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受ける居酒屋というのは、何かしらのツボがある。 店の料理や飲み物が充実していればいいというわけじゃないようだし、誰がどう見ても廃屋のような店構えであっても、不思議とにぎわっているところもある。ただ、いずれも店主や従業員の人柄がカナメだろう。それが「店柄」か。 僕の住むまちで、もはや1番人気の居酒屋になっている居酒屋Sは、開店の頃から日毎に客が増え、今では恐ろしいまでの常連客を持っている。手狭になったので店を移転し、それでも手狭なのでフロアを増築。スタッフも増えたけど、女将さんやアルバイトの人の良さは、昔から変わらない定番メニューだな。 で、女将さん自慢のツクネが、新メニューに加わるというので食べさせてもらった。 女将さん並みのグラマーな肉付き。軟骨も入っていて、玉子の黄身に絡ませていただく。1串2個という食べやすさも、女性ならではの気配りか。 そんな中、奥の方で飲んでいたクリーニング屋の通称「萬田はん」がやってきた。家族5人で飲み食いに来たという。 「いやぁ、かっちゃんはん、相変わらず飲みが続きまんな。ひとつ、気張っておくんなはれ」と、Vシネマ語を並べて帰っていった。 萬田はんの縦縞スーツは、この店柄には似合わない。一方で、地味な格好をした奥さん以下子ども3人の後姿が痛々しい。ちなみに、萬田はん生き写しの長男M君は刺身のツマもすべて舐めつくし、「すんげえご馳走食べた」とご機嫌だった。
2008.10.31
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これからの釣りに求められるのは、と言っても技術や姿勢のことじゃなくて、寒さ対策である。日常生活の中で、頻繁にこんなことばかり考えていた結果、スノボ用のパンツを買うことにした。 寒い中の釣りをする時、僕はつい上着に渾身の力を注いできたが、やはり問題は足元にある。一時はモモヒキの重ね着、ホッカイロのコバンザメ貼り、女子高生のように毛布を足に巻き付ける...などの対策を考えたが、雪上ウエアで事は解決するとの結論に達した。 で、先ほど「ピンポン」が鳴り、宅急便のおじさんが届けてくれたのがこれ。 うれしくて、汗をかきながら履き続けている。
2008.10.30
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中小企業診断士をしているMさんは、千葉県出身の東京在住。「40代の大台に乗った」と正々堂々告白する独身女性である。全国各地でセミナーを開いては、7年目に入った商売をマジメに広げている。 初対面だったものの、お酒が飲めるMさんは、「あまり飲む機会がないだけで...」なんて言いながらも、僕と同じペースでビールや日本酒を飲み続けるので、嫌いじゃない口なんだろう。 で、彼女の冠になっている「ビジネスコンサルタント」という職業だが、片田舎ではとても重宝がられる。「コンサルタント」とつくものはイコール「先生」で、商売の救世主のような扱いをされる。 が、この商売も決して楽ではないんだって。黙って仕事が入ってくるわけではないので、「倒産寸前、業績悪化、社員のリストラなどで困った会社はありませんか?」と声を出さなければいけないし、営業に困ったコンサルタントのコンサルタントがいても不思議ではない業界なのだ。 さて、2次会のスナックで、Mさんは松田聖子メドレーと、アリスのメドレーを熱唱。 選曲が「40代の大台」ならではで、「選曲コンサルタント」の必要性を指摘する僕だった。
2008.10.29
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衝動買いをした。 新しいリールである。ウインターシーズンの根魚用にと、ショップの方がお勧めしてくれるので、また、つい、買ってしまった。随分安い…という理由ばかりではない。このリールで、およそ釣れる魚の数は知れているので、僕自身の衝動を巻き取るための代物といっていい。 そんな衝動相手の釣り道具が、我が家にはやけに多い。人間性を示すのには、充分な量である。
