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「魔術師たちのルネサンス」澤井繁男この本は2010年3月31日発行と書いてあったので、つい最近出版されたばかりの本ということになります。魔術師というと魔法使いガンダルフやハリーポッターを思い浮かべてしまうのですが、ルネサンス時代の思想家、哲学者は幅広い知識を持ち、普通の人には魔法と思えるようなことを言い当てたり発明したりしているので、魔術師という言葉が使われています。かなりの数の人名、作品が紹介されていて、ほとんどはよくわからないままざっと読みとばしたのですが、特に興味を魅かれた部分だけ簡単に書いてみます。ルネサンス期の医学は古代のヒポクラテス、ガレノスの医学の系譜上にあって、カルダーノという医者で数学者でもあった人物は占星術の本まで出し、自然魔術師ジャンバッティスタ・デッラ・ポルタは体液と気質の関係について詳しく書いています。星占いや、倫理で習った体格と気質の関係の心理学が医学とも結びついていたというのが、すごく興味深いです。レオナルド・ダ・ヴィンチが万能人で芸術だけでなくいろいろな知識があったように、この時代の知識人は医学や数学科学の研究もやりながら、占星術に凝ったり詩まで書いてしまう、文系理系、芸術とすべてに才能があってすごいです。学問が細かく分かれてない時代、いろいろなタイプの人間が互いに影響を受けたり少し前の人の著作を読んでさらに発展させていく、学問にとっては一番生き生きとしたよい時代だったかもしれないと思いました。イタリアの名前で、ピコ・デッラ・ミランドラやタジオ・デッラ・ヴォルペのように、間にデッラがつくのはかなり上流の貴族や領主の家系だと見当がつくので、ジャンバッティスタ・デッラ・ポルタも上流階級の出身なのでしょう。魔法使いというとついボロを着てさすらっている(笑)ガンダルフを思い浮かべてしまうのですが、そうでない魔術師もたくさんいたようです。そうかと思えば、南イタリアという項目で詳しく紹介されていたベルナルディーノ・テレジオ(1509~88年)ジョルダーノ・ブルーノ(1548~1600年)トンマーゾ・カンパネッラ(1568~1639年)の3人はいろいろなところへ移動したり投獄されたりと波乱万丈の人生さすらいの魔術師です。テレジオのところで、教皇クレメンス7世から「コセンツァの聖職者」という称号をもらったというところにも注目しました。クレメンス7世はレオ10世(ジョヴァンニ)の従弟(ロレンツォの弟ジュリアーノの庶子)でメディチ家出身、ローマの略奪で何もできなかったなど評判はあまりよくないクレメンス7世ですが、このメディチ家出身の教皇の時代には後のガリレオ裁判やブルーノの処刑のような教会と学問との対立はなかったのだろうと思いました。南イタリア出身の3人は他にも感覚を重視したという共通点があって、科学の実験や数学的計算からそれぞれの説を唱えたのではなく、あくまでも机上での想像力や詩的直観で考えたと書いてありました。数学や科学は苦手で直感でものごとを判断しがちな私は(それは長男にもしっかり遺伝している)理解できるかどうかは別にして、この3人の人生や考え方に強く魅かれました。 【送料無料】魔術師たちのルネサンス価格:1,995円(税込、送料別)
2011年01月28日
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今日は仕事が休みだったので、私立大学の願書提出日にしました。書類を書いて写真を貼り、銀行で受験料を振り込んで郵便局から送るという作業です。センター試験が思った以上にでき、学校で提出した自己採点の塾からの判定もAだったので、私立の試験はかけもちする学部を半分以上減らし、当初の予定より受験料も半分以下に減らすことができました。でも私立のセンターでの結果が出るのはその学校の試験が終わった後なので、万が一自分ではできたと思っても別のところにマークしていたとか思わぬミスがあるかもしれないから、第1希望の私立は願書を出して試験を受けます。半分以下になっても受験料は私がパートで1ヶ月働いて得た給料より高い、そして他にも公共料金や税金などをまとめて払ったら、手元に残ったお金はわずか、入学金や授業料として分けておいた貯金は使いたくないので、今月は給料日までかなり厳しくなりそうです。それでもセンターで受かっているだろうという安心感があるためか、かなりリラックスしているようです。センター前は脂っこいものはいらないと言ったり、弟に八つ当たりしたりと、それなりにピリピリしていたのですが、かなり表情も明るくなりました。後は来月、結果が出るのを待つだけです。
