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♪ 花びらも遊ぶを知りて地に空に飛び転びするやよいつごもり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ いよいよ弥生の3月も、あと一日となりました。それに合わせるわけでもないでしょうが、桜もここがけじめとばかりに散り始めています。 近くの公園の桜が西風に乗ってちらほらながら白い花びらがこちらまで飛んできます。目の端にも否応なく入ってきて、春の動くスピードを感じさせられます。♪ 花びらに色なす風のそよぐなかを苔をくわえて四十雀くる推敲↓♪ 花びらに色なす風のそよ吹くなかを苔をくわえて四十雀くる 昨年は、巣箱を二か所に増やしたにもかかわらずやって来なかった四十雀。今年は、一昨年と同じ北東にある巣箱に出入りを始めた。朝から苔らしきものを口いっぱいに咥えて、傍の電線に止まったのを何回か目撃している。 まだ雛がいるわけでもないので警戒することもなく、サッと入って直ぐに飛び立っていく。 何度も何度も繰り返し、かなりの厚さまで積み上げてふかふかのベッドをこしらえる。2015年の巣箱の中身 手前右側に面して入り口がある一番厚みのあるところで7~8cm、圧縮されたところで4cmぐらいある。 福島も春爛漫のようで、何もかもが一斉に咲く様子は圧巻ですね。春の色を全部のせた、絢爛豪華なちらし寿司のような、今です。福島の花見山の昨日(3月30日)の様子だそうです。時計草さん( @tokeisou88)のTwitterより(クリックで拡大) 花見山のことは以前(2012年4月)にも書きました。桜梅桃李を梅桜桃李と間違えて歌を詠んでいます。
2018.03.31
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♪ 風そよぐやよいの空をゆく鳥の眼にうらうらとほの白き帯‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 水が容器に満たされ、熱せられて膨張して今にも溢れだしそうな、そんなきわどいところにある桜。無声映画の駒落としの様に進んきた時間が、ここへきて一瞬止まったような朝だ。 時間とは相対的なもので、周りの状況や心の状態によっても変化する。伸びたり縮んだり、早まったり遅れたり止まったり。満々とした桜に風という要素が加わると、時間は一気にスピ-ドを上げる。 風が吹き、心のひだをそっとなでるとき、花びらは空の彼方へと消えてゆく。目には見えないものたちとともに。 混声合唱組曲「心の四季」 作詩:吉野弘 作曲:高田三郎─「風が」─ 風が 桜の花びらを散らす 春が それだけよわまってくる ひとひらひとひら 舞い落ちるたびに 人は 見えない時間にふかれている 光が ぶどうの丸いほほをみがく 夏が それだけ輝きをます うちにゆかしい 味わいをたたえ 人は 見えない時間にみがかれている 雨が いちょうの金の葉を落とす 秋が それだけすきとおってくる うすいレースの 糸をぬかれて 人は 見えない時間にみがかれている 雪が すべてをまっしろにつつむ 冬が それだけよごれやすくなる よごれをつつもうと また雪がふる 私は 見えない時間につつまれている 豊中混声合唱団 第23回定期演奏会の録音より。 大阪ザ・シンフォニーホール。 客演指揮:高田三郎 (歌詞クリックで合唱のYouTubeへ) 森羅万象、物質を包含する眼には見えないものによって、我々は、操られていると言っても過言ではない。その見えないものに心を向けることは充足する人生には欠かせない。 *オレンジの文字にはリンクが張ってあります。
2018.03.30
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♪ 遠くにはうぐいす啼けるさくら日の夏日となりて追われるごとし‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 夏日だぜぃ。昨日は全国(東海地方中心)7か所で最高気温が25℃を超えたらしい。しかし、気分はまだ3月のままで、日中のウォーキングもそれに準じた服装のため、暑くて敵わない。鴬の声がまだ春だぜぃと、心なしか悲しそう。 公園で、半袖で日傘を差し、かき氷を食べながらお花見をしているという情景は、いかにも異常で違和感がある。♪ これこそが間氷期にして三月に花散ることを諾う自然 一年を24等分(約15日おき)したのが二十四節季で、それをさらに3等分(約5日おき)にしたのが七十二候。この両方を言い表したのが「気候」ということば。 諸行無常の理からすれば、気候だって年年歳歳変わって言って当たり前。 しかし、かなり異常なことが起こったように思っても、そのデータによって「〇〇年振りの〇〇」と冠が付いていることがほとんど。ということは、以前にもそんな事が有ったということで、はあ、初めてじゃないんだ!と驚くことが多い。♪ 季節感とみに薄れて気も候も齟齬にまみれん俳句やいかに 俳句の季語には違和感を覚えることがますます多くなって来て、あと5~6年すると季語と言う概念を根本から考え直す必要が出てくるでしょう。 以前、金魚椿と言っていただいたもので、正式には錦魚葉椿(きんぎょばつばき)というらしい。いただいた時から巷で見るような立派な金魚のしっぽのようにはなっておらず、先祖返りしたままの状態なのかもしれない。 ヤブツバキの園芸品種で、我が家のは金魚葉白侘助という品種か。光線の具合で色がついて見えますが、実際は真っ白です。♪ 金魚とふ名の色あせて朝の陽にわびしく咲ける白椿かな いろんな表情の金魚葉がある様ですね。
2018.03.29
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♪ 田舎にて自給自足のユートピア自然死も付けさあ如何です?‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ こんな投書があって心がピピピと反応した。休耕田とリタイア後の高齢者が置かれている立場は、よく似ているようにも思う。 廃村になりつつある村に移り住んで、野菜は自給自足、インターネットで買い物をし、医者に頼らず、出来る範囲の老々介護をし、もう駄目だと思う時がきたら自然死する。確かに理想郷だ。 具体的にはいろいろとクリアする必要がある問題も多そうですが、根本的な考え方には共感出来ます。 暫く使われていなかった田んぼを使えるようにするのは、かなりの労力が必要で大変らしく、素人が安易に手を出せるものでもなさそうだ。かなり以前、ある人が休耕田でハーブを育てることを唱えていたが、どうなったのか知らない。 ユートピアを夢見るのもいいが、思い付きで終わってしまうのが殆ど。でも、最近は若い人たちが新しいコンセプトで今までの価値観を変えたライフスタイルを田舎に築き始めている話題も聞かれる。そんな家族や団体を紹介する雑誌なども出ていて、注目を引くようにもなっている。田舎暮らしの情報もネットには溢れている。2014年9月号で「田園回帰の時代」という特集をした。(今年の5月号を持って休刊となる) 流出人口と高齢化で立ちいかなくなってきた地方自治体が、格安で土地を提供したり条件付きで無料で古い家に住まわせたりを始めたりもしている。 しかし、この投稿のように、高齢者が寄り集まって集団生活するというのを、これらの地域が歓迎するとは思えない。リスクが大きいしメリットもあまりないからだ。ビル・ゲイツでもこんな所に資金を出したりはしない。 かといって完全に独立した形でやっていくには、資金と管理運営の体制を整える必要から、早晩立ちいかなくなるのが目に見えている。病院がなければ死亡診断書も書いてもらえない。遺体はどうする。結局は子や孫たちに世話を掛けることになる。 桜の花が早くも満開となって、あと数日で散り始めるでしょう。 空を舞い、地を真っ白にして降り積もる。パッと咲いてパッと散っていく様を日本人は潔しとした。散って消えて行くのは花びらだけで木そのものは生き続けて行くが、その姿を思い描く人は居ない。 昔は40年も生きればいい方だった時代から、倍以上も生きるとんでもない長寿の時代が来て、いつまでも花殻を木に付けたままの様な姿を見ると、一層強く桜の潔さに憧れるようになった気がする。 椿の様に散り際鮮やかに、勿体ぶらずに「ピンころり」と死んでしまうのに憧れるが、山茶花のような散り方が似合う人もいる。