2008.10.28
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まちの公園で、菊花展が始まった。 菊の作品が700点も持ち寄られて、それを手塩にかけて育てたおじいさんたちが、満開の菊の中に埋もれている。このまま葬儀会場に移行してもおかしくない風景に、僕は毎年心を痛めている。 で、この展示会の名物は、お相撲さんの菊人形である。毎年その顔は変わらないけど、その年々の人気力士の名前が付けられている。今年は、なんとなくロシア人力士の顔に見えるから不思議。菊の香というよりも、ちょっと違った植物の香が漂って、おじいさんたちの会話をあやしく弾ませている。
2008.10.27
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早朝、有間川という小さな漁港に行く。 海が荒れていて、漁港の中しか釣りにならない。もう、そんな季節に差し掛かっている。 荒れるのは、釣果とて同じ。 んー、こんなサイズじゃ刺身にもならない。甘露煮にするのも気が引けるな。 荒れた海に別れを告げ、午前中のうちに帰宅。さっそく昼酒を飲む。昼酒は美味しい。美味しいから調子にのってしこたま飲み、胃が荒れる。生き様が荒れているかのような1日である。
2008.10.26
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1週間の東北旅行で、感動を酷使し過ぎたのか。帰宅後、疲労というよりも気持が抜けている状態が続いている。こんな状態じゃいけない。人生に示しがつかないと思い、夕方から1人新潟へ釣りに出かけた。 釣り場に着くと、不思議と気持が引き締まっている。この状態が重要だ。できれば、毎日のようにこうした心境でなくてはならない。ということは、毎日釣りをしていろということか。 なんて思っていたら、シーバスのごあいさつを受ける。こんばんは。 このシーバスは結構な抵抗をみせ、気が抜けないやりとりが必要だった。ここ数日の自分を脱皮するには最高の緊張感だな。 釣り場を代え、今度は漁港に行こう。狙いはアオリイカだな。今年はあまり釣っていないし、そろそろ大きくなってきた頃だろう。 なんて思っていたら、ズシンというごあいさつを受ける。こんばんは。 あいさつに気持がこもっていなかったのか、「気が抜けているぞ」とばかりに、このアオリイカには靴に思いっきり墨をかけられた。 さて、秋も深まると、夜釣りは冷え込んでくる。身体を温めたいなと思っていた矢先、こんな銭湯を発見。 いい感じの場末臭が漂っている。足に染み込んだイカ墨を洗い落とすべくさっそく入ろうかと思ったが、入浴道具一式を持ち忘れていた。気が抜けているな。どうも。
2008.10.25
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普段はいただくことのできない「バリウム」というものを飲まされた。 年に1度嫌々受ける健康診断だが、今年から病院が代わったことで、何も悪いことをしていないのに、「はいコレ、グッと飲んじゃってください」と勧められたのだ。 複雑な味わいは、ヨーグルトのような酸味を含んではいるものの、とても酒の肴にはならない。夜から12時間も飲食を我慢した挙句、こんなものを体に詰め込まれたのではたまったものではない。 引き続き、縦横無尽に動き回る鉄板の上に乗せられ、医師の言うがまま、なされるがままに写真を撮られた。途中で質問したが、肖像権は僕のものではないらしい。 飲食や写真撮影は、自分の好みだけで向き合うことができない場合もある。年に1度のイベントで、本当によかった。
2008.10.24
