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個人的には、年々、1年の過ぎるスピードが速まっているような気がします。ついこの間、「1年間お世話になりました」と言っていたような気がするのですが、もうそれから1年経ってしまったの??というところです。最近は、私自身の政治的主義主張にも迷いが多々あります。しかし、それでも、戦争と、戦争に向かう動きだけは容認できない、ということだけは、昔も今も一貫している、つもりです。安倍政権は、私にとっては最悪の政権ですが、それでも、とにもかくにも、日本はまだ戦争はしていない。それだけでも、とりあえずは良かったと思います。来年も、正直言って政治の方向性にはあまり期待が持てませんが、戦争だけは縁のない1年であってほしいです。そのくらいは、期待を持っても裏切られないで済むのではないかと思います。あとは、東日本大震災のような大きな災害が起こらないことを祈るばかりです。こちらは、戦争と違って人間が起こすものではありませんから、人間の努力では(被害を最小限に留めるための対策は撮ることができても)発生を止めることは出来ないので、ただ祈ることしかできませんけど。音楽や山登りにうつつを抜かせるのは、世の中が平和であってこそです。コメント常連の皆様、閲覧していただいている皆様、1年間、大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします。
2014.12.31
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演奏の機会は今年より去年のほうが多かったのですが、山登りに関しては今年のほうが多かったようです。1月11日 谷川岳昨年も同じ時期にアタックして失敗した山に再挑戦でした。家族旅行で水上温泉に行った間に、私一人で別行動をとりました。一番簡単な天神尾根コースで山頂を目指しました。この時期の日本海側の山は、冬型の気圧配置になれば天気が悪いのですが、このときは幸いにして快晴、難なく山頂にたどり着きました。2月16日 高尾山東京に大雪が降った翌日です。東京(大手町)の積雪は27cmとなっていますが、高尾山では、その時点でまだ60cmから70cmは積もっていました。前日の降雪直後なら、1メートルあったかもしれません。だいたい、京王線も中央線も高尾駅から先はまだ不通でしたし。もちろん、冬山装備一式携えて登りました。登山靴は夏山用でしたが、アイゼン(普段使っている12本歯は夏用の登山靴には装着できないので、以前使っていた8本歯のアイゼン)も持って行きました。通常なら、高尾山は「登った山」にカウントしないのですが、さすがに今回は「登山」にカウントしていいだろうと。3月16日 八ヶ岳・天狗岳晴天で、しかもかなり暖かかったのですが、猛烈な風でした。冬山はいつも風は強いものですけど、それにしてもこのときに風の強さはすごかった。何回か吹き倒されました。今までに何回も登っている山ではありますけど。5月4-5日 富士山考えてみると、今年登った中で唯一、山頂までたどり着くことができなかった山が、このときの富士山でした。ただし、最初から山頂まで行くつもりはなかったのですが。そもそも、当初は日帰りのつもりだったのですが、往路のバスが渋滞に巻き込まれたため、急遽佐藤小屋(富士山で唯一通年営業している山小屋)に泊まり、翌日に登ったのですが、その日は悪天候のため富士スバルラインが閉鎖、1合目まで歩かなければならないことが分かっていましたから、最初から「どこで弾き返そうか」と考えながら登ってました。7月6日 筑波山これもまあ、「山に登った」と言うのはどうかなと思うような低山ですけど、ケーブルカーなど使わず歩いて登ると、結構急登です。前日に雨が降ったので、登山道はドロドロだし、低山と言っても高尾山よりははるかにきつい山でした。7月18-20日 南アルプス聖岳南アルプスの中で最後に残った未踏の3000m峰が聖岳でした。梅雨がまだ明けきらず、天気がいまひとつ良くない中での山登りでした。テントを担いで登ったのですが、諸事情によりテントを使用せず、聖平の山小屋に素泊まりで泊まりました。しかし、登りはそれほどでもなかったけど、聖平からの下りがきつかった。聖平から聖岳まで標高差800mを往復(空身でしたが)してから、さらに標高差1100mの下り、しかも雨の中、途中で転倒してひざを強打するし。でもねとにかく南アルプスの3000m峰を、22年かけて全部登りました。7月31日 四阿山・根子岳7月は、なんと1ヶ月で3回も山登りにいってしまったのです。ただし、泊りがけだったのは聖岳のみで、あとは日帰りでしたけど。筑波山はともかく、菅平の四阿山すら日帰りが出来るのです。新幹線の威力はすさまじいと思いました。この日は、梅雨も空けて、晴天の気持ちよい山登りになりました。8月8日 飯盛山(野辺山)1月の谷川岳と同じパターンで、家族旅行で野辺山に行った際に登った山です。八ヶ岳の近くですが、秩父山地の最西端に位置する山です。これもハイキングコースで、「山に登った」というにはあまりにお手軽で簡単な山ですが。今年の夏は、梅雨明けからしばらくは猛暑でしたが、8月に入ってから長雨続きとなりました。このときも雨で、山頂からの視界はゼロでした。ただ、途中で何回か雲が切れて、いい景色も見えました。9月13-14日 前穂高岳今年登った中で(冬山を含めても)、私としては難易度が一番高かった山です。そして、今年テン泊をした唯一の山になりました。テントを担いだのは上高地から岳沢まで、標高差はそれほどありません。そこから前穂高岳までは、重い荷物はテントに残して水・食料・カメラ・雨具、それにケーナ(笑)だけの最低限の荷物で登ったので、急峻ではありましたけど体力的には余裕があった。逆に、奥穂高まで(あるいは奥穂高から)縦走してくる人はすごいなと。あの道をテントを担いで登るのはまだしも、下ってくるのは私には考えられません。天気は見てのとおりの晴天でした。10月11日 乗鞍岳日本で最も簡単に登れる3000m峰に登ってきました。2700mの畳平までバスで行けるので、標高差で考えると高尾山並みの手軽さです。登山道もよく整備されていて、斜度もゆるく歩きやすいですし。ただ、さすがに高尾山の表参道よりは道は悪いです。9月に噴火した御嶽山の北に隣接しており、まだ盛んに噴煙を上げていました。下りは、そのまま2700mの畳平まで戻るのでは山に登った気がしないので、標高1500mの乗鞍高原まで歩いて下りました。12月27-28日 西穂高独標今回の山登りです。一昨日ブログをアップしたばかりなので、詳細は省略します。御嶽山の噴煙、今回は写真は撮りませんでしたが、やっぱり噴煙が上がっているときがありました。ただ、10月の乗鞍岳のときと違って、ずっと噴煙が上がりっぱなし、ではなかったですけど。というわけで、今年は何と11回も山登りに行ってしまいました。月1回ペースに近い。来年は、こんなには登れないだろうけど、出来るだけ山に行き続けたいですね。そして、このうち2月の高尾山と7月の筑波山以外は全部、山の中でケーナを吹いています。必ずしも山頂とは限らず、中腹で吹いたことも多いですけど。何しろ、山登りのときは、貴重な休日に笛の練習が出来ないので、山の中で笛を吹けば、山登りと練習が同時にできる。何と効率のよい休日の使い方(笑)
2014.12.30
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去年に比べて、今年は演奏の機会が若干少なかったのですが、それでも1年間で5回ほど演奏の機会がありました。まず、4月。ここ数年毎年出ている、所沢の航空公園さくら祭りでの演奏です。演奏は、ティエラ・クリオージャです。この日はかなりの寒さの上、演奏中に雨が降って、非常にシビアなコンディションの演奏だったのですが、演奏終了後は晴れ上がり、見に来ていた演奏仲間とその場で引き続き大打ち上げ演奏大会になってしまい、大盛り上がりになってしまいました。残念ながら、そちれは録音も録画もありませんが。続いて5月3日、これも例年参加している、ザ・ヨコハマパレード、「アンデス村まつり隊」の一員として参加しました。今年は、参加はどうしようかなと迷っていたのですが、参加者が少ないということで強力に誘われて、出演しました。今まであまり深く考えたことはなかったのですが、3kmあまりをサンポーニャを吹きながらのパレードというのは、実はものすごく体力を消耗していたのだということを、今回実感しました。というのは、翌日富士山に行ったのですが、いきなりばててしまって、ぜんぜん登れなかったのです。そして7月、相棒の出身大学の同窓会で演奏しました。ティエラ・クリオージャに相棒+子どもを加えた編成です。最初、相棒に太鼓を叩かせる予定だったのですが、ちょっと練習してみたところ、6/8拍子のリズム(クエッカ)がまったく叩けないのです。こりゃダメだと方針変更。子どもに太鼓を叩かせたら、さすがに吹奏楽でパーカッションをやっているだけあって、クエッカも難なく叩く。なので、本番は子どもに太鼓(ボンボ)を叩かせました。実は、初めての親子三人共演演奏です。ただ、子どもに太鼓を叩かせる代償に、3DSを買わされてしまった・・・・・・。10月、ボリビア音楽のダンスパーティー「フィエスタ・バイラブレ」で演奏しました。今度は、「エストレージャ・アンディーナ」というグループです。1ヶ月くらい前に突然決まったイベント(予定していたグループが出られなくなって、急遽の代役)で、しかもこのグループ自体、演奏経験があまり豊富ではない(個々のメンバーはそれなりに演奏経験はありますが、グループとしては、人前での演奏は、確か4回目)のですが、結構まとまった演奏が出来たのではないかと思います。ボリビアの駐日大使が見に来ていたのでびっくり。しかも、その大使がかなり若い方なので、これまたびっくり。同じく10月、これも例年参加している、中野区新井の「新井区民活動センターまつり」での演奏またまた、うちの子に太鼓を叩かせました。(この曲では太鼓ではなく、チャフチャスというパーカッションで参加しています)そのために、クリスマスプレゼントとして、3DSの2つ目のソフトを買わされる羽目に。この先も、演奏に参加させる度に3DSのソフトが増えていくことになるのだろうか・・・・・・・・。2015年は、現在のところ、2月11日に神奈川県の大和市で、エストレージャ・アンディーナが演奏する予定が決まっています。他の何グループかとジョイントコンサートです。時間等詳細が決まったら、当ブログでご案内します。そして、この1年は、一番長く続けているグループである「キラ・ウイルカ」の演奏の機会が一度もありませんでした。来年は、キラ・ウィルカでも演奏したいなあ。
2014.12.29
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今年最後の(多分)山登りに行ってきました。行き先は、西穂高岳独標です。実は、今を去ること20年以上も前、1990年9月に、初めて登った山がこの山なのです。(ただし、無雪期です)そのときは上高地から登って、しかし途中で雨が降り出したため、山頂手前で引き返しました。冬に初めて登ったのは2002年の3月でした。そのときは職場の同僚と数人で登ったのですが、吹雪のため途中で引き返しました。次は2011年2月、このときは快晴で無風だったのに、時間切れで山頂にたどり着けませんでした。前夜日や湯温泉に前泊したのですが、当日はロープウェーがすごく混んでいて、乗るのに確か1時間待ちくらいでした。で、今度こそ、と思った去年の年末は、やっぱり吹雪で登れなかった。この間、無雪期は2005年10月に山頂まで登りましたけど、積雪期は3回挑戦して全部敗退。今度こそ、と去年に続いて、2年連続で挑みました。新穂高ロープウェーの終点。なかなかの積雪量ですが、例年と比べて特別に多い、というわけではないようです。歩き始めは吹雪でしたが、上空には晴れ間が見えます。低い雲が雪を降らせていて、それを抜けると上は晴れのようです。登っているうちに晴れてきました。しかし、皆さんスノーシューやワカンを持ってきています。私も、ワカンは持っているので、持ってくればよかったかな、と思いました。結果的に、一般ルートはトレースがしっかり付いていたので必要なかったですが。ロープウェーの終点から山荘までは、難しいところはなく、冬山装備さえあれば誰でも登れますが、こうやって見ると、実はそれなりの斜度があります。西穂山荘に着きました。山荘から先は稜線上なので見晴らしは抜群です。写真は笠ヶ岳。下の雲が雪を降らせていたようです。笠ヶ岳から、稜線をはさんで反対側の霞沢岳。夕日に染まる西穂高岳。翌日目指す独標は、この写真だと右から2番目の、少し黒っぽいピークです。で、この日の晩は西穂高山荘に宿泊。びっくりするくらいの満天の星空でしたが、三脚を持っていかなかったので星空の写真は撮れませんでした。明けて今日。昨日に続いて快晴。風は、まあこの時期の北アルプスとしてはそれほど強い風とはいえない程度。さあ、西穂高独標を目指すぞ!右手前が焼岳、中央奥が乗鞍岳。独標が、だいぶ近づいてきました。すでに山頂には大勢の人が。独標の基部までは、特に問題はなくて、最後の登りのほんの数十メートルだけが問題なのです。と、思っていたのですが、実際登ってみたら、あっさり登れました。そして、ついに西穂高独標到着。しかし、着いてみたら、面前には、さらに高い西穂本峰がそびえている(当たり前ですが)ほぼ中央がピラミッドピーク、その右奥が西穂高岳山頂、右端が北アルプスの最高峰、奥穂高岳です。みんな、どんどん独標を後にして、西穂本峰に向けて進んでいくではないですか。私も、見ているうちにこのまま引き返すのが惜しくなり、ひょっとしてピラミッドピークまで、せめてひとつ先の峰(無雪期に、ここまでは行ったことがある)まで行ってみようと、独標から下り始めたのですが、十数メートル下ったところに若干厳しいところがあって、断念して、引き返しました。今の私の冬山技術では、単独で行くのはちょっと厳しいなというところです。惜しいけど仕方がない。登ってきた道を振り返って。下から見上げると遠いですが、上から見下ろすと、西穂山荘もロープウェー終点も目の前に見えます。奥穂高岳から吊尾根、前穂高岳。前穂高岳と岳沢。天然のデコレーションケーキ。雪が生クリームみたいです。独標の基部まで降りてきて、山頂を振り返える。こうやって見上げると、なかなかの斜度です。でも、思ったほど厳しくはなかった。晴天のおかげですけどね。去年2月に登った赤岳の方が、厳しかったかな。結局最後まで晴天のまま、思ったより簡単に西穂高独標に登ることができました。例によってフィルムの写真も撮っています。アップできるのは年明けになるでしょう。
