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夜9時を過ぎてから、宴会に入るパターンが多い。 この時間帯は、1次客の宴会が引けた頃で、メニューを注文してもそれほど時間がかからずに済む。が、肝心なメニューまでもが引けてしまっていることも多い。 今回の宴会もその一例。この店は、埼玉県出身の独身店主1人で切り盛りしている。 店内には客1人おらず、「こりゃラッキー」とばかりに席につくと、店主が腰を「く」の字に折り曲げてこちらにやって来る。 「スミマセン、今夜はおしぼりを切らしていまして...」 「いいよ、おしぼりはツマミにならないから」 「...と言いますか、お通しも切らしておりまして...」 「いいよ、お通しパスして頑張るから」 「...その上、こちらの『今夜のオススメ』のメニューにあります『刺身3品盛り』ならびに『マグロづくし』なども終わってしまいまして...。あっ、鯛の兜焼きは1人前だけご用意できます!」 「いいよ、それで。でも、生ビールはあるよね」 「ございます」 僕らはめげずに宴会をする。酒が切れなければキレることもない。しかし、小腹を満たそうとその後の2次会や3次会まで延長し、スズメの鳴き声でようやく宴会を締めるに至る輩も続出した。
2008.04.30
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隣まちに、「式三番叟」を今に伝える祭りがある。江戸時代から続く神楽で、地元の人たちが保存会を作って細々と継承している。地元でもあまり知られていない祭りで、それが幸いして一向に垢抜けていない。素朴さの極地とは、こんな地域色をいうのだろう。 そこに、垢抜けないというか、黄色いヘルメットを被った小学生が見物に訪れた。何十年も前から変わっていないような光景だ。いずれ、この子たちが神楽を舞う。 柳田國男が見たら、きっと涙したに違いない民俗色。有名な祭りになる必要もなく、見物人に気を遣うこともなく、民俗とはかくあることを願って止まない。
2008.04.29
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雪解け水が少なくなってきた山間の渓流に、竿を持たずに出かけてみた。 岸辺に立って川を見ると、川に見つめられている気がしてならない。この流れの中にいる魚を「この次に来た時は釣ってやろう」などと画策していることさえ、見破られている気がしてならない。釣りをはじめてから、そんな風にして川と向き合っている。 ふと、後ろから「お宅、遊漁券持ってますか?」という声がした。現場監視員のおじさんが、僕が釣りをしていると勘違いしたらしい。僕を見つめていたのは、川ばかりじゃなかった。
2008.04.28
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海の家を臨む新潟の浜辺に、初めてのサーフフィッシングに来た。海水浴シーズンまでしばらくの間、辺りには人影もなく、貸切独占場になっている。 後輩S君と2人、日本海の遥か共産圏の国々に向かって「えーい」とルアーをキャスト。 心なしか、僕のルアーは右寄りに飛んでいく。 さっそく来たのは、ゾンビのような顔をしたサワラ。こいつに噛まれたら、さぞ痛かろう。 気を取り直し、再びキャスト。いきなりズシーンとアタリ。後ずさりしながら釣り上げたのは、左に顔を向けたヒラメ。右寄りの国粋主義者・カレイじゃなくて良かった。千客万来初対面。S君と計測。58cm、2kgの大物だ。 「こりゃデカイっすわ。大変すわ。さっそく記念撮影をしないと、取り返しのつかないことになりますわ」。 さっそく家に持ち帰って宴会だ! 白身がヒラメ、薄紅色がイナダ。酒が進むこと進むこと。左党主義者にはたまらぬ肴だわい。そうそう、ヒラメの縁側は、右も左も美味かった。
2008.04.27
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僕は、小学校3年生のNです。きょうは、パパとお兄ちゃん、変なおじさんたちと5人で、新潟にお魚釣りに行きました。 「メタルジグ」というお魚の形をした鉄の道具を、ビューッと海に投げました。リールをクルクルと巻くと、コツコツと何かが当たりました。お魚がググッと引きました。僕は負けずにリールを回しました。 釣れたのは、サワラというお魚でした。 僕1人で10匹以上釣りましたが、隣で釣っていた「かっちゃんさん」というおじさんに、「N君のクラスには可愛い女の子いる?じゃあ、先生は?お母さんたちには?」なんて余計な質問をされなければ、もっと釣っていたと思います。 それでも、かっちゃんさんは、イナダという魚を釣ったのでご機嫌だったようです。 このお魚は、大きくなると「ブリ」という名前になるようです。