2011年01月24日
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センター試験が終わった翌日、昨日17日は高校に行って自己採点をする日でした。結果を大手の塾にも送り、私立ならどこが受かっているか、国公立はどれくらの可能性があるか診断してもらい、それによって願書をどう出すか決めるようです。うちの長男は15日の国語と英語が思った以上にでき、16日の数学は悪かったけど得意の理科はほぼ満点だったので英語、国語、理科の3教科なら第1志望の大学も自己採点の点数と合格基準点を比べてたぶん受かっているだろうと、塾からの結果が来る前に自分で判断していました。英語と国語がよかったこと、これはうちの長男が優秀だからというわけではなく、彼はこの2科目、特に国語などはほとんど直感で解いていますから、たまたま勘がさえていたのでしょう(笑)理科は本人も好きでよく勉強していましたが、数学など勘で解けない科目は実力以上の点は出ない、それでも国語か数学、とちらか点数の高い方を自動的に選んで採点してくれるというシステムはありがたいです。社会の倫理も国語がだめならこっちの方が点数取れそうと選んでいたのですが、やっぱり数学よりずっといい点でした。倫理は私立の本試験では選択科目にないので、最近はほとんど勉強してなかったようなのですが、自分も昔共通一次で一番点が取れたのが倫理と国語だったし、こういうところはしっかり遺伝しているようです。センター試験での第1志望合格はほとんどあきらめていただけに、勘がさえて思った以上の点が取れたのはうれしい誤算でした。ただセンターでの合格発表があるのは、私立の本試験が終わった後です。その試験、最初は3日あるなら3日全部可能性を高めるために違う学部で出願できるならそれも出願しておくとフルに受けるつもりだったのですが、そうなると受験料だけで滑り止めも入れれば30万近くかかってしまいます。センターが大丈夫そうなら滑り止めの私立は受けなくていいか第1志望の学校もフルに受けなくても、希望する学部だけにして、3日のうち2日ぐらいにしておけば受験料も半分以下になると、ついお金のことを考えてしまいます。先が見えない時はとにかく第1希望の大学に合格するようにとあらゆるチャンスをとらえようとするのですが、合格が見えてくると受験料がもったいないとなってしまう、人間のサガですね。
2011年01月18日
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今日はセンター試験の2日目です。昨日は初めての試験ということもあって、かなり早くに起きて持ち物も念入りに調べ、朝最後の復習をしてお弁当も持って出かけたのですが、今日は昨日でだいたい様子がわかったのか、お昼はあいた時間にコンビニで買うからいらない、数学だめだったら国語か社会で選んでもらうからいいよ、とかなり気楽に行きました。昨日の試験では私立で必修の英語が一番後だったので、最後まで緊張感を保つためにと、必要ない科目も受けていたようです。もともと彼、理系でありながら国語や社会の方が模擬試験でも点数よかったし、好きで得意だったので(笑)でも今日の理系科目、必要ない科目は受けないからと言ってました。国立は途中であきらめたので、今回のセンターは私立のセンター利用というので、とりあえず受けたもの、国立が第1志望の人が滑り止めで申し込んでいるから倍率も高くきっと無理だろうと、もともとそんなに必死にはなっていませんでした。私立のセンター利用は願書を出すだけで判定してもらえるので(しかも何科目か受けている場合、選択基準の科目から一番点数のよいものを自動的に選んでくれる)受験生にとっては便利です。ただ私立が第1志望でも合格発表が私立の別の試験後なので、センターで受かったと思っても念のため私立の試験も受けなければならない、国立第1志望なら私立の方が発表が早いので滑り止めの私立1校には延長手続きをして入学金くらいのお金を先に納めなければならないのです。合格が決まってからの入学金や授業料とは別に、受験料、安心料として数十万円が必要になる、これはけっこう大変なことです。センター試験が終わってすぐ、高校に集まって自己採点などするようで、その結果でどの大学、学部に願書を出すか最終的に決めるようです。そして受験料払込、私立の試験とまだまだ落ち着かない日々が続きます。