2014.12.28
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翁長・沖縄県知事:避ける官邸 就任後初上京 首相ら会談応じず沖縄県の翁長雄志知事が11月の知事選で当選後初めて上京したが、安倍晋三首相や菅義偉官房長官と会談するめどが立っていない。翁長氏は知事選で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設反対を訴え、移設推進を掲げて政府が支援した仲井真弘多前知事を破った経緯があり、政府と沖縄の双方が関係構築に苦慮している。翁長氏は10日に知事就任後、首相や基地負担軽減担当相を兼務する菅氏と会談する意向を表明。~25日は沖縄選出の国会議員などと面会した。沖縄振興策を担当する山口俊一沖縄・北方担当相とは近く会談する見通しだ。翁長氏は既に菅氏との会談を首相官邸へ要請しているが、官邸側は応じる姿勢を見せていない。菅氏は~会談を明言しなかった。政府関係者は同日、「(菅氏、翁長氏は)会わない。杉田和博官房副長官も会う必要はないだろう」と述べ、当面、官邸側は翁長氏との接触を避ける意向を示した。菅氏は、辺野古移設に向けた埋め立て申請を承認した仲井真氏とは頻繁に会談を繰り返していただけに、今回の対応との違いは際立つ。沖縄県関係者は「これまでは知事と官邸でホットラインがあったが、今回はそれがない段階でのスタートだ」と漏らす。---沖縄県知事が自陣営の間は頻繁に会談するが、選挙に負けて敵陣営になった途端に会わないのだそうです。むしろ敵陣営だからこそ、会って話をして、意思疎通を図らなければならないものだと、私などは思うのです。でも、安倍お友達内閣の主としては、お友達じゃない人とは会いたくない、関係なんか構築したくない、ということなのでしょうか。意見が一致するか否かはともかく、曲がりなりにも選挙で当選した知事の地位にある人に対してそういう態度を取るんですね。為政者として、なんとケツの穴の小さいことか、と思います。ま、そういう態度をとり続ければ、その分だけ沖縄での自民党の支持は失われていくでしょう。それに、現実問題として、知事と会うことを忌避している限り、辺野古への基地移設は進展しないでしょうから、それはそれで悪いこととはいえませんけど。その辺りをどう考えて、会うことを忌避しているんでしょうか。
2014.12.26
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ペヤング虫混入騒動、なぜ過熱? 過剰反応との指摘もペヤングからゴキブリ出てきた――。発端は都内の男性が2日、ツイッターに投稿したこんな言葉と1枚の画像だった。誰もが知る人気商品。画像は一気に拡散、ヒートアップした。まるか食品の即席麺「ペヤング ハーフ&ハーフ激辛やきそば」の麺にめり込むゴキブリの写真。ネット上では驚きと画像を疑問視する声が入り乱れて広がった。男性から連絡を受けた同社は3日、男性に会って商品を回収し、画像の削除も依頼した。「原因は不確かで、インターネットの影響力を考えてお願いした」(広報担当)。このやりとりがツイッターで明かされると、今度は同社の隠蔽だとする批判が相次いだ。伊勢崎保健福祉事務所は3日、本社工場に食品衛生法に基づく立ち入り調査を実施。県は行政処分にあたる回収命令も出せる立場だが、今回は、健康被害が確認されていない▽混入が頻発していない▽製造過程で混入したか不明確――などの理由で、衛生管理面などの社内調査とその結果報告を求めるだけにとどめた。これは、昨年12月に同県のアクリフーズ(現マルハニチロ)の冷凍食品から農薬が検出され、刑事事件に発展した時とほぼ同様の対応といい、県の担当者は「虫などの異物混入事案としては通常の対応だ」という。まるか食品は4日、「製造過程での混入は考えられない」とする一方、混入が指摘された商品など2商品計約4万6千個の自主回収を決定。さらに11日、社内調査の結果、「混入の可能性は否定できない」としてペヤング全24商品の製造・販売を休止し、残りの22商品も返品・返金に応じると発表した。東大大学院の橋元良明教授(コミュニケーション論)は「オーバーリアクションだ」と指摘する。多くの消費者が知る人気商品に加え、画像のインパクトもあって、ネット上で騒ぎを大きくしたとみる。---この騒動、ひとことで言って、過剰反応としか私には思えません。ゴキブリを嫌う人も多い(私の相棒もゴキブリを極端に嫌います)けれど、冷静に考えれば、食品を扱う場所でゴキブリがいない、なんてことはあり得るはずがありません。みんな気がつかないだけで、食べ物のあるところ、ゴキブリは必ず集まってきます。一般家庭でも、食器棚の食器の上とか、冷蔵庫に入れていない野菜や果物の上とか、歩いているはずですよ。しかも、問題のゴキブリの死骸は加熱の跡があるそうで、つまり製造工程のどこで混入したか知らないけれど、その跡で加熱消毒済みですから、衛生面で問題はまったくありません。私も、ゴキブリを自分の口に入れたいとは思わないですけどね、ただ、虫の混入をそんなに嫌がっていたら、山なんか登れませんよ。山でお湯なんか沸かしていれば、鍋に虫が飛び込んでくるなんて、良くあることです。そういうのは、箸でつまみ出せば問題ないでしょう。まさしく熱湯消毒済なんだから。食べ物に虫が混入していたからといって、それで人が死ぬことはないし、健康被害が発生することも、特殊な例外を除けば、まずありません。そういう意味では、「保健所が回収命令も出せる立場だが、今回は、健康被害が確認されていない▽混入が頻発していない▽製造過程で混入したか不明確、などの理由で、衛生管理面などの社内調査とその結果報告を求めるだけにとどめた。」というのは、まず妥当な判断だったんじゃないでしょうか。虫の混入を絶対に防ぐにはどうすればいいんでしょうか?製造工場を文字どおり、水も漏らさぬ完全密閉する、ということがまず考えられます。ある程度のレベルまでは、大規模工場なら密閉化による衛生管理はしているでしょうが、完璧なんてことは不可能でしょう。(そういう意味では、この手の大手食品会社の製造ラインより、一般家庭や食堂の厨房などのほうが、よほど虫が混入する余地は大きいでしょう)それ以外は、たとえば農薬を撒き散らす、とかでしょうかね。食品の製造過程で農薬を撒き散らして、それが食品に混入するほうが、虫が混入するよりよほど健康被害が生じる可能性が高いでしょう。
2014.12.25
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中国中央テレビに登場した元朝日記者「“虐殺”の記憶」今も説き続け…国家レベルに格上げされた南京事件をめぐる宣伝戦は教育現場だけにとどまらない。江蘇省南京市の「南京大虐殺記念館」は7月、インターネット上で事件を多角的に取り扱ったサイト「国家公祭網」を開設した。~7月にはマンガ『南京1937』が出版された。事件の生存者、夏淑琴の証言などが基で、133ページ全編を通じ、旧日本兵が行ったという強 姦や殺戮も含む残虐なシーンが一方的に“史実”として描かれている。~12月7日には歴史公文書を扱う国家档案局が公式サイトでネット動画の配信を始め~その中でも注目されたのが、陥落前後の南京の様子をつづった日記を紹介した映像だ。~執筆者の程瑞芳は南京城内の金陵女子文理学院で学生寮の監督をしていたという。戦時下におかれた女性による日記という観点から、中国版『アンネの日記』と呼ばれ始めている。中国が南京事件を、ナチス・ドイツのホロコーストと同列に扱おうとする狙いがうかがえる。中国共産党の「喉と舌」とされる国営メディアの報道で、12月13日前後は「日本人による証言」が目立った。京都の真宗大谷派教学研究所の研究員、山内小夜子は新華社の取材に、「小泉や安倍による靖国神社参拝は違憲だ」と語った。元朝日新聞記者の本多勝一~は中国中央テレビ(CCTV)が12月12日から5回連続で放送した「1937南京記録」に登場した。インタビューの中で、本多は「私が書いた文章にもし誤りがあれば訂正してもよいが、誤ったとの事実は存在しない」と言い切った。番組は「本多は今も日本国民に南京大虐殺の記憶を説き続け、右翼勢力から攻撃を受けている」と好意的に紹介した。こうした日本人の声を報道で強調する意図を解くカギは、12月13日の式典で習が行った演説にある。「極めて野蛮で残虐である日本の侵略者に偉大な愛国主義精神を持つ中国人民は屈せず、侵略者と徹底的に戦うとの闘志で抗日救国を行った」「一つの民族の少数の軍国主義分子が侵略戦争を起こしたことをもってこの民族を敵視すべきではない」72年の日中国交正常化にあたって毛沢東や周恩来が用いた「軍国主義者と一般人民を区別する二分法」と呼ばれる考え方を改めて持ち出した。歴史認識では一歩も譲らない一方で、「反省する」日本人には好意を示し、日本国内を分断する狙いがみえる。国家を挙げて「宣伝戦」を展開する中国の姿勢は明確だ。---産経新聞が、南京大虐殺という歴史的事実を躍起になって否定したい、という意思はよく分かります。中国の「宣伝戦」に加担する日本人は売国奴だと、そう言いたいのでしょう。でも、犠牲者30万人という数字はともかくとして、南京で非常に大規模の虐殺があったことは、否定しがたい歴史的事実です。その歴史的事実を中国が宣伝に利用したとしても、それは事実なんだから仕方がないことです。「旧日本兵が行ったという強 姦や殺戮も含む残虐なシーンが一方的に“史実”として描かれている。」という記述がありますが、それは一方的でも何でもなく、事実としてそういうことはあったのだから、それが描かれるのは仕方のないことでしょう。それに対して、「南京大虐殺などなかった」という国際的宣伝を日本も仕掛けろ、中国に協力するような「売国奴」(私も、一無名人に過ぎないけど、その一人かな)は黙らせろ、というのが産経の言いたいことなのでしょうが、それは従軍慰安婦をめぐる騒動と同じことで、そんなことをやればやるほど、日本国内で極右勢力の溜飲は下がるかもしれないけれど、日本の国際的な立場は悪化していきます。産経の言う「歴史戦」というのは、戦前の血気盛んな軍人と同じで、主観的には愛国者であり、しかし結果としてやっていることは、日本を破滅に追い込むことなのです。何度も書いてきたことですが、もう一度繰り返しましょう。「自称愛国者そこが国を滅ぼすのだ」と。
2014.12.24
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通信速度10倍…4G周波数帯を3社に割り当て総務省は22日、次世代の携帯電話「4G」(第4世代)に使う周波数帯(3480MHz~3600MHz)を、NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクモバイルの大手3社に割り当てた。高市総務相が同日、同省で各社の社長に認定書を手渡した。サービス開始時期はKDDIが2016年6月、ドコモが同10月、ソフトバンクが同12月を予定している。4Gは、現在主流の通信規格「LTE」に比べ通信速度が約10倍になる。DVDの2時間映画をダウンロードする場合、LTEでは5分近くかかるが、4Gでは約30秒でデータを取り込むことができ、スマートフォンで動画などのサービスを利用しやすくなる。---LTEは最大速度150Mbpsなので、その10倍の速度というと1.5Gbpsということになります。固定回線の光回線だって、少し前は最大速度100Mbpsでした(現在は1Gbps)から、固定回線を上回る速度、ということになります。ただし、それは規格上の話で、実効速度がそんなに出るはずがないですが。もちろん、それは固定回線も同様です。フレッツ光は最大速度が1Gbpsという触れ込みですが、我が家では下りはその10分の1の速度すら出たことはありません。速度測定サイトで計ると、せいぜい60Mbpsくらいです。むしろ、登りのほうが速くて、登りで100Mbpsは出たことがあります。まあ、でも実用上その速度で困ったことは一度もありませんけど。LTEにしろ4Gにしろ、実効速度が規格上の上限とかけ離れていることに関しては固定回線の比ではないでしょう。それでも、実用上は十分すぎるくらいの速度であることも事実です。問題は、むしろ速度より容量かもしれません。2時間の映画のDVDというと、容量は8.5GBくらいです。それが30秒でダウンロードできるのは確かにすごいけど、でも多分それだけで1か月分の高速通信の容量を使い切ってしまいます。高速通信の容量上限は、MVNOなら月2GB程度だし、大手キャリアでも7GBとか、その程度でしょう。接続速度だけがどんなに速くなっても、容量がそれに応じて増加しなければ、あまり役に立たないような。
2014.12.23