2018.03.28
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♪ 派手好きの社交家なりて幹生花のごときに花を飾る桜木‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「桜切るバカ、梅切らぬバカ」桜は、切り口から菌が入って腐る恐れがあるのでやたらに切るななんて言われていますが、桜って案外強かな植物なのかも知れない。 連日の好天でウォーキングにも最適の昨日、いつもとは違うコースを歩いてきた。咲き掛けた桜花が一斉に、禁足を解かれた北朝鮮の舞踊団の様に、そのエネルギーを木全体に漲らせて咲き誇っていました。 コースは、池の周りにある桜のすぐ下を通るので、目前に桜の幹がある。おやおやこんな処にも花が・・・ まるで幹生花のように・・ まるで「幹生花」のカカオ(右の写真)やパパイヤ、ドリアンやジャックフルーツなどのように、幹から直接花を咲かせている。木全体に咲かせているにも拘らず、こんな所にまで花を付ける。何故こんなにしてまで花を咲かせる必要があるのか。きっと、エネルギーが有り余ってるんじゃないだろうかと、思ったりするわけです。 左の様に下から枝分かれしている木にはなく、右の様な木の幹に顕著に現れる しかし、じっくり見ているとこれは ”桜のお洒落“ のつもりかもしれないと思えて来た。派手好きで社交家の桜が、美意識というやつで殺風景な部分にアクセサリーを飾る様に、色を添えているんじゃないかと・・これなんか、木の根元のひこばえの下部に花をつけている 池には川鵜らしきものが、顔を出したり潜ったりしている。人の姿を見てか、かなり遠くに浮上する。桜の枝と絡ませて撮ろうと思ったが一瞬遅く、波紋だけがその存在を見せて・・ 桜は、ケアと切る時期を間違えなければ、樹形を整えたり切り詰めたりすることは可能で、一般にも多く行われている。 間違っても春以降の活動中や真冬の乾燥期には切ってはダメで、最も良いのは葉が落ちた直後の11月~12月だそうです。 そして切り口にはペースト状の殺菌剤(癒合剤)を塗布する。殺菌剤だけでは数ヶ月すると効果がなくなるので、木工ボンドなどを切り口に塗布すると効果的だそうです。直径3センチ未満の枝なら、健康な桜の場合は数年で切り口が塞がるという。 癒合剤がなければ、木工ボンドだけでもそこそこの効果はあるらしい。また、切り口をビニールテープなどで覆うと、切り口の塞がるのが早くなるそうです。
2018.03.27
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♪ 春陽を背に玄冬の「おらおらでひとりいぐも」に浸る真昼間(青春・朱夏・白秋・玄冬ーー若竹千佐子さんのこの小説は玄冬小説と称している)‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 「桜梅桃李(おうばいとうり)」は、”それぞれが独自の花を咲かせる”という意味の言葉ですが、咲く順番からすると梅桜桃李のはずで、私はずっと「ばいおうとうり」と思い込んでいた。 「日蓮」が、”成仏というと人間離れした存在になると想像しがちだが、その身そのままの境遇の中から得脱していくのであるという無作の意を説いた“ ことから転じて、この様な意味で使われるようになったとされている。 図らずも、この桜・梅・桃の漢字はどれも、申し合わせたように10画なんだね。ちょっと出来過ぎの感がある。 「桜」が略字になる前の「櫻」の時はそうじゃなかったわけで、単なる偶然かも知れないが、略字を考えた人たちに10画にしたいという意識があったのかも知れない。 この「櫻」の字を「二階(二貝)の女が気(木)にかかる」と、覚えた人はもうかなりの高齢者だ。 上左から 桜 梅 桃 李 (花のサイズはランダム) バラ科のこれら、李(すもも)は梅にも桜にも似ているが、桜・梅・桃は確かにそれぞれに個性があり、花の舞台で際立った自己主張をしている。 桜の花びらは先端がくびれていて、桃は尖っている。 三春滝ざくら 福島の三春町は、一般的に「梅・桃・桜の花が一度に咲き、三つの春が同時に来るから三春と呼ばれるようになった」と言われていますが、実際にはそうでもないらしく、三春町のホームページに諸説が書かれている。 バラ科の植物は果物の世界ではまさに王族的存在。果物好きにとっては必須食物ってところでしょうか。「果物ナビ」より (拡大します)
2018.03.26
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♪ 散歩です徘徊なんかじゃありません桜の花が呼んでるんです‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ある認知症のひとが「散歩中に自分がどこにいるのか分からなくなった経験があるが、『私は散歩という目的があって出かけた。道がわからず怖かったが、家に帰らなければと意識していた。徘徊ではないと思う』」と言う。 そうだろうと思う。何かの目的があって家を出る。その途中で、方角がや目的が何だったのかを忘れてしまうのだ。もっともっと若い頃の私にも似た経験が有る。 車で出かけていた時だ。ある瞬間にどこに行こうとしているのかふと忘れてしまい、自分の走っている現在地も分からなくなってしまった。「ええー?どうなってるんだ?俺は」と焦った。ほんの数十秒の出来事だったと思うが、その時の怖さは今でも忘れられない。 日常生活でも、二階に上がって行って「あれ何を取りに来たんだっけ?」というような事は、誰にでもあることでしょう。それがもし、しょっちゅう起こる様になったら堪らない。出掛けるのも怖くなるし、第一自分が信用できなくなる。缶バッジ(「ニンチ」「徘徊」という言葉が、1日も早く使われなくなることを願って作られた) 認知症のひとが一人で外出したり、道に迷ったりすることを「徘徊(はいかい)」と呼んできた。だが認知症の本人からその呼び方をやめてほしいという声があがり、自治体などで「徘徊」を使わない動きが広がっているという。「目的もなく、うろうろと歩きまわること」を意味する徘徊だが、そんなことが実際にあるのだろうか。 逍遥やそぞろ歩き、散歩や彷徨という言葉にある意味合いには、これといった理由もなく歩き回る様に見えても、実際は時間や暇つぶしだったり、景色や季節の変化をながめたり、干してある下着をや家の様子を窺ったり、人物ウォッチングだったり、哲学や数学を考えるためだったり、短歌や俳句の題材を足を使って探していたりするものだ。NHKあさイチで「本人が語る認知症」が放映された 認知症の本人が政策提言などに取り組む「日本認知症本人ワーキンググループ」というのがあって、代表理事の藤田和子さん(56)は「『徘徊』という言葉で行動を表現する限り、認知症の人は困った人たちという深層心理から抜け出せず、本人の視点や尊厳を大切にする社会にたどり着けない」と話す。 こうした意見を受け、一部自治体が見直しに動き出しているらしい。 福岡県大牟田市は、認知症の人の事故や行方不明を防ぐ訓練の名称から「徘徊」を外し、15年から「認知症SOSネットワーク模擬訓練」として実施する。スローガンも「安心して徘徊できるまち」から「安心して外出できるまち」に変え、「道に迷っている」などと言い換えている。《ニンチ・はいかい撲滅キャンペーン》播磨オレンジパートナーHarima Orange Partner 兵庫県は、16年に作成した見守り・SOSネットワーク構築の「手引き」で、「徘徊」を使わないと明記、県内市町にも研修などで呼びかける。 名古屋市の瑞穂区東部・西部いきいき支援センターは、14年に作成した啓発冊子のタイトルを「認知症『ひとり歩き』さぽーとBOOK」とした。 東京都国立市は、「いいあるき」という新語を使い、「迷ってもいい、安心できる心地よい歩き」という意味を込め、16年から始めた模擬訓練で用いている。「認知症ねっと」より 推計では、認知症高齢者の数は15年時点で500万人を超す。25年には約700万人に達すると見込まれている。
