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今年もあとわずか、ということで1年間のふりかえりです。今日は夫が急に張り切って家の大掃除なぞ始めてしまったので大変(見られたくないものが家にたくさんあるので)先回りして片づけたりしてました(笑)見られたくないものがたくさんあるというのは、今年はけっこうスピリチュアル系の講座に通ったりグッズを買ったりしたからです。プロになる方向性は全く見えてないけど、それでも自分の興味ある時代や国についてはかなりはっきりわかってきました。映画は今年1年ほとんど見なかったというか印象に残ってないです。テレビドラマで強烈だったのは「ボルジア家」他のドラマを圧倒しました。旅行先は新年の大阪から始まって、夏に広島、出雲大社とけっこう行っていました。神社やお城めぐりが次男のブームになっているようです。美術展はルネサンスの三代巨匠は全部見ています。そしてなんといっても私にとって今年一番のイベントはターナー展があったこと、今年の出来事でのベスト1です。今年はちょうど大学のサークルや高校の同窓会が続けてありました。思いがけない再会もあってうれしかったです。またプログを通じて知り合った方と実際会う機会もあり、貴重な体験ができました。今年1年間、本当にありがとうございました。来年もまたよろしくおねがいします。しばらく留守にしますので、コメントなどいただいた場合、返信は来年になります。
2013年12月30日
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カルロス・ルイス・サフォン氏の「天の囚人」の英語版、最初の章を読み終わりました。章のタイトルがクリスマスだったので、ちょうどクリスマスの時に読めてよかったです。「風の影」で大ファンになったサフォン氏のシリーズ本なので、日本語訳だったら買ってすぐ読んでいたのでしょうけど、英語版なのでなかなか読み始められない、12月に入ってタイトルを見て今日までにと目標を定めなければもっと先になっていたと思います。英語版と言うことでためらいはあったのですが、読み始めれば意外と進みました(電子辞書を使ってだけど)やっぱりシリーズものは登場人物や場所についてある程度知識があるので固有名詞がぱっとわかる、外国語の本を読むには内容がわかっているものの方が断然読みやすいです。ネタバレしないように粗筋を書くと・・・1957年の12月、バルセロナダニエルはベアと結婚して書店の上のアパートに住んで昼はお父さんの書店で働いています。クリスマスの時期でも本の売り上げはさっぱりお父さんはあることを考えて出かけてしまいます。ダニエル1人いた書店にあやしい人が来てガラスケースに入った高価な古本を買い、しかもそれをフェルミンへのプレゼントだと言って何か本に書いてそのまま置いていきます。ダニエルは慌ててその人物の後を追いかけます。その後お父さんはクリスマスの飾りをたくさん買ってきて(誕生の様子をあらわす人形など)はりきって飾り付けます。フェルミンはこの人形は太り過ぎていて日本のスモウレスラーのようだと悪口言いますが(笑)お父さんの狙い通り窓から飾りを見てお客さんが入るようになりました。ダニエルはベアと結婚して2年が過ぎ、子供も生まれていました。ところが偶然ベアが昔の婚約者からもらった手紙を見てしまい激しく動揺します。フェルミンに相談してなんとか気持ちを立て直し、フェルミンになぜベルナルダとの結婚準備をぐずぐずしているのかと尋ねます。そして第2章ではフェルミンの過去について語られます。ここまで読んで、主人公のダニエルは結婚して自分の子供も持ったのにあい変わらず子供だなあと(笑)あやしい客が来てもぼーっとしていて後から慌てて追いかけ、街で女性に声かけられればついそっちに気がいってしまう、子供をあやすのは下手で妻を怒らせ、妻の昔の婚約者からの手紙に激しく動揺してフェルミンに相談、「風の影」の頃と全然変わっていないのです(笑)でもそういううっかりなところや子供っぽさに読者は親しみを感じて物語の世界にのめりこむのでしょう。とにかくなじみの人物が出て来るので英語の本でありながら夢中になって読むことができました。シリーズ2作目の「天使のゲーム」だと主人公がまったく変わってしまいこうはいかないので、ちょうど英語版で読み始めた3作目の最初にダニエル達なじみのある登場人物が出ていて本当によかったです。
2013年12月25日