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総務省の『SIMロック解除のガイドライン』で何が変わるのか10月31日、総務省は『SIMロック解除に関するガイドライン』改正案を発表。これにより2015年度より、SIMロック解除が義務化される方針となった。これまでもドコモが主にAndroidスマホにおいて、SIMロック解除に対応してきたが、義務化により、auやソフトバンク、さらにドコモでもiPhoneがSIMロック解除対応になる見込みだ。~auは音声通話に3G回線を利用しているため、SIMロック解除をしても他キャリアで使えない。しかし先頃、auは端末から3G回線を廃し、LTEのみで接続する『au VoLTE』を開始すると発表。技術的には従来に比べて他社に移行しやすくなった。また、3キャリアで販売されているiPhone6/6 Plusは、ベースはすべて同じモデルとされている。SIMフリーのiPhoneでauのSIMカードを差せばCDMA2000で音声通話ができ、キャリアアグリゲーションやWiMAX2+が使える。同じ端末にソフトバンクのSIMカードを挿せば、同社の音声通話やWCPが使えるし、ドコモのSIMカードも利用できる。~2015年5月にSIMロック解除が義務化されると狙われるのがソフトバンクのiPhoneユーザーだ。3キャリアでiPhoneが取り扱われているが、なかでもソフトバンクのiPhoneユーザー率は突出して高い。ドコモが、過去にソフトバンクに逃げてしまったユーザーを取り戻したくて、総務省にけしかけて今回のSIMロック解除を義務化させたとしてもおかしくない。ドコモの思い通りになれば、SIMロック解除義務化によってiPhoneユーザーの争奪戦がさらに過熱しそうだ。ただし、iPhoneがすぐにSIMロック解除に対応するかは総務省の意向だけで決められるものではないようだ。“アップルの意向次第”というところが大きい。日本は、世界と比べてもダントツにiPhoneの人気が高い国と言われている。その背景にはキャッシュバックや下取りと言った大がかりなキャンペーンがある。キャリアが大盤振る舞いできるのもSIMロックでユーザーを囲い込めるから。SIMロック解除が前提となれば、キャリアも、このようなキャンペーンは打ちにくくなり、iPhoneがこれまでより売れなくなる可能性もある。そこで困るのはアップル。アップルとしては、「SIMフリー端末はアップルストアで対応している。キャリアモデルは引き続き、SIMロックをかけるべき」という考えになれば、キャリアに対して、SIMロックを強要することもできるはずだ。---本文が長いので、引用ではなく要旨をまとめました。SIMロック解除については以前にもこのブログで取り上げたことがあります。現状、ドコモは手数料3000円でSIMロック解除に応じてきましたが、iPhoneに関しては解除の対象外としています。ソフトバンクは、申し訳程度にほんの数機種だけをSIMロック解除の対象とし、auはSIMロック解除に応じていない。しかし、来年5月以降に発売される新機種は、すべてSIMロック解除が義務付けられます。auは3Gの通信方式が違うのでSIMロック解除してもドコモやソフトバンクと互換性がない、と言われてきましたが、引用記事によれば、iPhone6はどちらの通信方式にも対応しているので問題ないようだし、auは3Gの音声通話をやめる方向のようですね。それはともかく「ドコモが、過去にソフトバンクに逃げてしまったユーザーを取り戻したくて、総務省にけしかけて今回のSIMロック解除を義務化させた」という視点はなかなか斬新で、「あっ」と思わせるものがあります。言われてみれば、そうかもしれないと思わせるものがある。もちろん、あくまでも推測で「あり得る」という話に過ぎませんけど。ただし、実際にそのとおりだったとしても、そう上手くことが運ぶとは限りません。引用記事は、SIMロック解除が義務付けられても、iPhoneだけアップルの意向によって対象外となる可能性が示唆されています。確かに、キャッシュバックなどのキャンペーンがかからないSIMフリーのアップル製品は、すごく高い。私は、昨年4月にiPad mini(初代)を購入しましたが、この初代モデルは、現在でも16GBモデルのみアップルストアで販売しており、wi-fiのみモデルが26800円、SIM登載モデル(SIMフリー)が40800円です。SIMを登載して携帯電話網に接続できるだけで1万4千円も高い。最新のiPad mini3になると、wi-fiモデル42800円対SIM登載モデル56800円になります。さらにiPhone6となると、16GBモデルで、6が75800円、6plusが87800円。もう、ノートパソコンが買えそうな値段です。(いずれも税別)一方、大手キャリアの場合、たとえばソフトバンクだとiPhone6の16GBモデルだと、端末代金は実質タダになります。さすがに、初期費用にこれほどの価格差があると、MVNOの月々の通信費がいかに安価でも、2年のトータルではソフトバンクのほうが安くなりそうです(条件によって変わるので正確には言えません。またドコモだとそれでもMVNOのほうが安そうです)。アンドロイドなら、2万円台でSIMフリーのスマートフォンが買えることを考えると、アップル製品はとんでもなく高い。SIMロック解除された代わりに端末価格はこの値段、ということになったら、いくらなんでもそんなに売れないでしょう。キャンペーンを続ける場合は、割引の適用条件が2年縛りの期間中に他社に乗り換えたら違約金、ということになるだろうから、やっぱりそんなに乗り換えようという気にならないでしょう。加えて言えば、3大キャリアは総じて電話代が高い。ただし、その中ではソフトバンクが比較的安いので、通信費の面では、ソフトバンクからドコモに多くのユーザーが戻ってくるとは考えにくいんじゃないでしょうか。電波のつながりやすさなど、価格以外の理由で戻ってくる人はいるでしょうけど。仮にSIMフリーになって2年縛りの期間が満了して、さあ、ソフトバンクから乗り換えるぞということになったとしても、ドコモに乗り換えるでしょうか。MVNOに乗り換えちゃうんじゃないかな、と思うんですけどね。だって、端末代金の支払いがなければ、MVNOの安さは圧倒的ですから。これは、ドコモからの乗り換えの場合にも言えることですけど。
2014.12.22
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山田優が生後2か月の長女を抱き居酒屋へ 医師・学者が苦言今年9月に念願の第一子となる長女が誕生した、小栗旬と山田優夫妻。12月上旬のある夜、山田はその愛娘を連れて、自宅近くの居酒屋を訪れていた。ドラマの撮影真っただ中ということもあり、小栗の姿はなかったが、山田の母親が一緒だった。山田は金髪ショートという斬新なママスタイルで話題になっているものの、横抱きスタイルのだっこ紐を肩からかけて両手は子供の背中に添え、ゆっくりゆっくり歩く、ママらしい振る舞いで入店したという。「夜7時半過ぎに来て、10時前には帰って行きましたが、生後2か月の赤ちゃんを連れてくるなんて、ちょっとびっくりしました。だって、ここ、お酒飲むところですよ?」(居合わせた客)オーク住吉産婦人科の田口早桐医師はこう話す。「外出することは問題なく、時間帯も夜だからダメとかそういうことはありません。ただ、赤ちゃんはいったん風邪などのウイルスに感染すると、重症化する可能性があるので、換気が悪く、人が集まるような場所に行くのは避けた方がいいです」また教育学者の深谷昌志氏もこう指摘する。「赤ちゃんは何も言わないのでわかりませんが、夜7時から10時にかけてガヤガヤとした場所で灯りが煌々とついている場所にいるというのは決していいとはいえません。すぐに何か問題が起きるわけではありませんが、後々、お子さんの体調や性格、行動などに影響が出てくる可能性が高くなります」ライフスタイルの多様化で子育ても一概には語れなくなった昨今。それでもパパ、ママの愛情が第一であることは変わらない。---いやあ、何というか、子どもは腫れ物じゃないと思うんですけどね。そこまで抵抗力のないものじゃないでしょう。我が家も、生後2ヶ月ではなかったけど、離乳食の時期(だから、多分生後半年から1歳の間くらいだったと思う)に居酒屋に連れて行ったことはありますよ。もちろん、そんなに頻繁ではないですが。生後2ヶ月というと、まだ母親からもらった免疫が残っている時期なので、むしろ生後半年以降より、ウィルスなどに対する抵抗力は強い時期です。もちろん、無敵じゃないけど。産婦人科の医師とか教育学者のコメントは、本当にこういう趣旨のコメントだったのか、発言の一部だけを切り取って編集されたのか、定かではないので、何ともいえませんが、「夜7時から10時にかけてガヤガヤとした場所で灯りが煌々とついている場所にいるというのは決していいとはいえません。」って、そりゃ、良いか悪いかの二択でいえば、良くはないでしょう。だけど、連日夜な夜な子どもをそういう場所に連れ出してというなら悪影響がありそうだけど、一度や二度子どもをそういう場所に連れ出すことが、子どもの「体調や性格、行動などに影響」って、そんなわけないだろ、って思います。だいたい、居酒屋と言ったって、実際にどういう状況のお店だったのかは、この記事ではまったく分かりません。12月の金曜なら、確かにムチャ混みだろうけど、それ以外の曜日、たとえば日曜の夜とか、月曜の夜だったら、ガラガラということもありえるし。タバコを吸う客が近くにいたかどうか、というところにも左右されるし、「灯りが煌々とついている場所」かどうかも、実際には分かりません。(一般に、居酒屋ってあまり照明は明るくない)確かなのは、赤ん坊はその環境が不快だったら泣くものだ、ということです。生後2ヶ月の子に我慢なんてものは一切ない。でも、引用記事には、その子が泣いて周りの客に迷惑だった、などという証言はありませんから、たぶん、それほど泣いていないのでしょう。生後2ヶ月だから、3時間もの間一度も泣かなかったはずはないけど、それほどひどくはなかったのでしょう。ということは、その居酒屋がどんな環境だったか知らないけど、赤ん坊にとってそんなに不快な環境じゃなかったんじゃないかな、と思います。居酒屋はお酒を飲むところですが、お酒を飲まない客も少なくはないし、食べ物のバリエーションが多く、1品1品の分量は比較的少なめなので、実は赤ん坊に食べさせやすい食べ物がたいていは何かあるのです。中華料理店とかトンカツ屋、すし屋などで、赤ん坊に何を食べさせます?途方にくれちゃいます。居酒屋なら、離乳食になりそうなものが、何かある。お豆腐だったり、うどんだったり、おじやだったり、肉じゃがのジャガイモとにんじんだったり、甘いデザート系だったり、お店によって違うけど、何かはあるのです。まあ、生後2ヶ月ではまだ離乳食になっていないので、居酒屋で子どもに何かを食べさせることはないでしょうが。
2014.12.21
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「共産化」する安倍政権このもとは「内部留保を吐き出して賃上げしろ」という麻生財務相の話に共産党が賛同しているのを私が批判したことだが、共産主義が統制経済でなかったら何なのだろうか。共産党が資本主義を守るなら、党名を変えたほうがいい。安倍首相を極右と思っている人が多いようだが、彼の経済政策は「大きな政府」をめざす左派に近い。彼の祖父を初め、保守派は世論には一喜一憂しないで国家百年の計を考えるものだが、安倍氏は世論や支持率に非常に敏感だ。これは共産党が躍進したことと関係がある。安倍氏も麻生氏も「デフレ脱却」したら賃金が上がると思っていたのだろうが、これは逆だ。インフレは、実質賃金を下げて企業収益を上げることに意味があるのだ。事実、企業収益は上がっているが、所得格差が拡大して共産党が支持を伸ばした。55年体制のもとで共産党は革命路線を捨て、短期的な所得分配を求める党として生き延びてきた。同じくバラマキ政党である公明党の政権に対する影響力も強まっている。かつて反共の闘士として活躍した岸信介の孫が「共産化」し、それに共産党が意気投合しているのは皮肉なものだ。---例によって池田信夫の言説です。私は、日本共産党の主義主張のすべてに賛同するものではないけれど(7割くらいは賛同するけど)、それにしても安倍政権が「共産化」という主張には失笑を禁じえません。「共産主義」の本来の理念が統制経済であるということと、現実に共産党が何を主張しているかは別の問題であり、共産党の現状の主張は、「資本主義を守る」とまでは言いませんが、少なくとも「資本主義の枠内での改革」を志向してでもない私が口を挟もうとは思いませんが。そもそも、「統制経済」と「共産主義」はイコールではありません。「かつて反共の闘士として活躍した岸信介の孫」という言葉が池田の文中にありますが、第二次大戦中の日本は共産主義を弾圧しつつ、戦争遂行のため統制経済を推進しました。岸信介こそまさしく、統制経済を主導した中心人物の一人でしょう。で、何を以って統制経済と呼ぶのか、という問題もあります。右の端から見ればこの世のすべてのものは左に見える。たとえば、次世代の党から見れば、公明党は「サヨク」らしいです。それと同様に、新自由主義経済、競争原理主義至上主義者から見れば、世の中の何でもかんでもが「統制経済」に見えるのでしょう。そういえば、少し前に維新の党が最低賃金制度の廃止を公約に盛り込んだことがあり(その後撤回したが)、池田信夫はそれを擁護する意見を書いています。内田樹氏の知らない最低賃金制度内部留保を賃上げに回すことを義務付ける法案があるわけでもなく、ただ政治家が「内部留保で賃上げを」という意見を言っているだけでも「統制経済」などと言うくらいだから、池田信夫の目には、最低賃金制度も統制経済の一種に見えているのでしょうし、解雇規制とか、不当労働行為の禁止もそうなのでしょう。ただし、そういうレベルで言うなら、世界中に統制経済ではない国などどこにあるのか、ということになる。新自由主義の祖国、米国にすら最低賃金はあるのです。企業が実際のところどの程度現金化できる内部留保を溜め込んでいるのかは、慎重に検討する必要はある(内部留保とされるものの中には、実際には現金化できないものにもあるので)と思いますが、企業の社会的責任を考えれば、従業員をどれだけ安い給料で使うのも企業の自由だ、などというわけには行かない。可能な範囲で賃上げと雇用の増加を図るべきだし、そのように主張することが「統制経済だ」などというのは見当違いも甚だしいといえるでしょう。まして、それを「共産化」とは、自分の嫌いなものに見境なく「共産化」と言っているだけの、頭の悪い主張としか思えません。
2014.12.20