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知り合いに、「絵本の読み聞かせ会を開くので、ぜひ聞きに来てよ」と懇願されたので、渋々会場に足を運んだ。 そもそも、これだけの大人数で開いたことにビックリ。で、子どもばかりか高齢のお年寄りが多いことにもビックリ。 絵本とか本の読み聞かせって、親子や近親者とやるものだと思っていた。僕は素直な子どもじゃなかったから、「今のところもう1度読んで」とか「面白くないから飛ばして読んで」とせがんだけれど、これだけの大人数ではそんなリクエストもできやしない。これじゃ、読む方も読まれる方も窮屈だ。 読み書きが普及していなかったその昔。読み聞かせってのはプロパガンダにも使われた。政治ばかりか宗教も同様だ。なんだか、そんな光景に思えたので、絵本の内容はすべて右から左へと聞き流してきた。協調性のない僕の身体が、反射的にそう反応したのだろう。
2008.10.23
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今年2月。脳の中で血管が爆発した釣友のSちゃんが、順調に回復しているばかりか、こともあろうに結婚することになった。夜、2人が僕の家にやって来た。 死に損ないのSちゃんを伴侶として決めてくれたお相手に、「やめるなら今のうち。こんなオヤジに付き添っていてはろくなことにならない」と進言したけど、彼女はもうとっくに心を固めていた。 Sちゃんは、酒米の田植えから稲刈り、酒の仕込みまでを楽しむ「酒呑み百姓の会」というフシダラな会の代表で、「あさまおろし」という吟醸酒を作っている。その酒を持参し、みんなで目出度い人生を味わうことにした。 式のコンセプトとか、余興の中身なんかを話していると、お相手の女性の遠慮深さというか、奥ゆかしさが見えてきて、なんだかうれしくなった。 で、式は11月22日。「いい夫婦の日」だそうだ。が、「仏滅」らしい。葬式と結婚式が逆になった人生だから、ちょうどいいか。そんなところにも、お相手の女性の遠慮深さを感じたのである。アーメン。
2008.10.22
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東北を日本海沿いに北上した旅も最終日。秋田から山形、新潟へと南下し、最後は上越市の河口に到着。僕はこれからシーバスを釣ろうと思う。 この河口で僕は今年、86cmのシーバスを釣った。1週間の旅の締めくくりに、メーター級の大物でも釣ってやろう。 辺りはだんだん薄暗くなってきているし、なんか釣れそうな予感。ルアーを投げたら、ググッと生物的反応が伝わった。ほらほら、これこれ、この引きだよ、この引き。旅の締めくくりを祝う引きだな。 そのうち、最初は痛烈だった引き具合に、怪しい感触が混ざり始める。手元に来た時、それがヒラメだとわかった僕は、あまりに僕らしい締めくくりに笑ってしまった。 さて、今回の旅ではたくさんの魚と遊ばせてもらった。数は数えなかったけど、魚種でいえばシーバス、ヒラメ、カマス、キジハタ、コチ、ソイ、フグ、メバル、アイナメの9種類。いやいや楽しくて、面白くて、でもってちょっぴり疲れたな。
2008.10.21
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午前5時に開店するラーメン屋さんに来た。 由利本庄の人は本当に早起きだ。朝早くから既にお客さんが何人も来ては「大盛り中華」を頼んでいる。 僕もみなさんと同じものを注文。 あっさりしていて、チャーシューの代わりに鶏肉が入っている。 この店は、朝早いけど昼1時半には閉店するらしい。なんというフレックスタイム。あっぱれなアブノーマル営業形態だ。店主の生活スケジュール表を見てみたいもんだ。 で、僕は山形は酒田まで向かう。店主に負けないよう、今日も1日釣りを楽しもう。 酒田港で遊んでくれた魚たちをご紹介。 こんなのも釣れた。 場所を移し、最上川の河口へ。ここでは、こともあろうにルアーが釣れた。が、その釣ったルアーをくわえているのはコチだった。あっぱれな釣法である。 ついでに、これは魚じゃないけど... 秋の日は「釣る」べ落としってことで。
2008.10.20