「ブリが大人ならば、イナダはN君みたいな小学生」とのことでした。まるで僕を見下したような発言でした。 それに、ナマコという気持ち悪いお魚の仲間を捕まえて、「N君、これ美味いんだぜ」と僕を脅します。触ってみたら、ゴムのようでグロかったです。 釣ったサワラは、Sおじさんがさばいてくれました。 Sおじさんは、サワラの匂いが嫌いです。なので、手ぬぐいでマスクをして、お台所用のビニール手袋をして、出刃包丁を振り回していました。この格好でコンビニとか銀行に行かなくて本当に良かったと思いました。 この後、僕とお兄ちゃんとパパはお家に帰りましたが、かっちゃんさんとSおじさんは、違う場所で釣りをしていくと言ってました。その結果は、「明日アップする」とのことです。では、さようなら。
2008.04.26
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スナックが、お酒を楽しんだりカラオケに興じたりするだけの場であることに、少々疑問を抱いている。 美しいお姉さんと飲むのも結構、ママさんを口説きに通いつめるのも結構。だが、自分の欲望をはらすだけの、そんな位置付けだけではスナックがかわいそうだ。普段お世話になっているスナックの地位向上と機能強化、発展的環境整備を兼ねて、ここはひとつマージャンしかないでしょう。Yママにお願いし、第1回目の「スナック杯争奪マージャン王座決定戦」を開いた。 ほかのお客さんのカラオケ熱唱は、いつもなら会話もできない環境なのに、マージャンであれば時折大声で「ポン」とか「ロン」で済む。 半チャン3回で、僕は2位。優勝は鯉卸業者のT君だった。優勝賞品は、ビール1本という豪華さがたまらない。 スナックを出た午前4時には、空が白んできている。スズメの声を聞きながら背伸びをするなんて、なんて清々しい朝だろう。マージャンは健康作りにも効果がありそうだ。ウソだと思うなら「ロン」より証拠。お気に入りのスナックで、ジャラジャラと朝を迎えてほしい。
2008.04.25
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宴会に、オードブルの皿盛は付き物である。 中央には鳥のから揚げ、それをエビフライや卵焼き、焼き魚、カキフライなどが脇を固める。いずれも、「ささ、どうぞ1杯」のビールに合うし、好き嫌いが激しい人でもどこかに「当たり」がある。 が、僕の場合はちょっと違う。主役は何と言っても「タコさんウインナー」だ。ほかの料理は色あせる。 オードブル宴会の時は、弁当屋の女主Mちゃんがいつも特別に作ってくれる。この毒々しいまでの赤色も、僕のお気に入り。老舗の料亭や3つ星レストランでは絶対に食べることのできない逸品なのだ。 宴会中は、そんな僕のところへビールではなく、タコさんウインナーをお酌しに来る仲間が多かった。
2008.04.24
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注文していたシーバスロッドが届いた。 これは、11フィートある長めのロッドなので、これまで届かなかったポイントまでキャストできる。 ということは、シーバスだけじゃなくて、ほかの魚にも手が届くのではないかという期待も込めた。長竿は、自分の手を補ってくれる存在でもあるのだ。 11フィートといえば、3m半ば。僕の夢は、この長さの中に隠れている。
2008.04.23
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我らが釣りクラブ「小諸釣行会議所」は、「無断で釣りに行くと、きびしい処分を行う」という規定がある。これまでこの規定を破ったのは、事務局長を務める後輩S君で、始末書を提出したうえ会頭である僕から厳重注意を受けている。 後輩S君は、こともあろうに今回も無断で釣りに行き、サワラを15本釣ったと喜んでいる。無論、始末書を提出させた。 本来であれば、「3カ月間釣り禁止」の処分にするところだが、「会頭ならびに会員の皆様のために、釣り場の調査もしてまいりました」と言う。 よって、今回の処分は「今週末のサワラ釣りで、ゴルフのキャディーさんのように働け」と申し渡した。
2008.04.22