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米キューバ雪解け 「自由と民主」につなげよ米国のオバマ大統領とキューバの指導者、ラウル・カストロ国家評議会議長が国交正常化交渉に入ると同時発表した。断交から半世紀余り、冷戦構造の崩壊から四半世紀後の歴史的転換点である。節目の交渉を、なお共産党の一党独裁下にあるキューバの民主化、経済の自由化につながるものにしてもらいたい。米国は、ラウル氏の実兄、フィデル・カストロ前議長がバチスタ親米独裁政権を武力で倒したキューバ革命2年後の1961年、同国と外交関係を断絶した。翌年には、ソ連がミサイルを配備したキューバを、ケネディ米政権が海上封鎖してその撤去に追い込み、米ソが核戦争寸前に至るキューバ危機が起きた。以来、米国による禁輸などの厳しい制裁が長く続いている。先にキューバへの同国系米人の渡航や送金を認めたオバマ政権は今回、ローマ法王フランシスコの仲介も得て、そのキューバ孤立化政策の抜本的変更に踏み切った。オバマ氏は「孤立化はうまくいかなかった」と述べ、「関与を通じての米価値観の普及」を強調した。ならば、交渉は、「民主主義や人権」という価値観を、段階的にせよ相手に受け入れさせるものでなくてはなるまい。オバマ氏はキューバに対するテロ支援国指定の解除、両国間の往来、通商、情報通信の拡大などを目指すとも言う。くれぐれも、共産党体制を利して延命させただけとならないように願いたい。次期米大統領選で有力な共和党候補と目されるキューバ系のルビオ上院議員は、早くも政策転換を「幻想」と断じ、カストロ体制の「権力を恒久化する」ものだと真っ向から非難している。革命を逃れて移民してきたキューバ系にはカストロ体制への怨念が根強く、その意向を反映した議会、特に共和党から制裁解除への承認を取り付けるのは容易ではない。オバマ氏は彼らを説得できる政策の中身を示せるのか。キューバは今年、ソ連の電子情報基地再開で継承国ロシアと基本合意した。昨年は大量の武器を載せてキューバを出航した北朝鮮船がパナマ当局に拿捕された。地域の反米国ベネズエラは、相変わらずキューバに肩入れしている。キューバが米国との価値観共有に転じない限り、真の意味で「西半球の冷戦」は終わらない。---いかにも産経新聞なら書きそうだな、という予想どおりの社説です。「民主主義や人権」は確かに大事ですが、それを産経新聞が言うと、とてつもなく嘘っぽく感じます。「くれぐれも、共産党体制を利して延命させただけとならないように願いたい。」とありますが、利して延命させてはなぜいけないのか。確かに、キューバはいわゆる議会制民主主義は認められておらず、一党独裁制の国です。それは、今後改めていくべきことだとは思います。だけど、だから国交樹立はけしからん、ということになると、中国、ベトナム、サウジアラビアはじめ中東のほとんどの国、アフリカの少なからぬ国々とは、ただちに断交しなければならぬ、ということになってしまいます。(産経なら中国と断交は言いかねないですが、サウジアラビアと断交とは、さすがに言わないでしょう)また、ではラテンアメリカのほかの国々にどれだけの政治的自由が保障されているのか。政府に公然と反対すると逮捕される国より、複数政党と選挙はあっても、政府に反対すると闇から闇に消される国の方が民主的だと言えるのか、いささか疑問ありです。そもそもオバマがキューバとの国交回復に舵を切ったさまざまな理由のひとつに、「いくら経済封鎖で締め上げたところで、キューバの体制は倒れない」と悟ったことが上げられるでしょう。「革命を逃れて移民してきたキューバ系にはカストロ体制への怨念が根強く」これもどうでしょうか。確かに革命の直後にキューバから亡命した富裕層は反カストロ意識が強いし、彼らはお金持ちで社会的影響力、発言力が強いから、米国の反共的な価値観とも結びついて米国の対キューバ政策を牛耳ってきたけれど、キューバ革命から50年以上経過し、もはやそのような「亡命キューバ人一世」は、人数的にはごく一部を占めるに過ぎません。その後亡命してきた多くのキューバ人は、大半は経済的な理由による移民(それを亡命と呼ぶのは、米国側の反カストロ政策の都合に過ぎない)であり、反カストロの感情が強いわけではありません。メキシコ人がリオ・グランデを渡渉して米国に入ろうとすると、「不法入国者」として追いかけられ、捕まれば強制送還されるのですが、それでも命がけで米国に入国しようとする人が大勢います。一方キューバ人がフロリダ海峡を越えて米国に上陸すると、「亡命者」として優遇されるんだから、そりゃ「亡命」したがる人が大勢いるのは当たり前で、特に反カストロという意識を持っているわけではないのです。彼らはキューバに残る家族に送金するし、お金がたまれば里帰りもします。野球選手など著名人の亡命者だけは、以前は里帰りが難しかったようですが、それも近年は撤廃されています。「地域の反米国ベネズエラは、相変わらずキューバに肩入れしている。」のは事実ですが、第一に、それの何が悪いんでしょうか。第二に、ベネズエラは今後もキューバと近い関係は保つでしょうが、原油価格の暴落で、経済的な支援がどれだけ行えるかは、かなり不透明です。で、「キューバが米国との価値観共有に転じない限り、真の意味で「西半球の冷戦」は終わらない。」というんですが、キューバが米国と価値観を共有する義務なんかないし、価値観を共有しなければ国交回復してはならないとも思わないし、そもそも産経新聞が米国の「自由と民主主義」の価値観を共有しているとも思えないんですけどね。
2014.12.19
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<米キューバ>国交正常化交渉を開始 米大統領が発表オバマ米大統領は17日正午、半世紀以上も外交関係が断絶しているキューバとの国交再開を目指す協議を開始すると発表した。ホワイトハウスは、キューバを国際的に孤立させることで民主化促進を目指すこれまでの米国の政策が「失敗だった」と認め、新たな包括的外交政策を発表することで、関与政策に向けて180度の方向転換をした。オバマ大統領はすでにケリー国務長官にキューバ側との交渉を指示。米国はキューバの首都ハバナに大使館を再開することも念頭に、高官レベルの相互訪問を実施する。来年1月には担当の米国務次官補がキューバで移民問題について協議する予定だ。制限されてきた米国からキューバへの旅行についても条件を大幅に緩和。キューバ人に対する送金の上限額も、特定の政府関係者などを除いて引き上げる。複数の米メディアによると、キューバ政府は同日、2009年からキューバで拘束されていた米国人アラン・グロス氏を解放した。スパイ容疑などで15年の禁錮刑に服していた同氏の解放は、両国関係の関係改善に向けた必要条件だった。キューバはかつて米国の実質的な保護国だったが、1959年のキューバ革命後に米系企業の接収などが行われ、米側もカストロ政権転覆を目指して亡命キューバ人部隊の侵攻を図った「ピッグズ湾事件」を引き起こすなどし、外交関係は61年に断絶。両国の対立は東西冷戦の最前線の一つとなり、62年にはキューバを舞台に米ソ核戦争寸前の対立をまねいた「キューバ危機」も起きた。(以下略)---あのキューバと米国が国交回復というのはビッグニュースです。オバマは、2期目の後半に入って、やりたい政策をやり始めた、というところなのでしょうか。でも、これは歓迎すべき政策だと私は思います。キューバは、冷戦が崩壊して旧ソ連からの援助が途絶えたとき、大方の「識者」はそのうち崩壊するだろうと見てきたわけですが、確かに一時期経済的な苦境には陥ったものの、崩壊することはなかった。観光産業の劇的な発展、有機農法の発展による食糧の自給など、いろいろな策を駆使して、とにかく生き残って、かつラテンアメリカの中では極めて高い水準の医療、保健、公衆衛生を維持してきたわけです※。最近はベネズエラからの有形無形の援助もありましたが、このところの原油価格暴落で先行きが不透明になりつつあります。※逆に言うと、キューバ以外のラテンアメリカ一般に、低所得者が受けられる医療水準が、極めて低い、ということの裏返しでもあります。ボリビアなんて、街を歩くと、片手片足のない人と、かなりの頻度で遭遇するのですが、知人によると、「ボリビアは、医療水準が低いから、ちょっとひどい複雑骨折だと、医者が面倒がって、切断しちゃうんだよね」と。ヒーーーーッ、間違ってもここで大怪我はしてはいけないな、という感じです。キューバにはカナダ、ラテンアメリカ、ヨーロッパからは相当数の観光客が来ていますが、米国からの観光客は、旅行制限のためほとんどいない。もちろん、その気になれば行く手段はいくらでもあるでしょうが、そこいらの旅行代理店で気軽にパックツアーに申し込んで、とは行かない。あの立地で、米国からの観光客をほとんど抜きで観光業を成り立たせてきたキューバはすごいけど、経済的な本音では米国から観光客が来てほしいのは間違いないでしょう。一方の米国も、自国の経済活動をキューバに拡大して利益を得たいという経済的欲求は当然ある。従来は、カストロ政権を打倒して親米政権になったら、という「欲しがりません、勝つまでは」の建前でこの欲求を封じてきたわけですが、もはやキューバの現体制崩壊なんてないわけで、ならば今の体制のままでも経済活動を拡大したいという現実的な欲求の方が勝利を収めつつあり、キューバと米国の利害が一致した、というところでしょう。ただ、一歩間違えると、再び米国の経済支配に屈する危険もあります。すでに、部分的な経済自由化によって、あのキューバでさえ、貧富の格差が生じつつあると言われています。米国との経済交流が本格化すれば、これが拡大することは間違いない。しまいには、中国のように、社会主義は政治的な建前だけ、という状況にだって、なりかねません。今は、革命の立役者の一人であるラウル・カストロがトップにいて、フィデル・カストロも引退したとはいえまだ生きているけれど、この二人が亡くなった後は、キューバ革命を直接知らない若手指導者の集団指導体制になった場合、キューバがどういう方向を目指していくのでしょうか。大いに注目していきたいです。
2014.12.18
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総選挙「唯一の敗者」とは?「次世代の党」壊滅の意味とその分析「自民党より右」を掲げて選挙戦を戦った次世代の党。改選前の19議席から、ほぼ10分の1の「2議席」にとどまり、社民党と同数となってしまうという壊滅的敗北を喫した。今次の選挙で「唯一の敗者」がいるとすれば、明らかに「次世代の党」というよりほか無い。次世代の党は「ネット保守(ネット右翼とも)」を意識し、また彼らもそれに応える形で、「ネット保守」から広範な支持を集めたこと(それが若者かどうかは兎も角)は間違いない。本来「ネット保守」はその投票先が自民党になるはずだが、「自民党より右」を標榜する次世代の党の誕生で、自民党支持でありながら次世代の党を支持する、という倒錯した状況が生まれることになった。次世代の党は、公明党に代わって次世代の党が連立入りすれば、自民党が持つ本来の”保守色”が発揮されるだろう」という「自公分離論」によって、「自民党支持でありながら投票先は次世代」という矛盾の解決を一気に図ろうとした。しかし、どう考えてもこの理屈は無理筋であった。安倍首相自身が「公明党と連立を解消して次世代をパートナーにしたい」と発言したことは一度もないばかりか、舛添都知事と共に自ら東京12区に乗り込んで太田氏を応援・激励した。「安倍首相は本当は、私と組みたいに決まっているが、周りの大臣や官僚が邪魔をして本心を言わないだけ」という、典型的な「君側の奸理論」こそが「自公分離論」だが、安倍首相自身の行動によって、脆くもこの理屈は瓦解した。 東京都知事選の折り、「史上初のネット保守独自候補」とされた田母神俊雄氏を支持した「ネット保守」の人々が、私の知る限り少なくない数「今回は次世代の党は支持できないので、順当に自民党に入れる」と回答している。投票日の前日田母神候補は赤羽駅東口で演説を行った。寒風吹きすさぶ中、私も見に行った。明らかに、都知事選挙の時の熱気は失われていた。今次選挙の唯一の敗者である次世代の党の獲得議席「2」が意味するものは「自民党より右」の存在を、有権者が明確に拒絶した、ということである。 次世代の党の失敗は、「ネット保守」を過大評価しすぎたことに尽きる。多分、都知事選挙の折、60万票を取った田母神候補が、単純に東京都の人口の10倍が日本人の人口ということで、600万票とか、700万票取れると考えていたのだと思う。しかし、実際の有権者は冷静に判断している。無理筋で極端な理屈は、常に日本人の「常識」から排除される。 (概要)---なるほど、確かに今回の総選挙でもっとも議席を減らしたのは、選挙前に消滅してしまったみんなの党を別にすれば次世代の党でした。都知事選で「躍進」した田母神俊雄が、早くも賞味期限切になりつつあるというのは知りませんでした。ただ、私は安倍と次世代の党は、イデオロギー的には紙一重としか思えません。また、次世代の党に入れるネット右翼より安倍大好きで自民党に入れるネット右翼のほうが穏健、とも思えません。もちろん、自民党に投票するのはネット右翼ばかりではありませんけど。ただ、確かに違いがあるのは安倍は現実の政治状況と適宜折り合いをつけているのに対して、次世代の党にはそれがない、というところでしょう。自公分離論なんてのは机上の空論もいいところです。だってもはや自民党の集票構造に、公明党(創価学会)票は組み込まれているのです。それに対して、次世代の党には計算できる固定票はない(小選挙区で当選した二人は除いて)。風任せだからどうなるか分からない。「小選挙区は自民、比例は次世代」みたいな政治家側の都合に従った投票行動を取る保証もない。創価学会票という確実に計算できる票を切り捨てて、こんな当てにならない票に乗り換えようと、自民党が考えるわけがない。政治的計算も無視してネトウヨ言説を振りかざせば支持が集められる、というものではない、ということです。もっとも、それで大量の支持が集まるようでは、本当に日本の民主主義と自由は本当に危機的です。ところで、この同じ筆者の別の記事にも目が留まりました。進行する「ネット右翼」の高齢化問題10月25日に毎日新聞が大変興味深い調査結果を公表した。