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秋田は由利本庄に来て2日目。今日は港で小物釣りを楽しもう。 小アジねらいの家族連れやカップルに混じり、僕は1人ソフトルアーで魚と遊ぶ。 昼間からアイナメやヒラメ、ソイが面白いように釣れる。小アジは釣れないけど、これだけ釣れれば楽しいぞ。 で、夕方、地元の友人N君とMさんと居酒屋で再会。 N君は、「うちのミニアシモが入院しちゃって」という苦境の中、わざわざ出かけてきてくれた。去年と同じ苗字のまま1年が過ぎたMさんも、「風邪ひいちゃってお酒が飲めません」という困難を乗り越え参上。親戚でもないのに付き合ってくれて、すこぶるありがとう。 2軒目は1軒目の目の前にあるN君オススメの店に直行。「砂肝のから揚げ」が星3つ級の美味さ。 「いつか砂肝を釣りたいな」などと考えながら、由利本庄の夜は更けていく。
2008.10.19
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秋田県由利本庄市を流れる子吉川は、秋田の3大河川のひとつで、釣りにはもって来いの環境を有している。川岸にはトイレや水道を備えた公園もあって、旅路にある僕にとってはとても便利だ。 川岸に車を停め、一息つこう。 この川はカヌーやレガッタも盛んで、時折目の前を漕ぐカヌーを見ながら、缶ビールを楽しむ。朝から一向に魚は釣れないけど、釣れないことも楽しみのひとつだし、酒の肴にもなる。 さて、徐々に日常生活とのズレが生じてきた旅の4日目は、無性にアルコールがほしくなる日和で、昼間から近くのスーパーまで歩いて缶ビールや日本酒を買い込んできた。竿を持ち出してはいるものの、釣りをするよりも一杯飲んでいる方が気持が良くて、川岸の大漁気分を贅沢に満喫。夕方、頭痛がひどくなってしまった。
2008.10.18
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日本海北上の旅3日目。 「能代春慶」で軽快に歌われる秋田県は能代市に来た。ここを流れるのは米代川。ちょいと上流の藤里町で悲しい事件が以前にあったものの、僕はそのまた上流域で一昨年に鮎釣りをし、ちょいといい思いをさせてもらったことがある。今回の旅では、河口でのシーバス釣りを楽しもうと思う。 で、初めての道をカーナビ頼りに河口に向かうと、いつしかアスファルトがなくなり砂利道になり、またいつしか砂利がなくなり砂道になった。そこで僕の車は埋まった。 それ以上進むことも退くこともできなくなった。悲しい事件は、上流ばかりで発生するとは限らない。 保険屋のUさんに電話をすると、「人がいないような所で遊んでばかりいるからだ」と笑われた。シーバスは繁華街には生息しないので仕方ないが、車屋さんが来るにはずいぶんと殺風景な場所である。僕の標準語と秋田弁が、上手くかみ合うかも疑問である。 間もなく、地元の車屋さんは駆けつけてくれた。 「あいやー、こりゃだみだ。こんな道に入っちゃだみだ」と、厳しくも温かい言葉で注意された。 砂地から車を引っ張ると、「硬い道に車さ停めてぇ、しっかり釣ってなぁ。へばな」と、車屋さんは帰っていった。 ふと河口を見ると、米代川の1日は暮れかけていた。 近くにいた釣り人が話しかけてきた。彼は上流の阿仁町から来たとのこと。「山に住んでいると海が恋すくて」という彼から色々な情報を教えてもらったが、「いやぁ、ここのシーバスは気難すくてぇねぇ」と言う。 僕は、「ホント、箸にも棒にも引っかからないですね」と答えたが、砂地の中で箸にも棒にも引っかからなかった車の一件は、そっと伏せておいた。
2008.10.17
