボディに止めている2か所のネジを取り外します。このうち、小さいネジの方がモーター側に接続している部分です。さらに、しっぽの付け根部分にあるこのネジも取り外すと、ボディの殻割りができるようになります。で、これが殻割りしたところ。作業がしやすいように、基盤に繋がっているスピーカー配線やモーターに繋がっているカプラーを取り外します。これで作業が行いやすくなりました。黒いBOXの周りのネジ6本(3本はボディへの取り付け用、3本はBOXのカバー用)を取り外して・・・ギアASSYをボディから取り外します。すると、ボディ側に2つの破片を発見。さて、こいつはどこから折れたパーツでしょう・・・ボディを観察してみると、見つけました、元あった場所。分解前に「押しても何も起こらない謎のボタン」だった部分です。どうやらロックするためのパーツだったようですね。ボタンを押すと、ロックが外れて、しっぽ部分が取り外せるという構造だったようです。気になったので、同僚にメッセージを送って「元々ボタンを押すとしっぽが取り外せる構造じゃなかったか?」と訊くと、どうやらその通りだったらしい。壊れたのでしっぽ部分を接着したんだとか。なるほど、これは本来ボディを分解する時にしっぽを取り外して分解しやすくするための機構だったんだと思います。それが接着されているもんだから、まるでパズルのようにボディの殻割りをする必要があって、エラく苦労したというのは内緒にしておきます。ただ、まぁ、今回の「前進しない」という不具合とは全然関係ない部分なので、この部分については2つの破片を取り除くだけでおしまい。本来の不具合の原因を突き止めましょう。その2に続く。
Feb 14, 2024
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TVゲームのコントローラー。使っているうちに段々反応が悪くなってきますよね。最近ではアナログスティック部分を触っていないにもかかわらず、勝手に動いてしまうという、いわゆる「ドリフト現象」というのもそのうちの1つ。任天堂は「反応性症候群」と呼ぶようですが、アレも一緒です。過去にはイギリスの消費者団体がNintendo Switchのこの問題について、構造的な欠陥の可能性を指摘したりして、任天堂側が保証期間内か否かにかかわらず無償修理をすることになったりもしました。結局、これもSwitchのコントローラーが汚れが付着しやすい構造(防塵が不十分)だったことが原因でした。というわけで、本日の修理は我が家のPS4のコントローラー。先日かみさんと久しぶりにゲームしたら、コントローラーの反応がイマイチだったので分解清掃することにしました。分解するには、背面の4つのネジを外すんですが、いきなりネジがすごく汚くて、+の目詰まりを起こしているので、シリコンリムーバーを染み込ませた綿棒でお掃除。で、4つのネジを外して、ピックとか使って殻割りします。が、赤い部分にフレックスケーブルが繋がっているので、一気にパカッと殻割りすることができません。ここは慎重に殻割りして、フレックスケーブルを抜き取ります。ついでに、青いバッテリーのカプラーも外します。バッテリーを取り外すと、その下にネジが見えますので、こいつを外します。基盤の右上にあるZIFケーブルを抜き取ります。これで基盤を取り外す準備ができました。基盤が外れたところ。ここから先は清掃作業です。とにかく接点を元気にするために、コンタクトスプレーを塗布した綿棒でゴシゴシ。こっちもゴシゴシ・・・アナログスティックのラバーキャップを引っこ抜いて、コンタクトスプレーを塗布。カバーのボタンが嵌まっている溝にも手垢がいっぱい詰まっているので、全て清掃します。合わせ目も綺麗にね。ボタンにこびりついてる手垢も綺麗にします。全体的にパーツを綺麗にしたら、再度組み立てます。これで完成。綺麗にするのに使ったキムワイプさん。すっかり黄色くなってます・・・。
Feb 14, 2024