2011年01月16日
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今日と明日はセンター試験です。天気予報で大荒れと言っていたので心配でしたが、うちの方は幸い雨も雪も降っていないのでほっとしました。今日は文系3科目、明日は理系2科目朝から夕方までかなり時間は長いようです。うちの子は国立はあきらめ、私立もセンターでは無理だろうと思っているのですが、それでもそれなりに緊張して朝早く起きて準備していました。家を出る直前まで勉強していた科目が「倫理」教科書を見ながらぶつぶつ唱えていました。万能人・・・レオナルド・ダ・ヴィンチ君主論・・・ニッコロ・マキャベリ人間の尊厳・・ピコ・デッラ・ミランドラとルネサンスなら私も名前がスラスラ出てきますし、ダンテはもっと前の時代、宗教改革やコペルニクスの地動説はもう少し後と時代の流れもしっかり頭に入っていました。自信を持って説明できるのはこの時代と古代ギリシャだけですけど。今日は朝5時半に起きてお弁当を作り、長男につきあって持ち物チェックと倫理のおさらいをしてから送り出し、さらに午前中はフラメンコのレッスン、午後は仕事と私にとってもハードな1日です。久しぶりに早起きしたので、仕事中に眠くなるかもしれないと心配です。
2011年01月15日
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「レクイエム・フォー・ドリーム」をDVDで見ました。この映画は10年ほど前の作品ですが、「気が滅入る陰鬱な映画」ベスト1に選ばれたということと、若き日のジャレッドが出演しているということで、去年の12月からずっと気になっていました。ちょうど12月末には仕事が決まって忙しくなり、やっぱり仕事前にはこういう映画は見ない方がいいだろうと思って(笑)なかなか見るチャンスがなかったのですが、新学期が始まり仕事にも多少慣れてきたので見ることができました。気が滅入る映画ということで、かなり覚悟して見たのですが、結果として私はこの作品ですごく落ち込むということはなかったし、ジャレッドがすごく若くてきれいだったので(太った殺人犯とは大違い)2回、3回と見てもいいなと思いました。まあ仕事に行く前には見ない方がいいですが(笑)母親のサラと息子ハリー(ジャレッド)の2人が中心となって話は進みます。サラは夫を失って未亡人になり、1人暮らしでテレビを見るのが唯一の楽しみになっています。1人息子のハリーは大学を卒業したものの定職につかず、母のテレビを勝手に持ち出して質屋に売ったお金で遊ぶようなどうしようもない息子です。彼女は大好きなテレビ番組に出演して欲しいという依頼の電話がきたことでダイエットを始め、怪しげな医者が出した薬を飲んで薬物中毒になっていきます。息子のハリーは友人タイロンと麻薬の密売を始め、最初はそれで大金が手に入って恋人マリオンと店を持つ計画を立てるのですが、密売がうまくいかなくなってイライラし、結果自分や恋人マリオンも薬に溺れていくことになります。麻薬に手を出すのが悪いと言ってしまえばそれまでですが、サラは最初医者を信じてダイエットの薬と思っているのだし、ハリーも恋人と店を出す夢のための資金稼ぎで密売に手を出し薬に溺れていく、どちらも最初からどうしようもなく薬に溺れていたわけではなく、夢を実現させようとしただけで最後悲惨な結末をむかえてしまうところが恐ろしいと思いました。かなり年をとって顔のしわも目立つサラがなぜダイエットにのめりこんだのか、わけがありました。テレビ出演依頼の電話がきて、彼女は息子ハリーの卒業式に来て夫にも褒められた赤いドレスを着たいと思いました。でも太ってしまったため、うまく着られない、だからこそダイエットを始めたのです。