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山形は酒田市の最上川河口。早朝から釣っていると、上空で鳥のけたたましい鳴き声がこだましている。 どこかで聞いた声。 「白鳥の飛来で有名な山形県酒田市の最上川で、今朝までに5千羽の飛来が確認されました。例年でいうと大半の白鳥が飛来したことになります」。車に戻ってニュースを見ると、アナウンサーがタイムリーな話題を報じていた。ああ、あれはやっぱり白鳥だったんだ。 そもそも酒田の白鳥は、子どもの餌付けが発端となってその飛来数が増えてきたらしい。遠路遥々やってくる白鳥さんにとっては、実にありがたい行為だったに違いない。 釣りの後、明治の面影をそのまま残す山居倉庫を覗いた。 紅葉が始まりかけているケヤキの下で、ガイドの説明を観光客が熱心に受けている。この「ガイド」も、餌付け行為に他ならない。 白鳥の飛来地から離れた漁港に車を走らせ、ライトなタックルで釣りをする。白鳥とまではいかなくても、遠路遥々やってきた僕に対して、カマスがあいさつをしてくれた。 海の釣りで餌を使わない僕は、魚に餌付けすることができない。なのに、このカマスは人に対する思いやりの尊さを示してくれたのだ。白鳥も、他の魚も、この姿勢をぜひ見習ってほしい。
2008.10.16
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一週間の休暇をとって、日本海を北上することにした。 去年は内陸を旅したが、今年はずーっと海沿いを上る計画。朝昼夕夜は海辺で魚と戯れたいので、ホテルや旅館では時間が縛られてしまう。よって今回は、近頃ハヤリの「車中泊」でいきたい。 釣る場所は、海沿いであればどこでもできる。入浴は、沿道の日帰り温泉施設や温泉街の共同浴場なんかが狙い目か。食事や飲酒も、したい時にしたい場所でたらふくやろう。 信州から一番近い日本海は、新潟県の上越市である。 河口の遥か彼方に、虹が出ている。これからの旅を祝福しているに違いない。 山形県境に近い越後荒川。平日の真っ昼間に、釣りをしている人は誰もいない。 夕方、ようやく山形県の酒田市に着く。 「五月雨をあつめて早し最上川」の河口。シーバス釣りをしている青年に話しかける。 「どう?釣れてます?」 「セイゴのう」 これこれ、これがベリーフェイマス酒田弁だ。旅の情緒が、会話の中に染み出ている。会話を続けていくうちに、青年の言葉は徐々に標準語に変わっていく。が、文字にすれば標準語だが、イントネーションは明らかに酒田だ。これがいい。実にいい。 で、釣りの方は、幸先よくシーバスが釣れた。 この表情、どこか酒田系である。これがいい。実にいい。
2008.10.15
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明日からの日本海北上の旅に向けて、釣ったお魚を採り込むネットを買った。これはいつもの衝動買いではない。大きな魚、大きな夢を手中にするための用意周到の作戦である。 今まで使っていた網は、何度もお魚を採りこんだうえ、春先のホタルイカを大量にすくいあげた結果、グニャリと折れてしまった。先日、埋め立てごみ処理場で供養してきたが、どうしてもあの面影が忘れられず、新しいネットに手を出してしまったわけである。畳とネットは新しい方がいい。問題は、いつ使うことができるかである。
2008.10.14
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仲間が作った「小諸人エコバッグ」を入手した。 信州小諸限定のオリジナルで、最近流行りのマイバッッグに付加価値をつけた。 計5色。小さく折りたたんであるので、必要でない時は携帯に便利だ。 このところ、スーパーマーケットではマイバッグ派が幅を利かせている。石油を原料にしたレジ袋は地球にやさしくないとのこと。「NOレジ袋」を掲げながら、同じ石油でできたマイバッグで一時しのぎをしているようだ。 で、僕はこれを釣りの小物入れとしたい。自分にやさしいエゴバッグとして捉えている。
2008.10.13