2018.03.25
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♪ 存在を明かす季節の来たりけり野によろこびの詩の始まり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 咲(わら)い初む頃は弥生の最終章一週間の起承転結♪ さくら木のひめたる精のあらわなり玄妙にして序破急たらん ♪ 陽光に膨らみゆきしさくら花満ちゆくほどに憂いを放つ♪ 心にも花咲き初める昼下がり一行たりとも書けず過ぎゆく
2018.03.24
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♪ 学校の授業の後の寄り道にあった自由がすべてであった‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 文科省の知的レベルの低さに、いつもガッカリさせられている人は多いんじゃないでしょうか。今回の前川・前事務次官の中学校での講師に対する圧力には、あまりにも稚拙で常軌を逸している。 教育を司る立場の人間が平気でうそを吐く。矜持も教育理念もへったくれもな、自己保身と昇進にしか頭にないような、およそ教育に携わる人には相応しくない。開いた口が塞がらない。一体何様?だれのために働いているの? 通学のカバンの重さが問題になっている。小学生で6キロ以上、中学生は10~15キロで最大で17キロもあるという。ゆとり教育が失敗に終わり、慌てて授業内容を増やした結果がこれだ。 小学生に英語を教えることになった様だが、国語を理解できない人が外国人と対等に渡り合えるわけがなく、もっとも重要なのは自国語の「読み書き」のはず。そう指摘する学者も多いが聞く耳を待たず、教科書・教材の製作・販売の側に立った意見が大手を振ってまかり通る。 大勢の高給取りが雁首を揃えて机上の空論に明け暮れ、現場を知ろうともせずにやってその結果、現場の先生と子どもたちがいつも犠牲になる。一体何をやっているのか。「福岡伸一の動的平衡」 なぜ急に色気づくのか生物学者(朝日新聞 2018年3月22日) なぜ、ヒトにだけ長い子ども時代があるのか。 それは色気づくことによって目が曇ってしまわないうちに学ぶべきことがあるからだ。子どもには、遊び、ゲームや友好、探検や好奇心、現実より理想が必要だと説く。 なかなか成熟しないかわりに、遊びの中で学び、試し、気づく。これが脳を鍛え、知恵を育むことにつながって、ヒトはヒトになったと。 「子どもたちよ 子ども時代をしっかりと たのしんでください。おとなになってから 老人になってから あなたを支えてくれるのは 子ども時代の『あなた』です」石井桃子(児童文学者) 試験のための勉強だけをして官僚になったような人たちに、ここに書いてあることが理解できるとは思えない。理解することさえ拒否し、自己保身のための小難しい理論で武装し、詭弁を弄して高みから見下ろしているばかりだ。 動物は生まれてすぐに自分で立ち上がって乳を飲みに行くのに、ヒトはなぜ自立歩行をするまでの時間がかかるのか。 それは、生まれた環境がどんな所であっても、順応して生きて行けるようにするためなのだそうだ。外敵から守られて、じっくりと時間を掛けて脳を発達させていく。そして、3歳前後がその脳の発達の基礎を作り上げる最も重要な時期だという。親と社会から、深い愛情をもって育てられなければならない。 「幼児は世界でもっとも優秀な科学者にして発明家(カリフォルニア大学の心理学者)」と言うくらい幼児期の学習能力は高い。「不規則で変化に飛んだ『自然』こそが子供にもっとも適した遊び場(教育者シモナ・ボリアリ)」とも言う。 「幼児の頭は決して白紙ではなく、無限に知識を詰め込む入れ物ではない(イタリアの教育者キアラ・スパジアリ)」重要なのは「自由」で、決める自由や動く自由を与えられることによって、子供は好きなものを使い、脳をフルに活用しながら知識を深めることができるという。 子供の脳を発達させるシナプス結合は0~3歳の間に特に活発で、脳の約80%がこの時期に完成すると言われているとか。 この時期に、虐待や育児放棄をされ、自由を束縛された子は将来、巷で凶悪な事件を起こすことになる。 小学校入学までの幼児期間をどう過ごすか、そして小学生になり、何を学びどんな体験するか、上記の「なぜ急に色気づくのか」に行きつくわけだ。
2018.03.23
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♪ しっとりとぬれて静まる里をゆくふいにウグイス初鳴きの声‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 三日などあっという間に過ぎてゆくウォーキングは週の読点♪ ナウキャストに雨の止み間を見届けていそいそとゆく咲(わら)いの小道♪ 家で待つ孫への土産 山茶花を手折るじーじのこころ柔なり♪ 東京にふるさとを恋う人あまた花に降る雪嫌われてもなく
2018.03.22
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♪ わが力及ばざりしを悔いし日のブログに並ぶ七桁の一‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 清掃センターに剪定のゴミを搬入しに行く途中のこと。信号が赤になった時に横から出て来た車がハンドル操作を誤って、縁石に乗り上げ動けなくなった。目の前で起きた事なので見過ごすことが出来ず、何とか手助けをと思って車の所へ。運転していたのは若い女の子で、初心者マークがあった。 軽なので、持ち上げれば簡単に脱出できると思ったが(一か月前に実証済み)、やたらに重くてビクともしない。数回試してみるもダメ。どうするべきかと思案していたら、すぐ前にあったauショップからお客が出て来て手伝ってくれた。私よりも力が有りそうな壮年の男だったが、やはり、ビクともしない。 auショップにいた女性(手伝ってくれた人の連れ合いらしい)が、「呼んだ方が早いんじゃない」と声を掛けて来た。当の運転していた娘さんもそう思ったらしく、何やらを示してケイタイで電話をする仕草をした。生憎の雨で濡れてもいたので、それに任せることにした。多分、保険会社に電話するのだろうと思った。そちらからJAFを呼んでくれるだろうから、まあ大丈夫だろうと。 「クリーンセンター常武」は、雨のせいか意外に空いていた。混雑に処理能力が追い付かず、焼却炉ではない別の仮置き場に変えてあった。そのため、搬入がスムーズで午前も午後もあっという間に終えることが出来た。クリーンセンター常武 先刻の「軽」はもう居ないだろうと思いつつ戻って来たら、「軽」の前に何故かパトカーが停まっている。複数の警官が何やらしているが、娘さんの姿が見えない。一体何が起こったのか。反対車線なので詳しい事を知る由もなく、そのままスルーして帰って来た。 事故でも事件でもないのに、一体どういうこと?たまたま通りかかったパトカーが、気を利かせて停まったのかも知れないと思いつつ、レッカー車もいなければJAFの車もみあたらない。何だか腑に落ちない。 後から考えてみると、電話連絡を受けた保険会社が事件か事故かを検証する必要がある判断して、こういう面倒な事になったのじゃないか、と推察しているが面倒な事だ。 知らない人に助けられた経験が私自身、何回かあるし、ヒッチハイクでお世話になったのを社会に還元したいと思っている。なので、困っている人には出来るだけ手を差し伸べたいと思っている。今回、助けてあげられなかったことが残念でならない。 雨に打たれて咲く桜や満開の黄色い菜の花が鮮やかなれど、まだ芽吹く前のメタセコイアの並木が寒々しく感じる午後だ。 左ー嫌がって逃げる寸前のピピを、孫が激写(^-^; 右ー鳥? この日は孫を預かる日なので孫を乗せて家に帰り、孫という若芽がじわっと伸びてゆく様を見ているいつもの火曜の午後だ。 熱中しているこの後姿、首のあたりがなんとも可愛い。 この日は夕方、PCを点けたら偶然にもブログのアクセス数が1の揃いになっていた。9が6桁揃った時も偶然に目撃した。僅かにタイミングがズレればそれまでだが、今回もだ。ぞろ目に縁があるって、何か意味がある?