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今回の修理はコチラ。「エポック社 シルバニアファミリー 緑の丘のすてきなお家」の階段の手すり。折れた後で接着剤で修復した跡がありますが、その後再び折れたらしい。で、最初に修理した時に使用したのがクロロプレンゴム系の接着剤なので、黄色いゴム状のものが残ってます。クロロプレンゴム系の接着剤は比較的万能ですが、どちらかというとゴムとか皮革の接着がメイン(もちろんプラスチックにも使えますけど)なので、私ならプラスチックのオモチャの修理には使わないです。再修理時に残っている接着剤を取らなきゃいけないのですが、ネチャネチャしてて取りにくいんですよねぇ・・・。で、接着剤を取った後で、再接着するんですが、今回は接着面が削れちゃっててピッタリ合わせることができないので、プラリペアで周囲を取り囲むように接着します。この手すりは螺旋階段に使われているので、折れた手すりの角度を合わせるなら、できれば家ごと持ってきてほしかった所ですが、無いものはしかたがありません。「こんなもんかな?」という感覚で位置合わせして接着です。周囲を厚めにプラリペアで固定したら・・・ヤスリとリューターで整形。そのままだとプラリペアの白っぽい色が残ってしまうので、今回は塗装します。使用するのはプラカラーのサンディブラウンとホワイト。現物を見ながら調色します。実際に手すりに色を載せてみて、問題ないことを確認。我ながら良い色です。で、作った色をエアブラシに入れて塗装します。境目が分かりにくいように、全体に塗布。エアブラシ → 乾燥機 を数回繰り返し・・・ヤスリ掛けしたら完成です。あとは、ちゃんと階段に装着できることを祈ります。
Feb 13, 2024
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長男が免許を取るってことで9月に増車したスイスポ。その後、12月にようやく免許を取ったものの、「俺のテストを受けるまではスイスポには乗らせん」ってことで、専ら私だけがスイスポで遊んでいたわけですが、なかなかスケジュールが合わない中、なんとか2月3日に長男のテストドライブとなりました。最初に駐車場で運行前点検を30分ほど。エンジンオイル、ブレーキフルード、クーラント液、バッテリーのチェック。タイヤの空気圧を入れなおして、トランクの中の各種キットのチェック。ウチの駐車場に止める時のポイントなどを教えた後、街中をトロトロと30分ほど走って、サイドブレーキを使わずに坂道発進を何度もやらせ、しまいにはブレーキを使わずにアクセルとクラッチだけで上り坂でピタッと停車させる鬼っぷり(笑)。これで基本的な運転に問題ないことが確認できたので、いよいよ本番スタートです。まずはガソリンスタンドで給油のやり方を指導した後、京葉道 → 館山自動車道で市原SAに寄った後、君津PAのスマートICを利用して下道へ。そのまま軽くワインディングを走った後で、愛菜畑で昼食。1月半ばも訪れた愛菜畑ですが、実はこのテストドライブの下見を兼ねたものでした。それにしても、この中にあるピザ屋「PIZZA KURURI」は美味いですねぇ。で、腹ごしらえした後、かみさんを愛彩畑に残して、長男と二人でテストドライブ本番です。今回のコースは、この日のために練りに練ったオリジナル、久留里~養老渓谷~亀山周回コース。1周43kmのコースで、所要時間は40~50分です。制限速度?何それ??愛菜畑に行く途中の道で、ワインディング時のシフトチェンジが取っ散らかっている長男を見て、途中私と運転を交代して、ワインディングでのシフトチェンジ、ブレーキワーク、アクセルワークを教えておいたのですが、それをここで習得してもらいます。特に、エンブレを利用するためのシフトダウンと、加速するためのシフトダウン、その時に必要なブリッピングについては慣れてもらうしかないですからね。ブリッピングシフトダウンなんて教習所では絶対に習わないし。ヒール&トゥをするほどの急減速→シフトダウンは現時点ではあんまり必要ないので、今回は対象外。ただ、長男には小さなころから家のレーシングシミュレーターでヒール&トゥは教えているので、それほど心配はしていません。その内自分で練習するでしょう。結局、1周では満足いく結果が得られず、2周ドライブして長男はヘロヘロ。でも、1周目よりは2周目の方がだいぶマシになりました。かみさんを拾った後で帰路についたのでした。あとはとにかく走って距離を稼ぐだけですな。
Feb 12, 2024
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三連休初日の昨日は色々修理して、そのうちの1つ(チクタクバンバン)をブログにアップしましたが、中日の本日はかみさんと2人で謎解き@群馬県富岡市です。かみさんが「自然のあるところをプラプラ散歩したい」と言ったんですが、自然が満載なところは流石に寒いので、色々検討した結果、謎解き兼ねて少し歩きましょうか、と。群馬県富岡市といえば、富岡製糸場で有名なところですが、そこでタカラッシュの無料の謎解き「イトマキ探偵トミーの名推理 -消えたトミーと宝の糸-」が開催中なので、今回はそれにチャレンジです。