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震災後の復興を目指し、「まだまだっ柏崎」のポスターや旗が並ぶ新潟県柏崎市に来た。港近くで朝から臨んだ釣りは、僕とB君がゼロ。後輩S君は海の底に沈んでいたルアーを釣っただけだった。心に開いた穴を埋めるには、食べるしかない。 柏崎に、行列ができるラーメン屋さんがある。2人はいたく興味を示すので、順番待ち覚悟で昼食に向かう。 開店間もないのに、既に行列ができている。「この行列は、3つ星を確定するに値する」と判断。15分ほどして、ようやく着席。S君は、「チャーシュー麺大盛り」。僕は「味噌ラーメンのチャーシュートッピング」。B君は「坦々麺とやきそば大盛り、それと餃子ね」。 15分の待ち時間が、「せっかくだから沢山食べてやろう」という欲をかき立てた。 量が多すぎる。店員さんが「大丈夫ですか?」と言わんばかりの顔で運んで来たのは、おそらくそのためだ。 食後、「この行列の意味がわからない」とB君。「そんなに美味しいとは思えないし、柏崎のラーメンレベルが疑われますな」と後輩S君。僕はお腹がいっぱいで、歩くのさえおっくうになっている。 そんな中、最近太り気味のために万歩計の装着を余儀なくされているB君が、近くの洋菓子屋さんへ。「口直しにちょうどいい」と甘い菓子をほおばった。およそ8人分はあろうかと思われる量を食べたのに。暴飲暴食で出世した偉人はいない。万歩計のかわりに、「万食計」を進呈したいと重う。 5時間後、僕らは直江津の寿司屋にいる。生ビールと日本酒、サワーをたらふく飲んでいる。酒の肴は、炙りあなごとカニ味噌。地魚を握った「板さんおまかせ」をつまんでいる。
2008.10.12
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僕の通った小学校は、坂の上にあるので「坂の上小学校」という。かつて、この小学校はまちの中心にあったので、郊外にお住まいの保護者からは「エリート小学校」と羨ましがられていた。 ただ、卒業後、僕は母校に1度も足を踏み入れていない。というのも、担任の先生をはじめ校長先生から当時、「君はもう学校に来なくていい」と、何度も念を押されていたためだ。 あれから四半世紀余を経過して、たまたま母校に行く用事ができてしまった。バザーをやるというのだ。どうせ、担任だった先生もどこかに飛ばされているだろうし、校長先生だってあのハゲ頭の上に丸い蛍光灯を乗せているのだから、当時の約束は反故しよう。 「オリンピックでも開いているのか?」というほどの賑わいである。 と、そこで「滑川直送のカニでーす」という掛け声を聞く。同学年のM君だ。エリート小学校OBの行く末が、カニ販売のオヤジとは泣かせるぜ。 で、周囲を見ると、同窓生が焼き鳥を焼いたり、物品の販売なんかをしている。エリート小学校のOBとしては、あるまじき行為である。「PTA」にまったく縁がない僕としては、そんな自分の立場が誇らしく思えた。
2008.10.11
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最近の高校生は、一風変わったお勉強をしているらしい。「課題研究」というタイトルで、「まちの歴史や観光地の今を学習しているんだよ」と、とある商業高校の校長先生が話してくれた。 その講師に、粉屋のOさんが招かれ、観光地ガイドをした。 まるで小学校4年生の社会科見学のようだが、高校生レベルだから目的が違うという。「高校生版の観光ガイド」を養成するのだそうな。怪しいオヤジに絡まれなくちゃいいけど。 で、Oさんが「かっちゃんもガイドしてやってよ」と僕を誘った。 観光にはうとい僕である。「無理無理、できるわけないよ」と断ったが、Oさんは「昼ではなくて、夜のガイドをお願いしたい」のだそうだ。ずいぶんと高くつきそうなガイド依頼である。で、僕はけっこう乗り気である。
2008.10.10
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クリーニング屋のKクリ君が、「焼き鳥が食べたい」というので、近くの焼き鳥Tに向かった。 焼き鳥Tは休みだった。仕方ないので、違う焼き鳥屋さんで1杯。しかし、当初の計画が変更になったことで、僕らのたがが外れた。 「次どうします?」 「この際、焼き鳥!」 2軒目は、Nという極少メニューが売りの居酒屋に入る。先客3人でほぼ満席。名物のモツ焼きを食べる。 相変わらず、いい味出してるな。 で、Kクリ君が「次、どうします?」 「おばけ屋敷で一休み」 3軒目は、Yママが客を脅かす通称「肝試しスナック」に向かう。