2018.03.21
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♪ はや開くさくらの花に雨音のゆるく幽(かす)かに諭すがごとく‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 東京や名古屋を含めあちこちで、早くも桜が開花したとのこと。早すぎることを慮って、乾坤は雨を降らせて調整を図ったかのような朝です。 開花は一週間ほど早いことが、気象庁の開花データで分かります。名古屋鶴舞公園 3月19日 今日は日曜日にまとめた松の剪定で出たゴミをゴミ処理場に持って行く。常滑市のゴミ処理場は非常に小さい。それも武豊市との共用施設だ。新年度から持ち込みのゴミが有料になるので駆け込みが集中し、この年度末はかなり混雑している。施行日:平成30年4月1日 14日に行った時は「◎比較的スムーズに搬入できる。」予報だったにも関わらず、40分も掛かった。 10時半過ぎにしか行けないが、果たしてどれだけ待たされるのか。枝の束が15束、土のう袋が6袋。軽の乗用車じゃ幾らも積めず一度では無理なので、午前と午後の2度は行く必要がある。雨で状況は変わっているのでどうなるか分からないが、相当な時間を要するのは間違いない。思っただけでもうんざりだ。クリーンセンター常武 年度末混雑予報【混雑予想 】◎比較的スムーズに搬入できる。 ○少し待ち時間が発生する。△30分~1時間程度待ち時間が発生する。▲1時間以上待ち時間が発生する。 お役所仕事で、基本的に土・日が休みだというところに問題がある。辛うじて3月21日(水・祝)は平常受け入れをしているものの、市民の利便性を考えているとはとても思えない。昼休み中は受け付けてもらえず、シフト制にする発想などさらさらない様だ。民間企業なら考えられないが、公務員の仕事は押し並べてこんな感じ。
2018.03.20
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♪ 肉体を使う快楽(けらく)を腰痛が打ち消してゆく春彼岸入り‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 過日、二日(8日、14日)かかって剪定した松の枝を清掃センターに持って行くために、まとめておく必要があった。火曜日に行くつもりだったが雨が降りそうなので予定を変更し、昨日のうちにまとめるだけは済ませておくことに。 常滑市はこの4月から持ち込みのゴミが有料になるため、駆け込みで持ち込む人が多く、混み具合を調べると20日(火曜日)が一番空いているらしい。剪定に行った8日に一度、清掃センターに持って行っていったが、その時すでに40分も待たされる有様だった。月末に近づくほど混むのは必至の状況だ。 枝が15束 葉・小枝の袋が6個 袋へ入れるものはまだ有るが、袋が足りずにそのままになっているが仕方がない。生木なのでとにかく重い。松は油脂を多く含んでいるので、切った枝も簡単には枯れてはくれない。2016年2月 7年以上まったく手を掛けずに放置されていた松は、好き勝手に伸び放題でこんなむさくるしい状態だった。日が当たらず風通しも悪い下枝は、葉が枯れかけていて、とても見っともなかった。いかにも「空き家です」ってうらぶれた感じ。2016年6月 幾ら何でも酷いということで、取りあえず適当に剪定したのがこれ。高さが5メートルほどはあり、枝も横に広がっていて、脚立もノコも届かない。どう切っていいのかも分からず、取りあえず枝を間引いただけという感じ。 昨年は全く何もしていなかったので、今年はもうちょっとましな形にしたいと思っていた。2018年3月14日 思い切って切り詰め、細かい枝になるように三本の真ん中の枝を抜き、他の枝も極力小さく切り詰めた。Yの字になるようにするのが基本らしく、そんな松の剪定のノウハウの真似事を、好き勝手にやって遊んだという感じ。松はこの他にもう2本ある。(手前と右奥) まだ余分な枝があるので、様子を見ながら全体を整えていくといい。しかし、息子にそれをやるような気持ちはなさそうなので、私がこの松に登れるうちはやることになるのだろう。せいぜい枝の数を減らして楽をしようかと、邪なことを考えたりしている70前の爺です。 そうそう、この日は午前中にウォーキングをしたついでに、「ツクシのペペロンチーノをもう一度」の歌を口ずさみながら、たくさん採って来た。加トちゃんの「あんたも好きねぇ」という声が聞こえた。それでたっぷりのツクシを入れて作りましたよ。1半は有るかと思えるボリュームは、「これでどうだ」とばかりに入れたツクシの量が多いから。ちょっと入れ過ぎたかなとも思ったが、やっぱり旨かったですよ。
2018.03.19
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♪ 類は類を嗅ぎ分けて生く猫好きはなべて己に猫を見ている‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 最近、立て続けに町田康の本を読んでいる。その中の一冊でエッセイ「猫のよびごえ」は、すでに『猫にかまけて』『猫のあしあと』『猫とあほんだら』がある猫シリーズのひとつ。それはそれは猫だらけの全編が、猫、ねこ、ネコ、NEKOのオンパレード。そのほとんどが捨て猫だったり、保護されて殺処分を免れたものなので、気性が荒くて自己中とかKYだったりする。 物書きの飯のタネのためなのか、猫がいるから書いているのか、”鶏が先か卵が先か“ 的な野次馬的論理的かつ無駄な考察は、この際止めておく方がよさそうだ。何かの理由で一匹減ると、それを待っていたとばかりに次の猫がやって来る。それは神の差配か采配か、はたまた物書きの職業意識か天性の嗅覚か、行くところに現れる保護を必要としている猫。人間の身勝手が行っている様々な殺戮に対して、せめてもの贖罪たらんとするものなのか。常時5~6匹を飼っていてそりゃあもうてんやわんやの大騒ぎ。 2010年から2013年の間の事が書かれていて、シャンティー、パンク、ネムリ、シゲゾー、奈奈、エルが繰り広げる個性豊かな猫たちとの格闘と、努力しても報われない心の交流、屋内の破壊とマーキング、猫砂とキャットフードと家のものと、それら諸々の突発的かつ日常的かつ筋書きのないドラマが展開する。 「書いている本人も実は猫だったのです」という暴露本が、将来出版されるやも知れない気がしているのは、私の脳が侵されている証なのかも知れない・・。 こうして書いている自分に何かが乗り移って来ているようで、書いている文体までが町田康に似てきた様な。そんなこと思っている矢先、公募ガイド4月号を飼って来たら(と漢字まで変換を間違えるありさまで)、買ってきたらが正解なので書き直して続けると、巻頭の文章術の特集が町田康だった、というお話。これってシンクロニシティーじゃねーのとか思ったりして、フムフムと鼻を鳴らしながら読むのであります。
2018.03.18
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♪ 日本も外国並みに異人の血がスポーツ界を沸かす時の来‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 大坂なおみの快進撃が止まらない。「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ)の準々決勝で、世界ランキング5位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に6-2、6-3でストレート勝ちし、ベスト4へ進出した。 プリスコバは、昨年一時世界ランキング1位にも輝いていた上位プレーヤー。強力なサービスで、2017年サービスエース数No.1を記録しているほどの選手だったが、問題にせず撃破。プリスコバに見事勝利した大坂なおみ 準決勝の対戦相手には、現在世界ランキング1位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が決まっている。両者の直接対決はこれまで3回あり、大坂の全敗。直近では今年1月の「全豪オープン」4回戦で対戦し、3-6、2-6の完敗だった。 グランドスラムでの優勝が無い為、無冠の女王と言われている。非常にディフェンス力が高く、広範囲に渡ってコートカバーしゲームを組み立てて来る。 大坂選手のサーブ力が注目されるが、リターン力に磨きがかかり反応の良さと強烈なウィナーがあれば、ハレプのディフェンスを突破できると思われるとのこと。体の負担を考えてか、ここ最近は200㎞を超えるビックサーブは見られないが、ファーストサーブが上がってくれば更に試合を優位に有利に展開できると思われりう。