16歳以上の3600名の男女を対象にした大規模な調査によると、”「嫌韓・嫌中」本・記事を読んだ人は全体の10%だが、そのうち45%が60代以上で、10代後半は3%、20代は8%”という結果になったという。私は2013年、「ネット右翼」と呼ばれる人々への大規模調査を実施した。それによると、彼らの平均年齢は「38.15歳」とでた。私は三桁を超える「右」の集会やデモに参加してきたが、どれも主力は40代~60代であり、70代、80代もさして珍しいことではない。右の講演会や集会で、客席からなくなった頭髪の照り返しが反射して眩しかった経験は、一度や二度どころではなく頻繁にある。「ネット右翼」が高齢化しているのは、体感的にも明らかだ。 2014年の東京都知事選挙で朝日新聞の出口調査により「20代で田母神氏への投票率2位」とさも「若者が右傾化、ネット右翼化している」などのイメージが先行したが、各世代の投票率を勘案すれば、田母神氏への支持層の中心は40代以上の中高年(推計で全体の6割)であり、ここでも「ネット右翼の高齢化」が顕著だ。「ネット右翼」が何故高齢化するのかについては、以下3つの理由で説明がつく。ひとつは、前提的に若者世代の貧困化が進んでいること。2013年に私が行った調査によると、「ネット右翼」の平均年収は450万円超で、平均よりもやや高い、という結果が出た。職業的にも大都市部に住む「自営業」「自由業」の割合が郡を抜いて高い。つまり「ネット右翼」とは、「主に首都圏に住む、比較的時間とお金に余裕のある中・高年の中産階級」という結論になる。「嫌中・嫌韓本」を買うのが若者ではなく高齢者に偏るのは、書籍代に所得を割く余裕が有るためだ。ブラック企業や貧困で苦しむ少なくない若者からは、新品の書籍を買う余裕が徐々に削ぎ落とされている。もう一つは、「ネット右翼」の重視する主義・主張が国家論や外交、歴史問題など「マクロ的なイシュー」に偏重していること。10代、20代の若者の関心は「雇用、就職、結婚、恋愛」などの課題であり、国家論とは異なっている。経済的に余裕があり、生活の心配をしなくて済む「ネット右翼」が自然と国家論に傾き、若者が訴求するテーマから遠ざかっていくのは、当たり前のことだ。(要旨)---これまた、なるほどね、なのです。若者は右傾化しているということが言われるし、私自身もそういう印象を持っていますが、実際には右傾化しているのではなく、身近な自分の生活に関わりの遠い天下国家論(右でも左でも)に対して背を向けている、という分析です。そうかもしれません。それはそれで、ある意味での保守化(生活保守主義という意味で)ですが、確かに、右傾化というのとは違う。左翼も高齢化していますが、実はネット右翼もまったく同じだった、ということのようです。確かに、在特会やその周辺の「行動する保守」などの連中は、それほど若くはない。それ以外でも、個人的に知っている、ネット右翼的な考えをむき出しにしている人は、あまり若くはない。そう考えると、彼らの未来も、それほど明るいものではなさそうに思われます。
2014.12.16
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衆院選が終わりました。すでに結果は皆さんご存知のとおりですが、一応書いておくと自民党 293→291公明党 31→ 35民主党 62→ 73維新 42→ 41共産党 8→ 21次世代 19→ 2生活 5→ 2社民党 2→ 2無所属 17→ 8事前の選挙予測では自民党300議席越えという報道もありましたが、さすがにそこまではいかず、しかし前回総選挙とほぼ変わらない議席数になりました。自民が微減の分公明が微増で、合計すると与党の議席数はほぼ前回並です。一方野党では、民主党はほんのわずかに議席数を増やし(と言っても、前回の大敗北から、ごくわずかに回復したに過ぎない)たものの、党首が落選。苦戦と伝えられた維新の党は、意外にも1議席減にとどまり、次世代の党と生活の党は壊滅、社民党は壊滅したまま現状維持、共産党は倍増を超える躍進、となりました。結局、野党陣営の中で次世代の党と生活の党、無所属が減った分を民主党と共産党が増やした結果、といえます。ウルトラ保守政党の次世代の党が壊滅してその分が共産党に行ったことは私としては好ましい結果だと思いますが、自民党はほとんど減らず、安倍は引き続き首相を続ける、となると、これまでの安倍政権の政策が今後も続く、ということになるわけで、全体としてはいささか残念です。結果として11月11日に書いた記事の選挙予測とほぼ同じ結果になってしまったようです。どうやら、本当に解散するみたいです別に私の独自予測ではなく、誰にでも分かること及び諸報道を総合してまとめただけのことですけどね。ただ、みんなの党が選挙の前に消滅するとまでは想像できませんでしたけど。その他、いくつか気がついた点を書きとめておくと全国的には自民党が勝った中で、沖縄では自民党が全敗したこと沖縄1区では赤嶺議員が、共産党としては18年ぶりに小選挙区で勝ったのをはじめとして、小選挙区4区すべてで、普天間基地の辺野古移設反対派の統一候補が勝った。安倍はそれでも辺野古移設を強行するつもりのようですが、現実に地元市長も知事も反対派、地元選出議員も全員反対派という状況で、辺野古への移設なんて出来ないことは明らかです。投票率が大幅に下がってしまったこと前回総選挙より、6ポイント以上下がり、52.6%という戦後最低の投票率に終わったこともともと、前回の投票率だって戦後最低だったのに、そこからさらに大幅に投票率が下がり、もはや有権者の二人に一人しか投票していない、という悲惨な状況になっています。議会制民主主義の国として、これはきわめて深刻な問題だと私は思います。確かに、わけの分からない解散で、有権者も関心を持ちようがなかったのは分かります。他ならぬ私自身も、政治に対する期待と興味は著しく減退しているのが正直なところです。でも、それもまた安倍政権の計算だったわけです。今の自民党(連立与党の公明党はそれ以上に)組織票頼みだから、投票率が下がれば下がるほど有利になるわけですから。その計算に乗ってしまったら安倍政権の思う壺です。そして、残念ながら日本国民は安倍政権の思う壺にはまってしまった。小選挙区はやっぱり大問題の制度だということ選挙のたびに共産党は全選挙区に候補者を立てることが、主に民主党陣営や非共産左派層から批判を浴びることがあります。私も、そのとおりだと思うことは時々あります。でも、今回の選挙では、民主党、社民党、維新の党、生活の党である程度候補者調整が行われましたが、それで野党側が勝った選挙区は少ない。逆に候補調整が出来ず野党分裂しても、野党側が勝った選挙区は結構ある。主義主張や支持層の近い候補者同士なら候補調整の効果は期待できますが、まさに維新の党の橋下が「辻本さんの応援なんかできるか」と口走ったとおり、政策が水と油ほども違う候補、政党同士が候補を一本化したって、得票まで一本化できるわけではないのです。一方で、そもそも民主党も維新の党も候補を立てない、自民対共産という選挙区が、相当数ありました。公明対共産という、もっとすごい二択の選挙区すらありました。私がその選挙区に住んでいたとすれば、喜んで共産党に入れますけど、途方にくれる有権者だって多かったでしょう。また、もし共産党の地力が落ちて全選挙区に候補が立てられなくなると、国政で無投票当選という恥ずかしい事態が出現する可能性すらあります。野合としか言いようがないような無茶苦茶な候補調整が横行するのは、小選挙区制だから、ということに尽きます。有権者の選択肢を奪うことも、小選挙区制の弊害のひとつと言えるでしょう。
2014.12.15
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今日は、とうとう投票日です。皆さん、棄権だけはしないよう、必ず投票に行くようにお願いします。さて、安倍政権は今回の総選挙について、アベノミクスの是非を問う解散だと言っているようです。私は、他にも争点はたくさんあると思っているのですが、もちろん、アベノミクスの是非も大きな争点のひとつであることは確かです。では、アベノミクスというのはどういう政策か、ということを考えてみようと思います。今更の説明ですが、アベノミクスとやらの中身は、大胆な金融政策機動的な財政政策民間投資を喚起する成長戦略という「三本の矢」なのだそうです。大胆な金融政策というのは、具体的には量的金融緩和、円安、インフレへの誘導などです。機動的な財政出動というのは、要するに公共事業の拡大で、言い換えればバラマキです。成長戦略というのは、安倍の言う「世界一企業が活動しやすい国」を目指して規制緩和を行う、ということです。でも現実には、3本目の成長戦略は目下のところ上手く行っていないので、現実には2本の矢しかありません。ただし、3本目の矢がうまくいくことが、働く人間にとって好ましいとは限りません。「世界一働きやすい国を目指す」ならもろ手を挙げて賛成ですが、そうではなく、「企業が活動しやすい」国ですから。そのために、さまざまな規制を取り払うというわけですが、安倍政権が取り払おうと考えている規制の中には、働く人の権利を守るための規制も含まれています。第一次安倍政権当時批判されて廃案となった、ホワイトカラーエグゼンプション(残業代0法案)を、装いを変えて新たに提案する予定のようですし、解雇制限など雇用規制を取り払う特区の検討も進めているようです。要するにブラック企業がブラックであることを合法化、公然化するような内容です。ともかく、これまでのアベノミクスの実態は金融政策と財政政策という2本の矢です。で、その実態は、要するに政府の発行する国債を日銀にどんどん買わせる。それに消費税増税による税収増も原資として、バラマキにつぎ込む、要するに簡単に言えばそういうことでしょう。民主党政権もバラマキが批判されましたが、当時批判されたバラマキは子ども手当てと、高校無償化、つまり不特定多数に対するバラマキです。不特定多数といっても、子どものいない世帯には恩恵はなかったですが。我が家も、子ども手当ての恩恵にはあずかりました。まだ高校生にはなっていないので、高校無償化の恩恵はこれからですが。ただし、私の個人的な賛否としては、子ども手当てには反対、とまでは言いませんが少なくとも賛成ではありませんでした。高校無償化には賛成ですが。賛否はともかくとして、民主党政権のバラマキは、子どものいる世帯すべてに対する広く薄いバラマキでしたが、アベノミクスは、公共事業の恩恵を受ける業界への、狭く深いバラマキです。加えて、円安になったことで儲かっている輸出企業も、アベノミクスの恩恵を受けていると言えるでしょう。でも、今の時代、輸出企業でも製造拠点を海外においている会社が多いので、円安による輸出のメリットも、もはやそれほど多くはない。逆に輸入品の値段が上がることによるデメリット(物価上昇)は日本に住むすべての人に影響があります。石油製品は、円安分を帳消しにするくらい原油価格が下がっているので例外ですが、それ以外は食料品その他、あらゆる輸入品の値段が上がっています。で、安倍政権は雇用が増えたと宣伝していますけど、増えたのは非正規雇用で、世紀雇用は減っています。つまり、低賃金で不安定な雇用だけが増えた、ということです。確かに給料は上がった企業は少なくないですが、この間の物価上昇と消費税3%増税分に見合うほど給料が上がった人が果たしてどれだけいるでしょうか。ごくわずかじゃないでしょうか。つまり、結局は物価高という負担を広く薄く多くの人に強いて、一部の企業を儲けさせる政策、ということです。それでも、低賃金だろうが雇用は増えたんだから、低賃金の雇用すらないよりはましだろう、インフレでも、給料が増えないより増えるほうがましだろう、という言い方はできるかもしれません。そういう基準で言えば、アベノミクスは上手く行っていることになるのかもしれません。問題は、日銀が国債を買い支える、言い方を変えれば政府が日銀からお金を借りてバラマキをする、というやり方がどこまで持続可能なのか、ということです。日銀は「日本銀行券」の発行元ですから、論理的にはいくらでも国債を買い入れることはできるでしょう。その分だけ紙幣を印刷し続ければいいんだから。でも、際限なくそんなことをやればハイパーインフレになる。だから、どこかで量的金融緩和をやめるか、ハイパーインフレで破綻国家になるかという選択を迫られるときがくるんじゃないかと思うのです。まあ、私は経済の専門家ではないので、この推測が全面的に正しいのかどうかは分かりませんけどね。
2014.12.14