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カイユボット展を見に行きました。正直カイユボットという画家についてほとんど知らないまま知り合いの方に誘われて行ったわけです。印象派の画家と多く交流があり、また積極的に印象派の絵を購入して支えたというこの画家の絵は家族や友人など身近な人、そして身近な場所を題材にした作品が多く穏やかで安心して見られる絵という印象を受けました。カイユボットは裕福な家に生まれているので、自分の作品を積極的に売ろうとはしなかったようです。弟の1人は写真家になるのですが、この人は最初は音楽学校に行っていました。芸術をたしなんでそこそこうまくなったけど天才ではなかった、そんな兄弟なのでしょう。兄弟は生活には困らないのでボート遊びや切手のコレクション、ガーデニングなどいろいろな趣味を一緒に楽しんでいました。ただ何一つ不自由のない金持ちのお坊っちゃんだったというわけではなく、別の弟が若くして病気で亡くなっていることもあってカイユボット自身も常に死を意識していたのか20代で遺言を書いて自分の作品のことを気にかけ40代で亡くなっています。印象派の絵というのは実物そっくりに描くのではなく、あくまでも画家が見た印象を大事にしているというイメージがあったのですが、カイユボットの絵はかなり細かくて写実的なものがたくさんありました。写実的なんだけどどうも奥行きやものの大きさがちぐはぐで遠近法にのっとってない(笑)別荘で描いた絵は印象派風で水面の筆のタッチが粗すぎる、などなど批評しながら見ていたのですが、こんなに水面に筆の跡をくっきり残したら水に見えないでしょうにと粗さがししていた絵をかなり離れたところで見たらアラ不思議、水が光を反射して波打っているように見えてくる!印象派の絵は魔法のようでおもしろいです。でも今回の美術展で一番印象に残ったのは、カイユボットさんにはとても申し訳ないけど、常設展の方にあったモネの「黄昏、ヴェネツィア」でした。その絵は赤、青、黄色の鮮やかな原色が使われていて、睡蓮の絵などで思い浮かべるモネの絵とは全然違うのです。さらに私にとってヴェネツィアはターナーの絵で見慣れたおなじみの場所(実際に行ったことはないけど)ヴェネツィアの絵はこうあるべきだというのが頭の中にしっかりインプットされていて、さらに印象派の画家モネの絵も代表作がしっかり頭に焼きついているのです。だからその「黄昏、ヴェネツィア」を見た時にものすごい違和感と不安を感じました。よく知っていてこうあるべきだと自分の中で完成された世界がまったく違う色で表現されている、ヴェネツィアの空や運河は時間によってはこんな色に染まるのかしらととても不思議でその絵から眼が離せなくなり、長い間じっと見ていました。感動というものは、自分の思っていた通りに心地よく描かれた絵ではなかなか生まれないのかもしれません(でも前衛芸術的過ぎても自分との共通点がなくて感動できないけど)自分がこうであるとよくわかっている、こうなるだろうと予想している世界で思いがけない表現をされると不安になる、違和感を感じ居心地が悪くなる、そうしたひっかかりこそが感動を生み情熱をかきたてるのではないか、そんなことを考えさせられました。クロード・モネ 黄昏、ヴェネツィア F15 【油絵 直筆 複製画】【油彩 布張りキャンバス 国...価格:54,800円(税込、送料別)
2013年12月21日
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「ターナー展」がいよいよ今月18日で終わってしまうので最後にもう1度と思い見てきました。4回目になりこれは美術展としては私の最高記録です(笑)さすがにこの回数だともう呆れて読む人は少ないだろうと予測して、好き勝手な感想を書いています。同じ美術展に2回行ったのは「ボルゲーゼ美術展」でした。これはカラヴァッジョの「洗礼者ヨハネ」が見たくて行ったわけで、この絵に関しては古い映画での「カラヴァッジオ」に若き日のショーンがモデルとして出ていたので鮮明な印象がありました。若き日のボロミアが赤いマントをつけて椅子に座っている映画のシーンに興奮しまくり、その印象で絵を見て「あれ、洗礼者ヨハネってこんなに若かったの?」と驚きましたが強烈な既視感がありました。まあ映画のDVDでその場面を何回も見ているのであたり前ですけど(笑)ターナーの絵も、どこかで見たことがあるという既視感がすごくありますって4回も見に行けば見たことある絵ばかりです(笑)カラヴァッジョの絵はたとえて言うなら舞台演劇、実際にモデルを使ってそのポーズをとらせて絵を描いたようです。それに比べてターナーの絵は映画的、実際にその場所に行って雰囲気を写し取ることにこだわり、登場人物にはあんまりスポットをあてていません。主役はあくまでも景色や建物です。今回印象に残ったのはまず、「ダラム大聖堂の内部・・・」若い時の作品です。建物の内部がとにかく正確に細かく描かれていて、光があたった場所とそうでないところの差が見事、鉛筆と水彩だけでこれだけの表現ができるのかと驚きました。私には絶対真似できません。