決勝進出も見えてくる1戦となりそう。 試合は日本時間3月17日 12:30前後(現地は16日 20:30前後) 大坂なおみ(おおさか なおみ)のプロフィール *「オフィシャルサイト」 日本人の母親とハイチ系アメリカ人の父親を持ち、3歳の時にニューヨーク、アメリカに移る。そのため日本語が話せない。 2014年7月のWTAツアー スタンフォードで初めて予選を突破し本戦出場。1回戦で対戦した当時世界ランキング19位のサマンサ・ストーサー(2011年全米オープン覇者)に2-1で勝利。 身長180cmから打ち下ろすパワフルなサーブと強いフォアで、大金星を挙げた新人の大坂選手に、世界が注目。 2016年1月、全豪オープンテニスでは、予選を突破し、グランドスラム本戦初出場を果たし、3回戦に進出。全仏オープンテニス、全米オープンテニスでも、3回戦進出。 全米オープンテニスでは、201.1km/hのサーブを記録。 2016年9月のワイルドカードで出場した東レ パン・パシフィック・オープンでは自身初のWTAツアー決勝進出となり、さらに日本人としては1995年に優勝した伊達公子以来、21年ぶりに決勝進出で、準優勝を果たす。 WTAブレイクスルー・オブ・ザ・マンスに選出。 2016年10月に、日本勢初となるWTA最優秀新人賞を受賞。10月には、WTA世界ランキング自己最高の40位になり、TOP50位入り。2015年は144位だったランキングが急上昇した。 錦織圭の風邪の為、パリバオープン初戦(2回戦)を残念ながら欠場したが、ダニエル太郎が二回戦で、BIG4のジョコビッチを7-6(3)、4-6、6-1で破るという大金星を挙げている。 ダニエル太郎
2018.03.17
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♪ 春満ちて木々の芽吹きの彩なして音なき音が心さわがす‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 春霞 心ふわふわ空にありやるべき事の捗らぬまま♪ 心なしかピピは寂しげ今あるは次男のお蔭そが居なくなり♪ 始まりし夫婦二人の生活は時空が少し間延びしており
2018.03.16
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♪ 泥濘に足をとられている人よ雪解け水はジャスティスの声‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 習近平トランプ、プーチン安倍総理揃い踏みとは行かざりしかな♪ 向かい風の立ち小便は身に掛かる向きを変えれば恥部を晒さん♪ 薹の立つさまを見せいるフキノトウぬくぬくとした国会の中
2018.03.15
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♪ この時期のこの野趣あふる旬の味これを食べずに人とは言えぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 以前、自分で作って美味かったことを思い出したツクシのペペロンチーノを、どうしても食べたくなった。。一昨日、ウォーキングを兼てツクシを採りに行って来た。同じ場所に必ず出るというものではない事を知って、どうかなと思いながら去年たくさん採れた場所に。 時期が早かったのかも知れないが、思ったほどは出ておらず、一瞬焦ったがそこそこ採れて一安心。来年はもうこの場所には出ないかも知れない。 昨日はカミさんが卓球の試合で居ない。これは幸い、昼は自分で料理を好きなように作れるチャンス。カミさんは山菜系のものがあまり好きじゃない。自分が食べたいものは自分で作るという、自画自賛の男の気まぐれ料理。 その日のうちにハカマは取っておいた。フライパンにオリーブオイルをたっぷり入れ、火をつける前にニンニクとトウガラシを入れて弱火で炒め、オイルにニンニクとトウガラシの香りをつける。 水洗いして適宜の大きさにカットしたツクシを投入。弱火でじっくりと炒める。水島弘史のロジカルクッキングで、野菜炒めをシャキシャキに仕上げる方法を、ツクシにも当てはめたってわけだ。 塩、醤油、胡椒などで味付けし、ゆで上がったパスタ(ゆで汁少々)を入れ、中火で1分ほど絡めて出来上がり。簡単なもんだ。 しかしまぁ、旨かったなー。シャキシャキとした触感とツクシの穂の苦味、ニンニクの香りとトウガラシの辛味が、オリーブオイルと絶妙なバランスでコラボレーションしている。おかわりが欲しいくらいだった。 ああ、これを書きながらもう一度食べたくなって来た。 イタリア語で、アーリオはニンニクを、オリオは油(特にオリーブ・オイル)を、ペペロンチーノはトウガラシの事。これら3つの素材をソースに用いたパスタ(スパゲッティ)料理を、アーリオ・オリオ・ペペロンチーノという。トウガラシを入れないのはペペロンチーノとは呼べない。♪ 贅沢な春の一品土筆入りアーリオ・オリオ・ペペロンチーノ 大満足の昼食の後、残りのツクシで晩ご飯の箸休めをもう一品つくった。酒を入れて炒め、味醂、塩、醤油で炒め、最後にごま油を香つけに落して完成。 火曜は孫が来る日で、カミさんが試合で居ないので何時もより時間をずらして連れてきた。その高山出身の嫁さんは、山菜などの酒のアテが好きで、去年のツクシも美味しかったと言うのを聞いていたので、去年に引き続いてのお裾分け。この春の山菜の味を共有したいという思いがそうさせているのも確か。 午後3時すぎに戻ったカミさんが、5時すぎに孫を送って行っていった1時間半ほどの間。我慢できなくなって、焼酎を飲みながら突っつき始める。これもまた美味い。 晩飯の前に全部食べてしまった。
2018.03.14
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♪ 「ジージーが一番好き」と嘯いて気を引いてみる生意気はじめ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 紅白の椿が咲(わら)うキッチンにまだ居場所あり朝のストーブ ♪ 二枚舌を三枚にして座を追われ追いし者らも追われる身となり♪ 乱高下激しき気温この夏も猛暑の予報 荒れ荒れ国会安倍昭恵夫人の右腕となってきた谷査恵子氏は昨年8月、ノンキャリアとしては異例の在イタリア大使館1等書記官に“栄転”しているらしい。財務局(官僚)に責任を押し付けて、逃げるつもりらしいが・・
2018.03.13
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♪ 突然の未知のパワーがカミさんの手指(しゅし)を介して機器を狂わす‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ わがカミさんは、時々変なことを起こす。 先日、何時ものようにPCを立ち上げようとスイッチを入れ、出てきた画面が今までと全く違うものが出てビックリ。慌てて「パソコンが変だよー、何か変えた?」と言ってきた。 見てみると、何となく見覚えのある(買った時のデフォルト画面の様な)のが出ている。たしかに変だ。 買ってから5年近く経っているし、ウインドウズ10になってからも大分経っているし、画面設定も変えている。アイコンも最初の頃の配置になっていて数も少ない。そんな昔の画面が、何もしないのに突然出ることがおかしい。先祖返りしたみたいな感じ。 再起動ボタンを押して様子を見たら、立ち上がった画面は何時もと同じもの。直った。一体何だったのか、何が起こったのか分からない。 先日(数週間前)は、ガスコンロがおかしかった。点火のボタンを押しても点かなず、エラーメッセージが出るという。何度やってもダメで、「部品が損傷している」と出るので「もうだめだ、買い買えなくちゃならない」と嘆く。 私が「買って何年ぐらい経つの?」と言いながら、やってみたらちゃんと点く。しばらく様子を見ていたが何も起こらない、直っている。今でもちゃんと機能している。何だったの?ネタ晴らし YouTube カミさんの前でこんなことが時々起こる。まだ他にもあったが、今ちょっと思い出せないのが残念だ。この諸々の異変現象はいったい何なのだろう。 最も印象に残っているのは、車のキーを曲げたことだ。卓球部の仲間をラルゴに数人乗せて、試合に出掛けた帰りの事だったと思う。、運転席に乗り込んで、キーを差し込もうとした瞬間に「グニャ」という感じで直角に曲がったという。思いもよらない事で、何が何だか分からずパニクった瞬間、咄嗟に直したと言う。 平らな状態になったら、元の様に硬くなってもうビクともしない。ほんの一瞬の出来事。 曲げた所に歪が出ていて、ハッキリと痕跡が残っているのが何よりの証拠。しかし、曲がった瞬間を誰にも見せていないという。あまりにも驚いて、「困った、皆を乗せて帰れなくなる」と思た瞬間、咄嗟に反応して戻したらしい。なので目撃者がいない。もしいたら、今頃どう言われているか。 時々、こんな機器を乱すような異変を起こす。そのたびに、「おまえ、また手から何か出したな」と行ってみたりするが、無意識で起こる事なので、本人も何とも言いようがない。この何か知らないパワーを他のいい事(宝くじを当てるとか)に活かしてくれるといいんだが、そんな事は今までただの一度もない。