無料のやつといえば、先日やった流鉄流山線のやつもそうでした。謎のレベルやボリューム的にもなんとなく想像つきますが、富岡市のやつはメインの町中を徒歩圏内で周遊する謎解き終了後に、エクストラで車で周遊する謎解きもできるようになってるってことで、難易度はともかく、ボリューム的にはそこそこになると思われました。というわけで、朝7:00前に家を出て、上州富岡駅側の無料の市営駐車場に到着したのが9:30前。駅で謎解き用のチラシを手に入れて、早速スタートです。朝食は食べてきたのですが、いきなり小腹がすいたので、丁度オープンした駅の側にある「つばめベーグル」さんで翌朝食べる分も合わせてベーグルを大量にお買い上げ。そのうちの1つを歩きながら食べたら、これがまた美味しい。帰りにまた買おうと心に誓うのでした(で、帰りに寄ったら完売してて買えなかった・・・)。謎解きの方は、チラシにある3問の謎を解いて、次に行くべき3箇所を特定。3箇所を歩き回って、各地で得られるキーワードが揃うと、次に解くべき謎が出てきて、その謎を解くと最後に訪問すべき場所が分かるという感じ。典型的なタカラッシュの謎解きをパターンです。なんだかんだで11時前にはサクッと謎解きが終了しまして、報告所でチェックしてもらってクリア。エクストラのシナリオを貰いましたが、町中を離れる前に、折角だからと富岡製糸場を見学。(平和なひととき。水がきれいな川でした。)その後昼食に「おっきりこみうどん」を食べて温まりました(写真撮り忘れた)。その後は駐車場に戻ってエクストラのシナリオを解くために移動。これが思ったよりも移動距離が長くて、意外と大変でした。謎自体は難しくなかったですが、面白い仕掛けがあって楽しめました。なんだかんだで最終的には15時頃にすべての謎解きが終了しました。もちろん途中で昼飯食べたり、買い物したりしてますけど、無料の謎解きでここまで長時間遊べるのはなかなかお得ですね。結構小学校低学年や幼稚園くらいのお子さんを連れたご家族もやってました。謎はけして難しくないですが、流石にそこまで年齢低いと無理じゃないかな。帰りに甘楽にある「すいーつパークむさし」へ。ここはスーパーで売ってる和菓子を作ったりしてる「武蔵製菓」さんの直販所。私の大好きな大福を挟んだどら焼きを作っているメーカーで、我が家では「武蔵製菓の和菓子なら安定の美味しさ」として信頼度が高いメーカーさんです。大量に和菓子を購入しましたが、ここはイートインもあるので、コーヒー飲みながら甘いもの食べて疲れを癒やしました。ホントはスキーに行きたかったんですけどね、大きなイベント前に怪我でもしたら大変なので、今週末は自重しました。
Feb 11, 2024
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だいぶ間が空いてしまいましたが、チクタクバンバンの修理、その2です。その1はコチラ。前回、壊れていたモーターの代替品を購入し、元々のモーターについていたウォームギア(ネジ歯車)を新しいモーターに移植しようとしたけど、取り外すことができなかったのでネットで注文したところで終わりました。それから数日、注文していたウォームギアが届きました。今回、Amazonで注文したのは樹脂製のウォームギア、そしてAliexpressで注文したのが、真鍮製のやつです。そもそも、なぜここで普通の平歯車ではなく、ウォームギアが使われているかというと、モーターの早い回転を減速させたいからなんですね。通常のギアの場合、減速比はおよそ1:10程度まで、つまりモーターの回転を1/10の速度まで落とす程度しかできないらしいのですが、ウォームギアを使うと、最大で1:100、つまり1/100程度まで速度を落とせるらしいんですな。ただし欠点があって、平歯車どうしの組み合わせと比較すると歯面の滑りが非常に大きくて、発熱が多く、場合によっては焼き付きを起こしやすいらしいのです。それを回避するための手段として、ウォームギアを硬い素材にして、それと接続する歯車(ウォームホイール)を柔らかい素材にして、摩擦係数を下げる必要があるらしいのです。チクタクバンバンの場合は、もともとついていたウォームギアが真鍮製、これに接するウォームホイールは樹脂製のものが使われていました。つまり摩擦係数を下げるための対策が取られていたということです。したがって、やはり購入するウォームギアも、樹脂製ではなく真鍮製のものであるべきということなんですね。今回樹脂製のものを買っておきながら追加で真鍮製を購入したのはそういう経緯でした。材質が違うとはいえ、どちらも同じウォームギア。長さ10mm、外径6mm、内径(軸径)2mmです。