そして「エジプトの第10の災い、幼子の虐殺」これはロイヤルアカデミーの正会員に選ばれたすぐ後に出展した作品です。聖書から題材を取り、大きなキャンバスに描くアカデミーにふさわしい作品です。やっぱりターナーの関心は人物よりも風景や建物にあるようで、人物は小さく描かれています。ただ人物は小さく描かれているのですが、その悲劇を人物の表情や身ぶりで表現するのではなく周りの景色や空の色であらわしています。そのような悲劇があった場所やその時の空はこんな感じだったに違いない、そう思える場面で、じっと見ていると子を殺された母親の叫びや悲鳴が聞こえ、死んだ子を連れて行きさらなる災いをもたらそうとするナズクルやオークが空に待ち構えている、そんな雰囲気の絵です。もちろん実際の絵にそのようなファンタジー映画の化け物が描かれているわけではないのですが、眼の錯覚や自分の心理状態によるものなのか、とにかく今回はいろいろな絵で木の後ろや海の上、空にだまし絵のようにトカゲや化け物の姿が浮かび、うーん、これはヤバイかもと思いましたが(笑)じっと見て何が浮かんでくるか試すのも楽しかったです。「レグルス」の光の表現、「戦争・流刑者とカサ貝」の赤と黄色、「平和水葬」の青と黒の使い方などターナーにしかできない表現で、本当に色と光が感情を持ち、エネルギーとなって迫ってくるようでした。ターナーの絵を見ることは私にとっては忘れることのない強烈な体験でした。【送料無料】絵画:ウィリアム・ターナー「平和−水葬」●サイズF8(45.5×38.0cm)●プレゼント...価格:28,800円(税込、送料込)
2013年12月17日
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「フランシス・イェイツとヘルメス的伝統」という本を読み始めました。これは「ジョルダーノ・ブルーノとヘルメス的伝統」という本を読むための準備として一緒に購入したのですが、この本だけでもかなり値段も高くて分厚く読み応えがあります。フランシス・イェイツは女性の歴史学者で、大学の研究室に属さずに独自に論文を発表し60歳過ぎに出版された「ジェルダーノ・ブルーノとヘルメス主義の伝統」で一躍歴史学会の注目を浴びることになります。その彼女の評伝にあたるこの本を書いたのも女性です。著者マージョリーG・ジョーンズも45歳の時に大学院に入って歴史研究を始めた人です。書かれた人と書いた人がどちらも女性、しかも順調にキャリアを積み重ねたのではなくかなりの年齢になってから研究を始めたり注目されたということにすごく励まされました。またどちらも女性であること、フェミニズムを主張しているわけではないけど、女性ならではの読書の幅の広さや細やかさを研究に生かしているということもうれしくなりました。マージョリーさんはこの本を書くために調べていた10年間は自分と夫とフランシス3人の三角関係のような気持だったと書いてあり、また研究を大いに助けられた数名の女性の名をあげ、定期的に会って意見を交換し、お茶を飲むのがとても楽しかったと書いてありました。研究対象の人に夢中になって夫が嫉妬するのではと心配したり、研究を支えてくれる人とのお茶会を楽しんだり、こういう感性は男の人にはあまりないだろうなと思いました。フランシスは裕福な家の4人兄弟の末っ子として生まれますがちょうど第一次世界大戦の頃思春期を過ごしたため一貫した教育を受けてなく、また唯一の男の子だった兄が戦死するという不幸を若い時に体験します。そしてちょうど結婚するのが難しい年代にいたため(同世代の男性が多数戦死した)否応なく自立を要求され、しかも年老いた両親、特にただ1人の男の子を失って悲嘆にくれている母と同居しなければならない状況でした。幅広い読書をしていたので、興味のままに研究し論文を発表する、正統な学会にいなかったため違った視点から歴史研究を勧め、ついには世界中の歴史学者が驚き、今までの歴史観を変えるような本を書くに至ったのです。彼女の生涯それ自体とてもドラマチックです。彼女の愛読書にはバイロンの詩集もありました。正直言って私はバイロンは先に巻末の生涯の方(昼ドラも真っ青な放蕩と不倫を繰り返すドロドロの人生)を読んでしまったので、詩は確かにうまいけど共感はできなかったのですが(笑)同じイギリス人が読むと言葉がすっと入ってきて感動の深さが全然違うのかもしれません。シェイクスピアも有名な作品はほとんど読んでいます。その中であるイタリア人、エリザベス朝の時代に生きた人がある作品のモデルではないかと考えて詳しく調べている時に、同じころイギリス在中のフランス大使の屋敷に居候していたジョルダーノ・ブルーノのことを知り(運命の出会いであったのか)後に自分を世界のひのき舞台に押し上げてくれる本を書くのです。いろいろな偶然が重なって、さらに彼女の根気強さと情熱の結果、奇蹟のような本が生まれたようです。【送料無料】フランシス・イェイツとヘルメス的伝統 [ マ-ジョリ-・G.ジョ-ンズ ]価格:3,780円(税込、送料込)