2018.03.12
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♪ 何事も血肉とならん形象に滲みいて目には見えざるものら‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 春、新しい生活を始める人も多いと思います。視野を広くして何にでも興味を持ち、価値観などに囚われずに果敢にチャレンジしてほしいものです。身に付いたものは決して裏切りませんし、その一つ一つが財産になります。拡大します 新たな楽しみとしてブログを始める人も多いのでしょうね。私は楽天ブログを使っていますが、他と比べて高機能で画像の容量も無制限となり、とても使いやすい。特にHTML言語の使えるところがとても楽しく、時に自分のお好みの画面設定にして楽しんでいます。今時、HTML言語を手書きで使う人なんかいないと思いますが、楽天ブログはそんな人にも対応してくれているのは有難いです。 尤も、他のブログは随分前に「excite blog」を使ったことがあるくらいで、他をあまり知らないので比較はできませんが・・・。 以前、「BLOCKQUOTE」という文章をブロックする(前後に一行づつ空きを作り、左と右にスペースを取れる)タグを使っていたら、途中から左端にタテの線が表示されるようになった。 こんな風に表示される。 画面の左右一杯に表示されると見にくいので少し開けたかったのと、引用文などを書いたりするのに便利だったのですが使うのを止めました。 今は、左のラインが鬱陶しくなって、「TABLE」タグと「CELLPADDING」を使って前後左右に隙間をとるようにしています。同時に背景の色と、文字のサイズと色も設定しています。 HTML言語で何も指定しない元の画面は、こんな風に表示されます。画面の左右一杯になって窮屈な感じがするし、文字の色も薄いし小さい設定になっている。いちいち書く度に、文字のサイズと色を設定するのも面倒ですからね。 たくさんの写真と文章を入れたい時には、画面を左右に二分割することもあります。それから、写真を文頭に入れたり、画面の右端に入れたりも自由自在にできます。 手書きでホームページを制作した経験がこんな所で役になっているわけですね。PCのド素人が、50の手習いでPCを始め、その半年後の事でしたからそりゃあもうパニくって、気が狂いそうでした。PC用語辞典に載ってない初歩的な言葉が分からないのですから。買ってきたPCを立ち上げることからしてそうでしたから、推して知るべしでしょう。 一つだけ便利なタグをお教えします。 文章や写真を、「メモとして残して置きたいけど、画面には表示させない」ということのできるタグがあります。それは、これ。 感嘆符「!」と「--」を「」のカッコでくくる。 すべて「小文字」で、文章の最初と最後に書き込みます。ためしに書いた文章の一部に書き込んで、プレビューしてみてください。見事に表示されなくなります。 「使用できせん」というエラーが出るブログもあると思いますが、楽天なら使えます。 また、右クリックできない画面の「ソース表示」を見るには、「Ctrl」キーと「U」キーを同時に押すという方法があります。画面下半分にHTML言語やJava Scriptで記述されている状態が表示されます。
2018.03.11
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♪ ほころびの拡がりゆける闇の巣についに自裁の告発者出ぬ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 自殺したのは赤木俊夫・上席国有財産管理官。赤木氏は、払い下げの価格交渉で汚れ役を一身に背負わされていた池田靖統括官の直属の部下だった。赤木氏は昨年後半から休職中だったが、国会で大問題となったことを受け、一昨日、登庁していた。その翌日、自らの命を絶った。 「原本」と遺書見つかったらしいということで、佐川国税庁長官が急遽、辞任することにして幕引きを図った。 森友学園への国有地売却を巡る決裁文書の改ざん疑惑。書き換えた疑いのある国会議員らに提示された決裁文書には、最終責任者として当時、近畿財務局管財部長だった小堀敏久氏(57)の印が押されてある。 彼こそ今回の疑惑のカギを握る人物で昨年9月30日に財務省を離れ、翌10月1日に異例の待遇で所管外の独立行政法人に迎え入れられていたという。しかも就任以前は5年間も担当者不在で “空席” だったポストだ。 安倍劇場の今後の展開が面白くなって来た。忖度と圧力に腰が引けていたマスコミも、ここぞとばかり攻め立てることになるだろうから・・。それにしても、こんな事(モリカケ問題)で足元を掬われる人物だというのも情けない話だねぇ。 権力者の周りで仕事をする人は、自己犠牲と抑圧に耐え得る非人間にもなれる人でなければ勤まらない。私腹を肥やすためならそんなの平気だ、というのが大方の意見だろうけど・・。
2018.03.10
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♪ ビストロにランチしている花見月秘め事一つ洩らしてしまえり‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ランチに行ったビストロのテーブルに、丸い小瓶に入ったものがテーブル飾りとして置いてあった。淡い緑がかった色の液体の中に小さな多肉植物とか葉脈だけにした葉っぱなどが浮遊している。店の人に聞くと、オイルが入っているとかで、専用のオイルがあるということだった。どうしたことか、料理はどれも塩味が強すぎてイマイチだった。 調べてみると「ハーバリウム」というもので、最近注目を集めているものらしい。「ハーバリウム」とは植物標本のことで、もともとは植物の品種など科学的に保存された、押し花などの技法を用いた標本もハーバリウムというらしい。 花材は、プリザーブドフラワーやドライフラワーを使うのが基本らしいが、ビストロで見たものには確かに小さな粒状の多肉植物が入っていたように思う。専用オイルはシリコン系オイルのようで無色透明なはず。色がついて見えたのは、ビンそのものの色だった様だ。 店にあったハーバリウムは、マルキ生花店製らしい。 オイルについてはずっと秘密になっていたらしいが、最近はその正体もあからさまになっている。流動パラフィン(ミネラルオイル)やシリコンオイルを使ったり、ベビーオイルを使うことも出来るらしい。ベビーオイルは植物の色素を溶かしてしまう傾向があるらしい。 美しさが保てるのは一般的に1~3年で、素材やオイルの選び方、瓶の除菌・乾燥など正しい知識を得て、自分でいろいろやって見るのもいいでしょう。♪ 春なればものがたりなど書いてみん子ねこと海と三人姉妹
2018.03.09
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♪ 松やにの匂いと共に入りたる店で手にせしチリ産の赤‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥♪ 猛るほどに伸びし黒松葉の散ればトイに積もと隣家言い来ぬ ♪ 放蕩の息子の如き松なれば整枝能わず持て余すなり ♪ 枝先へみなぎりる精の様を見て松とは強き木と知らされて ♪ 手抜きなど出来ぬ木と知りいたずらに庭に松など植えぬを誓う ♪ 飲みごたえありて頷きつつ翳すワインレッドよお前が好きだ ♪ フルボディのこの渋みこそ我の友空になりたるビンを振る 真夜
2018.03.08