いい感じで酔っ払う。 「次、どうしましょ?」 「この際、焼き鳥!」 4軒目は、再び居酒屋Nへ。マスターも、さすがに驚いている。適度に飲んで、店を出る。そろそろ帰ろう。 「で、次はどうします?」と、Kクリ君。そこへ、知り合いの居酒屋若女将と会う。「かっちゃんさん、この辺でカラオケができる店知りませんか?」 ずいぶん酔っ払ったお客さんを肩に担ぎ、困った顔をしている。 「この際、肝試しに行きましょう」 5軒目は、1時間前まで居たスナックOに逆戻り。まるで、2店の客引きをしているかのような僕とKクリ君は、すでに会話ができない状態に陥っていた。 デジカメに、その後の状況が収められたいた。おそらく、どこかの通行人が撮ってくれたに違いない。若干、お見苦しい2人である。
2008.10.09
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観光のお仕事をしているKちゃんが、今月いっぱいで職を辞するという。 Kちゃんが職に就いたその日のうちに、携帯番号のやりとりをした僕としては、ちょっと残念。30歳を過ぎてからの挑戦だっただけに、彼女もそれ相応の覚悟で仕事に臨んだのだろうけど、同じ覚悟で次の仕事に励んでいただきたい。 と、夜も遅くにそんなことをスナックOのYママと話していた。いっしょに飲んでいた通称・萬田はんも、「いやぁ、そうは言ったって女の職探しは大変っすよ。オレがパパになるぐらいの稼ぎがあったらなぁ」と不潔な発言を差し込んでくる。 そこへ、話題のKちゃんがご来店。萬田はんは、「パパ」になりきってデュエットを始めた。 一時のパパを味わう萬田はんはご機嫌で、嫌々歌わされるKちゃんは表情が固い。 さて、そんなことは差し置いて、いっしょに飲むからには明日を見据えて前向きにいこう。「明日という字は明るい日と書くんだよ」などとオヤジ臭いことを言いながら、「明日も元気にいこう」ということで、店内全員集合で乾杯。 で、帰宅したのは、その「明日」になっていた。
2008.10.08
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とあるhonda系の会社の応接室。壁に、あまり上手くもないような色紙が飾られていた。 「これ、会社のクラブ活動の作品?」 「いえいえ、創始者・本田宗一郎の直筆です!」 「成功は、反省と努力」 数々の名言を残した本田さんは絵も好きだったらしい。柳の枝に向かってカエルがジャンプしている。 「どう見ても、上手くないよね」 知り合いのスタッフは、困った顔をしている。ここはフォローだ。 「反省と努力ってのがイイね。泣かせるよね」 知り合いのスタッフは、なお一層困った顔になっていく。 帰宅後、hondaから1通の手紙。僕の釣行車のリコールの通知だった。困った顔をしていた知り合いのスタッフが、柳の枝に飛びつくカエルに思えた。
2008.10.07
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木曽の旧山口村は、文豪・島崎藤村の生まれ故郷で、僕の住むまちと「姉妹都市」という怪しい関係で結ばれていた。ところが、岐阜県の中津川市と結婚。苗字が「長野県」から「岐阜県」に変わった。 それでも、同じ「島崎藤村」という親戚を持つ身として、今でも疎遠な関係を時折確認しあっては、ただれた過去を共有している。 年に1度、「食」をテーマにしたまちのイベントがにぎにぎしく開かれた。僕は色々とお手伝いがあって参加。そこに、中津川に嫁いだ姉妹都市がやってきた。木曽名物の五平餅を売るという。 慣れない土地で五平餅を販売するおばさんたちが、遠慮がちに、かつせっせと焼いている。が、気の毒なくらい通行人の反応が悪い。 「近くの親戚より遠くの他人」に抵抗がある僕は、それでもこの甘さ際立つ姉妹都市関係を存続させるべく、遠慮がちに1本を買い求めた。姉妹都市の味は、甘さの中にほろ苦さを残していた。3分後、胸焼けを引き起こし、甘いものが苦手な自分を思い出した。
2008.10.06