2013年12月13日
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中学3年生の次男の三者面談がありました。期末テストも終わり、いよいよ受験に向けてまっしぐらのこの時期、面談も受験についての話しです。今までは子供の性格やら学校での生活態度などが主に話されていたのですが、今回はひたすら受験手続きについてです。高校受験は調査書など中学で用意する書類も多くミスがあっては大変、それに私立では併願を認めながらも中学の成績がよければ加点をもらえる優遇制度があったり、進学コースが点数足りなくても普通コースの合格基準に達していればスライド式に合格させてくれたりといろいろあるので、どれを取るか組み合わせを考えなければなりません。事務手続き的な話ばかりなのに15分あっという間に過ぎてしまいました。来年になれば出願手続き、入試、合格発表、入学手続きとカレンダーに予定がびっしりになりそうです。その間に塾へ行く日や模擬試験の日、さらに塾の冬期講習や特別授業の日もあり、ハードスケジュールです。母としてはとりあえず合格発表や入学手続きの日は仕事も休んですぐ動けるよう家で待機していた方がよさそうです。
2013年12月10日
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大好きな作家のシリーズ本の3作目、英語版をかなり前に購入していたのですが、なかなか読めないまま放置状態(笑)その本を今日なぜか読んでみようという気になりました。購入後数カ月放置していた本を、電子辞書を使って数ページ読んだだけで、あんまり自慢できることではないのですが、シリーズ1と同じ登場人物がまず出てくるのでとっても読みやすかったです。なんだ、こんなことならもっと早くから読み始めればよかったと思うのですが、人間はやろうとしても必要性がないとなかなか始められないのです。よく考えたら今日12月5日は、1年前そのスペイン人の作家が来日する予定の日でした。その方と挨拶ぐらいはと「スペイン語入門」の本を購入しCDを聞いてその日にそなえているのですが、その方の急病のため結局お会いすることはできませんでした(その日講演会に行く予定だった同じ作家のファンの方とオフ会をしましたが)ちょうど同じ日にシリーズ3作目の英語版を読もうと思ったこと、これも何かの啓示かもしれないので、きっちり続きを読もうと考えています。【送料無料】風の影(上) [ カルロス・ルイス・サフォン ]価格:780円(税込、送料込)シリーズ1作目です。初めての方はまずは日本語訳があり文庫本になっているこちらから読むのがお勧めです。
2013年12月05日
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【送料無料】魔術師たちのルネサンス [ 沢井繁男 ]価格:1,995円(税込、送料込)「魔術師たちのルネサンス」この本は何度も繰り返し読んでいます。正直言って最初から最後まできちんと読んだわけではないけど、だからこそ気に入った部分は何度も読んでいます。15~16世紀のヨーロッパ、ルネサンスや宗教改革の頃の時代とイタリア、スペイン、フランス、イギリスなどの国は自分とかなり相性がよいようで、このあたりに関する知識はかなりあるのでは・・・逆に言えば私の世界史の知識は古代ギリシャとルネサンス、宗教改革の時代に限定されていて、それ以外はまったくわからないのですが(笑)この本に出てくる魔術師(実際に魔法を使ったわけではなく医学、錬金術、自然科学、人文学、ギリシャ・ローマの古典などの学問を深く学んだ人ですが)はとにかくみな非常にパワフルでエネルギーに満ちています。権威者が受け入れられない思想を発表したという理由で追放され処刑される怖れがあった時代、それでも本を出版して自分の思想を世に問い、禁じられた本を密かに読み、異端審問所に追われながらも旅を続けて理解者を得る、その努力にひたすら感動です。ある人など20代で投獄され拷問されても狂人のフリをして死刑だけは免れ、人生の大半を獄中で過ごしながらも好奇心が衰えることなく著作を続けました。そのエネルギーや執念に感動自分を振り返ればそこまでの覚悟を持って何かを表現しようとしたことはまだ1度もありません。もし好きな歴史上の人物と話ができ、そのエネルギーをもらえるのなら、やっぱり私はこの本に出て来る魔術師たちと交流を持ちたいです。
2013年12月01日
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