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エアバス:超大型機A380、生産打ち切りの可能性示唆欧州の航空機メーカー、エアバス・グループは2階建ての超大型旅客機A380の生産を早ければ2018年に打ち切る可能性を示した。A380を購入した航空会社は今年1社もなく、エアバスが市場動向を見誤った可能性があることを初めて認めた格好だ。ハラルド・ウィルヘルム最高財務責任者は10日、ロンドンでの投資家会議でA380について、15、16、17年は収支とんとんを見込む一方で、18年については同様の見通しが立たないと発言。A380の魅力を高めるためにエンジンを刷新するか、生産打ち切りにするかの判断を迫られている状況だと説明した。 14年はA380が市場に投入されて以降初めて航空会社による購入のない年となる。今年唯一の買い手となったのはリース会社で20機を発注したが、利用を予定している航空会社はまだ1社もない。A380をめぐっては、エアバスは今年、スカイマークが発注した6機の購入契約を解約している。---ついに、そういう報道が出るような事態になってしまったのか、という感じです。引用記事にもあるように、日本ではスカイマークが発注していたけれど、キャンセルになってしまった騒動は記憶に新しいところです。その後の報道によれば、スカイマークがキャンセルした機体は、転売のめどが立ち、キャンセル料はスカイマークがすでに払った手付金の範囲内で納まる見込みのようです。ただ、A380は、それほど売れていない。それだけではなく、製造に手間取って納期の遅れがかなり発生しています。延滞金が発生する事態も生じていたのではなかったかと思います。現在のところ、A380の発注数は、Wikipediaによると確定発注318機だそうです。他に、オプションが20~30機。まだ開発費の回収はできていないはずです。まだ打ち切りと決まったわけではなく、エンジンを刷新するか(つまり、燃費をもっと下げる、ということでしょう)生産打ち切りにするかという選択肢があるようですが、現状が赤字なのに、さらに開発費をつぎ込んでそれが回収できるのかと考えると、エアバスが改良型を開発するよりは、生産を打ち切る可能性のほうが高そうな気がします。世界最大の巨人旅客機、空飛ぶ豪華ホテル、A380は夢のある飛行機ではあるのですが、その夢は、現実の航空業界の需要とは一致しなかった、ということなのでしょう。考えてみれば、B747は1969年に登場して、2005年にA380が完成するまで36年間、世界最大という位置を保ち続けました。商売になるなら、とっくの昔にB747より大きな旅客機が開発されたでしょうが開発されませんでした。貨物機であれば、旧ソ連が1980年代に開発したAn224という、A380よりも大きな飛行機があります。2機しか作られず、現在運用されているのはたった1機ですが。技術的には、作れない飛行機だったわけではなく、商売として成り立つかどうかが不安だったので、どの飛行機メーカーも開発しなかったのです。需要があるかどうか、各飛行機メーカーともに自信がなかったのでしょう。巨人機は開発費も巨大だから、売れなかったときのリスクも大きいですから。そして、結果としてみれば、やっぱりB747を超えるような巨人機の需要は、それほど大きくはなかった、という結論ということになるのでしょう。同じエアバスで、客席200席弱のA320は6000機も売れています。300席クラスのA330は1000機、その後継のA350も、800機の発注がある。それに比べてA380の発注300機というのは、実に少ない。結局、1年中常時この巨人機を満席にして飛ばせるだけの自信が、各航空会社にもない、ということです。A380は、満席であれば燃費の悪い飛行機ではないですが、大きいだけにお客がガラガラだと燃費は悲惨なことになります。4発機というのも弱点でしょう。エンジンは金食い虫なので、少ないほうが燃費も維持費も安く上がります。先代の巨人機であるB747を日本の航空会社が引退させたのも、それが原因です。夢は美しいけど、現実はなかなかそう上手くはいかなかった、ということなのでしょうか。
2014.12.13
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鳥の種類、恐竜絶滅後に急増…ゲノム解析で判明世界の代表的な鳥のゲノムを解読した結果、鳥は今から5000万年以上前に爆発的に種類を増やしたなどとする研究成果を、国際共同チームがまとめた。関連する論文8本が12日付の米科学誌サイエンスに掲載される。国際研究には日本の理化学研究所を含む20か国、数百人の研究者が参加した。カラス、タカ、キツツキ、ダチョウなどの鳥45種のゲノムを4年がかりで解読し、過去にゲノムが解読された鶏など3種と合わせ、鳥が進化した系統や、種が分かれた時期などを推定した。その結果、鳥と爬虫類の進化を比べると鳥の進化が速かったとみられることや、鳥は1億1600万年前頃に歯がなくなったことなどが、推定された。6600万年前に恐竜が絶滅すると、その後の1000万~1500万年の間に鳥の種が増えたことも裏付けられたという。国立科学博物館の西海功・研究主幹(鳥類学)は「今後の鳥類研究の基本となる成果」と話している。---これは、なかなかに興味深い話です。今日では、鳥は恐竜から進化した生物ということがほぼ定説となっています。恐竜の中に、鳥のような羽毛に覆われた、「羽毛恐竜」が数多く発見されています。羽毛の痕跡が発見されている恐竜は、必ずしも近縁な種類同士とは限らず、かなり縁遠いグループにまたがっています。ということは、そもそも恐竜の最初の祖先グループに、すでに羽毛があったのかもしれません。それら羽毛を持つ恐竜の中から、飛翔能力を持つものが現れました。それが鳥です。現生の鳥類は、おそらく単系統、つまり祖先をさかのぼると1種の恐竜に行き着く可能性が高いと思われます。しかし、絶滅した鳥(あるいは鳥のようなもの)のグループの中には、現生の鳥とは別系統のものもいます。たとえば始祖鳥です。始祖鳥といえば鳥の祖先として有名ですが、厳密に言うと始祖鳥は現生の鳥の祖先ではないのです※。現生の鳥の祖先と始祖鳥は、おそらくかなり近縁同士だったと思われますが、祖先と子孫の関係ではない。いわばいとこ同士の関係です。※ただし、現生生物と異なり、絶滅した生物のDNAは分析不能なので、骨格等の類似性からの推定です。始祖鳥は、おそらく飛行はできたでしょうが、あまり自在に飛べたわけではなさそうです。しかし、始祖鳥より現生の鳥に近いグループは、次第に飛翔能力を発達させていきます。現生鳥類に特に近いグループに、イクチオルニスという鳥がいます。始祖鳥は現生鳥類といわばいとこ同士の関係と書きましたが、イクチオルニスになると、兄弟同士くらいの関係になります。でも、やっぱり現生の鳥の直接の祖先ではないのですが。このイクチオルニスは、化石から読み取れる骨格の特徴から、現生の鳥類並みに自在に飛翔していたと思われます。始祖鳥の尻尾は、恐竜時代のままの長い尾ですが、イクチオルニスは尾の長さもだいぶ短くなっています。でも、まだ現生鳥類と外観上違うのは、くちばしには歯があることと、翼に指が残っていることです。このイクチオルニスは、白亜紀後期、9500万年前頃に姿を現していましたが、白亜紀末に絶滅します。でも、引用記事によると現生の鳥が歯を失ったのは1億1600万年前だそうです。ということは、歯を残したイクチオルニス類と、歯を失った現生鳥類の共通祖先が枝分かれしたのは1億1600万年より古い時代、ということになります。恐竜の時代には、始祖鳥とかイクチオルニスのように(他にも何グループかあった)、現生の鳥類とは別系統の鳥が繁栄していて、それ以外にも空を飛ぶ爬虫類として翼竜もいて、競争相手が多かったので、現生鳥類グループはおそらくそれほど繁栄できなかった。しかし、恐竜絶滅とともにこれらの競争相手はすべて絶滅して、空は現生鳥類だけの独壇場になったため、それ以降急激に種類を増やした、ということなのだと思われます。現生鳥類は、まずダチョウやヒクイドリなど走鳥類の仲間(古顎類)とそれ以外すべて(新顎類)に枝分かれします。それがいつの時代だったのかは、私は知りませんが、恐竜絶滅以前ではあるはずです。ダチョウやヒクイドリは空を飛べませんが、このグループの中でシギダチョウという鳥だけは、空を飛ぶことができます(飛ぶのはあまり得意ではないが)。だから、古顎類の祖先は飛翔能力を持っていたはずです。で、走鳥類の次は、キジとカモの仲間(キジカモ類)がそれ以外の系統と枝分かれします。ただ、恐竜絶滅から1000~1500万年というと、スズメ目(スズメ、カラス、ツバメ、ヒヨドリ、ヒバリ、シジュウカラなど、いわゆる小鳥の仲間)は、まだ登場していない時代です。現生鳥類の半分以上がスズメ目というくらい繁栄している仲間ですが、それが登場する前の時代に鳥の種類が急激に増えた、というのはどういう意味でしょうか。いろいろ考えると、おそらくスズメ目の登場(化石が発見された最古の年代という意味)は新しい時代だけど、スズメ目の祖先が他の鳥の祖先と枝分かれしたのは、5000万年前頃、という意味なのだろうと思います。それにしても、われわれ人類が食用に供している鳥の大部分はキジの仲間(ニワトリ、ウズラ、シチメンチョウなど)であり、それに次いで多いのがカモの仲間です。人間が最も一般的に食べる鳥が、実は鳥の中ではかなり古いグループに属しているのですね。
2014.12.12
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小渕優子、松島みどり…自民党“疑惑議員”が全員当選の異常世論調査によると「自民単独320議席」の勢いだという。選挙区に出馬した自民候補は283人しかいないから全員、当選してしまう計算だ。このままでは「政治とカネ」が発覚した疑惑議員も大手を振って戻ってくることになる。「この選挙は異様です。過去の経験が通用しない。どんなに強い候補でも、通常、選挙前にスキャンダルが発覚したら厳しい戦いを強いられるのが当たり前なのに、落選確実の自民党候補は1人もいない。立候補すれば全員当選なんて、まるで北朝鮮の選挙です」(政界関係者)解散の発端になったのは、小渕優子前経産相と松島みどり前法相の“ダブル辞任”だった。看板だった女性大臣が疑惑にまみれ、安倍内閣の支持率も急落したが、ふたを開けてみれば、2人とも当選圏内である。とくに小渕優子氏は、過去最高の票を獲得しそうだ。「これまで小渕優子議員は、同僚の応援を優先し、自分の選挙区には3日程度しか入っていなかったが、今回は地元に張りつき“ドブ板”に徹しています。有権者を見つけては駆け寄り、握手して頭を下げている。頭を下げて謝るたびに同情票が増えている。夜8時には当確が出るでしょう」(地元関係者)松島みどり氏も、当初は苦戦が予想されたが、民主候補に差をつけている。余裕があるのか、最近はお詫び行脚をしていても内心「私は悪くない」と思っている傲慢な態度がミエミエだ。女性閣僚2人につづいて「政治とカネ」が発覚した江渡聡徳防衛相と望月義夫環境相も優勢。親族企業に政治資金を拠出していた西川公也農相は、もともと選挙に弱く、選挙区で敗北する可能性はあるが、比例復活するのは間違いない。「口利き」がバレた塩崎恭久厚労相も、有権者の評判は決して良くないが逃げ切りそうだ。女子大生買春が報じられ、群馬県連までが「候補者差し替え」を要請した佐田玄一郎氏も対立候補にダブルスコアをつけているありさまである。あれほど騒がれたのに、自民圧勝の総選挙の混乱で疑惑は忘れられている。落選しそうなのは、化粧品会社の社長から8億円のウラ金を受け取っていた無所属の渡辺喜美氏くらいだ。(以下略)---日刊ゲンダイの記事とはいえ、当落予想の元データ自体は大手マスコミの報道に準拠しているので、そのような情勢なのでしょう。違法行為で真っ黒な候補者が選挙で圧勝してしまう、というのは田中角栄という前例があります。ただ、田中角栄は、良し悪しはともかくとして、地元新潟3区(当時)への利益誘導で大きな実績がありました。小渕は、どんな実績があるのか、いまひとつ定かではありません。他の疑惑の候補者はともかく、少なくとも小渕優子の疑惑は、完全に真っ黒な違法行為であり、本来ならとっくに逮捕されていても不思議はない、その状態で立候補すること自体どうかしている、と思われます。ところが小渕は立候補し、自民党は公認しています。田中角栄は、ロッキード事件以降の選挙では無所属として立候補していたのですが。引用を省略した部分には、「自民党の圧勝によって、東京地検の捜査も中止になるという。国民は本当にそれでいいのか。」という記述があります。まさか、そんなことはないだろうと私は思います。日刊ゲンダイの記事だしね。でも、ひょっとして・・・・・・はたして、どうなんでしょうか。自民党が圧勝したから、疑惑の議員が当選してみそぎが済んだから、捜査は終了、などということでは、法治国家であることを放棄したも同然です。これについては、選挙後、遠からず結果が分かることでしょう。それにしても、疑惑の議員の中で落選しそうなのが、無所属の渡辺喜美(本当は自民党に戻りたかったんでしょうが)だけで、自民党の看板を背負って出た疑惑の議員は、比例復活も含めて全員当選の勢いというのだから、世も末だと私には思えてしまいます。自民党を支持する熱気など世間にはまったくないにもかかわらず、自民党が圧勝しそうな気配、要するに自民党支持者だけがハッスルして、それ以外は白けきっている状態なので、自民党が勝ちそうだ、というわけです。政治にしらけてしまった人たちの気持ちというのは、私にも分からないことはありません。他ならぬ私自身もしらけてしまっているからです。このブログには以前と変わらず記事を書いていますけど、自分の頭の中では、政治的な主義主張にかける熱意は、以前と比べると大幅に減少しています。期待したって、どうせ裏切られて悲しい思いをするだけだから、期待なんかしないほうがいい、と思ってしまうのです。それでも、投票には行ってきました(期日前投票)。票を投じた党、候補者に大きな期待を寄せているわけではないけれど、棄権することで何かよい事態が発生することもまたありません。というわけで、皆さん、ぜひ棄権せずに、投票にだけは行きましょう。
2014.12.10