赤いドレスにはえるよう、髪の毛も赤く染めました。私達日本人は赤い髪というとトマトのような真っ赤を思い浮かべるのですが、欧米人のイメージする赤毛はブロンド、金髪が近いようです。「女教皇ヨハンナ」のゲロルト、原作で赤毛と書いてあったのに予告の映像は金髪じゃないの!と不思議に思ったのですが、赤毛とはああいう色なのかとこの映画でも出てきて納得しました。とにかく赤いドレスを着た時は息子ハリーが大学を卒業し、夫もまだ元気だった、彼女の人生で一番幸せな時だったのでしょう。だからこそ彼女は無理なダイエットをし、怪しげな医者が出す薬まで飲んでしまった、自分もダイエットの経験があるし、その気持ちはよくわかりました。一方ハリーも母親のテレビをこっそり質屋に持っていってそのお金で遊ぶようなどうしようもない息子ですが、恋人との将来を考えたり、お金が手に入ればすぐに母にプレゼントしようとするやさしい子でもあります。麻薬の密売という手段は悪いけど、まとまったお金が得られれば店を始めてまともに暮らしていくつもりだったと思います。でもそれがうまくいかずに麻薬に溺れていく、根がやさしくいい子(そして若き日のジャレッドが演じているのでかなりキレイ)なだけにどんどん悲惨な方へ行ってしまう姿は哀れでした。この映画の主要登場人物、サラ、ハリー、マリオン、タイロンの4人は最後いずれも悲惨な状況のまま終わっています。救いようのない結末なのだけど、それでも「気が滅入る陰鬱な映画」第1位にランクインされるほど救いようのない話なのかな、とも思ってしまいました。彼らはみな救いようのない状況でも息子や母、恋人、友人のことを互いに思いやっているし、結果夢とはかけはなれた人生になったけど、それでもまだ夢を見る自由は残されている、もっと悲惨な結末を予想していただけに、この監督が出した結末に私はむしろよい後味を感じました。もちろん「ロビンフッド」のような見て爽快、気分さわやかという映画ではありませんが、私は好きな作品、人生を考えさせられる作品としてランクインしたいです。 【中古】洋画DVD レクイエム・フォー・ドリーム デラックス版 (パイオニア)【10P21dec10】【画】価格:2,440円(税込、送料別)
2011年01月12日
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今日から新学期です。今年は冬休みが成人の日の連休とつながったためかなり長くなってしまいました。休みが長くなっても宿題はぎりぎりになってからしかやらないのは毎年のことです(笑)最近は脱ゆとり教育のためか宿題の量が多い、しかも6年生の分数の計算問題は電卓を使って確かめられない、前日の夜遅くやっと終わった宿題をチェックするのがまた大変でした。そして朝は朝で高校生と小学生、2人の子供を送りだすまでが一苦労、道具箱は古いプリントや消しゴムのかけらでいっぱいになっていたし、「~がない!」と朝になってから騒ぎ出す、必要なものは前もって用意してくれとあれほど言っているのに守ってはくれません。そして今週はセンター試験で受けられる私立の願書も出さなければならない、さらには私立の受験料払込願書提出とやらなければいけないことがたくさんあって、新学期が始まり仕事も休みだからとのんびりできそうもありません。
2011年01月11日
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久しぶりに映画館へ行き、「ロビン・フッド」を見てきました。もともと歴史物は大好きだし、この映画は他の方の感想を読んでも評判がよいので、ぜひ大きなスクリーンで見たいと思っていました。もう上映期間の終わりに近いためか午前と夜しか上映していなかったのを(近くの映画館では)がんばって朝の回で見ました。中世のお城や村の生活、この時代の戦い方などがよくわかってとっても楽しめました。特に森の中を走って弓矢を放ったり、大勢の人間が旗を持って馬で走るシーンなどはワクワクしました。こういうシーンを見るだけで私はもう満足ですし、すごい爽快感がありました。登場人物も主人公のロビン・フッド、王様や騎士たち、ヒロイン、そして悪役までみんな存在感があってよかったです。