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桜が満開になったので、数年ぶりに花見がしたくなった。というより、花見酒がしたい。仲間を強引に誘い、酒を仕入れ、肴を仕入れて地元の名所となっている城址に行く。 見事な桜の下は、宴会を楽しむ人たちでにぎわっている。どこからか「あーっ、かっちゃんさん!」と僕を呼び止める酔っ払いもいる。とても煩雑な宴会場と捉えていい。 運送屋のN君が「桜もいいっすけど、人間の桜もほしいですよね」と提案。クリーニング屋のK君は、すかさず花見客の中から女性を連行しては酒を勧め、意味不明な「乾杯!」を繰り返す。 知り合いを見つけては、丁重に「オマエらの宴会場から、酒とつまみをジャンジャンもってこい」と打診したため、しこたま花見に打ち込むことができる。 通称「萬田はん」は、かつて金銭的な援助をしていた女性との再会。「おかげ様でとてもいい花見になった」と、桜の花の下で鼻を伸ばしている。 連行者の中に、「母親がスナックを経営している」と自己紹介する女性がいたため、そば屋のT君が「じゃあ、スナックで花見といきましょう」と提案。会場を移す。 スナックにはウバ桜が咲いていた。 怒り心頭に達したパン屋のK君が、カラオケを熱唱。着ている服を脱ぎながら、収まりがつかない花見の現状に体当たりしている。 僕はといえば、ほぼ予想通りの展開に心がひび割れ、春宵一刻値千金の代償を痛感するのであった。
2008.04.21
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花見をする多くの人たちは、公園に向かう。整備された場所は、駐車場やトイレなど何かと便利なのでその気持ちもわかる。が、やっぱり釣り人の僕としては、山や川岸に咲く桜がいい。 「母なる川」として位置づけている千曲川沿いにも、こんな見事な桜が咲いた。 日本一長い千曲川だが、桜の寿命は長くない。ということは、花見の宴も急がなくてはいけない。 で、一句。どこやらに酒色染みる桜かな
2008.04.20
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予想通り、中国製冷凍餃子騒ぎは、原因を解凍することができないようだ。濡れ衣を着せられた「冷凍」「中国製」「餃子」たちがフビンでならない。あれほど可愛がられてきたのに、こんなに冷たい仕打ちはない。 そんな時、僕の正義感にはラー油が注がれ、ボウボウと燃え上がる。「当店では中国製冷凍餃子を使っておりません」などと、学歴詐称をしているような店を改心させてやるのだ。 街外れに最近開店したNという店に討ち入った。この店の看板餃子は、「ごまダレ餃子」である。 やいやい、ごまダレで餃子事件を包み隠そうなどど、そんな手にはゴマかされないぜ。 だがしかし、けっこう好きな味だと思い知らされる土曜日の昼下がりであった。
2008.04.19
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先週末、初の渓流釣行でヤマメを2匹釣ったN君が、「今週末も挑戦します」という。僕はスケジュールが埋まっていて同行できないので、餌釣りの仕掛け作りを手伝った。 僕の仕掛けは、10年ほど前に郡上八幡の漁師さんに教えてもらったもので、手間いらずなわりに繊細な細工が施してある。ただ、覚えるまでが大変かも。 髪の毛よりも細いラインを相手に、N君は何度も繰り返し仕掛け作りに挑む。当然、初心者では指や手が足りなくなるので、最終的には4人がかり格闘。「いやいや、渓流の仕掛けは難しいですねぇ」と感心するN君だが、難しいのは魚を釣る方で、こちらは4人がかりで挑むわけにはいかない。
2008.04.18
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日本酒パックの景品に、「三つ葉栽培セット」が付いていたので、説明書通りに育てることにした。小さな器に土を入れ、種を蒔いて水をやるだけ。あれから10日ほどで、こんなに芽が出てきた。 なんだか、農業の楽しさを味わった気分。まあ、どんな植物も育て方は同じなんだろうけど。 で、先日買った日本酒には、「ミニトマト栽培セット」が付いていた。これも育ててみよう。少しずつ芽を出すところを見ながら、一杯やるのも悪くない。酒の肴にはちょうどいいや。
2008.04.17
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ルアーという疑似餌は、恐ろしいほど多くの種類がある。これはイカを模したルアーで、リアルでいてリアルになりきれていないところがお気に入りだ。実にイカしている。 取説によると、ホタルイカやアオリイカの子どもが群れるような時期に「効果的である」と記されている。 釣れるか釣れないかは別にして、既に僕が釣られてしまったルアーである。
2008.04.16