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第1回と第2回で、6/8拍子のスペイン系の舞曲をいろいろと紹介しました。フォルクローレとしいう音楽は、スペイン系と先住民系の音楽的要素が混ざって完成した音楽です。ということは、先住民系の音楽には踊りはないのか、というと、もちろんあります。今回はそれを中心に紹介することにします。先の記事で6/8拍子はスペイン系のリズム、ということを説明しましたが、それに対して、先住民系の音楽は、もっぱら2拍子系です。フォルクローレの世界でもっとも一般的な2拍子系のリズムは、アルゼンチンでカルナバリート、ボリビアでワイニョ、ペルーでワイノと呼ばれているものです。カタカナで表せば「タンタタタンタタ」という感じになるでしょうか。エクアドルのサン・ファニートも、ほぼ同系列の音楽です。「コンドルは飛んでいく」の後半部分がこれにあたります。もっとも典型的なの例はこれでしょうか。タイトルにBoliviaとありますが、この曲(花祭り)はアルゼンチンの曲です。ただ、ボリビアのワイニョも、おおむねこれと似たり寄ったりです。こちらは、ペルーのワイノです。フォルクローレの世界で2拍子系の音楽のうち、おそらく2/3くらいは、このワイニョ/ワイノ/カルナバリートの系統に属するのではないかと思われます。ただ、先に紹介したサンバやクエッカ、あるいはチャカレーラというのは、もともとの音楽の成り立ち自体が、最初から舞曲として成立している(だから、一部の例外を除いて、多くの曲がそのまま踊りの伴奏に使える)のに対して、こちらの系統の音楽は、全部が全部舞曲とは限りません。踊りの伴奏には使いにくいような曲も少なからずあります。また、6/8拍子系の舞曲は、曲と踊りの構成ががっちり決まっているのが普通です。何小節のテーマを何回繰り返して、何小節のキンバ(サビ)があって、踊りは何小節で半周してどこでサパテオ(足捌き)をして、また何小節で半周して・・・・・・という形がきちんとしているので、ある意味では踊り手も演奏者も自由度が低い。それに対して、カルナバリートやワイニョ(に限らず、2拍子系の舞曲は総じて)曲の構成の決まりごとが少なく、曲の長さだって自由自在。カーニバルとかだったら、何時間も演奏しっぱなしということもあります。その分、踊り手の自由度も高いのです。ワイニョ系統以外にも、2拍子系の舞曲はあります。たとえばティンクという踊りがあります。ワイニョよりもっと単純な、ドンドンドンドンというリズムです。もともとは、タカナクイというけんか祭りの様子を模して作られた舞曲ではないかと思います。お祭りには長い歴史がありますが、こういう踊りには、それほど長い歴史はないかもしれません。スペイン起源の舞曲と先住民起源の舞曲、アメリカ大陸に古くから住んでいたのは先住民で、スペイン人は後からやってきたわけですが、踊りの古さに関しては、必ずしも先住民系の踊りのほうが古い、とは限らないように思います。先に紹介した、クエッカなど6/8拍子系の舞曲は、起源をたどると、18世紀末か19世紀はじめ頃までさかのぼることができます。クエッカの原型であるサマクエッカは、ペルーで1824年に生まれた、という記述がウィキペディアのスペイン語版にあります。それに対して、先住民系の舞曲の歴史は、きちんと検証はしていませんが、それよりずっと新しいはずです。たとえばこのティンクという踊りは、多分ここ50年か60年程度の歴史しかないと思います。だいたいは、カーニバルの中で生まれては消え、生まれては消えしてできた踊りが多いのではないかと想像しています。クジャグァダの踊り。なんか、伴奏がバンダ(吹奏楽)になるだけで、私の知っているクジャグアダの曲調と、まるで違う音楽になります。ドクトルシート。これは、踊りが特殊なだけで、リズム的には冒頭に紹介したワイニョの一種です。ドクトル(ドクター)と呼ばれるような、スペイン系の上流階級の人たちの様子をいささかコミカルに皮肉った踊りです。アウキアウキ。老人の踊りです。老人が踊るという意味ではなく、老人の様子を踊りにした、という意味。モレナーダ。先住民が黒人の様子を模して作った踊りだといわれます。男性の衣装はやたらと仰々しくて重い。女性の衣装は露出度高いのですが、標高の高いアンデス仕様なので、実は、生地はとっても分厚かったりします。カポラル。起源としては、黒人起源の踊りです。ただ、これも実際こういう形の踊りが出来上がったのは、かなり近年のことです。数あるフォルクローレの踊りの中でも、一番女性の露出度の高い踊りではないかと。近年のボリビアでは、この踊りが一番人気があるかもしれません。一説によると、カーニバルのたびに女性のスカートの丈が短くなって行くそうです。(男性というのは正直なものですねえ)他にもいろいろな舞曲がありますが、全部は紹介し切れませんし、そもそも私も全部は知りません。おそらく、踊りの種類自体は、6/8拍子系より多いのではないかと思います。ひとつの村に1種類の踊りがある、とか、そういう世界ですから、多分数え上げたらきりがないだろうと。いろいろ紹介してきましたが、実は私、踊りの伴奏はずいぶんやりましたが、踊りそのものは、あまり得意じゃない、というか、かなり苦手な部類でして、かつて「inti-solくんって、でくの坊みたい、音楽が得意でも踊りが得意とは限らないのね」なんてことを言われてしまったこともあるくらいなのでした。
2014.12.09
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<麻生財務相>子ども産まない方が問題…社会保障費巡り発言麻生太郎財務相は7日、札幌市内で行った衆院選の応援演説で、社会保障費の増大に絡み、「高齢者が悪いようなイメージを作っている人がいっぱいいるが、子どもを産まない方が問題だ」と述べた。社会保障負担が増えるのは「子どもを産まないこと」が原因と指摘したもので、批判が出る可能性がある。麻生氏は「子どもが生まれないから、子ども3人で1人の高齢者(を支え)、もう少しすると2人で1人(を支える構図)になる」と指摘。増大する社会保障費を賄うため「みんなで少しずつ負担する以外に方法がない」とも強調した。---子どもを産まないほうが問題、なのだそうですが、そうすると、安倍首相にも子どもがいないので、安倍(あるいは奥さん)が問題だ、ということになりますね。もちろん、実際のところ安倍になぜ子どもがいないのか、ほしくなかったのかほしかったけどできなかったのか、できなかったとしたらどちら側に原因があったのか、といったことは、私は知りません。同じく、世間一般的に「子どもを産まない」人の、その理由は人それぞれ千差万別であり、それを一律に「産まないほうが問題だ」などということはできません。しいて言えば、若者の半分が非正規雇用といわれる現在、安心して子どもを育てられるような人生設計が成り立たない人が非常に多い社会にしてしまった政治に問題があった、と言えるんじゃないか、と思います。(それだって、すべての原因がそれ、とは思わないけど。)そして、もうひとつ結果出ないのは経営者能力ない…麻生氏発言波紋麻生副総理兼財務相が衆院選の応援演説に際して、「問題発言」とも取れる発言を繰り返していることが波紋を呼んでいる。まず、問題となったのが、6日の長野県松本市内の街頭演説での発言だ。麻生氏は安倍首相の経済政策「アベノミクス」に関連し、「間違いなく我々は結果を出した。60年ぶりの企業の利益率を出している」としたうえで、「(結果を)出していないのは、よほど運が悪いか、経営者に能力がないから」と述べた。---2四半期連続でマイナス成長という「結果」が出てますけど・・・・・・。確かに、円安で輸出産業は儲かっているだろうけど、輸入関係はどう考えたって苦しい。特に中小企業ほどその傾向が著しいと思われるのですが、そういうところは、みんな「よほど運が悪いか経営者に能力がない」のでしょうかね。自信のあまりか何か知らないけど、あまりに物言いが無配慮です。まあ、この人のこういう物言いの悪さは、今に始まったことではないけれど。選挙予測では、自民党への風は全然ないけれど自民党が圧勝しそうだということです。要するに、みんなしらけてしまい、選挙への関心を失っている。だから、組織票を持つ自民公明が強いと。それでいいのかな、と私は思います。安倍政権を支持したい、熱意を持って自民党に投票するぞ、という人はともかく、関心がないから棄権、という人は、投票には行くべきだ、ということは呼びかけたいです。
2014.12.08
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先の記事で紹介したように、12月6日と7日、代々木公園で「おいしいペルー」というイベントが行われています。私も、6日に行ってきました。久しぶりに、相棒と子どもと3人で出かけました。もともと、9月に行う予定のイベントだったのですが、デング熱騒動で延期になっていたものです。われわれが到着したのは11時半過ぎくらいで、その時間にはまだそれほどの人出はありませんでしたが、お昼を越すとかなり混雑しました。ゲートです。なんだか、途中でこのゲートが倒れたりしていたような。空気で膨らませているものだから、人に当たっても怪我はしないだろうけど。ペルー料理コーナーです。味は文句なしにおいしかったです。ただ、運営面はいかにもラテン的で、人の捌きかたをあまり深く考えていないな、という感じでした。食事は食券制だったのですが、その案内がはっきり表示されていないので、気づかずに食券を買わずに列に並んでしまう人が続出。私は払った金額より200円分多い食券が出てきて、「いいの?」と念押ししたのですが、200円券が6枚あるのに、5枚だから1000円だと言うのです。食券売り場には掛け算がちゃんとできる人を配置しないと・・・・・・。結局、後ろにも行列ができているし、200円分サービスしてもらったと思うことにしました。音楽の出し物も目白押しでした。ペルーの国民舞踊、マリネーラを踊るグループがいくつも出ていました。前半(女性が裸足で踊っている)はペルー北部のマリネーラ・ノルテーニャ、後半(男女のペアで、女性はハイヒールをはいている)は首都リマのマリネーラ・リメーニャです。マリネーラ・ノルテーニャは女性は裸足で踊ることになっているのですが、昨日今日は東京は寒波で寒いですからねえ。半袖に裸足では、いくら体を動かしていても、寒そうです。マリネーラは(そこから派生したクエッカやサンバも同様)本来男女のペアで踊るものですが、このグループは男性の踊り手が足りないのか、マリネーラ・ノルテーニャは女性だけで踊っています。こちらは、全部マリネーラ・ノルテーニャ。子どもたちのマリネーラがすごく上手い。料理のほうに戻りまして・・・・・・アンティクーチョ。牛ハツの串焼きです。3本頼んだのですが、子どもが食べなかったので、私が2本食べた。薪で焼肉をしています。キヌア・ハンバーガーという触れ込み。キヌアというのは、アンデスに特有の、アカザやホウレンソウに近縁な穀物なのですが、うーーん、キヌアはどこに入っていたんだろうか。肉の中に入っているのかな。でも、その痕跡は見当たらず、単にペルーの味付けのキヌアなしハンバーガーになっていました。料理だけでなく、民芸品の屋台も何軒か出ていました。サンポーニャやケーナも売っていました。ここで買おうとは思いませんでしたが。
2014.12.07
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今日と明日、代々木公園にて、「おいしいペルー」というペルー料理と文化紹介のイベントが行われます。もともと9月に開催予定でしたが、デング熱騒動で今月に延期となっていたものです。今日は、ちょっと寒いですが、私も行こうかと思っています。(明日は所用があっていけない)おいしいペルー2014在日ペルー大使館の案内ページさて、本題ですが・・・・・・沖縄・仲井真知事、辺野古の工法変更を承認 退任直前に米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画を巡り、仲井真弘多知事は5日、工法の一部を変更したいとする沖縄防衛局からの申請を承認した。移設阻止を掲げる翁長雄志・前那覇市長の知事就任を10日に控え、任期切れ目前の仲井真氏が昨年末の辺野古の埋め立て承認に続き、国に「お墨付き」を与えたことに、県内では反発の声が上がった。沖縄防衛局は9月、仮設道路の設置や護岸の追加など4項目の変更を県に申請。うち2項目について県は5日までに審査を終え、仲井真氏が承認した。仲井真氏は「標準的な処理期間を大幅超過しており、判断すべき時期と考えた」とするコメントを発表。しかし、移設反対派の市民団体は同日、県土木建築部長を訪ね、「(承認の公印の)押し逃げだ」と批判した。新たに知事に就く翁長氏は変更申請について、「私に判断をお任せ願いたい」と述べていた。移設工事を巡る国の変更申請は今後も繰り返し出される見通しで、知事就任後の翁長氏の対応が焦点となる。---大きな争点ではない業務について、選挙に敗北した後退任までの間に決定することは問題ないでしょうが、今回の知事選は、まさしく辺野古への基地移設の是非が最大の争点であり、仲井真知事はその選挙に大差で敗れたのです。要するに、沖縄県民からNoを突きつけられたにもかかわらず、それを無視して残りの任期を盾にとって決定してしまった、ということ。こういうのを民主主義を踏みにじる手法といわずして、何というのか。もっとも、今は衆院選の真っ只中です。この行為は、少なくとも沖縄の自民党勢力にとって、よい影響は皆無でしょう。選挙の直前にあからさまにこんなことをされたら、自民党の票は減るに決まっている。ただ、その程度の計算ができないような連中ではないでしょうから、沖縄の民意を踏みにじってでも辺野古への米軍基地移設は勧めたい、そのために沖縄選挙区の4議席を捨てるのはやむをえない、という判断をしたのかもしれません。全国的には、どうやらここまでの大手マスコミの報道では、自民党圧勝の勢い、らしいから、沖縄の4議席くらい、どうってことはないということなのでしょうか。でも、こういうことを続けていると、そのうちどういうことになるんでしょうかね。今は、沖縄独立論は、マスコミで話題に出てることはあっても、現実的な選択肢として支持する人は皆無に近い。だけど、こんなことを続けていると、どうでしょうかね。そのうちに独立論が現実的な勢力を持つようになってしまうかも知れませんよ。ところで、選挙の話ですが、どうやら投票率が大幅に低下しそうです。気持ちは分からないでもありません。私自身も、政治あるいは政治的主張への熱意が急激に薄れている人間の一人だからです。それでも、声を大にして言うのは、投票には行くべきだ、ということです。
2014.12.06