で、折角樹脂製のものがあるので、まず最初に樹脂製のウォームギアをモーターに取り付けます。(最初に樹脂製を使う理由はちゃんと理由はありますよ)で、モーターやら歯車やらを一式組み込んでみてみると、ウォームホイールに接続するウォームギアの位置が悪いですね。できればウォームホイールの軸の中心辺りにウォームギアの全長の中心が来るようにしたいです。今回の場合は、ウォームギアのモーター軸への挿入が浅かったようですので、もう一度ばらしてウォームギアをもう少し奥まで打ち込みます。というわけで、これでウォームギアとウォームホイールの接点のバランスが良くなりました。この状態でモーターに電池を接続してみると、問題なく動くことが分かりました。良かった良かった。というわけで、再度モーターを取り外して、モーター本体とウォームギアの隙間を測ります。この長さと同じ長さに合うように真鍮製のウォームギアを取り付ければよいというわけですね。真鍮製のウォームギアは一度取り付けると取り外せませんので、長さの調整が難しいですが、樹脂製の場合は比較的容易に取り外せるので、位置決めのために使用したのでした。で、真鍮製のウォームギアを接続したのがこちら。本体の形状を見て、どちらの方向に逃がせばよいのか考えながら配線をハンダ付け。各部を再び組みなおして・・・裏蓋の電池ボックスに配線をハンダ付けし、ホットボンドで配線を固定。裏蓋を閉じたら完成です。早速、電池を入れて遊びましょー!!動かねぇ・・・orzどうなってるんじゃ!?テスターを取り出して、電流の流れをチェックすると、電源スイッチが壊れていることが判明。コンタクトスプレーを吹いて、何度かガチャガチャスイッチを動かしてみましたが、全くダメ。仕方がないのでスイッチを取り外してチェックしてみます。一度ハンダ付けした配線を取り外しさらに電池ボックスの金具が止まっているハンダを溶かして、スイッチ本体を抜き取ります。こいつが原因の電源スイッチ。基盤を取り外すため、裏の4か所のカシメを開きます。基盤を外したところ。右側の金属が腐食してるのが分かります。真ん中辺りの◎は、裏にモーターに向かう配線がハンダ付けされ、左側の◎は裏に電池ボックスの金具がハンダ付けされます。この状態だと、モーター側に電流が流れませんね。このスイッチがどういう仕組みなのかというと、スイッチがこっち側だと、スイッチ本体の金属プレートが、基盤の金属の◎に接しないので電流が流れませんが・・・スイッチがこっち側に来ると、金属のプレートと2つの◎が接続して、電流が流れるようになるという仕組みです。中心側の腐ってる◎をリューターで磨いて綺麗にしましょう。はい、綺麗にしたのがコチラ。ついでにスイッチ裏の金具の方も磨いておきました。これで配線を元に戻したら完成です。で、忘れてはいけないのが、このプラスチックのパーツ。特にチクタクバンバンの動きに影響のあるパーツではなく、単なる飾り、あるいは持ち手ですね。瞬間接着剤で固定しちゃいますけど、子供たちココ持って振り回しそうだなぁ・・・と、ちょっと心配。まぁ、なんにせよ完成です。結局、今回はモーターとスイッチの両方が壊れているというパターンでした。購入時は、「動作確認済み」「ジャンク品」等の表記は一切なく、単に「返品不可」と書かれていただけなので、ある意味店側の誠意を疑うところではありますな。まぁ、こちらはジャンク品だと思って買っているので問題ないですけど。結局、商品が500円、モーターが280円、真鍮製のウォームギアが722円(1個172円、送料550円)、使わなかった樹脂製ウォームギアは20個入りで790円でした。子供たちが学童保育で楽しんでくれたら嬉しいですな。というわけで、以下、チクタクバンバンの遊び方をWikipedia から転載。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%82%AF%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%B31人遊びとして線路プレートをループさせて延々と目覚まし時計を動かす遊び方などもあるが、ここでは多人数プレイのルールについてを記述する。【基本ルール】前の人の番でベルが鳴り終えたら自分の番となり、次にベルが鳴り終えるまで線路プレートを動かし目覚まし時計を常に動かしているようにする。ベルが鳴り終わると、次の人の番となる。目覚まし時計をプレートから落としたり、走行不能になったら負けである。意図的にループを作る事は禁止であり、ベルが鳴り終わるまでにループを崩さなければ反則負けとなる。【テクニック】目覚まし時計が乗っているプレートを動かすのが、長時間プレイにおける必須テクニックである。アラームが鳴るギリギリにプレートを動かして、相手に考える時間を与えないようにする。