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陽が沈んでから、そぼ降る雨を押し切ってため池に出かける。どういうわけか、ブラックバスを釣りたいという4人が集まり、こんな天気の、こんな時間に釣りをすることになったのだ。 うち2人は初心者である。暗い中で、釣りを教えられるわけもなく、30分ほど雨に当った後に終了。 冷えた体を温めるには、ガソリンが必要だ。というか、この天気に、この時間に釣りをしたのは、実はそのためでもある。酒を美味しく飲むには、それなりの準備が必要なのだ。 で、酒の肴は、「今夜はなぜ釣れなかったか」とか、「実は子どもの頃に...」という昔話である。ああ、これも釣りのうちなんだな、と感じる熱燗の湯気である。
2008.10.05
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先輩Yさんのお誘いを受け、寿司屋の宴会に顔を出した。ちょうど店の横で、薪能のイベントが開かれていて、皆さんはその帰り。僕は能に関心はあるものの、まちのお偉いさんたちに会うのがイヤでそのイベントはパス。 参加者の中に、陶芸家の掌楽翁がいた。「おお、久しぶり!釣りやってる?」 「当然。先生は?」 「だって、かっちゃんが誘ってくれないから行くわけないでしょ」 翁は、僕のクラブの特別顧問に就任していることを未だに覚えていて、「フナやろうよ、フナ。面白いよ。特別顧問が直々に手ほどきするから」と身を乗り出す。 僕は、フナには関心があるものの、池のお偉いさんたちに会うのがイヤで、これまでずっとパスしてきた。が、 「あっ、そうだ。僕の持ってる□□作のへら鮒竿あげるよ。カッコイイよ。名作だよ。どう?」 もちろん、いただきます。へら鮒釣りにも同行いたします。こんなに早く、へら鮒の世界に近づこうとは…
2008.10.04
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行き着けの居酒屋Sに、2階ができた。大きな座敷と若干のカウンターだった1階と違い、2階は個室で仕切られている。ないしょ話には持って来いの空間で、「それじゃ試しに」と、さっそく男4人で秘密の会議をすることになった。 秘密結社のような雰囲気で、何だか悪いことをしているような気分にもなるから不思議だ。おそらく、男4人が密室に閉じこもる行為が、おかしな精神状態へ導くのであろう。 と、そこへ新人定員のKちゃん登場。 料理を運んでみたら男だけの怪しい空間、と思えばいきなり住所、氏名、年齢、家族構成などを尋問され、挙句の果てに写真撮影まで強要され、Kちゃんにとってこの職場はまるで「取調室」であった。
2008.10.03
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スーパーやコンビニで、景品付きの商品に「つい」手が出てしまう。冷蔵庫に貼るマグネットや小物ケース、バッグなんかが、僕の家にはふんだんにある。使わなくてもうれしくなっちゃうのだ。 そんな折、スーパーで「ペットボトル4本でもれなくプレゼント」と書かれたポスターを発見。ただ、それはアンパンマンのショルダーバッグで、さすがに気が引けた。それでなくても景品の活用率が低い僕なのに、アンパンマンは活躍の場が一切ないに等しい。 でも、買ってしまった。 釣具の小物入れにでもしようと思っている。で、バイキンマンも揃えたくなっている現在の心境である。
2008.10.02
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噴煙なのか、はたまた「浅間降しの雲」なのか。久しぶりに顔を出した浅間山の頂上を、白い綿菓子が渦巻いていた。 ふるさとの山というのは、毎日見ていても飽きないものだ。山歩きはあまりやらない僕だが、こんな浅間山を見ると心が動く。今度の休日には、ちょいと登ってみようかな、車で。
2008.10.01
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