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50代の前半をひた走るKさんは、通風と長い付き合いで、それでも痛い足を薬で慰めながら飲み屋に通う。行き着けは、カウンターに5人も座れば満席になるHというカラオケ居酒屋。Kさんは、ここのママさんが大のお気に入りで、通風を乗り越え足しげく通っている。 「かっちゃん、今日思いがけぬ青色申告が懐に入ったから、どう?一杯」 「じゃあ、またHに行くわけ?」 「当然!ガンガン飲りましょう!」 カウンターに座ったKさんは、僕に話しかけながらもママさんを見つめている。非常にスケベったらしい視線が、狭い居酒屋の空間に広がりを持たせている。 Kさんは、青春時代に聴いたという単調なメロディーを口ずさんむ。僕は、すでに何回もこの歌を聞かされているので、ママさんが出してくれたお通しで一杯やりながら、間奏のところで適当な拍手をして時間をつぶす。これが、そのお通し。 セリとフキ味噌。春の味。子どもの頃は苦いだけの食べ物だったけど、酒を覚えてからは最高の肴になった。春の味は、Kさんの不安定な歌声のせいで余計苦くなったが、その分酒も美味しくなった。 Kさんの歌声は止まらない。僕の酒も止まらない。 おぼろげな記憶をたどれば、ママさんの呆れ顔だけが二日酔いの頭に浮かぶ。通風にならないように気をつけよっと。
2008.04.15
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大病を患っていた2人の友だちが、極めて良好な回復を遂げている。こんなにめでたいことはない。こんなに勇気付けられることはない。当初は病に押され気味だったが、今や敵をコーナーに追い詰めてノックアウト寸前にまで持ち込んでいる。 待ちに待った「快気祝」。まるで僕を励ますために、まんまと病気になって自力で回復をしてくれたようだ。気の利いた慰めの言葉よりも、おめでとうの宴を贈りたかった僕としては、これからが忙しくなるぞ。
2008.04.14
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渓流初心者のN君に、手ほどきをすることになった。 後輩S君を助手に千曲川上流部に向かう。 ヤマメの居る場所とイワナの動く場所、どこにキャストすればどこで魚が出るか。簡単な解説と指導をすると、N君がさっそくヤマメを釣り上げた。やはり、僕の分かりやすい指導が良かったのだろう。で、続けてすぐまた釣れた。僕の指導も良いが、N君のスジも良いのだろう。 その後、講師陣も実釣するが、なかなか釣れない。苦戦の末、僕が釣ったのはN君よりも小さな2匹だけ。 講師陣としての存在価値を問われることになった僕とS君は、この結果にグーの音も出ない。反省会を兼ねた昼食候補は、グーの音の代わりに「ギュー」の音が出る。 魚釣りは簡単なようで難しい。そんな現実を、牛タンとともに噛みしめた。
2008.04.13
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軽井沢という街は、アウトレットモールができてからというもの、非常に出かけにくくなった。車の渋滞がハンパじゃない。バスツアーで詰めかける観光客もいるし、2人3脚競技に打ち込むカップルも多い。かと思えば、買い物に興味を持つはずもない犬様も多くて、「きゃーカワイイ!」という称賛の言葉を求める飼主が点在している。そんなこんなで、地元の人間が気軽に「ちょいと買い物でもしよう」とはいかない境地になっているのだ。 店の中といえば、日本各地の方言のほかに、異国の言葉を呪文のように唱える人々もいて、とても落ち着かない。 この人ごみの中に飛び込む人たちは、一体何を求めているのだろう。ああ、こんな場所に来る人の気が知れない。2度と来たくはないな、と僕は来るたびに思うのだ。で、次回来る時は、川遊び用の水着を買おうと考えている。
2008.04.12
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ホタルイカをおすそ分けした叔母から、絵手紙が届いた。 腰を押えながら、苦労してすくった甲斐があった。 絵というものは不思議なのもで、描いたものには写真よりもその特徴が伝わってくる。 小さい頃、テレビのヒーローなんかを叔母にせがんでは描いてもらっていた。それは、ヒーローの顔が見たいのではなくて、1本のえんぴつから小さな世界が広がってくる魔法を楽しんでいたのだと思う。 叔母から届いた絵手紙には、小さな頃に見た魔法が健在だった。
2008.04.11
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自宅の庭は、庭師の人にいじってもらったので、どこにどんな木があってどんな花を咲かせるのかを、恥ずかしながら僕は把握していない。おかげで、突然花をつけた植物を見て一際感動することができる。 この植物も、庭の隅に植えられていて、今日になって開花を知った。 人間の手を借りずに、よくもまあ見事に咲くものだ。庭師のおじさんは、「1年中花が楽しめるようにしてやっからね」と言っていたので、今年はもう少し庭に目をやってみようと思う。 ところで、写真の植物の名前だが、「ひまわり」「たんぽぽ」「チューリップ」程度しか知らない僕にとっては、「どこのどちらさん」かさえ分からない。