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最後のブルートレイン「北斗星」廃止へ 車体が老朽化上野―札幌を結ぶ寝台特急「北斗星」が、来年3月のダイヤ改定に合わせて廃止される見通しになった。JR関係者への取材でわかった。青い客車が特徴の寝台列車ブルートレインで定期運行されているのは北斗星だけだった。北斗星は1988年に誕生。JR東日本とJR北海道が共同運行してきた。シャワー付きの豪華な個室や、懐石やフランス料理も味わえる食堂車などで人気を集めてきた。しかし、車体が老朽化。さらに青函トンネルなどの走行区間が、2016年春に開業する北海道新幹線の試験走行と重なり、ダイヤ調整も困難になったのが理由という。ただ、廃止後も大型連休や夏休みなどの観光シーズンに、臨時列車として走らせることを検討する。ブルトレ以外で運行されている寝台列車は複数あるが、JR西日本はトワイライトエクスプレス(大阪―札幌)を老朽化を理由に来春で廃止する方針だ。---ついに、そのときが来てしまいました。かつて(いや、おそらく今も)大きな人気を誇った寝台特急北斗星の廃止。観光シーズンに臨時列車で走るとありますが、これは多分1年限りのことだと思われます。これまで、廃止された定期夜行列車は、「臨時列車化」と報じられるものの、せいぜい1~2念で臨時列車としても消滅しているし、北斗星の場合は、そもそも青函トンネルの通過問題というのがあり、北海道新幹線の運行開始後は、牽引する電気機関車がなくなります。現在、JR在来線の電化区間は、直流3000V、交流2万V(東日本は50Hz、西日本は60Hz)となっています。上野から札幌までは、上野-黒磯が直流、黒磯-函館が交流、函館-札幌は非電化です。機関車は、上野から青森までがJR東日本のEF510電気機関車、青森から函館までがJR北海道のED79電気機関車、函館から先はDD51ディーゼル機関車(重連)が牽引しています。一方、新幹線の電化は、交流2万5千Vです。青函トンネルは、現在は在来線なので交流2万Vですが、北海道新幹線が開通すると2万5千Vに昇圧されます。そうすると、現在の電気機関車はEF510もED79も、この区間を走れなくなるのです。線路の規格上は、青函トンネルは新幹線と以来線の両対応で、新幹線開通後もこの区間は在来線の貨物列車は通ります。そのため、JR貨物は交流2万5千Vにも対応する新型電気機関車EH800を製造していますが、JR東日本とJR北海道は作る予定がないようです。ということは、つまり現在廃止のアナウンスがない、寝台特急「カシオペア」(上野-札幌)と、JRグループにたった1本残っている最後の急行列車「はまなす」(青森-札幌)も、物理的に運行できなくなるということです。大阪-札幌の「トワイライト・エクスプレス」は、すでに廃止のアナウンスがありました。結局、これらの夜行列車はすべて、北海道新幹線開通と同時に姿を消すことが確実です。そうすると、何と、上野駅から夜行列車がすべて姿を消すことになる。あの上野駅に夜行列車がなくなる、そんな時代が来ることを、昔は予想もしませんでしたけど、これが現実です。残る夜行列車は、特急「サンライズ瀬戸・出雲」(東京-高松/出雲市)と、臨時の夜行快速「ムーンライトながら」(東京-大垣)「ムーンライト信州」(新宿-白馬)だけとなります。ムーンライト信州は、最近定期券がまったく取れないのです。この数年、山登りで使おうと思っても、指定券が取れたためしがない。ところが、実際には席がガラガラらしいのです。快速列車、つまり特急料金がかからないから、乗るかどうか分からないのに指定券だけ押さえてしまう人が相当数いるらしい。指定券だけなら500円で、運賃は実際に乗るそのときに払えばいいから、乗らなければ500円だけを捨てればいいからなのでしょう。こういう使い方を排除するには、乗車券とセットでなければ指定券を販売しない、くらいにしないと厳しいでしょうね。もっとも、これら残る3本の列車についても、廃止される日はそんなに先ではないかもしれない。
2014.12.05
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4年も前に、「フォルクローレは舞曲である」という記事を書いたことがあります。たまたま、先日その記事を読み直したら、間違いとか説明不足が結構あったので、全面的に訂正しました。フォルクローレは舞曲である1 (全面改訂)で、この記事はクエッカ系統の舞曲のことだけしか書いていないことに気がつきました。他にもさまざまな舞曲があるので、4年ぶりに続編を書こうかと思います。フォルクローレの音楽は、おおむね2拍子系の音楽と6/8拍子系の音楽に分かれます。2拍子系は先住民起源の音楽が多く、6/8拍子系はスペイン起源の音楽です。このうち、スペインのホタを起源とする(多分)クエッカ系統の音楽とは別の系統のリズムがあります。クエッカ系の舞曲のリズムを、単純化して譜面にすると、こうなります。それに対して、もうひとつの系統の6/8拍子のリズムはこれです。これは、2拍子と3拍子が同時進行するリズムです。ギターがカッティングを入れる場所(×印)をつなぐと2拍子になるし、それ以外の場所をつなぐと3拍子になります。ギターを弾く立場としては、このリズムは非常にかっこよくいのです。この系統のリズムで、もっとも特徴的なのは、アルゼンチン北部のチャカレーラでしょう。アルゼンチンフォルクローレの中で、サンバと並んでもっとも人気のある舞曲です。ハンカチは振りません。このチャカレーラと、ほぼ同じ踊りがアルゼンチン北部にはいくつかあります。たとえばガトガトというのはスペイン語でネコのことですが、踊り手の手のしぐさがネコに似ている、というのでその名がついています。でも、似ているといえばチャカレーラとガトと、曲の構成が違う(だから踊りのフォーメーションも変わってくる)ものの、曲調やリズムはまったく同じで、手のしぐさだって、チャカレーラと変わらないように思います。ガトがネコなら、チャカレーラだってネコではないかと。エスコンデイード。「かくれんぼ」の意味です。これも、チャカレーラとほとんど変わらないリズムと曲調です。これらの踊りとほぼ同じリズムだけど、クエッカと同じようにハンカチを振りながら踊る舞曲もあります。バイレシートです。たいていのフォルクローレの舞曲は、同じメロディを2回繰り返す、つまり2番までしかないのですが、バイレシートは3回繰り返し、つまり3番まであります。もともと、ボリビアからアルゼンチンに広がった音楽です。逆に、チャカレーラやサンバも、アルゼンチンからボリビア南部にも広がっています。これらと並んで、アルゼンチン・フォルクローレを代表する踊りに、「マランボ」があります。もっとも、舞「曲」といえるかどうかは微妙ですが。アルゼンチンのタップダンスといえば分かりやすいでしょう。もともとは、アルゼンチンの牧夫、ガウチョの踊りです。これは、曲調と曲の構成の縛りは特にありません。ガウチョの踊りだけに、馬や騎手を模したと思われる表現が多々あります。そんなこんなで、フォルクローレの踊りはなかなか奥が深いのです。
2014.12.04
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民主大物、比例重複相次ぐ「覚悟ない」失望の声民主党の海江田代表(東京1区)や野田前首相(千葉4区)、菅元首相(東京18区)が比例選に重複立候補した。これに対し、党内から「党代表や首相経験者としての誇りと覚悟はないのか」と失望する声が出ている。今回の衆院選では、各党党首のうち、自民党総裁の安倍首相(山口4区)と維新の党の江田共同代表(神奈川8区)が比例選への重複立候補をしなかった。小選挙区制が導入された1996年の衆院選以来、小選挙区単独で出馬してきた生活の党の小沢代表(岩手4区)は、今回初めて比例選にも重複立候補した。海江田氏と菅氏は前回、選挙区で敗れ、比例復活した経緯がある。民主党は政党支持率で自民党に大きく離されており、海江田氏周辺は、「党首が落選すれば党へのダメージは大きい。『保険』をかけておくことはやむを得ない」と語る。---前回2012年の総選挙の際も、野田前首相が小選挙区と比例区で重複立候補したことを非難する声がありました。当時、記事を書いたこともあります。重複立候補という制度があって、立候補者がそれを利用することの何が悪いのか、私には理解できません。重複立候補がけしからぬ、というならば、その制度自体を廃止すればよいだけの話です。もともと、現在の制度が始まった当時の森首相は重複立候補をしていました。その後の小泉首相が「退路を断つ」と称して比例区への重複立候補を見送ったところから、大物政治家は重複立候補をせず退路を断つべきだ、みたいな、よく分からない風習が蔓延するようになったようです。それは、よく分からない風習としか言いようがないように、私には思えます。それは、言ってみれば、「花は桜木、人は武士」みたいな、負けたやつは潔く死ぬのが美しい、的な価値観に基づく話でしょう。そういう価値観を持ちたい人は好きにすればいいでしょう。でも、現実の人の人生は、そういうものじゃないでしょう。無残な敗北の後だって、人生は続くのです。「退路を絶つ」人生は、第三者的にはかっこよく見えるとしても、実際はただのバクチ人生でしょう。まともな、常識ある人間なら、不測の事態に備えて、保険をかけるのは、むしろ当たり前のことです。人生とは、往生際の悪いものであり、政治もまた同じでしょう。重複立候補を辞退した歴代首相というのは、実際には絶対に落選しないという自信があってのことで、退路を絶ったのではなく、絶ったような姿勢をアピールして、それを宣伝材料に使った、というだけの話。そんなパフォーマンスを、すべての政治家に強いる必然性など、どこにもありません。
2014.12.03
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東京の平均気温下がる? 観測点が移転 気象庁気象庁は2日、気温や降水量の「東京」の観測点を、敷地内から約900メートル西に離れた北の丸公園に移す。ビルに囲まれた同庁から風通しの良い公園になり、最低気温で年平均1.4度下がる見込みだ。都心の気象観測は1875年に始まり、千代田区大手町にある同庁で観測が始まったのは1964年。気象庁は近く港区虎ノ門に移転する計画だが、移転先に観測機器を置くスペースがないため、2008年に北の丸公園への観測点の移設が決まった。12年から2年間、大手町と公園の双方で観測して推計したところ、年間の最低気温の平均は13度から11.6度に下がり、年間の平均気温も16.3度から15.4度に下がるという。13年度では、最低気温が25度以上の日は大手町で39日あったが、北の丸公園は22日。最低気温が零下となる冬日は大手町は6日、北の丸公園は21日だった。---たった900m観測地点が移動するだけで、またずいぶんと気温が変わるものですが、ビルに囲まれて風通しの悪い場所と、風通しのよい公園では、それほどに気温の差が大きい、ということです。東京23区内には、気象庁のアメダスで気温を観測している地点が4箇所あります。大手町のほかは江戸川臨海、羽田、練馬です。このうち、江戸川・羽田と大手町の気温の差はごくわずかしかありませんが、練馬とはかなりはっきりした差があります。練馬の方が気温が低い。夏も冬も低いのですが、特に冬は著しく低い。ところが、大手町の観測地点がそれだけ涼しく(寒く)なると、練馬との差がほとんどなくなります。ということは、気象データ上は、東京の気温はこれから寒くなることが予想されますが、それは東京が寒くなったわけではない、ということです。そのあたりは勘違いをしないように気をつけなくてはいけません。今年は、ここまで暖冬気味で雪が例年よりかなり少ないようです。しかし、冬はまだ始まったばかり。長期予報でも、やや暖冬気味ではありますが、実際のところはどうなるでしょうかね。やっぱり、冬は寒くなくては冬じゃない、と私などは思ってしまうんですけどね。ガス代はかさんでしまいますけど。
2014.12.02
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「デジアナ変換」でテレビ視聴、108万世帯テレビのデジタル放送を、ケーブルテレビ局を通じてアナログ方式に変える「デジアナ変換」サービスで見ている家庭が、全国で約108万世帯に上る実態が1日、東京都内で開かれた「デジタル放送の日」記念式典で明らかにされた。日本ケーブルテレビ連盟が、9月に行った調査に基づいて算出。約4割が65歳以上の高齢者世帯だった。変換サービスは遅くとも2015年4月には全国で終了するため、デジタルテレビ購入などの受信対策が必要になる。同連盟などでは対策を促すCMを新たに制作、今週から放送する予定だ。---ケーブルテレビのデジアナ変換のことは知っていましたが、「変換サービスは遅くとも2015年4月には全国で終了」って、それは知りませんでした。105万世帯、結構多いですね。もっとも、地デジ導入の際は、アナログ地上波終了の4ヶ月前はもっと厳しい数字だったんじゃないでしょうか。ケーブルテレビを契約している場合は、通常はセットトップボックスがあって、あれでデジタル放送を見られるはずだけど、セットトップボックスなしでデジアナ変換で見るのはどういう場合でしょうか。難視聴対策で、無料でケーブルを引いてもらっている場合でしょうか。そういえば、うちの実家もアナログのテレビのままで地デジを見ているな。ケーブルテレビに入っているので、あれもデジアナ変換で見ているのだろうか。しかし、ケーブルテレビとはお金を払って契約しているので、セットトップボックスも設置してあるはず。どうしているのか、今度聞いてみよう。いずれにしても、デジアナ変換にしろセットトップボックスによる変換にしろ、地デジのメリットとして言われる「画質の美しさ」とはまったく無縁のアナログ画質ということになります。そういう人にとっては、何のための地デジだったのか、という話になります。終わってしまったこととはいえ、地デジ化狂想曲で、アナログ放送を性急に全廃して、多くの国民にテレビ買い替えかチューナー購入を強い、画質はよくなったというもののダビング10などの面倒を伴い、視聴者にとっては何も良いことのなかった地デジ化、という印象をぬぐえません。アナログ放送の周波数帯を早く空けたかったのでしょうが、アナログ停波から3年以上経って、まだその周波数帯(700MHz帯)の利用は始まっていないようです。NTTドコモは来年1月から利用開始のようですが、その周波数帯を捕らえられるスマートフォンは、わずかな機種しか発売されていません。ドコモの700Mhz LTE、対応スマホは冬春ではGALAXY Note EdgeとARROWS NXのみまして、旧機種は言わずもがなです。電波だけあっても、使える機器がなければ、実際にはほとんど利用できないのでは。そう考えると、あの早急なアナログ停波は、いったいなんだったのかと思ってしまいます。
2014.12.01
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