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♪ きっぱりと飛行機雲の陽に冴えて何かが生れる気のする午後だ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 久し振りに朝のウォーキング。6時45分に家を出た。さすがに3月ともなれば、風が強いもののそう寒くは感じない。紅白の梅が咲くパークロードに人影は意外に少なく、挨拶を交わしたのは10人ちょっと。 そんなに早い時間でもないのにまだ冬の気分が抜けきらず、遅めの散歩を決め込んでいるのかも知れない。 階段を走って登るのを続けていて、駅の前の一段飛ばしや秋葉神社の120段も一応クリア。しかし、この神社の階段には最近、中央に手すりが付いてジグザグ登りが出来なくなった。そのせいか、最後の10段がやっとのこと。体力が劣ったせいなのか、ジグザグ登りが出来ないせいなのか判断できない。5日前の景 コースの後半過ぎたところにある中学校の裏にも30段ほどの階段があって、それも走って登った。そのくらい体調はいいので、先の階段は、やっぱりジグザグ登りが出来ないせいらしい。体は正直だ。 その中学校へ、手ぶらで登校する学生たちとすれ違った。何故だろうと思っていたら、昼のニュースで、昨日は公立中学の卒業式だったことを報じていた。泣いている子が何人か映って、”自分たちの時そんな奴いたっけ?” と訝ったりする。カミさんも同じことを言っていたので、私だけでもなさそうだ。 聞くと、保育園の卒園式でも号泣する親がいるらしく、保母さんまで(もらい泣きなのか)が泣いてしまうらしい。時代が変われば人も変わるということか。 ペットロスにしても昔はあまり考えられなかったことで、感受性が良くなったのか人間が柔くなったのか、よく分からない。戦争のない平和な時代が続き、豊かになった精神が繊細な方に振れているのかも知れない。 保育園用の袋類が出来上がった。靴入れ、登園用の袋。コップ入れ、着替え入れの袋 卒業するものもいれば新入生もいる。春は新陳代謝の季節でもある。保育園に今春から入る孫は、日に日に活発になっていき、口も裏を返すようなセリフを吐いたりする。気に入らないとふてくされることもあり、”ああ、成長してるんだなあ” と思うことしきり。 鋼板の塀の奥、新築の民家風の設えになっている。近い内にオープンするのだろう。 若い成長の反対側には、当然ながら終活を迎える人たちがいる。こんな見慣れない看板と建物が目に入った。最近できたもので、自然葬を行っている会社のものらしい。今注目の散骨を前面に出している、この地域では多分初めてのものだろう。 先日も ”義父が高山のどこかに散骨してほしいと言っていた” などとカミさんと話していたところで、興味と関心があるものには自然に目がいく。私たちも、その時はそんな風にしてほしいと思っているので、尚更ではある。 飛行機雲は長くは尾を引かず、この日の空は殊のほか湿度が低いらしかった。「爽快」という語がピッタリの弥生の空だ。
2018.03.07
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♪ 凛として風に吹かれる紅白の梅は朝日にただ潔し‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 商品作りをして生計を立てている人ならみんな思っているかも知れないこと。作る側の評価よりも、往々にして売る側の人間の方が立場が高い。納入金額は販売価格(上代)の6掛け、ものによっては5掛けだったりする。場合によっては納入金額の2倍から3倍で売られたりする。高価なものほどその割合は高くなる。 ここで書かれている「他人が作ったものを右から左に移してるだけの人間ほどいばっている」というのは、様々な事柄に当てはまると思います。「いばっている」を「いい思いをしている」と言い換えてもいい。「他人の褌で相撲を取る」という、安直な金儲けやフェイク・便乗商法も含まれるでしょうし、立身出世に於いてそのようなことと無縁ではない。 モノを産み創り出している人の方が、販売する人よりもどれだけか価値が高いはずだが、売る能力までは持っていないため、卑屈にならざるを得ないという現実。デパートなんか、場所を貸すから自分で客を連れて来て売れ、ノルマは〇〇だと高飛車だ。最近はどうか知らないが・・。 適正価格を設定するのもそう簡単な事ではない。獺(カワウソ) 昨年、「獺祭」のメーカー(旭酒造 山口県岩国市)が法外な値段で売らないでくださいというメーっセージを出して、話題になっていました。賛否両論で様々な意見がネット上に書き込みされてましたが、メーカー側の言い分もよく分かります。2017年12月10日付の読売新聞朝刊に掲載した意見広告(拡大) 念のためにその時の内容に触れておきます。 旭酒造の「獺祭」は、近年の日本酒ブームの火付け役になったと言われる日本酒。酒の品質を保つため、商品の取扱店を「登録制」にして絞っている点も特徴だ。その数は全国で約630店。 契約を結ぶ販売店の条件について、「高品質酒の販売価格が適正であること」「高品質酒を最も良い状態でお客様に提供できる店」などとしている。 その一方、取扱店を限定したことで、「正規の販売店ではない」業者がプレミア価格で獺祭を売り出すケースも出た。つまり、登録店から安価に獺祭を購入したうえで、価格を釣り上げて「転売」する業者が現れたのだ。 酒の流通経路 社長は「獺祭に愛情も何もなく、ただ儲けの追及のみが目的で獺祭を取り扱いたい酒屋さんに出す気はありません。(略)『お客様に良い状態の獺祭を販売できる能力を持つ酒屋さんだけに販売先を絞る』ということが出来なくなります。お客様の不利益を招くことになります」 「本当にお客様にまともな価格で獺祭を買ってもらいたい。品質の劣化した恐れのある獺祭でなく、良い品質の獺祭を飲んでもらいたい。そんな気持ちで本日の新聞広告を出しました」と、その経緯を説明している。
2018.03.06
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♪ 猫の仔のなき声とおく聞こえくる静かに雨の降るゆうべかな‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 最近、朝日新聞は(他紙でも同じでしょうが)デジタル版の記事が悉く有料になった。紙の方を購読しているので問題はないのですが、記事を引用したりすることが出来なくなった。 購読者が減る中でネットで無料で読めてしまえば益々購読者は減るわけで、最初からこうする予定だっただろうとは思うもののやっぱり不満が出る。新聞は紙の方が断然いいので、それを止めるつもりはない。紙面とデジタル版のセットを割安で勧められるも、そこまでの必要性もない。拡大します いよいよ芽吹きシーズン到来で、音楽家だったら「芽たちの行進曲」を作るだろうという作家の気持ちがよく分かります。 啓蟄 3/6 ~ 春分 3/21 ~ 清明 4/5 この一カ月間は、土が恋しくなり一雨ごとに暖かさが増していき、地上の生命が活性化する重要な季節。一年の礎を築く季節なのかも知れません。 「春」の字は、日(太陽)と艸(草)と屯(草の芽)の会意で、草の芽がはるの暖かい日に当たって芽を出しかけて地下にかがまっている状態を表しているのだとか。 春分は秋分とともに、太陽が真東からのぼって真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ同じになる日です。昔、西に極楽浄土があると信じられていて、太陽が真西に沈む春分と秋分の日こそ最も極楽浄土に近づける日と考えて仏事を行うようになった。 古代中国の五行説では、春ー青(緑)、夏ー朱(赤)、土用ー黄、秋ー白、冬ー玄(黒)を当て、それぞれを「青春」、「朱夏」、「白秋」、「玄冬」という。ここから日本では特に「青春」について、人生における若く未熟ながら元気で力に溢れた時代を指すようになった。 俵万智の歌にこんなのがある。 ♪ 青春という字を書いて横線の多いことのみなぜか気になる 「猫の子」が春の季語だとは知らなかった。早春に発情する猫は、二カ月くらいで晩春にはもう子が生まれる。生まれたてのかわいい子猫を指している。そんな子猫が捨てられて鳴いていたりする。 ♪ 猫の仔の鳴く闇しかと踏み通る 中村草田男 そう言えば、ピピを拾って育て始めたのがいつ頃だったか。遠くで鳴いている声が聞こえていた。翌日になって、雨に濡れながら我が家の窓下で鳴いていたのを、次男が拾い上げて家へ入れたのだった。すでにギンちゃんを飼っていたのでちょっと躊躇していたが、あっという間のことだった。すでに目は見えるし自分で辺りを彷徨っていたので、生後二カ月ぐらいは経っていたように見えた。かなり高齢のギンちゃんに、やたら甘えていたピピ。(2011年10月1日)
2018.03.05