悪役はいかにもという顔をしていましたが(笑)ただみんな渋いおじさまばかりだったので、(この時代の騎士はある程度の年齢にならないとなれなかったのだろうか?)もう少し若い人が重要人物で登場してくれればなあとも思いましたけど・・・リチャード獅子心王、名前のかっこよさとは逆にあっけなく殺されてしまいました。史実もこうだったのでしょうか?あんな矢がビュンビュン飛んで来るところへ真っ先に行ったら、いくら周りの騎士が「王を守れ!」と叫んでも守り切るのは難しいでしょうに(笑)他にもあんな高い崖の上から矢がきれいにまっすぐ飛んで敵にあたるわけないとか、馬に乗ったままああいう戦い方をするのは無理だろう、と突っ込みたい場面もたくさんありましたが、とにかくエンターテーメントとして楽しめる映画でした。ロビン・フッドが死んだ騎士に頼まれて領主のところに剣を届けたら、年老いた領主が「お前が息子の代わりになれ」とそのまま死んだ騎士のふりをして未亡人になっていたヒロインと暮らし始めてしまう(あくまでもふりだけど)いくらなんでもこれはないでしょうと思ったら、領主がそこまで彼を信頼するだけのしっかりとした理由が説明されましたが。その説が正しいのなら、無法者として有名な彼はすごい思想家の息子ということになるようです。正しいかどうかは別として、見ている間はへー、そうなのかと納得できました。ちょっと変わった人物で私がけっこう気に入ったのは小太りの神父さん、お酒が大好きでこっそりミツバチを飼って蜂蜜酒を作ってしまう、聖職者としては失格なのかもしれないけど、自分の好きなものはきっちり守りそれが結果として村人の生活を豊かにし、敵が来た時には武器にもなるのだから、すごくいいなあと思いました。2時間以上の長い映画でしたが、少しも退屈することなく見ることができました。 サントラ/オリジナル・サウンドトラック ロビン・フッド価格:2,625円(税込、送料別)
2011年01月07日
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新年、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。去年、12月下旬に仕事が決まったので、急に忙しくなりました。特に年末の3日間は屋外販売で声を張り上げ、年末だということを実感しました。そして新年、1日と2日は休みで、実家に行ったり(同じ市内なのすぐ行ける)ショッピングモールへ出かけたりしていました。ものすごく混んでいたので、中のレストランでお昼を食べることをあきらめ、結局よく行っているファミレスで食べてしまいましたが・・・3日は仕事でしたが、クリスマス、年末のすごい忙しさに比べるとなんだかとってものんびりした雰囲気でした。そして新年になってから去年借りていた「ジョルダーノ・ブルーノとヘルメス教の伝統」という本の日本語訳の方を少し読んでみました。この本、値段も高いだけあってものすごく分厚いので、図書館で1回に借りられる期間では読み終わりそうもないのですけどまあ何回かに分けて、今年1年で読み終わろうと目標をたてました。「ヘルメス教」というのは簡単に言えば紀元後にヘルメス文書という形でまとめられた書物を、ルネサンス期の知識人、思想家がもっと古い時代にエジプトの神官ヘルメス・トリスメギストスがまとめたものと書かれた時代を勘違いしたまま伝え、古代エジプトの神秘の思想を残した書物としてあたかも宗教のように熱中して読み、広めようとしていた思想です。最初にヘルメス文書を翻訳したのはフィチーノで、彼はメディチ家の老コジモに頼まれて、この書物を訳しました。老コジモはロレンツィオのお祖父さん、レオ10世ジョヴァンニのひいお祖父さんにあたる人です。その老コジモが前に用意していたプラトン全集よりも先にこのヘルメス文書の方を翻訳してほしいとフィチーノに頼んだそうで、その時老コジモは晩年でおそらく病床にあって死期を悟っていて、そのような時にぜひ読みたいと願った本、このエピソードを読んで、自分もわからないなりにどのような内容なのかすごく興味が湧きました。【送料無料】ジョルダーノ・ブルーノとヘルメス教の伝統価格:10,500円(税込、送料別)
2011年01月04日
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