Feb 10, 2024
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最初にコイツに会ったのは2022年の5月でした。まだこのブログを開設する前で、オモチャの修理はFacebookで紹介してた頃。しかもオモチャ修理を請け負って2つ目でした。というわけで、今回の修理はルギアの小さな人形。2年前に直したのはちぎれた首と、右腕(羽?)でしたが、今回は左腕の修理。これ、首はプラリペアで直してるんですが、以前直した右腕は、小さなネジを埋め込んでねじ込んで直したんです。なので、腕を捻って動かすことができるんですね。今回修理する左腕も同じようにネジ止めした方が子供たちも遊べるかな?と思いますので、右腕と同じように両ネジを埋め込むことにしましょう。実は最初に修理したとき、小さい子がいる学童保育で使うものでネジを使うのは危ないかなとも思いましたけど、この直し方のほうが強度があるし、普通に遊んでれば危ないことはないので大丈夫だろうと判断しました。まぁ、普通の遊び方をしないのが子供なんですけど。というわけで、今回も同じように修理するため、用意するのはピンバイスと小さなネジ。まずはピンバイスでボディと左腕の接合部分に穴を開けます。ピンバイスで細い穴を開けたら、今度はリューターで穴を広げます。穴を広げたらボディ側にネジを埋め込んで、ある程度ネジを埋め込んだら、ネジの頭をニッパーでばっさりカット。その後、下穴を開けておいた左腕に、ボディに埋め込んだネジをねじ込んだら完成です。記念撮影したら、左腕が割れているのを発見したので、プラリペアを埋め込んで補強しました。これで完成。
Feb 5, 2024
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かみさんが最近、「パッキンを買わなきゃいけない」と言ってました。なんのパッキンだか詳しく聴いてなかったのですが、とにかく「パッキンが欲しい」らしい。あんまり言うもんだから、どうしてパッキンが欲しいのかと尋ねてみたら、なんでもかみさんが出入りしている事務所(こう書くと反社会的な団体っぽく聞こえるな・・・)にあるコーヒーディスペンサーに使うものらしい。とりあえずサイズだけ測ってきたら?と言っておいたのですが、サイズをちゃんと測れない場所みたいで、後日、クシャクシャに折りたたまれた紙切れを出してきて、「このサイズ」と、彼女は言った。「パッキン買う時は、外径と内径、厚さのデータが必要なんだよ?」と説明するんですが、とにかく「測れない、輪っかの部分は細い(外径と内径の数値が近い)」ということをやたらと力説します。なんだか良く分からんなぁ・・・と思って聞いていたら、ネットで製品の図面を見つけてきて、背面のドレンコック(赤丸部分)を指して、ココに使うんだ!と。ドレンの出口の中(ホースとかと接続する部分の内側)に入っているパッキンのことなのかと思ったら、このドレン下端の太くなっている部分は単なる「蓋」らしい。で、コーヒーディスペンサーを使っている時は、この蓋を取り付けた状態で使うらしいのですが、蓋の上からお湯が漏れてきちゃうらしい。本来は蓋を取って廃湯する時以外、ここからお湯が漏れるものではないとのこと。「使っているうちに、ドレンと蓋との間にあるパッキンが外れてどっかに行っちゃって、蓋に隙間ができているのが原因だから、新しいパッキンを買うんだ!」と、かみさんは熱弁するのです。そこでようやく分かりました。あ、もしかしてそれって、「パッキン」っていうか「Oリング」のこと??一般的なパッキン(上下から挟み込んでシールする)Oリング(上下から押しつぶしたり、内外から押しつぶしたり)どうやらかみさんは、ドレンにOリングを通して、蓋とドレンとの隙間を埋めたかったらしい。だから径が測れなくて、紙をドレンに巻き付けて円周を測ってきたのか。でも、挟み込むなら、Oリングは一回り、二回り小さいものを買ってきて、伸ばして使わないとダメでしょう。それに、もともとOリングがついていたなら、ドレンにOリングを嵌めるための溝が彫られているはず。その溝の厚さを測れば、Oリングの太さが分かるので、何とかなるかな?と思い、かみさんにコーヒーディスペンサーを持ってきて貰うことにしました。で、ようやくコーヒーディスペンサーの登場です。ホシザキのコーヒーディスペンサーSDC-5B、なんか凄い年代物ですな。(作業机汚いな・・・)さっそく背面をチェックしてみましょう。