2008.04.10
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昨日捕ったホタルイカを料理しよう。 まず、大きな鍋で熱湯を沸かし、ここに適量のホタルイカを放り投げる。イカの色が鮮やかな桜色になったところで、冷水にさらす。ここで、白い玉のようになった目玉は、煮ても焼いても食えないので取り除く。これでお終い。ショウガ醤油でも、ワサビ醤油でも美味しい。非常に簡単な料理だが、新鮮なので実に美味しい。 さて、1週間ほど前に仕込んだ沖漬けも、そろそろ食べごろ。こいつは、すくったホタルイカを酒、醤油、みりんで作ったタレに生きたまま漬けた代物。沖漬けは、海で仕込んだから成り立つわけで、家に持ち帰ってから仕込めば「宅漬け」になるらしい。冷凍庫で充分冷やしたので、ルイベ風の刺身といったところか。非常に簡単な料理だが、実によろしい。 締めにもう1品。日本酒を2合ほど用意。これを熱する。電子レンジを使う人もいるが、僕の場合はできるだけ火を使いたいので、専用のヤカンに入れて20秒ほど温める。俗に言う「ぬる燗」にして、お気に入りの徳利に入れてできあがり。非常にマンネリ化した1品だが、ホタルイカとの相性このうえなくよろしい。
2008.04.09
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先週、暴風と荒波の中で決行した「ホタルイカ捕り」。網で捕獲したのは、ホタルイカ2匹とカナガシラというヘンテコリンな魚1匹だけだった。これじゃ、世間様に対して申し訳が立たない。釣り人としてのスジが通らない。忘れ去りたいような惨敗を受け、その落とし前をつけに新潟へ乗り込む。 平日夜の港には、ホタルイカハンターの姿もまばら。で、海の中にはホタルイカもまばら。ふっと海面に浮いてきた魚がいたので網ですくってみると、どこかでお会いしたお顔。 また、カナガシラか。一体何の目的をもって活動しているのか、この際キッチリ説明してほしい。その後も、何のことわりもなく海面に漂うカナガシラを目撃。これじゃ、今回もきびしいかな?と思った矢先... まるで、屋台の金魚すくい会場のような光景。異常な数。網ですくっても次から次へと沸いてきて、すくった網の中が青白い光を放っている。 結局、腰が痛くなるまですくい続け、いつの間にかクーラーがいっぱいになってしまった。腰の具合も、いっぱいいっぱいだった。
2008.04.08
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穏やかな春の午後。街を散歩していて、公園に咲く満開の桜に出会ったとする。それはそれは見事な桜で、近くで花見をしている人々がいたとする。皆さんヤンヤヤンヤで盛り上がっていたとする。で、近くには「酒・タバコ」とうたうコンビニがあったとする。こんな環境下で、どう行動するか? 僕の場合は、おそらくコンビニに駆け込み、ワンカップを2本と乾き物の「貝ひも」でも買い込み、公園に戻って桜の花に「乾杯!」と小さくつぶやいて数分の花見を楽しむ。 で、そんなことを本当に実行した。それを聞いたT嬢が、「そんなに桜とお酒が好きなんですね。でしたら、これどうぞ」と、こんなプレゼントをしてくれた。 この飲み物にはアルコールは入っていないが、ウオツカで割ると美味しいカクテルができるらしい。 信州の桜はこれからが本番。桜と酒の「特製カクテルシーズン」である。
2008.04.07
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帽子は年に1、2個程度しか買わないけど、釣り用の帽子というのは種類が少なくて困る。雨風をしのぎ、不意に襲われるかもしれない釣バリやルアーから身を守ればいいだけの話だが、帽子準愛好家としてはお気に入りの一品を探し出すのには苦労している。 釣り場に行くと、「JA」だとかプロ野球チームの帽子を被っているおじさんもいるけど、僕はあいにくその資格を持ち合わせていないので、自力で探し出さなければいけないのだ。 釣りに行ったついでに、江戸川区の釣具屋さんで、こんな帽子を衝動買いした。この帽子は、僕の堅い頭にとって非常に良い被り心地だったのだ。 できれば、縫い付けられている刺繍がもう少し控えめであってほしい。僕はメーカーの宣伝マンではないので、できれば過剰宣伝「防止」を被りたいところが、市場がそれを許さない状況になっているようだ。 がしかし、業界が違えば、「○×銀行」とか「□△スーパー」とアピールするようなもの。いかがなものか?帽子と同じく頭に被るカツラだって、メーカーのロゴを付けたら売り物にはならないだろうに。
