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May 31, 2004
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カテゴリ: kent生活史篇
こんにちは。今日で5月も終わり、明日から6月ということで、そろそろ本気で就職活動を始めます。福祉系は一般企業と違って、これから9月ぐらいまでが勝負の期間らしいので・・・。早速明日人生初の面接(と言っても大学で実施される模擬面接ですが、かなり本格的らしいので・・・。)もあるし、他にも夏休みの実習や、海外研修の準備など、本当に忙しく、今自分がすべきことは、ここで毎日日記を書くことではないと思ったんで、日記更新は今日で中断します。過去、何度か同じような発言をして、結局すぐ再開してますが、今回は事情が事情なんで、本気です。ただ、まったくネットしない生活もさみしいので、掲示板は今までどおり返信するし、皆様のHPにも訪問させていただくつもりです。また、ごくたまに日記も書くかもしれません。・・・ということで、これまでどおり、よろしくお願いします。

そして、今日の日記は最後になるかもしれないんで、自分の就職に関して考えてることを書きます。明日の面接を前に、自分の考えをまとめるためです。あくまでも世間を知らない一大学生の考えなんで、いろいろ非難される部分もあるかとは思いますが、あくまでも自分の「日記」なんで、ご了承下さい。

私は社会福祉系の大学で4年間学んできた。だから本当は他にやりたかったこともあるが、結局、それは願望だけで、実際にそのために何も行動を起こしてこなかった。その結果、私に残された道は、社会福祉分野のみ。また最初に大学をためてまで入りなおした大学だけに、親への恩義や遠慮もあるし、早く安定した就職先を見つけて親を安心させてあげたいという思いもある。自分の人生を犠牲にして・・・とは思ってないが、そもそも、仕事自体に希望等持っていない。できることなら、いつまでもお気楽にフリーター生活をしたい。でもそんなその場しのぎの生き方をしていても。結局はほかならぬ自分自身が苦しむだけなので、現実的に考えて、そんな安易な選択肢は選ばない。だから、とりあえず派遣やアルバイトじゃなくて、正規の職員になれたら、何でもいい。幸い、社会福祉系は他の分野と比較すると、多少は需要が多いらしいので、業種さえ選ばなければ、何かはあるだろう。しかし、こんな世の中で就職難の時代でも、私は自分を安売りしたくはない。社会福祉分野に就職するということ自体が、やはり自分にとって最大の「妥協」であるので、これ以上の妥協はするつもりはない。あくまでも、自分が会社(施設や組織など)を選ぶつもりで、就職活動に望みたい。(もちろん就職活動中においては実際に態度には出さないが。)たとえば、まず自分の希望としては、地元の実家から通えるところ、ある程度保障された賃金、そして、老人介護はなし・・・というのが最低条件である。そして、たとえその条件にあったところが見つかって就職できても、たとえばそこが1施設だった場合、一生涯その施設で自分の人生を終えようとは思っていない。1つの会社のために一生を奉げる、終身雇用の時代はもう終わった。今後、この厳しい世界で生き抜いていくためには、自分自身で目的意識を持ち、「就職決まったら、それで終わり」という考えではなく、その後もスキルアップやキャリアを積んで、最終的に自分が納得できる仕事に就けラバ、それでいいと思う。
最終的に自分がしたい仕事とは・・・具体的にはわからないが、だいたいこういうことをやりたいというのはある。福祉制度を考える時に、必ずと言っていいほど比較対照、またはお手本にされるのが、スウェーデンやデンマークなど、北欧の、いわゆる「福祉先進国」と言われる地域である。たしかにこれらの国の福祉や医療に関する諸制度やシステムを見てみると、見習い参考にすべき点はたくさんある。しかし、よく考えてみると、これらは、日本人から見たら、異常とも言える、現地の国民の高負担によって成り立っているという裏事業がある。一方の日本は、国会議員や有名都知事でさえ国民年金を払わないことからもわかるように、共益扶助の考え方が浸透しにくい・・・と言うか、他人のためにお金を払おうという意識が低い国民性があるので、このような国に、福祉先進国のシステムをそのまま導入するのは不可能である。だから、もう国や地方公共団体を当てにしても、ロクな制度は作られないだろうし、仮に何か新しい制度ができたとしても、国民の猛反発を食らうのは必死だろう。
だからこんな世の中だからこそ、自分たちの手で、国民が納得できる制度を開発し、導入していく必要がある。そしてそのためにはやはり海外の福祉事情にも目を向けなければならない。例えば、これは私のイメージ・・・というか固定観念かもしれないが、日本の福祉システムだと、たとえば疾病や障害など、なんらかの形で社会的ダメージを負った場合、そのダメージを回復させるところにしか目を向けていない。具体的に言うと、例えば、交通事故などで障害を持ってしまった人がいるとする。そして、その人に仕事を供給する。そこまではいいが、そこで終わってしまうことが多い気がする。日本の障害者の雇用状況は特に厳しく、最低賃金や社会保障の面でもさまざまな不条理な部分がある。しかし、障害を持ってしまった人は「私は障害者だから」と遠慮・・・というか泣き寝入りしてしまうケースもある。しかし、欧米では、障害者の自立保障プログラムは完全に保障されており、仕事はもちろん、日常生活に関するさまざまなサポートや、さらには障害者専用の余暇活動(アート、音楽、スポーツなど)を支援する制度も充実しており、逆に障害者であることを楽しんでいる方もいる。そのような社会つくりこそが、福祉の理想であると思うので、冒頭でも書いたようにそれがどこまで日本の社会で受け入れられるのかは未知数だけど、将来的には、そのように自分たちの力で日本の福祉システムを変えていけるような・・・そんな仕事がしたい。官僚になって、根本から変える・・・という方法もあるが、自分1人の力でそんなことは出来ないし、それ以前に自分にそこまでの能力もないので、とりあえずは、地域コミュニティのレベルから、自分たちができることをしていきたいと思う。
・・・そのために具体的に何をすればいいのかは、まだ自分でもよくわからないが、とりあえず、現場に出て、様々なことを学びながら、自分自身を成長させていきたいと思う。

・・・ということで、長々と書いてしまいましたが、またお会いできる日を楽しみにしてます!!
今までこの日記を読んで、感想まで書いてくれた皆様、本当にありがとうございました!!





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Last updated  May 31, 2004 02:46:19 PM
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