これが件のドレンですな。これは使用中の状態で、ドレンの先端にゴムの蓋が被さっている状態。確かにゴム蓋がついていてもグラグラして、隙間だらけ。こりゃ、蓋の役目なんてできそうもなくて、上からどんどんお湯が漏れてくるというのも頷けます。使い終わって廃湯する時は、蓋を引っこ抜くと、ドレンからお湯が出る仕組み。かみさんはこの部分に無くしたOリングを嵌めたいと言ってましたが・・・そもそもOリングがあった形跡なんてありませんな。Oリングを嵌める溝がないどころか、逆に蓋をロックさせるために2か所の凸があります。で、この2つの凸が嵌まるように、蓋の内側には溝が切られています。というわけで、おそらく最初からOリングなんてついてなくて、単に蓋が劣化してガバガバになっちゃったのが原因でしょう。蓋がねじ込み式だったらまた違ったんでしょうが、単に引っこ抜くだけなので、だんだん蓋や、中の溝が広がってっちゃったんだと思います。で、どうするかというと・・・・ゴムの蓋をヒートガンで温めます。ゴムってすごく不思議な素材で、普通、物質ってのは、温めると分子配列が広がるから大きくなるもんなんですが、ゴムの場合は温めると縮むんですよね。というわけで、温めて広がった蓋を縮めようという魂胆です。温めたあと、冷やしてしばらく放置して取り付けたところ、グラつきなくがっちり蓋が閉まるようになりました。実際にコーヒーディスペンサーを使用してみます。コーヒーデカンタ2つ分のお湯を作ってみましたが・・・ドレンからは全くお湯が漏れませんでした。というわけで、作業完了。
Feb 3, 2024
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中古屋でジャンク品のオモチャとか電化製品買ってきて、サクッと直して転売したら小遣い稼ぎになるんじゃね?なんてことを考えてたら、そういえば最近行ってないなぁ・・・と思って、久しぶりに行ってきました「千葉鑑定団」。ハドフとは違うので電化製品はほとんどないけど、おもちゃの中古品は色々あるので物色してたら、見つけたのがコチラ。野村トーイの「チクタクバンバン」。いやぁ、懐かしいですな。と言いたいところなんですが、私の周囲にはこれを持ってる人はいなかった気がします。遊んだことないので、特に思い入れないんですけど(爆)。購入時はパッケージが開いてる状態で透明フィルムでラッピングされていて、「返品交換不可」と書かれていました。見た感じパーツの欠損はなさそうなので、サルベージしてきました。価格は500円。で、早速開封してセットアップしてみると、時計上部のパーツが壊れてました。でもこれは接着すれば済む話なので問題ナシ。早速電池を入れて遊んでみましょう。スイッチ入れてもウンともスンとも言いません。流石、期待を裏切りませんなっ!電池BOXの端子が錆びて緑青が出てるので、リューターで削ってキレイに磨きます。それでも電源が入らないので、中の断線を疑って分解してみましたが、目視では断線を確認できず。更にバラしてみても、結局電流が流れるのは電池BOXとモーターの間だけのようなので・・・モーターの配線を外して、新しい線を作りました。で、ふと思って、電池BOXを使わずに、モーターと電池を線で繋いでモーターの動きを確認してみたところ、モーターが動きません。なるほど、死んでるのはモーターでしたか・・・。このモーターはマブチモーター製で、Made in 台湾。会社名と製造国の刻印以外は何も書かれていないので、マブチモーターの汎用品で代替できることを祈りつつ、ホームセンターで同じサイズのものを購入。マブチモーターのFA-130RA。買値は280円位だったかと。デフォルトの状態だと、ベースやら何やらが付いてるので、全て取り外します。で、壊れてる方のモーターの軸についてるウォームギア(写真下)を新しいモーターに移植しようと思ったんですが、コイツが何をやっても外れない。しかたがないので、ウォームギアを購入することに。長さ10mm、外径6mm、内径(軸径)2mmで、真鍮製のウォームギアがAmazonを始め、ネットでは売っているのを見つけられなかったので、仕方なく樹脂製のものをAmazonで購入(20個入り790円)。でも、その後やっぱり真鍮製のが欲しくて、結局AliExpressで真鍮製のものを発見して購入(1個172円、送料550円)しました。現在AliExpress で買った真鍮製のウォームギアの到着待ちです。その2に続く。
Feb 3, 2024
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