2008.04.06
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この春、頻繁に訪れている千葉県浦安沖の干潟には、対象魚シーバスのほかにも様々な生き物が生息している。東京湾は思いのほか豊かな自然と風習が残されていて、これが僕にとって大きな魅力になっている。 今回訪れた際に見かけた生き物を紹介してみよう。 これはシーバス。セイゴ→フッコ→スズキと名を代える出世魚。今回は写真に収められなかったが、ボラも釣れる。 今回は桜が散り始めた週末だったので、海面のあちこちに桜の花びらが漂っていた。海の中に腰まで浸かる「ウェーディング」は、沖合300mまで歩いて向かう。海に浮かぶ桜というのも風流である。 写真の物体は、桜の花びらとともに漂っていたアカクラゲ。全長80cmほどのやっかいもの。 これは、潮干狩りをしている地元のおばあちゃん。今回は特別「生き物」として掲載させてもらった。特筆すべきはこのイデタチで、おそらく戦前から受け継がれてきたような正装であろう。干潟にはアサリやアオヤギといった江戸前の貝が生息し、おばあちゃんの胃袋に納まっていく。 これは、干潟の魅力にとり付かれた釣り人。20人ほどいた中の1人だが、極めて上品な後姿である。いっしょにいた釣り人は、彼のことを「かっちゃんさん」と呼んでいた。
2008.04.05
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あまりコミックは読まない僕だが、このところハマッてしまったのが「包丁無宿」である。 一年中同じ服を着たイナセな料理人が、包丁をサラシに巻いて旅に出る。日本各地の料理屋を流れながら、行く先々の土地のお兄さんやお姉さんと料理勝負を展開するのだ。波乱万丈、支離滅裂、飲酒三昧、珍味万来の世界である。 で、このコミックは僕の行き着けの場末食堂Oに置いてある。ここの大将はどうもこの料理人に憧れているようだが、今ひとつ店の味に反映されていない。これがまた、場末の味を際立たせている。
2008.04.04
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先週に引き続き、ホタルイカ捕りに糸魚川へ向かう。今回は、「どーしても捕りたい」と熱意を膨らませていたN君が、子ども用の虫取り網を持参し同行。 あいにく、糸魚川は風が強く波も立っている。夜の漁港でホタルイカを寄せる明りも、時間が経つにつれ消灯するという状況。そんな中でも、何を勘違いしたのか僕らの前に2匹のホタルイカが近寄って来た。これが、最初で最後のチャンスだった。 場所を代え、今度は釣りをしようと方向転換。小さな港の一角で、何を勘違いしたのか1匹の魚が僕らに近寄ってきた。ここは、竿ではなくてホタルイカ用の網に活躍してもらおう。 見事すくったのは、カナガシラという魚。ホタルイカの代理として、赤い魚体を輝かせていた。獲物に恵まれなかった僕らを、見事すくってくれた。
2008.04.03
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学生時代、かつての「学生運動」に憧れたことがある。活動している内容ではなくて、「何かしら盛り上がっているな」と思わせる雰囲気に身を寄せてみたくなったのだ。 が、僕は政治や思想に身を投じるだけの興味を抱くはずもないので、こんな活動を手軽に楽しんでいる。 「No fishing No life」。シリコン製のバンドで、300円也。製造費用を除いたお金で、釣り場のごみ清掃やら環境保全に役立てるらしい。「釣りのない人生なんて」イコール「お釣りで釣りを守る」のだ。 難しいことはわからないけど、300円で「活動家」の気分を手に入れることができたのは渡りに舟。闘わずして立ち上がれた。
2008.04.02
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街はずれの小高い丘に、その地区を見守り続けている小さな神社がある。今年も、春の祭りの時期を迎え、大きなのぼりが風にたなびいている。 でも、かつては境内を賑わせた行事もなく、道端には露天もなく、人影もない。昔ながらの日取りに合わせて、申し分程度ののぼりが立つだけである。 春の田植えや、秋の収穫にしっかりとリンクしていた「村祭り」の灯火が、みるみる薄れていく時代になっているのだ。人口も減り、信仰心もなくなり、もはやこれが現代版の「簡易春祭り」なのか。いずれ、市町村合併のように春祭り統廃合の荒業も施されるかも。 2礼2拍手1例をして、そんな寂しい村の鎮守の神様に背を向けた。
2008.04.01
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