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♪ フキノトウ煦煦(くく)たる朝に芽吹く見ゆ班長会も最後となりぬ煦煦(くく)= 暖かいさま。‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 3月は、自然界も人も様々に活動を始めて活気にあふれる季節。そして、縮こまっていた人の心もうきうきと立ちあがってゆく。北半球は最も活力の充満したシーズンを迎え、目まぐるしい変化を見せるようになる。♪ 「早田ひな」桃の節句に初優勝ひなひな祭となりにけるかも 卓球のジャパントップ12大会、女子シングルス決勝では早田ひな(17=日本生命)が橋本帆乃香(19=ミキハウス)を4-0で破り、初優勝を飾った。国内トップ選手が集まった大会で4試合すべてストレート勝ち。伊藤美誠はインフルエンザで急きょ欠場し、平野美宇、石川佳純も出場していなかった。♪ 子も孫も新たな道に歩を進む吾もごそごそ方途を探る
2018.03.04
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♪ 才能に嫉妬するのはお門違い宙返りさえ出来ない俺だ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 町田康の2000年に芥川賞を受賞した「きれぎれ」を読む。ぶっとんだ。こんな文体でよくぞ芥川賞を受賞したものだと思う。しかし面白いのは確かで、随所に文学に対する挑戦的な表現と工夫があり、酒でも飲みながら書いたんじゃないかと思われるほどの勢いと熱がある。 毒を含んだクスリの様に習慣性を持って体内に滲み込んでゆく感じ。借りた本の栞ヒモが擦り切れてしまっている事からも、熱狂的なファンがいるだろうことを即座に納得。 読書家でない私には筒井康隆などはるかに超えた、インパクトのある本だった。 当時「文体や言葉を崩すところから出発する独自の方法が一定のレベルに達した」と、選考委員の古井由吉に評されている。 「自分勝手だったり無気力だったり、あるいはエキセントリックに暴走を繰り返したり。行き当たりばったりの人間の茶番を、河内音頭や落語、漫才といった口承芸能ばりの文体で描く。抱腹絶倒の語りは、しかし、倫理や規範のありかを強烈に照らし出す」。まさにそんな感じ。 ロック・ミュージシャンとして出発した後、1996年に小説デビューし、処女作「くっすん大黒」を発表。 ミュージシャンとして「格好が良かったから10代の頃に衝動的に始めて、パンクロックの音楽活動を本格的にしていたが、食えるほどには売れず、鬱屈。バイト先ではいつもアホ扱い。」。 20代後半にいったん挫折。80年代終わりの数年間、世はバブル景気に沸いていた時に図書館で小説を読みふけったらしい。 処女作『くっすん大黒』が発表されると、文壇はこれをどう読めばよいのか大いに戸惑ったらしい。当時の評価は「ふざけ倒している」「語り口が下品でわざとらしい」等々、かなり顰蹙を買ったらしい。まあそれも当然だろうと思う。 当人は「斬新さを出したかった。大江健三郎さんも村上春樹さんも、デビューの時から他の小説とは明らかに違う文章だ。僕は『しゃべくり』の芸能的なものを目指した。 後で気付いたが、筒井康隆さんの短編『夜を走る』の影響を強く受けている。もう一つ、上方落語の『寄合酒』をモノローグでやる感じを出したかった」と。 読者の支持を後追いする形で、町田節への文壇の認知は高まっていき、「くっすん大黒」で第7回bunkamuraドゥマゴ文学賞・第19回野間文芸新人賞、「きれぎれ」で第123回芥川賞、2001年に詩集『土間の四十八滝』で第9回萩原朔太郎賞、短編「権現の踊り子」で28回川端康成文学賞、『告白』で第41回谷崎潤一郎賞、長編『宿屋めぐり』で第61回野間文芸賞を次々と受賞。 長編『告白』(05年、谷崎潤一郎賞)は、心と言葉が一致しない極道者が破滅していく姿を描く時代小説。うなり上げるような音楽的文体で人間の底の浅さをこれでもかと語る。日常が細々と描写されるうちに「自意識の屈折」が痛々しいまでに明らかになる・・・。 「僕は闘っていない。犬と猫と昔の書物だけを友として、平和に暮らしている」と言い、「僕は正しさや正義の旗の下に整理することに興味がない。それは文学の役割ではないのでは」とも言う。 何者をも切り捨てずに、大真面目にふざけるからこそ、真の許されざる者が浮かび上がってくるのだろう。パンクロッカーの目は、今、笑っていない。「私の出発点」毎日新聞より引用 活動当初から独自の文体、語法、話法を確立しており、スラップスティックな笑いと奇怪なイメージや語彙、語りのリズムがストーリーより前面にフィーチュアされる独特の作風で知られる。Wikipediaより引用
2018.03.03
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♪ おんぶして家事をこなした世代にはリュックが似合いのグッズと思う‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ ウォーキングをしていて時々高齢の婦人が、両手に重そうな買い物袋を提げて歩いているのに出会う。持ちましょうかと言っても、遠慮か警戒しているかで断られることが多い。手が痛いし腰も曲がる。腰痛の原因になるばかりではなく、とても危険だ。 見るに堪えない姿で、気になってしまう。両手が塞がっていては杖を突くことも出来ない。そんな高齢者は、是非リュックサックを使うべきだと思う。 厚生労働省によれば、高齢者の転倒、転落による死亡者が増加。 実際に転倒、転落での死亡者は70代以上が全体の72.8%を占めているとか。転倒事故予防にリュックが役立つ4つの理由 ① 重心が安定する… 年とともに前傾姿勢になり前側に片寄る重心を背中側に分散させる。 ② 筋力の低下を防ぐ… アクティブに行動できるて運動不足解消につながる。 ③ バランスが安定する… 両肩で均等に荷物を背負えるので、安定したバランスで歩行できる。 ④ 怪我を防ぐ … 両手が空くので、転倒時に咄嗟にかばい手が出やすい。 正しい姿勢でリュックを背負った場合は、世代によらず腰などにかかる負荷が軽くなる事が証明されている。自然と骨盤がやや前に傾き、重心が下がり、おなか側の筋肉に力が入って体幹を安定させようとするため、「背中の筋肉がゆるみ、腰の負担を減らすことができる」という。 リュックを選ぶ時には、自分の背中の広さより大きい物は避け、用途に合わせて使い分けるのが理想だが、そうは言っても幾つも揃えるのは難しい。 背負う時は、リュックの下端が骨盤よりも下にならないように肩ひもを調節する。リュックがぶれると、体が自然と制御しようとして負荷がかかるので、できるだけ背中と密着するようにする。荷物が重すぎると前かがみになって腰に負担をかけてしまうので避ける。 カバン・メーカーの「エース」が、全国の百貨店や専門店で高齢者の転倒防止に役立つ「リュック」を新発売中。 リュック背面に貴重品収納用ポケットを付け、他人が勝手にリュックを開けることができないよう、ファスナーの引き手には簡易ロックも採用するなど工夫を凝らしている。 1万円以上するのでは年金暮らしの人には負担が大きい。 行政がPB製品でも作って、防災ラジオのように格安で配布することも考えるべきではないだろうか。
2018.03.02
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♪ そわそわと浮き立つ弥生 大空を乱れ飛びゆく鳥を見ている‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 夜来の大荒れの天気も朝には急速に回復。その雨上がりの空を渡り鳥だろうか、野鳥の群れが煎り豆のごとく乱れ飛びながら横切って行った。なんだかうれしそうに見える。 拡大します メジロもすでにミカンを食べに来なくなっているし、今日から弥生3月と言うこともあって、いよいよ本格的な春の到来だ。 *深いつもりでも浅いのが知恵 ── 浅いつもりでも深いのが欲 *高いつもりで低いのが教養 ─── 低いつもりで高いのが気位 私も真似て、上の様なフレーズを考えてみたが、あまり良いのが出てこない。ちょっと違うけれどもこんなのなら幾つも出来る。 *早いようで遅いのが給料日 ─── 遅いようで早いのが一カ月 *親切のようで厄介なのが詐欺師 ─ 厄介のようで親切なのがお節介 *強いようで弱いのが男 ───── 弱いようで強いのが女 *近いようで遠いのが行き ──── 遠いようで近いのが帰り *嬉しいのに泣けるのは結婚式 ── 泣けるのに嬉しいのは卒業式 *有るようで無いのが個性 ──── 無いようで有るのが癖 *見ているのに見えないのが夢 ── 見えないのに見えるのが風 *いると信じたいのが神 ───── いないと信じたいのが幽霊
2018.03.01
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